JPH02201023A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPH02201023A
JPH02201023A JP1022122A JP2212289A JPH02201023A JP H02201023 A JPH02201023 A JP H02201023A JP 1022122 A JP1022122 A JP 1022122A JP 2212289 A JP2212289 A JP 2212289A JP H02201023 A JPH02201023 A JP H02201023A
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JP
Japan
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intake
valve
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relief valve
passage
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Application number
JP1022122A
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English (en)
Inventor
Toshimichi Akagi
赤木 年道
Seiji Tajima
誠司 田島
Haruo Okimoto
沖本 晴男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数の過給機を並列に配設した過給機付エンジ
ンの制御装置に関する。
(従来技術) 従来、実開昭60−1.78329号公報、特開昭60
−259722号公報等に記載されているように、エン
ジンにプライマリとセカンダリの二つのターボ過給機を
並設し、セカンダリ側のターボ過給機のタービン入口側
およびブロア出口側に排気カット弁および吸気カット弁
をそれぞれ設けて、これらカット弁を開閉することによ
り、吸入空気量の低流量領域ではプライマリ側のターボ
過給機のみで過給を行い、高流量領域ではせカンダリ側
のターボ過給機を作動させるようにしたツインターボ式
あるいはシーケンシャルターボ式と呼ばれるエンジンが
知られている。
ところで、このようなシーケンシャルターボにおいては
、例えば上記特開昭60−259722号公報に記載さ
れているように、吸気カット弁の上流の圧力を逃がすリ
リーフ通路を設けて、このリリーフ通路に介設した吸気
リリーフ弁を、ブライマリ側の過給機のみを作動させる
低流量領域で開き、吸気カット弁を開く前に閉じるよう
にしてセカンダリ側過給機の予回転を行わせている。そ
の場合に、吸気リリーフ弁を開閉する手段としては、通
常、スプリングによって一方向に付勢されたダイアフラ
ム式のアクチュエータが用いられる。
そして、このダイアフラム式のアクチュエータを用いた
ものには、エンジンの吸気負圧でダイアフラムを引っ張
ることにより吸気リリーフ弁を開弁させる方式のものと
、吸気負圧を閉弁方向に作用させ、これを逃がすことに
より開弁させる方式のものとがあるが、シーケンシャル
ターボにおいて吸入空気量の低流領域で吸気リリーフ弁
を開いて吸気カット弁上流の圧力を確実に逃がすために
は、吸気負圧を開弁方向に作用させ、閉弁方向の作動は
スプリングによって行うようにする方式がafすである
。しかしながら、そのように開弁方向に負圧をかけスプ
リングの付勢力に抗して吸気リリーフ弁を開くようにし
た場合には、負圧を逃がして閉弁させたとき、吸気リリ
ーフ弁自体に作用する過給圧によって吸気リリーフが開
き過給圧が逃げてしまうという恐れがある。
(発明の目的) 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、シ
ーケンシャルターボにおいて、低流量側の過給機のみを
作動させる領域において吸気リリーフ弁を確実に開作動
させるとともに、高流量側の過給機を作動させる領域に
おいて過給圧で吸気リリーフ弁が開くのを防止すること
を目的とする。
(発明の構成) 本発明に係る過給機付エンジンの制御装置は、少なくと
も吸入空気量の低流量側で作動させる第1の過給機と高
流量側で作動させる第2の過給機とを並列に配設した過
