JPH02199781A - ガイドワイヤ組立体 - Google Patents

ガイドワイヤ組立体

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JPH02199781A
JPH02199781A JP1286003A JP28600389A JPH02199781A JP H02199781 A JPH02199781 A JP H02199781A JP 1286003 A JP1286003 A JP 1286003A JP 28600389 A JP28600389 A JP 28600389A JP H02199781 A JPH02199781 A JP H02199781A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気作用を有するガイドワイヤ組立体及びそれ
に使用するコネクタに関し、より詳細には、雌雄コネク
タを備えたガイドワイヤ組立体に関する。
〔従来の技術〕
これまでＡｄｖａｎｃｅｄ　Ｃａｒｄｉｏｖａｓｃｕｌ
ａｒ　Ｓｙｓｔｅｍｓ社が開発し、販売してきた着脱自
在ガイドワイヤは着脱自在の伸長ガイドワイヤを備えて
いた。この着脱自在ガイドワイヤは金属製スリーブから
なるコネクタを使用していた。この金属製スリーブには
収縮コアワイヤが嵌合され、ガイドワイヤと伸長ワイヤ
との間の摩擦係合を維持していた。
米国特許出願第０３６７９６号に開示されているように
、ガイドワイヤ内においては、トランスデユーサがガイ
ドワイヤ端部において支持され、ドツプラー血液流の測
定を行っているが、この測定にはガイドワイヤの長さを
延長することになる第一及び第二の導体を必要とする。
このようなガイドワイヤにおいては、脈管形成によく用
いられる交換作業を可能にするため伸長ガイドワイヤを
使用することが望ましい場合がある。現在ではそのよう
な交換作業は不可能である。これまで使用されていたコ
ネクタ及びガイドには導電機能が組み込まれていないか
らである。
〔発明が解決しようとする課題〕
このため、ガイドワイヤ組立体には電気機能が必要であ
り、その機能にはガイドワイヤ及び伸長ワイヤに使用で
きる雌雄コネクタを含むことが必要である。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、電気機能
を備えたガイドワイヤ組立体を提供することを目的とす
る。
また、上記のガイドワイヤ組立体であって、雌雄コネク
タを含むガイドワイヤ組立体を提供することを目的とす
る。
また、上記のガイドワイヤ組立体であって、二つまたは
それ以上の導体を備えることができるガイドワイヤ組立
体を提供することを目的とする。
また、上記のガイドワイヤ組立体であって、現在使用さ
れているガイドワイヤ交換システムと互換性のあるガイ
ドワイヤ組立体を提供することを目的とする。
また、現在使用されているガイドワイヤと大きさについ
て互換性のある上記の雌雄コネクタを提供することを目
的とする。
また、上記のガイドワイヤ組立体であって、応力を軽減
する特徴のあるガイドワイヤ組立体を提供することを目
的とする。
本発明のこれらの目的及び特徴は以下の記述、すなわち
図面を参照して行う好適な実施例の説明によって明確に
なる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るガイドワイヤ組立体は、ガイドワイヤの長
さ方向に延びる第一及び第二の導体を有するガイドワイ
ヤ、伸長ガイドワイヤ及び案内ケーブルからなる。コ・
ネクタ手段は案内ケーブルまたは伸長ガイドワイヤをガ
イドワイヤに連結し、また二つの導体と相互に連結する
。コネクタ手段は金属製スリーブと、該スリーブ内に設
