JPH0220452Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220452Y2 JPH0220452Y2 JP1985121002U JP12100285U JPH0220452Y2 JP H0220452 Y2 JPH0220452 Y2 JP H0220452Y2 JP 1985121002 U JP1985121002 U JP 1985121002U JP 12100285 U JP12100285 U JP 12100285U JP H0220452 Y2 JPH0220452 Y2 JP H0220452Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- engine
- air
- correction
- fuel supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 16
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
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Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は燃料の組成変化に伴う要求空燃比の大
幅な変動を自動的に補正する機能をもつた燃料供
給装置に関するものであり、主に自動車のエンジ
ンの燃料供給に利用される。
幅な変動を自動的に補正する機能をもつた燃料供
給装置に関するものであり、主に自動車のエンジ
ンの燃料供給に利用される。
従来技術とその問題点
エンジンの運転状態を検出してフイードバツク
方式により空燃比を制御する技術は広く知られて
おり、吸入空気量に応じて燃料の基本供給量を設
定し、これに運転性能、燃料経済性、排気対策な
どを考慮した補正を加え所定の空燃比とするもの
である。ここで、例えば暖機、加速、減速、高出
力時を除く運転域で排気対策を考慮してエンジン
排気中の酸素濃度をフイードバツクし理論空燃比
で運転を行なわせるように燃料供給量を制御する
システムを採用した燃料供給系において、燃料の
組成が変化した場合にはその理論空燃比も変化
し、この変化を補正するための燃料供給量制御幅
が燃料組成によつてはきわめて大きいものとな
り、補正用の燃料通路の制御弁を全開にしても補
正が不可能で燃料通路に設けた計量用のジエツト
を交換しなければ正確な空燃比制御を行なうこと
ができない場合がある。
方式により空燃比を制御する技術は広く知られて
おり、吸入空気量に応じて燃料の基本供給量を設
定し、これに運転性能、燃料経済性、排気対策な
どを考慮した補正を加え所定の空燃比とするもの
である。ここで、例えば暖機、加速、減速、高出
力時を除く運転域で排気対策を考慮してエンジン
排気中の酸素濃度をフイードバツクし理論空燃比
で運転を行なわせるように燃料供給量を制御する
システムを採用した燃料供給系において、燃料の
組成が変化した場合にはその理論空燃比も変化
し、この変化を補正するための燃料供給量制御幅
が燃料組成によつてはきわめて大きいものとな
り、補正用の燃料通路の制御弁を全開にしても補
正が不可能で燃料通路に設けた計量用のジエツト
を交換しなければ正確な空燃比制御を行なうこと
ができない場合がある。
問題点を解決するための手段
本考案はエンジン排気中の酸素濃度をフイード
バツクして燃料供給量を理論空燃比に制御するシ
ステムを具えたエンジンの燃料供給装置におい
て、エンジンの吸気管路に接続した燃料通路にそ
れぞれ制御弁を有する複数の補正燃料通路を並列
に設け、前記制御弁をそれぞれ開閉駆動するアク
チユエータを前記酸素濃度に基いて各別に作動す
る構成としたことによつて前記問題点を解決する
ための手段とした。
バツクして燃料供給量を理論空燃比に制御するシ
ステムを具えたエンジンの燃料供給装置におい
て、エンジンの吸気管路に接続した燃料通路にそ
れぞれ制御弁を有する複数の補正燃料通路を並列
に設け、前記制御弁をそれぞれ開閉駆動するアク
チユエータを前記酸素濃度に基いて各別に作動す
る構成としたことによつて前記問題点を解決する
ための手段とした。
実施例
本考案の実施例を図面に基いて説明する。
図面はLPGを燃料に使用するエンジンに本考
案を実施した場合を示しており、耐圧容器１の
LPGのベーバライザ２で大気圧程度に減圧され、
ジエツト３を有する燃料通路４を通つて混合器５
のベンチユリ６に形成されたスリツト状の主ノズ
ル７から吸気路８に吸出され、空気と混合して吸
気マニホルド９よりエンジン１２に供給される。
混合器５の吸気路８と吸気マニホルド９とは吸気
管路１０を構成しており、空気量は絞り弁１１で
