JPH0220264A - 低コレステロールの卵製品 - Google Patents

低コレステロールの卵製品

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JPH0220264A
JPH0220264A JP1130288A JP13028889A JPH0220264A JP H0220264 A JPH0220264 A JP H0220264A JP 1130288 A JP1130288 A JP 1130288A JP 13028889 A JP13028889 A JP 13028889A JP H0220264 A JPH0220264 A JP H0220264A
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JP
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egg
food
mixture
yolk
product
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JP1130288A
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Eugene R Maly
ユージン・アール・マリイ
Pauline M Olson
ポーリン・エム・オルソン
Jason H Yang
ジエイソン・エイチ・ヤング
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L15/00Egg products; Preparation or treatment thereof
    • A23L15/20Addition of proteins, e.g. hydrolysates, fats, carbohydrates, natural plant hydrocolloids; Addition of animal or vegetable substances containing proteins, fats, or carbohydrates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低コレステロールの卵製品及びその製造法に
関する。
要約すれば本発明は、卵黄の90%までが対応する量の
卵白で代替されている、但し食品ゴムを含んでなり且つ
6.25〜7.8の範囲のpHを有する卵黄の減ぜられ
た製品に関するものである。
卵は主たる食品蛋白質源の1つであり、単独で或いは他
の食品製品の成分として消費されている。
本明細書に用いる如き卵とは、鶏卵又はその同等物を指
すものとする。殻のついた卵は、2種類の蛋白質、即ち
卵黄と液体卵白を含み、卵黄は卵の脂肪及びコレステロ
ールの本質的にすべてを含有する。卵の卵黄含量は変化
し且つ殻つき卵の約39重量%までを構成するけれど、
これは一般には全般つき卵の約30重量%を構成しよう
。ここに用いる全卵とは、以下卵の固体的23,5〜2
5重量%及び水約75〜76.5重量%を含有する全般
つき卵に関するものである。全卵は蛋白質約12重量%
、脂肪約11重量%及びコレステロル約0.4〜0.5
重量%を含有する。以下ここに用いる如き卵白とは、卵
中に天然に産し且つ卵の固体約11〜12重量%を含ん
でなる液体卵白の組成を有jる生成物に関するものであ
る。卵白は蛋白質を約10重量%含有し、脂肪は痕跡量
にすぎず且つコレステロールは存在しない。
以下用いる如き卵黄は、卵の卵黄の組成を有し且つ約1
1〜12重量%の卵の固体を含んでなる生成物に関する
ものである。卵黄は蛋白質約14重量%、脂肪約30%
、及びコレステロール約2%を含む。
全卵、卵白及び卵黄は天然の生成物であるから、その組
成は変動することが理解されよう。
血中コレステロールの冠状病との関連のためにコレステ
ロールの減ぜられた食品の有利な効果が一般に知れるよ
うになり、卵製品のコレステロール量を減する動機とな
った。
卵のコレステロールを減することに関する多くの過去の
技術の努力は、卵黄に対する代替物に焦点が当てられて
