JPH02202930A - 無機物高充填架橋発泡体及びその製造方法 - Google Patents

無機物高充填架橋発泡体及びその製造方法

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JPH02202930A
JPH02202930A JP2325089A JP2325089A JPH02202930A JP H02202930 A JPH02202930 A JP H02202930A JP 2325089 A JP2325089 A JP 2325089A JP 2325089 A JP2325089 A JP 2325089A JP H02202930 A JPH02202930 A JP H02202930A
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foam
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ethyl acrylate
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JP2325089A
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Toshiki Horie
堀江 俊樹
Tetsuji Nagaresugi
流杉 哲司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、主たる目的が難燃性付与にある無機物を高充
填した熱可塑性高分子発泡体及びその製造方法の改良に
関する。
〔従来技術〕
一般に熱可塑性高分子発泡体は、軽量にして新熱性、衝
撃吸収性、遮音性に優れているため土木・建築材料、包
装材料あるいは浮揚材料等として広く使用されており、
中でも特にポリ第1ノフイン発泡体は、化学的、機械的
、電気的な諸特性が非常に優れている事から更に広い用
途に汎用されている。しかしながら、ポリオレフィンは
、極めて易燃性であるという大きな欠点を有していた。
そこで、火炎による災害を未然に防止する安全上の見地
からポリオレフィンの難燃化について種々の方法が提案
されている。ポリオレフィンの難燃化の方法は下記の2
つに大別される。
(i)ハロゲン系難燃剤を混合する方法、(通常は難燃
助剤としてsb、o、等を併用する。)(n)無機物を
高充填する方法。
前者は、比較的容易に難燃性の製品を得る事ができる利
点を有する反面、得られた製品がひとたび燃焼した場合
には、ハロゲン化水素等の有害ガスを含む多量の煙を発
生し、人体に対して危険であるばかりでなく、その腐食
性故に周辺の機器類等をも腐食するという問題点を有す
る。
これに対して後者の方法では、有毒ガス、腐食性ガスの
発生がなく、かつ煙の発生量も極めて少ないという利点
があり、また省資源の観点からも優れている。しかし無
機物が多量に配合されるため、発泡時に発泡ガスの逃散
がはなはだしく、効率よく発泡体を得る事ができなかっ
た。たとえば、ポリエチレンを主成分とする樹脂分に単
に無機物を多量に充填した場合には、高発泡倍率の発泡
体は得られない事は公知の事である。この問題点を解決
する目的で特公昭62−16217号公報に開示されて
いる方法が提案されているゆこの方法は、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(以下EVAと称す事もある。)を主
成分とする樹脂成分に無機物粉末、発泡剤、架橋剤を配
合した発泡性組成物を該組成物中に含まれる含有水分量
が0615重量%以下の状態で加熱して架橋及び発泡す
る方法、並ヴに該樹脂成分に無機物粉末、発泡剤を配合
した組成物を成形した後、電離性放射線を照射して架橋
せしめ、しかる後発泡する方法であった。そしてこの方
法で通常用いられるE V、Aは酢酸ビニル含有量が4
0〜90重量%とかなり高いものであった。
その理由は、この様なポリマーを用いると、発泡倍率の
高い発泡体を得る事ができるとともに、限界含有水分量
が大きいために工業的生産が容易となるからである。
しかしながらこの方法により得られた発泡体は、引張強
さ・引裂強さ等の機械的強度、圧縮硬さ。
圧縮クリープ、圧縮永久歪等の圧縮特性、衝撃吸収性、
耐熱性(加熱時の寸法安定性)、成形性に劣るものであ
った0機械的強度及び耐熱性が劣るのは樹脂成分自体の
特性に起因するところが大きいが、圧縮特性及び衝撃吸
収性が劣るのは必ずしも明らかではないが発泡体の気泡
構造に起因することが大きいと思われる。すなわち独立
気泡率が低く、気泡膜に張りがない発泡体となっている
事によるのではないかと思われる。更に成形性が劣るの
は両方に起因すると思われる。
また、実際の発泡工程においては、この様なEVAの特
性である粘着性及び低耐熱性により次の様な問題を生じ
る。
(i)粘着性が強いために、発泡性成形体、発泡過程の
成形体1発泡体がそれらの支持体、案内体等に粘着する
トラブルが発生しやすく、安定して表面平滑性の良好な
発泡体を得る事が困鶏である。
(…)高温加熱が加工速度の増大及び発泡体気泡の微細
化を与える事は既知の事であるが、この様なEVAは低
耐熱性であるため、加熱条件幅が狭く、容易に熱劣化し
やすいので高温加熱ができない、熱劣化が発泡体の機械
的強度を低下せしめる事は言うまでもない、 HVAの
熱劣化が更に進むと熱分解に至るが、この時酢酸が放出
されるため、酢酸の刺激臭による環境悪化及び発泡加熱
装置内の金属性部品、たとえば支持体案内体、金型等の
腐食といった問題も生じる0通常の発泡加熱条件におい
ては、多少なりとtEVAの熱劣化及び熱分解は進行す
るものである。
上記の如く特公昭62−16217号公報に開示の方法
では、良好な環境下で良好な発泡体を安定して効率よく
得る事が困難であった。その根本的な原因は前記で述べ
ている様に1発泡性成形体、発泡体を形成する樹脂成分
がEVAを主成分とするところにあり、更に、酢酸ビニ
ル含有量が40〜90重量篤とかなり高いものが好適に
使用されている点に有った。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、機械的強度、圧縮特性、衝撃吸収性、
耐熱性、成形性等の諸特性が改善された低発煙性で難燃
性に優れた無機物高充填架橋発泡体の提供並びに該発泡
体を刺激臭の発生なしに安定して効率よく得る事ができ
る製造方法の提供にある。
〔発明の構成〕
本発明の発泡体は下記のものである。即ち、エチレン−
アクリル酸エチル共重合体単独又は他の熱可塑性高分子
との混合物からなる樹脂成分100重量部と無機物40
−400重量部を含有する組成物からなる発泡倍率10
−50倍の無機物高充填架橋発泡体である。
本発明の発泡体の主要な特性は、従来の無機物高充填架
橋EVA発泡体の特性でもある下記の(1)〜(4)項
に更に(5)〜(8)項を加えたものである。
(1)多量の無機物を含有するにもかかわらず、発泡倍
率(組成物密度/発泡体密度の比)が20倍以上にも達
する高発泡の架橋発泡体である。
