JPH02206236A - 通信宛先指定方式および通信宛先指定機能付端末 - Google Patents

通信宛先指定方式および通信宛先指定機能付端末

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JPH02206236A
JPH02206236A JP1025986A JP2598689A JPH02206236A JP H02206236 A JPH02206236 A JP H02206236A JP 1025986 A JP1025986 A JP 1025986A JP 2598689 A JP2598689 A JP 2598689A JP H02206236 A JPH02206236 A JP H02206236A
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JP
Japan
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communication
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identifier
center
destination
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Application number
JP1025986A
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Yoichi Oteru
大照 洋一
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信宛先指定方式および通信宛先指定機能付
端末に関し、特に移動通信を行うための通信相手の多旨
定に用いることのできる通信宛先指定方式および通信宛
先指定機能付端末に関する。
〔従来の技術〕
従来の多(の通信システムにおいては、通信相手の指定
は特定の通信端末の位置を指定して行われている。
例えば、通常の電話で通信相手の指定に用いられる電話
番号は、通信相手である特定の人間自身を表しているの
ではなく、特定の電話機の場所を表している。より具体
的にいえば、例えば、電話番号(03)XXX−YYY
Yは、東京(7)XXXで表される交換局のYYYYで
表されるリンクに接続された電話機を表している。この
ような通信相手を特定の通信端末の位置で指定して行う
通信では、通信したい相手の人間がその通信端末、すな
わち例えば上述したような電話番号で特定される電話機
の近くにいないときには連絡がとれないことになる。
これに対して、移動通信は、相手の人間がどこにいても
通信を可能とする通信サービスの一つであり、このよう
な相手の人間がどこにいても通信できる、いわゆる移動
通信を可能とするためには、通信相手の指定は直接各人
に割り当てられた識別子を用いて行う必要がある。
各通信主体に割り当てられた識別子を通信相手の指定に
用いる場合、識別子自身には現在の通信相手の位置、す
なわちネットワーク内での接続ポイントの情報が一切含
まれていないので、接続すべきノードをみつけるために
は、基本的に、システム中に各通信主体に対してその識
別子と現在の収容ポイントの対応表が必要である。
また、このような接続の為に必要な位置の情報の他にも
、様々な高度付加サービスを行うためには個々の通信主
体ごとの個別データがネットワーク中に蓄えられている
ことが望ましい。例えば、今後の高度な通信サービスで
は、各通信主体ごとに受信条件を個別に設定できるよう
な付加サービスが考えられている。かかる付加サービス
によれば、例えば、成る人は一日の内の特定の時間帯は
、前もって登録しである特定の人からの通信しか受は付
けないとか、特定の人からの通信に対しては自分が通信
料金を払う、などの指定が可能となる。
このようなサービスをも行おうとするときには、各通信
主体ごとのデータベースをネットワーク中に保持してお
くようにし、通信に先立ち通信相手の個別データベース
に問い合わせることが必要になる。以下では、先に述べ
た現在の収容ポイントに関する情報と、それ以外の上述
の付加サービス等の為の個別の情報を併せて特性データ
と呼ぶことにする。
以上のように、移動通信を可能とするために用いられる
識別子、すなわち位置によらない識別子を通信相手の指
定に用いる通信では、まず、基本的に、各通信主体に対
してその識別子と現在の収容ポイントに関する情報が必
要とされ、更に、高度の通信サービスをも行うときには
、個々の通信主体ごとの個別の情報も必要とされ、これ
ら特性データをネットワーク中に保持させることになる