けられた導電性コアとを有する雄コネクタを備えており
、前方に延び導電性プローブを形成している。導電性コ
アは絶縁性物質によってスリーブから絶縁されている。
この絶縁性物質はスリーブの前方に延びている。導電性
バンドはスリーブと隔置して、絶縁性物質によって支持
されている。第一及び第二の導体はスリーブ内に配置さ
れ、第一の導体は導電性コアと連結し、第二の導体は導
電性バンドと連結している。雌コネクタは案内ケーブル
用に用いられる。雌コネクタには内側導電性グリップが
設けられており、このグリップには雄コネクタの導電性
プローブを受け入れる円筒状凹部が形成されている。雌
コネクタには外側導電性グリップも形成されており、こ
のグリップには内側導電性グリップの前方に延びる円筒
状係合部が形成されている。絶縁手段は内側導電性グリ
ップと外側導電性グリップとの間に位置している。外側
導電性グリップの上には絶縁ハウジングが設けられてい
る。第一および第二の導体はこの絶縁ハウジング内に配
置されており、第一の導体は内側導電性グリップと連結
し、第二の導体は外側導電性グリップと連結している。
雌コネクタは雄コネクタを受入れ、これによって一方の
導電性グリップは円筒状凹部内の導電性プローブを受け
入れ、他方の導電性グリップは円筒状バンドを受け入れ
、その円筒状バンドと電気的に接続する。
〔実施例〕
より詳細には、第１図乃至第４図に示すように、ガイド
ワイヤ組立体１１はガイドワイヤ１２（第１図）と可撓
性案内ケーブル１３（第２図）とからなり、ガイドワイ
ヤ１２と案内ケーブル１３はコネクタ手段１４により結
合されている（第３図）。
あるいは、ガイドワイヤ１２は従来からの伸長ワイヤ１
５と結合させることもできる（第４図）。
ガイドワイヤ１２、案内ケーブル１３及びコネクタ手段
１４はすべて、後述するように、導電性機能を有してい
る。ガイドワイヤ１２は米国特許出願第０３６７９６号
に記載した形式のものを用いてもよく、そのガイドワイ
ヤにはその末端にトランスデユーサ（図示せず）を備え
ることもできる。
このトランスデユーサには第一の導体１６及び第二の導
体１７が設けられており、これら二つの導体はトランス
デユーサと連結し、ガイドワイヤの長さを外側スリーブ
１８の内部にまで伸長させている。ガイドワイヤ１２の
構造のこれ以上の詳細については前記米国特許出願に述
べられており、その部分は本発明と関連しないのでここ
では述べない。可撓性案内ケーブル１３もまた第一の導
体２１及び第二の導体２２を有しており、これら二つの
導体は案内ケーブルの長さ方向に沿って延び、適当な絶
縁ジャケット２３（例えば、プラスチック製のもの）で
覆われている。例えば、金属ワイヤの組み紐からなるよ
うな適当な形式のシールド２４が二つの導体２１，２２
を囲んでいる。
コネクタ手段は雄コネクタ２６と雌コネクタ２７とから
なり、雄コネクタ２６はガイドワイヤ１２と結合し、雌
コネクタ２７は案内ケーブル１３と結合している。雄コ
ネクタ２６と雌コネクタ２７は共働して噛み合い手段と
して働き、さらには必要であれば雄コネクタ２６は案内
ケーブル１３と、雌コネクタ２７はガイドワイヤ１２と
それぞれ結合することも可能である。
雄コネクタ２６は、第１図に詳細に示すように、ガイド
ワイヤ１２のスリーブ１８から連なっているスリーブ部
分１８ａからなる。スリーブ部分１８ａの外径は０．０
１８インチ以下であり、このため従来からある脈管形成
カテーテル内部にも挿入できる。スリーブ部分１８ａは
例えばステンレス鋼のような適当な材質からなり、壁部
の厚さも例えば０．００２インチであるように適当に選
択される。
導電性コアワイヤ２８はその先端がスリーブ部分１８ａ
の外側スリーブ１８に近い方の端部にあるように配置さ
