JPH0220628A - ディスタックフィーダ - Google Patents

ディスタックフィーダ

Info

Publication number
JPH0220628A
JPH0220628A JP16929188A JP16929188A JPH0220628A JP H0220628 A JPH0220628 A JP H0220628A JP 16929188 A JP16929188 A JP 16929188A JP 16929188 A JP16929188 A JP 16929188A JP H0220628 A JPH0220628 A JP H0220628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blanks
holding device
blank
front stopper
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16929188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0763783B2 (ja
Inventor
Fumiaki Umezawa
文明 梅澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP63169291A priority Critical patent/JPH0763783B2/ja
Publication of JPH0220628A publication Critical patent/JPH0220628A/ja
Publication of JPH0763783B2 publication Critical patent/JPH0763783B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プレス機械にブランクを供給するディスタラ
クツフィーダに関する。
[従来の技術] プレス機械の生産性向上と自動化にディスタツクフィー
ダが広く利用されている。
かかるディスタツクフィーダは、複数のブランクから1
枚のブランクを取出して、これをプレス機械側へ供給す
るものである。
従来のディスタツクフィーダは、複数ブランクを保持す
る定量ホールド装置と、この定量ホールド装置に保持さ
れている複数ブランクから1枚のブランクを分離するブ
ランク分離装置と、分離された最上位の1枚ブランクを
バキュームカップ等により吸着して取出す吸着装置と、
下方から定量ホールド装置に複数ブランクを押上げるリ
フトシリンダ装置とから構成されている。また、分離装
置は複数のマグネットをディスタツクセンタを挟み対向
配設した構成とされているのが一般的である。
したがって、リフトシリンダ装置によって押上げられた
ブランクは、定量ホールド装置で保持され、かつ分離装
置によって1枚づつに分離される。
しかる後に、吸着装置が分離された最上位の1枚ブラン
クをプレス機械側に引渡すに適宜な位置へ移送すること
ができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のディスタツクフィーダには、
次のよう多くの問題点を有していた。
すなわち、定量ホールド装置9分離装置を予め所定位置
に設けておいても、複数のブランクが格納されたパレッ
トを、所定位置に位置づけ停止することは相当困難であ
る。性能上、分離装置の各マグネットとブランクとの隙
間を小さく設定する必要があるためである。
したがって、かかる状態を放置したままで、ブランクを
リフトシリンダ装置で押上げると、衝突により定量ホー
ルド装置や分離装置を破損させることがある。
また、このような機器破損を防止するために、リフトシ
リンダ装置で押上げられるブランクの位置やブランクの
形態に応じて、定量ホールド装置。
分離装置を都度に位置調節しつつ交換することは、交換
作業に過大な労力を要しかつ設備経済の負担や保管スペ
ースが過大となってしまい、結果としてプレス加工の生
産性を低下しコスト高となる。
なお、上記交換作業容易化のために、例えば実開昭56
−6531号公報に開示された如く、定量ホールド装置
と分離装置とを走行可能なフレームに組立てておき、他
所において交換することが実施されているが、これとて
加工するブランクの形態に応じた多数の定量ホールド装
置等を準備しておかなければならないので、設備経済の
負担は大きく抜本的対策といい難い。特に、多種多様な
形態のブランクをプレス加工する現今要請を満足できな
い。
また、分離装置の複数マグネットを、定量ホールド装置
に保持されているブランクに小さな隙間をもって設定す
る場合、せいぜいリフトシリンダ装置と吸着装置とで上
下から複数ブランクを挟持するだけである。したがって
、各マグネットの強力磁力によって複数ブランクの全部
又は一部が水平方向に位置づれしてしまうという問題も
ある。
さらに、定量ホールド装置と分離装置とは、対象とする
ブランクの形態に応じて設定する、つまり上記公報開示
