JPH02204185A - 自動車のドア組付装置 - Google Patents

自動車のドア組付装置

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JPH02204185A
JPH02204185A JP1025201A JP2520189A JPH02204185A JP H02204185 A JPH02204185 A JP H02204185A JP 1025201 A JP1025201 A JP 1025201A JP 2520189 A JP2520189 A JP 2520189A JP H02204185 A JPH02204185 A JP H02204185A
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JP
Japan
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door
hinge pin
hinge
stopper
members
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Application number
JP1025201A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Junichi Usui
臼井 純一
Haruo Oda
小田 治男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車体のヒンジ部材とドアのヒンジ部材とを係
合させるように前記ドアを保持して移送するドア移送手
段が設けられ、前記両ヒンジ部材を係合させた状態にお
いてそれらに亘って頭付きヒンジピンを貫通装着するヒ
ンジピン装着手段が設けられた自動車のドア組付装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、車体とドアの組み付けを行う場合車体のヒンジ部
材とドアのヒンジ部材を係合させて、ヒンジピンをそれ
らに貫通装着していた。そして、その後スナップリング
等を取り付けることによってヒンジピンの抜は止めを行
っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、ヒンジピンの抜は止めのための作業
を車体とドアの間の狭い空間で行わねばならず作業性が
悪いものであった。その結果、作業効率が低下する虞れ
があった。
本発明の目的は、本来構成を有効利用した改造によって
、上記従来欠点を解消する点にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明による自動車のドア組付
装置の第1の特徴構成は、前記両ヒンジ部材への貫通に
伴ってそれらから突出する前記ヒンジピンの先端部を受
け止めるストッパーが設けられ、前記ヒンジピンの先端
部が、前記ストッパーとの接当により径大側に塑性変形
自在に形成されていることである。
第2の特徴構成は、前記ヒンジピンの先、端部は、径方
向外方に折曲変形される複数個の折曲げ片を周方向に並
べて備えるように、中央部の孔部分とその孔部分に連な
り且つ径方向に沿う切り溝の複数個が形成されたもので
あり、前記ストッパーが、先細りのピン状に形成されて
いることである。
第3の特徴構成は、前記ストッパーを受止め作用位置と
それからヒンジピン長手方向に沿って退避させた退避位
置とに位置変更操作するストンバー操作手段が設けられ
ていることである。
(作 用) 第1の特1牧構成による自動車のドア組付装置では、ヒ
ンジピンがヒンジ部材を貫通するとス1−ツバ−と接当
して径大側に塑性変形する。もって、ヒンジピンを抜は
止めさせることができることになる。
第2の特徴構成による自動車のドア組付装置では、ヒン
ジピンの先端部はストッパーと接当すると径方向外方に
折曲変形されることになる。
第3の特徴構成による自動車のドア組付装置では、受止
め作用位置でヒンジピンを受止めた後、ずなわち、ヒン
ジピン先端部を塑性変形させた後、ストッパーを退避位
置に退避させてから、ドア組付装置を車体から離脱させ
ることができる。
〔発明の効果〕
第1の特徴構成による自動車のドア組付装置では、後工
程で抜は止めのための作業を行うことが不要になるので
作業能率の向上を図ることができる。
さらに、ヒンジピン装着手段の本来的な機能、すなわち
ヒンジピンをヒンジ部材に貫通させるために移動させる
機能を有効利用して抜は止めを行うようにするから、装
置の構成を簡素なものにすることができる。
ちなみに、ヒンジピンを貫通させる操作力は、ヒンジ部
材の位置ズレがあってもそれを修正しなからヒンジピン
を押込むために大きな力を要するものであり、この大き
な力を利用してヒンジピン先端部の塑性変形が行われる
