JPH02199811A - トランス自動製造装置 - Google Patents

トランス自動製造装置

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JPH02199811A
JPH02199811A JP1017536A JP1753689A JPH02199811A JP H02199811 A JPH02199811 A JP H02199811A JP 1017536 A JP1017536 A JP 1017536A JP 1753689 A JP1753689 A JP 1753689A JP H02199811 A JPH02199811 A JP H02199811A
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jig
wire
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トランスを自動的に加工製造するトランス自
動製造装置に関するものである。
〔従来の技術〕
トランスの製造は従来手作業により組み立てを行なうこ
とにより行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしトランスの製造工程は?3[雑であり、手作業に
よる組み立ては多大の手間と費用とを要し、かつ品質の
均−性或いは信頼性において良好なものではなかった。
トランスの製造工程のうちの主なものは巻線工程である
0例えば第9図に示す如き16本のビン(うちF’06
.PI3の2本は使用せず)を有するトランスは、第1
0図に示す如き巻線がなされている。即ち、8回の巻線
が行なわれるのであるが、この工程を分解すると第1表
に示す如く (第1表には、はじめの3回の巻線工程で
あるI、  n。
■工程のみ示す、以下■〜■工程も同様である)8回の
各巻線部分工程は、ワイヤのほかにバリヤテープ、絶縁
テープの巻き付けも行なわれ、詳細な工程としてはワイ
ヤの始端のピンへのカラゲ、バリヤテープの巻き付け、
ワイヤの巻き付け、絶縁テープの始端の巻き付け、ワイ
ヤ終端のピンへのカラゲ、絶縁テープの巻付け、が行な
われるのであり、全体としてこれが8回繰り返される。
このように巻線工程或いは他の工程は橿めて複雑であり
、人手を用いている現状では多大の手間と費用を要する
ものであった。また省力化のため自動化しようとしても
工程が複雑であり、長大な設備を必要とし、効果的な自
動化は困難であった。
本発明は、従来のものの上記の問題点を解決し、有効な
自動化が行なえ、製造設備を小型化することができ、し
かも異なる寸法のトランスへの通用も容易となるトラン
ス自動製造装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、トランスのボビンを回転可能に保持する回転
保持手段を備えた治具と、複数の加工ステーションと、
前記治具を前記複数の加工ステーションに順次移送し、
かつ各加工ステーションにおいて該治具を所定の位置に
固定する移送手段とを備え、前記加工ステーションには
、前記回転保持手段を回転せしめる回転手段と、通常は
前記ボビンの移送の際に該ボビン及び前記治具の通過を
妨げぬよう引込んで待機しており、前記治具が該加工ス
テーションの所定の位置に固定されたときに該ボビンに
向けて異なる方向から移動し近接して加工を行なう、複
数個の、ボビンに対して異なる方向に離接可能な加工手
段を備えていることを特徴とするトランス自動製造装置
である。
〔作 用〕
本発明は、多数段階の製造工程を少ない数のブロック工
程に分けて、一つのブロック工程は同一場所で、複数の
加工手段が異なる方向からボビンに向けて近接して加工
を行なうようにしたので、同一の加工ステーションで空
間を有効に利用して複数の加工を行なうことができ、加
工ラインの全長を著しく短かくすることが可能となり、
また各加工ステーションで別のサブステーションに移載