の如くフレーム等に固着されているのが一般的である。
したがって、複数のブランクを一旦ホールド装置に支持
させた後に、金型交換や生産個数の変更があった場合、
定量ホールド装置に残存したブランクを回収することが
至難であった。
ここに、本発明は、上記問題点を解消するもので、定量
ホールド装置に迅速かつ正確にブランクを供給できると
ともにブランクを位置づれさせないでかつ所定隙間をも
って分離装置を迅速に設定でき、プレス機械へのブラン
クの円滑供給を保障することのできるディスタツクフィ
ーダを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、定量ホールド装置に供給する以前にブランク
の位置規制を行なうセンタリング装置等を設ける、とと
もにこれらセンタリング装置等で定量ホールド装置に保
持された後のブランクに分離装置の磁気力に抗する横方
向力を付加して、分離装置を正確かつ迅速に設定できる
ように形成したものである。
すなわち、ディスタツクセンタを挟み対向配設された複
数のマグネットを有する分離装置と、マグネット間に積
重ねられた複数ブランクを保持する定量ホールド装置と
、分離されたブランクを吸着して中間搬送手段に引渡す
吸着装置とを備えたディスタツクフィーダにおいて、 フロントストッパとこのフロントストッパに複数ブラン
クを押圧して前記定量ホールド装置等に対する複数ブラ
ンクの位置規制を行なうセンタリング装置とをディスタ
ツクセンタを挟み対向配設し、 該フロントストッパとセンタリング装置の押圧部材との
各一部分を前記定量ホールド装置の上方に突出するよう
に形成するとともに各一部分をディスタツクセンタに対
して離隔接近可能に構成し、前記目的を達成する。
[作用] このような構成の本発明によれば、フロントストッパと
センタリング装置により位置規制を行なった後に、定量
ホールド装置へ複数ブランクを押上げるので、機器破損
を防止し正確な位置でブランクを供給できる。
また、これら装置の抑圧部材等の定量ホールド装置内に
突出させた各一部分で、保持された複数ブランクを横方
向力で押え付けることにより、ブランクに位置づれを発
生させることなく分離装置を迅速・正確に設定すること
ができる。よって、円滑で安定したブランクの供給を達
成できる。
[実施例] 以下、本発明に係るディスタツクフィーダの好適な一実
施例を図面を参照にして詳細に説明する。
まず、本ディスタツクフィーダの利用面と本来的機能面
とを把握するために、本実施例におけるブランク供給装
置の概略を述べる。
第8図において、ブランク供給装置は、大別してデイス
タックフィード手段60と中間搬送手段94とからなり
、トランスファプレス100にブランクを1枚づつ所定
タイミングごとに供給する。
デイスタックフィード手段60は、複数のブランクWを
補給する補給位置CからディスタツクセンタP1に水平
移送するチェーンコンベア方式の移送装置61を有し、
補給位置CにはブランクWを昇降可能なりフタロ2とデ
ィスタツクセンタP1に昇降可能なリフトシリンダ装置
63が設けられている。また、ディスタツクセンタP1
を中心にフロントストッパ調整装置10とセンタリング
装置30が対向配設されている。また、これら装置10
.30の上方側にはブランク定量ホールド装置70.ブ
ランクの分離装置80とが設けられている。
デイスタッタセンタP1に沿って昇降可能なバキューム
カップからなる吸着装置91は、分離装置80で分離さ
れた最上位の1枚のブランクWを搬送ラインLに保持す
るものである。
2枚検出装置92は、搬送ラインL上において、吸着装
置91に保持されているブランクWの枚数が2枚以上で
あるか否かを検出するもので、2枚以上であると検出し
た場合には2枚排出機構93に駆動信号を与えるもので
ある。
したがって、補給位置Cからリフタ62.移送位置61
を用いて補給されたブランクWは、リフトシリンダ装置
63で図で上方に持上げられ、フロントストッパ調整装
置10とセンタリング装置30との協働によって位置合
せされる。その後に、定量ホールド装置70にホールド
されかつ分離装置80によって1枚づつ離隔分離される
。この実施例の分離装置80は、複数のマグネット81
を含み形成されている。
磁力分離された最上位のブランクWは、下降してぎな吸
着装置91のバキュームカップにより吸着され、搬送ラ
インLに引上げられる。ここで、2枚検出装置92が作
動して吸着されているブランクの枚数をチエツクする。
1枚である場合には、中間搬送手段94によって、トラ
ンスファプレス100(図で101はトランスフィード
手段、102は金型、103はボルスタである。)、に
ピッチ搬送される。
すなわち、中間搬送手段94は、一定ストロークで往復
移動する移動体95とバキュームカップ97を搬送ライ
ンLと保持部材99との間を昇降させる昇降体96と吸
着装置91に吸着されていたブランクWを挟持するグリ
ップジョー98等から構成されている。したがって、デ
ィスタツクセンタP1から最終アイドルステージセンタ
P5のの各アイドルステージセンタP2.P3.P4ご