(2)酸素指数(0,1,)が25以上と高く、しかも
、強制燃焼時に延焼の原因となる溶融滴下現象を全く示
さない。
(3)強制燃焼時の発煙性と発熱性が極めて少ない0本
発明の発泡体が可燃性樹脂を含有しながらも極めて高度
の難燃性と低発煙性を有するのは、従来の無機物高充填
架橋8VA発泡体と同様である。その理由は、該発泡体
と同様に多量の無機物を含有しているからであり、必要
により少量のハロゲン系麺燃剤、難燃助剤、カーボンブ
ラック等が添加されているからである。したがって1本
発泡体について、特筆すべき点は下記の(4)〜(7)
の事項である。
(4)加熱時の寸法(体積)収縮率で示される耐熱性が
従来の無機物高充填架橋EVA発泡体よりも極めて良好
である。たとえば80℃の熱風恒温槽中に22時間放置
した試料の体積変化率で耐熱性を評価した場合、該架橋
F’VA発泡体の−10−20%に対して本発明の発泡
体ではせいぜい一部である(マイナスは収縮を意味する
)。
(5)引張強さ、引裂強さ等の機械的強度が該架構OV
A発泡体よりも10〜20%優れている。
一般にポリエチレン系共重合体樹脂は、コモノマー含有
量の増加とともに耐熱性及び機械的強度は低下する。同
様のコモノマー含有量でEvAとエチレン−アクリル酸
エチル共重合体(以下EliAと称す事もある。)を比
較した場合耐熱性はもともとHVAの方が劣るが、常温
での機械的強度はほぼ同等とみて良い、したがってEV
AであってもEEAであってもほとんどの場合、コモノ
マー含有量の多いものの方が機械的強度に劣ると言える
従来の無機高充填EVA発泡体が40−90重量%とい
う高いコモノマー含有量(酢酸ビニル含有量が高い)の
EVAで好適に形成されているのに対して、本発明の発
泡体は10〜40重量算の比較的低いコモノマー含有量
(アクリル酸エチル含有量が低い)のEEAで好適に形
成されている。よって本発明の発泡体の方が機械的強度
に優れているのである。
(6)圧縮硬さ、圧縮クリープ、圧縮永久歪等の圧縮特
性及び衝撃吸収性が、EvA及びポリエチレン等を樹脂
主成分とする従来の無機高充填発泡体よりも優れている
その理由は必ずしも明らかではないが、本発明発泡体の
独立気泡率が高く、かつ気泡膜に張りがあるからではな
いかと思われる1本発明の如き軟質の発泡体の独立気泡
率を直接測定する事は困難であるため、下記の如き方法
によるアルコールの吸収量を独立気泡率のインデックス
とした。即ち、上下両面スキン付きの試料から原厚のま
までJOOX 100*m角の試験片を切り出す。該試
験片を60℃で24時間乾燥後1重量vl、を計量、1
1次いで純度95%以上のエチルアルコール中に501
の位置に24時間浸せきした後取り出し、60℃で30
秒間風乾し、直ちにその重量Vを計算する。そして次式
によりアルコールの吸収率Q(mg/a#)を算出す6
 、 Q=(W−W、)/V(V:11片の体M)。コ
ノ独立気泡率のインデックスであるアルコール吸収率Q
について従来の無機物高充填架橋IEVA発泡体との比
較では、該公知の発泡体が20〜25mg/cdである
のに対して本発明の発泡体は5〜10鳳g/alである
。これより、本発明の発泡体が独立気泡率の高い発泡体
である事がわかる。
圧縮特性を同一の発泡倍率で実際に比較してみると、本
発明の発泡体の方が圧縮硬さで20〜4部優れており、
圧縮クリープについては第1図から明らかな様に本発明
の発泡体の方が優れている。
(7)成形性がEVA及びポリエチレン等の樹脂成分を
主成分とする従来の無機高充填発泡体よりも優れている
それは、本発明の発泡体が独立気泡率が高く、圧縮特性
に優れている事がら、成形時にへたりが生じにくい事に
よる。また、 [EVAは耐熱性が低く、ポリエチレン
は伸びが少ない。
本発明で用いるEEAの場合は、この両方の欠点を補な
う事ができろため本発明の発泡体では広い条件範囲で良
好な成形品を得る事ができる。
以上の如き優れた特性を有する本発明の発泡体を化学架
橋法によって製造する方法は下記の如くである。
即ち、メルトインデックスーエが3く阿I<30(g/
10w1n)でありかつアクリル酸エチル含有量IEA
cが8≦EAC≦55重量%であるエチレン−アクリル
酸エチル共重合体単独又は他の熱可塑性高分子との混合
物からなる樹脂成分100重量部に対して、含水率0.
402Itffi%以下の無機物を40〜400重量部
、及び熱分解型発泡剤、架橋剤を所望量添加した混合物
を成形して得た発泡性成形体を、該発泡性成形体の含水
率が0.15重量%以下の状態で加熱装置内に導入し、
架橋発泡する事を特徴とする無機物高充填架橋発泡体の
製造方法である。
本発明方法の加熱装置とは、加熱プレス装置も含むもの
であり、したがって加圧下金型内の発泡性成形体を加熱
して架橋剤及び発泡剤を分解し、次いで減圧(金型を開
放)して膨張(発泡)させる方法、あるいは架橋剤及び
発泡剤を加熱下で加熱分解した後、成形体をそのまま冷
却して金型より取り出し、再加熱して膨張(発泡)させ
る方法等のいわゆる加圧化学架橋発泡法も本発明方法に
含まれるものである。
従来のEvA組成物の化学架橋発泡については発泡性組
成物中に含まれる水分量が発泡性能を太きく左右する事
は特公昭62−16217号公報に開示されている通り
である0本1発明者らは更に種々の樹脂組成物、特にポ
リエチレン系樹脂組成物の化学架橋発泡について検討し
た結果、樹脂の種類によらず、発泡性組成物又は発泡性
成形体の発泡性能が含有水分量により左右される事を発
見した。そして含有水分量の増加が架橋度のインデック
スであるゲル分率を低下せしめ、発泡性能すなわち、得
られる発泡体の発泡倍率を低下せしめる事を確認した。
ゲル分率の低下と発泡倍率の低下には明らかな相関がみ
られる。又、限界含有水分量以下では発泡性成形体が良
好な発泡を示す事を確認し、更に樹脂の種類によらず限
界含有水分量はほぼ一定である事を発見した1発泡性成
形体が良好な発泡を呈する含有水分率は0.15重量%
以下であり、より好ましくは0.07重量%以下、更に
好ましくは0.05重量%以下である事は特公昭62−
16217号公報に開示の通りである。すなわち、樹脂
の種類によらず限界含有水分量は約0.15重量%以下
である。
また、本発明発泡体を電子線架橋法により製造する方法
は下記の如くである。
即ち、メルトインデックスに工が3<MI<30(g/
10■in)であり、かつアクリル酸エチル含有量EA
Cが8≦EAC≦55重fi%であるエチレン−アクリ
ル酸エチル共重合体単独又は他の熱可塑性高分子との混
合物から成る樹脂成分100重量部に対して、含水率0
゜40重量2以下の無機物を40〜400重量部、及び
熱分解型発泡剤を所望量添加した混合物を混練して成形
して得た発泡性成形体に電離性放射線を照射して架橋せ
しめた後、該発泡性成形体を加熱装置内に導入し、発泡
する事を特徴とする無機物高充填架橋発泡体の製造方法
である。
本発明者らは、電子線架橋法の場合についても種々の樹
脂成分、特にポリオレフィン系樹脂について含有水分量
の架橋に及ぼす影響について再検討した。その結果樹脂
成分の種類によらず適当量の電子線、たとえば厚さ0.
