JPH0220317A - 射出成形方法とその方法を実施する電動機駆動射出成形機 - Google Patents

射出成形方法とその方法を実施する電動機駆動射出成形機

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JPH0220317A
JPH0220317A JP17015288A JP17015288A JPH0220317A JP H0220317 A JPH0220317 A JP H0220317A JP 17015288 A JP17015288 A JP 17015288A JP 17015288 A JP17015288 A JP 17015288A JP H0220317 A JPH0220317 A JP H0220317A
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resin
cylinder
rotation
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Yoshiya Taniguchi
吉哉 谷口
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/47Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould using screws
    • B29C45/50Axially movable screw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はサーボモータ駆動方式の射出成形方法とその方
法を実施する射出成形機の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来の射出成形機は第6図に示すように、加熱筒(23
′)を往復運動させて射出成形するための射出用サーボ
モータ(71’)とスクリュー(22′)を回転させる
ためのスクリュー回転用サーボモータ(70の2個が設
置されていて、加熱筒(2イ)の先端部への溶融樹脂の
搬送、充填は前記スクリュー回転用サーボモータ(72
’)の駆動によって行い、溶融樹脂のチャージが完了し
た処で射出用サーボモータ(71’)を作動させて加熱
筒(23)の先端から溶融樹脂を金型キャビティ (図
示せず)に射出するという方法を採用していた。この場
合、単にスクリュー(22’)を回転させて加熱筒(2
35の先端側に溶融樹脂を搬送して行き、溶融樹脂が先
端部に設定さた量だけチャージされたところでスクリュ
ー(22)を前進させ、溶融樹脂を射出するのである。
従って、溶融樹脂のチャージ作業時にはスクリュー(2
f)の回転による混練だけであるため充分な混練度を達
成するためには加熱筒(23′)を長くとらねばならな
いという欠点があった。加えてスクリュー(22’)の
回転チャージ用と往復駆動による射出用とに別々のサー
ボモータ(7f><72′)を使用しなければならなか
ったので、その制御装置も含めてコスト、取付場所など
の上で相当な負担があるという欠点があった。
〔本発明の目的〕
本発明は、上記の問題点に対してなされたもので、その
目的とするところは混練度を高く取る事が出来て加熱筒
を短くする事が出来、しかもチャージと射出を1個のサ
ーボモータで済ます事の出来る射出成形方法とその方法
を実施する電動機駆動射出成形機を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するために、第1項では、 ■ 加熱筒(23)内に収納された射出成形用スクリュ
ー(22)を正転時に前進させ、逆転時に後退させると
いう往復運動を行わせて加熱筒(23)の先端部に溶融
樹脂をチャージし、 ■ 然る後、当該樹脂を加熱筒(23)の先端部から射
出する。
;という技術的手段を採用しており、第2項では、 ■ 加熱筒(23)内に収納された射出成形用スクリュ
