JPH02201777A - スキュー補正装置 - Google Patents

スキュー補正装置

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JPH02201777A
JPH02201777A JP1021061A JP2106189A JPH02201777A JP H02201777 A JPH02201777 A JP H02201777A JP 1021061 A JP1021061 A JP 1021061A JP 2106189 A JP2106189 A JP 2106189A JP H02201777 A JPH02201777 A JP H02201777A
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JP
Japan
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skew
signal
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amount
supplied
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Application number
JP1021061A
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English (en)
Inventor
Juichi Hitomi
寿一 人見
Kazuo Konishi
和夫 小西
Hideyuki Naka
秀之 中
Kazuyuki Oishi
大石 一幸
Mitsuo Yamazaki
山崎 充夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/20Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for correction of skew for multitrack recording
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/02Analogue recording or reproducing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、高品質の音声信号を記録 再生できる磁気記録再生装置、いわゆるHi −Fi 
VTRの音声再生系統などに用いられるスキュー補正装
置に関する。
(従来の技術) ヘリカルスキャン方式のVTRにおいて、映像トラック
と同じトラックに音声信号を記録し再生するものが開発
されている。このシステムで、音声信号を再生する場合
、再生信号は、異なるトラックをトレースする第1と第
2の再生ヘッドがら交互に再生されるために、これら第
1と第2の信号を連続した1つの第3の信号に繋げる必
要がある。したがって、第1と第2の信号とは一部の信
号がオーバーラツプ期間を持つように記録及び再生され
ており、このオーバーラツプ期間内で、第1から第2の
信号へ、あるいは第2の信号から第1の信号への切換え
選択が行われ前記第3の信欠落が生じ、いわゆるスイッ
チングノイズが発生し、これが第3の信号に残存してし
まうことである。
そこでこの問題を解決するために、各種のスイッチング
ノイズ低減回路が開発されている。
例えば、第1と第2の復調器の出力を繋げるために、第
1の復調器の出力選択から第2の復調器の出力選択状態
あるいはその逆方向に切替わる最終段のスイッチと、第
1と第2の復調器に対して第1の再生FM信号(第1の
再生ヘッドからの信号)と第2の再生FM信号(第2の
再生ヘッドからの信号)とを並列にあるいは分岐して供
給することができるマトリックススイッチを設けたシス
テムがある。このシステムは、最終段のスイッチが切替
わるのに先たって、第1と第2の復調回路に対して第1
と第2の再生FM信号のうち継続して安定出力状態にあ
る信号(前トラックの再生信号)を分岐して入力するよ
うにしている。そして、最終段のスイッチが切替わった
後で、現トラックからの再生信号を対応する復調器に供
給するようにしている。これにより信号の欠落がなく、
スイッチングノイズを低減できる。この方式は、文献r
TV学会 方式研究会 VR59−I  J第5頁に記
載されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、実際には、VTRにおいてはテープの伸
び縮みがあり、また、ヘッドトラッキングのりニアリテ
