JPS62240250A - フイルム搬送装置 - Google Patents

フイルム搬送装置

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Publication number
JPS62240250A
JPS62240250A JP8315486A JP8315486A JPS62240250A JP S62240250 A JPS62240250 A JP S62240250A JP 8315486 A JP8315486 A JP 8315486A JP 8315486 A JP8315486 A JP 8315486A JP S62240250 A JPS62240250 A JP S62240250A
Authority
JP
Japan
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film
microfilm
reel
amount
rewinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP8315486A
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English (en)
Inventor
Osami Kato
修身 加藤
Takanori Saito
斉藤 孝律
Masaaki Ito
雅章 伊藤
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62240250A publication Critical patent/JPS62240250A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロールフィルムを対象とするフィルム搬送装
置に関する。さらに詳述すると、供給リールに巻かれた
フィルムを、供給リールから巻取リールに巻き取る方向
と、巻取リールから供給リールに巻き戻す方向とに搬送
するフィルム搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
上述したフィルム搬送装置は、ロールフィルムの一例で
あるロール状のマイクロフィルムを対象とし、このマイ
クロフィルム上に映し込まれたマイクロイメージをスク
リーンに投影するマイクロフィルムリーグや、スクリー
ンへの投影と記録紙への複写とを選択的に行うマイクロ
フィルムリーダプリンタにおいて、マイクロフィルム上
の所望のマイクロイメージを検索するために用いられる
ところで、これらマイクロフィルムリーグ等のマイクロ
機器に用いられるロール状のマイクロフィルムは、種々
のものがあるが、現在は、カートリッジに収納されたも
のが殆どである。
そして、カートリ・7ジの規格は、第6図に示す3 M
(Minnesota Mining & Manuf
acturing)のMタイプ・カートリッジ(13A
)と、第7図に示すA N S I (America
n National 5tandards In5t
i−tute、 Inc、)タイプ・カートリッジ(1
3B)とに大別される。
そのうちの、Mタイプ・カートリッジ(13^)に収納
されたマイクロフィルム(P)は、その先端に幅広のリ
ーダーテープ(T)を有している。
例えば、マイクロフィルム(F)の幅が[16關コの場
合には[20,5mallの幅のリーダーテープ(T)
が用いられる。このリーダーテープ(T)は、マイクロ
フィルム(F)よりも厚手で腰が強く、Mタイプ・カー
トリッジ(13A)からのマイクロフィルム(1’)の
引出しを容易に行わせるべく、付設されているものであ
る。そして、このリーダーテープ(T)は、Mタイプ・
カートリッジ(13A)の内部では、供給リール(5A
)のフランジ(5Aa)の外周に巻き付くように構成さ
れている。
このMタイプのカートリッジに収納されたマイクロフィ
ルムを用いる場合には次のような問題がある。即ち、マ
イクロフィルムをカートリッジ内に巻き戻すときに、リ
ーダーテープの先端は未だ巻取リールに巻かれており、
一方、マイクロフィルムには巻戻力が作用しているから
、巻戻しに伴ってリーダーテープが供給リールのフラン
ジの外周縁に当接することで、マイクロフィルムには引
張力が作用する。
そのため、高速のままマイクロフィルムが巻き戻される
と、スプライシングテープが剥がれてマイクロフィルム
とリーダテープとが分断されたり、マイクロフィルムが
破断されたり、さらには、リーダーテープが供給リール
のフランジ間にめり込むようにして巻き戻されて以後の
マイクロフィルムの搬送が不能になったりするトラブル
が発生する虞れがある。
また、マイクロフィルムとリーダーテープとがカートリ
ッジ内に収納された状態でカートリッジのフィルム引出
口に係止される突起をリーダーテープの先端に付設して
、カートリッジからのマイクロフィルムの引出しを容易
に行えるように構成する場合には、マイクロフィルムの
巻戻しに伴ってこの突起がフィルム引出口に高速で衝突
すると、マイクロフィルムの破断やカートリッジの損傷
といったトラブルが発生する虞れがある。
そこで、このようなトラブルが発生することを防止すべ
く、マイクロフィルムの巻戻し時に、供給リールと巻取
リールとの間に設けられた検出器によってマイクロイメ
ージとともにマイクロフィルムに写し込まれたブリップ
マークが検出されなくなったことをもって、リーダーテ
ープがカートリッジに達したことを検出し、マイクロフ
ィルムの巻取速度を低下させるように構成したものが提
案されている(例えば、実開昭59−71318号公報
参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来構成による場合には、次のような
問題があった。
つまり、フィルムの搬送速度を低下させるためのtbl
! 鍵信号が出力されても、慣性があるのでフィルムの
搬送速度は直ぐには低下せず、その間、フィルムは引き
続き搬送されることとなる。
そして、リーダーテープの長さはある程度統一されてい
るものの、マイクロフィルムの先端から第1駒目のマイ
クロイメージが写し込まれた部分までの長さはマイクロ
フィルム毎にまちまちである。
そのため、リーダーテープがカートリッジに来たことを
、供給リールと巻取リールの間の搬送経路に設けられた
検出器によってブリップマークが検出されなくなったこ
とをもって検出する従来構成による場合には、テープの
種類によっては、リーダーテープがカートリ・ノジに達
