JPH02203688A - テレビジョン信号を用いた静止画、文字、音声の時分割多重伝送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン信号を用いた信号伝送方法と時
分割多重装置と時分割多重信号復調装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来のテレビジョン信号伝送においては、静止画とその
説明用の文字２音声を伝送する際、動画伝送と同様に連
続した静止画並びにその説明用の文字、音声を伝送し続
けていた。

発明が解決しようとする課題 従来のテレビジョン信号の伝送にあっては、たとえば、
５分の静止画とその説明の文字、音声を伝送するのに、
送信側では、静止画とその説明の文字、音声を５分間送
り続けなければならなく、伝送内容の持つ情報量の割に
は、伝送時間が長くなるという問題点があった。本発明
は、静止画とその説明の文字、音声を短時間に効率よく
伝送・受信することを目的としている。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の伝送方法ではテレビ
ジョン信号における３フレームを１組として、第１フレ
ームに静止画、第２フレームに文字コード、第３フレー
ムに時間軸圧縮音声を時分割多重伝送する。さらに、受
信側では、−旦、記録装置（ＶＴＲ，メモリー等）に記
録した後、必要な３フレ一ム１ｍの情報を記録装置より
読み出し、３枚のフレームメモリーに蓄える。そして、
静止画を再生しながら、文字情報をデコードし、圧縮音
声を時間軸伸長して、これらの３つを同時再生するとい
う構成をそなえたものである。

作用 本発明は、上述した構成により、静止画１文字。

音声を３フレーム（約１／ｌＯ秒）で伝送できるので、
伝送時間の大幅な短縮となり、伝送時間を有効に利用で
きることになる。

実施例 以下、本発明の一実施例におけるテレビジョン信号を用
いた静止画１文字情報、音声伝送受信装置の構成図を示
す。第１図において、１は伝送する静止画が蓄えられて
いるアナログ記録再生装置でＶＴＲ，ビデオディスクな
どを用いる。２は、誤まり訂正符号が付加された説明用
の文字コードが蓄えられているファイルで、各種メモリ
が用いられる。３は、音声用記録再生装置で時間軸圧縮
音声が蓄えられている。５は、テレビジョン放送（ＮＴ
ＳＣ方式、ＰＡＬ方式、ＳＥＣＡＭ方式、ＨＤＴＶ方式
等）の３フレームを１組として時分割多重信号（第２図
）を作り出す時分割多重回路である。以下、ＮＴＳＣ方
式を例に説明するが、その他の方式（ＰＡＬ方式、ＳＥ
ＣＡＭ方式、ＨＤＴＶ方式等）においても同じことがい
える。この時分割多重回路は第３図の５に示すように静
止画用入力端子２０、文字コード用入力端子２１、音声
用入力端子２２を備えている。静止画用入力端子２０よ
り入力された静止画信号は、Ａ／Ｄコンバータ２３でＡ
／Ｄ変換された後、静止画用フレームメモリに蓄えられ
、文字コード用入力端子２１より入力された文字コード
は、文字コード用フレームメモリ２６に蓄えられ、音声
入力端子２２より入力された圧縮音声は、Ａ／Ｄコンバ
ータ２７でＡ／Ｄ変換された後、圧縮音声用フレームメ
モリに蓄えられる。