する必要もなく、加工ステーション自体が簡単で小型と
なり、従って加工装置全体が極めて小型となる。さらに
、工程間の移送、段取りが減少するので生産性が向上す
る。また、トランスのサイズ、仕様が変っても加工装置
の部品の一部を交喚することにより簡単に適応すること
ができる。
〔実施例〕
装置につき説明するに当たり、基本的作業内容を説明す
る。第11図はトランスのボビン1を示す、ボビン1は
ドラム2とフランジ3.4、ピン支え5.6より成り、
ピン支え5.6は凹溝7゜8で区切られた凸部9.10
を有し、凸部9゜lOにそれぞれピンpot〜PO8及
びpH〜P18が設けられている。凸部9.10の外側
には突起11.12が設けられている。ドラム2の中心
には孔13が設けられている。
ワイヤ巻付作業の基本的説明をすれば、第12図におい
て、張られているワイヤ14をピンPゆにからげて始端
15となしくからげ方、その他のやり方は後述)、突起
11に掛は回し、凹溝7を通しドラム2の表面に導き、
はぼ直角に曲げてドラム2の軸に直角方向に向け、ボビ
ン1を矢印16の向きに回転せしめてワイヤ17をドラ
ム2に巻き付ける。終端はピンPoと同じ側のピンにか
らげるのであるが、図が複雑になるのを避けるため、終
端の例を便宜上反対側のピンP、で示せば、終端付近の
ワイヤ18を、巻き付は方向からほぼ直角にドラム2の
軸方向に曲げた後口IB8に導き突起12に掛は回して
ピンP1にからげて終端18となす、終端18部の余剰
なワイヤ 19は、仮保持具20に導かれて途中の一部
が挟持されて保持され、ワイヤ19を供給するノズル2
1(後述)との間に張りワイヤ22を配設する。始端1
5側のワイヤ14は、前の工程において残された、別の
仮保持具23からの張りワイヤ24の延長部である。こ
の状態で始端15、終端18の余剰ワイヤ14.19が
SO,S、において切断される。
この張りワイヤ22が残っていることにより、次のボビ
ンの始端のからげをノズル21で行なうことができる。
始端15及び終端18の部分は後の工程でハンダ付けさ
れる。
第1表の巻線部分工程番号■に関して第13図1al〜
(a+により説明する。
先ず第13図16+の如くピンP13に始端がからげら
れ、突起、凹溝を経てワイヤ25がドラム2上に導かれ
る1次にバリヤテープ26.27が巻かれた後、同図(
blの如くワイヤ25が曲げガイドビン28により直角
に曲げられ、ボビン1を矢印29の向きに回転させれば
ワイヤ25はドラム2に巻き付き同図<c+の如くなる
。そこで絶縁テープ30の先端を、ワイヤ25の最後の
巻き付きが行なわれるよりも前に既に巻き付いているワ
イヤ25の表面に貼着せしめて、なおも少しボビンlを
回転せしめれば同図+dlに示す如くワイヤ25の最終
巻き部の下側に絶縁テープ30の先端をもぐり込ませる
ことができる。その後曲げガイドピン28によりワイヤ
25を直角に曲げボビンlの軸方向となし、凹溝、突起
を経てピンP14にからげて終端となす0次いでワイヤ
終端を仮保持具20(第12図)に仮に保持せしめた後
、ピンP13.P14における余剰ワイヤを切断する。
さらに矢印29の向きにボビン1を回転せしめれば第1
3図16+の如く絶縁テープ30が巻き付けられる。
このようなトランスの巻線工程及びその他の工程を経て
トランスを製造するトランス自動製造装置の一実施例に
つき第1〜8図により説明する。
第1図は装置全体のレイアウトを示す全体正面図である
この装置においては、種々の加工を行なう複数の加エス
テーシッンが一列に並べられ、ボビンを保持した治具を
各加工ステーションに順次移送せしめて順次加工を行な
いトランス完成品を製造するようにしている。
加工ステーションとして次のものが配備されている。「
移載」「検査jなどの作業ステーションも加工ステーシ
ョンに含める。
ボビン  ステーション31:ボビンフィーダ32を備
え、ボビン33を供給して治具34に保持せしめるステ
ーション。
ステーション。35:1〜■の8個の巻線ステーション