5〜5mm+の発泡性成形体シートにおいては1〜5M
radの電子線を照射するだけで良好な架橋を行なえる
事を確認した。
本発明の製造方法において、電子線架橋法では、脱水処
理等が不要である事から、その点では有利であるが、周
知の如く電子線架橋法では、発泡体を得るには高価な照
射装置を必要とし、厚肉発泡体が得られず、発泡倍率も
向上しにくいという点で不利である。これに対して化学
架橋法により発泡体を得ると、より高倍率で厚肉のもの
も得られるという利点がある。したがっていずれの架橋
法を採用するかは種々の条件を考慮して適宜選択すれば
良い。
以下二つの本発明方法について詳細な説明をするが、特
に断りがない限り本発明方法とは化学架橋法及び電子線
架橋法の両方法を意味する事とする。
本発明方法の利点及びその理由は下記の如くである。
(i)本発明によれば、従来の無機物高充填EVA発泡
体の製造方法と同様に高発泡の無機物高充填発泡体が得
られる。
(n)EEAはEVA以上に無機物の受容性が良いため
に、従来のEVAa高コモノコモノマー含有量を使用す
る必要がない、よって本発明により得られる発泡性成形
体及び発泡体の機械的強度は従来のEVAのそれより優
れたものとなる。
(in)元来、耐熱性もEEAの方が良好であるが、E
VAより低コモノマー含有量のものの使用が可能となる
事により、本発明における発泡性成形体及び発泡体の耐
熱性はいっそう優れたものとなる。したがって本発明に
よれば発泡性成形体を高温加熱により発泡せしめても樹
脂成分の熱劣化及び熱分解の発生が極めて少ないため、
表面状態・機械的強度の良好な無機物高充填発泡体を能
率よく製造することが可能である。従来のEVA発泡性
成形体の場合は1発泡剤の分解温度Toよりもあまり高
い温度、たとえばT D+ 30℃以上の温度での加熱
はEvAが熱劣化及び熱分解を生じるため、好ましくな
いが、EEA発泡性成形体の場合は何ら問題はなく、む
しろこの様な高温で加熱する方が生産速度を増大する事
ができ、かつ得られる発泡体の気泡が細かくなる事から
好ましい事である0分解温度が高温であるアゾジカルボ
ンアミドを発泡剤として使用する場合は特にその効果が
顕著であり、T o + 50℃より高温の加熱では品
質良好な無機物高充填発泡体を従来の2倍以上の速度で
生産する事も可能となる。又、HVAの様な分解生成し
たf!p醜による刺激臭及び装置内金属製部品の腐食と
いった問題は発生しない。
(m) E!HAはHVAに比較して粘着力が弱い、よ
って本発明では発泡性組成物、発泡性成形体、発泡過程
の成形体、発泡体と加熱装置内の支持体、案内体、金型
等に粘着するトラブルは極めて発生しにくく、安定して
表面平滑性の良好な発泡体を製造する事ができる。
(V)本発明によれば、発泡剤効率が良くなる、すなわ
ち従来法より少ない発泡剤量で同一の発泡倍率を得る事
ができ、高発泡倍率のものも容易に得る事ができる。そ
の理由は明らかではないが、1つは樹脂成分の気体透過
性の差に起因するのではないかと思われる。熱分解型発
泡剤は一般に分解時にN2ガスを主体とするガスを発生
する。LDPE(低密度ポリエチレン)、EVA、 E
I!AについてN、ガスの透過性を調べてみると、LD
PE>E’/A)EIl!Aテあり、カッEACの増加
につれ、Nよガスの透過性が低下する事がわかった。こ
の事より、本発明においては5発泡剤分解時の発生ガス
の透散が少なく、ガス、換言すれば発泡剤が有効に働い
ているためと考えられる。
(vi)本発明の製造方法によれば、圧縮特性、衝撃吸
収性の良好な無機物高充填発泡体を得る事ができる。こ
れらの特性が良好な理由は必ずしも明らかではないが、
発泡体の気泡構造に起因するものと思われる。すなわち
、本発明においては、独立気泡率の高い、気泡膜に張り
の有る気泡構造の高い発泡体が得られると思われるから
である。独立気泡率のインデックスとなるアルコール吸
収量が現実に少ない、気泡膜に張りがあるのは気泡内圧
力が高い状態で気泡形状が固定され1発泡体全体及び個
々の気泡が収縮状態で固定されないためである。これは
すなわち、先に述べたガス透過性が低い事による。
(憾)本発明によれば成形性の良好な無機物高充填発泡
体が得られる。その理由は上記の如く独立気泡率が高く
、耐熱性の良好な発泡体が得られるからであり、かつ樹
脂成分がEEAを主成分とする事から成形時の伸びが良
好であるためである。
以下、本発明の発泡体及び製造方法の構成要件について
詳細な説明をする。
本発明におけるエチレン−アクリル酸エチル共重合体は
、メルトインデックスXIが3.0<XI<30(g/
1oxin)であり、かつアクリル酸エチル含有量EA
Cが8≦BAG≦55重量駕、好ましくは10≦EAC
≦50重量%、更に好ましくは15≦EAC≦45重量
でである特定範囲のものである事が必要である。
MIが3.0(g/10min)以下及びl又はEAC
が8重量2未満では、無機物の受容性が低く、かつ加工
性も低い事から1発泡体を離燃化するのに充分な無機物
を発泡剤及び架橋剤を分解させる事なく混練し、良好な
発泡性組成物及び発泡性成形体を得る事が極めて困難と
なる。仮に発泡性組成物及び発泡性成形体を得たとして
も、これらにより得られる発泡体は、発泡倍率が低く、
かつ脆弱なものとなってしまう。
また)IIが30(g /Login)以上及びl又は
EACが55重量%より大きいと得られる発泡体は機械
的強度、耐熱性等が低下し、成形性も低下したものとな
ってしまう。
本発明は、上記のエチレン−アクリル酸エチル共重合体
単独を樹脂成分とする場合に限定されるものではなく、
他の熱可塑性樹脂をブレンドすることもできる。ただし
、本発明における最大の特徴は上記エチレン−アクリル
酸エチル共重合体を使用する事にあり、これによって種
々の効果が得られる事から他の熱可塑性樹脂のブレンド
比は50重量%未満である事が好ましく、更に好ましく
は40重量%以下である。このブレンド可能な熱可塑性
樹脂としてはポリエチレン系樹脂が相溶性と加工性の点
では好ましい、即ち、低密度ポリエチレン、エチレン−
α−オレフィン共重合体、前述以外のエチレン−アクリ
ル階エチル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、
エチレン−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル
ー塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニルー−酸化
炭素共重合体、塩素化ポリエチレン等である。
本発明では、5.0<MI<22(g/10min)か
つ15≦EAC≦45重量%であるエチレン−アクリル
酸エチル共重合体単独、または3.0≦に工≦30(g