れている。コアワイヤ２８は適当な直径を有し、例えば
０．０１０インチである。
絶縁材料からなるスリーブ２９はスリーブ部分１８ａ内
に配置されているコアワイヤ２８を覆うように延びてお
り、コアワイヤ２８をスリーブ部分１８ａから絶縁する
。スリーブ２９は例えばポリイミドのような材料で形成
する。この他に適当な熱可塑性材料でスリーブ２９を形
成することもできる。スリーブ２９には円筒部２９ａが
形成されており、この円筒部２９ａはスリーブ部分１８
ａの外側スリーブ１８に近い方の端部まで延びている。
コアワイヤ２８の一方の端部にはプローブ部分２８ａが
設けられており、このプローブ部分２８ａはテーバ形状
をなしており、０．０１０インチから０゜００６インチ
に厚さが減少している。さらに、プローブ部分２８ａは
図示のように蛇腹状になっており、複数の屈曲部３１を
形成している。
屈曲部３１は、後述するように、雄コネクタと雌コネク
タとの間の摩擦係合力を高めている。蛇腹状部分の長さ
は約１〜２ｃｍである。コアワイヤ２８の形状をなして
いる導電性円筒状部材は他の適当な導電性材料、例えば
ステンレス鋼やベリリウム銅で形成することもできる。
ステンレス鋼やベリリウム銅はその弾力性故に、特に好
ましい材料である。絶縁性スリーブ２９の一方の端部に
は導電性バンド３２が設けられている。導電性バンド３
２は絶縁性スリーブ２９とはわずかに隔置されており、
円筒状の空気ギャップ３３を形成している。必要であれ
ば、空気ギャップ３３は接着剤（図示せず）で充たして
もよ゛く、そうすることにより絶縁材として作用させる
こともできる。導電性バンド３２はベリリウム銅その他
の適当な導電性材料で形成することができる。第一導体
１６はコアワイヤ２８の先端はハンダ３６により連結し
ている。第二導体１７は絶縁スリーブ２９内部を通って
コアワイヤ２８頭上を延び、導電性バンド３２とハンダ
３７をもって連結している。このように、導電性コアワ
イヤ２８は一方の導電体として、導電性バンド３２は他
方の導電体として作用する。前述したように、雄コネク
タ２６は電気機能を備えたマイクロ同軸コネクタであり
、該コネクタは、特に、二つの別々の導電体の間に電気
的接続を与える機能を有する。
雌コネクタ２７の詳細を第２図に示す。同図に示すよう
に、雌コネクタ２７はベリリウム銅その他の適当な材料
でつくられる内側導電性グリップ４１からなる。内側導
電性グリップ４１には円筒状凹部４２が形成されており
、この凹部４２は０．０１Ｏ〜０．０１４インチの範囲
の直径に形成することができ、好ましい直径は約０．０
１２インチである。凹部４２は、雌コネクタ２７の末端
に対面している前端において開口している。凹部４２に
は面取り４３が形成されており、後述するように、面取
り４３は雄コネクタ２６の蛇腹状導電性コアワイヤ部分
すなわちプローブ部分２８ａの凹部４２への挿入を容易
にする。外側導電性グリップ４４は内側導電性グリップ
４１と同軸に配置されている円筒状スリーブからなる。
内側導電性グリップ４１よりも長く延びている外側導電
性グリップ４４の一端には肩付きスリーブ状挿入口４５
が圧入されている。テーパ付き挿入口４６は挿入口４５
内に配置されており、円周方向に六つのスロット４７が
等間隔に形成されている。六つのスロット４７によって
バネ状板部分４６ａが形成され、バネ゛状板部分４６ａ
は雄コネクタ２６によって支持される導電性バンド３２
と係合するようになっている。外側導電性グリップ４４
はベリリウム銅その他の適当な導電性材料からつくられ
る。ポリマー材料その他の適当な絶縁材料からなる円筒
状スリーブ４８は内側導電性グリップ４１と外側導電性
グリップ４４との間に配置され、両グリップ４１．４４