給機付エンジンにおいて、第2の過給機のブロアが介設
される吸気通路を開閉する吸気カプト弁と、この吸気カ
ット弁の上流側圧力を逃がす吸気リリーフ弁と、吸気リ
リーフ弁を面記第1の過給機のみを作動させる低流量領
域においてスロットル弁下流の負圧で開くとともに、第
2の過給機を作動させる高流量領域において両過給機下
流の吸気管内圧力を吸気リリーフ弁の閉弁方向に作用さ
せる吸気リリーフ弁開閉手段とを設けたものである。
(作用) 第1の過給機は少なくともエンジンが低流量領域にある
ときに作動し、また、第2の過給機はエンジンが高流量
領域にあるときに作動する。そして、この第2の過給機
を作動さける所定領域では、吸気カット弁が開かれて、
第2の過給機による過給が行われる。また、第1の過給
機のみを作動させる低流量領域においては、スロットル
弁下流の負圧によって吸気リリーフ弁が開かれる。一方
、第2の過給機を作動させる高流量領域においては、両
過給機下流の吸気管内圧力が吸気リリーフ弁を閉じる方
向に作用し、過給圧によって吸気リリーフ弁を開くのを
防ぐ。
(実施N) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の全体システム図である。
この実、泡例において、エンジンJOJはレシプロの2
気筒エンジンであって、排気通路202゜203は各気
筒に対応して互いに独立して設けられている。そして、
それら二つの排気通路202゜203の一方にはプライ
マリターボ過給機104のタービン105が、また、他
方にはセカンダリターボ過給機106のタービン107
がそれぞれ配設されている。二つの排気通路102,1
03は、両タービン105.107の下流において、−
本に合流し、図示しないサイレンサに接続される。
また、吸気通路+09は図示しないエアクリーナの下流
で二つに分かれ、その第1の分岐通路IIOの途中には
プライマリターボ過給機104のブロア111が、また
、第2の分岐通路+12の途中にはセカンダリターボ過
給機106のブロア113が配設されている。これら分
岐通路110゜112は、分岐部において互いに対向し
、両側に略−直線に延びるよう形成されている。また、
二つの分岐通路+1.0.112は各ブロアIII、1
13の下流で再び合流する。そして、再び−本になった
吸気通路109にはインタークーラII4が配設され、
その下流にはサージタンク115が、また、インターク
ーラ114とサージタンク+15の間に位置してスロッ
トル弁+16が配設されている。また、吸気通路!09
の下流端は分岐してエンジン101の各気筒に対応した
二つの独立吸気通路117,118となり、図示しない
各吸気ボート?こ接続されている。そして、これら品独
立吸気通路117,118にはそれぞれ燃料噴射弁11
9.120が配設されている。
吸気通路109の上流側には、上記第1および第2の分
岐通路110,112の分岐部上流に位置して、吸入空
気量を検出するエアフローメータ121が設けられてい
る。
二つの排気通路102.103は、プライマリおよびセ
カンダリの両ターボ過給機104,105の上流におい
て、比較的小径の連通路+22によって互いに連通され
ている。そして、セカンダリ側のタービン+07が配設
された排気通路103には、上記連通路+22の開口位
置直下流に排気カット弁123が設けられている。また
、上記連通路!22の途中から延びてタービン105゜
107下流の合流排気通路124に連通ずるバイパス通
路125が形成され、該バイパス通路125には、ダイ
アフラム式のアクチュエータ126にリンク結合された
ウェストゲート弁127か配設されている。そして、上
記バイパス通路125のウェストゲート弁127上流部
分とセカンダリ側タービン107につながる排気通路1
03の排気カット弁123下流とを連通させる洩らし通
路128が形成され、該洩らし通路+28には、ダイア
フラム式のアクチュエータ129にリンク連結された排
気洩らし弁130が設けられている。
排気カプト弁!23はダイアフラム式のアクチュエータ
!31にリンク連結されている。一方、セカンダリター
ボ過給機+06のブロアII3が配設された分岐通路1
12には、ブロア113下流に吸気カット弁132が配
設されている。この吸気カット弁132はバタフライ弁
で構成され、やはりダイアフラム式のアクチュエータ[
33にリンク結合されている。また、同セカンダリ側の
同分岐通路112には、ブロア113をバイパスするよ
