JPH02201343A - ロールフィルムの先端送り出し装置 - Google Patents

ロールフィルムの先端送り出し装置

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JPH02201343A
JPH02201343A JP1945789A JP1945789A JPH02201343A JP H02201343 A JPH02201343 A JP H02201343A JP 1945789 A JP1945789 A JP 1945789A JP 1945789 A JP1945789 A JP 1945789A JP H02201343 A JPH02201343 A JP H02201343A
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JP
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film
winding diameter
roll
cartridge
supply reel
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JP1945789A
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Osami Kato
修身 加藤
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はロール状のマイクロフィルムに記録された画像
をスクリーンに投影するリーダや、前記スクリーンに加
えて、前記画像をプリントする複写機を有するリーダプ
リンタに用いられるロールフィルムの先端送り出し装置
に関する。
従来の技術 マイクロフィルムに記録された画像をスクリーン上に投
影して、画像の読み出しや検索を行なうためにリーダが
用いられており、検索された画像のハードコピーを得る
場合には、スクリーンに加えて複写機が内蔵されたリー
ダプリンタが用いられることになる。
このようなリーダ或いはリーダプリンタにおいては、マ
イクロフィルムとして帯状のフィルムをロール状に巻付
けたタイプのロールフィルムが用いられる場合がある。
この場合には、通常、ロールフィルムは供給リールに巻
付けられた状態となっており、これが装着されたカート
リッジをり−ダブリンタ等に装填し、供給リールから繰
出されたフィルムを巻取りリールに巻付けながら、フィ
ルムに記録された画像のうちから任意のものを検索ない
し読み出しするようにしている。
発明が解決しようとする課題 従来のリーダプリンタ等にあっては、装填されるべき供
給リールは、そのロールフィルムの最少の巻径が所定の
値となったものが用いられることを想定している。例え
ば、厚みが5m1l  (1m1l=1/1000イン
チ)であって、長さが25フイートのマイクロフィルム
が巻付けられたもの使用可能な最少の巻径のものとし、
この長さのマイクロフィルムが巻付けられた供給リール
に対しては、確実にフィルムの先端送り出しが行なわれ
るようになっている。この先端の送り出しのために、従
来ではロールフィルムの外周面に圧接するローラが設け
られた往復動部材を有する送り出し装置を用いており、
フィルムが送り出された後にこの先端が所定の位置まで
に所定の時間内に搬送されたか否かで確実にフィルムの
送り出しがなされたか否かを判断するようにしている。
したがって、かなり小径のロールフィルムに対しても、
フィルムの送り出しを可能とするには、送り出し装置の
往復動ストロークを大きく設定する必要があり、これの
作動のためのソレノイド等の部品の大型化が避けられな
いことから、装置全体の小型化を図るべく、送り出しを
行ない得るロールフィルムの巻径を所定の値以上に設定
せざるを得ない。このため、従来では、基準となる最少
巻径以下のロールフィルムが装填されると、送り出し装
置自体には何らトラブルないし故障が発生していないに
も拘らず、リーダプリンタ等はトラブルの発生と判断し
て、これをオペレータにLEDで表示するようになって
いた。
また、従来ではマイクロフィルムの巻径が所定の範囲内
