JPH0219955B2 - - Google Patents
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- JPH0219955B2 JPH0219955B2 JP54168611A JP16861179A JPH0219955B2 JP H0219955 B2 JPH0219955 B2 JP H0219955B2 JP 54168611 A JP54168611 A JP 54168611A JP 16861179 A JP16861179 A JP 16861179A JP H0219955 B2 JPH0219955 B2 JP H0219955B2
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Landscapes
- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
本発明は片面および両面複写可能な複写機に関
するもので、表裏を反転させて読取位置に導く再
給送手段を備えていて、両面原稿から片面複写を
得る場合であつて、頁数の小さい面が先に読取ら
れたとしても、トレイに排出される複写紙の頁順
は正しく積載される複写紙を提供することを目的
とする。 以下図面により本発明の一実施例について説明
すると、第1図において1は複写機本体でその上
面にADF(原稿搬送兼反転装置)2が、また側面
にソータ(分類装置)3が設けられている。 本体1内には矢示方向に回転する感光ドラム4
が設けられ、その周方に感光ドラム回転方向に沿
つて公知の帯電および静電潜像形成部5・現像部
6・転写部7・クリーニング部8が順次配設され
る。また感光ドラム4の上方には原稿の画像を感
光ドラム周面に投影する光学系が設けられてい
る。その光学系は透明な原稿台9を下方から照明
するランプ10、そのランプ10と一体に設けら
れ矢示方向に移動する第1ミラー11、第1ミラ
ー11の1/2の速度で同方向へ移動する第2ミラ
ー12、第2ミラー12の反射光路中に配設され
た結像レンズ13および結像レンズ13からの透
過光を感光ドラム周面に反射する第3・4ミラー
14・15を備えている。感光ドラム4の側方に
は複写紙としての転写紙Pを転写部7に向けて送
り出す転写紙収納部16、転写画像を定着する定
着部17、定着後の転写紙Pを両面複写のために
一旦収納し再度転写部7に向けて送り出す中間収
納部18、片面または両面複写後の転写紙Pを反
転させて表裏を調整する反転部19、その反転部
19と並行して設けられた転写紙Pの搬送順序を
調整するストツク手段20、およびソータ3の上
方に設けた転写紙排出トレイ21に連なる排紙部
22が設けられている。 上記ADF2は第2図に示すように原稿台9の
上方に所定の間隙、即ち原稿の厚さに略同じ間隙
をとつて原稿搬送用の無端ベルト23が駆動プー
リ24および従動プーリ25間に懸回されてい
る。ベルト23の従動プーリ25側に原稿Oを積
載する傾斜積載台26、その積載台26の下方に
設けられた上下一対の第1,2送り出しローラ2
7,28、そのローラ対27,28と従動プーリ
25との間に配設された上下一対の搬送ローラ対
29が設けられている。上記第1,2送り出しロ
ーラ27,28は選択的に回転制御される。例え
ば片面原稿の場合には第2ローラ28のみが回転
して積載原稿の最下位のものから順次送り出し、
一方両面原稿の場合には第1ローラ27のみが回
転して積載原稿の最上位のものから順次送り出す
ようになつている。この両ローラ27,28の回
転制御は後述のように原稿の積載の仕方により異
なる。 駆動プーリ24の一側方において、原稿台9に
近接させて走査中において原稿Oを停止させるス
トツパ30が揺動可能に設けられている。駆動プ
ーリ24の他側方において原稿反転部31が配設
されている。その反転部31は反転部側と排紙ト
レイ32側に原稿を振分ける揺動可能な第1ガイ
ド板33、そのガイド板33から斜め上方に傾斜
させた反転通路34、その反転通路34の中間に
設けられた正逆転可能な搬送ローラ対35、原稿
Oの通過を検知してローラ対35の回転方向を変
換させるセンサ36,37、ローラ対35から搬
送された原稿Oをベルト23上方の搬送路38に
導く揺動可能な第2ガイド板39を備えている。
40はベルトの下面に摺擦回転する搬送ローラ、
41は原稿押え金具である。 又、転写紙反転部19は第3図に示すように定
着部17からの転写紙Pを反転部側とストツク手
段20側に振分ける揺動可能な第3ガイド板4
2、そのガイド板42から斜め上方に傾斜させ
た、反転前の転写紙Pを正逆転可能な搬送ローラ
対43に導くと共に反転後の転写紙Pをストツク
方向に導く揺動可能な一対の第4ガイド板44、
ローラ対43に連なる反転通路45および反転前
の転写紙Pの通過を検知してローラ対43の回転
方向を変換させるセンサ46,47を備えてい
る。上記第3,4ガイド板42,44と近接させ
て揺動可能な第5ガイド板48が設けられ、反転
部19に導入されない、または導入され反転され
た転写紙Pをストツク方向へ導く。 ストツク手段20は定着部17からの転写紙P
をストツク側と排紙部22側に振分ける揺動可能
な第6ガイド板49、転写紙Pを斜め上方に傾斜
させたストツクトレイ50に搬送する搬送ローラ
対51、ストツク後の転写紙Pをストツクトレイ
50の上部に設けた排紙ローラ対52に送り出す
手段としての送りローラ53を備えている。その
送りローラ53は揺動アーム54の自由端側に取
付けられ、転写紙Pを送り出す場合にのみ下降し
てトレイ50上の転写紙Pと接触するようになつ
ている。排紙ローラ対52の近傍において本体1
に開口55が形成され、その開口55から排出さ
れた転写紙Pは排紙トレイ21上に積載される。 又、排紙部22は定着部17から直接または反
転部19からの転写紙Pを排紙部側とソータ3側
に振分ける揺動可能な第7ガイド板56、転写紙
Pを斜め上方に傾斜させた排出通路57の上方に
設けられた排紙ローラ対59を備えている。排紙
ローラ対59の近傍において本体1に開口60が
形成され、その開口60から排出された転写紙P
は排紙トレイ21上に積載される。 ソータ3の入口61の前後の転写紙通路にそれ
ぞれ一対の搬送ローラ対62,63が設けられて
いる。 ソータ3は、第4図に示すように搬送ローラ対
63の送り方向に位置する水平部とその水平部か
ら下方に略直角に折曲がる垂直部とを有するガイ
ド通路64と、そのガイド通路64の水平部下部
に位置するストツク手段としてのストツク棚65
と、そのストツク棚65の下方に位置する複数段
(図示例は6段)の分類棚66a〜66fを有す
る。搬送ローラ対63とガイド通路64との間に
は、搬送ローラ対63によつて送られた転写紙P
をガイド通路64またはストツク棚65に振分け
る揺動可能な一対の第8ガイド板67が設けられ
ている。ストツク棚65の上方には揺動アーム6
8の自由端側に取付けられた送りローラ69が配
設され、ストツク棚65にストツクされた転写紙
Pをストツク棚出口側の送り出しローラ対70に
送り出す場合にのみ下降して転写紙Pと接触する
ようになつている。 各分類棚66a〜66fの入口側には送り込み
用の揺動可能な弧状ガイド板71a〜71fおよ
びローラ対72a〜72fが設けられ、該当する
分類棚に送り込まれるべき転写紙Pの到達を検知
して弧状ガイド板71a〜71fを選択的に対応
するローラ対72a〜72fに向けて揺動させ、
またローラ72a〜72fを送り込み方向に回転
させて所要の分類棚へ送り込むものである。 上記ストツク棚65は例えば3枚の1〜6頁ま
で頁数を付された両面原稿の片面複写を行う場
合、その5,6頁の原稿を5頁から複写を開始し
たときに、5頁の複写画像を有する転写紙Pを、
6頁の複写画像を有する転写紙Pが先に分類棚に
分配されるまでストツクし、頁順序を調整するも
のである。ガイド通路64の折曲げ部には搬送ロ
ーラ対73が設けられている。 図には省略したが、定着部17および中間収納
部18と転写紙収納部16からの転写紙通路合流
部分には振分け用のガイド板が設けられ、また送
り出しローラ、搬送ローラが必要箇所に配設され
ている。 第5図は原稿、複写および排出口の種別を選択
するスイツチボード74を示し、これらを組合せ
ると下表のような各種モードA〜Hが得られる。
するもので、表裏を反転させて読取位置に導く再
給送手段を備えていて、両面原稿から片面複写を
得る場合であつて、頁数の小さい面が先に読取ら
れたとしても、トレイに排出される複写紙の頁順
は正しく積載される複写紙を提供することを目的
とする。 以下図面により本発明の一実施例について説明
すると、第1図において1は複写機本体でその上
面にADF(原稿搬送兼反転装置)2が、また側面
にソータ(分類装置)3が設けられている。 本体1内には矢示方向に回転する感光ドラム4
が設けられ、その周方に感光ドラム回転方向に沿
つて公知の帯電および静電潜像形成部5・現像部
6・転写部7・クリーニング部8が順次配設され
る。また感光ドラム4の上方には原稿の画像を感
光ドラム周面に投影する光学系が設けられてい
る。その光学系は透明な原稿台9を下方から照明
するランプ10、そのランプ10と一体に設けら
れ矢示方向に移動する第1ミラー11、第1ミラ
ー11の1/2の速度で同方向へ移動する第2ミラ
ー12、第2ミラー12の反射光路中に配設され
た結像レンズ13および結像レンズ13からの透
過光を感光ドラム周面に反射する第3・4ミラー
14・15を備えている。感光ドラム4の側方に
は複写紙としての転写紙Pを転写部7に向けて送
り出す転写紙収納部16、転写画像を定着する定
着部17、定着後の転写紙Pを両面複写のために
一旦収納し再度転写部7に向けて送り出す中間収
納部18、片面または両面複写後の転写紙Pを反
転させて表裏を調整する反転部19、その反転部