ィーが理想的に得られないことが多い。リニアリティー
が理想的に得られないことは、アジマスを持ったヘッド
が、トレースセンターからずれ(振れ)ることであり、
再生出力は時間軸方向にずれ(変調)を受けることであ
る。
このような場合は、第1と第2の復調出力を信号の欠落
がないように繋げても、第1と第2の信号間に位相ずれ
(スキュー)があるために滑らかな連続性が得られない
。このような現象は、記録したVTRと再生するVTR
が異なる場合には顕著に現れる。また、テープの伸びや
縮みが発生している場合も顕著に現れる。
そこでこの発明は、比較的簡単な構成によりスキューを
補正することができ、また同時にスイッチングノイズも
除去できるスキュー補正装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、記録媒体の異なる位置に信号のオーバーラ
ツプ期間を設けて記録されている記録信号を、前記オー
バーラツプ期間が重なるように再生し第1と第2の信号
として取出し、この第1と第2の信号を前記オーバーラ
ツプ期間で交互に切換えて連続した1つの第3の信号を
得る装置において、 前記第]と第2の再生信号がそれぞれ導入される第1と
第2の経路と、この第1と第2の経路にそれぞれ設けら
れている第1と第2の可変遅延手段と、前記第1と第2
の経路の前記オーバーラツプ期間における各信号が供給
され、前記第1と第2の信号の位相(時間)差を検出し
スキュー情報を出力するスキュー検出手段と、このスキ
ュー検出手段からのスキュー情報が供給され、前記第1
と第2の可変遅延手段の遅延量をを独立に制御する制御
手段と、前記第1と第2の経路の各出力信号を前記オー
バーラツプ期間に切換えて選択し前記第3の信号として
導出する選択手段とを備えるものである。
(作用) 上記の手段により、ヘッド切換え時おけるスイッチング
ノイズを除去できるとともに、スキュ補正がなされ、繋
ぎ目の滑らかな連続信号を得ることかできる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、 Hl −Fi VTRの音声再生系統に使用された例で
ある。図において、入力端子1aにはAヘッド(Aチャ
ンネル)より再生された入力信号Aが供給され、入力端
子1bにはBヘッド(Bチャンネル)より再生された入
力信号Bが供給される。信号AとBはそれぞれ帯域フィ
ルタ2a、2bを介して復調回路3a、3bに入力され
る。
復調回路3aと3bでFM復調された復調出力をそれぞ
れAI、Blとする。信号A1とB1とは、それぞれ可
変遅延回路4aと4bに入力されるとともに、スキュー
検出回路6に供給される。
スキュー検出回路6は、オーバーラツプ期間の特定の区
間で、両方の信号間の位相差(スキュー)情報を検出す
るもので、このスキュー情報を制御回路7に供給する。
制御回路7は、スキュー情報に基づいて、可変遅延回路
4aと4bに対して、上記スキューを補正するように遅
延量制御信号を与える。これにより、可変遅延回路4a
と4bから出力されたオーバーラツプ期間における信号
間には位相差がない。よって、スイッチ5によりいずれ
を選択しても出力信号Cにスキューによる歪みが生じる
ことはない。
可変遅延回路4aと4bは、扱う信号がアナログの場合
、電荷結合素子(COD)による遅延回路を用いること
により実現でき、また扱う信号がデジタルの場合メモリ
を用いて遅延量を調整することができる。
第2図及び第3図は、上記の実施例の動作を説明するた
めに示した信号波形図である。今、チャンネルAからB
に切替わるものとする。第2図に示すように、オーバー
ラツプ期間の信号A1とB1との間にスキューがなかっ
た場合、スイッチ5がAチャンネルからBチャンネルに
切替わったときの出力信号Cは滑らかに繋がる。しかし
、第3図に示すように、信号B1の位相が進んでいると
、単純に繋げたのでは出力信号Cは図に示すように歪み
(ノイズ)を含むことなる。そこで、この発明では、こ
のような場合信号B1を破線で示すように送らせて、滑
らかに繋げることができるように成されている。
上記の実施例は、可変遅延回路4aと4bとが復調回路
3aと3bの後段に設けられ、復調後の信号の時間調整
を行なった。しかし、これに限らず、復調するまえのF
M信号を調整してもよい。
第4図はこの発明の他の実施例である。この実施例では
、帯域フィルタ2aと2bの出力(FM信号)をそれぞ
れ遅延できる可変遅延回路8aと8bとが設けられてい
る。そして、復調回路3aと3bからの復調出力は、ス
イッチ5により選択できるように構成されている。