より成り、各々、抑え手段36、ワイヤ操作手段37、
テープ貼着手段3Bをボビンに対しそれぞれ異なる方向
から離接可能に備え、これらの手段は、非作業時にはボ
ビン通過領域39(後述)を避けるように引込んで待機
してボビンの通過を許し、作業時にはボビンに接近し、
ワイヤ始端のカラゲ、ワイヤの巻線、ワイヤ終端のカラ
ゲ、バリヤテープの巻き付け、絶縁テープの巻き付けを
行なうようになっている。ボビンに対し異なる方向から
離接可能な加工手段としては、上記のほか、軸端支え手
段91及び回転手段としての回転駆動手段92(何れも
第8図参照)がある。
ハン゛スーーシ5ン40:ピンにからげたワイヤの始端
及び終端のハンダ仕上げを行なう、クリームハンダ塗布
手段48、加熱手段或いはハンダ槽49などが、上下或
いは他の方向から接離してハンダ加工作業を行なう、ボ
ビンを、作業に便利な姿勢とするようボビンを回転せし
める回転駆動手段〈第8図のものと同様なもの)を備え
、例えば、ハンダ槽を用いるときにはピンが下面を向く
ようボビンを回転せしめる。
ボビン しかえスーーション41:巻線を完了したボビ
ン33を治具34から外して別の治具42へ移しかえる
ステーションである。ハンダステーション40まではボ
ビン33の中心孔を保持して加工作業を行なっていたが
、コア組込装着ステーション43においてコアをボビン
33の中心孔に挿入するので、別の治具42で外側から
保持する必要があるために、移しかえるものである。
コ  ゛  スーーシッン43:ボビン33にコアを挿
入、接着するもので、コアフィーダ50を備え、コア挿
入手段51、デイスペンサ手段52などの加工手段が異
なる方向からボビンに接離して加工作業を行なう。
上 スーーション44ニドランスの外側にテープを巻き
、品名、仕様の印刷などを行なうステーションであり、
テープ巻き手段53、印刷手段54などの加工手段が、
異なる方向からトランスに接離して加工作業を行なう。
スーーション45:完成したトランスの特性検査及び外
観検査を行なうものであり、測定手段55,56、画像
処理手段57などが異なる方向からトランスに接離して
作業を行なうようになっている。
スーーシッン46:検査を完了したトランスを治具42
から外してコンベヤ47に移載するものである。
コンベヤ47:トランスを次の工程(箱詰めなど)へ送
るものである。
この装置においては、上述の各加工ステーションの他に
、治具34及び42を各ステーションに順次移送し、か
つ、各加工ステーションにおいて治具34,42を所定
の位置に固定し、さらにボビン又はトランスを外した空
の治具34及び42を戻すための治具移送手段を備えて
いる。
この治具移送方式は、例えば特公昭59−44767に
示された、コア保持ユニット(本発明の治具に相当)を
作業ステーションに移送循環せしめる方式におけると同
様な、ガイドレール(上、中、下フレーム97.99,
102)、昇降手段(上昇部、下降部15.16)、移
送手段(送り駒86関係)、所定の位置に固定するため
の位置決め手段(位置決めピン61関係)などにより構
成して、往路58゜59、復路60.61、上昇部62
.63、下降部64.65を形成してもよい、復路60
.61の治具移送速度は往路 58.59におけるより
も高速としてもよい。
次にボビン供給ステーション31につき第2〜5図によ
り詳細に説明する。
治具34は、パレット板66と、その中に回転可能に支
承され、先端にボビン33を保持する保持軸67とを有
し、ガイドレール68.69により案内されて、水平方
間に滑動可能に支承されている。治具34は、パレット
板66に設けられた掛金具70を、駆動チェーン71と
係合させることにより、各ステーション間を順次間欠的
にガイドレール68.69に沿って移動し、各ステーシ
ョンの所定の位置で、空気圧操作成いはバネによる付勢
力により作動する位置決めピン72により所定の位置に
位置決め固定される。
保持軸67は外筒73と、その中を滑動及び回転可能な