を相互に絶縁している。円筒状スリーブ４８はポリイミ
ドその他の電気的絶縁材料からつくることができる。案
内ケーブル１３によって支持される第一導体２１及び第
二導体２２はそれぞれ収縮ジヨイント４９において内側
導電性グリップ４１と、収縮ジヨイント５１によって外
側導電性グリップ４４と連結している。成形プラスチッ
クその他の絶縁材料からなる外側成形ケース５２は外側
導電性グリップ４４および案内ケーブル１３の末端を覆
っている。ケース５２には円筒状開口５３が形成されて
おり、開口５３は外側導電性グリップ４４および内側導
電性グ°リップ４１と同軸である。開口５３には面取り
５４が形成されている。
第２図は第１図に示す雄コネクタ２６と噛み合うマイク
ロ同軸雌コネクタ２７を示している。雄コネクタ２６と
雌コネクタ２７とが噛み合うと、第３図に示すように、
蛇腹状導電性コアワイヤ部分すなわちプローブ部分２８
ａはケース５２の開口５３を通って外側導電性グリップ
４４と、内側導電性グリップ４１内部に設けられた円筒
状凹部４２とに挿入される。導電性プローブ部分２８ａ
は円筒状凹部４２を形成している内側導電性グリップ４
１の円筒状側壁と摩擦係合する。引き続き導電性プロー
ブ部分２８ａと凹部４２に挿入すると、導電性バンド３
２はバネ状板部分４６ａと係合し、これによってバネ状
板部分４６ａは導電性バンド３２と摩擦係合し、外側導
電性グリップ４４と電気的に接触する。同時に、プロー
ブ部分２８ａと内側導電性グリップ４１との間の接触も
形成される。摩擦係合であるのでガイドワイヤ１２の出
し入れは自在であり、係合している間はガイドワイヤ１
２は案内ケーブル１３と電気的接触を保つ。案内ケーブ
ル１．３は流量、圧力その他の測定用器具と連結されて
いる。
脈管形成過程に関連してガイドワイヤ組立体を使用する
際には、冠状ガイドワイヤは脈管形成カテーテル内部に
配置され、脈管形成過程の前後または同過程の途中にお
いて血液流の測定を行う。
ガイドワイヤ組立体の端部に設けられているトランスデ
ユーサ（図示せず）からは信号が発せられ、コネクタ手
段１４を介して案内ケーブル１３に送られる。これによ
り、電気コンソール（図示せず）に信号が送られ、流量
測定結果が送られる。
ここで、大きなサイズまたはより小さなサイズの拡張カ
テーテルに変えることが望ましい場合を考える。この場
合には、雌コネクタ２７はガイドワイヤ１２により支持
されている雄コネクタ２６から取り外される。次いで、
ガイドワイヤ１２を従来型の伸長ワイヤに取り付ける用
意がなされる。
この伸長ワイヤはガイドワイヤとほぼ同じ長さを有して
おり、このようにガイドワイヤの長さを２倍にすること
により、以前使用していた拡張カテーテルをガイドワイ
ヤから取り外し、異なるサイズの新しい拡張カテーテル
を冠状ガイドワイヤに取り付けるまでの間、ガイドワイ
ヤは所定の位置に留まっていることができる。第４図に
従来型の伸長ガイドワイヤ１５の先端部分を示す。ガイ
ドワイヤ１５は適当な外径（例えば、０．０１８インチ
）を有するステンレス鋼ワイヤ５６からなり、ステンレ
ス鋼その他の適当な材料からなるスリーブ５７を有する
。スリーブ５７は溶接その他の適当な手段によりステン
レス鋼ワイヤ５６の端部に結合している。スリーブ５７
には円筒状凹部５８が形成されており、凹部５８は雄コ
ネクタ２６のプローブ部分２８ａを受け入れるようにな
っている。このように、雄コネクタ２６には導電機能が
与えられているが、雄コネクタ２６は依然として、交換
ワイヤ１５の端部に配置される雌コネクタと噛み合う際
に従来型のガイドワイヤと同様の作用を行うことがあり
、このため交換ワイヤを用いて雄コネクタ２６の正常な
機能を引き出すことができる。これは、拡張カテーテル
の交換を脈管形成の分野の専門家には周知の方法で行う