との所定ピッチでブランクWを搬送できる。最終アイド
ルステージP5からプレス第1ステージセンタSまでは
トランスファフィード手段101によって運ばれる。
ここに、本発明におけるディスタツクフィーダ60の技
術特徴事項は、定量ホールド装置70等に対する複数ブ
ランクWの位置規制をして押上げられた複数ブランクW
と定量ホールド装置70等との衝突を回避し、それら機
器の破損を防止するためにフロントストッパ11とセン
タリング装置30とを対向配設している。
また、フロントストッパ11とセンタリング装置30の
押圧部材32の各一部分を定量ホールド装置70の上方
に突出させ、かつディスタツクセンタP1に離隔接近可
能としてホールドされている複数ブランクWに横方向力
を加えてブランクの位置づれを無くし、強力マグネット
81を有する分離装置80のセットを迅速かつ正確に行
えるよう構成したことである。
さらに、フロントストッパ11は、ディスタツクセンタ
P1に対して位置調整可能とするためにフロントストッ
パ調整装置10の一部を形成するものとし、かつフロン
トストッパ11は、所定の衝突力に耐える構造として、
移送装置61により積重ねられたままの複数ブランクW
を横移送できるようにする、とともに複数ブランクWの
ディスタツクセンタP1に対する位置精度の向上ができ
るようしている。
以下、かかる主要構成要素を分脱する。
フロントストッパ調整装置10は、第1図〜第5図に示
される如く、大別して押圧部材12と爪部材16と駆動
制御i構と受圧手段とを機枠29−1に取付けな構成と
されている。
すなわち、押圧部材12は、ディスタツクセンタ(位置
)Plに平行に立設され、その表面は基準面(フロント
ストッパ)11を形成するとともに定量ホールド装置7
0(8個の爪部材71)の上方に一部分12Uが突出す
る形態である。但し、この一部分12Uは、下側(12
D)と分割して製作便宜を図ることができる。
かかるフロントストッパ11は、移送装置61で横移送
されてきた積重ね複数ブランクの先端側を衝突させ、そ
のブランクWのディスタツクセンタP1に対する位置を
規制する役目を持つ。したがって、その衝突力を受ける
受圧手段としてシリンダ装置28が設けられている。シ
リンダ装置28は、機枠29−1と一体のブラケット2
9−2に取付けられている。また、ブランクWがフロン
トストッパ11と衝突したことを検出する当接検出器1
5Dを作動させるための作動バー15が設けられている
。この作動バー15は、押圧部材12の支軸13に回転
自在に装着されかつ下端がフロントストッパ11より図
で左方向に突出する。
突出量は図示しないバネとストップピン14で規制され
る。
また、爪部材16は、定量ホールド装置70の負荷を軽
減し、さらには、生産計画変更等があった場合に、定量
ホールド装置70内に残置する複数ブランクWを回収す
ることができるように形成されている。
すなわち、爪部材16は、定量ホールド装置70を形成
する爪部材71と同様な形態とされ、押圧部材12に支
軸19を介して回動可能に装着されている。また、バネ
18で付勢されかつ所定姿態となるようにリミットビン
17で係止されていれる。また、爪部材16の先端側は
フロントストッパ11よりもディスタツクセンタPl側
に突出し、上面は水平である。したがって、第1図にお
いて、下方から押上げられた複数ブランクWは、バネ1
8の付勢力に抗して爪部材16を右回転させつつ、さら
に上方に押上げられる。そして、バネ18の付勢力で再
び所定姿勢となった爪部材16により当該ブランクWは
支持される。すなわち、爪部材16は、アンチバック方
式により押圧部材12に装着されている。
ここに、爪部材16は、第2図に示す如く、4組が設け
られている。
駆動制御機構は、フロントストッパ11をディスタツク
センタP1方向の所望位置に位置決めするもので、第1
図に示す如く、一対のスクリュー25.25の進退動に
よって駆動制御される。
各スクリュー25は、ブラケット29−2に回転自在に
装着された鹸ネジ回転体22により駆動される0両雄ネ
ジ回転体22.22は、スプロケット23.23に渡張
されたチェーン24で同期回転される。駆動源は第1図
で下側の雌ネジ回転体22にギヤ機構21を介して連結
されたモータ20である。各スクリュー25は、球面軸
受27を介して押圧部材12に連結されている。なお、
23は送り量検出用の光学円板である。
したがって、図示しない適宜な制御回路でモータ20を
回転制御し、ギヤR横21等を介して両鏡ネジ回転体2
2を回転させれば、スクリュー25を進退動できる。進
退動の変位量は、光学円板23からの回転量を該制御回
路にフィードバックして正確にコントロールされる。こ
こに駆動制御機構は、機枠29−1の一部たるブラケッ
ト2つ−2に対してフロントストッパ11を定量的に進
退動させることができる。
なお、大幅な進退動を要する場合には、機枠29−1自
体を車輪3.3を介して機体(レール2)に対し移動さ
せかつ固定できるように形成されている。つまり、機体
に対する粗位置は機枠29−1の固定位置により定まり