となったものが装填されることを想定しているが、前記
往復動ストロークの範囲内であっても、巻径が相違した
マイクロフィルムが装填されることがある。従来のフィ
ルムの送り出し装置では、送り出し開始時から所定の時
間内にフィルム先端が基準位置にまで搬送されなければ
、それはフィードミスであると判断するようにしている
しかし、巻径が基準となる正規の巻径よりも小さいと、
フィルム先端が所定の時間内に基準位置まで搬送されな
い場合があり、その場合には、ミスフィードとするまで
もないにも拘らず、ミスフィードと判断される可能性が
あった。更に、巻径が正規の巻径よりも大きい場合、フ
ィルムを送り込んでしまい、フィルムを痛めてしまうこ
とがあった。このため、従来ではマイクロフィルムを用
いた画像検索操作の作業が円滑になされないことがあっ
た。
そこで、本発明は装填されたマイクロフィルムの巻径が
相違していても、ミスフィードが発生しないようにして
、リーダやリーダプリンタの操作性を向上させるように
することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明は、フィルムが巻付け
られた供給リールを回転自在に支持するカートリッジか
ら、当該カートリッジに形成された開口部を介して前記
フィルムの先端を外部に送り出すようにしたロールフィ
ルムの先端送り出し装置において、前記供給リールに巻
付けられたロールフィルムの巻径を検出する巻径検出手
段と、前記供給リールを前記フィルムの先端を送り出す
際に回転駆動する駆動手段と、前記検出手段により検出
された前記巻径に応じて前記駆動手段の回転速度を変化
させる制御手段と、前記フィルムの先端が所定の時間内
に所定の位置まで到達したか否かを検出するミスフィー
ド検出手段と、を備えたことを特徴とするロールフィル
ムの先端送り出し装置である。
作用 本発明のロールフィルムの先端送り出し装置にあっては
、カートリッジ内に回転自在に支持された供給リールか
ら、開口部を介してロールフィルムの先端を送り出す際
に、検出手段によってロールフィルムの巻径が検出され
る。
検出された巻径に応じて、前記駆動手段による供給リー
ルの回転速度が変化し、送り出しの完了を検出するミス
フィード検出手段の位置までに、複数種類の巻径のもの
であっても、所定の時間内でフィルムの先端が到達する
ことになる。これにより、フィルムの巻径の相違に起因
したフィルムのミスフィードつまり誤搬送の発生する可
能性がなくなった。
実施例 以下、図示する実施例に基いて本発明の詳細な説明する
第7図は本発明のロールフィルムの先端送り出し装置が
組込まれたリーダプリンタの一例を示す図であり、リー
ダプリンタ本体10の上にはスクリーン11を有する画
像投影部12が取付けられており、更に、このリーダプ
リンタ本体10の前面にはワークテーブル13が取付け
られている。
前記リーダプリンタ本体10と前記画像投影部12との
間には、ロール状のマイクロフィルムを搬送するロール
フィルム搬送部14が着脱自在に装着されており、この
フィルムに記録された画像が前記スクリーン11に投影
されることになる。このフィルムに記録された画像をハ
ードコピーするために、リーダプリンタ本体10内には
、公知の複写装置が内蔵されており、相互に相違したサ
イズの複写紙を収容する2つの給紙カセット15.16
がリーダプリンタ本体10に着脱自在となっている。複
写完了後の複写紙は、ワークテーブル13に形成された
排出口17から排出されることになる。
第7図に示されたロールフィルム搬送部14を示すと第
8図の通りであり、この搬送部14は、カートリッジ挿
入口21が形成されたカートリッジ収納部21と、ロー
ルフィルムを巻取る巻取部22と、これらを連結する連
結部材23とを有しており、この搬送部14には、ケー
ブル24を介して操作ボード25が接続されている。
第9図には、前記ロールフィルム搬送部14の内部構造
と、リーダプリンタ本体10内の投影光学系の概略構造
が示されている。図示するように、帯状のマイクロフィ
ルムつまりロールフィルムFには、多数の画像が所定間
隔置きに記録されており、このロールフィルムFは供給