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上述したような通信システムを実現するにあ
たり、下記するような点がネックとなる。
すなわち、まず、位置によらない識別子を通信相手の指
定に用いる通信では、前述の如き特性データをネットワ
ーク中のどこに、どのようにして持たせるか、また、ど
のようにして必要な特性データに問い合わせるか、が実
用化の上での問題となる。
この場合、1つの方法として、通信システム中にシステ
ム中の全ての通信主体の特性データを蓄えた唯一のセン
ターを設け、通信に先立ちこのセンターに問い合わせる
方法が考えられる。しかし、この場合には、センターに
は全ての送信毎に問い合わせが集中し、更にまた、通信
主体の移動あるいは特性データの変更のたびに変更通知
も集中することになり、大規模なシステムではセンター
でのトラヒックの負荷およびデータベースの検索、書換
え処理のための負荷が増大する。
そこで、このような負荷の増大の問題をも考慮するとき
は、特性データを複数のセンターに分散して配置する方
法が考えられる。すなわち、負荷の軽減のためには、セ
ンターを複数システム中に配置し、特性データを分散し
て保持することが望ましいが、しかし、この場合には、
今度は、特定の通信主体の特性データがどのセンターに
保持されているかを見つける方法が必要になる。
このための解決策としての1つの方法は、通信主体の識
別子の番号によってセンターを分ける方法で、例えば識
別子の初めの1桁が°“1°°の通信主体の特性データ
はセンター#1に、識別子の初めの1桁が“2”の通信
主体の特性データはセンター#2に、というように配置
する方法である。
このような配置法では、識別子からその特性データを保
持しているセンターがどこかが簡単に分かるという利点
があるが、一方で、通信主体の活動の拠点とセンターの
場所の間にはなんら関係がないことになる。例えば、東
京に住んでいる人の特性データが大阪のセンターに保持
されることになった場合、その人に対する東京からの通
信は基本的には東京内の通信であるにもかかわらず、必
ず通信に先立ち大阪へ問い合わせが行われることになり
、通信路の使用効率の点から好ましくない。
このように通信の地域性、すなわち地理的に近い地域内
での通信の方が遠い地域間の通信より多いことを考慮す
ると、各通信主体の特性データが配置されるセンターは
、当該通信主体の活動の拠点に近いことがネットワーク
の使用効率の点から重要である。そのために、前述の識
別子による配置でも、通信主体に識別子を割り当てる時
に、例えば通信主体の出生地などによって東京出身者は
識別子の1桁目を“l”に、大阪の出身者は識別子の1
桁目を°“2”にするなど地域性を持たせることは可能
であるが、しかし、引越し等の拠点の移動に対応するこ
とはできない。
本発明の目的は、通信相手の指定を位置に依存しない識
別子を用いて行うと共に、特性データを複数のセンター
に分散して配置する通信システムにおいて、地域性を考
慮した配置を可能とし、また通信相手の特性データを保
持するセンターへの問い合わせを効率よく行うことので
きる通信宛先指定方式および通信宛先指定機能付端末を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数のセンターと、通信を行う複数の通信主
体およびセンターを結ぶ通信ネットワークと、通信主体
が通信ネットワークにアクセスするための複数の通信端
末とから成り、通信を行う通信主体ごとに固有の識別子
および当該通信主体と通信を行うために必要な特性を記
述した特性データが用いられ、かつその特性データは複
数のセンターに分散的に配置されている通信システムに
おける通信宛先指定方式であって、 通信を開始する通信主体とその通信主体が用いる通信端
末より成る送信元は、通信相手の特性データが配置され
ているセンターを知っている場合には、通信相手を、当
該通信相手の識別子および当該通信相手の特性データが
配置されているセンターを特定する識別子の組で指定し
、通信相手の特性データがどのセンターに配置されてい
るかを知らない場合には、通信相手を、当該通信相手の
識別子だけで指定し、 通信ネットワークは、センターが指定されていた場合に
は、そのセンターへ通信相手の特性データを問い合わせ
、指定されたセンターに該当する通信主体の特性データ
が存在しなかった場合または送信元がセンターを指定し
なかった場合には、その特性データを見つけるまで1以
上のセンターへ問い合わせを行い、当該特性データが存
在したセンターを送信元に知らせることを特徴としてい
る。
また、本発明の通信宛先指定機能付端末は、1以上の通