するまでにフィルムの搬送速度が所望の速度にまで充分
に低下しないことがある。従って、フイルムの先端部分
以外の部分の巻戻速度は所定速度以上に速くすることが
できず、フィルムの巻戻しを高速化することが難しいも
のであった。
一方、例えば、マイクロフィルムリーグにおいては、マ
イクロイメージをスクリーン上に正確に投影するために
、マイクロフィルムの幅方向の位置規制を行う一対のガ
イド部材を投影位置の近傍に設けることが行われる。そ
して、幅広のリーダーテープを有する3Mタイプのカー
トリッジに収納されたマイクロフィルムを用いる場合に
は、リーダーテープをスムースに通過させるために、こ
の一対のガイド部材を、通過するリーダーテープとの当
接で弾性的に位置変更できるように構成し、一対のガイ
ド部材どうしの間隔を可変にすることが行われる。
このような一対のガイド部材が設けられた構成において
、前述の従来構成のように、リーダーテープの検出を供
給リールと巻取リールの間の搬送経路に設けられた検出
器で行うようにした場合には、マイクロフィルムの巻戻
し時に搬送速度が殆ど低下しないままリーダーテープが
この一対のガイド部材を通過することとなり、マイクロ
フィルムとリーダーテープとが分断されたりするトラブ
ルが発生する虞れもある。
本発明の目的は、上述の実情に鑑みて、幅広のリーダー
テープを有するフィルムを用いた場合にリーダーテープ
の分断やフィルムの破断等のトラブルの発生を回避しな
がら、フィルムをできるだけ高速で巻き戻せるようにす
ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるフィルム搬送装置の特徴構成は、フィルム
の搬送に連動してパルスを出力するパルス発生手段を付
設し、このパルス発生手段からの出力パルスを用いて供
給リールから巻取リールに搬送されたフィルムの量を検
出するフィルム巻取量検出手段と巻取リールから供給リ
ールに搬送されたフィルムの量を検出するフィルム巻戻
検出手段とを設け、それらフィルム巻取量検出手段とフ
ィルム巻戻量検出手段とによる検出結果を用いてフィル
ムの巻戻し時の巻取リールに残るフィルムの量を検出す
る巻戻残量検出手段、及び、この巻戻残量検出手段によ
る検出結果に基づいて、フィルムの巻戻残量が少ないと
きほどフィルムの巻戻速度を低くする巻戻゛速度制御手
段を設けたことにある。
〔作 用〕
つまり、例えば、フィルム面に当接してその搬送に連動
して従動されるローラを設け、このローラに光学式や接
点式のロータリエンコーダからなるパルス発生手段を付
設し、このパルス発生手段から出力されるパルスの数を
、フィルムの巻取り時にはフィルム巻取量検出手段によ
って加算し、フィルムの巻戻し時にはフィルム巻戻量検
出手段によって減算すれば、フィルムの巻戻時に巻取リ
ールに残るフィルムの量は、その演算結果を換算するこ
とによって求められる。そして、例えば、リーダーテー
プを有するフィルムを用いる場合であれば、このリーダ
ーテープが未だ巻取リールに巻かれている状態であって
も、フィルムの巻戻残量を検出することができる。
従って、このようにして検出されたフィルムの巻戻残量
に基づいて、この残量が少ないときほどフィルムの巻戻
速度を低くするように速度制御することによって、フィ
ルムの先端の任意の箇所が、フィルムの搬送経路の任意
の位置に達するときまでに、所望の速度にまでフィルム
の巻戻速度を低下させることができるのである。
例えば、3Mタイプのカートリッジに収納されたマイク
ロフィルムに対しては、リーダーテープの終端から第1
駒目のマイクロイメージが写し込まれた位置までの長さ
に拘らず、また、ブリップマークの有無に拘らず、マイ
クロフィルムとリーダーテープとの繋ぎ目が投影位置に
達するときのマイクロフィルムの搬送速度を、所望の速
度にすることができる。
しかも、フィルムの巻戻速度の制御を、特別なマークの
検出やリーダーテープの検出によって行うのではなく、
フィルム自体の巻戻残量を検出して行うものであり、巻
戻速度を変えるタイミングを任意に設定することができ
るから、このタイミングを、フィルムの巻戻速度の低下
率に見合うように適度に設定することによって、フィル
ムの先端部分以外については極めて高速で巻き戻すこと
が可能になる。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて、本発明の詳細な説明する。
第2図に示すように、リーダプリンタ本体(1)に本発
明によるフィルム搬送装置の一例であるフィルムキャリ
ア(2)とコントローラ(3)とを組み合わせて、マイ
クロフィルムリーダプリンタを構成しである。
このマイクロフィルムリーダプリンタにおいては、フィ
ルムキャリア(2)に保持されたマイクロフィルム(F
)上のマクロイメージ(1)を、スクリーン(4)に拡
大投影するリーダモードと、電子写真プロセスによって
記録紙に拡大複写するプリントモードとに切り替えられ
るようになっている。
フィルムキャリア(2)内には、第3図及び第4図に示
すように、ロール状のマイクロフィルム(F)を保持す
る供給リール(SR)と、この供給リール(SR)から
引き出されたマイクロフィルム(F)を巻き取る巻取リ
ール(6)とが、移動台(2八)上°に設けられている
。そして、両リール(SR)。
(6)に亘って張設されたマイクロフィルム(F)は、
複数のガイドローラ(7A)−(7C)によって導かれ
、光照射部(P)を形成する一対のガラス板(8a)。
(8b)の間を通過するように構成されている。
上述した両リール(SR) 、 (6)には、各別の駆
動軸(9) 、 (10)が連動しており、それら両駆
動軸(9)。
(10)は、夫々、伝動機構(11) 、 (12)を
介してフィルム巻戻用モータ(14)とフィルム巻取用
モータ(15)とに各別に連動している。そして、両モ
ータ(14) 、 (15)のうち、フィルム巻取用モ
ータ(15)を駆動することで、マイクロフィルム(F
)を供給リール(SR)から巻取リール(6)に巻き取
る方向に、また、フィルム巻戻用モータ(14)を駆動
することで、マイクロフィルム(F)を巻取リール(6
)から供給リール(SR)に巻き戻す方向に、夫々搬送
することができるように構成しである。
前述した両リール(SR) 、 (6)のうち、巻取リ
ール(6)はフィルムキャリア(2)に軸支されている
が、供給リール(SR)はカートリッジ(C)内に収納
されており、このカートリッジ(C)がフィルムキャリ
ア(2)に対して着脱自在に構成されている。