、この機枠29−1(ブラケット29−2>を位置基準
としたフロントストッパ11の位置は、駆動制御機構の
微調整により行われる構成である。
次に、センタリング装置30は、第1図、第2図、第6
図、および第7図に示される。
基体43は、車輪3.3を介してレール2に往復移動可
能に装着されている。この基体43の前端部分に抑圧部
材32が設けられている。なお、押圧部材32は、機能
強力発揮上、定量ホールド装置70の上方に突出させた
上部32Uと下部32Dとの2分割型とされている。
まず、押圧部材32全体は、機体に装着されたスクリュ
ー41をギヤa構40を介してモータ39により回動さ
せることにより、進退動される。
モータ39の回転M御は、図示しない制m回路(フロン
トストッパ調整装置10の制御回路と同等)により行な
われ、光学円板42を用いたフィードバック制御とされ
ている。
したがって、該制御回路により機体43を往復動制御す
れば押圧部材32を形成する上部32U(押圧面31U
)の位置決めができる。
一方、下部32Dは、基体43に対して定ストロークだ
け往復動できる。すなわち、下部32Dは、基体43に
摺動自在に案内された一対の案内ロッド47,47に支
持され、シリンダ装置44(シリンダ45.ロッド46
)により駆動される。
ここに、押圧部材32の下部32D(押圧面31D)は
、ブランクWを定量ホールド装置70に供給する以前に
、フロントストッパ11と協働し、ブランクWに横方向
の押圧力を加えて、テーブル64上におけるブランクW
の姿勢つまり定量ホールド装置70に対する位置調整を
するときに用いられる。
その上部32U(抑圧面31U)は、定量ホールド装置
70に支持されている複数ブランクWに押圧部材12の
上方に突出した一部分12Uと協働して横方向力を加え
る。分離装置80の強力マグネット81を設定するとき
にブランクWが位置づれしないようにするためである。
また、押圧部材32には、バネ37とリミットピン36
とで位置規制された爪部材35が設けられ、爪部材35
は支軸38に回転可能に装着されている。
この爪部材35は、フロントストッパ調整装置10の爪
部材16と同様にアンチバック方式と形成され、第2図
に示す如く、2組を定量ホールド装置70の爪部材71
.71間に位置するように配設されている。
また、本実施例における分離装置8oは、第2図に示す
如く、左右各3組と幅方向一対の計8個のマグネットs
t、st、・・・を有し、各マグネット81は、各ベー
ス83に進退動自在とされがっハンドル84.傘歯車8
5等を含み形成された角度設定機構82により軸86を
中心に回動され、ブランクWの輪郭に応じた角度に設定
されるように形成されている。
したがって、各マグネット81を予め当該ブランクWの
輪郭に合うように設定しておき、−旦、各マグネット8
1をブランクWに当接させ、しがる後に各マグネット8
1を例えば7mmだけ後退させてロックすることにより
、分離装置80の設定が完了される。
一方、定量ホールド装置70は、上記分離装置80内に
所定量(枚数)のブランクWを支持して置くもので、各
マグネット81の表面から突出するように各マグネット
81の保持体に装着されている。
この装置70は、第1図に示す如く、爪部材71とこの
爪部材71を回転可能に支持する支軸74と爪部材35
の所定姿態を保持するためのバネ73およびリミットピ
ン72とから形成され、マグネット81の数の同数が設
けられている。
かかる爪部材71等は、フロントストッパ調整装置10
の爪部材16等およびセンタリング装置30の爪部材3
5等と同−構造とされ、かつ各爪部材16,35.71
は同一高さとなるように取付けられている。
[作用〕 以下に本実施例の作用を説明する。
まず、フロントストッパ調整装置10の基準面つまりフ
ロントストッパ11の位置を設定する。
設定位置は、移送装置61で横移送されてきたブランク
Wの先端がフロントストッパ11に当接したときに、当
該ブランクWがディスタツクセンタP1に対して所定の
位置になるよう選定される。
ここで、移送されてきた複数ブランクWがフロントスト
ッパ11に当接されると、当接検出器15Dが作動して
移送装置61を停止する。したがって、複数ブランクW
は、ディスタツクセンタP1に対して所定位置に停止さ
れる。ここに、パレットを用いずに複数ブランクWを積
重ねられたままの状態で所定位置に供給することができ
る。
次に、リフトシリンダ装置63を作動し、テーブル64
で複数ブランクWを調整位置(第1図で2点鎖線でWl
と示す)まで押上げる。
続いて、センタリング装置30のシリンダ装置44を作
動させ、抑圧部材32Dを第1図で右方向に押出し、そ
の押圧面31Dでテーブル64上の複数ブランクW1へ
横方向力を加える。ブランクW1は、フロントストッパ
11との間で姿勢が正される。その後に、シリンダ装置
44を元の位置に戻す。
さらに、リフトシリンダ装置63によりテーブル64を
押上げる。複数ブランクの最上位が、定量ホールド装置
70の爪部材71を、支軸74を中心に回動させる。フ
