JPH02200217A - フック挿着方法およびフック挿着装置 - Google Patents

フック挿着方法およびフック挿着装置

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JPH02200217A
JPH02200217A JP1766389A JP1766389A JPH02200217A JP H02200217 A JPH02200217 A JP H02200217A JP 1766389 A JP1766389 A JP 1766389A JP 1766389 A JP1766389 A JP 1766389A JP H02200217 A JPH02200217 A JP H02200217A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は合成樹脂製フックを台紙に挿着する方法および
装置に係り、特に意匠登録第731693号、実願昭6
0−20418号に係るフックを台紙に挿着する方法お
よび装置ならびにフックを自動挿着するとともに、フッ
クの挿着された台紙を自動的に集積搬出する装置に関す
る。
〔従来技術および発明の解決しようとする課題〕靴下や
手袋といった衣料小物品は、第15図に示されるように
、ビニール袋やナイロン袋2に収容されるとともに、袋
開口部に取付られた台紙付フック4によってバー9に引
っ掛けた状態で店頭に陳列されるようになっている。
この台紙付フック4は、第16図に示されるように1台
紙5に合成樹脂製のフック7が挿着された構造となって
いる0台紙5には、開孔6が形成されており、フック7
の雛型の挿入部8を開孔6に挿入して、両者5,7が連
結一体化されるようになっている。
第17図(、)は、フック7が装着された状態の台紙の
開孔周辺部の断面図であり、第17図(b)はフック7
を装着する様子を示す図である。
そしてフック7を台紙5に挿着するには、まず第17図
(b)矢印Aに示されるように、フックの雛型挿入部8
を開孔6内にスライド挿入し、仮想線で示される位置と
する。さらに第17図(b)矢印Bに示されるように、
フック7を回動して後端突起8aを開孔6内に押し込み
、矢印Cのようにフック7を後方にスライドさせて、後
端突起8aを開孔周縁部6aに係合させる。すると第1
7図(a)に示されるように、フック付け根部に形成さ
れている段差部7aが開孔周縁部6bに当接し、フック
7は開孔周縁部6a、6bによって前後方向に位置決め
されるとともに、雛型挿入部8および後端突起8aによ
って抜け止めされるようになっている。
しかしフック7を台紙の開孔6に挿着するには、第17
図(b)矢印A−+B−+Cにように、フック7を複雑
に動かさねばならず、フックの挿着作業が非常に面倒で
あるという問題があった。
このような問題点に鑑みて、第18図に示されるような
フック10が開発された。これは意匠登録第73169
3号、実願昭60−20418号に係るフックで、台紙
12への挿着部として、対のファスナー14を突出形成
したもので、台紙12の開孔13にファスナー14を挿
入するだけでよいというものである。
ファスナー14は、尖頭形状の中央突出部15と、この
中央突出部15の両側に形成されている翼状の一対のフ
ィン16とから構成されている。
またフィン16の付け根には薄肉部17が形成されてお
り、台紙の開孔13にファスナー14を挿入する際に、
フィン16が開孔13の周縁部に押圧されて弾性変形す
るので、開孔周縁部をいためることなく開孔13内にス
ムーズに挿入でき、開孔13挿通後のファスナー14は
、フィン16が復元して抜け止め部材として機能するよ
うになっている。
しかし前記したファスナー14を台紙12の開孔13に
ゆっくりと挿入する場合には問題ないが、素早く挿入し
た場合には、フィン16が開孔周縁部を破損し、挿着し
たフック10が抜け落ちるおそれがあるという問題があ
った。
本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、
その目的は、フックを簡単にかつ確実に台紙に挿着する
ことのできる方法および装置、ならびにフックを自動挿
着するとともに、フック付き台紙を自動的に集積搬出す
ることのできる装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、δ1!求項(1)のフック
挿着方法においては1合成樹脂製のフック本体に一体に
形成された抜止部材としてのファスナーを台紙に形成さ
れた開孔部に挿着して、台紙とファスナーとを連結一体
化するフック挿着方法において、前記ファスナーは、尖
頭形状の中央突出部と、この中央突出部の両側に形成さ
れた翼状の一対のフィンとからなるとともに、フィンの
付け根には薄肉部が形成されて、フィンに巾方向内側の
外力が作用すると、フィンが中央突出部に接近するよう