このカートリッジ(C)には、現在、大別して2つのタ
イプがある。ひとつは、第6図に示す3MのMタイプ・
カートリッジ(134)である。
いまひとつは、第7図に示すANS Iタイプカートリ
ッジ(13B)である。
Mタイプ・カートリッジ(13^)のマイクロフィルム
(F)の先端には、マイクロフィルム(F)よりも厚手
で腰の強いリーダーテープ(T)が接続されている。こ
のリーダーテープ(T)は、その幅がマイクロフィルム
(F)の幅よりも太き(形成されており、Mタイプ・カ
ートリッジ(13A)内で、供給リール(5A)の一対
のフランジ(5Aa)の外周に巻かれている。
そして、フィルムキャリア(2)には、この両タイプの
カートリ・ンジ(13八) 、 (13B)の何れもが
装着できるように構成されている。また、フィルムキャ
リア(2)には、どちらかのタイプのカートリッジ(C
)が装着されたかを判別するために、装着されたカート
リッジ(C)のタイプに応じて開閉の組合せが変化する
一対のマイクロスイッチからなる、カートリッジ検出ス
イッチ(16)が設けられている。なお、第3図及び第
4図には、便宜的にMタイプ・カートリッジ(13A)
が装着された状態を示しである。
供給リール(SR)に対する駆動軸(9)の供給リール
(SR)側には、図示はしないが、前述したMタイプ・
カートリッジ(13A)に収納された供給リー/l/(
54)(D伝動係合孔(5A b)と、ANS 1タイ
プ・カートリッジ(13B)に収納された供給リール(
5B)の伝動係合孔(5Bb)とに、各別に保合可能な
2つの係合部を付設しである。そして、それら2つの係
合部は、駆動軸(9)の軸芯方向に移動できるように構
成されており、何れかのタイプのカートリッジ(C)が
フィルムキャリア(2)に装着されたことをカートリッ
ジ検出スイッチ(16)が検出したときに、そのカート
リッジ(C)のタイプに見合った保合部が、自動的に供
給リール(SR)に係合するようになっている。
駆動軸(9)は伝動機構(11)に連動連結された基軸
(9A)と、この基軸(9A)に外嵌して一体回転可能
な筒軸(9B)と、この筒軸(9B)に内嵌して一体回
転可能な係合軸(9C)とからなっており、係合軸(9
C)の先端に、前述した2つの保合部が設けられている
筒軸(9B)の周面には、軸芯方向の2つの長孔(9b
) 、 (9c)が形成してあり、この長孔(9b) 
、 (9c)に、基軸(9A)に植設されたピン(9a
)と係合軸(9C)に植設されたビン(9d)とが、各
別に嵌合している。筒軸(9B)は、その中間部をリン
グ(17)によって軸芯周りでの回動のみ自在に支持さ
れている。このリング(17)は、取付軸(18A)周
りで揺動自在なE字状の支持枠(18)に取り付けられ
ている。
そして、この支持枠(18)の揺動端には、ソレノイド
(19)に連動するロンド(19a)が係止されており
、ソレノイド(19)のオンオフにより、支持枠(18
)を揺動させて筒軸(9B)を基軸(9A)に対して軸
芯方向に移動できるように構成されている。筒軸(9B
)が基軸(9^)に対して供給リール(SR)側に位置
しているとき、前述した2つの保合部は、夫々、筒軸(
9B)の端縁に当接するスプリング(20)の付勢力で
供給リール(SR)に押し付けられる。そして、2つの
係合部のうち、供給リール(SR)のタイプに応じた保
合部が供給リール(SR)に係合し、駆動軸(9)の回
転を供給リール(SR)に伝達するように構成されてい
る。
カートリッジ(C)が図中左方からフィルムキャリア(
2)に装着され、上述したように、駆動軸(9)が供給
リール(SR)に係合すれば、マイクロフィルム(F)
の弛みを除去するために、供給リール(SR)を瞬時図
中B方向に回転させるようになっている。
その後、カートリッジ検出スイッチ(16)により検出
されたカートリッジ(C)のタイプに適するフィルム送
出し機構を作動させて、マイクロフィルム(F)の先端
をカートリッジ(C)から引き出すように構成されてい
る。
Mタイプ・カートリッジ(13A)に適するフィルム送
出し機構は、フィルム送出用モータ(図示せず)に連動
する送出しローラ(21)等がらなっている。第3図及
び第6図に示すように、この送出しローラ(21)は揺
動レバー(21a)に保持されており、Mタイプ・カー
トリッジ(13A)の切欠部(13Aa)に対して揺動
して出退できるように構成されている。
Mタイプ・カートリッジ(13A)がフィルムキャリア
(2)に装着された状態で、送出しローラ(21)は、
切欠部(13Aa)内に進入し、供給リール(5A) 
+7)フランジ(5^a)の外周縁に巻かれたり一グー
テープ(T)に当接する。このとき、供給リール(5A
)と駆動軸(9)との連動は遮断されるようになってい
る。
そして、フィルム送出用モータを駆動して送出しローラ
(21)を回転させることによって、供給リール(5A
)が図中入方向に回転する。この回転に伴って、腰の強
いリーダーテープ(T)の先端力(、Mタイプ・カート
リッジ(13八)のフィルム送出口(13Ab)から外
部に送り出されるように構成されている。
ANS Iタイプ・カートリッジ(13B)に適するフ
ィルム送出し機構は、前述のフィルム送出用モータに連
動する送出しベルI−(22)と剥離ベル) (23)
等からなっている。第3図及び第7図に示すように、送
出しベルト(22)は、ANS 1タイプ・カートリッ
ジ(13[1)の切欠部(13Ba)に対して、また、
剥離ベルト(23)はフィルム送出口(13Bb)に対
して、夫々揺動して出退できるように構成されている。
ANS Iタイプ・カートリッジ(1311)がフィル
ムキャリア(2)に装着された状態で、送出しベルl−
(22)は切欠部(13Ba)に、また、剥離ベルト(
23)はフィルム送出口(13Bb)に、夫々進入して
マイクロフィルム(F)外周面に当接する。このとき、
先程と同じく、供給リール(5B)と駆動軸(9)との
連動は遮断されるようになっている。
そして、フィルム送出用モータを駆動して送出しベルト
(22)と剥離ベルト(23)とを回転させることによ
って、供給リール(5B)が図中A方向に回転するとと
もに、剥離ベルト(23)の回転で、マイクロフィルム
(F)の先端が剥離されてフィルム送出口(13Bb)
から外部に送り出されるように構成されている。
なお、Mタイプ・カートリッジ(13^)が装着された
場合には、送出しベルl−(22)と剥離ベルト(23
)とは揺動されず非作用位置にあるように、また、AN