いた。この代替物は、代替された卵製品の風味及び舌ざ
わりを、全卵のそれから実質的に変更してしまうから、
大衆に受は入れられなかった。
それ故に全卵の風味と舌ざわりを有するコレステロール
量の減ぜられた卵製品が必要とされている。
本発明は、全卵の卵黄の90重量%まで、例えば75重
量%までが対応する量の卵白で代替されている黄味の減
ぜられた組成物を有し且つ食品ゴム、例えばイオタカラ
ジーナンを含んでなる非生成物を提供する。
料理した卵製品の最も重要な特徴は、その舌ざわりであ
る。本発明の意味に入る料理ずみの卵は炒り卵である。
全卵から作った炒り卵はばさばさした又は柔い状態でな
くてしつかりした口あたりを有すると考えられる。卵黄
を除いた卵製品は望しくないゼラチン様の口あたりを示
す。
今回、低コレステロールの及び全卵と関連した舌ざわり
の卵製品は、全卵において卵黄の90重量%までを対応
する量の卵白で代替し且つ官能的に有効な量の食品ゴム
を添加することによって製造しうろことが発見された。
ここに官能的に有効な量は、炒り卵の形において炒った
新鮮な卵と同様の舌ざわりを有する卵製品をもたらす食
品ゴムの量に関するものである。従って本発明は全卵中
に存在するよりも少量の卵黄含量と6.35〜7.8の
範囲のpHを有する卵白、卵黄及び食品ゴムを含んでな
る全卵と関連した舌ざわりをもつ低コレステロール及び
低脂肪の卵製品を提供する。
好ましくは本発明の卵製品において、全卵の卵黄の60
%以上が卵白で代替される。
本明細書において用いる如き食品ゴムは、いずれかの栄
養的に許容しうる食品ゴム、更に特にゲル構造を構成し
且つ蛋白質と相互作用するような食品ゴム、好ましくは
混合物中の固体によって中断されてないそれぞれ硬いゲ
ルを形成するゴムである。
好適な食品ゴムは、ジエラン(gellan”) [’
r ルコ(Kelko)によって開発された未許可の食
品添加物]、寒天、カラジーナン(特にカッパカラシナ
ン及びイオタカラジーナン)、及びこれらと、イナゴマ
メゴム、微結晶セルロース(HCC)又はメチルセルロ
ースから選択される食品ゴムとの混合物を含む。
そのような食品ゴムの混合物の特に好適な例は、特に4
:l〜1:lの範囲の重量比の、カッパカラジ−チン/
イナゴマメゴム、イオタカラジーナン/微結晶セルロー
ス、及びイオタカラジ−チン/メチルセルロースを含む
。イオン及び極性残基と凝集する二重ら線構造の形成に
よりゲルを生成して支持性網状構造を作るイオタカラジ
ーナンは最も好適である。
使用しうる食品ゴムの量は、簡便には炒った新しい卵と
同様の舌ざわりを有する、即ちしつかりした口あたりを
与え且つ炒り卵製品と比べて粘稠すぎない、ばさばさし
すぎない、ゴム状すぎない、かたすぎない、ねばねばし
すぎない、乾いていすぎない又は軟かすぎない炒り卵製
品を与えるように選択されるであろう。
一般にそのような舌ざわりは、本発明の卵製品中に食品
ゴムを0.01〜0.6%、特に0.02〜0.55%
、例えば0.1〜0.5重量%の量で用いて達成されよ
う。
本明細書に用いる如き卵黄含量は、卵黄:卵白及び卵黄
の全重量の重量比を用いるために使用される。
本発明の卵製品は簡便にはブルックフィールドLVT型
粘度計で決定して室温(約15〜25°C)で300 
cpsを越えない粘度を有する安定な分散液である。
本発明の卵製品は、32.3:1〜7.8:1の範囲内
、特に32.3:l〜8.4+1の範囲内、更に特に3
2.3:l〜10 : l、好ましくは32.3 : 
l−12,3: 1の範囲内の重量比で卵白:卵黄を含
んでなる。本発明の典型的な卵製品は85〜97重量%
、特に90〜97%、好ましくは92.5〜97%の卵
白からなる卵成分(卵白及び卵黄)を含んでなる。
本発明の卵製品のpHは舌ざわりの調節のために6.3
5〜7.8の範囲内のpHに調整される。
7.0〜7.8のpHは一般に好適であり、この場合製
品は迅速料理時間で使用できる、例えば製品は短時間で
炒ったり、料理したりすることができる。
製品をビュッフェ用に使うことが意図され(即ち製品を
ある期間、即ち2時間までスチーム・テブル上に置いた
ままでいる場合)でいて卵製品の変色(緑色他)を防止
したいならば、pHは更に低い、例えば6.35〜6.