ことを容易にするものである雄プローブの直径を太き（
することなく行うことができる。
新しいサイズのカテーテルが挿入されると直ちに、伸長
ワイヤは取り外され、マイクロ雌コネクタ２７をガイド
ワイヤ１２の端部に再び取付け、ガイドワイヤ１２との
電気的接続を形成することができ、再び血液流の測定を
行うことができる。
このように、本発明は、トランスデユーサを支持してい
るガイドワイヤを取り外すことなく血液流を測定するこ
とを可能にし、また脈管形成過程において異なるサイズ
の拡張カテーテルを用いることを可能にする。
本発明に係るガイドワイヤ組立体、特に雄コネクタ及び
雌コネクタの主要利点の一つは、それらがマイクロ・ミ
ニチュアサイズであることであり、また一つ以上の導体
を備えたコネクタを提供できることである。その導体は
、その直径を０．０１８インチ以下のサイズに形成する
ことができる。
雄コネクタに二つ以上の導体を設けることが必要である
場合には、第１図及び第２図に示す雄コネクタ２６及び
雌コネクタ２７を形成するのと同じ原理を用いて、その
必要に応じることができる。
第５図に示すように、追加の導体、例えば二つの導体６
１．６２を容易に形成することができる。
二つの導体６１．６２はスリーブ１８を通って延び、さ
らに絶縁スリーブ２９の円筒部２９ａ内を延びている。
絶縁スリーブ２９は該スリーブ２９に設けられている開
口６３を介、して延びており、バンド６６．６７と結合
している。バンド６６．６７はバンド３２と同じ材質で
つくられており、バンド３２とは隔置され、またギャッ
プ６８によって相互に隔置されている。このようにして
、導電性コアワイヤには四つの導電体、すなわち第一の
導電体及び三つの導電体の作用をなすバンド６２．６６
．６７が形成される。これらの追加的な導電体は雄コネ
クタの直径を増加させることなく形成することができる
。
雌コネクタは第６図に示す方法と同様の方法で増加させ
ることができ、追加的な導体、例えば二つの追加的な導
体７６．７７を形成することができる。二つの導体７６
．７７は追加的な外側導電性グリップ７８．７９と連結
している。外側導電性グリップ７８．７９は外側導電性
グリップ４４と同軸であり、特に第５図に示すように軸
方向に延び、雄コネクタに設けられたバンド６６．６７
に係合するようになっている。第二の外側導電性グリッ
プ７８を第一の外側導電性グリップ４４から電気的に絶
縁するために絶縁スリーブ８１が設けられており、また
第三の外側導電性グリップ７９を第二の外側導電性グリ
ップ７８から電気的に絶縁するためにスリーブ８２が設
けられている。
ケース５２は外側導電性グリップ７９を囲んでいる。
第５図及び第６図に示すコネクタの作動及び使用法は前
述のそれとほぼ同じである。追加された特徴は、追加機
能がガイドワイヤにより達成されるように追加導体が形
成されていることのみである。前述から明らかであるよ
うに、ガイドワイヤ組立体及び該組立体用コネクタは、
従来型の脈管形成カテーテルや伸長ワイヤにも使用する
ことができるように電気機能を発揮し、またマイクロ・
ミニチュアサイズであるように形成することができる。
サイズを小さくするため、雄コネクタと雌コネクタの双
方には同軸の構造が用いられている。
本発明の他の実施例としてガイドワイヤ組立体８６を第
７図に示す。ガイドワイヤ組立体８６は第１図に示した
ガイドワイヤ１２とほぼ同じであるが、唯一の相違は第
１図の導電性バンド３２の代わりに導電性コイル８７が
設けられていることである。導電性コイル８７は導電性
スリーブとして作用し、絶縁スリーブ２９上、を延び、
適当な導電性材料でつくられる。例えば、ステンレス鋼
を用いることができ、この場合には、ワイヤの直径は０
