JPH02200137A - 薬剤発散用容器の吸上げ芯材 - Google Patents

薬剤発散用容器の吸上げ芯材

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Publication number
JPH02200137A
JPH02200137A JP1019240A JP1924089A JPH02200137A JP H02200137 A JPH02200137 A JP H02200137A JP 1019240 A JP1019240 A JP 1019240A JP 1924089 A JP1924089 A JP 1924089A JP H02200137 A JPH02200137 A JP H02200137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
thermosetting resin
synthetic resin
resin fiber
aimed
Prior art date
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Pending
Application number
JP1019240A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yada
矢田 英樹
Takashi Tanba
丹波 隆
Toshiro Hashizume
橋詰 敏郎
Koji Asai
耕治 浅井
Norio Fujinaga
藤永 訓男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YONESHIMA FELT SANGYO KK
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
YONESHIMA FELT SANGYO KK
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by YONESHIMA FELT SANGYO KK, Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical YONESHIMA FELT SANGYO KK
Priority to JP1019240A priority Critical patent/JPH02200137A/ja
Publication of JPH02200137A publication Critical patent/JPH02200137A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体薬剤発散用容器の吸上げ芯材に関するもの
である。
前記薬剤としては、主に防虫剤、消臭剤、芳香剤、及び
殺虫剤等が含まれるが、時には、可燃性液体も含む場合
がある。
[従来の技術] この種の芯材は、主としてファイバーを寄せ集めた構造
が多く、不織布やスポンジ、厚手のろ紙等を利用したも
のもあった。また細い芯材としては、実公昭62−20
47号に示されている様な直径約3ミリ程度のポリエチ
レン粒子の境結捧を使用しているものも開発されている
[発明が解決しようとする課題] 上記のようにこれ迄開発されてきた芯材は、硬いものと
してはファイバーの寄せ集め等があったが、これらは充
分な機能を発揮するためには約10mg+程度の太さが
必要であり、その他は柔らかであり、組立時においてこ
の部分に多くの手間暇がかかるものであった。
即ち、従来の太い芯においては、容器の開口部の形状に
制限が加わり、柔らかすぎる芯においては、自動化が出
来ないかのどちらかであった。
又、上記実公昭62−2047号の焼結棒は従来の芯材
に比して製作に費用がかかる欠点があった。
本発明は細く且つ適正な硬度を有する材質でありながら
、毛細管現象による吸上げ能力が高い芯材で、且つ自動
組立が可能な芯材を提供することを目的としたものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明はかかる目的を達成するために次の様な構成とし
たものである。
スライバー状にした合成樹脂繊維を熱硬化性樹脂によっ
て接着成形した芯材で、好ましくは熱硬化性樹脂の含有
量が5〜20%であり、合成樹脂繊維にアクリル樹脂繊
維を使用し、該繊維の単糸デニールの太さを5〜20デ
ニールの範囲のものを用い、又前記熱硬化性樹脂をメラ
ミン樹脂となし、且つ接着成形した芯材の気孔率が40
〜60%である構成のものが好ましい。
[作用] 本発明は以上の様な構成で、これが使用に際しては、従
来のものと同様であるが、細くて適正な硬度を有するた
め、組立時において、自動化が可能であり、容器の開口
部は芯材の太さに関係な(形成出来、体裁の良い容器の
使用が可能になると共に、容器の組立の自動化も可能と