5であるであろう。
pHの調整は好ましくは本発明の卵製品と適合する生理
学的に許容しうるカルボン酸(食品酸)、例えばクエン
酸、乳酸など、好ましくはクエン酸を用いて達成されよ
う。所望のpHを達成するために適用される食品酸の量
は一般に全卵製品の約0.1〜0.3重量%を構成しよ
う。pHの酸での調整は高卵白含量と関連したゼラチン
状、ゴム状の舌ざわりを減少させる。
本発明の卵製品は、卵白、卵黄、食品ゴム及び随時カル
ボン酸のほかに他の成分を含有していてもよい。
そのような更なる成分の例は、水、生理学的に許容しう
る食品着色料、風味剤及び植物及び/又は動物蛋白質を
含む。即ち例えば本発明の卵製品の舌ざわりを改良する
ために、植物又は動物の蛋白質例えば脱脂乾燥ミルク、
乳漿蛋白質、ナトリウムカゼイネート、ダイズ濃縮物、
ダイズ蛋白質、ダイズ分離物及び他の豆類相当物、特に
脱脂乾燥ミルクが添加でき、好ましくは添加されよう。
般に卵製品の舌ざわりは、そのような蛋白質を約0.5
〜1.0重量%含有している時に実質的に改良される。
本発明の好適な卵製品は95.0%以上、特に97%以
上、更に特に98重量%以上の卵白及び卵黄からなって
いよう。食品着色剤及び食品風味剤は簡便にはそれぞれ
0.005〜0.03重量%の範囲内にあろう。
本発明の典型的な卵製品は例えば次の成分を含有しうる
: 区至             1員彫水 0.0−1.0 食品ゴム 0.01−0.6 pH調整のための食品酸   0.1 −0.3食品着
色剤(天然植物油)   0.005−0.03食品風
味剤        0.005−0.03本発明の卵
製品は任意の順序で、 a)最終製品のpHが6.35〜7.8の範囲にあるよ
うに卵成分のpHを調節し; b)各成分を一緒にし且つ混合し;そしてC)随時各成
分又はその混合物を殺菌する、の工程を含む方法で得る
ことができる。
本発明の方法は好ましくは病原バクテリヤを排除するた
めに低温殺菌工程を含むことは理解されよう。そのよう
な低温殺菌工程は卵白及び卵黄の各低温殺菌に公知の方
法で行ないうる。
本発明の低脂肪/低コレステロールの卵製品において卵
白含量が高いから、これらの製品を低温殺菌することは
非常に困難である。卵白は約56.7°Cで凝固しはじ
める。しかしながら全卵は、卵黄中の鉄がコナルブミン
(感熱性物質)を安定化しうるから卵白よりも約11.
100高い温度に耐えることができる。コナルブミンを
安定化するために卵白を金属イオンで処理することは可
能である。これは技術的に公知の方法で、例えば卵白を
、例えば乳酸−硫酸アルミニウムを用いてアルミニウム
イオンで処理することによって行ないうる。斯くして安
定化された卵白は約61.10Cでの低温殺菌を可能に
する。
しかしながらこのように処理した卵白製品は、「すべて
が天然」の製品であると考えられない。
従って卵白の金属イオン安定化を必要としない低温殺菌
工程を用いることが好適であろう。
卵白の低温殺菌は好ましくはH,O,の存在下に行なわ
れる。これは卵白の凝固温度(約56.7’0)以下の
温度での効果的な低温殺菌を可能にする。H2O2は3
5%工業用混合物の形で簡便に用いられる。USDA 
(米国農業省)の許可する卵白のH2O2低温殺菌条件
は、H20□(純粋)0.05重量%を含んでなる卵白
を最小3.5分間最低約51.7°Cに加熱することを
含む。
本発明の低温殺菌した卵製品の好適な製造法は、上述の
理由から卵白と卵黄を別々に低温殺菌することを含む。
卵白部分のpl(調整は好ましくは低温殺菌後に行なわ
れる(卵白の自然のpHはバクテリヤの死滅をより良く
誘導する)。低温殺菌に対して、卵白部分は食品ゴムを
含有していてよい。しかしながら食品ゴムは卵黄部分に
添加し、次いで低温殺菌してもよい。有利な製造法は、
1)液体卵白を、随時食品ゴムとの混合物において、最
小0.05重量%のH2O2の添加後に、最低51.7
°Cの温度で最小3.5分間低温殺菌し; 2)液体卵黄のpHを、所望ならば液体全卵の形で及び
/又は食品ゴム及び蛋白質、着色剤及び風味剤を含む随
意の成分との混合物において、6.35〜7.8の範囲
のpHに調整し; 3)工程2)の混合物を最低61.100の温度で最小
3.5分間低温殺菌し; 4)工程l)の卵白混合物を工程3)の卵黄混合物と混
合し、そして混合物のpHを6.35〜7.8に調整す
る、 工程を含んでなる。
H20□は簡便には0.05〜0.1重量%、好ましく
は0.07〜0.08重量%の量で添加される。
工程lの混合物は、好ましくはH2O2を完全に分解さ
せるのに十分な時間工程に供せられる。過酸化水素の分
解を促進するために触媒を使用してもよい。
工程2における液体卵黄は好ましくは液体全卵の形で使
用される。この場合に使用される液体全卵の量は好まし
くは最終生成物の卵白;卵黄の重量比が32.3:l〜
7.8:lの範囲内にあるように選択される。
液体全卵混合物のpH(工程2)は好ましくは6.4〜
7.0である。
最終製品のpH(工程4)は好ましくは約6.4〜7.