．００２〜０．００３インチであり、コイルの最大外径
は０．０１８である。導電性コイルは０．０８０〜０．
１６０インチのような適当な長さを有する。コイル８７
は適当な医療用接着剤８９によって絶縁スリーブ２９に
取り付けられている。接着剤８９は強力、かつ医療器具
を消毒する際の温度に耐えられるものであることが必要
である。さらに、接着剤８９は、それが毛細管現象によ
り導電性コイル８７の各コイル間の小さな隙間に入り込
めるように、またスリーブ１８の終点とコイル８７の始
点との間の隙間のみならず、コイルとスリーブ２９との
間にも浸透して行けるように、吸い上げ機能を有するこ
とを要する。第１図の実施例においては、第一導体１６
はハンダ３６によりコアワイヤ２８と連結しているが、
第二導体１７はコアワイヤ２８上を絶縁スリーブ２９内
部を通って延び、適当な導電性結合体によって導電性コ
イル８７と連結している。ステンレス鋼は引張強さが大
きく応力に対する抵抗が大きいので、導電性コイル８７
の材質としてステンレス鋼を選択したが、他の導電性材
料、例えば金合金、パラジウムおよびプラチナ等を用い
ても良い。
第７図に示したガイドワイヤは前述の実施例について述
べたのと同じ方法で用いられる。しかしながら、歪み緩
和コイル８７は、外側スリーブ１８の端部においてコア
ワイヤ２８を曲げることより生じる応力を拡散させる作
用を有する。このように、コアワイヤ２８は小直径であ
り、薄く壊れやすいが、導電性コイル８７によって与え
られるその応力緩和特性故に医者等の操作にも耐え得る
。
導電性コイル８７は導電性コアワイヤ２８が外側スリー
ブ１８の終端部において屈曲したり、破損したりするこ
とを防止する。換言すれば、導電性コイル８７はステン
レス鋼外側スリーブ１８と導電性バンド３２との間の高
応力領域を除去する。
したがって、導電性コイル８７は導電性バンド３２と同
等の導電性材料を提供することになり、同時に所望の応
力緩和特性をも提供する。発生した応力は導電性コイル
の長さ方向に非一様に拡散される。
【図面の簡単な説明】
第１図は電気機能を有するガイドワイヤ組立体に用いる
マイクロ同軸コネクタの断面図、第２図は電気機能を有
するガイドワイヤ組立体に用いるマイクロ同軸雌コネク
タの断面図、第３−図は雄コネクタの噛み合い位置を示
す断面図、第４図は従来の伸長ワイヤの雌コネクタと噛
み合っている本発明に係る雄コネクタの断面図、第５図
は第１図のコネクタと類似するが、追加的、なコネクタ
を備える雄コネクタの断面図、第６図は第２図のコネク
タと類似するが、追加的なコネクタを備える雌コネクタ
の断面図、第７図は第１図に示した形式のガイドワイヤ
組立体に使用する歪み軽減特性を有するマイクロ同軸コ
ネクタの断面図である。 〔符号の説明〕 １１・・・ガイドワイヤ組立体　１２・・・ガイドワイ
ヤ１３・・・案内ケーブル　　　　１４・・・コネクタ
手段１５・・・伸長ワイヤ　　　　　１６・・・第一導
体１７・・・第二導体　　　　　　１８・・・外側スリ
ーブ１８ａ・・・スリーブ部分 ２１・・・第一導体　　　　　　２２・・・第二導体２
３・・・絶縁ジャケット　　　２４・・・シールド２６
・・・雄コネクタ　　　　　２７・・・雌コネクタ２８
・・・導電性コアワイヤ　２８ａ・・・プローブ部分２
９・・・スリー・ブ　　　　　２９ａ・・・円筒部３１
・・・屈曲部　　　　　　　３２・・・導電性バンド３
３・・・空気ギャップ　　　　３６．３７・・・ハンダ