ー(22)を正転時に後退させ、逆転時に前進させると
いう往復運動を行わせて加熱筒(23)の先端部に溶融
樹脂をチャージし、 ■ 然る後、当該樹脂を加熱筒(23)の先端部から射
出する。
:という技術的手段を採用しており、第3項では、 ■ 第1項又は第2項の射出成形方法において、スクリ
ュー(22)の前進停止位置を往復運動の都度、順次後
方にずらして行く。
;という技術的手段を採用しており、第4項では、 ■ 第1項乃至第3項の射出成形方法において、スクリ
ュー(22)の前進時にスクリュー(22)に脈動を与
える。
;という技術的手段を採用しており、第5項ではこの方
法を利用して、電動機駆動射出成形機を、 ■ 樹脂充填用スクリュー(22)と、■ 樹脂充填用
スクリュー(22)の後端から後方に突出した連結軸(
30)と、 ■ 連結軸(30)に回動自在に外挿され、連結軸(3
0)と共に前後に往復運動する往復運動用駆動ねじ筒α
5)と、 ■ ハウジング(A)内に回動自在に配設され、往復運
動用駆動ねじ筒aつに螺合してモータ(7)の回転を伝
達する往復運動用駆動ナラ)allと、■ 連結軸(3
0)の後端に設けられたスクリュー回動用ねじ(33)
と、 ■ スクリュー回動用ねじく33)に螺合し、ハウジン
グ(A)に取着された静止ナツト(35)とで構成する
;という技術的手段を採用している。
〔作   用〕
■ モータ(7)を作動させると往復運動駆動ナラI・
αυを介して往復運動用駆動ねじ筒aつに前進運動が伝
達され、スクリュー(22)を前進させる。
■ この時、第1項の場合前進動作と共にスクリュー回
動用ねじく33)は静止ナツト(35)によって正転さ
せられ、加熱筒(23)内の樹脂は混練されながら前方
に送られる。(第2項の場合は逆にスクリュー(22)
は逆転する。) ■ 続いて、モータ(7)が逆転すると、第1項の場合
スクリュー(22)は逆転しつつ後退するが、この時加
熱筒(23)の内面の摩耗係数とスクリュー(22)の
外周面の摩耗係数の相違によって加熱筒(23)内の樹
脂はほとんど前方に残留したままとなり、スクリュー(
22)だけが戻る事となる。
(第2項の場合は逆にスクリュー(22)が逆転する事
になる。) ■ 続いてモータ(7)を再び正転させてスクリュー(
22)を前進且つ正転させて樹脂を再び混練しつつ前方
に送り出す。
■ このようなスクリュー(22)の往復運動を繰り返
す事によって加熱筒(23)の先端部に樹脂をチャージ
して行く。
■ このような射出成形方法において、スクリュー (
22)の前進停止位置を往復運動の都度、順次後方にず
らして行き、加熱筒(23)の先端部へ溶融樹脂脂を設
定量だけチャージする操作がよ゛り混練も高く且つ迅速
に行われるものであり、■ 又、この場合にスクリュー
(22)の前進時にスクリュー(22)に脈動を与える
事によって、樹脂の混練度をより高める事が出来るもの
である。
〔実 施 例〕
本発明の実施例と共に説明する。
射出成形機の基台(11上に固着されたブラケット(2
1+21 ’に支承された4本の支持バー(3)にヘッ
ドストック(4)及びギヤボックス本体(5)のボス部
(5a)が前後摺動自在に取付られて、射出装置の基体
となっている。(6)はギヤボックス本体(5)の蓋体
であり、ハウジング(A)はこれらギヤボックス本体(
5)、蓋体(6)などで構成されている。
本発明に使用するモータ(7)は、例えばサーボモータ
であり、以下モータ(7)をサーボモータとして説明す
る。実施例に示すサーボモータ(7)は軸が水平になる
ように、ギヤボックス本体(5)に固着されており、サ
ーボモータの軸端(7a)には固着具(9)によって主
動ギヤ(8)が固着され、主動ギヤ(8)に螺合する従
動ギヤOIは往復運動用駆動ナツトαυに固着具02)
によって固着されている。従って、サーボモータ(7)
が回転すると、その回転は従動ギヤ00)を介して往復
運動用駆動ナツトαυに伝達され、往復運動用駆動ナツ