4である。
本発明の方法は回分法又は連続法として行なうことがで
きる。
次の実施例は好適な食品ゴムの選択及び本発明の卵製品
の製造を例示する。
実施例1−食品ゴムの評価 次の組成(第工表)を用いることにより、卵黄を減じた
製品における種々の食品ゴムの適当性を評価した: 策↓ス 成分           % 卵白        87.1665−89.0665
卵黄        8.8000 脱脂乾燥ミルク   t、ooo。
水              1.0000着色剤(
アンナツト)  0.01200食品ゴム      
0.10000−2.0000卵風味剤混合物   0
.021 ゴムの評価法は次の通りである。バッチ成分(第1表)
は限定成分として卵白に基づいて計算した。脱脂乾燥ミ
ルクと食品ゴムを除く成分を緒にし、完全に混合した。
クエン酸を用いて混合物を約pH6、6に調整した。こ
の基剤の一部を選択したゴム及び脱脂乾燥ミルクの乾燥
混合物と一緒にした。水和の時間後、卵混合物の粘度を
測定した。次いで混合物を料理しく炒り)、舌ざわりと
口あたりに関して評価した。
実施例1に従って評価した食品ゴムの例は、寒天、アル
ギン酸塩、ジエラン、カッパカラシナン、イオタカラジ
ーナン[FMCジエカリン(Gelcarin”)とし
てゲル形及びFMCビスカリン(Viscar in”
)として非ゲル形の双方] 、MCC,メチルセルロー
ス、カッパ力ラジーナン/イナゴマメゴム(l:1)、
(ゲル化)イオタカラジーナン/ MCC(4: l)
及び(ゲル化)イオタカラシナン/メチルセルロース(
1: l)を含んだ。
結果は次の食品ゴムが本発明の卵製品に用いるのに特に
適当であるということを示すニジエラン(ケルコの開発
した未許可の食品添加剤)、寒天、カッパ力ラジーナン
、イオタカラジーナン及びこれと、イナゴマメゴム、微
結晶セルロース(MCC) 又はメチルセルロースとの
混合物、更に好ましくはカッパ力ラジーナン又はイオタ
カラジーナン或いはそのようなカラジーナンとイナゴマ
メゴム、MCC又はメチルセルロースとの混合物。
特に好適な食品ゴム混合物はカッパ力ラジーナン/イナ
ゴマメゴム(1:1)、イオタカラジーナン/微結晶セ
ルロース(4:1)、及びイオタカラジ−チン/メチル
セルロース(1,:l)を含む。
一般に、試験した人々は、非ゲル化形又はゲル化形、特
に後者の形のイオタカラジーナンを含んでなる卵製品を
、その好ましい舌ざわり及び口あたりのために好んだ。
最良の結果は、0.6重量%以下の食品ゴムを含んでな
る卵製品の場合に得られた。
実施例2 95.5重量%までの卵白及び0.O1〜0.6重量%
の食品ゴムを含んでなる本発明の組成物を用いて同様の
試験を行なった。再び実施例1に記述したゴム系を用い
た場合に特に良好な結果が得られた。
次の実施例3〜5において、次の装置を用いた:二重渦
流高速混合機[ブレッド(Breddo)社1、容量5
000ポンド。混合機の底部に2組のチョッピング(c
hopping)翼をもつ。
低温殺菌機:標準的な市販のプレート形熱交換器。
保持管(holding tube) : (USDA
刊行の卵の低温殺菌法に従い)層流を保証するために各
足に対して×”隆起しているように配置された標準的な
市販の2y“ステンレス鋼製保持管。
静的混合機:管内にヘリックスをもつ2%″の管[クリ
ーブランド・スタチック・ミキシング・システム(C1
savela’nd 5tatic Mixing S
ystem。
Bedfoud N、H,) ]。
秤量ポンプ[プラン・アンド・リューベ(Bran &
Lubbe) ]。
実施例3−回分法 工程l−固体11%を含む液体卵白3463ボンドを混
合機中に秤り入れた。クエン酸溶液を添加してpHを7
.45まで低下させた。カラジ−チン13.5ポンドを
混合機に添加し、2分間混合した。次いで H,02を最終濃度0.05重量%まで保持管に注入し
て、混合物を128°Fで3゜5分間低温殺菌した。こ
の低温殺菌した卵白をポンプで保持タンクに送入し、夜
通して滞留させてH2O,を完全に分解し、泡状物を消
滅させた。
工程2一固体23.5%を含む全卵1467ポンドをポ
ンプで混合機中に送入した。クエン酸溶液を添加してp
Hを6.65まで下げた。脱脂乾燥ミルク50ポンド、
アンナト(annato)着色剤0.8ポンド、及び天
然風味剤1ポンドを混合機に添加し、3分間混合した。
次いで混合した全卵を最良142’Fで33A分間低温
殺菌した。
工程3−工程1からの低温殺菌した卵白及び工程2から
の低温殺菌した全卵混合物をポンプで混合タンク中に入
れ、そして30分間混合して、ポンプで充填機に送り包
装した。最終製品のpHは7.1であった。
実施例4一連続法 工程1−工程1は実施例3の教示に従った。
工程2−工程2は実施例3の教示に従った。
工程3−工程lからの低温殺菌した卵白混合物及び工程
2からの低温殺菌した全卵混合物を、静的混合機中にお
いて、全卵混合物1部に対して卵白混合物2.3〜9.