信主体の識別子とその通信主体と通信するために必要な
当該通信主体の特性データの保持場所との対を蓄える宛
先メモリを有し、通信の宛先の識別子が入力された場合
にその識別子を前記宛先メモリに照会し、その識別子が
すでに前記宛先メモリに登録されていた場合には、その
識別子と当該識別子と対になって登録されている特性デ
ータの保持場所とを含む宛先指定フレームを生成して送
信し、前記宛先メモリに通信の宛先の識別子が登録され
ていなかった場合には、その識別子を含む宛先指定フレ
ームを生成して送信する機能を有すると共に、 識別子と当該識別子の特性データの保持場所との対を含
む通知フレームを受信した場合はその識別子を前記宛先
メモリに照会し、その識別子がすでに前記宛先メモリに
登録されていた場合には、その識別子と対の特性データ
の保持場所を、前記通知フレームに書かれた特性データ
の保持場所に変更し、その識別子が前記宛先メモリに登
録されていなかった場合には、受信した当該通知フレー
ムに書かれた識別子と特性データの保持場所との対を、
新たに前記宛先メモリに登録する機能を有することを特
徴としている。
〔作用〕
本発明では、通信相手の指定を識別子を用いて行い、ま
た特性データを複数のセンターに分散して配置する場合
において、通信主体の識別子とその特性データの配置セ
ンターとの間には静的な関係を設けないようにすること
が可能であり、これにより地域性を考慮した配置を可能
とすると共に、基本的には、送信元が通信相手の指定と
同時に通信相手の特性データが保持されているセンター
を直接指定して通信を行うようにし、送信元が通信相手
の特性データを保持しているセンターを知らなかった場
合には、通信ネットワークがその特性データを保持して
いるセンターを捜して送信元に通知することにより、送
信元では以後の当該通信相手との通信ではセンターを指
定することができるようにさせることを可能とする。
〔実施例] 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る宛先指定方式を適用し得る通信シ
ステム、すなわち通信相手の指定を位置に依存しない識
別子を用いて行い、また特性データを複数のセンターに
分配して配置する通信システムの一例を示す構成図であ
る。
このシステムは、第1図に示すように、端末1〜4と、
センター5〜7と、通信ネットワーク8と、通信ネット
ワーク8内の端末収容装置81〜83から構成されてい
る。
端末1〜4は、それぞれ通信を行う通信主体としてのユ
ーザA−Dが用いる通信端末である。これら端末1〜4
は、後述もするように、例えばプラグの差込み方式ある
いは無線の利用により自由に通信ネットワーク8内の端
末収容装置81〜83を移動することができるものであ
ってよい。
通信ネットワーク8は、ユーザA−Dおよびセンター5
〜7間を結ぶ通信ネットワークであり、端末1〜4はユ
ーザA−Dが通信ネットワーク8にアクセスするために
用いられる。
第1図の通信システムでは、通信主体であるユーザA−
Dの識別子、および特性データとして、通信を行うユー
ザA−Dごとに固有の識別子A。
〜Dl、およびユーザA−Dと通信を行うために必要な
特性を記述した特性データを用い、特性データについて
はセンター5〜7に分散的に配置されている。
ここで、第1図の状態では、ユーザAの端末1およびユ
ーザBの端末2は端未収容装ra81に、またユーザC
の端末3は端末収容装置82に、更にユーザDの端末4
は端末収容装置83に、それぞれ接続されており、また
、ユーザへの特性データおよびユーザBの特性データは
センター5に、ユーザCの特性データはセンター6に、
ユーザDの特性データはセンター7に、それぞれ保持さ
れている。
第1図中において、各センター5〜7に付記したカッコ
内のA、B、CおよびDは、かかる保持状態を表してお
り、例えばセンター5についていえば、’ (A、B)
Jなる表記は、センター5にユーザAとユーザBの特性
データが保持されていることを意味している。なお、各
センター5〜7に付記したXI、X2.X3については
、これらはセンターを特定するために用いる識別子(セ
ンターの識別子)であり、例えばセンター5には識別子
X1が割り当てられていることを表している。
また、第1図の状態でそれぞれ所定の端末収容装置に接
続されている各端末1〜4については、既述したように
、プラグの差込み方式あるいは無線の利用により自由に
端末収容装置を移動することができ、センター内の特性
データの中に書かれた接続ポイントはそれに従って変更
されているものとする。更にまた、特性データの配置も
固定ではなく、なんらかのアルゴリズムに従い変更され
得るものとする。