この実施例においても、スキュー検出回路6は、復調信
号A1とB1の時間ずれ(スキュー)を検出し、そのス
キュー情報を制御回路7に与えている。制御回路7は、
スキュー情報に基づいて可変遅延回路8aと8bの遅延
量を制御する。
従って、この実施例によると、第5図に示すように、帯
域フィルタ2aと2bの出力、つまりFM信号に対する
時間調整が行われることになる。
スキュー検出回路6は、信号A1とB1の時間ずれ量を
一挙に求める方式と、いずれの信号が遅れているかある
いは進んでいるかを判定するのみの方式とがある。
また、制御回路7により可変遅延回路を制御する方式と
しては、上記ずれ量に応じて遅延量を一挙に修正する方
式と、ずれ量の大小にかわらず微小な一定の遅延量を修
正し、これを繰返すことにより最終的にずれ量を無くし
ていく方式とがある。
第6図は、スキュー検出回路6の構成例を示している。
復調信号A1は、入力端子1]を介して零クロス検出回
路13と比較器14の一方に供給される。
また入力端子12からの信号B1は、比較器14の他方
に供給される。零クロス検出回路13は、信号A1の零
クロス点を検出して、第7図に示すような零クロス検出
信号Xを出力する。また比較器14は、信号A1とB1
の大小を比較するもので信号B1が大きいときはハイレ
ベル“1”、逆に信号A1が大きいときにはローレベル
″0″の判定信号Yを出力する。検出信号Xと判定信号
Yは、演算回路15に供給される。演算回路15は、零
クロス点を検出する毎に動作し、検出信号Xと判定信号
Yとを論理的に処理し、零クロス点が検出された時点以
降で信号B1の位相が信号A1の位相より進んでいると
きは、例えば“1” (ハイレベル)を出力し、逆に、
零クロス点が検出された時点以降で信号B1の位相が信
号A1の位相より進んでいるときは、例えば“0” (
ローレベル)を出力端子16に出力する。
第7図に示す例は、信号B1の位相が進んでいる場合で
あり、第8図に示す例は信号A1の位相が進んでいる場
合である。
第9図は、演算回路15の動作を説明するために示した
真理値表と、これを実現するために論理回路を示してい
る。演算回路15は、例えば、検出信号Xと判定信号Y
とが供給される排他的論理回路151と、この回路の出
力を反転する反転回路152と、この反転回路152の
出力を零クロス点の直後のクロックでラッチするラッチ
回路により構成される。
このように、スキュー検出がなされると、入力信号A1
とB1のうちいずれが進んでいるかが判明するので、次
段の制御回路7は、可変遅延回路4aと4bの一方の遅
延量を大きく、他方を小さくというふうに制御し、結果
的にはスキュー歪みを無くすことができる。
第6図に示した、スキュー検出回路6の場合、信号A1
とB1のいずれの位相が進んでいる(遅れている)かの
判定出力を得るのであるから、可変遅延回路4a、4b
の遅延量を制御するには、第4図に示したシステムに適
用する方が好ましい。
つまり、遅延量を少しずつ調整していけば、復調出力信
号A1とB1間の位相差が次第に小さくなり最終的には
、スキュー検出回路6は、“0“と“1″を繰返して出
力するようになる。このような状態での最終出力信号C
のノイズは、音声信号としては同等問題のないレベルで
ある。
第10図は、スキュー検出回路6の更に他の実施例であ
る。
このスキュー検出回路6は、信号A1とB1とのスキュ
ー量を一挙に求めることができる。信号A1は、入力端
子21を介して零クロス検出回路21、遅延回路24.
減算器22に供給される。
減算器22には、入力端子23を介して信号B1が供給
されている。
遅延回路24は、入力信号をnクロ72分(n X c
k)遅延して出力し、減算器25に供給する。減算器2
5は、遅延回路24の出力信号a (N−n)と入力端
子21からの信号a (N)との減算処理を行なう。こ
のことは、信号A1の変化率、つまり傾きを求めること
に相当する。この減算器25の出力は、ラッチ回路26
にラッチされ、傾き情報△yとして出力される。
一方、減算器22の出力(信号A1とB1との差情報)
は、ラッチ回路27にラッチされる。ラッチ回路28か
ら出力された、差情報は、乗算器28にて1倍されて出
力される。乗算器28にて1倍する理由については、第
11図で説明する。
次に、ラッチ回路26と27とは、オーパーラツブ期間
内のスキュー検出区間の情報を取出すためのものである
。即ち、スキュー検出区間の信号A1とB1の位相関係
が、例えば第11図に示すような関係にあるとする。ま
た、この区間は信号A1の零クロス点の近傍であるとす
る。零クロス点の近傍をスキュー検出区間としているの