うにリリーフ通路134が形成され、該リリーフ通路+
34にはダイアフラム式の吸気リリーフ弁135が配設
されている。
排気洩らし弁130を操作する前記アクチュエータ12
9の圧力室は、導管136を介して、プライマリターボ
過給機104のブロアIIIが配設された分岐通路+1
0のブロア113流側に連通されている。このブロア1
13下流の圧力が所定値以上となったとき、アクチュエ
ータ129が作動して排気洩らし弁130が開き、それ
によって、排気カット弁123が閉じているときに少量
の排気ガスがバイパス通路128を流れてセカンダリ側
のタービン107に供給される。したがって、セカンダ
リターボ過給機106は、排気力1ト弁123が開く前
に予め回転を開始する。この間、後述のように吸気リリ
ーフ弁が開かれていることにより、セカンダリターボ過
給機+06の回転は上がり、排気カット弁が開いたとき
の過渡応答性が向上し、トルクショックが緩和される。
吸気カプト弁132を操作する前記アクチュエータ13
3の圧力室は、導管137により電磁ソレノイド式三方
弁夏38の出力ボートに接続されている。また、排気カ
ット弁123を操作する前記アクチュエータ131は、
導管139により電磁ソレノイド式の別の三方弁+40
の出力ボートに接続されている。さらに、吸気リリーフ
弁I35を操作するアクチュエータ141の圧力室は、
導管142により電磁ソレノイド式の別の三方弁143
の出力ボートに接続されている。吸気リリーフ弁135
は、後述のように、排気カット弁123および吸気カッ
ト弁+32が開く前の所定の時期までリリーフ通路13
4を開いておく。そして、それにより、洩らし通路12
8を流れる排気ガスによってセカンダリターボ過給@1
06が予回転する際に、吸気カプト弁+32上流の圧力
が上昇してサージング領域に入るのを抑え、また、ブロ
ア113の回転を上げさせる。また、減速時には吸気リ
リーフ弁135を開くようにし、それによって、スロッ
トル弁上流の過給圧を逃がし、サージング領域に入るの
を防ぐ。
ウェストゲート弁127を操作する前記アクチュエータ
126は、導管144により電磁ソレノイド式の別の三
方弁+45の出力ボートに接続されている。
上記4個の電磁ソレノイド式三方弁138,140.1
43,145は、マイクロコンピュータを利用して構成
されたコントロールユニット146によって制御される
。コントロールユニット146にはエンジン回転数R1
吸入空気IQのほか、スロットル開度TVO,プライマ
リ側ブロアI11下流の過給圧Pl等が人力され、それ
らに基づいて後述のような制御が行われる。
吸気カット弁132制御用の上記電磁ソレノイド式三方
弁138の一方の入力ボートは、導管147を介して負
圧タンク148に接続され、他方の入力ボートは導管1
49を介して後述の差圧検出弁150の出力ボート17
0に接続されている。
負圧タンク148には、スロットル弁+16下流の吸気
負圧がチエツク弁!51を介して導入されている。また
、排気カプト弁制御用の前記三方弁140の一方の入力
ボートは大気に解放されており、他方の入力ボートは、
導管152を介して、前記負圧タンク+48に接続され
た前記導管!47に接続されている。一方、吸気リリー
フ弁135制御用の三方弁143の一方の入力ボートは
前記負圧タンク148に接続され、他方の入力ボートは
導管153を介してスロットル弁+16下流に接続され
ている。また、ウェストゲート弁127制御用の三方弁
145の一方の入力ボートは大気に解放されており、他
方の入力ボートは、導管154によって、プライマリ側
のブロア111下流側に連通ずる前記導管+36に接続
されている。
第2図に示すように、上記差圧検出弁150は、そのケ
ーシング161内が第1および第2の二つのダイアフラ
ム162.163によって三つの室164.165,1
66に区画されている。そして、その一端側の第!の室
164には、第1の入力ボート167が開口され、また
、ケーシング161端部内面と第1のダイアフラム16
2との間に圧縮スプリング168が配設されている。ま
た、真中の第2の室165には第2の入力ボート169
が開口され、他端側の第3の室166には、ケーシング
161端壁部中央に出力ボート170が、また、側壁部
に大気解放ボート171が開口されている。そして、第
!のダイアフラム162には、第2のダイアフラム!6
3を貫通し第3の室166の上記出力ボート!70に向
けて延びる弁体172が固設されている。