に弾性変形し、ファスナーが台紙の開孔部に略整合する
横断面形状となる構造とされ、このファスナーを台紙の
開孔部に略垂直方向に挿入するフック挿着方法であって
、台紙の裏側にファスナーを弾性変形させるファスナー
ガイドを配置し、ファスナーのフィンを弾性変形させつ
つファスナーを台紙の開孔部に挿通させるようにしたも
のである。
また請求項(2)のフック挿着装置においては。
合成樹脂製のフック本体に一体に形成された抜け止め部
材としてのファスナーを台紙に形成された開孔部に挿着
して、台紙とフックとを連結一体化するフック挿着装置
において、前記ファスナーは。
尖頭形状の中央突出部と、この中央突出部の両側に形成
された翼形状の一対のフィンとからなり、フィンの付け
根には薄肉部が形成されて、フィンに巾方向内側の外力
が作用すると、フィンが中央突出部に接近するように弾
性変形し、ファスナーが台紙の開孔部に略整合する横断
面形状となる構造とされ、このファスナーを台紙の開孔
部に略垂直方向に挿入するフック挿着装置であって、フ
ックを挿着するべく支持された台紙の裏側には、ファス
ナーを台紙の開孔部に挿通させる際に、ファスナーのフ
ィンを弾性変形させるファスナーガイドを配置するよう
にしたものである。
なお前記フックのフィン付け根位置に形成されている薄
肉部を、一対のフィンが同一側に弾性変形するように、
フィンの軸心に対し偏心した位置に形成するようにして
もよい。
また請求項(4)のフックの自動挿着集積搬出装置にお
いては、フック本体の下端部に請求項(1)に記載した
フックが複数個直列状態に一体成形されてなるフック連
続体を積層状態に収容し、この積層されたフック連続体
群からフック連続体の一個づつを搬送コンベアによって
搬送するフック連続体搬送機構と、前記搬送コンベアに
より搬送されてきたフック連続体をクランプしてフック
連続体からフックを切り離す切断機構と、前記切断機構
によって切り離されたフックをクランプするとともに、
フック本体に突出形成されているファスナーを台紙に形
成されている開孔部に突押挿入してフックを台紙に挿着
するフック究理機楕と。
フック挿着用の開孔部の形成されている台紙を集積状態
に収容し、この集積された台紙群がら台紙の一枚づつを
台紙落下ガイドによって搬送する台紙搬送機構と、前記
台紙落下ガイドの台紙搬送路途中に設けられ、搬送され
てきた台紙を前記フック突押機構のファスナー突押位置
に対峙させて支持する台紙支持機構と、前記台紙支持機
構にょって支持された台紙の裏側に配置され、前記フッ
ク突押機構によって台紙開孔部に挿入されるファスナー
をガイドして、ファスナーのフィンを台紙開孔部形状に
略倣った外形に弾性変形させるファスナーガイド機構と
、フックの挿着された台紙をフック挿着位置において折
り曲げるとともに、所定個数毎に集積し、搬出するフッ
ク付台紙集積搬出機構と、を備えるようにしたものであ
る。
(作用〕 請求項(1)、(2)の方法および装置では、フックの
ファスナーが台紙の開孔部に略整合する横断面形状とさ
れた状態で開孔部に挿通されるので、開孔周縁部を破壊
することなく台紙にフックを挿着できる。
請求項(4)の装置では、フックおよび台紙の供給、フ
ックの台紙への挿着、フックの挿着されたフック付台紙
の折曲げ、集積および搬出のすべてを自動的に行う。
C実施例〕 次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すもので、第1
図はフック挿着装置の概要を示す要部斜視図、第2図は
フックのファスナーの拡大斜視図、第3図はフックを台
紙に挿着した状態の断面図。
第4図は第3図に示す線IV −IVに沿う断面図、第
5図はフックのファスナーが弾性変形する様子を説明す
る説明図、第6図および第7図はフックが台紙に挿着さ
れる様子を説明する説明図である。
これらの図において、符号20はフックであり、フック
本体22の下端部に水平延出部23が形成され、この水
平延出部23の下面に一対のファスナー24が突出され
た構造となっている。
ファスナー24は、尖頭形状の中央突出部25と、この
中央突出部25の両側に形成されている三角翼形状の一
対のフィン26とから構成されている。中央突出部25
は、第4図に示されるように、横断面手内部25aの巾
方向中央部に立u、25bが突出形成された断面形状と
されている。またフィン26の付け根には薄肉部26a
が形成され、フィンの外側縁には尖頭細身円錐体形状の
揺動部26bが形成された構造となっている。また薄肉
部26aは、揺動部26bの軸心26c位置から第4図
下方にオフセットした位置に形成されている。そしてフ
ィン26に巾方向内側に向かう外力P(第4図参照)が
作用すると、第5図に示されるように、揺動部26bが
中央突出部25の立壁25bに接近する方向に弾性変形
して、後述する台紙30の開孔32に略整合する横断面
形状となるようになっている。