は、零クロス点近傍は信号の変化が急峻であり傾きを検
出しやすいからである。
零クロス点は、零クロス検出回路21により検出され、
その検出信号は、アンド回路32の一方の入力端子に供
給される。このアンド回路32の他方の端子には、入力
端子31を介してオーバーラップ期間内に設定された窓
信号が供給されている。これにより、ラッチ回路33は
、窓信号の前縁でクリアされ、次に零クロス点の検出時
にデータ“1”をラッチすることになる。このラッチ回
路33の出力が、先にラッチ回路26.27にラッチパ
ルスとして供給される。
上記のスキュー検出回路の動作を第11図を参照して説
明する。まず、ラッチ回路26と27からはそれぞれ傾
き情報△yと、差情報yとが得られる。
△y = a (N) −a (N−n)      
   −= (1)y−a(N)−b(N)     
      ・・・(2)であられされる。また、各デ
ータは第11図のような関係になる。第11図の黒丸と
白丸とが注目しているデータである。
ここで、スキュー量tsは、 △y : y−ts  :  (nXck)     
 −(3)の関係を持って表わすことができる。(n 
x ck)は、遅延回路の遅延量であるが、傾き情報を
求めたサンプリング間隔でもある。サンプリング間隔は
入力信号帯域より充分狭い方が好ましい。クロックck
としては、スキュー量を精度良く求めるためには充分短
い周期のものが望ましい。
次に(3)式をスキュー量tsについて解くと、ts−
((n−y)/△y) )  ・ck   −(4)と
なる。そしてクロックckの単位でスキュー量を計算す
るためには ts−(n−y)/△y)      ・・・(5)を
計算すればよい。この式を得るために前述した乗算器2
8が挿入されている。
(セ)式の演算は、演算回路29により行われ出力端子
30からは、スキューffi t Sが出力され、これ
が制御回路7に供給される。制御回路7は、スキュー量
に応じて、可変遅延回路4aと4bとの遅延量を設定す
る。
第10図に示したスキュー検出回路は、第1図、第4図
のいずれのシステムにも採用できる回路である。
第12図は、スキュー検出回路6の更にまた他の実施例
である。
第10図の実施例と大きく異なる部分は、演算回路29
から出力されたスキュー量を制御回路7に供給する場合
、傾き情報の条件に応じて、前回求めたスキュー量を再
度供給する手段が設けられている点である。その他の部
分は、はぼ第10図の実施例と同じであるから同−n号
を付している。
信号A1は、遅延回路41を介した後、遅延回路24、
減算器25及び減算器22に供給され、信号B1は遅延
回路42を介した後、減算器22に供給されている。遅
延回路24.減算器22゜25、ラッチ回路26,27
、さらに乗算器29、演算器29は第10図の実施例と
同じ動作を得る。
この実施例では、零クロス検出として排他的論理和回路
43が設けられている。この回路は、遅延回路41と2
4の出力信号の排他的論理を取り、零クロス点を通過し
たときは前後のデータが正と負になることを利用してい
る。つまり、2の補数表示コンブリメントのときは正の
ときMSBがO9負のときはMSBが1となる、その検
出信号をアンド回路32の一方に供給してる。アンド回
路32の他方には、先の実施例と同様に窓信号が供給さ
れている。これによりアンド回路32からは、スキュー
検出区間に対応したタイミング信号が得られ、ラッチ回
路33を通してラッチ回路26゜27にラッチタイミン
グ信号として供給される。
ここで、本実施例では、ラッチ回路26の出力(傾き情
報△y)のうち上位数ビットは、“0”判定回路45に
も供給されている。
“0”判定回路45は、入力が例えば9ビットの場合、
9人カノア回路で構成され、例えば△yの」1記9ビッ
トがオール“0”のときハイレベル“H”を出力する。
一方演算回路29の出力は、第10図の実施例と異なり
、セレクタ46の一方に供給されるように構成されてい
る。そしてセレクタ46の出力は、ラッチ回路47にラ
ッチされそのラッチ出力が、スキュー量i Sとして制
御回路に供給される。
ここで、セレクタ46は、“O“判定回路45の出力に
より制御され、該出力が“H” (傾きが小さい)場合
、ラッチ回路47の出力を選択して導出し再びラッチ回
路47に前回と同じ内容のスキュー量をラッチさせるよ
うに動作することができる。逆に、傾きが大きい(判定
出力が“L″)の場合、セレクタ46は演算回路29か
ら得られた新しいスキュー量をラッチ回路47に導入す
るように動作する。
この実施例は上記のように動作するもので、例えば第1
3図に示すように、スキュー検出区間における信号A1
