JPH021998Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021998Y2
JPH021998Y2 JP1980063107U JP6310780U JPH021998Y2 JP H021998 Y2 JPH021998 Y2 JP H021998Y2 JP 1980063107 U JP1980063107 U JP 1980063107U JP 6310780 U JP6310780 U JP 6310780U JP H021998 Y2 JPH021998 Y2 JP H021998Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
winding frame
resonance
impedance
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980063107U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163397U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980063107U priority Critical patent/JPH021998Y2/ja
Publication of JPS56163397U publication Critical patent/JPS56163397U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021998Y2 publication Critical patent/JPH021998Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁制動効果をもたせたMC型ピツク
アツプカートリツジに関する。
従来のMC型ピツクアツプカートリツジは、第
1図に示すように、マグネツト1の両端にヨーク
2a,2bを固着し、一方のヨーク2aと他方の
ヨーク2bに固着したポールピース3とによつて
磁気空隙4を形成し、中心にカンチレバー5を固
着し、発電コイル6L,6Rをその巻装軸が互い
に直交するように巻装した巻枠7を上記磁気空隙
中に位置せしめダンパー8を介してポールピース
3に振動自在に支持した構造を有する。このよう
な振動系の制動はダンパー(ゴム)8の機械的性
質、圧縮状態、巻枠7との接触面積によつて定ま
るが、ダンパー8のみによる制動では、振動系の
制動が不充分であり、また、ダンパー材(ゴム)
の粘弾性が周波数特性をもつために、振動系の共
振を有効に抑えることができず、フラツトな周波
数特性を得ることができなかつた。
一般に、MC型ピツクアツプカートリツジの特
性は、このカートリツジ本体を支持するトーンア
ームを含めると、次のようにあらわされる。
高音域の特性 高音域では、カートリツジ振動系の質量maと
レコードの弾性sr、巻枠7の支持部分(ダンパー
8)の弾性sbとが共振を起こし、質量maが大き
く振動し、共振峰を示す。これを高音共振とい
い、その周波数hは、 で与えられ、第6図a,b,cの実線に示すよう
になる。
低音域の特性 低音域では、トーンアーム質量mtと巻枠7の
支持部分(ダンパー8)の弾性sbとが共振を起こ
し、質量mtが大きく振動し、共振峰を示す。こ
れを低音共振といい、その周波数lは、 で与えられ、第6図a,b,cの実線に示すよう
になる。
すなわち、MC型ピツクアツプカートリツジで
は、高音共振周波数h、低音共振周波数lで共振
峰を示し、第6図の実線に示すよう特性となり、
上記したように巻枠7の支持部分を構成するダン
パー8のみによる制動では、振動系の共振を有効
に押さえることができず、フラツトな周波数特性
を得ることはできなかつた。
本考案はこのような従来欠点を改良したもの
で、以下図を参照して説明する。
第2図において説明すると、四角形状の巻枠7
の互いに直交する端部に左、右チヤンネルの発電
コイル6L,6Rをその巻装軸が互いに直交する
ように巻装し、互いに直交する残余の端部に導線
9,9を巻装し、この導線9,9の両端にインピ
ーダンス回路10,10をそれぞれ接続した構成
を有する。
インピーダンス回路10としては、第3図aに
示すような全周波数帯域にわたつて平坦なインピ
ーダンス特性をもつ純抵抗素子R、同図bに示す
ような高域において増大するインピーダンス特性
をもつインダクタンス素子L、抵抗素子Rからな
るインピーダンス回路、同図cに示すような高域
において減少するインピーダンス特性をもつキヤ
パシタンス素子c、抵抗素子Rからなるインピー
ダンス回路、あるいはこれらの組合わせインピー
ダンス回路がある。
第4図及び第5図は他の実施例で、第4図は十
字形状の巻枠7の互いに直交するアーム部7L,
7Rに左、右チヤンネルの発電コイル6L,6R
を巻装し、互いに直交する残余のアーム部7L′,
7R′に導線9,9を巻装し、この導線9,9の
両端にインピーダンス回路10,10をそれぞれ
接続して閉回路を形成した構成を有し、また、第
5図はY型巻枠7の互いに直交するアーム部7
L,7Rに左、右チヤンネルの発電コイル6L,
6Rを巻装し、残余のアーム部に導線9を巻装
し、この導線9の両端にインピーダンス回路10
を接続して閉回路を形成した構成を有する。
以上の構造によれば、磁気空隙4中での巻枠7
の振動に応じて、導線9に磁気空隙4の磁束密度
B、導線の長さL、速度νに比例した逆起電圧が
誘起され、この逆起電圧によつてインピーダンス
回路10のインピーダンスに逆比例した電流(第
3図のインピーダンス特性の逆特性を有する)が
流れる。この電流によつて導線9に上記逆起電圧
を減少させるような、即ち、巻枠7の振動を抑止
するような力が作用する。即ち、導線9に誘起さ
れる逆起電圧によつて巻枠7の振動がインピーダ
ンス回路10のインピーダンス特性に応じて制動
される。ここに、上記逆起電圧は導線9の速度ν
すなわち巻枠7の速度に比例するから、この逆起
電圧は高音共振周波数h、低音共振周波数lの共
振峰付近で最大となる。例えば、第3図aに示す
ように純抵抗素子Rからなるインピーダンス回路
10では、インピーダンスZは全周波数帯域にわ
たつて一定であるが、導線9の速度νすなわち巻
枠7の速度が高音共振周波数h、低音共振周波
数lの共振峰付近で最大となることから、その制
動量Dは同図点線に示すように高音共振周波数
h、低音共振周波数lの共振峰付近で最大とな
り、両共振峰が有効に抑圧されるので、第6図a
点線で示すようにフラツトな周波数特性が得られ
る。また、抵抗素子Rを可変抵抗素子とすること