第1の人力ボート+67は、導管173によって、第1
図に示すように吸気カット弁132の下流側に接続され
、プライマリ側ブロアIl!下流側の過給圧P1を上記
第1の室164に導入する。
また、第2の入力ボート169は、導管174によって
吸気カプト弁132上流に接続され、したがって、吸気
カット弁132が閉じているときの吸気カット弁132
上流側の圧力P2を導入するようになっている。この両
人力ボート1.67.169から導入される圧力PI、
P2の差が所定値以上のときは、弁体172が出力ボー
ト170を開く。この出力ボート!70は、導管149
を介して、吸気カプト弁132制御用の三方弁13gの
入力ボートの一つに接続されている。したがって、該三
方弁+38が吸気カプト弁132操作用のアクチュエー
タ133の圧力室につながる導管+37を差圧検出弁1
50の出力ボートにつながる上記導管149に連通させ
ている状態で、差圧P2−PIが所定値よりら大きくな
ると、該アクチュエータ133には大気が導入され、吸
気カプト弁132が開かれる。また、三方弁138がア
クチュエータ133側の前記導管137を負圧タンク1
48につながる導管147に連通させたときには、該ア
クチュエータ133に負圧が供給され、吸気カプト弁1
32が強制的に閉じられる。
一方、排気カット弁123は、排気カット弁123制御
用の三方弁140が排気カット弁1.23操作用アクチ
ュエータ13!の圧力室につながる導管!39を負圧タ
ンク14B側の前記導管152に連通させたとき、該ア
クチュエータに負圧が供給されることによって閉じられ
る。また、三方弁140が出力側の前記導管139を大
気に解放すると、排気カット弁+23は開かれ、セカン
ダリターボ過給機106による過給が行われる。
また、吸気リリーフ弁135は、吸気リリーフ弁135
制御用の三方弁143がアクチュエータ141の圧力室
につながる導管14.2を負圧タンク148側に連通さ
せたとき、E記アクチュエータ141に負圧が作用して
開かれる。負圧タンク148にはスロットル弁116下
流に発生ずる負圧がチエツク弁+51を介して蓄圧され
るため、高負荷領域においても吸気リリーフ弁135の
開作動が確実に行われる。また、三方弁143がアクチ
ュエータ141につながる上記導管I・12をスロット
ル弁116下流側につながる上記導管153に連通させ
たとき、吸気リリーフ弁135はスプリング力によって
閉作動する。その際、アクチュエータI41の圧力室に
作用する過給機下流の吸気管内圧によって吸気リリーフ
弁135が閉弁方向に付勢される。したがって、吸気リ
リーフ弁135はスプリング力とこの吸気管内圧Iこよ
る付勢力によって確実ζこ閉じられる。また、減速時に
おいてはスロットル弁116下流が負圧となって、これ
が吸気リリーフ弁135のアクチュエータ141に作用
するため、吸気リリーフ弁f35が応答良く開かれる。
これにより、減速時に全閉したスロットル弁+16上流
の過給圧は逃がされサージングの発生が防止される。
第3図は、定常運転時における吸気カット弁I32、排
気カプト弁I23.吸気リリーフ弁135およびウェス
トゲート弁+27の開閉状態を、排気洩らし弁130の
開閉状態とともに示す制御マツプである。このマツプは
コントロールユニット146内に格納されており、これ
をベースに上記4個の電磁ソレノイド式三方弁138,
1.40゜143.145の制御が行われる。
エンジン回転数Rが低く、あるいは吸入空気量Qが少な
い領域においては、吸気リリーフ135は開かれており
、排気洩らし弁130が開くことによってセカンダリタ
ーボ過給機106の予回転が行われる。そして、エンジ
ン回転数がR2あるいは吸入空気量がQ2のラインに達
すると、吸気リリーフ弁+35は閉じられ、その後、排
気カット弁123が開くまでの間、セカンダリ側ブロア
113下流の圧力が上昇する。そして、Q 4− R4
のラインに達すると排気カット弁123が開き、次いで
、Q6−R6ラインに達して吸気カッ)・弁132が開
くことによりセカンダリターボ過給機I06による過給
が始まり、このQ6−116ラインを境にプライマリと
セカンダリの両過給機による過給領域に入る。
吸気カット弁f32.排気カット弁123および吸気リ
リーフ弁135は、高流量側から低流量側へは若干のヒ
ステリシスをもって、すなわち、第3図に破線で示すQ
5−R5,Q3−R3,Ql−R1の各ラインで切り換
わる。