S Iタイプ・カートリッジ(13B)が装着された場
合には、送出しローラ(21)は揺動されず非作用位置
にあるように構成されている。
Mタイプ・カートリッジ(13八)のフィルム送出口(
13Aa)から送り出されたリーダーテープ(T)或い
は、ANS Iタイプ・カートリッジ(13B)のフィ
ルム送出口(13Bb)から送り出されたマイクロフィ
ルム(F)の先端側部分は、その後、フィルム送出用モ
ータの駆動が継続されることによって、3つのガイド部
(24A)〜(24(:)、及び、2組のガイドローラ
対(7A) 、 (7B)に導かれ、光照射部(P)の
一対のガラス板(8a) 、 (8b)の間を通過し、
ガイドローラ(7C)と2つのガイド部(24D)。
<24B>に専かれて巻取ローラ(6)に達し、そのハ
ブに巻き取られるようになっている。
以上で、マイクロフィルム(F)のローディングが完了
する。なお、図中(25)は押えレバーで、ローディン
グ時にスプリング(25a)により付勢されてフィルム
面に当接し、巻取リール(6)に巻き取られるマイクロ
フィルム(F)の巻き緩みを防止するようになっている
なお、このローディング中、光照射部(P)の下側のガ
ラス板(8b)は、マイクロフィルム(F)やリーダー
テープ(T)を損傷させないように、上側のガラス板(
8a)から離隔されて位置するように構成されている。
一方、ガイドローラ対(7A)は、ANS Iタイプ・
カートリッジ(13B)が装着された状態では密着して
薄手のマイクロフィルム(F)を挟持搬送するように、
また、Mタイプ・カートリッジ(13^)が装着された
状態では離隔して厚手のリーダーテープ(T)をラフに
案内することで、リーダーテープ(↑)の疲労を少なく
するように構成されている。
マイクロフィルム(F)のローディングが完了すれば、
Mタイプ・カートリッジ(13A)が装着されている場
合には送出しローラ(17)の回転を停止させて切欠部
(13Aa)から引退させる。また、ANS Iタイプ
・カートリッジ(13B)が装着されている場合には送
り出しベルト(22)と剥離ベウト(23)との回転を
停止させてマイクロフィルム(F)の外周面から離す。
そして、光照射部(P)の一対のガラス板(8a) 、
 (8b)を密着させる。以後、マイクロフィルム(F
)の搬送は先程説明したフィルム巻戻用モータ(14)
とフィルム巻取用° モータ(15)とによって行われ
る。
マイクロフィルム(1’)が通過する光照射部(P)は
、フィルムキャリア(2)をリーグプリンタ本体(1)
に設置した状態で、光源(S)からコンデンサレンズ(
26a) 、 (26b) 、 (26c)及び反射ミ
ラー(26d)等からなる光学系(26)を介して到達
する光線束の中心(L)に、その中心が一致するように
なっている。そして、光源(S)からの光線束は、光照
射部(P)においてマイクロイメージ(1)を透過し、
このマイクロイメージ(I)の像が、投影レンズ(PL
)や複数のミラー(図示せず)等からなる投影装置(I
F)を介して、リーダモードにおいてはスクリーン(4
)に拡大投影されるように、また、プリントモードにお
いては記録紙に拡大複写されるように構成されている。
第5図に示すように、この光照射部(P)の両側に位置
するガイド部(24C) 、 (24D)は、夫々、左
右一対の弾性ガイド片(24a) 、 (24b)を有
している。この左右一対の弾性ガイド片(24a) 、
 (24b)は、巻取リール(6)側はどその間隔が狭
くなるように設けられている。そして、その巻取り一ル
(6)側が自らの弾性によって内側に付勢されており、
通常は、それら弾性ガイド片(24a) 。
(24b)の間に位置する下側ガイド板(24c)の両
側端縁に当接している。
この状態では、一対の弾性ガイド片(24a)。
(24b)どうしの間隔は、マイクロフィルム(F)の
幅のCl6mmコになっている。Mタイプ・カートリッ
ジ(13A)が装着されてリーダーテープ(T)の付設
されたマイクロフィルム(F)が用いられる場合、リー
ダーテープ(T)との当接によって、一対の弾性ガイド
片(24a) 、 (24b)はマイクロフィルム(F
)の幅方向に押し拡げられ、その間隔がリーダーテープ
(T)の幅の[20,5mmコになる。
従ってリーダーテープ(T)はスムースに通過する。リ
ーダーテープ(T)の通過後には、一対の弾性ガイド片
(24a) 、 (24b)は自らの弾性によって内側
に移動し、その間隔は再びマイクロフィルム(F)の幅
の[16mm]になる。
つまり、光照射部(P)の両側においてマイクロフィル
ム(F)をその幅方向に位置決めするようにガイドする
ことで、リーダモード時にマイクロフィルム(F)上の
マイクロイメージ(1)をスクリーン(4)上の正確な
位置に投影できるようにするとともに、プリントモード
時にこのマイクロイメージ(1)を記録紙上の正確な位
置に複写できるようにしながら、幅広のリーダーテープ
(T)が用いられた場合にも、その搬送に支障を来すこ
とがないように構成しである。
また、第3図に示すように、供給リール(SR)を内蔵
するカートリッジ(C)や巻取リール(6)等を保持す
るフィルムキャリア(2)の移動台(2A)には、マイ
クロフィルム(F)の幅方向に沿った2つの長孔(2a
) 、 (2b)を形成してあり、この長孔(2a) 
、 (2b)に、基台(2B)に植設した2木のガイド
ピン(2c) 、 (2d)を、夫々状は止め状態に嵌
合しである。即ち、フィルムキャリア(2)内で、移動
台(2八)と基台(2B)とは、マイクロフィルム(F
)の幅方向への相対移動可能に取り付けられている。
また、基台(2B)に固定したラック(27)を、移動
台(2A)に形成した今ひとつの長孔(2e)から露呈
する状態に位置させである。そして、このランク(27
)に咬み合うピニオンギア(28)と、移動台(2A)
上に固定したモータ(29)とを連動連結しである。
このモータ(29)を正逆転することによって、フィル
ムキャリア(2)内で移動台(2A)を基台(2B)に
対してマイクロフィルム(F)の幅方向に移動させるこ
とができる。つまり、マイクロフィルム(F)の幅方向
に2つのマイクロイメージが写し込まれたデュオタイプ
のマイクロフィルム(F)を用いる場合に、このモータ
(29)を駆動することで、チャンネルの切替えを容易
に行えるように構成しである。
また、フィルムキャリア(2)の基台(2B)は、リー
グプリンタ本体(1)側のテーブル(30)に、スライ
ドさせて外嵌した状態で固定されている。
そして、この固定を解除することによって、フィルムキ