リール26にロール状に巻付けられている。この供給リ
ール26はカートリッジ27に着脱自在に支持されて回
転自在となっており、このカートリッジ27内の供給リ
ール26から繰り出されたロールフィルムFは、前記巻
取部22内に設けられた巻き取りり−ル28に巻き取ら
れるようになっている。
前記供給リール26は、駆動軸29によってフィルムF
を繰り出す方向と巻取る方向とに正逆回転可能となって
おり、この駆動軸29は、カートリッジ27がカートリ
ッジ挿入口21内に装填されると、そのカートリッジ2
7によりスイッチSW1が作動して図示しないソレノイ
ドによって供給リール26内のコア部に向けて前進移動
するようになっている。また、この駆動軸29は、モー
タM1によって前述したように正逆両方向に回転駆動さ
れるようになっている。前記巻き取りリール28は、こ
れと一体の駆動軸28aに連結された別のモータM2に
よって回転駆動されるようになっている。
カートリッジ収納部21内には、カートリッジ27から
繰り出されたマイクロフィルムFを巻き取りリール28
に向けて搬送するために、モータM3によって駆動され
る駆動ローラ30と、これに圧接する補助ローラ31と
を有し、更に、マイクロフィルムFの搬送距離をカウン
トするためのエンコーダ32と、これに圧接する補助ロ
ーラ33とを有している。また、巻取部22内には、前
記エンコーダ32と同一のレベルの位置となったガイド
ローラ34が設けられている。前記カートリッジ27か
ら繰り出されたロールフィルムFを巻き取りリール28
にまで案内するために、これらの間には、複数のガイド
35が設けられており、これらのガイド35によってフ
ィルム搬送路36が形成されている。
第9図に示すように、ランプ40等の光源からの光は、
反射ミラー41を介してコンデンサーレンズ群42によ
り集光された後に、上下の圧着ガラス板43.44の間
に位置するマイクロフィルムFを照射し、これによりマ
イクロフィルムFに記録された画像は投影レンズ45に
より拡大されて、受像体としてのスクリーン11に投影
される。
このスクリーン11に投影される所定の画像を検索する
ためには、オペレータが操作ボード25のキーを操作す
ることによってなされる。画像を投影する際には、下方
の圧着ガラス板44はロールフィルムFを介して上方の
圧着ガラス43に圧接するように、下方の圧着ガラス4
4板は上下動自在となっている。
第1図〜第3図は上述したリーダプリンタに組込まれた
ロールフィルムの先端送り出し装置の一実施例を示す図
である。尚、これらの図において、ロールフィルムFの
部分は、第9図に示された供給リール26を除いて示さ
れている。
第8図に示したカートリッジ収納部21内には、第1図
に示すように、支持ピン50が回転自在に装着され、こ
の支持ピン50には、(の字形状に折れ曲ったアーム5
1の基端部が固定され、このアーム51は支持ピン50
の軸心を中心に、この支持ピン50と一体に揺動回転自
在となっている。
このアーム51の基端部は、カートリッジ挿入口20内
に装填されたカートリッジ27と、アーム51との干渉
を避けるべく、第3図に示すように、段部52を有して
いる。前記アーム51を揺動させるべく、カートリッジ
収納部21内に取付けられたソレノイドSL1の作動ロ
ッド53がアーム51に連結されており、このソレノイ
ドSL1が作動することによって、アーム51は第2図
に示される位置まで揺動し、ソレノイドSLIへの通電
を解くことによって、第1図に示されるように、初期位
置にまで復帰することになる。この復帰は、アーム51
に取付けられたばね部材54の弾発力によって達成され
、復帰位置では、ストッパー55がアーム51に当接す
ることになる。
前記アーム51の先端部には、第1図及び第2図におい
て背面側に突出して支持ピン56が突設され、この支持
ピン56には、巻締めローラ57が回転自在に装着され
ている。更にアーム51の先端部には、第1図及び第2
図に示されるように、L字形状の支持板58が、前記先
端部に固着された支持ピン5つによりこれを中心に回動
自在に取付けられている。この支持板58の基端部には
図面に対して垂直の方向に折れ曲ってアーム51の側面