操作軸74と、操作軸74の先端部75との間に設けら
れた、ゴム又は軟質のプラスチックなどの弾性体にて作
られた中空のスリーブ76とを備えている。スリーブ7
6の外径は自然状態で、ボビン33のドラム2の内径よ
りも小さい。
操作軸74の後端にはフランジ77.78と角軸部79
を有し、操作手段80の開閉ツメ81゜82により角軸
部79が挟持され、軸方向の滑動及び回転が操作され、
操作軸74を引くことによりスリーブ76が軸方向につ
ぶれて直径を増し、第3図に示す如くドラム2の孔に充
満して、ボビン33を保持軸67に固定するようなって
いる。
83は操作軸74に設けられたストッパであり、第5図
1a)に示す如く、通常は外筒73に設けられた深い溝
84に収容されているが、操作軸74を右方に引いてθ
だけ回転させると浅い溝85に入り、変形したスリーブ
76の弾性復元力に抗して操作軸74を引いたままの状
態に保持し、ボビン33を保持軸67に確実に保持する
外筒73の後端には歯車86が設けられ、ラック87と
噛み合っている。ラック87は、ロンド88により滑動
可能に、かつバネ89により付勢されて保持されている
0図示の如(ランク87が歯車86に噛み合っている状
態では保持軸67は回転せず、ラック87を左方に押し
て外した場合には保持軸67は自由となる。
このボビン供給ステーシラン31において、ボビン33
はボビンフィーダ32により第2rj!Jに示す如くス
リーブ76が貫通する位置に供給され、操作手段80の
操作により保持軸67に保持される。
異なるサイズのボビン33を扱う場合は、異なるサイズ
のスリーブ76に変換したり、深さの異なる浅い溝85
を複数個設けて操作軸74のセット位置を調節する、な
どにより対応できる。
次に巻線ステージ式7部35の一つの巻線ステーシラン
Iにつき、第6〜8図により詳細に説明する。
巻線ステーシランIにおいて、ボビン33の孔の中心が
中心90に位置するように治具34が位置決めされる。
この位置のボビン33に対して接離可能に配備されてい
る加工手段として、抑え手段36、ワイヤ操作手段37
、テープ貼着手段3B、及び第8図に示された軸端支え
手段91゜回転手段としての回転駆動手段92が備えら
れている。
ボビン33が移動して中心90に位置するまではこれら
の加工手段は、ボビン33及び治具34の通過を妨げぬ
よう引込んで(第6図においてはボビン通過領域39か
ら外に引込んで)待機しており、治具34が所定の位置
に固定されたときにボビン33に向tすて異なる方向か
ら移動し近接して第7図、第8図の状態となりワイヤ始
端、終端のカラゲ、ワイヤS線及びバリヤテープ、絶縁
テープの巻き付けを行なう。
抑え手段36には、曲げガイドピン94 (第13図2
8に相当)が中心90に向く半径方向及びボビン33の
軸方向に往復移動するように、かつ抑えローラ95が中
心90に向く半径方向に往復移動するように支承されて
いる。
ワイヤ操作手段37には、ワイヤ96が通るノズル97
が、中心90に向(半径方向(Z方向とする)の往復移
動、Z方向に対して及び相互に直角なX方向、Y方向の
往復移動、及びeなる偏心l(第8図)を以てZ方向軸
のまわりに回転する偏心回転運動を行なうように配備さ
れている。98はノズル97の偏心回転用のパルスモー
タ、99はワイヤ切断用のニッパ(伸縮可能かつ保持治
具103に干渉しないような位置にある)、100はワ
イヤ供給用のリールである。
ノズル97の回転中心を第8図の101の如くピン10
2の中心に合致するようにしてノズル97を偏心回転せ
しめればノズル97の先端から出たワイヤ96をピン1
02にからげることができる。
103.104は仮保持具(第12図、20゜23相当
)であり、固定ピン130.131とこれに当接してワ
イヤを挟持する往復ロンド132゜133を有する。往
復ロンド132,133の先端に溝を設ければ、ワイヤ
を上下に引いても外れにくい。
テープ貼着手段38には、絶縁テープ貼着機構。