符号310はフック究理プッシャーで、フック20はプ
ッシャー310に形成された所定のフック収容部312
に収容された状態で、このプッシャー310によって前
方に突押しされるようになっている。
符号30は矩形状の台紙であり、長手方向中央部には一
対の開孔32が形成されており、この開孔32にフック
20のファスナー24が挿通されて、台紙32にフック
20が挿着されるようになっている。なお第1図符号り
はフック20の挿着された台紙30の折り曲げ位置であ
る。第6図において、符号432,434は台紙30の
左右両側縁部を支持するガイドである枠部材である。
符号28は、台紙30を隔てて、台紙の開孔32に対応
する位置に配置された櫛歯状のファスナーガイドである
。そしてファスナーガイド28を構成する各ガイド片2
8a〜28c間の間隔d工は、ファスナー24の巾d(
第2図参照)より小さくされており、ファスナー24が
第7図に示されるように9台紙30の開孔32を通って
このガイド片28a〜2ac間に挿通されると、フィン
26の外側縁に巾方向内側に向かう外力が作用し、フィ
ンの揺動部26bが第4図矢印り方向にal#lし、台
紙30の開孔32の周縁部を破壊することなく、ファス
ナー24を開孔32に挿通させることができる。またフ
ァスナー24が開孔32に挿通された後は、ファスナー
ガイド28が台紙3゜から離間されるので、フィン26
の拘束がなくなってファスナー24は元の拡開状態に戻
り、抜け止め部材として機能するようになっている。
このように本実施例方法によれば、フック20を台紙3
0の開孔32に挿着する際に、ファスナー24のフィン
26を巾方向内側に弾性変形させつつ、ファスナー24
を開孔32に挿通するようになっているので、ファスナ
ー24の横断面形状が開孔32の形状に略等しい形状と
されて押し込まれることとなり、開孔32の周縁部を破
壊することなくスムーズに挿通することができる。この
ためフック20の台紙30へのスムーズな挿着が可能で
あるとともに、挿着後のフック20が台紙30から脱落
するという不具合も全くない。
第8図は、フックを台紙に自動的に挿着し、さらにフッ
クの挿着された台紙を所定個数集積した状態で自動的に
搬出するフックの自動挿着集積搬出装置の全体概要を示
す斜視図、第9図はフック連続体の斜視図、第10図〜
第14図はフックの自動挿着集積搬出装置を構成する各
機構を示す図である。
これらの図において、フックの自動挿着集積搬出装置は
、複数個のフック20が直列に一体成形されているフッ
ク連続体Wを搬送するフック連続体搬送機構100と、
この搬送機構100によって搬送されてきたフック連続
体Wからフック20を切断分離する切断機@200と、
切断機構200により切り離されたフック20をクラン
プして台紙30の開孔32にファスナー24を突押挿入
するフック突押機構300と1台紙30を台紙落下ガイ
ド430を介して搬送する台紙搬送機構400と、前記
台紙落下ガイド途中に設けられ、落下ガイド430によ
って搬送されてきた台紙30を前記フック突押機構30
0のフック突押位置に支持する台紙支持機構500と、
台紙支持機構500によって支持された台紙30の裏側
に配置され、前記フック突押機構300によって台紙3
0の開孔32に挿入されるフックのファスナー24をガ
イドして、開孔32に倣った形状に弾性変形させるファ
スナーガイド機構600と、前記台紙落下ガイド430
の下端部に設けられ、フック20の挿着された台紙30
をフック挿着位置において折り曲げるとともに、所定個
数ごとに集積搬出するフック付台紙集積搬出機構700
とから構成されている。
フック連続体搬送機構100の詳細は、第8図。
第10図および第11図に示されている。これらの図に
おいて、符号110は上下方向に延びるフックカセット
で、ここには50本のフック連続体Wを積層状態に収容
できるようになっている。フック連続体Wは、第9図に
示されるように、10個のフック20が直列に接続され
た一体成形体であり9個々のフック20.20間にはく
びれ部21が形成されており、このくびれ部21は、手
で簡単に引きちぎることができる程度の強度である。
フックカセット110の下端部には、フック連続体Wの
厚さ相当の隙間を隔ててスライドガイドプレート120
が配置されており、このスライドガイドプレート120
上には、フックカセット110の下端部を横切ってプレ
ート120を前後摺動動作できるブツシャ130が配設
されている。符号132はブツシャ130を駆動させる
ためのシリンダ機構で、ブツシャ130がフックカセッ
ト内最下端位置のフック連続体Wを究理して、搬送コン
ベア140の走行ベルト142上に押し出すようになっ
ている。なお符号115はフックカセット110下端部
のフック押出口の隙間調整部材である。
搬送コンベア140はブツシャ130の移動方向と直交
する方向に延びて、第11図に示されるように、第2.