ト0υの正・逆回転により往復運動用駆動ねじ筒05)
が前進、後退するようになっている。
本実施例の第1項ではサーボモータ(7)が正転すると
き、往復運動用駆動ねじ筒(15)が前進するように設
定してあり、第2項では逆にサーボモータ(7)が正転
する時、ねじ筒05)が後退するようになっており、樹
脂の種類その他各種の条件に合わせて適宜の方法が採用
される。
上記往復運動用駆動ねじ筒05)は受は板06)、圧力
センサー07)(例えばロードセルなど)を介して、ベ
アリングケース00にポルトで固着さている。ベアリン
グケース00内には駆動軸(+91がラジアルベアリン
グ(20)、スラストベアリンク(21)によって支承
されている。従って往復運動用駆動ねじ筒a9の前後進
往復運動が駆動軸α9)に伝達される。
駆動軸09)の前側凹部には、スクリュー(22)の後
端部が挿入され、キー(29)、当て板(29a)によ
って固定されており、スクリュー(22)に駆動軸(1
匂の前後進運動が伝達される。
スクリュー(22)を内蔵した加熱筒(23)は、シリ
ンダフランジ(23a) 、断熱材(2G)を介して、
ヘッドストック(4)の水平貫通孔の前面から挿通され
、その後端(23b)を固定ナツト(27)で螺合締イ
」けすることによりヘッドストック(4)に固着されて
いる。
ヘッドストック(4)の垂直孔(4a)の上部にはホッ
パ(28)が設置してあり、ホッパ(28)内のプラス
チック原料は、加熱筒(23)に巻装したヒーター(図
示せず)によって加熱され、スクリュー(22)によっ
て混練されながら前方へ移送される。また加熱筒(23
)の前部にはノズル(24)が螺合され、加熱筒(23
)の先端部である該ノズル(24)の出口孔部にはスク
リュー(22)を介して射出室(24a)に送りこまれ
た樹脂が、室外に浴出しないようにノズルチエツク装W
(図示せず)が設けである。
一方、駆動軸C191の後側凹部には、連結軸(3o)
の前端が挿入され、キー(31)によって固着されてい
る。該連結軸(30)は往復運動用駆動ねじ筒aつの中
空部(15a)を貫通して、ラジアルヘアリング(32
a)及びニードルベアリング(32b)で支承され、更
に後方に延びている。すなわち連結軸(30)は駆動軸
09)と一体になった後方延長部材として、往復運動用
駆動ねじ筒05)と一体に前後進往復運動を行い、且つ
往復運動用駆動ねじ筒05)とは独立に回転運動を行う
ことができるようになっている。
該連結軸(30)に回転運動を行わせる駆動源となるの
は、該連結軸と一体に後方に延長している軸端部(30
a)に外挿され、固着具(34)で固着されたスクリュ
ー回動用ねじ(33)と、ハウジング(A)内挿固着さ
れた静止ナンド(35)との螺合による。
次に制御装置について説明する。制御装置(図示せず)
はマイクロコンピュータを内蔵した計算制御方式のもの
で、中央演算処理装置(CPU)、メモリー(RAM)
及び(ROM) 、入力装置(I)、出力装置(0)、
設定用キーボード(KB)から成り、入力センサーとし
て、スクリュー先端の位置を測定する位置センサー、射
出室内のプラスチック溶融樹脂の内圧を測定する圧力セ
ンサーα7)からの信号が入力インターフェースに入力
される。−力出力インターフェースからはサーボモータ
(7)に正転、逆転の指令を出す。スクリュー先端の位
置センサーはサーボモータ(7)に付帯して、その回転
の原点(スクリュー後退限位置に相当する。)を発信す
る、例えばエンコーダ(7b)のようなものでよい。
以上のように構成された本実施例の第1項の作用を説明
する。
■ サーボモータ(7)が正転すると、主動ギヤ(8)
、従動ギヤα0)を介して、往復運動用駆動ナツト0υ
が正転し、往復運動用駆動ねじ筒(151が前進する。
この往復運動用駆動ねじ筒05)の前進は駆動軸α匂を
介してスクリュー(22)を前進させる。
■ 駆動軸a旬が前進すると連結軸(30)を介してス
クリュー回動用ねじく33)も前進する。該スクリュー