19と並行して設けられた転写紙Pの搬送順序を
調整するストツク手段20、およびソータ3の上
方に設けた転写紙排出トレイ21に連なる排紙部
22が設けられている。 上記ADF2は第2図に示すように原稿台9の
上方に所定の間隙、即ち原稿の厚さに略同じ間隙
をとつて原稿搬送用の無端ベルト23が駆動プー
リ24および従動プーリ25間に懸回されてい
る。ベルト23の従動プーリ25側に原稿Oを積
載する傾斜積載台26、その積載台26の下方に
設けられた上下一対の第1,2送り出しローラ2
7,28、そのローラ対27,28と従動プーリ
25との間に配設された上下一対の搬送ローラ対
29が設けられている。上記第1,2送り出しロ
ーラ27,28は選択的に回転制御される。例え
ば片面原稿の場合には第2ローラ28のみが回転
して積載原稿の最下位のものから順次送り出し、
一方両面原稿の場合には第1ローラ27のみが回
転して積載原稿の最上位のものから順次送り出す
ようになつている。この両ローラ27,28の回
転制御は後述のように原稿の積載の仕方により異
なる。 駆動プーリ24の一側方において、原稿台9に
近接させて走査中において原稿Oを停止させるス
トツパ30が揺動可能に設けられている。駆動プ
ーリ24の他側方において原稿反転部31が配設
されている。その反転部31は反転部側と排紙ト
レイ32側に原稿を振分ける揺動可能な第1ガイ
ド板33、そのガイド板33から斜め上方に傾斜
させた反転通路34、その反転通路34の中間に
設けられた正逆転可能な搬送ローラ対35、原稿
Oの通過を検知してローラ対35の回転方向を変
換させるセンサ36,37、ローラ対35から搬
送された原稿Oをベルト23上方の搬送路38に
導く揺動可能な第2ガイド板39を備えている。
40はベルトの下面に摺擦回転する搬送ローラ、
41は原稿押え金具である。 又、転写紙反転部19は第3図に示すように定
着部17からの転写紙Pを反転部側とストツク手
段20側に振分ける揺動可能な第3ガイド板4
2、そのガイド板42から斜め上方に傾斜させ
た、反転前の転写紙Pを正逆転可能な搬送ローラ
対43に導くと共に反転後の転写紙Pをストツク
方向に導く揺動可能な一対の第4ガイド板44、
ローラ対43に連なる反転通路45および反転前
の転写紙Pの通過を検知してローラ対43の回転
方向を変換させるセンサ46,47を備えてい
る。上記第3,4ガイド板42,44と近接させ
て揺動可能な第5ガイド板48が設けられ、反転
部19に導入されない、または導入され反転され
た転写紙Pをストツク方向へ導く。 ストツク手段20は定着部17からの転写紙P
をストツク側と排紙部22側に振分ける揺動可能
な第6ガイド板49、転写紙Pを斜め上方に傾斜
させたストツクトレイ50に搬送する搬送ローラ
対51、ストツク後の転写紙Pをストツクトレイ
50の上部に設けた排紙ローラ対52に送り出す
手段としての送りローラ53を備えている。その
送りローラ53は揺動アーム54の自由端側に取
付けられ、転写紙Pを送り出す場合にのみ下降し
てトレイ50上の転写紙Pと接触するようになつ
ている。排紙ローラ対52の近傍において本体1
に開口55が形成され、その開口55から排出さ
れた転写紙Pは排紙トレイ21上に積載される。 又、排紙部22は定着部17から直接または反
転部19からの転写紙Pを排紙部側とソータ3側
に振分ける揺動可能な第7ガイド板56、転写紙
Pを斜め上方に傾斜させた排出通路57の上方に
設けられた排紙ローラ対59を備えている。排紙
ローラ対59の近傍において本体1に開口60が
形成され、その開口60から排出された転写紙P
は排紙トレイ21上に積載される。 ソータ3の入口61の前後の転写紙通路にそれ
ぞれ一対の搬送ローラ対62,63が設けられて
いる。 ソータ3は、第4図に示すように搬送ローラ対
63の送り方向に位置する水平部とその水平部か
ら下方に略直角に折曲がる垂直部とを有するガイ
ド通路64と、そのガイド通路64の水平部下部
に位置するストツク手段としてのストツク棚65
と、そのストツク棚65の下方に位置する複数段
(図示例は6段)の分類棚66a〜66fを有す
る。搬送ローラ対63とガイド通路64との間に
は、搬送ローラ対63によつて送られた転写紙P
をガイド通路64またはストツク棚65に振分け
る揺動可能な一対の第8ガイド板67が設けられ
ている。ストツク棚65の上方には揺動アーム6
8の自由端側に取付けられた送りローラ69が配
設され、ストツク棚65にストツクされた転写紙
Pをストツク棚出口側の送り出しローラ対70に
送り出す場合にのみ下降して転写紙Pと接触する
ようになつている。 各分類棚66a〜66fの入口側には送り込み
用の揺動可能な弧状ガイド板71a〜71fおよ
びローラ対72a〜72fが設けられ、該当する
分類棚に送り込まれるべき転写紙Pの到達を検知
して弧状ガイド板71a〜71fを選択的に対応
するローラ対72a〜72fに向けて揺動させ、
またローラ72a〜72fを送り込み方向に回転
させて所要の分類棚へ送り込むものである。 上記ストツク棚65は例えば3枚の1〜6頁ま
で頁数を付された両面原稿の片面複写を行う場
合、その5,6頁の原稿を5頁から複写を開始し
たときに、5頁の複写画像を有する転写紙Pを、
6頁の複写画像を有する転写紙Pが先に分類棚に
分配されるまでストツクし、頁順序を調整するも
のである。ガイド通路64の折曲げ部には搬送ロ
ーラ対73が設けられている。 図には省略したが、定着部17および中間収納
部18と転写紙収納部16からの転写紙通路合流
部分には振分け用のガイド板が設けられ、また送
り出しローラ、搬送ローラが必要箇所に配設され
ている。 第5図は原稿、複写および排出口の種別を選択
するスイツチボード74を示し、これらを組合せ
ると下表のような各種モードA〜Hが得られる。
【表】
【表】
以下各モードにおける原稿および転写紙の移動
径路について説明する。 (1) Aモード 数頁一組の片面シート原稿につき必要部数片面
複写しソータ3にて丁合せしめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て原稿
種別につき片面原稿ボタン75、複写形態につき
片面複写ボタン77、排出口種別につきソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図に於
ける第3及び第5〜8のガイド板42,48,4
956,67が各支持軸を中心に実線示の水平回
動姿勢をとる。又ADF2の第1のガイド板33
も第2図実線示の回動姿勢をとる。尚このAモー
ドに於ては第2及び第4ガイド板39,44の回
動姿勢は無関係である。 原稿Oは積載台26上に、若いページから順に
画像面を下向きにして且つ画像の上下方向を原稿
送り出しローラ27,28の軸線と並行にして積
載する。 本例は便宜上第6図示のように全6頁O1〜O6
からなる複数枚片面シート原稿Oにつきそれを上
記のように積載台26上にセツトし、例えば4部
の複写物を得るものとして以下説明する。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、複写部数設定
ダイアル(図に省略)により複写部数を4部に設
定し、コピー開始ボタン(図に省略)を押すと、
原稿送り出し用の第1及び第2ローラ27及び2
8のうち下側の第2ローラ28のみが回転して原
稿積載台26上の最下位の原稿即ち第1頁目の原
稿O1の送り出しがなされる。そしてその送り出
された第1頁目の原稿O1は搬送ローラ対29、
次いで搬送用無端ベルト23により透明原稿台9
上に搬送され、その先端がストツパ30(第2
図)に当るまで、即ち原稿が原稿台9上の定位置
に至るまで搬送される。原稿先端がストツパ30
に当るとベルト23の回動が停止して原稿は透明
原稿台9上に画像面下向きで静止した状態とな
る。原稿送り出し用第2ローラ28は原稿の後端
が通過した時点或は完全に通過し終わる前にその
回転が停止される。これにより次頁原稿の引続く
送り出しは行なわれない。 次いで原稿走査光学系10〜15により透明原
稿台9上の上記下向き原稿面の走査がなされ、感
光ドラム4面に画像形成や行なわれる。そしてド
ラム面の画像は転写部7に於て転写紙収納部16
からドラムの回転に同期して搬送されてきた転写
紙Pに転写される。像の転写を受けた複写紙はド
ラム4面から分離されて画像定着部17を通過
し、次いで第3図実線示の各水平回動姿勢状態の
第3、第5〜第7ガイド板42,48,49,5
6上を順次通過して搬送ローラ対62→ソータ入
口61→搬送ローラ対63→実線示の水平回動姿
勢状態の第8ガイド板67を経てソータ3内のガ
イド通路64内に入る。ガイド通路64に入つた
複写紙は搬送ローラ対73を経てガイド通路64
の垂直通路に入る。このときソータ分類棚の第1
段(最上段)目の棚66aに対応する弧状ガイド
板71aが第4図実線示のように紙送り込みロー
ラ対72a方向にガイド通路64の垂直通路を横
切つて回動位置した状態にあつて複写紙はその弧
状ガイド板71aによりローラ対72a方向に案
内されローラ対72a間にくわえ込まれて第1段
目の棚66aに画像面下向きで送り込まれる。弧
状ガイド板71aはローラ対72aに対する複写
紙案内後鎖線位置に戻り回動して通路内から逃げ
た状態になる。 このようにして原稿台9上の第1頁目の原稿
O1につき2枚目,3枚目,4枚目の複写が連続
的に行なわれてそれ等が次々に上記の経路でソー
タ3内に送り込まれ、2枚目の複写紙は弧状ガイ
ド板71bの作動により第2段目の棚66bに、
3枚目の複写紙は弧状ガイド板71cの作動によ
り第3段目の棚66cに、4枚目の複写紙は弧状
ガイド板71dの作動により第4段目の棚66d
に夫々分配されて送り込まれる。各棚に送り込ま
れる複写紙は全て下向きである。 原稿台9上の第1頁目の原稿O1につき都合4
枚の複写が終ると、原稿先端ストツパ30が第2