制御される。エンジン１２の排気は排気管路１３
の三元触媒コンバータ１４で浄化されて大気中に
放出される。
案を実施した場合を示しており、耐圧容器１の
LPGのベーバライザ２で大気圧程度に減圧され、
ジエツト３を有する燃料通路４を通つて混合器５
のベンチユリ６に形成されたスリツト状の主ノズ
ル７から吸気路８に吸出され、空気と混合して吸
気マニホルド９よりエンジン１２に供給される。
混合器５の吸気路８と吸気マニホルド９とは吸気
管路１０を構成しており、空気量は絞り弁１１で
制御される。エンジン１２の排気は排気管路１３
の三元触媒コンバータ１４で浄化されて大気中に
放出される。
燃料通路４はジエツト３をバイパスする二つの
補正燃料通路１５，１８を並列に有しており、こ
の補正燃料通路１５，１８の有効面積を零と最大
の間で無段階に調整する針状の制御弁１６，１９
が設けられ、これらの制御弁１６，１９はステツ
プモータで構成されるアクチユエータ１７，２０
によつて各別に駆動される。
補正燃料通路１５，１８を並列に有しており、こ
の補正燃料通路１５，１８の有効面積を零と最大
の間で無段階に調整する針状の制御弁１６，１９
が設けられ、これらの制御弁１６，１９はステツ
プモータで構成されるアクチユエータ１７，２０
によつて各別に駆動される。
ここで、吸気路８の空気流量センサ２１、絞り
弁１１の位置センサ２２、エンジン１２の回転速
度センサ２３および温度センサ２４、排気管路１
３の酸素センサ２５、更に図示しない吸入空気温
度、イグニツシヨンスイツチ、ブレーキその他エ
ンジン１２の運転状態を検知するセンサが必要に
応じて設けられており、これらのセンサからの電
気信号が電子式の制御ユニツト２６に送られ、こ
れらの情報に基いて最適の条件を計算しアクチユ
エータ１７，２０に駆動信号を送つて制御弁１
６，１９を開閉駆動させる。
弁１１の位置センサ２２、エンジン１２の回転速
度センサ２３および温度センサ２４、排気管路１
３の酸素センサ２５、更に図示しない吸入空気温
度、イグニツシヨンスイツチ、ブレーキその他エ
ンジン１２の運転状態を検知するセンサが必要に
応じて設けられており、これらのセンサからの電
気信号が電子式の制御ユニツト２６に送られ、こ
れらの情報に基いて最適の条件を計算しアクチユ
エータ１７，２０に駆動信号を送つて制御弁１
６，１９を開閉駆動させる。
このような本実施例は、標準的な組成の燃料が
供給されるとき第一の補正燃料通路１５の有効面
積を制御することによつて全運転域に亘る空燃比
制御が行なえるように構成され、第二の補正燃料
通路１８は閉じられている。
供給されるとき第一の補正燃料通路１５の有効面
積を制御することによつて全運転域に亘る空燃比
制御が行なえるように構成され、第二の補正燃料
通路１８は閉じられている。
燃料の組成が変化し例えば低カロリの燃料を使
用する場合、酸素センサ２５からの電気信号に基
くフイードバツク制御を行なつて理論空燃比とす
るためには大量の燃料を供給しなければならな
い。このとき、前記電気信号に基いて第一の補正
燃料通路１５を全開とする方向に制御弁１６を駆
動し、理論空燃比に達しないときは第二の補正燃
料通路１８の制御弁１９を駆動して燃料供給量を
更に増加させるのであつて、加速や高出力時には
第二の補正燃料通路１８の有効面積を大きくして
燃料増量を計る。
用する場合、酸素センサ２５からの電気信号に基
くフイードバツク制御を行なつて理論空燃比とす
るためには大量の燃料を供給しなければならな
い。このとき、前記電気信号に基いて第一の補正
燃料通路１５を全開とする方向に制御弁１６を駆
動し、理論空燃比に達しないときは第二の補正燃
料通路１８の制御弁１９を駆動して燃料供給量を
更に増加させるのであつて、加速や高出力時には
第二の補正燃料通路１８の有効面積を大きくして
燃料増量を計る。
標準的な組成の燃料に比べて高カロリの燃料を
使用する場合は第一の補正燃料通路１５の有効面
積を小さくすればよい。
使用する場合は第一の補正燃料通路１５の有効面
積を小さくすればよい。
尚、酸素センサ２５によるフイードバツク制御
を解除して燃料の増量を行なう場合も制御弁１
６，１９を駆動するが、これらのアクチユエータ
１７，２０をソレノイドで構成し所定デユーテイ
比で補正燃料通路を開閉することによつて燃料供
給量を制御させてもよい。
を解除して燃料の増量を行なう場合も制御弁１
６，１９を駆動するが、これらのアクチユエータ
１７，２０をソレノイドで構成し所定デユーテイ
比で補正燃料通路を開閉することによつて燃料供
給量を制御させてもよい。
また、本考案はLPGのような気体燃料に限ら
ずガソリンのような液体燃料をエンジンに供給す
る系にも適用されるが、補正燃料通路１５，１８
を複数並設したことによつて、例えばブタン
（3.2×104Kcal）およびプロパン（2.4×104Kcal）