と係合する係合部60が設けられ、支持板58の反時計
方向への設定位置以上の回動が規制されている。
この支持板58の先端部には、図において表側に突出し
た支持ピン61が設けられ、この支持ピン61に対して
回転自在に、剥離ローラ62が装着されている。この剥
離ローラ62は例えば硬質ゴムやプラスチック等により
形成され、その表面には、図示するように、支持ピン6
1の軸方向に平行な方向に沿う多数の鋸歯状の溝が形成
されている。
図示実施例では巻締めローラ57と剥離ローラ62とが
相互にほぼ同一の外周直径に設定されており、アーム5
1が第1図に示すように復帰した状態では、剥離ローラ
62が巻締めローラ57よりもカートリッジ27に向け
てせり出した位置となるように、支持ピン56よりも支
持ピン61の方が第1図において左方向にずれて位置し
ている。
第2図に示すように、アーム51を揺動させた状態では
、ロールフィルムFの外周面に、巻締めローラ57と剥
離ローラ62とがそれぞれ接触することになる。このと
きには、剥離ローラ62は支持板58が支持ピン59を
中心として時計方向に回動することになる。アーム51
が第1図に示すように、復帰位置となったときに、支持
板58を図示する位置に復帰させるために、支持ピン5
9にはねじりコイルばね63が装着され、このばね63
の一端は、アーム51に形成された係止孔64に止め付
けられ、他端は支持板58に固着されたストッパー65
に係合している。このねじりコイルばね63によって、
支持板58には常時支持ピン59を中心に反時計方向の
弾発力つまりばね力が付勢されている。
巻締めローラ57と剥離ローラ62とを、第9図に示さ
れたモータM3によって駆動ローラ30と同期させて駆
動するために、駆動ローラ30の一端部に一体に形成さ
れたプーリ一部30aと、アーム51の中央部に固着さ
れたビン67に回転自在に取付けられたプーリー68と
、剥離ローラ62に一体に形成されたプーリ一部62a
とには、無端のベルト70が掛渡されている。また、ア
ーム51に回転自在に取付けられた連動軸71には、ア
ーム51の表側に位置させて駆動側プーリー72が固着
される一方、アーム51の背面側に位置させて従動側プ
ーリー73が固着されており、駆動側プーリー72には
前記ベルト70が懸架されている。従動側プーリー73
に掛渡された無端ベルト74は、巻締めローラ57に一
体に形成されたプーリ一部57aに掛渡されている。
そして、ベルト70は図示するように、プーリー68と
駆動側プーリー72の部分でクロスするようにこれらに
懸架されているので、駆動ローラ30を第2図において
矢印の方向に回転すると、剥離ローラ62は矢印で示す
ように駆動ローラ30と同一の方向に回転するのに対し
て、巻締めローラ57は矢印で示すように、これらとは
逆の方向に回転することになる。
アーム51を第1図に示す位置と、第2図に示す位置と
に姿勢を変化させると、プーリー68及びプーリ一部6
2aと、駆動ローラ30に一体となったプーリ一部30
aとの相対位置が変化することになるが、この姿勢変化
の過程では、ベルト70の全長があまり変化しないよう
に、それぞれのプーリー及びプーリ一部の位置が設定さ
れている。
第4図は前記カートリッジ27の下半分を示す図であり
、カートリッジ27は樹脂等の可撓性の材料により形成
されており、供給リール26の円形の端板部が接触する
ガイド面80が前後にそれぞれ円弧状に形成されている
。それぞれのガイド面80は径方向にテーパー形状とな
っており、これらのガイド面80の中間部には、円筒形
状の内面81が形成されている。また、カートリッジ2
7には、第1図及び第2図に示されるように、これをカ
ートリッジ挿入口20に挿入する際に先端側となる部分
に、開口部82が形成されている。
このように開口部82が形成されていることから、フィ
ルムFがこの開口部82の部分から送り出されると共に
、カートリッジ27に所定の供給り−ル26を装着する
操作が容易となるようになっている。
更に、このカートリッジ27には、第4図に示すように
、これの下側の部分にカートリッジ27の先端側に連通
された切欠き部(空間)83が形成されている。この切