図鎖線示のように逃げ回動すると共に、原稿搬送
無端ベルト23が再回動して原稿台9上の原稿に
送りがかかり、その原稿は実線示の回動姿勢にあ
る第1ガイド板33によりトレイ32方向にガイ
ドされてトレイ32上に画像面下向きで排出され
る。その排出原稿の後端がストツパ部30を通過
すると、該ストツパ30は再び実線示の状態に戻
る。 又原稿送り出し用の第2ローラ28が再回転を
開始し、台26上の第2頁目の原稿O2が原稿台
9上に送り出される。そして原稿台9上に送り出
された第2頁目の原稿O2につき合計4枚の複写
が連続的に行なわれ、次々と第1頁目の複写紙と
同じ径路でソータ3内に導入される。そして各複
写紙は第1頁目の複写紙と同様にソータの第1〜
4の4つの棚66a〜66dに順次1枚宛分配さ
れ、各棚66a〜66dに既に入つている第1頁
目の複写紙の上に画像面下向きで重なる。第2頁
目の原稿O2は4枚の複写が終ると第1頁目の原
稿と同様にトレイ32上に画像面下向きで排出さ
れ、既に排出されている第1頁目の原稿の上に重
なる。 以後最終頁O6までの全原稿につき夫々上記の
ような原稿送り出し→連続複写→ソータ3への搬
送→ソータの棚66a〜66dへの分配、及び原
稿のトレイ32への排出の動作が行なわれて複写
完了となるものである。 即ちソータ3の4つの棚66a〜66dには、
原稿積載台26に最初に積載セツトした原稿O1
〜O6(第6図)と全く同じ頁順に丁合された各一
部づつ合計4部の複写物が得られる。又トレイ3
2に排出積載された原稿も最初と同じ頁順序であ
る。 (2) Bモード 片面シート原稿につき片面複写トレイ21に排
紙するモードである。 第5図スイツチボード74に於て片面原稿ボタ
ン75、片面複写ボタン77、トレイ側ボタン8
0を押すと、これに基づいて第3図に於ける第3
ガイド板42が鎖線、第4ガイド板44が実線、
第5ガイド板48が鎖線、第6ガイド板49が実
線第7ガイド板56が鎖線、の各回動姿勢とな
り、又第2図のADF2の第1ガイド板33の実
線の回動姿勢となる。尚このBモードに於ては第
2ガイド板39(第2図)、第8ガイド板67
(第3図)は無関係である。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、コピー開始ボ
タンを押すと、Aモードの場合と全く同様に下側
の原稿送り出し用第2ローラ28が回転し、又ベ
ルト23の回動により台26上の最下位の原稿即
ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上に搬送位置決
めされその原稿の複写が行なわれる。そして定着
部17を通過した複写紙(画像面上向き)は次い
で第3図に於て鎖線回動姿勢の第3ガイド板42
→実線回動姿勢の第4ガイド板44により反転部
19へ導びかれ、正転aしている搬送ローラ対4
3により反転通路45内に一旦送り込まれる。そ
してセンサ46,47により該複写紙のセンサ部
通過が検知されると、その信号によりローラ対4
3が逆転bに転換され通路45から上記複写紙の
引き出し搬送が行なわれると同様に、第4ガイド
板44が鎖線示の回動姿勢に転換する。その結果
複写紙は画像面下向きとなつてその転換した第4
ガイド板44→鎖線回動姿勢の第5ガイド板48
→実線回動姿勢の第6ガイド板49→鎖線姿勢の
第7ガイド板56に案内されて排紙部22へ導び
かれて搬送ローラ対58により排紙通路57内に
導入され、次いで通路57出口側の搬送ローラ対
58に中継ぎされて出口60から機外のトレイ2
1上に画像面下向きで排出される。 尚ローラ43の逆転bにより反転通路45から
引き出し搬送された複写紙が出終ると、第4ガイ
ド板44は再び実線の回動姿勢に戻ると共に、ロ
ーラ対43も正転aに再転換する。 一方複写を終えた原稿台9上の原稿は前述Aモ
ードの場合と同様にストツパ30の逃げ回動、ベ
ルト23の再回動により再搬送され、実線回動姿
勢状態の第1ガイド板33の案内でトレイ32上
に画像面下向きで排出される。 以後最終頁O6までの全原稿につき、上記のよ
うな原稿送り出し→複写→反転部19→排紙部2
2→トレイ21への排紙、及び原稿のトレイ32
への排出の動作が行なわれて複写完了となるもの
である。 即ちトレイ21上に排出積載された複写物は原
稿積載台26に最初に積載セツトした原稿O1〜
O6(第6図)と全く同じ頁順に丁合されたもので
ある。又トレイ32上に排出積載された原稿も最
初と同じ頁順序である。 (3) Cモード 数頁一組の片面シート原稿につき必要部数両面
複写の形態で複写しソータ3にて丁合せしめるモ
ードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て、片
面原稿ボタン75、両面複写ボタン78、ソータ
側ボタン79を押すと、これに基づいて第3図に
於ける第3ガイド板42が鎖線、第4ガイド板4
4が実線、第5ガイド板48が鎖線、第6〜8ガ
イド板49,56,67が何れも実線、の各回動
姿勢となり、又第2図のADF2の第1ガイド板
33が実線の回動姿勢となる。尚このOモードに
於ては第2ガイド板39(第2図)は無関係であ
る。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、複写部数設定
ダイアルにより複写部数を例えば4部に設定し、
コピー開始ボタンを押すと、Aモードの場合と全
く同様に下側の原稿送り出し用第2ローラ28が
回転し、又ベルト23の回動により台26上の最
下位の原稿即ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上
に搬送位置決めされ、該第1頁目の原稿O1につ
き連続4枚の複写が行なわれる。そしてその4枚
の複写紙は次々と定着部17を通過した後、定着
部17の出口側に設けたガイド板(図に省略)の
切換え姿勢により通路81側に案内され一旦全て
中間収納部18に順次画像面上向きで重なり合つ
た状態で収納される。 4枚の複写を終えた原稿台9上の原稿は前述A
モードの場合と同様にストツパ30の逃げ回動、
ベルト23の再回動により再搬送され、第1ガイ
ド板33の案内でトレイ32上に画像面下向きで
排出される一方、台26上の第2頁目の原稿O2
がローラ28により送り出されて原稿台9上の定
位置に搬送セツトされる。 そしてその第2頁目の原稿O2につき4枚の複
写が行なわれるが、この場合転写部7には上記中
間収納部18に一時収納させてある4枚の複写
紙、即ち片面に既に第1頁目原稿像が複写されて
いる複写紙が順次に通路82を通つて送り出さ
れ、その裏面に対して第2頁目原稿像が転写され
る。次いでその両面複写紙は定着部17を通り、
このときには既に通路83側に切り換つている定
着部17出口側のガイド板により通路83側に案
内された後、前述Bモードの場合と同様に第3ガ
イド板42,第4ガイド板44の案内で反転部1
9の通路45内に一旦送り込まれ、次いでローラ
43の逆転bにより引き出されると共に、第4ガ
イド板44の鎖線示位置への一時的回動変換によ
り鎖線回動姿勢の第5ガイド板48→実線回動姿
勢の第6,第7ガイド板49,56→搬送ローラ
対62→入口61→搬送ローラ対63→実線回動
姿勢の第8ガイド板67の径路で第1頁面上向き
でソータ3の通路64内へ導入される。このよう
にしてソータ3の通路64内へ導入された両面複
写紙はAモードのときと同様に、1枚目の複写紙
は第1段目の棚66aに、2枚目は第2段目の棚
66bに、3枚目は第3段目の棚66cに、4枚
目は第4段目の棚66dに、夫々第1頁画像面下
向きで分配される。複写の終了した原稿台9上の
第2頁目の原稿は第1頁目の原稿と同様にトレイ
32に画像面下向きで排紙され、既に排紙されて
いる第1頁目の原稿上に重なる。 以後上記と同様にして最終頁O6までの全原稿
につき、第3頁目と第4頁目の原稿O3,O4を組
にした両面複写、第5頁目と第6頁目の原稿O5,
O6を組にした両面複写が各4部づつ順次に行な
われ、上記と同様の径路を通つて次々とソータ3
の上記4つの棚66a〜66dに各一枚づつ分配
される。又複写を終了した原稿は次々とトレイ3
2に画像面下向きで排出される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は原稿O1〜O6と同じ頁順で丁合された各一部づ
つ合計4部の両面複写物O′(第7図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初
(第6図)と同じ頁順序である。 (4) Dモード 数頁一組の片面シート原稿につき両面複写の形
態で複写しトレイ21に排紙するモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て、片
面原稿ボタン75、両面複写ボタン78、トレイ
側ボタン80を押すと、これに基づいて第3図に
於ける第3,5,6ガイド板42,48,49が
各実線、第7ガイド板56が鎖線、の回動姿勢と
なり、又第2図のADF2の第1ガイド板33が
実線の回動姿勢となる。尚このDモードに於ては
第2,4,8の各ガイド板は無関係である。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、コピー開始ボ
タンを押すと、Aモードの場合と全く同様に下側
の原稿送り出し用第2ローラ28が回転し、又ベ
ルト23の回動により台26上の最下位の原稿即
ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上に搬送位置決
めされその複写が行なわれる。ドラム面から第1
頁目の原稿画像の転写を受けた複写紙は前述Cモ
ードの場合と同様に定着部17を通過した後通路
81側に案内を受けて中間収納部18に一旦収納
される。 複写を終えた原稿台9上の第1頁目の原稿は前
述Aモードの場合と同様にストツパ30の逃げ回