とB1との傾きが非常に小さい場合(音声信号では低域
周波数に対応)、前回得られたスキュー量を再度使用す
ることになる。このような、手段を設けているのは、傾
き情報△yの値が小さいと、第13図に示すように例え
ば信号A1あるいはB1に雑音(−点鎖線で示す)が混
入していた場合、差情報が不正確となり誤ったスキュー
量を算出している可能性があるからである。
このような場合は、算出されたスキュー量を用いるより
も、前回得られたスキュー量を用いるか、または、スキ
ュー量出力を零とする方が安全である。したがって、傾
きが小さい場合は、出力を導出しないようにしてもよい
第14図は、例えば第10図あるいは第12図に示した
スキュー検出回路6からのスキュー量tsを受けて、一
方の可変遅延回路の遅延量制御信号を発生する制御回路
7の例を示している。
入力端子51には、前述したスキュー量tsが供給され
る。このスキュー量tsは、アップダウンカウンタ52
にセットされ、カウンタ出力は、可変遅延回路の遅延量
制御信号として出力される。
しかし、この制御信号は、次回のスキュー検出が行われ
るまでそのまま保持されるのではなく、次回のスキュー
検出が行われるまでに一定の値(例えば零)に向かって
次第に可変される。
アップダウンカウンタ52へ、スキュー量t Sがロー
ドされるタイミングは、入力端子53に供給されるスイ
ッチングパルスSWPにより設定される。すなわち端子
53からのスイッチングパルスSWPは、ラッチ回路5
4においてクロックckに同期化され、イクスクルーシ
ブノア回路56の一方に供給される。このイクスクルー
シブノア回路56の他方には端子53からのスイッチン
グパルスSWPが供給されている。したがって、イクス
クルーシブノア回路56からは、スイッチングパルスS
WPの立上がりと立下がりにおいてロードパルスが得ら
れる。つまり、オーバーラツプ期間内におけるスキュー
検出区間で検出したスキュー量のロードを行なうことに
なる。
ところで、遅延量制御信号の可変手段は、次のように構
成されている。
すなわち、スキュー量tsは、メモリ(ROM)57に
も供給される。このROM57には、予めスキュー量に
応じたデータXが格納されており、このデータXは、ダ
ウンカウンタ58にロードされる。そしてこのダウンカ
ウンタ58は、データXの値からクロックckの周期で
ダウンカウントを行ない、Xを計数すると最小値(M 
I N =通常デジタル値O)出力からパルスを出力し
、再度、ブタXを自己ロードする。ロードパルスはイン
バタ59により作られている。このために、ダウンカウ
ンタ58からはデータXに対応した時間(以下X時間と
いう)毎にパルスが出力され、これがアップダウンカウ
ンタ52のクロック入力端に供給される。
従って、アップダウンカウンタ52から出力されている
制御信号(検出したときのスキュー量tsに対応)は、
tsが正の値の場合は、X時間毎に次第に小さくなるこ
とになる。またtsが負のときはアップダウンカラタン
52がアップカラントになり、次第に大きくなる。
第15図の例の場合は、スキュー量tsに対応した制御
信号が、1ステツプづつ次第に小さくなっていく状態を
示している。また、第16図は、AチャンネルとBチャ
ンネルの再生信号のオーバーラップ期間と、遅延量制御
信号の変化の様子を示している。
遅延量制御信号は、スキュー量検出時点から、次の検出
が行われるまでに、ある一定の値(図の例では零である
がこの値は任意に設定してよい)に低減される。従って
、ROM57から出力されるデータXと、スキュー量t
sと、スイッチングパルスSWPの周波数f n (H
z)とクロックckの周波数f m (Ilz)との間
には次のような関係が設定されている。
例えば、f n (Hz)で一定値に戻すとするとx 
−(fm /fn )  (1/ ts )但しtsは
絶対値 となる。
上記のように、オーバーラツプ期間で求めたスキュー補
正用の制御信号を次第に低減(条件によっては増加する
こともある)させていくのは次の理由による。
フィードバック型の場合、時間軸が合っている場合にも
拘らず、ずれていると検出し、ずれが次第に増える。ま
たフィードフォワード型の場合。
第20図に点線で示すすように、実際はずれているのに
、検出結果は合っていると見なしてしまいスキュー補正
がなされないという現象が生じる。
これを回避するために上記した制御信号の可変処理がな
されている。
チャンネル間の信号にスキューが発生する要因としては
、多くの要因が考えられる。テープの伸びや縮み、部分
的なテープの変形などである。このような要因によるス
キューを補正する場合、制御回路7としては更に各種の