なる。更に、細い芯材が使用出来る為、容器の開口部か
らの液漏れの防止が容易となり、且つ、またフェルトベ
ン等に使用する芯材と同様の構成であり、繊維の単糸デ
ニールの太さが太く、液体の吸い上げ能力が高く、従っ
て、やや粒子の荒い顔料を使用しても容易に吸上げるこ
とが出来、着色材料として優れた材料である顔料が使用
出来れば、液体を長期にわたり奇麗な色彩に保つことが
出来るもので、前記の様に本発明品はコロイド状のもの
迄吸上げることが出来、この様な作用効果は焼結棒の芯
材では不可能なものであり、同じ太さの芯材を比べると
1本発明品の方が吸上げ能力が高く、同じ状態で使用し
た場合には本発明品の芯材の太さを前記焼結棒に比して
細(出来る等の効果を有するものである。
[実施例] 次に本発明の構成について説明する。
液体の薬剤1を容器2内に収納し、この薬剤1を吸上げ
容器2の開口部に薬剤1を拡散させる為のシート4を設
置し、このシート4迄薬剤1を吸上げる細い芯材3を設
けた形式に於て、前記細い芯材3は単位面積当りの吸上
げ率の良いスライバー状にした合成樹脂繊維を使用し、
これを硬度調整の容易な熱硬化性樹脂によって接着成形
したものである。
前記のスライバーとは多数の合成樹脂繊維(ステーブル
ファイバーまたは連続フィラメント)を加熱せずに連続
した状態でまとめた集合体のことをいう。
この場合、合成樹脂jiIH1はアクリル繊維で、該繊
維の単糸デニールの太さが5〜20デニールのものを使
用し、熱硬化性樹脂はメラミン樹脂とし、該樹脂の含有
量を5〜20%として使用することが好ましく、又、こ
うして構成された芯材の気孔率が40〜60%程度であ
れば一層適正である。
この様な構成にすることによって、芯材の硬さも適正な
硬さが得られ、且つ単位面積当りの繊維の構成本数を出
来る限り少なくすることが出来、熱硬化性樹脂を使用す
ることにより、使用する薬剤に対する経時変化を少なく
することが可能となったものである。
単糸デニールの太さが5〜20デニールで、芯材の気孔
率が40〜60%にすること等により、前記の様に、液
体の吸上げが良好になると共に、着色材料として有効な
顔料が使用出来るようになったもので、また単糸デニー
ルの太さが5デニール以下或は、20デニ一ル以上のも
のでは液体の吸上げが充分でなかった。
更に、熱硬化性樹脂の含有量を5〜20%にすることに
より、芯材全体の硬度の適正化と云うことばかりでなく
、接着度の高い製品が得られた。
[発明の効果] 本発明は以上の様な構成であるから、組立時において、
適切な硬さの芯材が得られ、組立時の自動化が可能とな
り、また容器の開口部は芯材の太さに関係なく形成出来
、体裁の良い容器の使用が可能となる。更に、細い芯材
が使用出来るため。
容器の開口部からの液漏れの防止が容易となり、且つ、
単位面積当りの繊維の構成本数を少なくすることにより
、液体の吸上げが良好になり、従って、やや粒子の荒い
顔料を使用しても容易に吸上げることが出来、着色材料
として優れた能力を有する顔料が使用出来れば、液体を
長期にわたり奇麗な色彩に保つことが出来るもので、前
記の様に本発明品はコロイド状のもの迄吸上げることが
出来、この様な作用効果は焼結棒の芯材では不可能なも
のであり、同じ太さの芯材を比べると、本発明品の方が
吸上げ能力が高く、同じ状態で使用した場合には本発明
品の芯材の太さを前記焼結棒に比して細く出来る。父型
に薬剤の揮散も充分に出来、使用する薬剤に対する経時
変化を少なくすることが可能となる芯材を提供し得る等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の使用状態を示す断面図。 1・・薬剤、2・・容器、3・・芯材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スライバー状にした合成樹脂繊維を熱硬化性樹脂
    によって接着成形したことを特徴とする薬剤発散用容器
    の吸上げ芯材。
  2. (2)熱硬化性樹脂の含有量が5〜20%であることを
    特徴とする請求項1記載の薬剤発散用容器の吸上げ芯材
  3. (3)合成樹脂繊維がアクリル樹脂繊維であることを特
    徴とする請求項1記載の薬剤発散用容器の吸上げ芯材。
  4. (4)合成樹脂繊維の単糸デニールの太さが5〜20デ
    ニールであることを特徴とする請求項1記載の薬剤発散
    用容器の吸上げ芯材。
  5. (5)熱硬化性樹脂がメラミン樹脂であることを特徴と
    する請求項1記載の薬剤発散用容器の吸上げ芯材。
  6. (6)接着成形した芯材の気孔率が40〜60%である
    ことを特徴とする請求項1記載の薬剤発散用容器の吸上
    げ芯材。
JP1019240A 1989-01-26 1989-01-26 薬剤発散用容器の吸上げ芯材 Pending JPH02200137A (ja)

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