第2特徴構成による自動車のドア組付装置では、ヒンジ
ピンが折曲変形されるので圧縮変形に較べて小さな操作
力で済むことになり、確実に抜は止めを行うことができ
る。
第3特徴構成による自動車のドア組付装置では、ドア組
付装置の離脱にさいして、ストッパーがヒンジピンと干
渉しないようになっているので円滑に離脱することがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、自動車のドア組付装置
は、自動車の車体(B)を搬送する車体搬送ライン(L
1)と、車体に組付けるドア(D)を搬送するドア搬送
ライン(L2)と、車体のヒンジ部材(I+、)と前記
ドア(D)のヒンジ部材(Ih)とを係合させるように
ドア(D)を保持して移送するドア移送手段(A) と
、記憶情報に基づいて前記移送手段(A)をドア受取箇
所(D,)とドア係合箇所(ロバとに作動させる制御手
段(E)(第14図参照)とを主要部として備えている
。但し、第3図に明示するように、前記両ヒンジ部材(
n + ) 。
(H2)を係合させた状態においてそれらに亘って頭付
きヒンジピン(1)を貫通装着するヒンジピン装着手段
(F)が前記移送手段(A)に設けられている。
従って、ドア搬送ライン(L2)にて搬送されてくるド
ア(D)を移送手段(A)にて移送しながら車体搬送ラ
イン(L、)にて搬送されてくる車体(B)に係合させ
、次に、ヒンジピン装着手段(F)によって係合された
両ヒンジ部材(II 1 ’) 、 (+1□)に貫通
装着する順序でドア(D)の組付作業が行われるように
構成されている。
以下、各部の構成を詳述しながら説明を加える。
前記車体搬送ライン(Lυは、車体(B)を位置決め保
持する治具バレン)(P1)を載718送するものであ
って、治具パレット(P、)の下面を受け止め案内する
ローラ(2)と、治具バレント(pi)の両横側面を受
け止め案内するローラ(3)と、治りバレント(pi)
を移動させる移動手段とを備えている。尚、移動手段は
、例えば案内レールに沿って走行しなから治具パレット
(P1)を係止移動させる移動体を利用して構成できる
ものであり、係合箇所(Q2)に治具パレット(P1)
を停止させ、且つドア組付後において治具バレ7)(P
1)を搬送下手側ζこ搬送するようになっている。
前記ドア搬送ライン(L2)は、ドア(D)を位置決め
保持する治具バレン) (P1),(H2)を載置搬送
するものであって、前記車体搬送ライン([、、)と同
様に構成されており、受取箇所(D,)に治具パレット
(P1),(H2)を停止させ、且つドア(D)が移送
手段(A)によって取り出されると治具パレット(P2
)を搬送下手側に搬送するようになっている。
前記移送手段(A)は、旋回操作自在な基台(10)と
、その基台(10)に水平方向に沿う軸芯周りで前後1
z動操作自在に取付けられたtz動枠(11,)と、そ
の揺動枠(Il、)に水平方向に沿う軸芯周りで昇降揺
動操作自在に取付けられたアーム(12)と、そのアー
ム(12)の長手方向に沿う前後軸芯周りで回転操作自
在に且つその前後軸芯周りに直交する横軸芯で回転操作
自在に取付けられたドア保持枠(G)とを主要部に構成
され、前記ドア保持枠(G)に前記ヒンジピン装着手段
(F)が取付けられている。
前記ドア保持枠(G)は、第3図及び第4図に示すよう
に前記アーム(工2)に支持される基枠部(13)とそ
の基枠部(13)にスライド調節自在に支持されるドア
支持部(14)とからなる。
基枠部(13)は、角パイプを長方形状に枠組してなる
枠体(13A)と、その枠体(13八)をアーム(12
)に接続する接続枠(1,38)と、枠体(13A)の
上下に設けられたガイド軸(13C)と、ドア支持部(
14)に対するスライド丘作用シリンダ(15)とを主
要部に構成されている。
尚、後述の嵌合部材(14G)に対応する嵌合部(13
0)が、前記枠体(13A)の上方側に1箇所及び下方
側に2箇所設けられている。
又、第3図中(13E)は、前記シリンダ(15)を駆
動してドア支持部(14)をスライド操作するときに、
そのドア支持部(14)に接当して設定量以上スライド
するのを規制するための当り部である。
前記ドア支持部(14)は、角パイプを長方形状に枠桁
してなる枠体(14A)を基体として備え、その枠体(
14A)に、前記−1−下のガイド軸(13c)にスラ
イド自在に外嵌する四個の筒状枠(14B)、枠体(1
4A)の下端部に連結されるドア受GJ枠(14c)、
シリンダ(16)にて揺動操作されて(Sア(r1)の
下端部をドア受け枠(14C)との間に挟持する左右一
対のクランプ(1,40)、ドア(D)の窓部分を吸着
する吸着バッド(14E)、ドア(D)に嵌合する上下
一対の位置決めピン(1,4F)、シリンダ(I1)に
て出退操作されて前記嵌合部(130)に嵌合及び離脱
する嵌合部材(14G)、及び前記ヒンジピン装着手段