動、ベルト23の再回動により再搬送され、第1
ガイド板33の案内でトレイ32上に画像面下向
きで排出される一方、台26上の第2頁目の原稿
O2がローラ28により送り出されて原稿台9上
の定位置に搬送セツトされる。 そしてこの第2頁目の原稿につき複写が行なわ
れるが、この場合転写部には上記中間収納部18
に一時収納させた既に第1頁目原稿像が複写され
ている複写紙が通路82を通つて送り出され、そ
の裏面に対して第2頁原稿像が転写される。次い
でその両面複写紙は定着部17を通り、通路83
側に案内を受けて通路83に入り、実線回動姿勢
の第3,5,6ガイド板42,48,49→鎖線
回動姿勢の第7ガイド板56に案内されて排紙部
22へ導びかれて搬送ローラ対58により排紙通
路57内に導入され、次いで該通路出口側の搬送
ローラ対58に中継ぎされて出口60から機外の
トレイ21上に第1頁面下向きで排出される。複
写の終了した第2頁目の原稿は第1頁目と同様に
トレイ32に画像面下向きで排紙され、既に排紙
されている第1頁目の原稿上に重なる。 以後上記と同様にして最終頁O6までの全原稿
につき、第3頁目と第4頁目の原稿O3,O4を組
にした両面複写、第5頁目と第6頁目の原稿O5,
O6を組にした両面複写が順次に行なわれ、それ
等の両面複写紙は上記と同じ径路を通つてトレイ
21上に若い頁面下向きで順次に排紙積載され
る。又複写を終えた原稿は次々とトレイ32に画
像面下向きで排出される。 即ちトレイ21上には原稿O1〜O6と同じ頁順
の両面複写物O′(第7図)が得られる。又トレイ
32上に排出積載された原稿も最初(第6図)と
同じ頁順序である。 (5) Eモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき必要部数
各頁片面複写の形態で複写しソータ3にて丁合せ
しめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、片面複写ボタン77、ソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5,8ガイド板42,48,67が夫々鎖線
示、第4,6,7ガイド板44,49,56が
夫々実線示、の回動姿勢となる。又第2図の
ADF2の第1ガイド板33は鎖線示、第2ガイ
ド板39は実線示の回動姿勢となる。 数頁一組の両面原稿は積載台26上に若い頁か
ら順に下向きに、且つ画像の上下方向を原稿送り
出しローラ27,28の軸線と並行にして積載セ
ツトする。 本例は便宜上第8図示のように全6頁O1〜O6
からなる合計3枚の両面画像シートOにつきそれ
を上記のように積載台26上にセツトし、例えば
4部の複写物を得るものとして以下説明する。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、複写部数設定ダイアルに
より複写部数を4部に設定し、コピー開始ボタン
を押すと、前述A〜Dモードのときとは逆に原稿
送り出し用第1及び第2ローラ27,28のうち
上側の第1ローラ27のみが回転して最上位の原
稿即ち第5,6頁の両面原稿O(5,6)の送り
出しがなされ、原稿台9上の定位置に第5頁面下
向きでセツトされる。 そしてその第5頁面について順次に4枚の片面
複写が行なわれ、その複写紙は順次に定着部17
→通路83→鎖線示回動姿勢の第3ガイド板42
→実線示回動姿勢の第4ガイド板44の径路で反
転部19の通路45内に一旦入り、次いでローラ
43の逆転bにより引き出しを受けると共に第4
ガイド板44の鎖線示位置への一時的回動変換に
より鎖線示回動姿勢の第5ガイド板48→実線示
回動姿勢の第6,第7ガイド板49,56→搬送
ローラ対62→入口61→搬送ローラ対63→鎖
線回動姿勢の第8ガイド板67の径路でソータ3
内のストツク棚65に画像面下向きで次々と送り
込まれ一時ストツクされる。 第5頁面O5の合計4枚の複写が終つた原稿O
(5,6)は次いでストツパ30の逃げ回動及び
ベルト23の再回動により左方に再搬送され鎖線
回動姿勢の第1ガイド板33により原稿反転部3
1方向に案内され、その先端が正転a状態の搬送
ローラ対35にくわえ込まれて一旦反転通路34
内に送り込まれる。そしてその後端がローラ対3
5の近傍に設けたセンサ部36―37を通過する
とその通過信号によりローラ対35が逆転bに転
換して通路34内の原稿の再引き出しがなされる
と共に、第2ガイド板39が鎖線示の回動姿勢に
切換り、上記再引き出し原稿はベルト23の上側
通路38に導入される。そしてベルト23の回動
により右方へ搬送されベルト右端のカーブ通路を
通つて再び原稿台9面を左方へ搬送される。即ち
原稿の上記反転搬送により原稿O(5,6)は表
裏反転されて第6頁面が下向きとなつて原稿台9
上に戻つてくる。そしてベルト23はその原稿が
原稿台9上の定位置(原稿先端がストツパ30に
当つた位置)まで搬送されたときその回動を一時
停止する。 次いで上記原稿の第6頁面O6について順次に
4枚の片面複写が行なわれ、その複写紙は順次に
前記第5頁面の複写紙と同じ搬送径路(第3図、
17→83→42→19→48→49→56→6
2→61→63)でソータ3内に画像面下向きで
導入されるが、このときは第8ガイド板67は実
線示の回動姿勢に転換していてその結果この第6
頁面O6の複写紙は通路64内に入り、Aモード
のときと同様に1枚目の複写紙は第1段目の棚6
6aに、2枚目は第2段目の棚66bに、3枚目
は第3段目の棚66cに、4枚目は第4段目の棚
66dに夫々画像面上向きで分配される。第8ガ
イド板67はこの第6頁面複写紙の4枚目が通過
すると再び鎖線示の回動姿勢に復帰する。 上記第6頁面の複写紙の各段66a〜66dに
対する1枚宛の分配が終了すると、これに引続い
て前記ストツク棚65に一時ストツクされていた
第5頁面の複写紙が揺動式送り出しローラ69の
動作により一枚づつ順次にローラ対70を経て通
路64の垂直通路に送り出されて上記の各棚66
a〜66dに一枚宛分配され、各棚に於て既に一
枚宛分配されている第6頁面複写紙の上に画像面
上向きで重なる。 第5及び第6頁面の各4枚宛の複写を終了する
と、第1ガイド板33が一時実線示の回動姿勢と
なり、又ストツパ30が逃げ回動し、ベルト23
が再回動することにより第5頁面上向きでトレイ
32上に排出される。 以後上記と同様にして、原稿O(3,4)につ
きその第3頁面次いで第4頁面、原稿O(1,2)
につきその第1頁面次で第2頁面の複写が順次に
各4部づつ行なわれ且つその複写紙はストツク手
段65の働きで頁順が調整されて夫々ソータの第
1〜第4段の各棚66a〜66dに画像面上向き
で分配される。又複写を終了した原稿は順次に若
い頁面上向きでトレイ32に排紙される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は両面原稿O(第8図)について片面複写の形態
で複写され、且つ頁順に了合された各一部づつ合
計4部の片面複写物O′(第9図)が得られる。又
トレイ32に排出積載された原稿も最初に台26
上に積載セツトしたもの(第8図)に対して若い
頁面が上向きではあるが頁順序は同じである。 (6) Fモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき各頁片面
複写の形態で複写し、トレイ21に排紙させるモ
ードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、片面複写ボタン77、トレイ側
ボタン80を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5ガイド板42,48が夫々実線示、第6,
7ガイド板49,56が夫々鎖線示の回動姿勢と
なる。第4,8ガイド板44,67はこのモード
では無関係である。又第2図のADF2の第1ガ
イド板33は鎖線示、第2ガイド板39は実線示
の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、コピーボタンを押すとE
モードの場合と同様に上側の原稿送り出し用第1
ローラ27が回転し、最上位の原稿即ち第5頁と
第6頁の原稿O(5,6)が原稿台9上に送り出
され、まず第5頁面の片面複写が行なわれる。そ
の複写紙は定着部17→通路83→実線示回動姿
勢の第3,5ガイド板42,48→鎖線示回動姿
勢の第6ガイド板49→ローラ対51の径路でス
トツク手段20のストツクトレイ50に画像面上
向きで送り込まれて一時ストツクされる。 上記第5頁面の複写が終了すると、原稿O(5,
6)はEモードの場合と同様にADF2(第2図)
の反転径路(33→39→35→31→35→3
8)により反転されて第6頁面O6が下向きとな
つて原稿台9上に再セツトされてその面の複写が
行なわれる。この第6頁面の複写時は第3図の第
6ガイド板49が一時実線示回動姿勢に保持され
る。従つてその第6頁面の複写紙は定着部17→
通路83→実線示回動姿勢の第3,5,6ガイド
板42,48,49→鎖線示回動姿勢の第7ガイ
ド板56→ローラ対58→排紙部22の通路57
→ローラ対59→出口60の径路で機外のトレイ
21上に画像面上向きで排紙される。そしてこの
第6頁面の複写紙の排紙に引き続いて前記ストツ
クトレイ50上に一時ストツクされていた第5頁
面の複写紙が揺動式紙送り出しローラ53の動作
により搬送ローラ対52方向に送られ出口55か
ら機外へ排出されて、トレイ21上に先に排出さ
れている第6頁面複写紙上に画像面上向きで重な
る。 一方第5頁面及び第6頁面の各複写を終了した
原稿O(5,6)はEモードの場合と同様に第5
頁面上向きでトレイ32上に排出される。 以後上記と同様にして、原稿O(3,4)につ
きその第3頁面次いで第4頁面、原稿O(1,2)
につきその第1頁面次いで第2頁面の複写が順次