からなるLPGの組成変化に限らずLNG（1.1×
104Kcal）のようにカロリが極度に異なる異種燃
料にもそのまま使用することができる。
ずガソリンのような液体燃料をエンジンに供給す
る系にも適用されるが、補正燃料通路１５，１８
を複数並設したことによつて、例えばブタン
（3.2×104Kcal）およびプロパン（2.4×104Kcal）
からなるLPGの組成変化に限らずLNG（1.1×
104Kcal）のようにカロリが極度に異なる異種燃
料にもそのまま使用することができる。
考案の効果
本考案によると、エンジン排気中の酸素濃度を
フイードバツクして空燃比制御を行なう補正燃料
通路を複数個設けたので燃料供給量が大幅に補正
可能であり、燃料の組成変化更には異種燃料の使
用に伴い要求空燃比が大幅に変動しても自動的に
正確な空燃比制御を行なうことができるのであ
る。
フイードバツクして空燃比制御を行なう補正燃料
通路を複数個設けたので燃料供給量が大幅に補正
可能であり、燃料の組成変化更には異種燃料の使
用に伴い要求空燃比が大幅に変動しても自動的に
正確な空燃比制御を行なうことができるのであ
る。
図面は本考案の実施例の配置図である。
４……燃料通路、１０……吸気管路、１２……
エンジン、１５，１８……補正燃料通路、１６，
１９……制御弁、１７，２０……アクチユエー
タ、２５……酸素センサ、２６……制御ユニツ
ト。
エンジン、１５，１８……補正燃料通路、１６，
１９……制御弁、１７，２０……アクチユエー
タ、２５……酸素センサ、２６……制御ユニツ
ト。
Claims (1)
- エンジン排気中の酸素濃度をフイードバツクし
て燃料供給量を理論空燃比に制御するシステムを
具えたエンジンの燃料供給装置において、エンジ
ンの吸気管路に接続した燃料通路にそれぞれ制御
弁を有する複数の補正燃料通路を並列に設け、前
記制御弁をそれぞれ開閉駆動するアクチユエータ
を前記酸素濃度に基いて各別に作動するように構
成したことを特徴とする燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985121002U JPH0220452Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985121002U JPH0220452Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6229461U JPS6229461U (ja) | 1987-02-23 |
| JPH0220452Y2 true JPH0220452Y2 (ja) | 1990-06-04 |
Family
ID=31009856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985121002U Expired JPH0220452Y2 (ja) | 1985-08-07 | 1985-08-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220452Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5841925B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2016-01-13 | ヤンマー株式会社 | 内燃機関 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423833A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Toyota Motor Corp | Air-fuel ratio control system for liquefied-petroleum-gas engine |
-
1985
- 1985-08-07 JP JP1985121002U patent/JPH0220452Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423833A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-22 | Toyota Motor Corp | Air-fuel ratio control system for liquefied-petroleum-gas engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6229461U (ja) | 1987-02-23 |
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