第3の搬送コンベア150,160に接続されている。
搬送コンベア150,160間上方位置には、搬送され
てきたフック連続体Wを切断するフック連続体切断機構
200が配置されている。フック連続体切断機構200
は、搬送コンベア150,160と協働してフックを押
圧するフック押え210,220と、このフック押え2
10,220間に位置し、クランプされたフック連続体
Wをくびれ部21位置において切断してフックを分離す
るカッター230とから主として構成されている。なお
、搬送コンベア140は定速で走行しているが、第2.
第3の搬送コンベア150,160は切断機1200の
フック切新作用に応じた間欠的走行、即ちフック押え2
10,220がフック連続体Wを押えつけている間は走
行しない状態となっている。また符号240は搬送コン
ベア150,160間に設けられ、カッター230に対
向するダイである。そしてカッター230によって切断
されたフック20は、クランプアーム機構260によっ
てフック突押機構300に送られる。
クランプアーム機構260は、第12図(a)。
(b)、(0)に示されるように、上クランプアーム2
62と下クランプアーム264とからなるリンク構造と
なっている。そして上クランプアーム262は支軸25
0に軸着され、下クランプアーム264は上クランプア
ーム262の支軸250への軸着部近傍に形成された長
孔251にピン256、スライド部材257を介して連
結されている。また下クランプアーム264のL字屈曲
部265は、軸方向前後に摺動可能な外筒272に組付
けられたブラケット252にピン254を介して連結さ
れ、外筒272内には軸回り回動可能な支軸250が挿
通されている。そして支軸250を第12図(a)時計
方向に回動すると、上クランプアーム262が支軸25
0と一体に時計方向に回動するとともに、下クランプア
ーム264がピン254回りに反時計方向に回動して、
フック20のフック本体22頭部をクランプする(第1
2図(0)参照)、逆に支軸250を反時計方向に回動
すると、上下のクランプアーム262゜264が互いに
離間する方向に回動する。そしてクランプアーム機構2
60は、外筒272に組付けられて軸方向前後(第12
図(b)矢印方向)に一体に摺動でき、フック20を第
12図(C)20A位置から20B位置まで移動させる
ようになっている。
フック突押機構300は、第1図、第12図(a)、(
c)および第13図に示されるように。
フック収容部312の形成されたフック究理プッシャー
310と、フック20の収容部312からの脱落を防ぐ
ガイド部材320とから構成されている。即ち、フック
究理プッシャー310には、前後方向に延びる溝311
が形成されており、この溝311内にクランプアーム機
構260の下クランプアーム264が入り込むので、ク
ランプアーム機構260とプッシャー310とを干渉さ
せることなく、クランプアーム262,264によって
クランプされたフック20をプッシャー310に移行さ
せることができる。
フック究理プッシャー310は、当初第12図(a)符
号310Aで示されるように、クランプアーム機構26
0の下方に位置している。プッシャー310は、ロッド
314に支持され、このロッド314はピン330回り
に上下に揺動できるとともに、ロッド前後方向に摺動動
作できるようになっている。そしてフック20がクラン
プアーム機構260によって運ばれてくると、プッシャ
ー310は第12図(a)符号310A位置から反時計
方向に揺動しながら上昇し、上端面がガイド部材320
に接近した符号310Bで示される位置となる。すると
フック20は、クランプアーム機構260によるクラン
プから開放され、プッシャー310のフック収容部31
2に収容されるとともに、ガイド部材320によって上
下方向に拘束された状態となる。この状態からプッシャ
ー310はガイド部材320に沿って符号310C位置
まで前進し、後述する台紙支持機構500に支持されて
いる台紙30の開孔32内にフックのファスナー24を
挿通する。
台紙搬送機構400の詳細は、第13図(a)。
(b)に示されている。符号410は台紙マガジンであ
り、この中に開孔32の形成された台紙30が集積状態