ャリア(2)を基台(2B)ごと取り外せるようになっ
ており、ロール状のマイクロフィルム(F)を保持する
カートリッジ(C)が装着されるフィルムキャリア(2
)に替えて、マイクロフィッシュを保持するフィッシュ
キャリア(図示せず)等をセットできるようになってい
る。
また、第3図及び第5図に示すように、光照射部(P)
の上側のガラス板(8a)には、マイクロフィルム(F
)上にマイクロイメージ(I)とともに写し込まれたフ
レーム検索用のマーク、いわゆるグリップ(M)を検出
するブリップ検出器(31)を付設しである。このブリ
ップ検出ts(31)は、具体的には、マイクロフィル
ム(F)に対して光源(S)とは反対側に設けられた受
光素子で、光源(S) とともにフォトインクラブタを
構成するものである。一 つまり、グリップ検出器である受光素子(31)は、フ
ィルムキャリア(2)をリーグプリンタ本体(1)に設
置した状態で、光源(S)からの光がフィルム(F)の
ベース部分よりも暗いブリップ(M)に遮られることに
よる受光強度の変化を以て、ブリップ(M)を検出する
のである。そして、マイクロフィルム(F)が送られて
行くに従い、このブリップ検出器(31)がブリップ(
M)を検出するごとにカウンタ(図示せず)がカウント
アツプされ、その位置にあるマイクロイメージ(1)の
フレーム番号が分かるようになっている。
一方、第3図に示すように、光照射部(P)の供給リー
ル(SR)側面前に位置するガイドローラ対(7B)の
上側のローラ(7Ba)には、複数個のスリットを有す
る2枚の円板(32) 、 (33)が連動されている
。また、2枚の円板(32) 、 (33)の夫々に対
して、そのスリット部分を挟む発光部と受光部とを有す
る2つのフォトインタラプタ(34) 。
(35)が設けられている。そして、この2枚の円板(
32) 、 (33)と2つのフォトインクラブタ(3
4) 。
(35)とによって、マイクロフィルム(F)の搬送に
連動してパルス信号を出力するパルス出力手段であるパ
ルスエンコーダ(PE)を構成してる。
ガイドローラ対(7B)は、マイクロフィルム(F)の
ローディング時にもそれ以後も、密着状態を維持してお
り、リーダーテープ(T)ないしマイクロフィルム(F
)の通過に伴って、常に従動されるようになっている。
従って、このバルスエ゛ンコーダ(PH)からは、ロー
ディング時にリーダーテープ(T)ないしマイクロフィ
ルム(F)の先端が通過したときから、パルス信号の出
力が開始される。そして、マイクロフィルム(F)のロ
ーディングの完了は、このパルス信号のカウント結果が
所定数に達したことをもって判別されるように構成され
ている。
2枚の円板(32) 、 (33)のスリット部は、フ
ォトインクラブタ(34) 、 (35)から出力され
るパルス信号の位相が90″異なるように形成されてい
る。そして、一方の出力パルスに対して他方の出力パル
スの位相が174周期進むか遅れるかを検出することに
よって、マイクロフィルム(F)の搬送方向を判別する
ことができるようになっている。
なお、マイクロフィルム(F)の搬送方向を判別するた
めには、この構成に替えて、スリットを有する円板を1
枚のみ設け、そのスリットピッチの174ピツチだけ位
置を異ならせた2組のフォトインクラブタからの出力パ
ルスを用いる構成にする等、種々の構成に変更すること
が可能である。
そして、上述したパルスエンコーダ(PE)、及び、前
述したブリップ検出器(31)から得られる出力信号に
基づいて、前述した2つのモータ(14) 、 (15
)の駆動を制御することによってマイクロフィルム(P
)を搬送し、目的のマイクロイメージ(1)を捜し出し
てスクリーン(4)に投影できるように構成しである。
この状態でプリントモードを選択すれば、そのマイクロ
イメージ(I)を記録紙に拡大複写することができる。
目的のマイクロイメージ(I)の検索は、一つの方法と
して、そのマイクロイメージ(I)に付けられたフレー
ム番号をコントローラ(3)から入力し、各マイクロイ
メージ(I)に付されたブリップ(M)をブリップ検出
器(31)が検出する毎に順次カウントし、そのカウン
ト値が入力されたフレーム番号に一致するまで、マイク
ロフィルム(F)を搬送させることにより行われる。
ところで、マイクロフィルム(F)に写し込まれたブリ
ップ(M)として、マイクロフィルム(F)の長手方向
に長さの異なった複数種類のものが用いられる場合があ
る。例えば、一番短いブリップ(M)を文書の各員を写
し込んだ各マイクロイメージ(1)毎に付し、それより
も長いブリップ(M)を文書毎に付し、一番長いブリッ
プ(門)を項目別に分けられた一連の文書毎に付すこと
で、マイクロイメージ(I)の検索入力を容易に行える
ようにすることがある。
この場合には、ブリップ検出器(31)によってブリッ
プ(M)の有無を検出し、このブリップ検出器(31)
によってブリップ(M)を検出したときからパルスエン
コーダ(PE)の出力パルス数をカウントしてブリップ
(M)の長さを判別することで、目的のマイクロイメー
ジ(1)の検索が行えるのである。
また、別の方法として、第2図に示すリーダプリンタ本
体(1)に設けたフィルム送りノブ(36)を操作し、
マイクロフィルム(F)を低速で搬送させながらスクリ
ーン(4)に投影されるマイクロイメージ(I)を目で
確認し、目的のイメージ(I)がスクリーン(4)に投
影された時にマイクロフィルム(F)の搬送を停止させ
ることによっても行われる。
フィルム送りノブ(36)は、第8図及び第9図に示す
ように、カム(37)とポテンショメータ(38)とに
連動している。カム(37)の前面には凹部を形成して
あり、フィルム送りノブ(36)の中点位置でこの四部
に係合するクリックボール(39)を、支持枠(40)
に取り付けた板バネ(41)によってカム(37)側に
付勢した状態で設けてある。
即ち、フィルム送りノブ(36)は、中点位置でクリッ
クストップされるようになっている。
ポテンショメータ(38)は支持枠(40)に固定され
ており、フィルム送りノブ(36)の中点位置からの操
作量に応じた電圧を出力する。また、カム(37)の側
方には、このカム(37)の側面に当接するマイクロス
イッチ(42)が設けられている。
この力l、(37)の側面は、フィルム送りノブ(36
)が、その中点位置から左右何れの方向に操作されたか
に応じて、当接するマイクロスイッチ(42)の状態を
変化させるように形成しである。