第1図のシステムで使用されている端末1〜4は、次の
ような宛先メモリ並びに機能を有している。
すなわち、本発明に従う通信端末は、複数の通信主体の
識別子とその通信主体と通信するために必要な当該通信
主体の特性データの保持場所の対を蓄える宛先メモリを
有し、通信の宛先の識別子を入力されると、その識別子
を前記宛先メモリに照合し、もしその識別子がすでに宛
先メモリに登録されていた場合は、その識別子と当該識
別子と対になって登録されている特性データの保持場所
を含む宛先指定フレームを作って送信し、もし宛先メモ
リにその識別子が登録されていなかった場合には、当該
識別子だけを含む宛先指定フレームを作って送信し、も
し、識別子と当該識別子の特性データの保持場所の対を
含む通知フレームを受信した場合には、その識別子を宛
先メモリに照合し、もしその識別子がすでに宛先メモリ
に登録されていた場合には、当該識別子と対の特定デー
タの保持場所を受信した前記通知フレームに書かれた特
性データの保持場所に変更し、もしその識別子が宛先メ
モリに登録されていなかった場合には、受信した前記通
知フレームに書かれた識別子と特性データの保持場所の
対を新たに宛先メモリに登録する機能を有する。
第1図の端末1〜4としては、このような通信宛先機能
付端末が用いられており、図中、各端末1〜4の横には
、各端末1〜4が持っている各ユーザの識別子とその特
性データの保持場所の対応表の内容が示されている。参
照符号10を付した対応表の内容が端末1の有する前述
の宛先メモリ内に記憶されている情報であり、また、そ
れぞれ参照符号20.30.40を付した対応表の内容
が端末2゜3.4の宛先メモリ内に記憶されている情報
である。
各対応表10〜40において、それぞれ左欄の識別子の
項が相手通信主体たる他のユーザの識別子についての情
報を示し、また右欄のセンターの項がその特性データの
保持場所についての情報であって、本例の場合は、既述
したように各センター5〜7に割り当てられた識別子X
i、X2.X3によって表されている。図示の状態では
、ユーザAが用いる端末1には、他のユーザのうち識別
子B。
およびCIで表される2人のユーザB、Cについての情
報が蓄えられており、また、ユーザB、C。
Dがそれぞれ用いる端末2,3.4には、識別子A I
+ D +、 C+で表されるユーザA、D、Cの各1
人宛について情報が蓄えられている。
具体的にいえば、端末1はユーザBとユーザCの特性デ
ータの位置を記録しているが、ユーザCの特性データの
位置は間違えて記録している。すなわち、ユーザCの特
性データについては、第1図示の状態では、実際は識別
子X2が割り当てられたセンター6が保持しているとこ
ろ、端末1の宛先メモリには第1図の対応表10に示す
ように、保持センターとしては、識別子X3のセンター
すなわちセンター7が記録されている。これは、ユーザ
Cの特性データが以前にはセンターX3、すなわちセン
ター7にあって、その後センターX2、すなわちセンタ
ー6に移動したような場合、例えば引越し等の場合に起
こる。
また、他の端末2〜4については、第1図の状態では、
端末2はユーザAの、端末3はユーザDの、端末4はユ
ーザCの特性データの位置をそれぞれ知っている。
なお、第1図の状態において、端末4はユーザCの特性
データの位置を正しく知っているが、前述の如く、端末
1はこれを誤って記録している状態となっているのは、
端末4側では、例えば、既に、後述するようなセンター
からの送信元端末への通知に基づく対応表の変更処理が
実行されているのに対し、端末1側では、いまだかかる
処理がなされていない結果、ユーザCに関しては引越し
等の拠点の移動前の旧データのままとなっているという
ことを意味している。
次に、以上の条件等の下、第1図の構成において、例え
ばユーザAがユーザD宛に通信する場合を例に本発明に
従う宛先指定のための処理内容を説明する。
ユーザAがユーザD宛に通信を行う場合、まず、ユーザ
Aは端末1に対して通信相手たるユーザDの識別子り、
を入力する。かかる識別子入力に基づき端末1は対応表
10を引いて検索を行うが、自己の対応表にはユーザD
が記録されていないので、この場合は、宛先の識別子D
1だけが書かれた宛先指定フレームを端末収容装置81
に送る。
宛先指定フレームを送信された端末収容装置81では、
次のような処理が行われる。すなわち、端末収容装置8
1では、この場合は宛先の特性データの位置がわからな
いので、センター5,6および7に同時に、あるいは順
次問い合わせを行い、その結果、ユーザDの特性データ
がセンターX3、すなわちセンター7に配置されている
ことを知る。
以後、センターχ3、すなわちセンター7内のユーザD