 /10醜in)かつ8≦EAC≦55重量%のエチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体に下記のポリエチレン系
樹脂を40重量%以下のブレンド比でブレンドした樹脂
成分において最も良好な発泡体を得る事ができる。即ち
、II!AC8重量算未満のEEA、酢酸ビニル含有量
40重量%未満のEVA、低密度ポリエチレン、エチレ
ン−α−オレフィン共重合体である。
本発明における無機物は特に限定されず1例えば、水酸
化マグネシウム、水酸化アルミニウム、水着化ジルコニ
ウム、塩基性炭酸マグネシウム、ドロマイト、ハイドロ
タルサイト、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等の水
和物、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化
モリブデン。
酸化ジルコニウム、酸化スズ、酸化アンチモン等の金属
酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭醗バリ
ウム、炭酸亜鉛1重炭酸ナトリウム等の炭酸塩及び重炭
酸塩、硼酸亜鉛、硼酸バリウム、ホウ砂、メタ硼酸亜鉛
、メタ硼酸バリウム等の硼酸塩、リン酸カルシウム、メ
タリン酸カルシウム等のリン酸塩、タルク、クレー等の
珪酸塩及び珪酸(シリカ)、石膏等の硫酸塩及び亜硫酸
塩、高炉水滓、赤泥等の残廃物等であり、これらを1種
又は2種以上使用する事ができる。
これらの無機物の粒径は0.014〜30.であり、好
ましくはOlo 5 ta−10M、更に好ましくは0
.14〜5−である0粒径がこの上限値を超えると、発
泡体に肌荒れが生じ、又、下限値より小さいと均一分散
が極めて困難となるため発泡倍率がばらついてしまう。
本発明の化学架橋法において、これらの無機物は樹脂成
分との混線前に含有水分量を0.40重量%以下にして
おく必要があり、好ましくは0.20重量%以下であり
、更に好ましくは0.15重量%以下である。その理由
は0.40重量%より多い含有水分量の無機物を樹脂成
分に混練した発泡性組成物及び/又は発泡性成形体の含
有水分量を発泡に好適な0゜15重量%以下の状態に効
率よく乾燥する事が困難であるからである。実際の工業
生産においては。
高性能かつ大型、すなわち高価な乾燥装置が必要となる
。この事は本発明の重要な点であり、すなわち、得られ
た発泡性組成物及び/又は発泡性成形体を含有水分量が
0.15重量%以下になるまで乾燥するのではなく、含
有水分量が0.40重量%以下の無機物を混練して、含
有水分率が0.15重量%以下である発泡性組成物及び
/又は発泡性成形体を得るという事が特徴なのである。
無機物の場合は殆んどの場合、200℃以上の高温で短
時間での乾燥が可能であるが、発泡性組成物及び発泡性
成形体の場合は、樹脂成分の融点又は軟化点、架橋剤の
分解温度、発泡剤の分解温度等により乾燥温度に制約を
受ける。ポリエチレン系樹脂を樹脂成分とする場合には
、その融点又は軟化点との関係から乾燥温度はたかだか
100℃前後である。この様な条件においては、高含有
水分量の無機物を充填した発泡性組成物及び発泡性成形
体の短時間での乾燥は極めて困難となる。又、同一の低
温条件下においても無機物のみを乾燥する方が効率よく
乾燥できる事は言うまでもない。
無機物の吸水能に比べると通常のポリオレフィン系樹脂
の吸水能は極めて低く、本発明に使用される樹脂成分は
通常、 0.03重量%以下の含有水分量であり、樹脂
成分単独での乾燥は特に必要としない、尚、共重合樹脂
においては、コモノマーの種類及び含有量により吸水能
はかなり高くなる。
エチレン−ビニルアルコール共重合体がかなりの吸水能
を有する事は公知の事であるが、エチレン−酢酸ビニル
共重合体も酢酸ビニル含有量が高いとかなりの吸水能を
有する事が本発明者らによって確認された。したがって
酢酸ビニル含有量が40〜90重量%と高値なfFVA
又はこれを主成分とする樹脂成分においては乾燥が必要
となる。ただし、本発明においてはこの種のEVAは殆
んどの場合配合されておらず、又配合した場合でも少量
、たとえば20重量X以下であるため樹脂成分の乾燥は
特に必要としない。
IEEA −t+ EACの増加につれ、吸水能が増加
するが、EVAに比べると吸水能は小さく、かつ本発明
におけるEEAのEACは8≦EAC≦55重量%と上
記に比べると低いため、通常乾燥を必要とする様な吸水
状態とはなっていない。
本発明における発泡性組成物及び発泡性成形体は吸水能
を有するため、経時により吸水し発泡能は低下する。た
だし、EVAを主樹脂成分とする場合と異なり、本発明
における樹脂成分の透湿度が低いため、発泡能の低下速
度は遅い、温度20℃、湿度65%の条件下に発泡性成
形体を放置したとき、EVAを主樹脂成分とした場合は
1日経時で1/2に、2日経時で174に発泡能が低下
するのに対して、本発明では5日経時でも2/3に低下
するだけで、1〜2日間経時での倍率低下は殆んどない
、−船釣な架橋発泡体の製造において気泡を細かくする
等の目的から発泡性成形体を成形後、1日以上あけ熟成
する事は周知・慣用技術となっておりよく行なわれる事
であり、通常は大気中に放置しておくだけで十分である
。 E!VA成形体の場合は乾燥なくしてこの従来技術
の利用は回層であるが、本発明においては容易に利用で
きる。
尚、ポリエチレンの透湿度は非常に小さいため無機物高
充填ポリエチレン発泡性成形体の発泡能の低下速度は本
発明の発泡性成形体よりずっと遅いが、この場合は周知
の如く元来高発泡倍率の良好な発泡体が得られないので
論外である。
本発明において経時により発泡性組成物又は発泡性成形
体の含有水分量が増し、発泡能が低下した場合には、こ
れらを乾燥して使用する事も可能であり、長期間経時で
ない限り、乾燥は容易である。
以上は化学架橋法における場合の説明であったが、本発
明方法の電子線架橋法においても、無機物をあらかじめ
乾燥する事は好ましい事である。
それは無機物が多量に吸水している場合、たとえば含有
水分量が1重量S以上の場合5発泡性組成物及び発泡性
成形体の混線及び成形時に明確な発泡現象が現ねれる。
この様に水分により発泡した発泡性組成物及び発泡性成
形体を加熱して発泡剤分解による発泡を行なうと気泡の
粗大な発泡体となってしまうからである。
以上の事から、無機物をあらかじめ乾燥する事の重要性
かつ必要性は明らかであるが、それに加えて乾燥した無
機物が吸湿しにくい様に疎水性物質で表面処理を行なう
事は好ましい事である。
表面処理剤としては、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル
、高級脂肪酸金属塩、高級脂肪酸アミド、ワックス、有
機シラン、有機チタネート、有機ボラン、ポリシロキサ
ン及びフッ素樹脂の群から選ばれた1種又は2種以上の