回動用ねじく33)と静止ナラ) (35)との螺合に
より、スクリュー回動用ねじ(33)は回転しながら前
進することとなる。従ってスクリュー(22)も回転し
ながら前進する。スクリュー(22)が前進するとき、
プラスチック原料をノズル(24)の方に送りこむ方向
にスクリュー(22)が正回転できるように、静止ナン
ド(35)とスクリュー回動用ねじく33)の螺合関係
を選定しておく。
■ このようにしてプラスチック原料を混練しつつ先方
に送り出した後、サーボモータ(7)が逆転し、往復運
動用駆動ナツトαDを逆転させ、往復運動用駆動ねじ筒
Q5)を後退させる。すると往復運動用駆動ねじ筒05
)の後退とともに駆動軸aω、スクリュー(22)も後
退する。一方、連結軸(30)を介してスクリュー回動
用ねじく33)も後退し、該スクリュー回動用ねじ(3
3)と静止ナツト(33)との螺合により、スクリュー
(22)は逆転しながら後退する。
■ 以上のようにして、本発明では1個のサーボモータ
(7)の正転、逆転によって、スクリュー(22)が前
進するとともに、プラスチック原料をノズル(24)の
方に送りこむ方向に正回転したり、スクリューが後退す
るとともに、逆回転することができる。尚、第2項の場
合は第1項の逆でサーボモータ(7)が正転した時、ス
クリュー(22)は後退する事になり、逆転する時に前
進する事になる。
■ 第5図によって第1項のスクリュー(22)が前進
後退を繰り返しながらプラスチック原料をチャージする
制御作用を説明する。最初、後退限の原点にあったスク
リュー(22)は、サーボモータ(7)の正転によりプ
ラスチック原料をノズル(24)の方向に送りこむ方向
に正回転しながら前進し、プラスチック原料を加熱、混
練しつつノズル側の射出室(24a)に送りこむチャー
ジ動作を行う。射出室(24a)の内圧をロードセルな
どの圧力センサーa1で測定しながら、設定圧力まで達
したらスクリュー(22)は逆回転となり後退する。こ
の時、加熱筒(23)の内周面の摩耗係数とスクリュー
(22)の摩耗係数が相違するために樹脂はスクリュー
(22)と共に戻らず、前方位置に留まる。スクリュー
(22)が後退限に達すると、再びスクリュー(22)
は正回転となり前進する。
この前進後退勤作を繰返しで行い、前進チャージ中に射
出室(24a)の内の樹脂圧が設定値まで達し、且つス
クリュー先端−が所定のチャージ量を示す位置(S)に
達したら、上記の繰返しチャージを停止する。このよう
な1個のサーボモータ(7)による繰返しチャージが本
発明装置の第1項の特長である。そして、チャージ完了
後スクリュー(22)を正回転させつつ大きく前進させ
、樹脂の射出を行う。
■ 又、本発明方法では前述のように1個のサーボモー
タ(7)を利用してスクリュー(22)を正、逆回転且
つ前後往復運動をさせて、樹脂を次第に射出室にチャー
ジして行うのであるが、この時スクリュー(22)の圧
力を往復運動の都度検出して所定圧力に達した処で停止
させ、前進停止位置を順次後方にずらして行き、樹脂の
充填を円滑に行わせる事やスクリュー(22)の前進時
にスクリュー(22)の前進に脈動を与える事によって
樹脂の混練度や搬送促進を行う事が特徴的である。これ
を第4図の時間的プログラムで表す。
第4図においてサーボモータ(7)が正転する時、即ち
、スクリュー(22)が前進するときは、サーボモータ
(7)の正転速度に脈動を与え、サーボモータ(7)が
逆転する時、即ちスクリュー(22)が後退するときは
、サーボモータ(7)の逆転速度には一様とするのであ
る。
■ 今、スクリュー(22)が前進するとき、プラスチ
ック原料をノズルの方に送りこむ方向に正回転しながら
上記のサーボモータ(7)の脈動正転によって、スクリ
ュー(22)も脈動している。プラスチック原料はスク
リュー(22)の表面と加熱筒(23)の内面との間に
それぞれ摩擦係数μm、μ2があり、通常スクリュー(
22)表面の仕上げを良くしてμm〈μ2の関係にする