の特性データを用いて通信ネットワーク8内で接続制御
が行われるが、それと同時に端末収容装置81は端末1
に対して、ユーザDの特性データがセンターX3、すな
わちセンター7に配置されていることを通知する。
この通知を受けると、端末1は、自分の対応表10にユ
ーザDの特性データがセンターX3、すなわちセンター
7にあることを追加する。以後、ユーザAがユーザD宛
に通信する場合には、端末1は、既にユーザDの特性デ
ータがセンターx3、すなわちセンター7にあることを
知っているので、端末収容装置81に対して宛先の識別
子り、と共にセンターX3、すなわちセンター7を指定
し、端末収容装置81はセンターX3、すなわちセンタ
ー7に問い合わせる。すなわち、自己の対応表10にユ
ーザDについての情報が記録されていなかった状態にお
いては、前述のように各センター5.6゜7全てに対し
て問い合わせを行わなければならなかったのに対し、対
応表10にユーザDの特性データがセンター7にある旨
の情報が追加された後は、全てのセンターに対する問い
合わせを行う必要はなくなり、直ちにセンター7に問い
合わせを行わせることができ、そのセンター7内のユー
ザDの特性データを用い一ζユーザD宛の通信を制御す
ることができる。
M体的には、ユーザDの特性データを用いて行われるの
で、既述の如く、その特性データの内容に応じた所定の
サービス内容の下で行われる。すなわち、例えば、ユー
ザDの特性データが指定する内容が、「ユーザDは一日
の内の特定の時間帯については、登録済の者からの通信
しか受は付けない」というものであった場合において、
上記ユーザAからユーザD宛の通信が、上記特定の時間
帯以外の時間になされたものならば、ユーザDとの間で
通信が開始されるように接続制御され、もし、ユーザA
が登録後であれば、時間帯にかかわらず通信が開始され
るように制御されることとなる。
また、上記のように、端末は端末収容装置に対して宛先
の識別子と共にセンターを指定して通信を行うが、もし
、端末から指定されたセンターに該当する特性データが
なかった場合、例えば第1図の状態のように、端末工の
対応表10にユーザCの特性データの位置が間違えて記
録されているような場合には、前述の指定されなかった
場合と同様に他のセンターに問い合わせる。
すなわち、端末収容装置81は、ユーザCの特性データ
がセンター7にはないので、他のセンター5およびセン
ター6に問い合わせを行い、その結果、実際にはセンタ
ー7ではなくセンター6の方にユーザCの特性データが
保持されていることを知ることになる。以後は、前述と
同様にして、端末1に対してかかる情報が通知され、こ
れによって対応表10の内容が正しいものに修正される
。このようにして、引越し等の移動にも対応でき、修正
後は、ユーザC宛の通信において、端末4の場合と同様
、保持センターとして正しいセンター6を指定すること
ができ、端末収容装置81はやはり直接センター6に問
い合わせを行うことができるようになる。
更に、第2図および第3図をも参照して具体的に説明す
る。
第2図は本発明に従う宛先指定方式を実行するだめのネ
ットワーク内の宛先問い合わせプロセスの動作を示す流
れ図である。上述の例では、このプロセスは、ネットワ
ーク内の端末収容装置内に置かれている。
第2図において、この宛先問い合わせプロセスは通常、
待状態にあり、発信元の端末から宛先指定フレームを受
信して処理に入る。すなわち、まず、宛先指定フレーム
を受信したとすると、宛先指定フレーム内に相手ユーザ
の特性データの保持センターが指定されているかどうか
を調べ(ステップ201)、もし、指定されていた場合
には、指定されたセンターに宛先の識別子を問い合わせ
る(ステップ202)。
問い合わせの結果、該当する識別子の特性データがあっ
た場合には、特性データの必要な項目を参照して接続制
御プロセスを起動する(ステップ203)。例えば、第
1図の状態において、端末1がユーザB宛の通信を行う
場合や、端末3がユーザD宛の通信を行う場合等がこの
例に該当する。
もし、問い合わせの結果、該当する識別子の特性データ
がなければ、他の全てのセンターに同時に問い合わせ(
ステップ204)、該当する識別子の特性データを保持
したセンターからの返事を受けると、そのセンターを送
信元の端末に通知しくステップ205)、そののち特性
データの必要項目を参照して接続制御プロセスを起動す
る (ステップ203)。このケースは、例えば、既述
したように、端末1が第1図の対応表10の内容の状態
でユーザC宛の通信を行うような場合が該当する。
一方、もし、宛先指定フレーム内に相手ユーザの特性デ
ータの保持場所が指定されていない場合には、例えば、