(I1)を駆動するモータ(18)の夫々が取付けられ
ている。
尚、前記筒状枠(1411)には、ドア支持部(14)
が上下のガイド軸(13C)に対して変位することを許
容する弾性材(a)が組付られている。
要するに、ドア(D)は、上下一対の位置決めピン(1
4F)にて位置決めされ、左右一対のクランプ(140
)と吸着パッド(14E)とにより固定された状態で保
持されることになる。従って、ドア(D)は、ドア受取
箇所(D,)において上記状態に保持されて、保合箇所
(Q2)に移送されることになる。又、このとき、前記
嵌合部材(171G)は、前記嵌合部(130)に嵌合
している。
保合箇所(Qりにおける両ヒンジ部材(81)、(H1
)の保合について説明を加えると、先ず、前記基台(1
0)、揺動枠(11)、アーム(12)、ドア保持枠(
G)を作動させて車体(B)の近くまでドア(D)を移
送する。そこで前記シリンダ(17)を引退させて前記
嵌合部材(14G)を前記嵌合部(130)から離脱さ
せる。次にドア支持部(14)を前記シリンダ(15)
にて設定量突出させて行われるようになっている。
尚、この突出時においては両ヒンジ部材(H+ ) 。
(U、)に少量の上下方向の位置ズレがあっても、前記
弾性材(a)の弾性変形により両ヒンジ部材(H1)、
 (Il1),(H2)が係合できるようになっている
又、後述するヒンジピン(1)の貫通装着時には、前記
シリンダ(15)を自由伸縮状態にして行うことになる
前記ヒンジピン装着手段(F)は、第5図に示すように
、前記ドア支持部(14)に上下一対の接続部(19)
を用いて着脱自在に支持される基枠を備えている。そし
て、この基枠(20)に、前記モータ(18)の出力軸
(18A)に係脱自在に連結される入力軸(21)、こ
の入力軸(21)にベベルギヤを用いて連動連結される
一対の螺軸(22)、これら螺軸(22)と平行に架設
されるガイド軸(23)、及び上下一対のストッパ保持
部(J)が設けられている。又、前記一対の螺軸(22
)の夫々に螺合される一対のコマ部材(25)が、前記
ガイド軸(23)に摺動自在に外嵌される一対の摺動部
材(26)に接続され、それら摺動部材(26)の夫々
に、ヒンジピン(1)のホルダー(27)が設けられて
いる。尚、ホルダー(27)は、マグネットを利用して
ヒンジピン(1)を保持するようになっている。
前記ストッパー保持部(J)には前記両ヒンジ部材(H
υ、(H□)への貫通に伴ってそれから突出する前記ヒ
ンジピン(1)の先端部を受け止めるストッパー(24
)が備えられ、そのストッパー(24)は前記ヒンジピ
ン(1)から退避する方向にスプリング(24a)にて
付勢されている。そしてシリンダ(28)にて出退操作
され°ζ前記ストッパー (24)を受止め操作位置と
それからヒンジピン長手方向に沿って退避させた退避位
置とに位置変更操作する保持部材(30)が設けられて
いる。
第7図に示すようにこの保持部材(30)のストッパー
(24)との接当面は傾斜状に形成されて前記シリンダ
(28)を出退するに伴って前記ストッパー (24)
を前記ヒンジピン長手方向に沿って移動させるようにな
っている。つまりこの構成がストッパー操作手段(S)
に対応している。
又、第8図に示すように前記ヒンジピン(1)の先端部
が、前記ストッパー(24)との接当により径大側に塑
性変形自在に形成されている。すなわち、ヒンジピン(
1)の先端部は、径方向に折曲変形される複数個の折曲
げ片(1a)を周方向に並べて備えるように、中央部の
孔部分(U、)とその孔部分(U、)に連なり且つ径方
向に沿う切り溝(U2)の複数個が形成されたものであ
り、前記ストッパー(24)が、先細りのピン状に形成
されている。
ヒンジピン(1)の貫通装着の手順について説明を加え
ると、先づ第6図(イ)及び第9図に示すように両ヒン
ジ部材(H,)、(11りを係合させる。
このとき前記ストッパー(24)は受止め作用位置に位
置操作されている。次に、第6図(D)に示すように前
記モータ(18)を作動させてホルダー(27)をヒン
ジ部材側に移動させることにより、ヒンジピン(1)を
両ヒンジ部材(H1)、(H□)に貫通装着させる。
そして、その貫通装着に伴ってヒンジピン(1)の先端
部を径大側に塑性変形させることにより、ヒンジピン(
1)の抜は止めを行うようになっている、その後第6図
(ハ)に示すように、前記ストッパー(24)を退避位
置に引退させてからドア支持枠(G)を離脱させるよう
になっている。
前記制御手段(E)は、上述の如く予め記憶された情報
に基づいて移送手段(A)やヒンジピン装着手段(F)
の各種アクチュエータを作動させて、ドア(D)の組付
作動を制御することになる。
但し、車体(B)の位置ズレを主たる要因として両ヒン
ジ部材(II)、(II□)の位置ズレが発生しても、
両ヒンジ部材(H1)、 (H1)適正通り係合させる