化合物が使用される。使用量は特に限定されないが、無
機物100重量部に対して0.5−5重量部が好ましい
高級脂肪酸としては1例えばカプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン
醜、オレイン酸、リノール酸、リルイン酸等がある。
高級脂肪酸エステルはこれらの高級脂肪酸のポリオキシ
エチレンエステル、ソルビタンエステル、ネオペンチル
ポリオールエステルの他、メチルヒドロキシステアレー
ト、ブチルステアレート、ブチルラウレート、イソプロ
ピルミリステート、イソプロピルパルミテート、オクチ
ルパルミテート、ステアリルステアレート、グリセロー
ルモノステアレート、グリセロールモノオレエート、ポ
リエチレングリコールモノステアレート、ポリエチレン
グリコールジステアレート等がある。高級脂肪酸アミド
としては1例えば、ステアロアミド、オキシステアロア
ミド、オレイルアミド、エルシルアミド、リシノールア
ミド、ベヘンアミド、メチレンビスステアロアミド、メ
チレンビスステアロベヘンアミド、エチレンビスステア
ロアミド等がある。また、高級脂肪酸金属塩としては、
マグネシウム塩、カルシウム塩、アルミニウム塩等があ
る。有機シランとしては1例えば、ビニルトリメトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル−トランス
(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−メタクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシ
シクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロビルトリメトキシシラン、γ−7ミノプロ
ビルトリメトキシシラン等がある。有機チタネートとし
ては、例えばイソプロピルトリイソステアロイルチタネ
ート、イソプロピルトリイソオクタノイルチタネート、
イソプロピルトリデシルベンゼンスルホニルチタネート
、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート
)チタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)
オキシアセテートチタネート、イソプロピルジステアロ
イルメタクリルチタネート、イソプロピルジイソステア
ロイルアクリルチタネート等がある。ポリシロキサンと
しては1例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェ
ニルポリシロキサン、グライコール変性ポリシロキサン
、トルフロロプロピルメチルポリシロキサン。
アミノポリシロキサン、メチルハイドロジエンポリシロ
キサン等がある。フッ素樹脂としては、ポリ(テトラフ
ルオロエチレン)等がある。
本発明における無機物の添加量は、樹脂成分100重量
部に対して40−400重量部であり、好ましくは50
〜300重量部、更に好ましくは60〜200重量部で
ある。その理由は上記下限値より少ないと無機物添加の
目的効果を発揮する事ができず、また上限値より多いと
加工性が低下し、かつ高発泡化が困難となるからである
本発明において良好な難燃性発泡体を得たい場合には水
和物を主体に使用し、水酸化マグネシウム及び/又は水
酸化アルミニウムを80重量%以上含有する無機物を使
用するのが好ましい。それはこれらの無機物とEEA中
のアクリル酸エチルとの相乗効果により難燃性がいっそ
う向上するからであり、80重量x未満の場合はその効
果があまりないからである。又、更に好ましいのは、水
酸化マグネシウムと水酸化アルミニウムとの重量比(M
g (OH)□/A Q (OR)、)が1.5以上の
場合である。すなわち、水着化アルミニウムの添加量が
160重量部未満の場合であり、好ましくは120重量
部未満、更に好ましくは80重量部未満である。
その理由は、水酸化マグネシウムと水酸化アルミニウム
を併用すると、各々を単独で用いた場合より難燃性が向
上することが知られているが、高度に難燃化した発泡体
の場合、難燃性だけでなく発煙性も問題となる。その場
合、水酸化マグネシウムは水酸化アルミニウムに比較し
て抑煙効果が大きく、水酸化マグネシウム配合比を多く
したほうが有利であるからである。
また、もう一つの理由は、水酸化アルミニウムの場合は
180℃付近から脱水を開始するので通常200℃以上
の高温で分解する発泡剤、例えばアゾジカルボンアミド
、ジニトロソペンタメチレンテトラミン等を使用する場
合には、発泡剤による発泡前に水分による発泡を開始す
るため発泡体の気泡が粗大化してしまう事があったり、
更に架橋剤を含有する場合には架橋完了前に脱水による
架橋阻害が起きたりする可能性が高いからである。すな
わち、水酸化アルミニウムを多量に配合すると好ましく
ない場合があるからである。しかし強制燃焼時の材料の
温度上昇抑制効果は水酸化マグネシウムよりも良好であ
るという利点を有する事から上述の範囲内においては発
泡剤の種類及び架橋の方法によらず添加する事が好まし
い場合がある。
上記の水酸化マグネシウムを多量に配合せしめる系にお
いて、カーボンブラックを1〜10重量部添加すると、
耐候性が向上するのみでなく、水酸化マグネシウムとカ
ーボンブラックの相乗効果により難燃性は更に向上する
ので更に好ましいものである。
本発明において、特に離燃性に優れた発泡体を得たい場
合には、無機物として水着化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム等の水和物と共にハロゲン系難燃剤を併用する
。通常ハロゲン系難燃剤を使用すると発煙性が増加する
が、本発明においては無機物が多量に配合されており、
ハロゲン系難燃剤が希釈されているため低発理性を維持
する事ができる。しかし、使用限界範囲は当然あり、4
0重量部以下でないと低発煙性の発泡体は得られない、
又、5重量部未満では悪影響はないが添加による難燃性
向上は示さない、又、上記において離燃助剤を添加する
事は更に好ましい事であり添加量は通常2〜20重量部
である。
本発明におけるハロゲン系難燃剤としては1例えば、デ
カブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモベンゼン、
ビスフェノールAテトラブロモビスフェノールAエピク
ロルヒドリングリシジルエーテル化縮合物、テトラブロ
モビスフェノールAジグリシジルエーテルとブロム化ビ
スフェノール付加物、ポリ−4,4−イソプロピリデン
ビス(2,6−ジブロモフェニル)カーボネート、塩素
化パラフィン等である。
又、難燃助剤とは二酸化アンチモン、四醸化アンチモン
、五酸化アンチモン、アンチモン酸ソーダ等である。