に収容されており、収容した台紙30は一枚づつ台紙落
下ガイド430を介して下方所定位置まで搬送されるよ
うになっている0台紙マガジン410は一度に数百枚の
台紙30を収容できる大きさで、斜め下向きに配設され
ている。
台紙マガジン410の前端開口側には、真空吸着式台紙
投入アーム機構420が設けられており。
揺動アーム422に設けられた真空吸着部424が台紙
30を一枚づつ吸着して揺動し、落下ガイド430の上
方開口部に投下するようになっている、符号440は、
落下ガイド430の上端部に位置し、台紙30を吸着し
て揺動アーム422が落下ガイド430の上方開口部真
上に位置したときに上昇し、台紙30の裏側をガイドす
る台紙投入ガイド部材である。なお台紙投入ガイド部材
440の上下摺動機構は図示しない、落下ガイド430
は1台紙30の左右両側縁部をガイドできる一対の断面
コ字型枠部材432,434 (第6図参照)が上下に
延びた構造で、この落下ガイド430が台紙搬送路43
1を形成しており、台紙30はこの落下ガイド432,
434にガイドされて垂直状態を保ちつつ自重によって
落下搬送され。
落下ガイド430の途中に設けられている台紙支持機構
500に至る。
台紙支持機構500は、第13図(a)に示されるよう
に、フック突押機構300のプッシャー310に対応す
る位置に設けられており、落下ガイド430内に先端部
が突出し、落下ガイド430内を落下搬送される台紙3
0を下方から担持するL字型の台紙担持部材510によ
って構成されている0台紙担持部材510は回動支軸5
20に組付けられており、支軸520の回動動作によっ
て51OAで示す仮想線位置まで揺動でき、台紙30の
担持と開放ができるようになっている。
第13図(a)、(b)に示す符号600は、フック突
押機構300のブツシャ−310の究理方向に対応する
とともに、台紙担持機構500によって担持される台紙
の開孔32に整合する位置に設けられたファスナーガイ
ド機構である。ファスナーガイド機構600は1台紙担
持部材510に担持された台紙30の裏側に配置された
櫛歯状のファスナーガイド28によって構成されており
、ファスナーガイド28の各ガイド片28a、28b、
28c間の隙間は、担持された台紙30の開孔32位置
に整合する位置、換言すればプッシャー310に拘束さ
れて突杆動作するフックのファスナー24の移動路前方
位置にくるように設定されている(第6,7図参照)。
さらにファスナーガイドの各ガイド片28a〜28c間
の隙間の間隔d工は、ファスナー24の巾dより小さく
、ファスナー24のフィン26を弾性変形させるに適切
な大きさとされている。このためフック突押機構300
によりフック20が前進し、台紙支持機構500に支持
された台紙の開孔32にフックのファスナー24が挿入
され始めると、ファスナー24のフィン26がファスナ
ーガイド28によって巾方向内側の外力を受けて、第5
図および第7図に示されるように、フィン26は中央突
出部25bに接近する側に弾性変形する。そして開孔3
2の形状に略等しい外形となり、フィン26はこの弾性
変形状態のまま開孔32内に押し込まれる。
そしてフック20の突杆動作が終了すると、プッシャー
310およびファスナーガイド28が互いに離間する方
向に移動する。なお符号610は、ファスナーガイド2
8を移動させるシリンダ機構である。また台紙30を担
持している台紙担持部材510も、第13図(a)仮想
線に示されるように、ファスナーガイド28の退出動作
に連動して揺動するので、フック20の挿着された台紙
は拘束を解除され、自重によって落下ガイド430にガ
イドされて落下搬送され、台紙集積搬出機構700の所
定の台紙担持面702に当接して静止する。
台紙集積搬出機構700は、第13図(、)および第1
4図に示されている6台紙担持面702に担持された台
紙の裏側にはプッシャー710が、一方、表側には上下
一対の折り畳み搬送コンベア720.730が配設され
ている。フック付台紙30は、プッシャー710の突杆
動作によって開孔部位置を究理され、まずフック20が
上下のコンベア720,730に引き込まれ、続いて台
紙30もコンベア720,730に引き込まれ、二つ折