既述の如く、端末1がユーザD宛の通信を行う場合がこ
れに該当するが、この場合には、前記ステップ202で
の問い合わせの結果該当する識別子の特性データがなか
った場合と同様の処理、すなわちステップ204以降の
処理に入る。
また、第2図において、ステップ203での処理の後は
再び待状態に復帰する。
このようにして、本発明に従う通信宛先指定方式では、
複数の通信を行う主体と、複数のセンターと、通信主体
およびセンター間を結ぶ通信ネットワークと、通信主体
が通信ネットワークにアクセスするための複数の通信端
末よりなり、通信を行う主体ごとにユニークな識別子お
よび当該通信主体と通信を行うために必要な特性を記述
した特性データが存在し、その特性データが複数のセン
ターに分散的に配置された通信システムにおいて、通信
を開始する通信主体とその通信主体が用いる通信端末よ
りなる送信元は、もし通信相手の特性データが配置され
ているセンターを知っている場合には、通信相手を、当
該通信相手の識別子および当該通信相手の特性データが
配置されているセンターを特定する識別子の組で指定し
、もし通信相手の特性データがどのセンターに配置され
ているかを知らない場合には、通信相手を当該通信相手
の識別子だけで指定し、通信ネットワークは、もしセン
ターが指定されていた場合には、そのセンターへ通信相
手の特性データを問い合わせ、もし指定されたセンター
に該当する通信主体の特性データが存在しなかった場合
または送信元がセンターを指定しなかった場合には、そ
の特性データを見つけるまで複数のセンターへ問い合わ
せを行い、当該特性データが存在したセンターを送信元
に知らせることができる。
第3図は、本発明に従う通信宛先指定機能付端末の宛先
指定機能プロセスの動作を示す流れ図である。この宛先
指定機能プロセスも、通常、待状態にある。
第3図において、今、かかる待状態から、もし宛先の識
別子を入力されたとすると、この場合、端末は内部の宛
先メモリに照合しくステップ301)、もし該当する識
別子が宛先メモリに登録されていた場合には、その識別
子と対になって記録されている特性データ保持場所を読
み出し、当該識別子と当該保持場所を含む宛先指定フレ
ームを構成して送信する(ステップ302)。一方、も
し該当する識別子が宛先メモリに登録されていなかった
場合には、その識別子だけを含む宛先指定フレームを構
成し送信する(ステップ303)。
このようにして、宛先指定フレームの送信が行われる。
これに対し、受信処理は次のようにして行われる。
すなわち、待状態から、もし識別子と特性データの保持
場所の対を含む通知フレームを受信した場合には、その
識別子を宛先メモリに照合しくステップ304)、もし
該当する識別子がすでに登録されていた場合には、対応
する特性データの保持場所を当該受信した通知フレーム
に書かれた特性データの保持場所に書き直しくステップ
305)、もし該当する識別子が宛先メモリに登録され
ていなかった場合には、受信した通知フレームにかかれ
た識別子と特性データの保持場所の対を新たに宛先メモ
リに登録する (ステップ306)。
このようにして、上記構成によれば、通信相手の指定を
位置に依存しない識別子を用いて行い、また特性データ
を多数のセンターに分散して配置する通信システムにお
いて、通信主体の識別子とその特性データの配置センタ
ーとの間には静的な関係を設けないことにより地域性を
考慮した配置を可能とし、また、通信相手の特性データ
を保持するセンターへの問い合わせを効率よく行うため
に、送信元が通信相手の指定と同時に通信相手の特性デ
ータが保持されているセンターを直接指定して通信を行
うことを基本とし、送信元が通信相手の特性データを保
持しているセンターを知らなかった場合には、通信ネッ
トワークがその特性データを保持しているセンターを捜
して送信元に通知することにより、送信元では以後の当
該通信相手との通信ではセンターを指定することができ
るようになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通信主体の識別
子とその特性データの配置センターとの間には静的な関
係を設けないようにして特性データを保持することがで
きるので、地域性を考慮した配置を可能とし、また、送
信元が通信相手の指定と同時に通信相手の特性データが
保持されているセンターを直接指定して通信を行うこと
を基本とし、送信元が通信相手の特性データを保持して
いるセンターを知らなかった場合には、通信ネットワー
クがその特性データを保持しているセンターを捜して送
信元に通知することにより、送信元では以後の当該通信
相手との通信ではセンターを指定することができるので