本発明における発泡剤は加熱分解型の発泡剤であり1例
えばアゾジカルボンアミド、N、N’−ジニトロソペン
タメチレンテトラミン、P、P’−オキシビスベンゼン
スルフォニルヒドラジド、クエン酸ナトリウム、重炭酸
ナトリウム等が挙げられ、これらを単独又は2種以上ブ
レンドして使用する事ができるが、アゾジカルボンアミ
ドが特に好適に使用される。
発泡剤の添加量は発泡剤の種類及び樹脂成分組成により
多少異なるが、通常50重量部以下であり、好ましくは
40重量部以下である。その理由は、これより多く加え
ても発泡倍率は頭打ちで何ら向上せず、かえって低下す
る事さえ有り、効率が著しく低下するためである。
尚、本発明においては、発泡剤の分解温度を調節するた
めに発泡助剤を添加する事もできる。
本発明における架橋方法は大別すると、化学架橋法と電
子線架橋法に分類され、化学架橋法においては常圧及び
加圧の両架橋方法の採用が可能であり、電子線架橋法は
常圧架橋である。化学架橋法を架橋剤の種類により細分
すると、パーオキサイド架橋、アゾ化合物架橋、シラン
架橋となり、いずれの方法も採用可能である。
パーオキサイドとしては、例えば1.ジクミルパーオキ
サイド、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)バレレート、ジ−t−ブチルパーオキサイド、t
−ブチルクミルパーオキサイド、1,3−ビス(t−ブ
チルパーキシイソプロビル)ベンゼン、2.5−ジメチ
ル−2,5−(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.
5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キシン−3等があり、アゾ化合物としては、例えばアゾ
ビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチレー
ト等がある。これらの添加量は通常0.1〜10fi量
部であり、好ましくは0.3〜3重量部である。
また、シラン架橋に使用するシラン化合物及びシラノー
ル触媒に関して、そのシラン化合物としては1例えば、
ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン
、ビニルトリアセトキシシラン等があり、シラノール触
媒としては、例えば。
ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジ
オクチル錫ラウレート、酢酸第1錫等がある。
更に本発明においては従来公知の多官能性モノマーを架
橋助剤として添加する事も可能で、その添加量は、通常
0゜05〜5重量部であるが、好ましくは0.1〜2!
!量部である。多官能性モノマーの中で官能基を3つ以
上有するものが少量の添加で効果を発揮するために好ま
しく、アクリレート系又はメタクリレート系のものが最
良である。これらの例として、トリメチロールプロパン
トリアフレリート、テトラメチロールプロパントリアク
リレート、テトラメチロールメタントリアフレリート。
テトラメチロールメタンテトラアクリレート、ジペンタ
エリスリトールへキサアクリレート、トリメチロールプ
ロパンI−リメタクリレート、テトラメチロールプロパ
ントリメタクリレート、テトラメチロールメタントリメ
タクリレート、テトラメチロールメタンテトラメタフレ
リート、ジペンタエリスリトールへキサアクリレト等が
ある。
化学架橋法中でもパーオキサイド架橋において上記多官
能性モノマーを、1種又は2種以上添加する事は特に好
ましいものである。
本発明においては、必要に応じ前述以外の各種公知添加
成分、例えば激化防止剤、老化防止剤。
帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤1着色剤(顔料、染料
)等を適宜配合する事もできる。
次に本発明における含有水分量は以下のようにして測定
されたものである。
(含有水分量の測定) 発泡性シートを40■纏×401−の大きさに切断し5
重量(vo)を測定する。さらにシリカゲル乾燥剤入り
のデシケータ中に入れ307℃で10日間保存した後再
度重量(す)を測定する。そして次式より含有水分量の
算出を行なう。
次に本発明発泡体の製造工程の例を説明すると。
先ず、無機物を乾燥をして含有水分量を0.40重量%
以下とした後、あるいは含有水分量0.40重量算以下
の無機物を樹脂成分及び発泡剤、必要により架橋剤1m
燃剤、m燃助剤及びその他各種添加剤を計量混合した後
、バンバリーミキサ−1加圧ニーダ−12本ロール、2
軸押出機等により混練する。
混練後ベレット化した発泡性組成物又は、混練塊状発泡
性組成物を押出成形機、カレンダーロール又は金型内に
投入し、含有水分率が0.15重量%以下のシート状発
泡性成形体又は型物発泡性成形体を得る0次いで、電子
線による架橋が必要なシート状発泡性成形体については
1〜5Mradの電子線を照射した後、又、架橋剤を十
分含有していて電子線照射を特に必要としないものは照
射せず、加熱装置内に導き発泡あるいは架橋発泡して架
橋発泡体シートとする。一方型物発泡性成形体について
は、全型内加圧状態で引き続き加熱し、少なくとも架橋
のみは完了せしめた後、金型内で発泡剤の分解も完了せ
しめるか、又は金型から取り出した後加熱装置中にて更
に加熱して発泡を完了せしめて架橋発泡体とする。尚、
型物発泡性成形体には架橋剤を含有せしめておく必要が
ある0本発明に使用される加熱装置としては、熱風炉、
赤外線炉。
液状熱媒体浴等がある。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下において示す部及び気はいずれも重量基準である
実施例1〜6 アクリル酸エチル含有量(以下EACと称すこともある
)9%、 MI(メルトインデックス)=lOのエチレ
ン−アクリル酸エチル共重合体(1)(以下EEAと称
すこともある)、εAC1allf、 NI=6のEE
A(2)及びEAC25%、MI=20のEEA(3)
のそれぞれ単独又はEEA(2)もしくはEEA(2)
とMI=1.0の低密度ポリエチレン(1)(以下LD
PHと称すこともある)との混合物からなる樹脂成分1
00部に対して、発泡剤アゾジカルボンアミド(以下A
DCAと称すこともある)、架橋剤ジクミルパーオキサ
イド(以下DCPと称すこともある)、架橋助剤トリメ
チロールプロパントリアクリレート(以下TMPと称す
こともある)及び水酸化マグネシウムを第1表に示す割
合で配合し、120℃のミキシングロールにて十分混練
し、ついで120℃の熱プレスにて厚さ2mmの発泡性
シートを得た。ついでこれを40mmX40m醜角に切
断し、220℃のオーブン中にて発泡実験を行なった。
以上のように得られた発泡体の密度等を第1表に一諸に