これら３枚のフレームメモリの出力は静止画、圧縮音声
についてはそれぞれＤ／Ａコンバータ２５２９によりＤ
／Ａ変換された後、文字コードについてはデジタルデー
タのまま、フレーム選択スイッチ３０に送られる。フレ
ーム選択スイッチ３０は１フレ一ム単位でＦ１＝＋Ｆ２
＝＋Ｆ３→Ｆ１・・・・・・のように切り替わり、静止
画２文字コード、圧縮音声を時分割多重する。また、静
止画用フレームメモリ２４、文字コード用フレームメモ
リ２６．圧縮音声用フレームメモリ２８はフレーム選択
スイッチ３０で選択されていない２フレーム（約ｌ／１
５秒）の間に新しいデータに書き換えられ、次のＩＭｉ
ａフレーム時分割多重に備える。このようにして時分割
多重された信号は出力端子３１より出力される。そして
、水平同期信号、垂直同期信号が付加された後に変調回
路６によりＡＭ変調、ＦＭ変調など伝送系に通した変調
を施されて伝送される。この例では、以後、伝送系を衛
星伝送（ＦＭ伝送）として説明するが、必要帯域を有す
るならば、現行テレビジョン地上放送（ＡＭ伝送等）、
高品位電話回線（パルス変調等）等でもかまわない。変
調回路より出力された信号は地上放送局７からマイクロ
波などを利用して赤道上空の通信用静止衛星９に送られ
る（８）。信号を受信した通信静止衛星９は信号を地上
に向けて送り返すθ０）。地上では、地上受信局１１で
信号を受信して、−旦、記録再生装置１２に蓄える。記
録再生装置１２は、現行のＶＴＲ，ビデオディスク、大
容量メモリなどを用いることができるが、映像信号記録
再生装置であればこれに限らない。１３は、復調回路で
ある。復調回路１３は、第４図に示すように入力端子３
２および、静止画出力端子４２２文字出力端子４３．音
声出力端子４４を持つ。入力端子３２より入力された信
号は、フレーム切り替えスイッチ３３で静止画１文字コ
ード、圧縮音声に分けられ、静止画、圧縮音声について
はＡ／Ｄコンバータ３４．３９でそれぞれＡ／Ｄ変換さ
れた後、文字コードは直接に、専用のフレームメモリ（
静止画用フレームメモリ３５９文字コード用フレームメ
モリ３７．音声伸長用フレームメモリ４０）に蓄えられ
る。静止画用フレームメモリの出力は、Ｄ／Ａコンバー
タ３６でＤ／Ａ変換されて出力端子４２に出力され、文
字コード用フレームメモリからの出力は、文字デコーダ
３８で、映像信号に変換されて出力端子４３に出力され
る。音声伸長用フレームメモリの出力はＤ／Ａコンバー
タ４１で音声信号にＤ／Ａ変換される。このとき、Ｄ／
Ａコンバータに供給するクロックを低く設定することに
より音声の時間軸伸長がなされる。そして、時間軸伸長
された音声は、出力端子４４に出力される。例えば、Ａ
／Ｄコンバータ３９のクロックを１４．３Ｍ　Ｈｚ　。

Ｄ／Ａコンバータ４１のクロックを１４ＫＨｚとすると
、約ｔｏｏｏ倍の時間軸伸長がなされることになり、１
フレーム（約１／３０秒）の圧縮音声データで約３０秒
の音声がスピーカ１９を通じて再生可能となる。

また、出力端子４２．４３に出力された静止画および文
字信号は、テロッパー１７でテロップ合成されてデイス
プレィ１８に表示される。

発明の効果 本発明は、上述した構成により動画として送る必要のな
い画像と音声を非常に高効率で伝送でき大量の静止画フ
ァイルの伝送などに適する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の伝送系の構成を示す構成図、第２図
は、静止画３文字コード、圧縮音声のフレーム時分割多
重の様子を示す原理図、第３図は、時分割多重回路のブ
ロック図、第４図は、時分割多重信号を復調する回路の
ブロック図である。 １・・・・・・画像記録再生装置、２・・・・・・文字
コード記録再生装置、３・・・・・・圧縮音声記録再生
装置、４・・・・・信号記録再生装置、５・・・・・・
時分割多重回路、６・・・・・・変調回路、７・・・・
・・地上放送局、８・・・・・・マイクロ波伝送信号、
９・・・・・・通信用静止衛星、１０・・・・・・マイ
クロ波放送信号、１１・・・・・・地上受信局、１２・
・・・・・映像信号記録再生装置、１３・・・・・・時
分割多重信号復調回路、１４・・・・・・静止画信号、
１５・・・・・・文字信号、１６・・・・・・音声信号
、１７・・・・・・テロッパー、１８・・・・・・映像
用デイスプレィ。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名蒸 図 蘂 図 ４υ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビジョン信号の３フレームを１組とし、送信
   側で静止画用フレームメモリと文字コード用フレームメ
   モリと時間軸圧縮音声用フレームメモリを用いて、テレ
   ビジョン信号の第１フレームにフレーム静止画、第２フ
   レームに文字コード、第３フレームに時間軸圧縮音声を
   時分割多重伝送して、受信側で静止画用フレームメモリ
   ーと文字コード用フレームメモリ、文字デコーダと時間
   軸音声伸長用フレームメモリを用いて時分割多重信号を
   再生することを特徴とするテレビジョン信号を用いた静
   止画、文字、音声伝送方法。
2. （２）静止画用フレームメモリーと文字コード用フレー
   ムメモリ、文字デコーダと時間軸圧縮音声用フレームメ
   モリを用いて、請求項（１）に記載の時分割多重信号を
   生成することを特徴とする時分割多重装置。
3. （３）フレームメモリーと、文字デコーダと、時間軸音
   声伸長回路を用いて、請求項（１）に記載の時分割多重
   信号を再生することを特徴とする時分割多重信号復調装
   置。
4. （４）請求項（１）に記載の第１フレームの静止画を再
   生すると同時に、第２フレームの文字コードをデコード
   し、第１フレームの静止画にデコードした文字をテロッ
   プとして合成し、第３フレームの時間軸圧縮音声を時間
   軸伸長して、先の静止画と同時再生することを特徴とす
   る時分割多重信号復調装置。