ことによって、加熱とともに樹脂を前方に移送する事が
出来るのであり、逆転時には樹脂は前方搬送位置に溜ま
ってスクリュー(22)のみが逆転後退するのである。
本発明ではスクリュー(22)の前進とともに脈動正回
転させるのでμmは著しく小となり、更に効率よくプラ
スチック原料をノズル(24)の方に移送してチャージ
操作が行われるのである。
しかも射出室(24a)の樹脂圧が設定値に達したとき
にチャージ完了となるように制御しているので、射出室
(24a)に溜まった原料樹脂はいつも均一な性状であ
り、成形品の安定化につながる。
■ このようにしてチャージしながら、キャビティ内に
射出された樹脂の冷却、型開、成形品のエジェクト、次
サイクルの型締が行われた後、チャージ完了さた溶融樹
脂はスクリュー(22)の前進によってキャビティ内に
射出される。このときもスクリュー(22)は正回転し
ながら射出を行う。
尚、第2項では前述のように第1項の場合と回転方向が
逆になるようにしたものである。
〔発明の効果] 本発明は、叙上のように第1項において、加熱筒内に収
納された射出成形用スクリューを正転時に前進させ、逆
転時に後退させるという往復運動を行わせて加熱筒の先
端部に溶融樹脂を充填し、然る後当該樹脂を射出するの
で樹脂の充填作業においてスクリューの前後往復運動が
新たに加わり、その結果、樹脂の混練度合が従来に増し
て高まり、射出成形品の品質向上につながると同時に混
練度合が高まるので、それだけL/dの小さい加熱筒で
送るという利点があり、又、第2項において、加熱筒内
に収納された射出成形用スクリューを正転時に後退させ
、逆転時に前進させるという往復運動を行わせて加熱筒
の先端部に溶融樹脂をチャージし、然る後当該樹脂を射
出するので、溶融樹脂全体をスクリューにて前方に搬送
しようとする時にスクリューの回転は樹脂を後方に引き
戻そうとする方向に作用し、逆にスクリューの後退によ
り樹脂全体を後方に引き戻そうとする時にスクリューの
回転は樹脂を前方に搬送しようとする方向に働くため、
樹脂に強い混練が加えられ、それだけ加熱筒を短く出来
るものである。
第3項においてスクリューの前進停止位置を往復運動の
都度順次後方にずらして行くために混練された樹脂が間
欠的に加熱筒の先端部に供給され、このシリンダの動き
によって先に供給された樹脂と後から供給された樹脂と
が先端部内で混ぜ合わされた事になり、射出時には先端
部内の樹脂は十分混練された状態となっており、この点
でも成形品の品質向上に役立つものである。又、第4項
ではスクリューの前進時にスクリューの前進に脈動を与
えるので、あたかもバイブレーション的効果を発揮して
加熱溶融する時の円滑な前進が図られるという利点があ
る。
このように原料プラスチックは、脈動回転するスクリュ
ーによって前方へ移送され、且つ射出室に溶融樹脂がチ
ャージされると、スクリューの後退、再び大きく脈動回
転前進して溶融樹脂を射出するものであり、このような
シリンダの前後往復運動による繰返しチャージを行うの
で、本発明では従来のインラインスクリュー機より混練
効果が遥かに強く、その結果、L/dの小さい加熱筒で
よいために樹脂の熱履歴が小さくなり、成形品の品質が
向上するという利点がある。更に、第5項に記載された
ように本発明に係る電動機駆動射出成形機は、樹脂充填
スクリューと、樹脂充填用スクリューの後端から後方に
突出した連結軸と、連結軸に回動自在に外挿され、連結
軸と共に前後に往復運動する往復運動用駆動ねじ筒と、
ハウジンク内に回動自在に配設され、往復運動用駆動ね
じ筒に螺合してモータの回転を伝達する往復運動用駆動
ナツト、連結軸の後端に設けられたスクリュー回動用ね
じとスクリュー回動用ねじに螺合し、ハウジング取着さ
れた静止ナツトとで構成されているので、サーボモータ
が1個だけでチャージ、射出の再操作が行え、コスト、
取付場所などで前向きの解決がなされ、電動機駆動方式