示した。その結果、樹脂成分をEEA単独あるいはLD
PRとの混合物としたいずれの場合においても、無機物
を多量に配合しているにもかかわらず、高倍率の発泡体
が得られた。
実施例7〜9、比較例1〜3 本実施例及び比較例は無機物の種類を変えたもの、及び
成形加工前の組成物の脱湿処理について検討したもので
ある。
なお組成物の脱湿方法としては、樹脂の場合、80℃X
Z4時間、無機物については150℃×1時間熱風恒温
槽中にて乾燥する条件で行なった。
実施例7−9ではEIEA(1)100部とADCA2
0部%ocpi、。
部、TMPo、5部に対して無機物100部をその種類
を変えて配合し、前記実施例1−6と同様にデス1−シ
たものである。
このテストの配合及び結果を第2表に示した。
いずれの場合も無機物のみを脱湿処理しただけであるが
、高倍率の良好な発泡体を得ることができた。
比較例1では無機物を水酸化マグネシウムとし。
樹脂、無機物とも脱湿処理せずにテストを行なったもの
である。その結果発泡性シー1−の含有水分量は2.0
wt%と大きく、良好な発泡体は得られなかった・ 比較例2では同じく無機物を水酸化マグネシウムとし、
樹脂のみを脱湿処理してテストを行なった。その結果発
泡性シートの含有水分量は0.18vt%と比較例1と
大差なく、得られた発泡体も低倍率のものであった。
さらに比較例3では樹脂として、酢酸ビニル含有量(以
下VACと称すこともある)61%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(以下EVAと称すこともある)を使用し
、無機物としての水酸化マグネシウムのみを脱湿処理し
てテスI−を行なった。その結果発泡性シートの含有水
分量は0.46wt%ときわめと大きく、得られた発泡
体も発泡倍率約4倍と低いものであった。
以上のように本発明のように樹脂成分としてEHAを用
いることにより、無機物のみを脱湿処理するだけで高倍
率の発泡体を得ることができる。そしてこの場合、無機
物は高温・短時間で脱湿処理が可能なため、工業的生産
においても有利である。
実施例10〜15、比較例4 本実施例は無機物として水酸化マグネシウム及び/又は
水酸化アルミニウムを用い、さらに両者の重量比を種々
に変化させたものである。尚、樹脂成分としては、EE
A(3)を使用した。
実施例10〜13では配合する無機物の総量を100部
とし、第3表に示す割合にて配合し、さらにADCA。
DCP%TNP及びハロゲン系難燃剤デカブロモジフェ
ニルオキサイド(以下DBP0と称すこともある)、難
燃助剤三酸化アンチモン(以下sb、 o、と称すこと
もある)を配合し、前出と同様な方法でテストを行ない
、発泡体を得た。
この発泡体をJIS 01201による方法にて酸素指
数(0,1,)と最大減光係数(Ca、max)を測定
した。その結果いずれも発泡倍率30倍以上であるが、
酸素指数(0,1,)が35以上できわめて離燃性の高
いものであった。さらに最大減光係数(Cs4ax)の
測定結果をみると、いずれも高層燃性でありながら低発
煙性であり、特に実施例12〜13のMg(OH)i/
AQ(OH)s;1.5以上の配合において良好な結果
であった。
実施例14.15では実施例12.13の配合にさらに
カーボンブラックを4部配合してテストを行なったもの
である。第3表より明らかのようにカーボンブラックを
少量配合することにより酸素指数が高くなり、離燃性を
向上することができる。
また比較例として無機物をまったく配合しないものにつ
いてもテストを行なってみた。その結果最大減光係数(
Cg、max)が7.3であり、発煙性の大きいもので
あった。
実施例16〜18.比較例5〜7 本実施例及び比較例は離燃剤として水酸化マグネシウム
の他にブロム系難燃剤DBP0及びm燃助剤Sb、o、
を配合して発泡テス1−を行ない、得られた発泡体の難
燃性、耐熱性及び機械的強度等を測定したものである。
尚、樹脂成分としては実施例ではEEA(1)、E!E
A (2)単独又はLDPE(1)との混合物を用い、
比較例ではVAC19%のEVA(1)とVAC61%
17) EVA(2)又はMI=5.5 (7) LD
PEを用いた。
上記樹脂成分の他に発泡剤ADCA、架橋剤DCP、架
橋助剤TMPを第4表に示す割合にて加圧ニーダ−に混
練したのちフィーダールーダ−にてペレット化した。つ
いでこのベレットを501111押出機にて押出シーテ
イングし厚み約2mm%幅200mmのシートを得た。
これを約100+++巻取り1日養生した後、熱風循環
式発泡装置内に導入し架橋発泡を行ない長尺状の発泡体
を得た。
以上の様にして得られた発泡体の特性を第4表に一諸に
示した。なお11?燃性はJIS D1201に準じて
行なった酸素指数(0,1,)で評価し、耐熱性は80
℃の熱風恒温槽中に22時間放置した試料の体積変化率
で評価し、又機械的強度はJISに6767による引張
強さで評価した。さらに密度(発泡倍率)のほぼ等しい
実施例16の発泡体と比較例6の発泡体についてJIS
K6767による圧縮クリープの測定を行ない、第1図
に結果を示した。
第1図において、線1−1.1−2及び1−3は実施例
15のEEA発泡体についての測定結果を示すもので、
線1−1.1−2及び1−3はそれぞれ圧縮強さ0.1
2kgf/d、0゜10kgf/Ci及び0.08kf
g/dで圧縮した結果を示す。AIt2−1.2−2及
び2−3は比較例6 t7) EIVA発泡体について
の測定結果を示すもので、線2−1.2−2及び2−3
はそれぞれ圧縮強さ0.12kgf/aIi、 0.1
0kgf/d及び0.08kgf/aiで圧縮した結果
を示す。
その結果実施例16〜18では高発泡倍率でかつ高度に
難燃化された発泡体が得られた。また耐熱性(加熱寸法
変化率)、機械的強度(引張強さ)も良好であった。
比較例5では樹脂成分をVAC19%のIEVAを用い
たため、実施例のものに比較すると発泡倍率が上がりに
くく、m燃性もやや劣るものであった。
比較例6では樹脂成分をVACが61%と高いEVAに
したことにより実施例のものと同様高発泡倍率で難燃性
も良好な発泡体を得ることができた。しかし加熱寸法変
化率が−14.2ΔV%と大きく、耐熱性に劣るもので
あった。また引張強さが2.0kgf/cdと弱く、密
度換算をしても実施例のものに比較して機械的強度にも
劣るものであった。さらに第1図より明らかなように樹
脂成分をIEVAとした発泡体(比較例6)は樹脂成分
をEEAとした発泡体(実施例16)にくらべて耐圧縮
クリープ特性も劣るものであった・ 比較例7では樹脂成分をLDPE単独としたため無機物
を多量に配合したことにより、発泡時にガス抜けが著し
く低発泡発車の発泡体しか得られなかった・ 実施例19、比較例8 本実施例は配合する無機物に疎水性を付与するための表