りにされて搬送される。これまで説明したフック20お
よび台紙30のそれぞれの搬送、台紙30へのフック2
0の挿着は一定速度で連続して行なわれ、折り畳み搬送
コンベア720,730には所定間隔でフック付き台紙
が連続的に送り込まれて搬送されるようになっている。
そしてこの上下の折り畳み用のコンベア720,730
は、段差部740を介して折り畳み用のコンベア720
.730より低速の搬送コンベア750,760に連絡
している。コンベアの接続部である段差部740には、
ガイドプレート742が配置されており、コンベア72
0,730によって搬送されてきたフック付き台紙は、
段差部740において低速の搬送コンベア750,76
0に移行するときに、第14図に示されるように、一部
を重複させた連続状態となり、10個一組みとして搬送
搬出されるようになっている。
このよう本実施例のフックの自動挿着集積搬出装置によ
れば、フック20が台紙30に自動的に挿着されるとと
もに、フックを挿着した台紙が自動的に折畳まれ、かつ
所定個数毎に集積された状態で搬出されるので、従来手
作業で行っていたフックの挿着作業を自動化でき、大巾
のコストの削減が可能となる。ちなみに本実施例装置に
よれば毎分60個のフック付き台紙の搬出が可能である
〔発明の効果〕
以上の説明から明かなように、請求項(1)。
(2)の方法および装置によれば、フックのファスナー
が台紙の開孔部に18整合する横断面形状とされた状態
で開孔部に挿通されるので、開孔周縁部°を破壊するこ
となく台紙にフックを挿着できる。
請求項(4)の装置では、フックおよび台紙の供給、フ
ックの台紙への挿着、フックの挿着されたフック付台紙
の折曲げ、集積および搬出をすべて自動的に行うので、
フック付き台紙の量産ができるという大きな効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はフック挿着装置の概要を示す要部斜視図、第2
図はフックのファスナーの拡大斜視図、第3図はフック
を台紙に挿着した状態の断面図、第4図は第3図に示す
線IV −IVに沿う断面図、第5図はフックのファス
ナーが弾性変形される様子を説明する説明図、第6図お
よび第7図はフックが台紙に挿着される様子を説明する
説明図、第8図は、フックを台紙に自動的に挿着し、さ
らにフックの挿着された台紙を所定個数集積した状態で
自動的に搬出するフックの自動挿着集積搬出装置の全体
概要を示す斜視図、第9図はフック連続体の斜視図、第
10図はフック連続体搬送機構の概要図、第11図はフ
ック連続体搬送機構およびフック切断機構の概要図、第
12図(、)〜(C)はフック切断機構により切断分離
したフックをフック突押機構に移動させるクランプアー
ム機構を示す図、第13図(a)、(b)は台紙搬送機
構、台紙支持機構およびファスナーガイド機構を示す図
、第14図はフック付台紙集積搬出機構の概要図、第1
5図は従来の衣料小物品の陳列状態を説明する説明図、
第16図は従来のフックと台紙の斜視図、第17図(a
)、(b)は従来のフックを台紙に挿着する様子を説明
する説明図、第18図は意匠登録第731693号に係
るフック付台紙の分解斜視図である。 W・・・フック連続体、  20・・・フック、22・
・・フック本L   24・・・ファスナー25・・・
尖頭形状の中央突出部、 26・・・フィン、 26b・・・フィン付け根の薄肉部、 28・・・ファスナーガイド、 28a〜28c・・・ガイド片、 30・・・台紙、   32・・・開孔、100・・・
フック連続体搬送機構、 140.150,160・・・搬送コンベア、200・
・・フック連続体切断機構、 230・・・カッタ。 260・・・クランプアーム機構、 300・・・フック突押機構、 310・・・フック究理ブツシャ、 400・・・台紙搬送機構、 410・・・台紙マガジン、 430・・・台紙落下ガイド、 431・・・台紙搬送路、 500・・・台紙支持機構
、510・・・台紙担持部材、 600・・・ファスナーガイド機構、 700・・・フック付台紙集積搬出機構、720.73
0・・・折畳み搬送コンベア。 特 許 出 願 人グローバルマシナリー(株)代理人