ト・・内側導電性グリップ ２・・・円筒状凹部 ４・・・外側導電性グリップ ６・・・テーパ付挿入口　　４ ７・・・スロット　　　　　４ ９．５１・・・収縮ジヨイント ３・・・円筒状開口 ６・・・ステンレス鋼ワイヤ ８・・・円筒状凹部 ３・・・開口 ６．７７・・・導体 ８．７９・・・外側導電性グリ １．８２・・・絶縁スリーブ ６・・・ガイドワイヤ組立体 ７・・・導電性コイル ４３・・・面取り ４５・・・挿入口 ６ａ・・・バネ状板部分 ８・・・円筒状スリーブ ５２・・・外側ケース ５４・・・面取り ５７・・・スリーブ ６１．６２・・・導体 ６６．６７・・・バンド ツブ ９・・・接着剤

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）ガイドワイヤの長さ方向に沿って延びる第一導体
    及び第二導体を有するガイドワイヤと、ケーブルの長さ
    方向に沿って延びる第一導体及び第二導体を有する可撓
    性ケーブルと、前記可撓性ケーブルを前記ガイドワイヤ
    に連結し、コネクタ手段により支持される前記導体相互
    間を連結するコネクタ手段とからなるガイドワイヤ組立
    体であって、 前記コネクタ手段は、スリーブを備えた雄コネクタと、
    前記スリーブ内に形成された導電性コアと、前記スリー
    ブ内に形成され、前記導電性コアを前記スリーブから絶
    縁する絶縁手段と、前記絶縁手段により支持され、前記
    スリーブとは隔置された導電性円筒状部材と、前記導電
    性コアに連結され、前記スリーブ内に配置された第一導
    体と、前記導電性円筒状部材に連結され、前記スリーブ
    内に配置された第二導体とからなり、 前記雌コネクタは、前記導電性コアを受け入れるための
    円筒状凹部を有する内側導電性グリップと、前記内側導
    電性グリップの前方に延びる円筒状バンド係合部分を有
    する外側導電性グリップと、前記内側導電性グリップと
    前記外側導電性グリップとの間に位置する絶縁手段と、
    前記外側導電性グリップ上に設けられた絶縁ケースと、
    前記内側導電性グリップに連結され、前記ケース内に配
    置された第一導体と、前記外側導電性グリップに連結さ
    れ、前記ケース内に配置された第二導体とからなり、 前記雌コネクタは前記雄コネクタを受け入れることによ
    って、前記第一導電性グリップは該第一導電性グリップ
    の円筒状凹部内の導電性コアを受け入れ、前記第二導電
    性グリップは前記導電性円筒状部材と係合している前記
    外側導電性グリップの円筒状バンド係合部分によって前
    記雄コネクタの導電性部材を受け入れるガイドワイヤ組
    立体。
  2. （２）前記コアワイヤは収縮端部を有することを特徴と
    する請求項（１）記載のガイドワイヤ組立体。
  3. （３）前記雄コネクタと前記雌コネクタは同軸に構成さ
    れていることを特徴とする請求項（１）記載のガイドワ
    イヤ組立体。
  4. （４）前記雄コネクタは０．０１８インチ以下の直径を
    有することを特徴とする請求項（１）記載のガイドワイ
    ヤ組立体。
  5. （５）前記雄コネクタは相互に絶縁された追加の導体を
    備え、前記雌コネクタは前記雄コネクタの追加的な導電
    性円筒状部材と係合するように位置している追加的な導
    電性グリップを備えていることを特徴とする請求項（１
    ）記載のガイドワイヤ組立体。
  6. （６）ガイドワイヤの長さ方向に沿って延び、端部を有
    する第一及び第二の導体を有するガイドワイヤと、前記
    ガイドワイヤの前記端部に連結する雄コネクタとからな
    り、 前記雄コネクタは、導電性円筒状スリーブと、該スリー
    ブから延びる導電性プローブと、該導電性プローブを前
    記スリーブから絶縁する絶縁手段と、前記スリーブ内を
    通って延び、前記プローブ及び前記スリーブに連結した