即ち、このマイクロスイッチ(42)がフィルム送りノ
ブ(36)の操作方向検出スイッチとなっている。
そして、マイクロスイッチ(42)によってフィルム送
りノブ(36)の中点位置からの操作方向を検出して、
フィルム巻戻用モータ(14)或いはフィルム巻取用モ
ータ(15)の何れかを選択して駆動するとともに、ポ
テンショメータ(38)からの出力を用いて、マイクロ
フィルム(F)の搬送速度を、フィルム送りノブ(36
)の操作量に応して変化させられるように構成しである
。次に、そのフィルム搬送制御回路を説明する。
第1図に示すように、マイクロスインチ(42)は、そ
の状態に応じてセット或いはリセットされるフリップフ
ロップ(FFI)に接続されている。
このフリップフロップ(FFI)の出力は、リレー(I
IY)に接続したトランジスタ(Tri)のベースに入
力されている。リレー(RY)には、フィルム巻戻用モ
ータ(14)とフィルム巻取用モータ(15)の何れか
を電源(Vcc)に接続する切替スイッチ(43)が連
動している。
一方、ポテンショメータ(38)からの出力は、2つの
オペアンプ(44) 、 (45)によって増幅されて
、切替スイッチ(43)に接続されたトランジスタ(T
r2)のベースに入力されている。フィルム送りノブ(
36)が中点位置にあるときには、ポテンショメータ(
38)は図中点線で示す状態にあり、その出力は[OV
]となり、何れのモータ(14)。
(15)も駆動されないようになっている。
フィルム送りノブ(36)が、第2図及び第9図におい
て図中A方向に回転操作されたとき、マイクロスイッチ
(42)は、第1図に示す状態にあり、フリップフロッ
プ(PFI)はセットされてその出力は“H”レベルに
なる。これにより、すt、 −(RY)は“ON”状態
になり、フィルム巻取用モータ(15)が電源(Vcc
)に接続され、マイクロフィルム(F)は供給リール(
SR)から巻取リール(6)に巻き取られる方向に搬送
される。このとき、ポテンショメータ(38)は、例え
ば、図中実線で示す位置にある。
また、フィルム送りノブ(36)が、第2図及び第9図
において図中B方向に回転操作されたとき、マイクロス
イッチ(42)は、第1図に示す位置とは逆に位置にあ
り、フリップフロップ(FFI)はリセットされてその
出力は“L”レベルになる。このとき、リレー(IIY
)は“OFF”状態であり、フィルム巻戻用モータ(1
4)が電源(Vcc)に接続され、マイクロフィルム(
F)は巻取リール(6)から供給リール(SR)に巻き
戻される方向に搬送される。このとき、ポテンショメー
タ(38)は、例えば、図中二点鎖線で示す位置にある
さらに、ポテンショメータ(38)には、固定抵抗(4
6)が並列に接続されている。そして、ポテンショメー
タ(38)と接続点(a)との間、及び、固定抵抗(4
6)と接続点(a)との間には、各別のアナログスイッ
チ(47a) 、 (47b)が介装されている。ポテ
ンショメータ(38)側のアナログスイッチ(47a)
には、アンド回路(ANI)の出力が反転されて入力さ
れており、固定抵抗(46)側のアナログスイッチ(4
7b)には、アンド回路(ANI)の出力がそのまま入
力されている。
即ち、アンド回路(ANI)の出力が“L”レベルのと
きには、ポテンショメータ(38)がオペアンプ(44
)に接続され、フィルム送りノブ(36)の回転操作量
に応じた速度でマイクロフィルム(11)が搬送される
ように構成されている。一方、アンド回路(ANI)の
出力が“H″レベルときには、固定抵抗(46)がオペ
アンプ(44)に接続され、固定抵抗(46)の抵抗値
によって定まる一定速度でマイクロフィルム(F)が搬
送されるように構成されている。
この固定抵抗(46)の抵抗値は、Mタイプ・カートリ
ッジ(13八)に収納されたマイクロフィルム(F)が
用いられる場合において、幅広のリーダーテープ(T)
が、光照射部(P)の両側のガイド部(24C) 、 
(24D)を通過するとき、及び、Mタイプ・カートリ
ッジ(13八)内の供給リール(5A)の外周に巻き取
られるときに、リーダーテープ(T)やマイクロフィル
ム(F)に損傷が生じたり、巻戻しのトラブルが生じた
りすることのない巻戻速度となるように設定されている
通常は、アンド回路(ANI)の出力は“L”レベルで
あり、ポテンショメータ(38)の操作に基づいたマイ
クロフィルム(P)の搬送が行われるようになっている
。そして、カートリッジ検出スイッチ(16)によって
Mタイプ・カートリッジ(13A)が装着されていると
検出された場合のマイクロフィルム(F)の巻戻時に、
巻取リール(6)に残るマイクロフィルム(F)の量が
所定量以下になったときに、アンド回路(ANI)の出
力は“11”レベルに変わり、一定速度でマイクロフィ
ルム(F)の搬送が行われるように構成されている。
このアンド回路(八Nl)からの出力の切替りのタイミ
ングは、Mタイプ・カートリッジ(13八)に収納され
たマイクロフィルム(F)を巻取リール(6)から供給
リール(SR)に巻き戻す場合において、リーダーテー
プ(T)が光照射部(P)に達するまでに、固定抵抗(
46)の抵抗値によって定まる一定速度にまで充分低下
できるように設定されている。
アンド回路(ANI)には、ポテンショメータ(38)
からの出力電圧信号が入力されるコンパレータ(48)
からの出力信号、フリップフロップ(FFI)の出力信
号を反転した信号、及び、ノア回路(NORI)からの
出力信号が夫々入力されている。
次に、アンド回路(ANI)からの出力の切替りのタイ
ミングを決定するべく、巻取リール(6)に残るマイク
ロフィルム(1’)の量を検出するフィルム搬送制御回
路の部分を説明する。
図中(PIE)は2つのフォトインクラブタ(34)。
(35)からなる既に説明したパルスエンコーダであり
、2つのフォトインクラブタ(34) 、 (35)が
らの出力は、各別のコンパレータ(49) 、 (50
) ニ入力されている。一方のコンパレータ(5o)ノ
出力は、Dフリップフロップ(FF2)のD入力端子(
D)に人力されており、このDフリップフロップ(FF
2)の出力端子(ロ)がDフリップフロップ(FF4)
のD入力端子(D)に入力されている。他方のコンパレ
ータ(49)の出力は、Dフリップフロップ(FF2)
のクロック入力端子(CL)に入力されるとともに、D
フリップフロップ(FF3)のD入力端子(D)に入力
されている。
2つのフォトインクラブタ(34) 、 (35)から
出力されるパルス信号は、既に説明したように、位相が