により制動量Dを調整できる。また、第3図bに
示すようなインピーダンス回路10では、低域減
衰型インピーダンス特性をもつので、同図点線で
示すように周波数が低くなるに伴つて制動量が増
大する低域制動効果が得られ、第6図b点線で示
すように、特に、低音共振周波数l付近の共振峰
が有効に抑圧された周波数特性が得られる。さら
に、第3図cに示すようなインピーダンス回路1
0では、高域減衰型インピーダンス特性をもつも
ので、同図点線で示すように周波数が高くなるに
伴つて制動量が増大する高域制動効果が得られ、
第6図c点線で示すように、特に、高音共振周波
数h付近の共振峰が有効に抑圧された周波数特
性が得られる。即ち、インピーダンス回路10の
インピーダンス素子の定数及びこれらの組合わせ
を適当に設定することにより、電磁制動量及びそ
の周波数帯域を制御することができる。従つて、
個々のピツクアツプカートリツジまたはその設計
仕様に応じて有効な電磁制動量及びその周波数帯
域を最適に設定することができ、また、自由に制
御できる利点を有し、更に、従来のダンパー8に
よる制動効果に加えて上記の電磁制動効果が付加
され、振動系の制動が充分なものとなるので、振
動系の共振が有効に抑圧されて、フラツトな周波
数特性が得られる利点を有する。
以上のように、本考案は巻枠7に発電コイル6
L,6Rを巻装すると共に、導線9を巻装し、こ
の導線9の両端にインピーダンス回路10を接続
して閉回路を構成したので、電磁制動量及びその
周波数帯域を自由に制御でき、従つて、振動系の
制動が有効に行なわれ、優秀な特性のピツクアツ
プカートリツジが実現できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のMC型ピツクアツプカートリツ
ジの構造を示す図、第2図は本考案のピツクアツ
プカートリツジの構造を示す図、第3図は同、イ
ンピーダンス回路のインピーダンス特性と制動量
との関係を示す図、第4図及び第5図は同、他の
実施例を示す図、第6図は従来例と本願の周波数
特性を示す図である。 1はマグネツト、2a,2bはヨーク、3はポ
ールピース、4は磁気空隙、5はカンチレバー、
6L,6Rは発電コイル、7は巻枠、8はダンパ
ー、9は導線、10はインピーダンス回路であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マグネツト1の両端にヨーク2a,2bを固着
    し、一方のヨーク2aと他方のヨーク2bに固着
    したポールピース3とによつて磁気空隙4を形成
    し、中心にカンチレバー5を固着した巻枠7を上
    記磁気空隙4中に位置せしめダンパー8を介して
    ポールピース3に振動自在に支持した構造におい
    て、上記巻枠7に発電コイル6L,6Rを巻装す
    ると共に、導線9を巻装し、この導線9の両端に
    インピーダンス回路10を接続して閉回路を構成
    したことを特徴とするMC型ピツクアツプカート
    リツジ。
JP1980063107U 1980-05-07 1980-05-07 Expired JPH021998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980063107U JPH021998Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980063107U JPH021998Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163397U JPS56163397U (ja) 1981-12-04
JPH021998Y2 true JPH021998Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=29657359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980063107U Expired JPH021998Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH021998Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4990117A (ja) * 1972-12-26 1974-08-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56163397U (ja) 1981-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3838216A (en) Device to effectively eliminate the motion induced back emf in a loudspeaker system in the region of fundamental acoustic resonance
EP0903961A2 (en) Inductive braking in a dual coil speaker driver unit
US4010334A (en) Moving magnet contact acoustic transducer
JP2001086589A (ja) スピーカ
JP2001513907A (ja) 弦楽器のための高インダクタンス電磁気ピックアップ
JPH024559Y2 (ja)
JPS63193800A (ja) 電磁変換器
US3576955A (en) Armature assembly for magnetic-type phonograph pickup
JPH021998Y2 (ja)
JP3794872B2 (ja) 圧電型スピーカ
JPH021997Y2 (ja)
JPS6033800A (ja) 電気機械変換器
JPS6247398B2 (ja)
EP0409429A2 (en) Loudspeaker drive unit
JPS6035350Y2 (ja) 水平無指向性コ−ン形スピ−カ
CN103763666B (zh) 一种分频式平板耳机
JPH037199B2 (ja)
JP3148971B2 (ja) スピーカ振動板の支持構造
JPS6022713Y2 (ja) ピツクアツプカ−トリツジ
JP2534323Y2 (ja) リニアリティコイル
JPS5819919Y2 (ja) ピツクアツプカ−トリツジ
JPS6311819Y2 (ja)
JPS6117660Y2 (ja)
KR20010013266A (ko) 스피커장치
JPH018077Y2 (ja)