    第一および第二の導体とからなるガイドワイヤ組立体。
  7. （７）前記コアワイヤの末端部は収縮していることを特
    徴とする請求項（６）記載のガイドワイヤ組立体。
  8. （８）交換ガイドワイヤを備え、該交換ガイドワイヤは
    末端部を有し、該末端部はスリーブを備え、該スリーブ
    は前記ガイドワイヤのプローブを受け入れ、前記ガイド
    ワイヤと前記交換ガイドワイヤとが摩擦的に連結して前
    記ガイドワイヤが前記交換ガイドワイヤから外れること
    を防止することを特徴とする請求項（６）記載のガイド
    ワイヤ組立体。
  9. （９）スリーブと、導電性材料からなり、前記スリーブ
    内に配置されたコアワイヤと、絶縁材料からなり、前記
    コアワイヤを前記スリーブから絶縁する円筒状スリーブ
    と、絶縁材料の前記スリーブによって支持され、前記ス
    リーブから隔置されている導電性材料製円筒状部材と、
    前記コアワイヤに電気的に結合し、前記スリーブにより
    支持される第一導体および前記バンドに電気的に結合し
    、前記スリーブにより支持される第二導体とからなり、 前記絶縁材料製円筒状スリーブは前記導電性スリーブの
    端部に延びる部分を有するものである雄コネクタ。
  10. （１０）前記絶縁材料製スリーブ上に設けられた複数の
    追加的な円筒状導電性部材を備え、該円筒状導電性部材
    は相互に隔置され、相互に電気的に遮断されていること
    を特徴とする請求項（９）記載の雄コネクタ。
  11. （１１）前記コアワイヤの末端部は収縮していることを
    特徴とする請求項（９）記載の雄コネクタ。
  12. （１２）円筒状凹部を有する内側導電性グリップと、前
    記内側導電性グリップと同軸に配置され、前記内側導電
    性グリップ前方に延びる部分を有する外側導電性グリッ
    プと、前記第一導電性グリップと前記第二導電性グリッ
    プとを絶縁する絶縁物質と、前記第一導電性グリップに
    連結する第一導体および前記第二導電性グリップに連結
    する第二導体と、前記外側導電性グリップを囲み、雄コ
    ネクタを受け入れられるように末端部に形成された開口
    を有する絶縁材料製ケースとからなる雌コネクタ。
  13. （１３）前記外側導電性グリップはスロットを有し、板
    状部分を形成していることを特徴とする請求項（１２）
    記載の雌コネクタ。
  14. （１４）前記第一導電性グリップと同軸に配置され、前
    方に延びる部分を有し、追加された外側導電性グリップ
    に連結する追加の導体を有する追加の外側導電性グリッ
    プを備えていることを特徴とする請求項（１２）記載の
    雌コネクタ。
  15. （１５）前記導電性円筒状部材はバンドの形状をしてい
    ることを特徴とする請求項（１）記載のガイドワイヤ組
    立体。
  16. （１６）前記導電性円筒状部材はコイルの形状をしてい
    ることを特徴とする請求項（１）記載のガイドワイヤ組
    立体。
  17. （１７）前記導電性円筒状部材はコイルの形状をしてい
    ることを特徴とする請求項（６）記載のガイドワイヤ組
    立体。
  18. （１８）前記導電性材料製円筒状部材はコイルに形成さ
    れていることを特徴とする請求項（９）記載の雄コネク
    タ。
  19. （１９）前記コイルはステンレス鋼からなることを特徴
    とする請求項（１６）、（１７）、（１８）のいずれか
    に記載の雄コネクタ。
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