に行なわれ、且つその複写紙はストツク手段20
の働きで頁順が調整されて次々とトレイ21上に
排紙される。又複写を終了した原稿は順次に若い
頁面上向きでトレイ32に排紙される。 即ちトレイ21上には両面原稿O(第8図)に
ついて片面複写の形態で複写され、且つ頁順に丁
合された複写物O′(第9図)が得られる。又トレ
イ32に排出積載された原稿も最初に台26上に
積載セツトしたもの(第8図)に対して若い頁面
が上向きではあるが頁順序は同じである。 (7) Gモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき必要部数
原稿と同じ両面複写の形態で複写しソータ3にて
丁合せしめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、両面複写ボタン78、ソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5〜8ガイド板42,48,49,56,6
7の全てが実線示の水平回動姿勢になる。第4ガ
イド板はこのGモードに於ては無関係である。又
第2図のADF2の第1ガイド板33は鎖線示、
第2ガイド板39は実線示の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、複写部数設定ダイアルに
より複写部数を例えば4部に設定してコピー開始
ボタンを押すと、Eモードの場合と同様に上側の
原稿送り出し用第1ローラ27が回転し最上位の
原稿即ち第5頁面と第6頁面の原稿O(5,6)
が原稿台9上に送り出され、先ず第5頁面の複写
が連続4回行なわれる。そしてその第5頁面の各
複写紙は定着部17を出た後通路81側に案内を
受けて全て一旦中間収納部18にストツクされ
る。 上記第5頁面の4枚の複写が終了すると、原稿
O(5,6)はEモードの場合と同様にADF2
(第2図)の反転径路33→39→35→31→
35→38により反転されて第6頁面O6が下向
きとなつて原稿台9上に再セツトされ、その第6
頁面につき4枚の複写が行なわれるが、この場合
転写部7には上記中間収納部18に一時収納され
てある4枚の複写紙、即ち片面に既に第5頁面の
像が複写されている複写紙が順次に通路82を通
つて送り出され、その裏面に対して第6頁面の原
稿像が転写される。次いでその両面複写紙は定着
部17→通路83→実線示回動姿勢の第3,5〜
8ガイド板42,48,49,56,67の径路
でソータ3の通路64に導入され、1枚目の複写
紙は第1段目の棚66aに、2枚目は第2段目の
棚66bに、3枚目は第3段目の棚66cに、4
枚目は第4段目の棚66dに、夫々若い頁側面即
ち第5頁面上向きで1枚づつ分配される。複写を
終了した原稿台9上の原稿O(5,6)はEモー
ドの場合と同様に若い頁面即ち第5頁面上向きで
トレイ32上に排紙される。 以後上記と同様に、両面原稿O(3,4)同O
(1,2)につき順次に各4部づつの両面複写が
行なわれて上記の各棚66a〜66dに各一枚づ
つ若い頁面上向きで分配される。又複写を終了し
た原稿は順次に若い頁面上向きでトレイ32に排
紙される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は両面原稿O(第8図)につき原稿と同じ両面複
写形態で複写され、且つ頁順に丁合された各1部
づつ合計4部の複写物O′(第10図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初に
台26上に積載セツトしたもの(第8図)に対し
て若い頁面が上向きではあるが、頁順序は同じで
ある。 (8) Hモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき原稿と同
じ両面複写の形態で複写しトレイ21に排紙する
モードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、両面複写ボタン78、トレイ側
ボタン80を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5,7ガイド板42,48,56が各鎖線示
の、又第4,6ガイド板44,49が各実線示の
回動姿勢となる。このHモードに於ては第8ガイ
ド板67は無関係である。又第2図のADF2の
第1ガイド板33は鎖線示、第2ガイド板39は
実線示の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、コピー開始ボタンを押す
と、Eモードの場合と同様に上側の原稿送り出し
用第1ローラ27が回転し最上位の原稿即ち第5
頁面と第6頁面の原稿O(5,6)が原稿台9上
に送り出され、先ず第5頁面について複写が行な
われる。そしてその第5頁面の複写紙は定着部1
7を出た後通路81側に案内を受けて一旦中間収
納部18にストツクされる。 上記第5頁面の複写が終ると、原稿O(5,6)
はEモードの場合と同様にADF2(第2図)の
反転径路33→39→35→31→35→38に
より反転され第6頁面O6が下向きとなつて原稿
台9上に再セツトされ、その第6頁面につき複写
が行なわれる。この場合転写部7には上記中間収
納部18に一時収納させてある複写紙、即ち片面
に既に第5頁面の像が複写されている複写紙が通
路82を通つて送り出され、その裏面に対して第
6頁面の原稿像が転写される。そしてその両面複
写紙は定着部17→通路83→鎖線示回動姿勢の
第3ガイド板42→実線示回動姿勢の第4ガイド
板44→正転a状態の搬送ローラ対43の径路で
一旦反転部19の反転通路に入つた後ローラ対4
3の逆転bにより引き出されると共に第4ガイド
板44の鎖線示の一時的回動により鎖線回動姿勢
の第5ガイド板48に受けわたされることにより
若い頁面即ち第5頁面が上向きとなり、次いで実
線回動姿勢の第6ガイド板49→鎖線回動姿勢の
第7ガイド板56→ローラ対58→排紙部22の
通路57→ローラ対59→出口60の径路で機外
のトレイ21上に若い頁面即ち第5頁面上向きで
排紙される。複写の終つた原稿O(5,6)はE
モードの場合と同様に第5頁面上向きで排出され
る。 以後上記と同様に両面原稿O(3,4)、同O
(1,2)につき夫々両面複写が行なわれ、又反
転部19により反転を受ける上記と同様の径路で
トレイ21上に順次に排紙される。又複写を終つ
た原稿は順次に若い頁面上向きでトレイ32に排
紙される。 即ちトレイ21上には両面原稿O(第8図)に
つき原稿と同じ両面複写形態で複写され、且つ頁
順に丁合された複写物O′(第10図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初に
台26上に積載セツトしたもの(第8図)に対し
て若い頁面が上向きではあるが、頁順序は同じで
ある。 尚第11図は上記A〜Eの各モードに於ける第
1〜8ガイド板の回動姿勢を一覧にまとめたもの
で、「実」は第3図中実線示回動姿勢、「鎖」は同
図中鎖線示回動姿勢、「実鎖」或は「鎖実」
は両回動姿勢が交互にとられること、又「一」は
そのモードに於て無関係であることを夫々表わ
す。第12図は他の実施例を示すものである。
ADF2の原稿積載台26は反転部31と略平行
に配設され、例えば両面原稿Oは第13図に示す
ように若い頁を上側にして順に積載台26上に積
載され、最下位のものO(5,6)から順次送り
出される。片面原稿の場合は同様に積載台上に積
載され、最上位のものから順次送り出される。即
ち前記実施例の場合と第1,2送り出しローラ2
7,28の作用を逆にする。これらの場合にも前
記同様の各種モードが得られる。 なお前記実施例においてストツクトレイ50と
ストツク棚65を排紙トレイ側およびソータ側に
それぞれ配設したが、このストツク部分を1ケ所
にして、それ以降の転写紙搬送路に排紙トレイと
ソータを配設し、それらを切換えるようにしても
よい。 而して本発明は、 複数枚の両面原稿を頁順に積載する積載台と、 上記積載台上の原稿を順に分離して分離された
1枚の原稿の頁数の小さい面を読取位置に給送す
る送り手段と、 読取られた原稿の表裏を反転させて再びこの原
稿を読取位置に導く再給送手段と、 複数枚の複写紙を積載する積載手段と、 上記原稿の給送及び再給送に対応して上記積載
手段上の複写紙を順に分離して給送する送り手段
と、 上記送られた複写紙に画像を形成する手段と、 画像を形成された複写紙を排紙受けに導く搬送
路と、 上記画像形成手段と上記排紙受けの間に設けら
れていて上記搬送路から分岐しており、複写紙を
ストツクする手段と、 上記ストツク手段内の複写紙を上記排紙受けに
向けて搬送する手段と、 複写紙を上記ストツク手段へ導く位置と上記搬
送路へ導く位置に切換わる手段と、 頁数の小さい面を形成されて先行する複写紙を
一旦上記ストツク手段へストツクし、後行する複
写紙を搬送路を介して排紙受けに導いて後、上気
ストツク手段の複写紙を排紙受けに導くように上
記切換手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする、片面および両面複
写可能な複写機 であり、この特徴構成により、表裏を反転させて
読取位置に導く再給送手段を備えていて、両面原
稿から片面複写を得る場合であつて、頁数の小さ
い面が先に読取られたとしても、トレイに排出さ
れる複写紙の頁順は正しく積載されるという効果
が得られ、便利である。
径路について説明する。 (1) Aモード 数頁一組の片面シート原稿につき必要部数片面
複写しソータ3にて丁合せしめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て原稿
種別につき片面原稿ボタン75、複写形態につき
片面複写ボタン77、排出口種別につきソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図に於