ことができるようにするために、前記車体(It)のヒ
ンジ部材(tit)の位置を計測する計測手段(W)が
設けられ、制御手段(E)は、計測手段(−)の計測情
報に基づいて前記記憶情報を補正するように構成されて
いる。ちなみに、前記記憶情報は、ホストコンピュータ
(I C)から車種変更等の指令情報により変更設定さ
れることになる。そしてその記憶情報の設定は、ティー
チング操作によって設定される。
前記計測手段(す)は、第10図に示すように、シリン
ダ(33A)によって支柱(33)に沿って昇降操作自
在な昇降枠(33B)と、その昇降枠(33B)のに部
の支持台(34)と、シリンダ(35A)によってその
支持台(34)に沿ってスライド操作自在な可動枠(3
5)と、その可動枠(35)に支承される計測部(に)
及びその計測部(に)の制御装置(C)とからなる。ち
なみに、詳述はしないが昇降枠(331’()の昇降位
置や可動枠(35)のスライド位置を検出するセンサが
設けられて、その検出情報及び記憶情報に基づいて前記
シリンダ(33A)(35^)が作動されるようになっ
ている。
従って、可動枠(35)を計測対象のヒンジ部材(II
I)の近くに移動させ、その状態において計測部にて計
測させることになる。らなみに、可動枠(35)を計測
対象のヒンジ部材山)に対して移動させる目標位置は、
前記支柱(33)を基準に設定されることになり、かつ
、その目標位置は車種の差異等に合わせて変更設定され
ることになる。つまり、前記記憶情報が変更設定される
ことになる。
前記計測部(K)について説明する。面、以下の説明に
おいては、車体(F1)の前後方向をX軸、車体(B)
の横幅方向をY軸、上下方向をZ軸に決めて説明する。
第11図及び第12図に示すように前記可動枠(35)
に固定のY軸案内部材(36ンに、平面視形状コの字状
のX軸案内部材(37)がY軸方向にスライド自在に支
持され、平面視形状T字状の計測治具(38)が、前記
X軸案内部材(37)にX軸方向にスライド自在に支持
され、X軸案内部材(37)をY軸方向にスライド操作
するシリンダ(39)が、可動枠(35)に付設のブラ
ケット(35a)とX軸案内部材(37)との間に架設
され、計測治具(38)をX軸方向にスライド操作する
シリンダ(40)が、計測治具(38)とX軸案内部材
(37)との間に架設されている。計測治具(38)に
は、第13図にも示すように、計測対象のヒンジ部材(
U + )に対してxl[lI並びにY軸方向から当て
つける平面視形状り字状の接当部<S>が設けられ、計
測治具(38)のX軸方向での位置を検出する距離セン
サ(旧)及び計測治具(3日)のY軸方向での位置を検
出する距離センサ(42)の夫々が、前記可動枠(35
)に固定され、計測治具(38)の計測対象のヒンジ部
材(If 1)の上面に対する距離を検出する距離セン
サ(43)が計測治具(38)の上部に設けられている
尚、各距離センサ(41) 、 (42) 、 (43
)の夫々は、レーザー光を利用した先代のものなど各種
のものが使用できる。
従って、先ず計測治具(38)をY軸方向に操作し、次
にX軸方向に操作して、計測治具(38)を計測対象ヒ
ンジ部材(H1)に当付け、その状態での各距離センサ
(41) 、 (42) 、 (43)の夫々の検出情
報に基づいて、計測対象ヒンジ部材(If)の位置を検
出できるようになっている。
そして、その検出情報は前記制御装置(C)を介して、
前記制御手段(E)に送られる。その情報に基づいて、
前記制御手段(E)は、前記記憶情報を補正することに
なる。
第15図に基づいてドア取付工程の手順について説明す
る。
先ず、ホストコンピュータ(HC)からの車種指令情報
を受取り、そのf青報に対応する記憶情報を設定する。
そしてドア移送手段(A)はドア受取位置(Q、)にお
いてドア(D)を受取る。一方前記計測手段(W)は、
前記車体(B)のヒンジ部材(H1)の位置を検出する
。その検出望報に基づいて前記記憶情報を補正する。前
記移送手段(八)は、補正された記憶情報に基づいて、
ドア(D)をドア係合箇所(D□)に移送し、両ヒンジ
部材(IL)、(H1),(H2)を係合させる。次に
ヒンジピン(1)を両ヒンジ部材(H1)、(II□)
に貫通装着する。そして、前記ストッパー(24)を引
退させてから原位置に復帰して、次の指令を待つように
なっている。
〔別実施例〕 上記実施例では、ストッパー操作手段(S)を構成する
に、保持部材(30)をシリンダ(28)によって出退
させるようにしていたが、例えばヒンジピン装着手段(
F)を利用して出退させるようにしてもよい。つまり第
16図(イ)、(D)に示すように、ヒンジピン装着手
段(F)の摺動部材(26)に係合部(49)が付設さ
れ、その保合部(49)にカム操作用の係合溝(50)
が設けられている。そしてこの係合溝(50)に保持部