105とバリヤテープ貼着機構106とが備えられ、ボ
ビン33に接離移動するようになっている。
絶縁テープ貼着機構105は、移動フレーム107にピ
ン108にて揺動可能に支えられ、マグ+、ト109と
バネ110とにより揺動する案内板111と案内筒11
2を備えている。リール113より繰り出された絶縁テ
ープ114 <片面粘着テープ)は駆動ローラ115に
より案内板111の先端まで押し出される。vA動ロー
ラ115は絶縁テープ114の粘着面に接するので、テ
フロンなどの如き難粘着性の材料により作られる。
116はカッターであり、ロッド117を突き出し、斜
面カム118を押してカッター116を撓ませ、絶縁テ
ープ114を切断するようになっている。
絶縁テープ貼着機構105をボビン33に近接せしめ、
案内板111の先端の絶縁テープ114をボビン33の
巻線の表面に接触せしめボビン33を後述の回転駆動手
段32により回転せしめると巻線上に絶縁テープ114
が巻き付けられる。所要の回転位置で回転駆動手段32
を止め、カッター116で絶縁テープ114を切断する
。その後待機中に絶縁テープ114の先端を案内板11
1の先端まで繰り出してお(。
バリヤテープ貼着機構106の構造は、バリヤテープ1
19が装備されているほかは、絶縁テープ貼着機構とほ
ぼ同様である。
軸端支え手段91は、シリンダ122により伸縮し、か
つ先端部が自由回転可能な支え軸123を備え、治具6
6が所定の位置に位置決めされたとき伸びて先端部75
の凹部に嵌入し保持軸67の軸端を支えて、撓みや振れ
を防ぐようになっている。
回転駆動手段92は、パルスモータ122、歯車123
,124,125、軸126、軸受127、バネ128
、シリンダ129を備え、シリンダ129を伸縮するこ
とにより、歯車125を歯車86と噛み合わせてパルス
モータ122により保持軸67を回転せしめるようにし
たり、歯車86から歯車125を外し、代りにラック8
7を噛み合わせて保持軸67を停止せしめたりすること
ができる。
以上の如き構想の巻線ステーション!の動作につき説明
する。
ボビン供給ステーシラン31にてボビン33を装着した
治具66がS&iステーションIまで移動し所定の位置
に固定される。このときまで、抑え手段36、ワイヤ操
作手段37、テープ貼着手段38は第6図に示す如くボ
ビン通過領域39の外に引込み、軸端支え手段91、回
転駆動手段92は第8図の位置よりも引込んでボビン3
3と治具34に干渉しないように待機している。
ボビン33が所定の位置に位置決め固定されると上記の
加工手段がボビン33に近接或いは接触し第6図、第7
図の状態となる。但し当初は絶縁テープ貼着機構105
の案内板111はボビン33から離れている。
第13図の工程と対照して説明すれば、先ず、パルスモ
ータ122により保持軸67を少し傾けてポビン33第
13図1のピン(POI−PI3)の方向を2方向に合
わせる0次にワイヤ操作手段37を駆動してノズル97
をピンP13に対し第8図の回転中心101付近の図に
おけるような位置に移動せしめる。このとき、ワイヤ9
6の先端は仮保持具103に挟持されているので、ノズ
ル97の移動に従ってワイヤ96(第13図ではワイヤ
25)が引き出される0次にモータ9Bによりノズル9
7を偏心回転せしめればピンP13のまわりにワイヤ9
6をからげることができる。その後二ソバ99で余剰ワ
イヤを切断(第12図のS、の位置)し、ノズル97を
移動せしめてワイヤ96を突起11(第12図)及び溝
7(第12図)の間を通し、第13図(a)の如き状態
とする。
次に抑え手段36を作動せしめ、曲げガイドピン94を
第13図山)の28の位置に当てる。このときボビン3
3 (第13図1)を回転せしめて28の位置に対し曲
げガイドピン94が直角に当たるようにするとよい0次
にノズル97をボビン33の軸に直角の方向に動かして
第13図山)の如くワイヤ25(第6.8図の97と同
じ)を直角に曲げドラム2の接線方向に伸ばす。