ける第3及び第5〜8のガイド板42,48,4
956,67が各支持軸を中心に実線示の水平回
動姿勢をとる。又ADF2の第1のガイド板33
も第2図実線示の回動姿勢をとる。尚このAモー
ドに於ては第2及び第4ガイド板39,44の回
動姿勢は無関係である。 原稿Oは積載台26上に、若いページから順に
画像面を下向きにして且つ画像の上下方向を原稿
送り出しローラ27,28の軸線と並行にして積
載する。 本例は便宜上第6図示のように全6頁O1〜O6
からなる複数枚片面シート原稿Oにつきそれを上
記のように積載台26上にセツトし、例えば4部
の複写物を得るものとして以下説明する。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、複写部数設定
ダイアル(図に省略)により複写部数を4部に設
定し、コピー開始ボタン(図に省略)を押すと、
原稿送り出し用の第1及び第2ローラ27及び2
8のうち下側の第2ローラ28のみが回転して原
稿積載台26上の最下位の原稿即ち第1頁目の原
稿O1の送り出しがなされる。そしてその送り出
された第1頁目の原稿O1は搬送ローラ対29、
次いで搬送用無端ベルト23により透明原稿台9
上に搬送され、その先端がストツパ30(第2
図)に当るまで、即ち原稿が原稿台9上の定位置
に至るまで搬送される。原稿先端がストツパ30
に当るとベルト23の回動が停止して原稿は透明
原稿台9上に画像面下向きで静止した状態とな
る。原稿送り出し用第2ローラ28は原稿の後端
が通過した時点或は完全に通過し終わる前にその
回転が停止される。これにより次頁原稿の引続く
送り出しは行なわれない。 次いで原稿走査光学系10〜15により透明原
稿台9上の上記下向き原稿面の走査がなされ、感
光ドラム4面に画像形成や行なわれる。そしてド
ラム面の画像は転写部7に於て転写紙収納部16
からドラムの回転に同期して搬送されてきた転写
紙Pに転写される。像の転写を受けた複写紙はド
ラム4面から分離されて画像定着部17を通過
し、次いで第3図実線示の各水平回動姿勢状態の
第3、第5〜第7ガイド板42,48,49,5
6上を順次通過して搬送ローラ対62→ソータ入
口61→搬送ローラ対63→実線示の水平回動姿
勢状態の第8ガイド板67を経てソータ3内のガ
イド通路64内に入る。ガイド通路64に入つた
複写紙は搬送ローラ対73を経てガイド通路64
の垂直通路に入る。このときソータ分類棚の第1
段(最上段)目の棚66aに対応する弧状ガイド
板71aが第4図実線示のように紙送り込みロー
ラ対72a方向にガイド通路64の垂直通路を横
切つて回動位置した状態にあつて複写紙はその弧
状ガイド板71aによりローラ対72a方向に案
内されローラ対72a間にくわえ込まれて第1段
目の棚66aに画像面下向きで送り込まれる。弧
状ガイド板71aはローラ対72aに対する複写
紙案内後鎖線位置に戻り回動して通路内から逃げ
た状態になる。 このようにして原稿台9上の第1頁目の原稿
O1につき2枚目,3枚目,4枚目の複写が連続
的に行なわれてそれ等が次々に上記の経路でソー
タ3内に送り込まれ、2枚目の複写紙は弧状ガイ
ド板71bの作動により第2段目の棚66bに、
3枚目の複写紙は弧状ガイド板71cの作動によ
り第3段目の棚66cに、4枚目の複写紙は弧状
ガイド板71dの作動により第4段目の棚66d
に夫々分配されて送り込まれる。各棚に送り込ま
れる複写紙は全て下向きである。 原稿台9上の第1頁目の原稿O1につき都合4
枚の複写が終ると、原稿先端ストツパ30が第2
図鎖線示のように逃げ回動すると共に、原稿搬送
無端ベルト23が再回動して原稿台9上の原稿に
送りがかかり、その原稿は実線示の回動姿勢にあ
る第1ガイド板33によりトレイ32方向にガイ
ドされてトレイ32上に画像面下向きで排出され
る。その排出原稿の後端がストツパ部30を通過
すると、該ストツパ30は再び実線示の状態に戻
る。 又原稿送り出し用の第2ローラ28が再回転を
開始し、台26上の第2頁目の原稿O2が原稿台
9上に送り出される。そして原稿台9上に送り出
された第2頁目の原稿O2につき合計4枚の複写
が連続的に行なわれ、次々と第1頁目の複写紙と
同じ径路でソータ3内に導入される。そして各複
写紙は第1頁目の複写紙と同様にソータの第1〜
4の4つの棚66a〜66dに順次1枚宛分配さ
れ、各棚66a〜66dに既に入つている第1頁
目の複写紙の上に画像面下向きで重なる。第2頁
目の原稿O2は4枚の複写が終ると第1頁目の原
稿と同様にトレイ32上に画像面下向きで排出さ
れ、既に排出されている第1頁目の原稿の上に重
なる。 以後最終頁O6までの全原稿につき夫々上記の
ような原稿送り出し→連続複写→ソータ3への搬
送→ソータの棚66a〜66dへの分配、及び原
稿のトレイ32への排出の動作が行なわれて複写
完了となるものである。 即ちソータ3の4つの棚66a〜66dには、
原稿積載台26に最初に積載セツトした原稿O1
〜O6(第6図)と全く同じ頁順に丁合された各一
部づつ合計4部の複写物が得られる。又トレイ3
2に排出積載された原稿も最初と同じ頁順序であ
る。 (2) Bモード 片面シート原稿につき片面複写トレイ21に排
紙するモードである。 第5図スイツチボード74に於て片面原稿ボタ
ン75、片面複写ボタン77、トレイ側ボタン8
0を押すと、これに基づいて第3図に於ける第3
ガイド板42が鎖線、第4ガイド板44が実線、
第5ガイド板48が鎖線、第6ガイド板49が実
線第7ガイド板56が鎖線、の各回動姿勢とな
り、又第2図のADF2の第1ガイド板33の実
線の回動姿勢となる。尚このBモードに於ては第
2ガイド板39(第2図)、第8ガイド板67
(第3図)は無関係である。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、コピー開始ボ
タンを押すと、Aモードの場合と全く同様に下側
の原稿送り出し用第2ローラ28が回転し、又ベ
ルト23の回動により台26上の最下位の原稿即
ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上に搬送位置決
めされその原稿の複写が行なわれる。そして定着
部17を通過した複写紙(画像面上向き)は次い
で第3図に於て鎖線回動姿勢の第3ガイド板42
→実線回動姿勢の第4ガイド板44により反転部
19へ導びかれ、正転aしている搬送ローラ対4
3により反転通路45内に一旦送り込まれる。そ
してセンサ46,47により該複写紙のセンサ部
通過が検知されると、その信号によりローラ対4
3が逆転bに転換され通路45から上記複写紙の
引き出し搬送が行なわれると同様に、第4ガイド
板44が鎖線示の回動姿勢に転換する。その結果
複写紙は画像面下向きとなつてその転換した第4
ガイド板44→鎖線回動姿勢の第5ガイド板48
→実線回動姿勢の第6ガイド板49→鎖線姿勢の
第7ガイド板56に案内されて排紙部22へ導び
かれて搬送ローラ対58により排紙通路57内に
導入され、次いで通路57出口側の搬送ローラ対
58に中継ぎされて出口60から機外のトレイ2
1上に画像面下向きで排出される。 尚ローラ43の逆転bにより反転通路45から
引き出し搬送された複写紙が出終ると、第4ガイ
ド板44は再び実線の回動姿勢に戻ると共に、ロ
ーラ対43も正転aに再転換する。 一方複写を終えた原稿台9上の原稿は前述Aモ
ードの場合と同様にストツパ30の逃げ回動、ベ
ルト23の再回動により再搬送され、実線回動姿
勢状態の第1ガイド板33の案内でトレイ32上
に画像面下向きで排出される。 以後最終頁O6までの全原稿につき、上記のよ
うな原稿送り出し→複写→反転部19→排紙部2
2→トレイ21への排紙、及び原稿のトレイ32
への排出の動作が行なわれて複写完了となるもの
である。 即ちトレイ21上に排出積載された複写物は原
稿積載台26に最初に積載セツトした原稿O1〜
O6(第6図)と全く同じ頁順に丁合されたもので
ある。又トレイ32上に排出積載された原稿も最
初と同じ頁順序である。 (3) Cモード 数頁一組の片面シート原稿につき必要部数両面
複写の形態で複写しソータ3にて丁合せしめるモ
ードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て、片
面原稿ボタン75、両面複写ボタン78、ソータ
側ボタン79を押すと、これに基づいて第3図に
於ける第3ガイド板42が鎖線、第4ガイド板4
4が実線、第5ガイド板48が鎖線、第6〜8ガ
イド板49,56,67が何れも実線、の各回動
姿勢となり、又第2図のADF2の第1ガイド板
33が実線の回動姿勢となる。尚このOモードに
於ては第2ガイド板39(第2図)は無関係であ
る。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、複写部数設定
ダイアルにより複写部数を例えば4部に設定し、
コピー開始ボタンを押すと、Aモードの場合と全
く同様に下側の原稿送り出し用第2ローラ28が
回転し、又ベルト23の回動により台26上の最
下位の原稿即ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上
に搬送位置決めされ、該第1頁目の原稿O1につ
き連続4枚の複写が行なわれる。そしてその4枚
の複写紙は次々と定着部17を通過した後、定着
部17の出口側に設けたガイド板(図に省略)の
切換え姿勢により通路81側に案内され一旦全て
中間収納部18に順次画像面上向きで重なり合つ
た状態で収納される。 4枚の複写を終えた原稿台9上の原稿は前述A
モードの場合と同様にストツパ30の逃げ回動、
ベルト23の再回動により再搬送され、第1ガイ
ド板33の案内でトレイ32上に画像面下向きで
排出される一方、台26上の第2頁目の原稿O2
がローラ28により送り出されて原稿台9上の定