欠き部83には、所定の供給リール26が装着されたカ
ートリッジ27を、カートリッジ収納部21に装填する
際に、カートリッジ27が所定の向きとなり、これの誤
挿入を防止すべく、位置決め部材が挿入されるようにな
っている。
第5図は前記切欠き部83内に抑大される位置決め部材
を示す図であり、カートリッジ収納部21内には、L字
形状となると共に、幅が前記切欠き部83の幅よりも僅
かに狭くなった位置決め板85が固着されている。この
位置決め板85の立上り部には、下側が凸となるように
所定の曲率で円弧形状に湾曲した金属製の板ばね86の
一端部が取付けられている。
この板ばね86は第5図において、実線で示す位置と破
線で示す位置との間に変位するようになっている。これ
は、供給リール26に巻付けられたロールフィルムFの
長さつまりロールフィルムFの巻径が所定の直径よりも
小さい場合には、ロールフィルムFの外周面とカートリ
ッジ27の内周面との間の隙間が大きくなり、この隙間
の部分でロールフィルムFが弛み、更にはカートリッジ
27内で詰まる可能性があるので、巻径が所定値よりも
小さくなった供給リール26を有するカートリッジ27
が装填された場合に、この隙間を小さくするために設け
られている。第6図は巻径の小さいロールフィルムFを
有するカートリッジ26が装填された場合に、前記板ば
ね86が変位し、ロールフィルムFの外周面との間の隙
間が小さくなった状態を示す。
このように、板ばね86を変位させるために、第5図に
示されるように、ピン87を中心に回動自在にレバー8
8が取付けられ、このレバー88の先端が板ばね86に
当接するようになっており、ソレノイドSL2により作
動するリンク89がレバー88の後端部に接続されてい
る。
第1図〜第3図に示されたアーム51の回動位置を検出
するために、支持ピン50にはカム90が取付けられて
いる。このカム90とこれにより作動する2つのスイッ
チSW2とSW3とを示すと第10図の通りである。
図示するように、カム90は外周面がそれぞれ円弧状と
なった2つの作動用突起90aと90bとを有し、これ
らは相互に支持ビン50の中心に対してこれの回転方向
に位相がずれている。一方の作動用突起90aは、第2
図に示されるように正規の最大巻径を有する供給リール
26のカートリッジ26が装填された場合には、巻締め
ローラ57と剥離ローラ62とがロールフィルムFの外
周面に接触する位置までアーム51が回動しても、スイ
ッチSW2を作動させることなく、これよりも小径の正
規巻径のものが装填された場合には、ソレノイドSL2
を駆動させるべく、スイッチSW2を作動させるための
ものである。また、他方の作動用突起90bは、画像の
検索を行ない得ない程度までに、ロールフィルムの巻径
が小さい場合に、装填されたフィルムが使用不能である
ことを、オペレータに知らしめるべく、スイ・ノチSW
3を作動させるためのものである。
このように、装填されたロールフィルムFの外径が使用
不能な程度まで小径となっている場合には、第8図に示
すように操作ボード25に設けられLED等からなる使
用不能表示部93が点灯する。また、操作ボード25に
は、LED等からミスフィード表示部94が設けられて
おり、ロールフィルムFが搬送路36で詰った場合には
、この表示部94が点灯する。更に、前記操作ボード2
5には、フィルムFを巻き戻す際に操作する巻戻しスイ
ッチ95と、フィルムFを正逆搬送するためのダイヤル
96が取付けられている。
第1〜3図に示すように、本発明のロールフィルムの先
端送り出し装置にあっては、ソレノイドSL1の作動に
よって巻締めローラ57と剥離ローラ62とが、ロール
状となっているフィルムFの外局面に当接するまで、ア
ーム51が図中反時計方向に揺動すると、ロール状のフ
ィルムFが正規の前記最大巻径を有していれば、突起部
90aが第2図に示すように、ス・rツチSW2をオン
しないことで、それが検知される。また、使用不能なま
でに小径となっていれば、アーム51の揺動によって、
突起部90bがスイッチSW3をオンすることで、それ
が検知される。
前記使用不能なまでに小径ではないが、正規の最大巻径