ロントストッパ調整装置10の爪部材16およびセンタ
リング装置30の爪部材35も同様に回動される。さら
にテーブル64を押上げ、複数ブランクの最下位が各爪
部材71.16.35よりも上方に到達したことを確認
し、その後にテーブル64を下方に引降す。
ここに、複数ブランクは第1図の2点鎖線で示したW2
の位置となる。すなわち、定量ホールド装置70によっ
てホールドされ、下方には落下しない、各爪部材16.
35は、定量ホールド装置70の負荷を軽減し、また、
複雑形態のブランクを安定保持するに有効である。
そして、センタリング装置30のモータ39を制御して
押圧部材32UをさらにディスタツクセンタPl側に微
量かつ正確に押出し、複数ブランクW2をフロントスト
ッパ11の一部分12Uに押付ける。複数ブランクW2
は、一部分12Uと押圧部材32Uとの間で圧挟され位
置固定される。
少なくとも他の外力により複数ブランクW2の全部また
は一部が水平方向に位置づれすることはない。
かかる状態において、分離装置80を設定する。
すなわち、予め角度調整された各マグネット81を一旦
ブランクW2に当接させ、この状態から例えば7mmだ
け後退させる。したがって、各マグネット81は、定量
ホールド装置70に保持されたブランクに対して、等し
く7mmだけ隙間をもつ。
この場合、各マグネット81の磁力が大きくともブラン
クが位置づれすることはない、引続き、モータ39によ
り押圧部材32Uをブランクから離反するように引戻す
と、複数ブランクは、分離装置80によって磁力的に分
離される。
そして、分離された最上位の1枚ブランクは吸着装置9
1で吸着され、中間搬送手段94に引渡される。
なお、定量ホールド装置70で保持されたブランクを、
フロントストッパ11の一部分12Uと押圧部材32の
一部分32Uとで横方向力により圧挟する前に、従来通
り吸着装置91のバキュームカップ等を下降させるとと
もにテーブル64を上昇させて上下方向の力でブランク
を押さえておいてもよい。
しかして、この実施例によれば、フロントストッパ調整
装置10(フロントストッパ11)とセンタリング装置
30とを対向配設し、定量ホールド装置70に支持させ
るに先立って複数ブランクWの位置規制乃至調整を行な
う構成であるから、ブランクWと定量ホールド装置70
等との衝突が防止され円滑なブランク供給ができる。
また、フロントストッパ(基準面)11と押圧部材32
U(押圧面31U)は、ともにディスタツクセンタP1
に対し離隔接近可能に形成され、かつ移送装置61と定
量ホールド装置70との間でブランクの位置を正すこと
ができるから、従来の如く定量ホールド装置70や分離
装置80を各ブランクごとに枠体に固定し、ブランクに
応じてその枠体を交換する煩わしさや設備重複が避けら
れ、かつ多種多様なブランクを供給できる適応性の広い
ものとなる。
また、ラトントストツパ11の一部分12Uと押圧部材
32の一部分32Uとは、定量ホールド装置70(爪部
材71)の上方に突出す構成とされ、かつ各一部分12
U、32Uはディスタツクセンタに離隔接近可能に構成
されているので、定量ホールド装置70に保持されたブ
ランクを、マグネット81の強力磁力に影響されずに、
安定保持できる。したがって、分離装置80の設定を迅
速かつ正確に行える。
また、フロントストッパ調整装置10は、フロントスト
ッパ11をモータ制御により微小かつ正確に位置づけで
き、また、車輪3を介して機体(レール2)に対する粗
大位置調整ができるから、多様形態のブランクWにも適
用できる。しかも、受圧手段としてのシリンダ装置28
が設けられているので、パレットを排除して積重ねられ
た複数ブランクWをそのまま移送し、かつ正確に位置決
めできる。これにより、移送装置61やディスタツクセ
ンタP1周りの制御機器等を一層簡素化でき、また設置
スペースを挟小とすることができる。
また、センタリング装置30は、押圧部材32(32U
、32D)をモータ制御により微小かつ正確に位置決め
でき、かつ下方側押圧部材32Dのみをシリンダ装置4
4で所定ストロークだけ出没可能に構成したので、定量
ホールド装JI1.70への供給に先立つブランクの位
置規制と、分離装置80の設定のためのブランクづれ防
止とを能率良く行える。
さらに、押圧部材12(フロントストッパ11)、押圧
部材32 (32U)に爪部材16.35を設けている
ので、定量ホールド装置70の負荷を軽減できるばかり
か、異形ブランクをも安定して保持することができる。
さらにまた、フロントストッパ調整装置10および定量
ホールド装置70の爪部材16.35は、マグネット8
1とともに進退動する定量ホールド装置70の爪部材7
1に代って適量の複数ブランクを保持できるから、上記
手順を逆手順により、−旦、定量ホールド装置70に支
持されたブランクWを再びテーブル64に載置させ移送
装置61へ回収することができる。
なお、フロントストッパ調整装置10のフロントストッ
パ11を形成する押圧部材12は、一体成形としたが、
センタリング装置30の押圧部材32を32Uと32D