なお、これら各ラインの折れた部分は、所謂ノーロード
ラインもしくはロードロードライン上にある。
ウェストゲート弁127は、エンノン回転数Rおよびス
ロットル開度TVOが所定値以上でかつプライマリ側プ
ロア下流の過給圧PIが所定値以上となったとき開かれ
る。
第4図および第5図は、この実施例における吸気カット
弁123.排気カット弁+32および吸気リリーフ弁1
35の上記制御を実行するフローチャートである。なお
、Sは各ステップを示す。
また、Fはフラグであって、このフラグの状態(F1〜
6)が意味するところは、第3図に示すとおりであり、
それぞれ、前回の移行が、それぞれ、Q I l? l
ラインの高流量側から低流量側への移行である(F=1
)、Q2−R2ラインの低流量側から高流量側への移行
である(F=2)、Q3R3ラインの高流量側から低流
量側への移行である(F=3)、Ql−R4ラインの低
流量側から高流量側への移行である(F=4)、Q5−
r(5ラインの高流量側から低流量側への移行である(
F=5)、Q6−R6ラインの低流量側から高流量側へ
の移行である(F=6)、という各状態に対応する。以
下、ステップを追って説明する。
まず、第4図において、スタートし、Slでイニシャラ
イズ(初期化)を行う。このとき、フラグはlとする。
つぎに、S2で、吸入空気IQとエンジン回転数Rとを
入力する。そして、S3でマツプ値Q!〜Q6.R1−
R6を読み出す。
つぎにS4でフラグFがIであるかどうか、つまり、前
回の移行がQ l −RIラインの高流量側から低流量
側への移行であったかどうかを見る。
なお、当初はF=1であり、したがって、この判定はY
ESとなる。
そして、F=1であれば、つぎに、S5へ行って、今回
QがQ2より大きいかどうかを判定し、NOであれば、
つぎに、S6で今回RがR2より大きいかどうかを見る
。そして、S5でYESあるいはS6でYESであれば
、S7へ行ってフラグFを2にセットし、S8で吸気リ
リーフ弁を閉じる制御をする(アクチュエータに正圧を
導入する)。また、S5およびS6の判定がいずれもN
Oであれば、そのままリターンする。
S4での判定がNoであるときは、S9へ行って、フラ
グFが偶数であるかどうか、つまり、前回の移行が低流
量側から高流儀側へのいずれかのラインでの移行があっ
たかどうかを見る。
そして、S9でYESのときは、sioへ行き、F=2
かどうか、つまり、前回の移行がQl−R2ラインの低
流量側から高流量側への移行であったかどうかを判定し
、F=2であれば、Sllへ行く。
Sllでは、今回QがQ4より大きいかどうかを判定し
、NOであれば、つぎに、S12で今回R71(R4よ
り大きいかどうかを見る。そして、S11あるいはS+
2のいずれかがYESであるときは、S13へ行ってフ
ラグFを4に設定し、S14で排気カット弁を開く制御
を行う(アクチュエータに負圧を導入する)。
また、S11およびS12のいずれの判定もNOである
ときは、S15へ行って、今回QがQlより小さいかど
うかを見る。
S 1.5でYESであれば、S+6で今回Rh< R
■より小さいかどうかを見る。そして、YESであれば
、Sl7へ行ってフラグFを!に設定し、S18で吸気
リリーフ弁を開く制御をする(アクチュエータに負圧を
導入する)。また、S15およびS16の判定がいずれ
もNOであるときは、そのままリターンする。
SIOの判定がNOのときは、S19へ行って、フラグ
Fが4であるかどうか、つまり、前回の移行がQ4−R
4ラインの低流量側から高流量側への移行であったかど
うかを判定する。
S19でYESであれば、S20で今回QがQ6より大
きいかどうかを見て、NOであれば、つぎに、S21で
今回RがR6より大きいかどうかを見る。そして、S2
0あるいはS21のいずれかでYESであれば、S22
へ行って7ラグFを6にセットし、S23で吸気カット
弁を開く制御をする(アクチュエータを差圧検出弁側に
連通させる)。
また、S21でNOであれば、S24へ行き、QがQ3
より小さいかどうかを判定し、YESであれば、S25
でR7>(R3より小さいかどうかを判定する。そして
、S25でYESであれば、826へ行ってフラグFを
3にセットし、S27で排気カット弁を閉じる制御をす
る(アクチュエータに大気を導入する)。
S19の判定でNOのときは、F=6、つまり前回の移
行が06−R6ラインの低流量側から高流量側への移行
であるということであって、このときは、S28へ行っ