よりも小径となったマイクロフィルムFを6するカート
リッジ27が装填された場合におけるフィルムFの先端
送り出し時のフィルム先端の挙動を、正規の巻径の場合
と比較して示すと、第11図の通りである。正規の巻径
の外周を符号Faで示し、小径の巻径を符号Fbで示す
。これらを矢印Wで示す送り出し方向に回転した場合に
は、両者を同一の回転速度で回転させると、正規巻径F
aの場合には、所定の時間で基準位置Aまで到達するの
に対して、小径Fbの場合にはそれよりも例えば距離B
だけ少ない位置までしか送り出されないことになる。前
記従来例のように、フィルムの送り出しから、所定の時
間が経過しても基準位置Aまでフィルムの先端が達しな
い場合には、フィルムのミスフィードであると判断して
いた。上記基準位置Aは、図示する場合ではエンコーダ
ローラ32の位置となっており、フィルムFの先端がエ
ンコーダローラ32の位置まで達すると、エンコーダ3
2が作動することで、先端位置が検出されるようになっ
ている。
そこで、本発明のロールフィルムの先端送り出し装置に
あっては、小径Fbの巻径を有するロールフィルムFが
用いられた場合でも、あまり小径となっていないならば
、画像の読出しを行ない得るようにしている。そのため
、小径のロールフィルムであると判断されたならば、モ
ータM1による送り出し速度を早くするようにして、巻
径の大小に拘らず、所定の時間に基準位置Aまでフィル
ムの先端が到達するように設定している。このようにす
れば、大きい巻径Faよりも小さな小径の巻径Fbを有
するロールフィルムが装填されても、それを送り出して
その画像を確実に検索することができる。
ただし、この巻径Fbよりも更に小径のロールフィルム
が装填された場合であっても、それを送り出すようにす
ると、アーム51の揺動ストロークを大きく設定する必
要があり、それに伴なう各構成部品、例えばソレノイド
SL1の大型化が余儀なくされるので、規格品の基準巻
径に比して、巻径Fbよりもかなり小径のロールフィル
ムFが装填されたならば、その送り出しのときに、装置
におけるフィルムのミスフィードつまり誤搬送ではなく
、使用不能なロールフィルFが装填されたことを、上述
したようにオペレータに表示するようにしている。
第12図は本発明の制御回路を示すブロック図であり、
マイクロコンピュータCPU97には、エンコーダロー
ラ32により作動するエンコーダ32aから信号が送ら
れるようになっており、このCPU97からは、前記使
用不能表示部93とミスフィード表示部94と、3つの
モータM1〜M3、及び2つのソレノイドSL1、SL
2に作動信号が送られるようになっている。また、前述
したそれぞれのスイッチSW1〜SW3がCPU97に
接続されている。
次に、第13図に示すフローチャートを参照しつつ、本
発明の先端送り出し装置の作動手順について説明する。
第13図はフィルムの送出しプログラムのルーチンを示
す図であり、供給リール26が装着されたカートリッジ
27が第7図に示すリーダプリンタのカートリッジ挿入
口20内に装填されると、第1図及び第2図に示すスイ
ッチSW1がオンとなる。このスイッチがオンとなった
ことがスイツプ100で検知されると、駆動軸29が供
給り一ル26のコア部内に前進し、これらが嵌合状態と
なった後に、ステップ101で示すフィルム巻締のサブ
ルーチンが実行される。このステップでは第1図におい
て矢印Waで示される反時計方向にモータM1により供
給リール26が所定の時間高速回転する。これにより、
供給リール26におけるフィルムFの弛みが除去され、
フィルムの先端を送り出させるための準備が完了する。
次に、ステップ102でソレノイドSL1を駆動してア
ーム51を第2図に示すように、反時計方向に揺動させ
、巻締めローラ57と剥離ローラ62とをロールフィル
ムFの外周面に押圧させる。
このときには、第1図と第2図との比較から明らかなよ
うに、支持ピン59を中心に支持板58が時計方向に回
動して、剥離ローラ62は右方向にずれ移動することに
なる。この状態で供給リール26を低速で矢印Waの方
向に回転させると、高速巻締めによっである程度巻締め
られたフィルムFが更に強くリール26に巻締められる