この状態で、バリヤテープ貼着機構106を作動させ、
その案内板111をボビン33のドラム2に当接せしめ
る。
次に、ボビン33を第13図(b)の矢印29の向きに
回転すれば、バリヤテープ26.27  (第6図11
9)が巻き付けられ、適当な回転(例えば2〜3回転)
後に回転を止め、カッター116によりバリヤテープ2
6.27を切断し、案内板111をボビン33から離す
一方、ボビン33の回転によりワイヤ25の巻き付けも
同時に行なわれるが、ワイヤ張力により直角の曲がり目
の形がくずれる(回転し始める前に曲げガイドピン94
は引込んでいる)のを防ぐため、抑えローラ95がワイ
ヤ25の既に巻き付いた部分を抑えるようになっており
、ワイヤ張力に抵抗する。
再びボビン33を回転せしめ、所定巻数のワイヤ25を
巻き終える直前の第13図tc+状態で絶縁テープ貼着
機構105を作動せしめ、絶縁テープ30(第6図11
4)の端部を貼着せしめ、さらにボビン33を少し回転
せしめれば、第13図1dlの如くワイヤ25の最終巻
部の下側に絶縁テープ30の始端を入れることができる
。ここで回転を止め、ノズル97 (第12図21)を
動かしてワイヤ25を第12図に示す如く凹溝8、突起
12に掛け、ピンP+  (第12図21)PI3)に
からげ、さらに仮保持具20(第8図103)によりワ
イヤを挟持して固定した後第12図81の点でワイヤを
切断する。このとき、ノズル97 (第12図21)か
ら出ているワイヤ(第12図22)の端部は仮保持具2
0 (第8図103)で保持されている。
次にボビン33を回転せしめれば絶縁テープ30(第6
図104)が巻き付けられ、所定の巻数に達したら回転
を止め、カッター116で切断し、案内板111を離す
このようにして第1段の巻線及びテープ貼着が済んだ後
、各加工手段はもとの位置に引込み、治具34は次の巻
線ステーション■に送られる。
巻線ステーシラン■〜■においては、巻線ステーション
rにおけると同様な工程によりS線が行なわれる。
さらにハンダステーション40〜移載ステーシツン46
において前述の如き作業が行なわれ、完成したトランス
がコンベヤ47により取り出される。
〔発明の効果〕
本発明により、多数の加工工程(作業工程を含む)によ
り製造が行なわれる場合でも、一つの加エステーシッン
で空間を有効に利用して多くの加工を行なうことができ
、加工ラインの全長を著しく短くすることが可能であり
、他のサブステーションも不要となり、加工装置全体を
極めて小型、簡略とすることができ、工程間の移送ロス
や段取りロスを減少せしめて生産性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図は装置全
体のライン説明図、第2図はボビン供給ステーシランに
おける断面側面図、第3図は同じ位置でボビンを保持し
た状態を示す断面側面図、第4図(a)は操作軸の一部
の側面図、開園(blはその背面図、第5図はストッパ
の作用の説明図であり、(a)、 (e)は断面側面図
、(b)は背面図、第6図は巻線ステーション!の正面
図、第7図は同じ位置で加工手段がボビンに接近した状
態を示す正面図、第8図はその断面側面図、第9図fa
t、 (b)、 (C1はトランスの平面図、側面図、
正面図、第10図はトランス内のSN図、第11図(δ
)、 (bl、 (clはボビンの平面図、側面図、正
面図、第12図はワイヤのカラゲを説明する斜視図、第
13図(al〜te+は巻線の工程を示す工程説明図で
ある。 1・・・ボビン、2・・・ドラム、3・・・フランジ、
4・・・フランジ、5・・・ピン支え、6・・・ピン支
え、7・・・凹溝、8・・・凹溝、9・・・凸部、10
・・・凸部、11・・・突起、12・・・突起、13・
・・孔、14・・・ワイヤ、15・・・始端、16・・
・矢印、17・・・ワイヤ、18・・・終端、19・・
・ワイヤ、20・・・仮保持具、21・・・ノズル、2
2・・・張りワイヤ、23・・・仮保持具、24・・・
張りワイヤ、25・・・ワイヤ、26・・・バリヤテー