との分割型に形成したと同様に、下方側の一部分(12
D)と上方側の一部分12Uとに分割型と構成してもよ
い、また、押圧部材32Uと32Dとを一体に構成して
も実施できる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかの通り、本発明はフロントストッ
パと協働させるセンタリング装置で複数ブランクの位置
規制をした後に定量ホールド装置へ供給し、かつ定量ホ
ールド装置に保持されている複数ブランクを横方向力で
押圧挟持できる構成としているので、機器の破損を招く
ことなく複数ブランクを供給できるとともに定量ホール
ド装置や分離装置を簡素化しつつ多種多様なブランクの
供給に適用できる。また、分離装置の設定を正確かつ迅
速に行え、迅速で円滑なデイスタックフィードを達成で
きる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す正面図、第2図は同じく
平面図、第3図〜第5図はフロントスツバ調整装置の構
成要素を示し、第3図は駆動制御機構を拡大した図、第
4図はフロントストッパの正面図、第5図は上下スクリ
ューを同期回転させる場合を説明するための図、第6図
はセンタリング装置の平面図、第7図は同じく正面図お
よび第8図は本実施例のブランク供給装置の全体構成図
である。 10・・・フロントストッパ調整装置、11・・・フロ
ントストッパ(基準面)、12・・・押圧部材・、12
U・・・フロントストッパ(押圧部材)の一部分、30
・・・センタリング装置、32・・・押圧部材、32U
・・・押圧部材32の一部分、60・・・デイスタック
フィード手段、61・・・移送装置、62・・・リフタ
、63・・・リフトシリンダ装置、70・・・定量ホー
ルド装置、80・・・分離装置、81・・・マグネット
、91・・・吸着装置、94・・・中間搬送手段、10
0・・・トランスファプレス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスタックセンタを挟み対向配設された複数の
    マグネットを有する分離装置と、マグネット間に積重ね
    られた複数ブランクを保持する定量ホールド装置と、分
    離されたブランクを吸着して中間搬送手段に引渡す吸着
    装置とを備えたディスタックフィーダにおいて、 フロントストッパとこのフロントストッパに複数ブラン
    クを押圧して前記定量ホールド装置等に対する複数ブラ
    ンクの位置規制を行なうセンタリング装置とをディスタ
    ックセンタを挟み対向配設し、 該フロントストッパとセンタリング装置の押圧部材との
    各一部分を前記定量ホールド装置の上方に突出するよう
    に形成するとともに各一部分をディスタックセンタに対
    して離隔接近可能に構成したことを特徴とするディスタ
    ックフィーダ。
JP63169291A 1988-07-07 1988-07-07 ディスタックフィーダ Expired - Lifetime JPH0763783B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63169291A JPH0763783B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ディスタックフィーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63169291A JPH0763783B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ディスタックフィーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220628A true JPH0220628A (ja) 1990-01-24
JPH0763783B2 JPH0763783B2 (ja) 1995-07-12

Family

ID=15883794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63169291A Expired - Lifetime JPH0763783B2 (ja) 1988-07-07 1988-07-07 ディスタックフィーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0763783B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6045322A (en) * 1998-02-19 2000-04-04 Martin, S.A. Method and device for straightening and turning a deformed stack of sheet material on a roller conveyor