射出成形機の長所が加重されるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図・・・本発明の射出装置の概要を示す正面図第2
図・・・本発明の射出装置の一実施例の断面図第3図・
・・本発明のスクリュ一部の詳細断面図第4図・・・本
発明におけるサーボモータにおける回転数対時間特性を
示すグラフ 第5図・・・本発明のスクリュー前進位置対時間特性を
示すグラフ 第6図・・・従来の電動機駆動射出成形機の腰部断面図
である。 (A)・・・ハウジング、 (1)・・・基台、(2)
・・・ブラケット、    (3)・・・支持バー(4
)・・・ヘッドストツタ、 (4a)・・・原料落日、
(5)・・・ギヤボックス、  (5a)・・・ブラケ
ット、(6)・・・蓋体、       (71(71
) (72)・・・モータ、(7a)・・・モータ軸、
(7b)・・・エンコーダ、(8)・・・主動ギヤ、 
   (9)・・・固着具、α0)・・・従動ギヤ、 
   aυ・・・往復運動用駆動ナツト、■・・・固着
具、     031・・・ラジアルベアリング、α旬
・・・スラストベアリング、05)・・・往復運動用駆
動ねじ筒、(15a)・・・中空部、   α(へ)・
・・受は板、01・・・ロードセル、    αυ・・
・ベアリングケース、(191・・・駆動軸、    
  (2の−・・ラジアルベアリング、(21)・・・
スラストベアリング、(22)・・・スクリュー、(2
3)・・・加熱筒、    (23a)・・・シリンダ
フランジ、(24)・・・ノズル、    (24a)
・・・射出室、(26)・・・断熱材、    (27
)・・・加熱シリンダ固定ナツト、(28)・・・ホッ
パ、    (29)・・・キー(30)・・・連結軸
、    (30a)・・・軸端、(31)・・・キー
      (32a)・・・ラジアルへアリング、(
32b)・・・ニードルベアリング、(33)・・・ス
クリュー回動用ねじ、(34)・・・固着具、    
(35)・・・静止ナツト。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱筒内に収納された射出成形用スクリューを正
    転時に前進させ、逆転時に後退させるという往復運動を
    行わせて加熱筒の先端部に溶融樹脂をチャージし、然る
    後、当該樹脂を射出する事を特徴とする射出成形方法。
  2. (2)加熱筒内に収納された射出成形用スクリューを正
    転時に後退させ、逆転時に前進させるという往復運動を
    行わせて加熱筒の先端部に溶融樹脂をチャージし、然る
    後、当該樹脂を射出する事を特徴とする射出成形方法。
  3. (3)第1項又は第2項の射出成形方法において、スク
    リューの前進停止位置を往復運動の都度順次後方にずら
    して行く事を特徴とする射出成形方法。
  4. (4)第1項乃至第3項の射出成形方法において、スク
    リューの前進時にスクリューに脈動を与える事を特徴と
    する射出成形方法。
  5. (5)樹脂充填用スクリューと、樹脂充填用スクリュー
    の後端から後方に突出した連結軸と、連結軸に回転自在
    に外挿され、連結軸と共に前後に往復運動する往復運動
    用駆動ねじ筒と、ハウジング内に回動自在に配設され、
    往復運動用駆動ねじ筒に螺合してモータの回転を伝達す
    る往復運動用駆動ナットと、連結軸の後端に設けられた
    スクリュー回動用ねじと、スクリュー回動用ねじに螺合
    し、ハウジングに取着された静止ナットとで構成された
    事を特徴とする電動機駆動射出成形機。
JP63170152A 1988-07-08 1988-07-08 射出成形方法とその方法を実施する電動機駆動射出成形機 Expired - Fee Related JPH0649311B2 (ja)

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