実施例が可能である。
第17図は、制御回路7の更に他の実施例である。
この実施例は、前回と前々回のオーバーラツプ期間にお
けるスキュー量を参照して、次のオーバーラップ期間で
のスキュー量を予測し、遅延量制御信号の変化率(傾斜
)を求め、この変化率に応じて制御信号を可変すること
ができる。
入力端子61には、スキュー検出回路6からのスキュー
量tsが供給され、ラッチ回路63と演算回路64に導
入される。入力端子62には、オーバーラツプ期間を示
すスイッチングパルスSWPが供給され、例えばその立
上がりがラッチ回路63ラツチパルスとして用いられる
(第18図参照。)。ラッチ回路63からのスキュー量
は、演算回路64に入力される。
演算回路64は、例えば次の演算式により、補正スキュ
ー量Tと、その傾斜情報Wを求める。以下、上記回路の
タイミングチャートを示す第18図も含めて説明する。
T = (t a/2) 十((t a+t b) /
41W −(t a+t b) /2 即ち、演算回路64は、前回と前々回のオーバーラップ
期間におけるスキュー量tbとtaを参照して、次のオ
ーバーラツプ期間でのスキュー量Tを予測し、遅延量制
御信号の変化率(傾斜)Wを求めている。そして、この
データを波形作成回路65に供給して可変遅延回路に対
する制御信号を発生させている。図には、一方の可変遅
延回路に対する遅延量制御信号Vclを示している。期
間T1における制御信号は、スキュー量taとtbを参
照して得られた信号であり、Aチャンネルの信号に対す
るスキュー補正制御信号が得られている。期間T2にお
いては、スキュー量tbとtcを用いてBチャンネルの
信号に対するスキュー補正制御信号が得られることにな
る。
第19図は、第17図の実施例の回路において、発生さ
れる制御信号と検出されたスキュー量との関係を例示し
ている。
第19図(a)のスキュー量は、検出される毎に全く同
じ値であるが、方向が逆の場合である。
この場合は、先の式かられかるように傾斜は零となる。
従って、各可変遅延回路に対する、遅延量制御信号は、
同図(b)と(c)に示すように、傾斜零の制御信号と
なる。
第19図(d)は、スキュー量tsが、検出される毎に
同じ値で同じ方向であった場合を示している。この場合
は、各チャンネルの可変遅延回路に与えられる遅延量制
御信号は同図(e)と(f)に示すように傾斜を持った
制御信号となる。
上記のように、この実施例によれば、スキューの発生状
況におうじて適応的にスキュー補正制御信号を発生でき
る。このために不用意に信号を時間的に伸長したり圧縮
したりすることはない。また、信号が伸長のみ又は圧縮
の場合においても、制御信号が大きくなりすぎたり、小
さくなりすぎたりするというような不具合が生じない。
[発明の効果コ 以上説明したようにこの発明によれば、異なる場所から
オーバーラツプ期間を持って再生される第1と第2の信
号を連続した1つの第3の信号に繋げる場合、比較的簡
単な構成により、スイッチングノイズやスキュー歪みを
生じることなく実現することができるスキュー補正装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
及び第3図はスキュー歪みを説明するために示した信号
波形図、第4図はこの発明の他の実施例を示すブロック
図、第5図は第4図の装置の動作を説明するために示し
たタイミングチャート、第6図はこの発明に於けるスキ
ュー検出回路の例を示す図、第7図及び第8図は第6図
の回路の動作を説明するために示したタイミングチャー
ト、第9図は第6図の演算回路の例を示した説明図、第
10図はスキュー検出回路の他の例を示す図、第11図
は第10図の回路の動作を説明するために示した説明図
、第12図はスキュー検出回路の更に他の例を示す図、
第13図は第12図の回路の動作を説明するために示し
た説明図、第14図は制御回路の例を示す図、第15図
及び第16図は第14図の制御回路の動作を説明するた
めに示した説明図、第17図は更に他の制御回路の例を
示す図、第18図及び第19図は第17図の制御回路の
動作を説明するために示したタイミングチヤード、第2
0図はスキュー歪みの発生要因の説明図である。 2a、2b・・・帯域フィルタ、3a、3b・・・復調
回路、4 a 、 4 b % 8 a 、 8 b 
・=可変遅延回路、5・・・スイッチ、7・・・制御回
路、6・・・スキュー検出回路、13.21・・・零ク
ロス検出回路、14・・・比較器、15,29.64・
・・演算回路、22.25・・・減算器、24,41.
42・・・遅延回路、26゜27.33,47,54.