位置に搬送セツトされる。 そしてその第2頁目の原稿O2につき4枚の複
写が行なわれるが、この場合転写部7には上記中
間収納部18に一時収納させてある4枚の複写
紙、即ち片面に既に第1頁目原稿像が複写されて
いる複写紙が順次に通路82を通つて送り出さ
れ、その裏面に対して第2頁目原稿像が転写され
る。次いでその両面複写紙は定着部17を通り、
このときには既に通路83側に切り換つている定
着部17出口側のガイド板により通路83側に案
内された後、前述Bモードの場合と同様に第3ガ
イド板42,第4ガイド板44の案内で反転部1
9の通路45内に一旦送り込まれ、次いでローラ
43の逆転bにより引き出されると共に、第4ガ
イド板44の鎖線示位置への一時的回動変換によ
り鎖線回動姿勢の第5ガイド板48→実線回動姿
勢の第6,第7ガイド板49,56→搬送ローラ
対62→入口61→搬送ローラ対63→実線回動
姿勢の第8ガイド板67の径路で第1頁面上向き
でソータ3の通路64内へ導入される。このよう
にしてソータ3の通路64内へ導入された両面複
写紙はAモードのときと同様に、1枚目の複写紙
は第1段目の棚66aに、2枚目は第2段目の棚
66bに、3枚目は第3段目の棚66cに、4枚
目は第4段目の棚66dに、夫々第1頁画像面下
向きで分配される。複写の終了した原稿台9上の
第2頁目の原稿は第1頁目の原稿と同様にトレイ
32に画像面下向きで排紙され、既に排紙されて
いる第1頁目の原稿上に重なる。 以後上記と同様にして最終頁O6までの全原稿
につき、第3頁目と第4頁目の原稿O3,O4を組
にした両面複写、第5頁目と第6頁目の原稿O5,
O6を組にした両面複写が各4部づつ順次に行な
われ、上記と同様の径路を通つて次々とソータ3
の上記4つの棚66a〜66dに各一枚づつ分配
される。又複写を終了した原稿は次々とトレイ3
2に画像面下向きで排出される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は原稿O1〜O6と同じ頁順で丁合された各一部づ
つ合計4部の両面複写物O′(第7図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初
(第6図)と同じ頁順序である。 (4) Dモード 数頁一組の片面シート原稿につき両面複写の形
態で複写しトレイ21に排紙するモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て、片
面原稿ボタン75、両面複写ボタン78、トレイ
側ボタン80を押すと、これに基づいて第3図に
於ける第3,5,6ガイド板42,48,49が
各実線、第7ガイド板56が鎖線、の回動姿勢と
なり、又第2図のADF2の第1ガイド板33が
実線の回動姿勢となる。尚このDモードに於ては
第2,4,8の各ガイド板は無関係である。 複写すべき片面シート原稿O1〜O6(第6図)は
前述Aモードの場合と同要領で原稿積載台26上
に積載セツトする。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿O(O1〜O6)のセツト後、コピー開始ボ
タンを押すと、Aモードの場合と全く同様に下側
の原稿送り出し用第2ローラ28が回転し、又ベ
ルト23の回動により台26上の最下位の原稿即
ち第1頁目の原稿O1が原稿台9上に搬送位置決
めされその複写が行なわれる。ドラム面から第1
頁目の原稿画像の転写を受けた複写紙は前述Cモ
ードの場合と同様に定着部17を通過した後通路
81側に案内を受けて中間収納部18に一旦収納
される。 複写を終えた原稿台9上の第1頁目の原稿は前
述Aモードの場合と同様にストツパ30の逃げ回
動、ベルト23の再回動により再搬送され、第1
ガイド板33の案内でトレイ32上に画像面下向
きで排出される一方、台26上の第2頁目の原稿
O2がローラ28により送り出されて原稿台9上
の定位置に搬送セツトされる。 そしてこの第2頁目の原稿につき複写が行なわ
れるが、この場合転写部には上記中間収納部18
に一時収納させた既に第1頁目原稿像が複写され
ている複写紙が通路82を通つて送り出され、そ
の裏面に対して第2頁原稿像が転写される。次い
でその両面複写紙は定着部17を通り、通路83
側に案内を受けて通路83に入り、実線回動姿勢
の第3,5,6ガイド板42,48,49→鎖線
回動姿勢の第7ガイド板56に案内されて排紙部
22へ導びかれて搬送ローラ対58により排紙通
路57内に導入され、次いで該通路出口側の搬送
ローラ対58に中継ぎされて出口60から機外の
トレイ21上に第1頁面下向きで排出される。複
写の終了した第2頁目の原稿は第1頁目と同様に
トレイ32に画像面下向きで排紙され、既に排紙
されている第1頁目の原稿上に重なる。 以後上記と同様にして最終頁O6までの全原稿
につき、第3頁目と第4頁目の原稿O3,O4を組
にした両面複写、第5頁目と第6頁目の原稿O5,
O6を組にした両面複写が順次に行なわれ、それ
等の両面複写紙は上記と同じ径路を通つてトレイ
21上に若い頁面下向きで順次に排紙積載され
る。又複写を終えた原稿は次々とトレイ32に画
像面下向きで排出される。 即ちトレイ21上には原稿O1〜O6と同じ頁順
の両面複写物O′(第7図)が得られる。又トレイ
32上に排出積載された原稿も最初(第6図)と
同じ頁順序である。 (5) Eモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき必要部数
各頁片面複写の形態で複写しソータ3にて丁合せ
しめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、片面複写ボタン77、ソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5,8ガイド板42,48,67が夫々鎖線
示、第4,6,7ガイド板44,49,56が
夫々実線示、の回動姿勢となる。又第2図の
ADF2の第1ガイド板33は鎖線示、第2ガイ
ド板39は実線示の回動姿勢となる。 数頁一組の両面原稿は積載台26上に若い頁か
ら順に下向きに、且つ画像の上下方向を原稿送り
出しローラ27,28の軸線と並行にして積載セ
ツトする。 本例は便宜上第8図示のように全6頁O1〜O6
からなる合計3枚の両面画像シートOにつきそれ
を上記のように積載台26上にセツトし、例えば
4部の複写物を得るものとして以下説明する。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、複写部数設定ダイアルに
より複写部数を4部に設定し、コピー開始ボタン
を押すと、前述A〜Dモードのときとは逆に原稿
送り出し用第1及び第2ローラ27,28のうち
上側の第1ローラ27のみが回転して最上位の原
稿即ち第5,6頁の両面原稿O(5,6)の送り
出しがなされ、原稿台9上の定位置に第5頁面下
向きでセツトされる。 そしてその第5頁面について順次に4枚の片面
複写が行なわれ、その複写紙は順次に定着部17
→通路83→鎖線示回動姿勢の第3ガイド板42
→実線示回動姿勢の第4ガイド板44の径路で反
転部19の通路45内に一旦入り、次いでローラ
43の逆転bにより引き出しを受けると共に第4
ガイド板44の鎖線示位置への一時的回動変換に
より鎖線示回動姿勢の第5ガイド板48→実線示
回動姿勢の第6,第7ガイド板49,56→搬送
ローラ対62→入口61→搬送ローラ対63→鎖
線回動姿勢の第8ガイド板67の径路でソータ3
内のストツク棚65に画像面下向きで次々と送り
込まれ一時ストツクされる。 第5頁面O5の合計4枚の複写が終つた原稿O
(5,6)は次いでストツパ30の逃げ回動及び
ベルト23の再回動により左方に再搬送され鎖線
回動姿勢の第1ガイド板33により原稿反転部3
1方向に案内され、その先端が正転a状態の搬送
ローラ対35にくわえ込まれて一旦反転通路34
内に送り込まれる。そしてその後端がローラ対3
5の近傍に設けたセンサ部36―37を通過する
とその通過信号によりローラ対35が逆転bに転
換して通路34内の原稿の再引き出しがなされる
と共に、第2ガイド板39が鎖線示の回動姿勢に
切換り、上記再引き出し原稿はベルト23の上側
通路38に導入される。そしてベルト23の回動
により右方へ搬送されベルト右端のカーブ通路を
通つて再び原稿台9面を左方へ搬送される。即ち
原稿の上記反転搬送により原稿O(5,6)は表
裏反転されて第6頁面が下向きとなつて原稿台9
上に戻つてくる。そしてベルト23はその原稿が
原稿台9上の定位置(原稿先端がストツパ30に
当つた位置)まで搬送されたときその回動を一時
停止する。 次いで上記原稿の第6頁面O6について順次に
4枚の片面複写が行なわれ、その複写紙は順次に
前記第5頁面の複写紙と同じ搬送径路(第3図、
17→83→42→19→48→49→56→6
2→61→63)でソータ3内に画像面下向きで
導入されるが、このときは第8ガイド板67は実
線示の回動姿勢に転換していてその結果この第6
頁面O6の複写紙は通路64内に入り、Aモード
のときと同様に1枚目の複写紙は第1段目の棚6
6aに、2枚目は第2段目の棚66bに、3枚目
は第3段目の棚66cに、4枚目は第4段目の棚
66dに夫々画像面上向きで分配される。第8ガ
イド板67はこの第6頁面複写紙の4枚目が通過
すると再び鎖線示の回動姿勢に復帰する。 上記第6頁面の複写紙の各段66a〜66dに
対する1枚宛の分配が終了すると、これに引続い
て前記ストツク棚65に一時ストツクされていた
第5頁面の複写紙が揺動式送り出しローラ69の
動作により一枚づつ順次にローラ対70を経て通
路64の垂直通路に送り出されて上記の各棚66
a〜66dに一枚宛分配され、各棚に於て既に一
枚宛分配されている第6頁面複写紙の上に画像面
上向きで重なる。 第5及び第6頁面の各4枚宛の複写を終了する
と、第1ガイド板33が一時実線示の回動姿勢と