0部の割合で連続的に混合した。
実施例5−回分又は連続法 工程1においてカタラーゼ約3オンスを添加してH,O
□の分解を促進させ且つ保持時間を短縮する以外実施例
3の教示に従って工程1.2及び3を行なった。
随時工程3において、連続法の場合には実施例4の教示
に従った。
本発明を、全卵混合物を用いる工程2について記述した
けれど、最終製品の全卵白と卵黄の比が約3’2.3:
1〜10.1 : 1の範囲にある限りにおいて、卵黄
混合物に対しても同様の工程を適用することができる。
実施例6−液体卵白/液体全卵 回分式 液体卵白(固体11%)4420ポンドをポンプで混合
機中に送り、イオタカラジ−チン13.5ポンドを添加
し、2分間混合した(カラギーナンは好むならば工程2
に添加することができる)。次いでH2O2を最終濃度
0.05重量%まで注入して、この混合物を128°F
で34分間低温殺菌した。この低温殺菌した卵白をポン
プで保持タンクに送り、H2O2が完全に分解するまで
保持した。
工程2−液体全卵(固体23.5%)515ポンドをポ
ンプで混合機中に送り、50%クエン酸溶液を室温で添
加して、pHを6゜65に調整した。脱脂乾燥ミルク5
0ポンド、アンナト着色剤0.8ポンド及び天然の風味
剤1ポンドを添加し、3分間混合した。次いで全卵混合
物を143°Fで3%時間低温殺菌した。
工程1 =19= 工程3−工程1からの卵白混合物及び工程2からの全卵
混合物をポンプで混合タンク中に送り、更なるクエン酸
を添加してpHを7.3にした。
実施例7−液体卵白と液体卵黄 工程l−実施例6と同じ 工程2−液体卵黄(固体的50%)150ポンド及び液
体卵白(固体11%)365ポンドをポンプで混合機中
に送り、そして50%クエン酸溶液を添加してpHを6
.65に調整した。残りは実施例6の工程2と同一であ
った。
工程3−実施例6と同じ。
実施例8一連続法 工程1−実施例6と同じ 工程2−実施例6と同じ 工程3−工程1からの低温殺菌した卵白混合物及び工程
2からの低温殺菌した全卵混合物を7.8:1の比で秤
量ポンプにより送り、静的混合機で混合して保持タンク
又は充填機に直接送った。同時にクエン酸溶液を添加し
てpHを7.3に調整した。
実施例9−クエン酸溶液の組成及び製造クエン酸   
100ポンド 水      100ポンド 合計 200ポンド クエン酸100ポンドを水100ボンドに添加し、蓋つ
きの水蒸気ジャケットを備えた釜中で沸とうするまで加
熱した。この溶液を使用前に室温まで冷却した。必要な
りエン酸溶液の量は出発物質として用いる液体卵のpH
に依存することが理解されよう。
実施例1〇−組成物例 液体卵白(固体11%) 液体全卵(固体23.5%) 脱脂乾燥ミルク カラギーナン(イオタ) クエン酸 食品着色剤(アンナト) 天然の風味剤 合計 ポンド ポンド ポンド ポンド ポンド ポンド ポンド ポンド ■3.5 0.8 5022.3 本発明の特徴及び態様は以下の通りである。
■、全全卵中存在するよりも少量の卵黄含量と6.35
〜7.8の範囲のpHを有する卵白、卵黄及び食品ゴム
を含んでなる全卵と関連した舌ざわりヲモつ低コレステ
ロールの卵製品。
2、全卵中に存在する含量に関し、卵黄の90重量%ま
でが対応する量の卵白で代替されていることに相当する
卵黄含量を有する上記1の卵製品。
3、卵製品の全重量に対して0.01〜0.6%、特に
0.02〜0,55%、特に0.1〜0.5重量%の食
品ゴムを含んでなる上記1又は2の卵製品。
4、卵白:卵黄の重量比が32.3:1〜7.8:1、
特に32.3:l〜8.4 : 1、更に特に32.3
.1〜10.1 : l、好ましくは32.3:1−1
2.3:lの範囲である上記1〜3の卵製品。
5、生理学的に許容しうるカルボン酸を用いてpHの調