63・・・ラッチ回路、28・・・乗算器、32・・・
アンド回路、45・・・“0″判定回路、26・・・セ
レクタ、57・・・ROM (メモリ)、52・・・ア
ップダウンカウンタ、58・・・ダウンカウンタ、65
・・・波形作成回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 品  ≧ 趙 × 〉−

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録媒体の異なる位置に信号のオーバーラップ期
    間を設けて記録されている記録信号を、前記オーバーラ
    ップ期間が重なるように再生し第1と第2の信号として
    取出し、この第1と第2の信号を前記オーバーラップ期
    間で交互に切換えて連続した1つの第3の信号を得る装
    置において、前記第1と第2の再生信号がそれぞれ導入
    される第1と第2の経路と、 この第1と第2の経路にそれぞれ設けられている第1と
    第2の可変遅延手段と、 前記第1と第2の経路の前記オーバーラップ期間におけ
    る各信号が供給され、前記第1と第2の信号の位相(時
    間)関係を検出しスキュー情報を出力するスキュー検出
    手段と、 このスキュー検出手段からのスキュー情報が供給され、
    前記第1と第2の可変遅延手段の遅延量を独立に制御す
    る制御手段と、 前記第1と第2の経路の各出力信号を前記オーバーラッ
    プ期間に切換えて選択し前記第3の信号として導出する
    選択手段とを具備したことを特徴とするスキュー補正装
    置。
  2. (2)上記スキュー検出手段は、 前記第1と第2の経路の一方の信号が導入されこの信号
    の零クロス点を検出し零クロス検出信号を出力する零ク
    ロス検出手段と、 前記第1と第2の経路の前記一方と他方の信号とが供給
    され、大小判定出力を得る比較手段と、この比較手段か
    らの判定出力と前記零クロス検出手段からの検出信号と
    が供給され、論理判定により前記第1と第2の信号のい
    ずれの位相が進んで(または遅れて)いるかの検出出力
    を得る演算手段とを具備したことを特徴とする請求項第
    1項記載のスキュー補正装置。
  3. (3)上記スキュー検出手段は、 上記第1と第2の信号のうち一方の信号が供給され一定
    区間における変化率を検出し傾き情報として導出する傾
    き検出手段と、 上記第1と第2の信号が供給され両入力信号の差分を得
    る差分検出手段と、 この差分検出手段からの差分情報と前記傾き検出手段か
    らの傾き情報とを用いて、上記オーバーラップ期間内に
    設定されたスキュー検出区間でスキュー量を演算する演
    算手段とを具備したことを特徴とする請求範囲第1項記
    載のスキュー補正装置。
  4. (4)上記スキュー検出手段には、 前記傾き情報が供給され、傾き量が一定値以下かどうか
    を判定する判定手段と、 この判定手段の出力に応じて、スキュー補正を行なうか
    、行なわないか、又は直前の補正スキュー量と同じにす
    るかを切換える切換え手段とが更に接続されていること
    を特徴とする請求項1項記載のスキュー補正装置。
  5. (5)上記制御手段は、 前記スキュー検出手段からのスキュー情報が供給され、
    第1のオーバーラップ期間で前記スキュー情報が示すス
    キュー量に応じた遅延量制御信号を出力し、前記第1ま
    たは第2の可変遅延手段あるいは両方に供給する第1の
    制御手段と、この第1の手段により出力された遅延量制
    御信号が一定値になるように、次のオーバーラップ期間
    までに可変する第2の制御手段とを備えたことを特徴と
    する請求項第1項記載のスキュー補正装置。
  6. (6)上記制御回路は、 前記スキュー検出手段からのスキュー量を表わすスキュ
    ー情報が供給され、少なくとも次のオーバーラップ期間
    における現スキュー情報が供給されるまで前回のオーバ
    ーラップ期間で得た前スキュー情報を保持するスキュー
    情報保持手段と、前記現スキュー情報と前スキュー情報
    とを用いて補正スキュー量情報を得る手段と、 前記現スキュー情報と前スキュー情報とを用いてスキュ
    ー量の変化率に相当する傾き情報を得る手段と、 前記補正スキュー量情報と傾き情報とが供給され、これ
    らの情報を用いて前記第1と第2の可変遅延手段に供給
    する遅延量制御信号を発生し、かつこの遅延量制御信号
    を前記補正スキュー量に対応するレベルから前記傾き情
    報に応じて変化せしめる手段とを具備したことを特徴と
    する請求項第1項記載のスキュー補正装置。
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