906異なっている。従って、Dフリップフロップ(F
F2)の出力端子(Q)からは、マイクロフィルム(F
)が供給リール(SR)から巻取リール(6)に巻き取
られるときには“Hレベルの信号が、また、マイクロフ
ィルム(F)が巻取り一ル(6)から供給リール(SR
)に巻き戻されるときには“L″レベル信号が、夫々出
力される。
Dフリップフロップ(FF3)のクロック入力端子(C
L)とDフリップフロップ(FF4)のクロック入力端
子(CL)とには、夫々、2つのコンパレータ(49)
 、 (50)からの出力パルスよりも充分高い周波数
のクロック信号(φ)が入力されている。
Dフリップフロップ(FF3)からの出力は、Dフリッ
プフロップ(FF4)からの出力とともにアンド回路(
AN3)に入力されている。また、Dフリップフロップ
(FF3)からの出力は、Dフリップフロップ(FF4
)からの出力を反転したものとともにアンド回路(AN
4)に入力されている。従って、マイクロフィルム(F
)を巻き取るときには、アンド回路(AN3)からカウ
ントアツプパルスが出力され、マイクロフィルム(F)
を巻き戻すときには、アンド回路(AN4)からカウン
トダウンパルスが出力される。
アンド回路(AN3)の出力は、4つの4ビツト・アッ
プダウンカウンタ(BCI)〜(BC4)から構成され
た16ビツト・アンプダウンカウンタ(BC)の1段目
のアップ入力端子(UP)に入力されている。
また、アンド回路(八N4)の出力は、この16ビツト
・アップダウンカウンタ(BG) 1段目のダウン入力
端子(DN)に入力されている。従って、マイクロフィ
ルム(F)を巻き取るときには、この16ビソト・アッ
プダウンカウンタ(BC)はカウントアツプされ、マイ
クロフィルム(F)を巻き戻すときには、この16ビツ
ト・アンプダウンカウンタ(BC)はカウントダウンさ
れるようになっている。
また、各4ビツト・アンプダウンカウンタ(BC+ )
〜(BC4)の各クリア入力端子(CLR)には、マイ
クロフィルム(F)が巻き戻されたときに” H”レベ
ルになる、リセント信号(RESET)が入力されてい
る。従って、この16ビツト・アップダウンカウンタ(
BC)による計数値は、マイクロフィルl、(F)の先
端からの距離に比例することとなる。
そして、この16ビツト・アップダウンカウンタ(BC
)の上位5ビツトの信号がノア回路(NORI)に入力
されている。従って、16ビツト・アップダウンカウン
タ(BC)の上位5ビツトがL”レベルのとき、ノア回
路(NORI)の出力は“H”レベルになる。
この16ビツト・アップダウンカウンタ(BC)の1カ
ウント、即ち、パルスエンコーダ(PE)からの1パル
スは、マイクロフィルム(F)の[1mm]の搬送に対
応しており、従って、巻取リール(6)に巻かれたマイ
クロフィルム(F)がその先端から[2”=2048ビ
ット=204.8cm]以下のときに、ノア回路(NO
RI)の出力は“■(”レベルになる。
また、フリップフロップ(FFI)の出力端子(Q)か
らの出力は反転され、フィルム送りノブ(36)が第2
図及び第9図において図中B方向に回転操作されている
とき、即ち、マイクロフィルム(F)を供給リール(S
R)側に巻き戻すべく操作されているときに“H”レベ
ルになる。さらに、コンパレータ(48)の出力は、ポ
テンショメータ(38)からの出力電圧が所定以上のと
き、即ち、フィルム送りノブ(36)が所定以上回転操
作されているときに“■I″レベルになる。
以上の3つの条件が揃ったときにアンド回路(ANI”
)の出力は“H”レベルに変わり、アナログスイッチ(
47a)が“OFF”状態になるとともにアナログスイ
ッチ(47b)が“ON”状態になる。つまり、マイク
ロフィルム(F)の巻戻し時でフィルム搬送速度が所定
以上あるときに、巻取リール(6)とガイドリール対(
7B)までのフィルム搬送経路に残るマイクロフィルム
(F)が、合わせて[204,8cm]以下になれば、
マイクロフィルム(F)の巻戻速度は固定抵抗(46)
により定まる一定の低速度に切り替えられるように構成
されている。
マイクロフィルム(F)が供給リール(SR)から巻取
リール(6)に巻き取られているときには、フリップフ
ロップ(FFI)の出力端子(Q)からの信号は反転さ
れて”L″レベルあり、アンド回路(ANI)の出力は
“し”レベルのままである。
また、フィルム送りノブ(36)の操作量が所定以下の
とき、即ち、マイクロフィルム(F)の巻戻速度が所定
以下のときには、コンパレータ(48)からの出力は“
L”レベルであり、アンド回路(ANI)の出力は“L
”レベルのままである。従って、何れの場合も、マイク
ロフィルム(F)の搬送速度は変化しないようになって
いる。
つまり、この実施例では、Dフリップフロップ(FF3
)とアンド回路(AN3)と16ビツト・アンプダウン
カウンタ(BC)とによって、供給リール(SR)から
巻取リール(6)に搬送されたマイクロフィルム(F)
の量を検出するフィルム巻取量検出手段(−八)を構成
している。また、Dフリップフロップ(FF4)とアン
ド回路(ANA)と16ビソト・アップダウンカウンタ
(BC)とによって、巻取リール(6)から供給リール
(SR)に搬送されたマイクロフィルム(F)の量を検
出するフィルム巻戻量検出手段(R^)を構成している
さらに、16ビツト・アップダウンカウンタ(BG)は
フィルム巻取量検出手段(祿)とフィルム巻戻量検出手
段(RA)の双方に兼用されている。
さらに、この16ビツト・アップダウンカウンタ(BC
)が、マイクロフィルム(F)の巻戻し時の巻取リール
(6)に残るマイクロフィルム(F)の量を検出する巻
戻残量検出手段(RR)をも構成している。そして、2
つのアナログスイッチ(47a)。
(47b)、アント回路(八Nl)、及び、ノア回路(
NOIll)等によって、フィルム巻戻残量が少ないと
きほどマイクロフィルム(F)の巻戻速度を低くする巻
戻速度制御手段(RC)を構成している。
なお、マイクロフィルム(F)の巻取リール(6)から
供給リール(SR)への巻戻しは、第1図のブロック図
には示していないが、先に述べたコントローラ(3)か
らの入力によっても行うことができるように構成されて
いる。
コントローラ(3)から巻戻信号が入力されると、切替
スイッチ(43)がフィルム巻戻用モータ(14)を電
源(Vcc)に接続する側に切り替えられるとともに、
ポテンショメータ(38)からの出力電圧が最大になる
ように、自動的に設定される。