面処理が1発泡性シートの含有水分量及び発泡性の経時
変化に与える影響をみたものである。 EAC25%、
MI=20のEIEA100部、発泡剤ADCA15部
、架橋剤DCP1.0部、架橋助剤τMP0.5部に対
して、無機物として水酸化マグネシウムをステアリン酸
にて表面疎水処理したもの100部を加えて熱ロールに
て混練したのちプレスシーテイングし、発泡性シートを
得た。
また無機物として表面処理をほどこさない水酸化マグネ
シウムを用いた以外は前記と同組成の発泡性シートを同
様な方法にて得た。
かくして得たシート2種類をデシケータ−中で3日保存
したのち温度25℃、湿度65%の恒温恒湿槽に保存し
、経時による発泡性シートの含有水分量の変化及び熱風
恒温槽での発泡性の変化を測定した。
これらの結果を経時日数と含有水分量及び発泡倍率の関
係として第2図に示した。
第2図において、線1−1及び1−2は疎水処理を施し
た無機物を用いた発泡性シートについてのもので、線1
−1は経時日数と発泡倍率との関係及び線1−2は経時
日数と含有水分量との関係を示す、線2−1及び2−2
は疎水処理を施さない発泡性シートについてのもので、
線2−1は経時日数と発泡倍率との関係及び線2−2は
経時日数と含有水分量との関係を示す。
この図より表面処理をほどこした水酸化マグネシウムを
配合したものは経時10日を過ぎても含有水分量はほと
んど変化なく、したがって発泡倍率の低下もない。
それに対して表面処理をしていない水酸化マグネシウム
を配合したものは、経時とともに含有水分量が増加し、
経時3白目以後に発泡倍率が著しく低下している。
これらのことより表面疎水処理をほどこした無機物を配
合することにより、発泡性シートの経時による発泡性の
低下を防ぐことができるということがわかる。
実施例20〜22 EEA(2)、BEA (3) 及びLDPE!(1)
(i’)単独又は混合樹脂成分100部に対し発泡剤A
DCA、無機物本激化マグネシウムを第5表に示す割合
で配合し、ミキシングロールで混練した後熱プレスにて
成形して厚さ1■のシートを得た。そして電子線照射装
置にて電子線照射し架橋せしめた後、熱風恒温槽にて加
熱を行ない発泡体を得た0、その結果を第5表にまとめ
たが、いずれの組成においても低密度(高発泡倍率)の
発泡体を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は発泡体の圧縮クリープを圧縮歪(縦軸)と経過
時間(横軸)で示したものである。尚、横軸の経過時間
を対数目盛を使用して表わした。 第2図は発泡性シートの経時による含有水分量の変化及
び発泡倍率の変化を示したものである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アクリル酸エチル含有量EACが8≦EAC≦5
    5重量%であるエチレン−アクリル酸エチル共重合体単
    独又は他の熱可塑性高分子との混合物からなる樹脂成分
    100重量部と無機物40〜400重量部を含有する組
    成物からなる発泡倍率10〜50倍の無機物高充填架橋
    発泡体。
  2. (2)該無機物の80重量%以上が水酸化マグネシウム
    及び/又は水酸化アルミニウムである請求項1に記載の
    無機物高充填架橋発泡体。
  3. (3)水酸化マグネシウムと水酸化アルミニウムとの重
    量比〔Mg(OH)_2/Al(OH)_3〕が1.5
    以上である請求項2に記載の無機物高充填架橋発泡体。
  4. (4)カーボンブラックを1〜10重量部含有する請求
    項3に記載の無機物高充填架橋発泡体。
  5. (5)ハロゲン系難燃剤5〜40重量部と難燃助剤2〜
    20重量部を含有する請求項1に記載の無機物高充填架
    橋発泡体。
  6. (6)メルトインデックスMIが3<MI<30(g/
    10min)であり、かつアクリル酸エチル含有量EA
    Cが8≦EAC≦55重量%であるエチレン−アクリル
    酸エチル共重合体単独又は他の熱可塑性高分子との混合
    物からなる樹脂成分100重量部に対して、含水率0.
    40重量%以下の無機物を40〜400重量部、及び熱
    分解型発泡剤、架橋剤を所望量添加した混合物を成形し
    て得た発泡性成形体を該発泡性成形体の含水率が0.1
    5重量%以下の状態で加熱装置内に導入し、架橋発泡す
    る事を特徴とする無機物高充填発泡体の製造方法。
  7. (7)発泡性成形体に更に架橋助剤として多管能性モノ
    マーが0.1〜10重量部含有せしめられている事を特
    徴とする請求項6に記載の方法。
  8. (8)無機物に疎水性を付与するために、該無機物が、
    高級脂肪酸又はそのエステル、アミドもしくは金属塩、
    ワックス、有機シラン、有機チタネート、有機ボラン、
    ポリシロキサン及びフッ素樹脂の中から選ばれる1種又
    は2種以上の化合物により表面処理されている事を特徴
    とする請求項6に記載の方法。
  9. (9)メルトインデックスMIが3<MI<30(g/
    10min)であり、かつアクリル酸エチル含有量EA
    Cが8≦EAC≦55重量%であるエチレン−アクリル
    酸エチル共重合体単独又は他の熱可塑性高分子との混合
    物から成る樹脂成分100重量部に対して、無機物を4
    0〜400重量部、及び熱分解型発泡剤を所望量添加し
    た混合物を成形して得た発泡性成形体に電離性放射線を
    照射して架橋せしめた後、該発泡性成形体を加熱装置内
    に導入し、発泡する事を特徴とする無機物高充填架橋発
    泡体の製造方法。
  10. (10)無機物に疎水性を付与するために、該無機物が
    、高級脂肪酸又はそのエステル、アミドもしくは金属塩
    、ワックス、有機シラン、有機チタネート、有機ボラン
    、ポリシロキサン及びフッ素樹脂の中から選ばれる1種
    又は2種以上の化合物により表面処理されている事を特
    徴とする化合物により表面処理されている事を特徴とす
    る請求項9に記載の方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010059438A (ja) * 2003-06-26 2010-03-18 Zephyros Inc 封着、バッフリングまたは補強用の膨脹可能材料および固締可能部材、ならびにその形成方法
JP2013221061A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Mitsufuku Industry Co Ltd ゴム組成物及びその製造方法

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