弁理士八  木  秀  人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)合成樹脂製のフック本体に一体に形成された抜止
    部材としてのファスナーを台紙に形成された開孔部に挿
    着して、台紙とフックとを連結一体化するフック挿着方
    法において、前記ファスナーは、尖頭形状の中央突出部
    と、この中央突出部の両側に形成された翼状の一対のフ
    ィンとからなるとともに、フィンの付け根には薄肉部が
    形成されて、フィンに巾方向内側の外力が作用すると、
    フィンが中央突出部に接近するように弾性変形し、ファ
    スナーが台紙の開孔部に略整合する横断面形状となる構
    造とされ、このファスナーを台紙の開孔部に略垂直方向
    に挿入するフック挿着方法であって、台紙の裏側にファ
    スナーを弾性変形させるファスナーガイドを配置し、フ
    ァスナーのフィンを弾性変形させつつファスナーを台紙
    の開孔部に挿通させることを特徴とするフック挿着方法
  2. (2)合成樹脂製のフック本体に一体に形成された抜け
    止め部材としてのファスナーを台紙に形成された開孔部
    に挿着して、台紙とフックとを連結一体化するフック挿
    着装置において、前記ファスナーは、尖頭形状の中央突
    出部と、この中央突出部の両側に形成された翼形状の一
    対のフィンとからなり、フィンの付け根には薄肉部が形
    成されて、フィンに巾方向内側の外力が作用すると、フ
    ィンが中央突出部に接近するように弾性変形し、ファス
    ナーが台紙の開孔部に略整合する横断面形状となる構造
    とされ、このファスナーを台紙の開孔部に略垂直方向に
    挿入するフック挿着装置であって、フックを挿着するべ
    く支持された台紙の裏側には、ファスナーを台紙の開孔
    部に挿通させる際に、ファスナーのフィンを弾性変形さ
    せるファスナーガイドが配置されてなることを特徴とす
    るフック挿着装置。
  3. (3)前記フックのフィン付け根位置に形成されている
    薄肉部は、一対のフィンが同一側に弾性変形するように
    フィンの軸心に対し偏心した位置に形成されていること
    を特徴とする請求項(2)記載のフック挿着装置。
  4. (4)フック本体の下端部に請求項(1)に記載したフ
    ックが複数個直列状態に一体成形されてなるフック連続
    体を積層状態に収容し、この積層されたフック連続体群
    からフック連続体の一個づつを搬送コンベアによって搬
    送するフック連続体搬送機構と、前記搬送コンベアによ
    り搬送されてきたフック連続体をクランプしてフック連
    続体からフックを切り離す切断機構と、前記切断機構に
    よって切り離されたフックをクランプするとともに、フ
    ック本体に突出形成されているファスナーを台紙に形成
    されている開孔部に突押挿入してフックを台紙に挿着す
    るフック突押機構と、フック挿着用の開孔部の形成され
    ている台紙を集積状態に収容し、この集積された台紙群
    から台紙の一枚づつを台紙落下ガイドによって搬送する
    台紙搬送機構と、前記台紙落下ガイドの台紙搬送路途中
    に設けられ、搬送されてきた台紙を前記フック突押機構
    のファスナー突押位置に対峙させて支持する台紙支持機
    構と、前記台紙支持機構によって支持された台紙の裏側
    に配置され、前記フック突押機構によって台紙開孔部に
    挿入されるファスナーをガイドして、ファスナーのフィ
    ンを台紙開孔部形状に略倣った外形に弾性変形させるフ
    ァスナーガイド機構と、フックの挿着された台紙をフッ
    ク挿着位置において折り曲げるとともに、所定個数毎に
    集積し、搬出するフック付台紙集積搬出機構と、を備え
    てなることを特徴とするフックの自動挿着集積搬出装置
JP1766389A 1989-01-30 1989-01-30 フック挿着方法およびフック挿着装置 Granted JPH02200217A (ja)

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