これにより、マイクロフィルム(F)の巻戻しが開始さ
れ、以後は、先程述べた手動操作の場合と同様に、巻戻
残量検出手段(RR)による巻取リール(6)に残るマ
イクロフィルム(F)の残量の検出結果に基づいて、2
つのアナログスイッチ(47a) 、 (47b)を切
り替え、マイクロフィルム(F)の先端部分を低速で巻
き戻すことができるように構成しである。
また、コントローラ(3)から巻戻信号が入力されたと
きに、巻取リール(6)に残るマイクロフィルム(F)
の残量が既に[204,8cm1以下であった場合には
、すぐにアナログスイッチ(47a) 。
(47b)を切り替えて巻戻速度を一定の低速度にする
ようになっている。
なお、先の実施例では、Mタイプ・カートリッジ(13
A)に収納されたマイクロフィルム(F)を巻き戻すと
きのみの動作を説明した。この場合には、幅広のリーダ
ーテープ(T)によるフィルム搬送のトラブルを防止す
べく、巻取リール(6)に残るマイクロフィルム(F)
の残量が所定量以下になれば、マイクロフィルム(F)
の巻戻速度を一定の低速度に切り替えるようにしていた
一方、ANS Iタイプ・カートリッジ(13B)に収
納されたマイクロフィルム(F)を巻き戻す場合には、
幅広のリーダーテープ(T)は接続されていないので、
巻戻速度を変化させる必要はない。従って、カートリッ
ジ検出スイッチ(16)によって、ANS Iタイプ・
カートリッジ(13B)が装着されていると検出された
ときには、先程述べた巻戻速度の制御は行わず、マイク
ロフィルム(F)を全て高速のまま巻き戻すように構成
しである。
フィルム巻取量検出手段(WA)、フィルム巻戻量検出
手段(RA)、及び、巻戻残量検出手段(RR)の具体
的構成は適宜変更可能であり、フィルム巻取検出用とフ
ィルム巻戻検出用とに夫々に各別のカウンタを設け、そ
れら2つのカウンタからの出力の差によって、マイクロ
フィルム(F)の巻戻残量を検出するようにしてもよい
。さらに、フィルム搬送制御回路の主要部分をマイクロ
コンピュータから構成し、フィルム巻取検出手段(−^
)、フィルム巻戻検出手段(RA)、及び、巻戻残量検
出手段(RR)を全てソフト的に構成するようにしても
よい。
また、巻戻速度制御手段(RC)によるマイクロフィル
ム(F)の巻戻速度は、先の実施例で説明した、所定の
タイミングで一定の低速度に切り替える構成に替えて、
巻戻残量検出手段(R[?)による検出結果に基づいて
、マイクロフィルム(F)の巻戻残量が少ないほど低速
度となる複数段階の速度に順次切り替える構成として、
マイクロフィルム(F)の巻戻速度を滑らかに変化させ
るようにしてもよい。
本発明によるフィルム搬送装置は、先の実施例で説明し
た、マイクロフィルム(F)を対象とするものの他、各
種の映画用フィルムやスチルカメラのフィルム等(それ
らをフィルム(F) と総称する)を対象とするものに
も適用することが可能である。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように、本発明によるフィルム搬送装置
は、フィルム巻戻時に巻取リールに残るフィルムの量を
検出し、この検出されたフィルムの巻戻残量に基づいて
、フィルムの巻戻残量が少ないときほどフィルムの巻戻
速度を低くするものであるから、フィルムの先端部分以
外では極めて高速でフィルムを巻戻すことを可能にしな
がらも、フィルムの先端部分が巻取リールと供給リール
との間のフィルムの搬送経路に設けられたガイド部材や
カートリッジに達したときのフィルムの巻戻速度を、充
分に低いものにすることができる。
従って、フィルムの幅より広幅のリーダーテープを有す
るフィルムを供給リールに巻き戻す場合に、このリーダ
ーテープがガイド部材や供給リールの一対のフランジの
外周縁に当接したときにフィルムに生じる張力を小さな
ものにでき、フィルムとリーダーテープの分断やフィル
ムの破断といったトラブルの発生の虞れを少なくできる
その結果、全体として、ロール状のフィルムの巻戻しを
、トラブルの発生の少ない状態で行え、しかも、フィル
ムの巻戻し作業の高速化を計ることができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るフィルム搬送装置の実施例を示し、
第1図はフィルム搬送制御回路のブロック図、第2図は
マイクロフィルムリーダプリンタの正面図、第3図はフ
ィルムキャリアの内部の斜視図、第4図はフィルムキャ
リアの概略断面図、第5図は光照射部周辺の拡大斜視図
、第6図はMタイプ・カートリッジの斜視図、第7図は
ANSIタイプ・カートリッジの斜視図、第8図はフィ
ルム送りノブ部分の断面図、第9図は第8図におけるI
X−IX線断面図である。 (6)・・・・・・巻取リール、(SR)・・・・・・
供給リール、(F)・・・・・・フィルム、(PR)・
・・・・・パルス発生手段、(Wへ)・・・・・・フィ
ルム巻取量検出手段、(RA)・・・・・・フィルム巻
戻量検出手段、(RR)・・・・・・巻戻残量検出手段
、(RC)・・・・・・巻戻速度制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 供給リールに巻かれたフィルムを、供給リールから巻取
    リールに巻き取る方向と、巻取リールから供給リールに
    巻き戻す方向とに搬送するフィルム搬送装置において、
    前記フィルムの搬送に連動してパルスを出力するパルス
    発生手段を付設し、このパルス発生手段からの出力パル
    スを用いて供給リールから巻取リールに搬送されたフィ
    ルムの量を検出するフィルム巻取量検出手段と巻取リー
    ルから供給リールに搬送されたフィルムの量を検出する
    フィルム巻戻検出手段とを設け、それらフィルム巻取量
    検出手段とフィルム巻戻量検出手段とによる検出結果を
    用いてフィルムの巻戻し時の巻取リールに残るフィルム
    の量を検出する巻戻残量検出手段、及び、この巻戻残量
    検出手段による検出結果に基づいて、フィルムの巻戻残
    量が少ないときほどフィルムの巻戻速度を低くする巻戻
    速度制御手段を設けてあるフィルム搬送装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58109348A (ja) * 1981-12-18 1983-06-29 Canon Inc シ−ト送給装置

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