JPH02203150A

JPH02203150A - 湯沸器

Info

Publication number: JPH02203150A
Application number: JP2041889A
Authority: JP
Inventors: Takahiro Nishi; 西　恭弘; Kimio Mochizuki; 望月　公雄; Taisuke Watanabe; 渡辺　泰典; Noritaka Morinaka; 森中　宣隆
Original assignee: Takagi Industrial Co Ltd
Current assignee: Takagi Industrial Co Ltd
Priority date: 1989-01-30
Filing date: 1989-01-30
Publication date: 1990-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はガス等の湯沸器に関するものである。

（従来の技術）従来のガス湯沸器等に於ける給湯装置は、例えば第３図
に示すように、熱交換器ａから出湯口すに至る給湯系路
Ｃは木管のみで構成している。

（発明が解決しようとする課題）前記のように、従来の給湯装置では熱交換器ａから出湯
口すに至る給湯系路Ｃを木管のみで構成しているので、
出湯口すの蛇口ｄを開いてからバーナｅが点火して、出
湯口すから使用温度の湯が出てくるまで、かなりの時間
待たなければならないという問題点がある。

本発明はこのような課題を解決することを目的とするも
のである。

（課題を解決するための手段）本発明の構成を実施例に対応する第１図〜第２図に基づ
いて説明する。

特許請求の範囲第１項記載の湯沸器ｌは、熱交換器２の
出口　直後に貯湯タンク５を設けて熱交換器２と貯湯タ
ンク５を一体構成とすると共に、この貯湯タンク５には
電熱ヒータ６を設けて、タンク５内の湯８を予熱自在に
構成したものである。

また、第２項記載の湯沸器１は、前記第１項記載の湯沸
器１の貯湯タンク５に電熱ヒータ６と温度センサ７とか
ら成る貯湯タンク５内温度の温度調節機構９を設けたも
のである。

第３項記載の湯沸器ｌは、前記第２項記載の温度センサ
７をサーミスタで構成したものである。

（作用および実施例）湯沸器１を使用するに際して、電熱ヒータ６に通電して
貯湯タンク５内の湯８を加熱し、高温にしておけば、蛇
口１０を開くと貯湯タンク５内の高温水８がただちに出
湯口３から出るので極めて応答性が良く、バーナ１１に
より加熱されて使用温度になった湯が出湯口３から出て
くるまで、長い時間待たなくても良い。

貯湯タンク５にサーミスタ等の温度センサ７を取り付け
て、温度センサ７の出力により電熱ヒータ６の通電を制
御する温度調節機構９を設ければ、貯湯タンク５内の湯
８の温度を所望の値に自在に維持しておけるので、蛇口
１０を開くとただちに使用温度の湯が出湯口３から出る
ように構成することができる。

貯湯タンク５は小さくし過ぎると、その中に蓄えておけ
る湯量も少なくなるので、電熱ヒータ６の消費電力を小
さく抑えることができる反面、出湯開始時に、貯湯タン
ク５内の湯が出た後に、熱交換器２で充分加熱された湯
が出てくるまで、−時的に出湯温が低下するという不具
合が出てくる。

逆に、貯湯タンク５を大きくし過ぎると、このような不
具合はなくなる反面、電熱ヒータ６の消費電力が増大し
、不経済であるという問題が生じるので、貯湯タンク５
の容量はこのように出湯温の応答性と電熱ヒータ６にお
ける電力消費の経済性とを比較衡量して決めれば良い。

電熱ヒータ６は、例えば第２図に示すように交流１００
ボルト商用電源１２を供給して加熱させるもの等適宜で
、また温度調節機構９は第２図にその一例を示すように
、サーミスタ等の温度センサ７の出力信号を増幅する増
幅手段１３と、この出力を入力すると共に、基準信号発
生手段工４から出力する基準信号を人力して、この基準
信号と前記増幅手段１３の出力を比較する比較手段１５
と、この比較手段１５の比較結果に応じて、電源１２を
断続するスイッチング手段４等から構成すれば良い。こ
のような構成においては、基準信号発生手段１４の出力
である基準信号を変化させることによって、温度センサ
７の検知対象である貯湯タンク５内の温度を、所望の範
囲内で所望の値に調節することができる。

（発明の効果）本発明は以上の通りであるので、第一に、熱交換器と貯
湯タンクを直結一体化した結果、装置が簡易化され、貯
湯タンクの特別の設置場所を考慮する必要がなくなる利
点があると共に、湯沸器と出湯口間の距離が長い場合と
短かい場合とに応じて貯湯タンク内の設定温度を調節す
ることができる利点がある。

本発明の湯沸器は、出湯開始後ただちに使用温度の湯が
出てくるので、従来装置のように未加熱の水を出し切る
まで永い時間待つ必要がなく、したがって時間と水を節
約し得るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第２図は本発明の実施例に対応するもので、第
１、図は全体の系統図、第２図は要部の説明的ブロック
図、第３図は従来例の全体系統図である。符号１・・・給湯装置、２・・・熱交換器、３・・・出
湯口、４・・・スイッチング手段、５・・・貯湯タンク
、６・・・電熱ヒータ、７・・・温度センサ、８・・・
湯、９・・・温度調節機構、１０・・・蛇口、１１・・
・バーナ、１２・・・交流１００ボルト商用電源、１３
・・・増幅手段、１４・・・基準信号発生手段、１５・
・・比較手段。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）熱交換器の出口直後に貯湯タンクを設けて熱交換
器と貯湯タンクを一体構成すると共に、該タンクには電
熱ヒータを設けて、該タンク内の湯を予熱自在に構成し
たことを特徴とする湯沸器。
（２）第１項記載の貯湯タンクには電熱ヒータと温度セ
ンサとから成る前記貯湯タンク内温度の温度調節機構を
設けたことを特徴とする湯沸器。
（３）第２項記載の温度センサは、サーミスタで構成し
たことを特徴とする湯沸器。