材(30)の係合体(30a)が係合されて、前記モー
タ(18)の作動に伴ってストッパー(24)を受止め
操作位置と退避位置とに位置変更操作するようになって
いる。又、ストッパー(24)をシリンダ等の遊端側に
取り付けて直接出退操作させるようにする等ストッパー
繰作手段(S)の具体構成は各種変更できる。
又、ヒンジピン(1)の先端部を、本体部よりも軟い材
質に形成して塑性変形自在にする等、ヒンジピン先端部
を塑性変形自在に形成する手段は各種変更でき、そして
、それに合わせてストッパー(24)の形状も各種変更
できる。その他各部の具体構成は各種変更できる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自動車のドア組付装置の実施例を示
し、第1図は自動車のドア組付装置の概略平面図、第2
図は同正面図、第3図はドア保持枠の正面図、第4図は
同側面図、第5図はヒンジピン装着手段の側面図、第6
図(イ)。 (■)、(ハ)はヒンジピンの貫通装着の手順を示す側
面図、第7図は保持部材の斜視図、第8図はヒンジピン
斜視図、第9図はヒンジ部材の保合状態を示す平面図、
第10図は計測手段の側面図、第11図は計測部の平面
図、第12図は同側面図、第13図は車体のヒンジ部材
と接当部との接当状態を示す平面図、第14図は制御構
成のブロック図、第15図はドア取付工程の説明図、第
16図(イ)。 (11)はストッパー操作手段の別実施例を示す側面図
である。 (1)・・・・・・ヒンジピン、(1a)・・・・・・
折曲げ片、(24)・・・・・・ストッパー  (A)
・・・・・・ドア移送手段、(8)・・・・・・車体、
 (D)・・・・・・ドア、()11)、(1・・・・
・・ヒンジ部材、 (F)ヒンジピン装着手段、(U1
)・・・・・・孔部分、(U2)・・・・・・切り溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車体(B)のヒンジ部材(H_1)とドア(D)の
    ヒンジ部材(H_2)とを係合させるように前記ドア(
    D)を保持して移送するドア移送手段(A)が設けられ
    、前記両ヒンジ部材(H_1),(H_2)を係合させ
    た状態においてそれらに亘って頭付きヒンジピン(1)
    を貫通装着するヒンジピン装着手段(F)が設けられた
    自動車のドア組付装置であって、前記両ヒンジ部材(H
    _1),(H_2)への貫通に伴ってそれらから突出す
    る前記ヒンジピン(1)の先端部を受け止めるストッパ
    ー(24)が設けられ、前記ヒンジピン(1)の先端部
    が、前記ストッパー(24)との接当により径大側に塑
    性変形自在に形成されている自動車のドア組付装置。 2、請求項1記載の自動車のドア組付装置であって、前
    記ヒンジピン(1)の先端部は、径方向外方に折曲変形
    される複数個の折曲げ片 (1a)を周方向に並べて備えるように、中央部の孔部
    分(U_1)とその孔部分(U_1)に連なり且つ径方
    向に沿う切り溝(U_2)の複数個が形成されたもので
    あり、前記ストッパー(24)が、先細りのピン状に形
    成されている。 3、請求項2記載の自動車のドア組付装置であって、前
    記ストッパー(24)を受止め作用位置とそれからヒン
    ジピン長手方向に沿って退避させた退避位置とこ位置変
    更操作するスト ッパー操作手段(S)が設けられている。
JP1025201A 1989-02-02 1989-02-02 自動車のドア組付装置 Pending JPH02204185A (ja)

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JP1025201A JPH02204185A (ja) 1989-02-02 1989-02-02 自動車のドア組付装置
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JP1025201A JPH02204185A (ja) 1989-02-02 1989-02-02 自動車のドア組付装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7100258B2 (en) * 2002-11-05 2006-09-05 Inos Automationssoftware Gmbh Method and device for simulation of a closing wedge
JP2021098453A (ja) * 2019-12-23 2021-07-01 トヨタ自動車九州株式会社 バックドア取付用冶具構造

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