ことになる。
上述のように、アーム51が第2図に示す位置に揺動す
ると、装填されたカートリッジ27内のロールフィルム
Fの巻径が第2図に示されるように、正規の最大巻径と
なっていれば、支持ピン50に取付けられたカム90の
突起部90aはスイッチSW2をオンする位置まで回転
していないので、ステップ103ではNOと判断される
。次いで、フィルムの送り出しが開始されることになる
が、この場合には供給リール26を第2図において矢印
Wの方向に回転するためのモータM1の回転速度を変化
させるようにしているので、ステップ104では、基準
巻径のロールフィルムFが、送り出し開始時からエンコ
ーダローラ32の位置に、所定の時間で達するように、
CPU97でモータM1の回転数がPlの値に設定され
る。このPlの値は、モータM1を駆動するためのパル
ス周波数を示す。この送り出しのときには、第2図に示
されるように、剥離ローラ61は巻締めローラ57の逆
方向に回転し、フィルムFの先端を搬送路36に向けて
案内する。
ステップ105では送り出し開始からフィルムの先端が
エンコーダローラ32に到達するまでに要する時間をカ
ウントするタイマーがスタートし、ステップ106でモ
ータM1がオンとなる。これにより、モータM1が供給
リール26を第2図において矢印Wの方向に送り回転す
る。タイマーTにより設定された時間内に、フィルムの
先端がエンコーダローラ32に到達したことをステップ
107で判断したならば、ステップ108を経てステッ
プ109でモータM1の駆動を停止して、ステップ11
0でアーム51を第1図に示される復帰位置に戻す。こ
れにより、巻締めローラ57と剥離ローラ62のロール
フィルムの表面に対する圧接が解除される。エンコーダ
ローラ33から巻取りリール28までのフィルムの搬送
は、モータM3により駆動される駆動ローラ30によっ
て行なわれる。
設定された時間内にエンコーダローラ32が作動しない
ことが、ステップ111で判断されたならば、これは正
規の巻径を有するフィルムであっても、フィルムの誤搬
送が発生したことを意味し、ステップ112でミスフィ
ード表示部94を点灯することになる。
供給リール26に巻付けられていたフィルムが最大巻径
よりも小さい場合には、その巻径が使用不能な程度まで
小径となっていなければ、アーム51が圧接位置まで回
動した場合には、スイッチSW2が突起部90aにより
オンとなり、ステップ103ではYESと判断され、次
いでステップ113ではNoと判断されることになる。
巻径が小さい場合には、ロールフィルムFの外周面とカ
ートリッジ27の内周面との間の隙間が、基準巻径の場
合に比して大きくなるので、これを小さくすべく、ステ
ップ114では、第5図に示されたソレノイドSL2が
オンとなる。この状態では、位置ばね86は第6図に示
される位置にまで変位し、フィルムFの緩みを防止する
次いで、ステップ115では、小径のロールフィルムF
の送り出し開始時から、フィルム先端がエンコーダロー
ラ32に所定の時間T内に達するように、前記P1より
も高いパルス周波数の値P2が設定され、前記ステップ
105でタイマーTがカウントを開始すると同時に、そ
の設定された速度でモータM1の駆動が開始される。小
径のフィルムが装填された場合には、上述のステップ1
14でソレノイドSL2がオンとなっているので、ステ
ップ108でこれをオフさせる。
前記ステップ113でYESと判断される場合は、装填
されたフィルムが前記小径のフィルムよりも巻径が更に
小さい場合であり、これは使用不能のフィルムが装填さ
れたことを意味する。この場合には、ステップ116で
使用不能表示部93を点灯させる。
このように、図示する場合では、所定の巻径以下のかな
り小径のロールフィルを有するカートリッジ27が装填
された場合には、画像検索の開始時に、巻取りリール2
8までフィルムを搬送することができないが、それはリ
ーダプリンタがミスフィードを起したのではなく、装填
されたフィルムが使用不能な程度まで小径となっていた
からである。したがって、この場合には、LEDからな
る使用不能表示部93の点灯で、オペレータに示される
ことになる。
