JPH0220614Y2 - - Google Patents

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JPH0220614Y2
JPH0220614Y2 JP1984083668U JP8366884U JPH0220614Y2 JP H0220614 Y2 JPH0220614 Y2 JP H0220614Y2 JP 1984083668 U JP1984083668 U JP 1984083668U JP 8366884 U JP8366884 U JP 8366884U JP H0220614 Y2 JPH0220614 Y2 JP H0220614Y2
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exhaust passage
gas
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burner
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス燃焼器における安全装置の改良に
関する。
従来、第1図に示す如くバーナ21と熱交換器
22との間より熱交換器22をバイパスするバイ
パス路23を設け、このバイパス路23に排ガス
中の酸素濃度を検出するガスセンサー24を設け
て酸素濃度が一定以下になつたときバーナ21へ
の燃料ガスの供給を制御するものが特公昭56−
48769号で開示されている。しかしこのガス燃焼
器は換気が不充分な室等で使用中に酸素が不足し
たときバーナへの燃料ガスの供給を断つて燃焼を
中断させることはできるが、酸欠以外の例えばバ
ーナスロート部にほこり等が付着したときには炎
の外炎が伸び熱交換器22のフインに接触した場
合、或いはバーナ21の逆火状態等による不完全
燃焼で一酸化炭素ガスが多量に発生するような場
合には対応できず、これによる一酸化炭素ガス中
毒事故が発生する欠点がある。またこの酸素濃度
を検出するガスセンサー24の作動温度は約500
℃と高温作動のためガスセンサー24自体の寿命
上問題があり、かつ排ガス温度が低下した際には
ガスセンサー24が作動しない欠点がある。その
為排気路内に酸素ガスセンサーの代りに一酸化炭
素ガスセンサーを設置し、排ガス中の一酸化炭素
ガスを検知することが考えられるが、この場合は
一酸化炭素ガスセンサーの作動温度150℃前後に
保つ必要がある。しかし熱交換後の排ガスの温度
は200℃を超える場合もあるので排気路を延長す
るだけでは多量の排ガスが流れているため排ガス
の温度が容易に下がらず排気路を極端に長くする
必要があり、従つて排気路が複雑な構造となりガ
ス燃焼器が大型となるのをまぬかれない。
本考案はかかる現状に鑑み、排ガスの温度150
℃前後で作動して燃料ガスの供給制御を行い得る
安全装置を得ることをその目的としたもので、そ
の要旨は燃焼器本体1の内部下方にバーナ2を設
け、その上方に熱交換器3と、該熱交換器3で熱
交換させた後の排気ガスを排出させる主排気路4
を設けたものにおいて、該主排気路4から分岐さ
せてて制限された流量の排ガスを流す副排気路5
を設け、該副排気路5に、バーナ2への燃料ガス
の供給を制御させる一酸化炭素ガスセンサーを介
在させたことを特徴とする。
本考案を図面により説明する。
第2図は本考案実施の1例を示すもので、燃焼
器本体1をバーナ2と、熱交換器3と、主排気路
4とを有するものに構成させ、主排気路4から分
岐させて副排気路5を設け、この副排気路5に一
酸化炭素ガスセンサー6を配設し、バーナ2より
の排ガスの内、制限された流量の排ガスを副排気
路5に流して一酸化炭素ガスセンサー6に接しめ
るようにし、一酸化炭素ガスセンサー6が排ガス
中に一酸化炭素ガスを検知したとき制御回路11
を介してバーナ2へのガス供給路に介在させた電
磁弁12を閉じこれによつてバーナ2への燃料ガ
スの供給を断つようにした。
図示する副排気路5は主排気路4の熱交換器3
の下流側で主排気路4から分岐させ、その後再び
主排気路4に合流させて成り、この副排気路5の
分岐部と合流部にはそれぞれオリフイス7,8を
介在させると共に主排気路4の副排気路5の分岐
合流部の中間位置にオリフイス9を設け、これら
オリフイス7,8,9によつて前記副排気路5に
制限された一定量の排ガスが流れるようにし、こ
れとこの副排気路5内を流れるときの放熱とによ
つて、前記一酸化炭素ガスセンサー6に作用する
排ガスの温度を150℃前後に保つようにした。
しかし前記副排気路5への排ガスの流量は副排
気路5の管径を選択すること等によつても行い得
ることは申すまでもない。
尚図示するものでは前記副排気路5の外周に放
熱フイン10を設けて副排気路5を流れる排ガス
の温度を下げ、かくて副排気路5の長さを可及的
に短かくさせた。
かくするときは副排気路5内を流れる排ガスの
温度を簡単に下げ、一酸化炭素ガスセンサー6の
作動に適する温度150℃前後に設定できる。尚一
酸化炭素ガスセンサー6としては酸化スズ、酸化
第一鉄等の金属酸化物からなる半導体を用いた。
このように本考案によるときは、主排気路4か
ら分岐させて制限された流量の排ガスを流す副排
気路5を設け、この副排気路5に、バーナ2への
燃料ガスの供給を制御する一酸化炭素ガスセンサ
ー6を設けることで、従来困難とされていた酸欠
以外のバーナスロート部にほこり等が付着して炎
が伸び、これが熱交換器に触れたり、逆火で一酸
化炭素ガスが多量に発生するような場合にもこれ
を検知してガスの供給を停止させることが出来、
しかも本考案によるときは、特に主排気路4を極
端に長くすることがなく、一酸化炭素ガスセンサ
ー6に作用する排ガス温度を一酸化炭素ガスセン
サー6が作動するに最も好ましい温度までに下げ
ることが出来、その構造も簡単で製作容易である
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部截断側面図、第2図は本
考案実施の1例の一部截断側面図である。 1……燃焼器本体、2……バーナ、3……熱交
換器、4……主排気路、5……副排気路、6……
一酸化炭素ガスセンサー、7……オリフイス、8
……オリフイス、9……オリフイス、10……放
熱フイン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 燃焼器本体1の内部下方にバーナ2を設け、
    その上方に熱交換器3と、該熱交換器3で熱交
    換させた後の排気ガスを排出させる主排気路4
    を設けたものにおいて、該主排気路4から分岐
    させて制限された流量の排ガスを流す副排気路
    5を設け、該副排気路5に、バーナ2への燃料
    ガスの供給を制御させる一酸化炭素ガスセンサ
    ーを介在させて成るガス燃焼器における安全装
    置。 2 前記主排気路4にオリフイス9を介在させる
    と共に、該副排気路5の入口側と出口側を該主
    排気路4の該オリフイス9の上流側と下流側に
    開口させ、該副排気路5の入口側と出口側にオ
    リフイス7,8を設けて成る実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のガス燃焼器における安全装
    置。 3 前記副排気路5に放熱フイン10を設けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載または第2項記載のガス燃焼器における安
    全装置。
JP8366884U 1984-06-07 1984-06-07 ガス燃焼器における安全装置 Granted JPS60196149U (ja)

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JPS60196149U JPS60196149U (ja) 1985-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2590271Y2 (ja) * 1991-05-17 1999-02-10 株式会社ガスター 燃焼装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648769A (en) * 1979-09-28 1981-05-02 Nec Home Electronics Ltd Noise eliminating circuit

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