CN112371891A (zh) * 2020-10-19 2021-02-19 哈尔滨工业大学 一种2a14铝合金薄壁高筋深腔壳体件半固态触变锻造装置及应用方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021019A (ja) * 1983-07-14 1985-02-02 Canon Inc ズ−ムレンズ
JPS61277519A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレス設備のデイスタツカ−装置
JPS62183922A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Daihatsu Motor Co Ltd プレス機のデイスタツクフイ−ダ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021019A (ja) * 1983-07-14 1985-02-02 Canon Inc ズ−ムレンズ
JPS61277519A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd プレス設備のデイスタツカ−装置
JPS62183922A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Daihatsu Motor Co Ltd プレス機のデイスタツクフイ−ダ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6045322A (en) * 1998-02-19 2000-04-04 Martin, S.A. Method and device for straightening and turning a deformed stack of sheet material on a roller conveyor
CN112371891A (zh) * 2020-10-19 2021-02-19 哈尔滨工业大学 一种2a14铝合金薄壁高筋深腔壳体件半固态触变锻造装置及应用方法
CN112371891B (zh) * 2020-10-19 2023-02-07 哈尔滨工业大学 一种2a14铝合金薄壁高筋深腔壳体件半固态触变锻造装置及应用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0763783B2 (ja) 1995-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7726166B2 (en) Multi-step press system
US6688201B1 (en) Thin sheet punching device
EP0375204B1 (en) Device excise and lead form apparatus
US11554492B2 (en) Workpiece conveying system, conveyed workpiece number detector, and control method for the workpiece conveying system
JPS61500013A (ja) 順送りプレスの絞り段へのブランクの供給装置
JPH0220628A (ja) ディスタックフィーダ
US20090013884A1 (en) Sheet punching and embossing machine and method for orienting the sheets
JPH0228440A (ja) ディスタックフィーダ
CN213059045U (zh) 盒子输送纠偏定位机构
EP3696123B1 (en) Device for feeding a sheet product
CN210709515U (zh) 一种流水线
KR200221043Y1 (ko) 마이크로 스위치터미널용 접점의 리벳팅장치
JPS6025316Y2 (ja) プレスにおける被加工材供給装置
KR20160097990A (ko) 2열 이송장치가 구비된 복합금형 장치
JP2569309Y2 (ja) プレス装置のワーク自動取り出し装置
SU1357108A1 (ru) Устройство дл подачи листа в зону обработки
CN118197810A (zh) 层叠电容生产线
JPH0539794Y2 (ja)
JP3144696B2 (ja) リードフレームの加工機
JPH07172605A (ja) 金属材料搬送装置
JPH0510991Y2 (ja)
JPS5828661Y2 (ja) トランスファ−プレスにおける2次元3次元併用材料供給装置
JPH02221037A (ja) 板材分離用マグネットの姿勢調整装置
JPH0531544A (ja) プレス機械のブランク材供給装置
JP3241097B2 (ja) 板状物搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term