図示実施例では使用可能な巻径が、第1図に示すように
大きい巻径と、これよりも小径の巻径の場合との何れか
であれば、それぞれの巻径においては、ある程度の許容
範囲をfi−しているが、送り出し開始時からエンコー
ダローラ32に達するまでの速度を切り変えることによ
って、フィルムの送り出しを行ない得るようにしており
、この切り変え位置、つまり巻径の種類を2種類となっ
ているが、これ以上に設定するようにしても良い。
また、揺動運動するアーム51に代えて、接触部をなす
ローラを有するものであれば、軸方向に往復移動するよ
うな移動部材を用いるようにしても良い。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、供給リールに巻付けら
れたロールフィルの巻径を検出する検出手段を用い、巻
径に応じてフィルムの先端送り速度を変化させ、巻径が
変化しても所定の時間内で所定の位置まで到達するよう
にしたので、巻径が相違する複数種類のロールフィルム
を確実に先端送りすることができ、フィルムのミスフィ
ードの発生が抑制されることになった。これにより、す
−ダブリンタ等の操作性が大幅に向上することとなった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るロールフィルムの先端
送り出し装置の復帰状態を示す概略正面図、第2図は第
1図に示された装置の送り出し開始時を示す概略正面図
、第3図は第1図及び第2図に示された構成部材を示す
分解斜視図、第4図はカートリッジの下半分を示す斜視
図、第5図はカートリッジの位置決め部月を示す正面図
、第6図は小径のロールフィルムが装着されたカートリ
ッジを示す概略正面図、第7図は本発明のロールフィル
ムの先端送り出し装置が組込まれるリーダプリンタを示
す斜視図、第8図は第7図に示されたロールフィム搬送
部を示す斜視図、第9図は供給リールから巻取りリール
に至る搬送路と投影光学系を示す概略断面図、第10図
は第1〜3図に示されたカムとスイッチとを示す斜視図
、第11図は巻径の大小によって送り出し時のフィルム
先端の移動状態を示す概略図、第12図は本発明の先端
送り出し装置の作動を制御する制御回路を示すブロック
図、第13図は本発明の装置の作動手順を示すフローチ
ャートである。 20・・・カートリッジ挿入口、25・・・操作ボード
、26・・・供給リール、27・・・巻取りリール、2
つ・・・駆動軸、32・・・エンコーダ(ミスフィード
検出手段)、51・・・アーム(移動部材)、56・・
・支持ピン、57・・・巻締めローラ、62・・・剥離
ローラ、82・・・開口部、90・・・カム、93・・
・使用不能表示部、94・・・ミスフィード表示部、M
3・・・モータ(駆動手段)、SLl、SL2・・・ソ
レノイド、SW2、SW3・・・スイッチ(巻径検出手
段)、97・・・CPU(制御手段)。 特許出願人    ミノルタカメラ株式会社代理人 弁
理士   八 1)幹 雄(ばか1名)第4図 第7図 Rス 第1O図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルムが巻付けられた供給リールを回転自在に支持す
    るカートリッジから、当該カートリッジに形成された開
    口部を介して前記フィルムの先端を外部に送り出すよう
    にしたロールフィルムの先端送り出し装置において、 前記供給リールに巻付けられたロールフィルムの巻径を
    検出する巻径検出手段と、 前記供給リールを前記フィルムの先端を送り出す際に回
    転駆動する駆動手段と、 前記検出手段により検出された前記巻径に応じて前記駆
    動手段の回転速度を変化させる制御手段と、 前記フィルムの先端が所定の時間内に所定の位置まで到
    達したか否かを検出するミスフィード検出手段とを備え
    たことを特徴とするロールフィルムの先端送り出し装置
JP1945789A 1989-01-31 1989-01-31 ロールフィルムの先端送り出し装置 Pending JPH02201343A (ja)

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