て今回QがQ5より小さいかどうかを判定し、YESで
あれば、ついで、S29で今回RがR5より小さいかど
うかを判定する。そして、YESであれば、S30へ行
って、フラグFを5に設定し、S31で吸気カット弁を
閉じる制御をする(アクチュエータに負圧を導入する)
。また、S28あるいはS29のいずれかでNoのとき
は、そのままリターンする。
つぎに、S9の判定でNOのときのフローを第5図で説
明する。
S9でNoのときは、S41へ行ってフラグFが3かど
うか、つまり、前回の移行がQ 3− R3ラインの高
流量側から低流量側への移行であったかどうかを判定す
る。そして、YESであれば、ついで、S42で今回Q
fJ<Qlより小さいかどうかを判定し、YESであれ
ば、S43で今回RがR1より小さいかどうかを判定す
る。そして、YESであれば、S44へ行ってフラグF
を1に設定し、ついで、S45で排気カット弁を開く制
御をする。
S42あるいは84.3のいずれかでNoであれば、S
46へ行き、QがQ4より大きいかどうかを見て、NO
であれば、S47でRh<R4より大きいかどうかを判
定する。そして、S46あるいはS47のいずれかでY
ESであれば、548に行ってフラグFを4に設定し、
ついで、S49で排気カット弁を開く制御をする。また
、S47でNoであればそのままリターンする。
S4.1でNoのときは、F=5ということであって、
このときはS50へ行ってQh(Q3より小さいかどう
かを判定し、YESであれば、S5]でRがR3より小
さいかどうかを判定する。そして、S51でYESであ
れば、S52でフラグFを3に設定し、ついで、S53
で排気カット弁を閉じる制御をする。
S50あるいはS51のいずれかでNoであれば、S5
4へ行ってQがQ6より大きいかどうかを判定し、NO
であれば、ついで、S55でRがR6より大きいかどう
かを見る。そして、S54あるいはS55のいずれかで
YESであれば、S56へ行ってフラグFを6に設定し
、ついで、S57で吸気カット弁を開く制御をする。
また、S55でNOのときはそのままリターンする。
なお、上記実施例においては、吸気リリーフ弁を開作動
させる際、そのアクチュエータにスロットル弁下流の吸
気管内圧を作用させるようにしているが、吸気リリーフ
弁開作動のためにアクチュエータにスロットル弁上流の
圧力を作用させるようにすることもできる。
(発明の効果) 本発明は以上のように構成されているので、シケーンシ
ャルターボにおいて、低流量側の過給機のみを作動させ
る領域において吸気リリーフ弁を確実に開作動させると
ともに、高流量側の過給機を作動させる領域において過
給圧により吸気リリーフ弁が開くのを確実に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体システム図、第2図は
同実施例における差圧検出弁の断面図、第3図は同実施
例の制御特性図、第4図および第5図は同実施例の制御
を実行するフローチャートである。 101:エンジン、I04ニブライマリターボ過給機、
106:セカンダリターボ過給機、116=スロツトル
弁、132:吸気カット弁、R35:吸気リリーフ弁、
141:アクチュエータ、143:三方弁、146:コ
ントロールユニット、148:負圧タンク。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも吸入空気量の低流量側で作動させる第
    1の過給機と高流量側で作動させる第2の過給機とを並
    列に配設した過給機付エンジンにおいて、前記第2の過
    給機のブロアが介設される吸気通路を開閉する吸気カッ
    ト弁と、該吸気カット弁の上流側圧力を逃がす吸気リリ
    ーフ弁と、該吸気リリーフ弁を前記第1の過給機のみを
    作動させる低流量領域においてスロットル弁下流の負圧
    で開くとともに、前記第2の過給機を作動させる高流量
    領域において両過給機下流の吸気管内圧力を該吸気リリ
    ーフ弁の閉弁方向に作用させる吸気リリーフ弁開閉手段
    とを設けたことを特徴とする過給機付エンジンの制御装
    置。
JP1022122A 1989-01-30 1989-01-30 過給機付エンジンの制御装置 Pending JPH02201023A (ja)

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