、通信相手の特性データを保持するセンターへの問い合
わせを効率よく行うことができ、通信相手の指定を位置
に依存しない識別子を用いて行い、また特性データを複
数のセンターに分散して配置する場合の通信システムに
おいても、引越し等の拠点の移動にも適切に対応し得る
通信宛先指定方式およびそのための通信端末が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するためのシステム構
成図、 第2図は本発明の通信宛先指定方式を実行するためのプ
ロセスの動作の一例を示す流れ図、第3図は本発明の通
信宛先指定機能付端末の動作の一例を示す流れ図である
。 1〜4・・・端末 5〜7 ・センター ・通信ネッ トワーク 81〜83・ ・端末収容装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のセンターと、通信を行う複数の通信主体お
    よびセンターを結ぶ通信ネットワークと、通信主体が通
    信ネットワークにアクセスするための複数の通信端末と
    から成り、通信を行う通信主体ごとに固有の識別子およ
    び当該通信主体と通信を行うために必要な特性を記述し
    た特性データが用いられ、かつその特性データは複数の
    センターに分散的に配置されている通信システムにおけ
    る通信宛先指定方式であって、 通信を開始する通信主体とその通信主体が用いる通信端
    末より成る送信元は、通信相手の特性データが配置され
    ているセンターを知っている場合には、通信相手を、当
    該通信相手の識別子および当該通信相手の特性データが
    配置されているセンターを特定する識別子の組で指定し
    、通信相手の特性データがどのセンターに配置されてい
    るかを知らない場合には、通信相手を、当該通信相手の
    識別子だけで指定し、 通信ネットワークは、センターが指定されていた場合に
    は、そのセンターへ通信相手の特性データを問い合わせ
    、指定されたセンターに該当する通信主体の特性データ
    が存在しなかった場合または送信元がセンターを指定し
    なかった場合には、その特性データを見つけるまで1以
    上のセンターへ問い合わせを行い、当該特性データが存
    在したセンターを送信元に知らせることを特徴とする通
    信宛先指定方式。
  2. (2)1以上の通信主体の識別子とその通信主体と通信
    するために必要な当該通信主体の特性データの保持場所
    との対を蓄える宛先メモリを有し、通信の宛先の識別子
    が入力された場合にその識別子を前記宛先メモリに照会
    し、その識別子がすでに前記宛先メモリに登録されてい
    た場合には、その識別子と当該識別子と対になって登録
    されている特性データの保持場所とを含む宛先指定フレ
    ームを生成して送信し、前記宛先メモリに通信の宛先の
    識別子が登録されていなかった場合には、その識別子を
    含む宛先指定フレームを生成して送信する機能を有する
    と共に、 識別子と当該識別子の特性データの保持場所との対を含
    む通知フレームを受信した場合はその識別子を前記宛先
    メモリに照会し、その識別子がすでに前記宛先メモリに
    登録されていた場合には、その識別子と対の特性データ
    の保持場所を、前記通知フレームに書かれた特性データ
    の保持場所に変更し、その識別子が前記宛先メモリに登
    録されていなかった場合には、受信した当該通知フレー
    ムに書かれた識別子と特性データの保持場所との対を、
    新たに前記宛先メモリに登録する機能を有することを特
    徴とする通信宛先指定機能付端末。
JP1025986A 1989-02-03 1989-02-03 通信宛先指定方式および通信宛先指定機能付端末 Pending JPH02206236A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268645A (ja) * 1993-03-16 1994-09-22 Oki Electric Ind Co Ltd パーソナル通信におけるパーソナルデータアクセス方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06268645A (ja) * 1993-03-16 1994-09-22 Oki Electric Ind Co Ltd パーソナル通信におけるパーソナルデータアクセス方式

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