プ、27・・・バリヤテープ、28・・・曲げガイドビ
ン、29・・・矢印、30・・・絶縁テープ、31・・
・ボビン供給ステーシラン、32・・・ボビンフィーダ
、33・・・ボビン、34・・・治具、35・・・巻線
ステーション部、36・・・抑え手段、37・・・ワイ
ヤ操作手段、38・・・テープ貼着手段、39・・・ボ
ビン通過領域、40・・・ハンダステーション、41・
・・ボビン移しかえステーション、42・・・治具、4
3・・・コア組込接着ステーション、44・・・外側仕
上げステージシン、45・・・検査ステーション、46
・・・移載ステーション、47・・・コンベヤ、48・
・・クリームハンダ塗布手段、49・・・ハンダ槽、5
0・・・コアフィーダ、51・・・コア挿入手段、52
・・・デイスペンサ手段、53・・・テープ巻き手段、
54・・・印刷手段、55・・・測定手段、56・・・
測定手段、57・・・画像処理手段、58・・・往路、
59・・・往路、60・・・復路、61・・・復路、6
2・・・上昇部、63・・・上昇部、64・・・下降部
、65・・・下降部、66・・・パレット板、67・・
・保持具、68・・・ガイドレール、69・・・ガイド
レール、70・・・掛金具、71・・・駆動チェーン、
72・・・位置決めピン、73・・・外筒、74・・・
操作軸、75・・・先端部、76・・・スリーブ、77
・・・フランジ、78・・・フランジ、79・・・角軸
部、80・・・操作手段、81・・・開閉ツメ、82・
・・開閉ツメ、83・・・ストッパ、84・・・深い溝
、85・・・浅い溝、86・・・歯車、87・・・ラン
ク、88・・・ロッド、89・・・バネ、90・・・中
心、91・・・軸端支え手段、92・・・回転駆動手段
、94・・・曲げガイドピン、95・・・抑えローラ、
96・・・ワイヤ、97・・・ノズル、98・・・パル
スモータ、99・・・ニッパ、1001J−ル、101
・・・回転中心、102・・・ビン、103・・・仮保
持具、104・・・仮保持具、105・・・絶縁テープ
貼着機構、106・・・バリヤテープ貼着11構、10
7・・・移動フレーム、108・・・ビン、lOa・・
・マグネット、110・・・バネ、111・・・案内板
、112・・・案内筒、113・・・リール、114・
・・#!@縁テープ、115・・・駆動ローラ、116
・・・カッター、117・・・ロッド、118・・・斜
面カム、119・・・バリヤテープ、120・・・シリ
ンダ、121・・・支、を軸、122・・・パルスモー
タ、123・・・歯車、124・・・歯車、125・・
・歯車、126・・・軸、127・・・軸受、128・
・・バネ、129・・・シリンダ、130・・・固定ピ
ン、131・・・固定ビン、132・・・往復ロッド、
133・・・往復ロッド。 第4図 第5図 (a) (b) (c) 田 第9図 (a) (b) (c) 絶11図 (b) (C) 第13図 (a) (b) 梢13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トランスのボビンを回転可能に保持する回転保持
    手段を備えた治具と、複数の加工ステーションと、前記
    治具を前記複数の加工ステーションに順次移送し、かつ
    各加工ステーションにおいて該治具を所定の位置に固定
    する移送手段とを備え、前記加工ステーションには、前
    記回転保持手段を回転せしめる回転手段と、通常は前記
    ボビンの移送の際に該ボビン及び前記治具の通過を妨げ
    ぬよう引込んで待機しており、前記治具が該加工ステー
    ションの所定の位置に固定されたときに該ボビンに向け
    て異なる方向から移動し近接して加工を行なう、複数個
    の、ボビンに対して異なる方向に離接可能な加工手段を
    備えていることを特徴とするトランス自動製造装置。
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