整を達成する上記1〜4の卵製品。
6、水、食品着色剤、風味剤、植物蛋白質及び動物蛋白
質から選択される成分を1種又はそれ以上更に含んでな
る上記3の卵製品。
7、卵白及び卵黄を9540%以上、特に97゜0%以
上、更に特に98.0重量%以上含んでなる上記6の卵
製品。
8、重量%で、 卵白 約85.0〜9660% 卵黄 約3.0〜11.5% 植物又は動物の蛋白質 約0.5〜1.0%水 約帆0
〜1.0% 食品ゴム 約帆O1〜0.6% カルボン酸 約帆1〜0.3% 食品着色剤 約0.005〜0.03%卵風味剤 約0
.005〜0.03% を含んでなる上記7の卵製品。
9、食品ゴムを、ジエラン、寒天、カッパ力ラジーナン
、イオタカラジーナン及びこれと、イナゴマメゴム、微
結晶セルロース及びメチルセルロスから選択される食品
ゴムとの混合物から選ばれた上記1〜8の卵製品。
10、食品ゴムを、寒天、イオタカラジーナン及びカッ
パ力ラジーナン及びこれと、イナゴマメゴム、微結晶セ
ルロース及びメチルセルロースから選択される食品ゴム
との混合物から選ばれた上記9の卵製品。
11、食品ゴムがイオタカラジーナンである上記10の
卵製品。
12、カルボン酸がクエン酸である上記1−11の卵黄
の減ぜられた卵製品。
13、a)最終製品のpHが6.35〜7.8の範囲に
あるように卵成分のpHを調節し;b)各成分を一緒に
し且つ混合し;そして C)随時各成分又はその混合物を殺菌する、 という任意の順序での工程を含む上記1〜12の卵製品
の製造法。
14、卵白及び卵黄部分を別々に低温殺菌することを含
んでなる上記13の方法。
15、卵白をH,O,の存在下に低温殺菌することを含
んでなる上記14の方法。
16.4)液体卵白を、随時食品ゴムとの混合物におい
て、最小0.05重量%の H20□の添加後に、最低51.7°Cの温度で最小3
.5分間低温殺菌し; i)液体卵黄のpHを、所望ならば液体全卵の形で及び
/又は食品ゴム及び蛋 白質、着色剤及び風味剤を含む随意 の成分の1種又はそれ以上との混合 物において、6.35〜7.8の範囲 のpHに調整し: ii)工程ii)の混合物を最低61.1’Oの温度で
最小3.5分間低温殺菌し; iv)工程i)の卵白混合物を工程ni)の卵黄混合物
と混合する、 ことを含んでなる上記15の方法。
17、工程■)において、卵黄を液体全卵の形で導入す
る上記16の方法。
18、工程iv)において、工程l)及び1ii)の成
分を、全卵混合物1部に対して卵白混合物的2.3〜9
.0部の割合で連続的に混合する上記l7の方法。
19.工程i)において、カタラーゼを添加してH20
□の分解を促進する上記16〜18の方法。
20、工程ii)において、低温殺菌前の混合物をl 
OOO〜l 500psiで均質化する上記16〜19
の方法。
21、室温において300 cpsを越えない粘度を有
する上記1−13の卵製品。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、全卵中に存在するよりも少量の卵黄含量と6.35
    〜7.8の範囲のpHを有する卵白、卵黄及び食品ゴム
    を含んでなる全卵と関連した舌ざわりをもつ低コレステ
    ロールの卵製品。 2、a)最終製品のpHが6.35〜7.8の範囲にあ
    るように卵成分のpHを調節し; b)各成分を一緒にし且つ混合し;そして c)随時各成分又はその混合物を殺菌する、という任意
    の順序での工程を含む上記1の卵製品の製造法。
JP1130288A 1988-05-27 1989-05-25 低コレステロールの卵製品 Pending JPH0220264A (ja)

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