なり、又ストツパ30が逃げ回動し、ベルト23
が再回動することにより第5頁面上向きでトレイ
32上に排出される。 以後上記と同様にして、原稿O(3,4)につ
きその第3頁面次いで第4頁面、原稿O(1,2)
につきその第1頁面次で第2頁面の複写が順次に
各4部づつ行なわれ且つその複写紙はストツク手
段65の働きで頁順が調整されて夫々ソータの第
1〜第4段の各棚66a〜66dに画像面上向き
で分配される。又複写を終了した原稿は順次に若
い頁面上向きでトレイ32に排紙される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は両面原稿O(第8図)について片面複写の形態
で複写され、且つ頁順に了合された各一部づつ合
計4部の片面複写物O′(第9図)が得られる。又
トレイ32に排出積載された原稿も最初に台26
上に積載セツトしたもの(第8図)に対して若い
頁面が上向きではあるが頁順序は同じである。 (6) Fモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき各頁片面
複写の形態で複写し、トレイ21に排紙させるモ
ードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、片面複写ボタン77、トレイ側
ボタン80を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5ガイド板42,48が夫々実線示、第6,
7ガイド板49,56が夫々鎖線示の回動姿勢と
なる。第4,8ガイド板44,67はこのモード
では無関係である。又第2図のADF2の第1ガ
イド板33は鎖線示、第2ガイド板39は実線示
の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、コピーボタンを押すとE
モードの場合と同様に上側の原稿送り出し用第1
ローラ27が回転し、最上位の原稿即ち第5頁と
第6頁の原稿O(5,6)が原稿台9上に送り出
され、まず第5頁面の片面複写が行なわれる。そ
の複写紙は定着部17→通路83→実線示回動姿
勢の第3,5ガイド板42,48→鎖線示回動姿
勢の第6ガイド板49→ローラ対51の径路でス
トツク手段20のストツクトレイ50に画像面上
向きで送り込まれて一時ストツクされる。 上記第5頁面の複写が終了すると、原稿O(5,
6)はEモードの場合と同様にADF2(第2図)
の反転径路(33→39→35→31→35→3
8)により反転されて第6頁面O6が下向きとな
つて原稿台9上に再セツトされてその面の複写が
行なわれる。この第6頁面の複写時は第3図の第
6ガイド板49が一時実線示回動姿勢に保持され
る。従つてその第6頁面の複写紙は定着部17→
通路83→実線示回動姿勢の第3,5,6ガイド
板42,48,49→鎖線示回動姿勢の第7ガイ
ド板56→ローラ対58→排紙部22の通路57
→ローラ対59→出口60の径路で機外のトレイ
21上に画像面上向きで排紙される。そしてこの
第6頁面の複写紙の排紙に引き続いて前記ストツ
クトレイ50上に一時ストツクされていた第5頁
面の複写紙が揺動式紙送り出しローラ53の動作
により搬送ローラ対52方向に送られ出口55か
ら機外へ排出されて、トレイ21上に先に排出さ
れている第6頁面複写紙上に画像面上向きで重な
る。 一方第5頁面及び第6頁面の各複写を終了した
原稿O(5,6)はEモードの場合と同様に第5
頁面上向きでトレイ32上に排出される。 以後上記と同様にして、原稿O(3,4)につ
きその第3頁面次いで第4頁面、原稿O(1,2)
につきその第1頁面次いで第2頁面の複写が順次
に行なわれ、且つその複写紙はストツク手段20
の働きで頁順が調整されて次々とトレイ21上に
排紙される。又複写を終了した原稿は順次に若い
頁面上向きでトレイ32に排紙される。 即ちトレイ21上には両面原稿O(第8図)に
ついて片面複写の形態で複写され、且つ頁順に丁
合された複写物O′(第9図)が得られる。又トレ
イ32に排出積載された原稿も最初に台26上に
積載セツトしたもの(第8図)に対して若い頁面
が上向きではあるが頁順序は同じである。 (7) Gモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき必要部数
原稿と同じ両面複写の形態で複写しソータ3にて
丁合せしめるモードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、両面複写ボタン78、ソータ側
ボタン79を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5〜8ガイド板42,48,49,56,6
7の全てが実線示の水平回動姿勢になる。第4ガ
イド板はこのGモードに於ては無関係である。又
第2図のADF2の第1ガイド板33は鎖線示、
第2ガイド板39は実線示の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、複写部数設定ダイアルに
より複写部数を例えば4部に設定してコピー開始
ボタンを押すと、Eモードの場合と同様に上側の
原稿送り出し用第1ローラ27が回転し最上位の
原稿即ち第5頁面と第6頁面の原稿O(5,6)
が原稿台9上に送り出され、先ず第5頁面の複写
が連続4回行なわれる。そしてその第5頁面の各
複写紙は定着部17を出た後通路81側に案内を
受けて全て一旦中間収納部18にストツクされ
る。 上記第5頁面の4枚の複写が終了すると、原稿
O(5,6)はEモードの場合と同様にADF2
(第2図)の反転径路33→39→35→31→
35→38により反転されて第6頁面O6が下向
きとなつて原稿台9上に再セツトされ、その第6
頁面につき4枚の複写が行なわれるが、この場合
転写部7には上記中間収納部18に一時収納され
てある4枚の複写紙、即ち片面に既に第5頁面の
像が複写されている複写紙が順次に通路82を通
つて送り出され、その裏面に対して第6頁面の原
稿像が転写される。次いでその両面複写紙は定着
部17→通路83→実線示回動姿勢の第3,5〜
8ガイド板42,48,49,56,67の径路
でソータ3の通路64に導入され、1枚目の複写
紙は第1段目の棚66aに、2枚目は第2段目の
棚66bに、3枚目は第3段目の棚66cに、4
枚目は第4段目の棚66dに、夫々若い頁側面即
ち第5頁面上向きで1枚づつ分配される。複写を
終了した原稿台9上の原稿O(5,6)はEモー
ドの場合と同様に若い頁面即ち第5頁面上向きで
トレイ32上に排紙される。 以後上記と同様に、両面原稿O(3,4)同O
(1,2)につき順次に各4部づつの両面複写が
行なわれて上記の各棚66a〜66dに各一枚づ
つ若い頁面上向きで分配される。又複写を終了し
た原稿は順次に若い頁面上向きでトレイ32に排
紙される。 即ちソータ3の上記4つの棚66a〜66dに
は両面原稿O(第8図)につき原稿と同じ両面複
写形態で複写され、且つ頁順に丁合された各1部
づつ合計4部の複写物O′(第10図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初に
台26上に積載セツトしたもの(第8図)に対し
て若い頁面が上向きではあるが、頁順序は同じで
ある。 (8) Hモード 数頁一組の両面画像シート原稿につき原稿と同
じ両面複写の形態で複写しトレイ21に排紙する
モードである。 複写機の第5図スイツチボード74に於て両面
原稿ボタン76、両面複写ボタン78、トレイ側
ボタン80を押すと、これに基づいて第3図の第
3,5,7ガイド板42,48,56が各鎖線示
の、又第4,6ガイド板44,49が各実線示の
回動姿勢となる。このHモードに於ては第8ガイ
ド板67は無関係である。又第2図のADF2の
第1ガイド板33は鎖線示、第2ガイド板39は
実線示の回動姿勢となる。 原稿O(第8図)は前述Eモードの場合と同要
領で原稿積載台26上に積載セツトされる。 上記のスイツチボード74によるモード設定、
及び原稿Oのセツト後、コピー開始ボタンを押す
と、Eモードの場合と同様に上側の原稿送り出し
用第1ローラ27が回転し最上位の原稿即ち第5
頁面と第6頁面の原稿O(5,6)が原稿台9上
に送り出され、先ず第5頁面について複写が行な
われる。そしてその第5頁面の複写紙は定着部1
7を出た後通路81側に案内を受けて一旦中間収
納部18にストツクされる。 上記第5頁面の複写が終ると、原稿O(5,6)
はEモードの場合と同様にADF2(第2図)の
反転径路33→39→35→31→35→38に
より反転され第6頁面O6が下向きとなつて原稿
台9上に再セツトされ、その第6頁面につき複写
が行なわれる。この場合転写部7には上記中間収
納部18に一時収納させてある複写紙、即ち片面
に既に第5頁面の像が複写されている複写紙が通
路82を通つて送り出され、その裏面に対して第
6頁面の原稿像が転写される。そしてその両面複
写紙は定着部17→通路83→鎖線示回動姿勢の
第3ガイド板42→実線示回動姿勢の第4ガイド
板44→正転a状態の搬送ローラ対43の径路で
一旦反転部19の反転通路に入つた後ローラ対4
3の逆転bにより引き出されると共に第4ガイド
板44の鎖線示の一時的回動により鎖線回動姿勢
の第5ガイド板48に受けわたされることにより
若い頁面即ち第5頁面が上向きとなり、次いで実
線回動姿勢の第6ガイド板49→鎖線回動姿勢の
第7ガイド板56→ローラ対58→排紙部22の
通路57→ローラ対59→出口60の径路で機外
のトレイ21上に若い頁面即ち第5頁面上向きで
排紙される。複写の終つた原稿O(5,6)はE
モードの場合と同様に第5頁面上向きで排出され
る。 以後上記と同様に両面原稿O(3,4)、同O
(1,2)につき夫々両面複写が行なわれ、又反
転部19により反転を受ける上記と同様の径路で
トレイ21上に順次に排紙される。又複写を終つ
た原稿は順次に若い頁面上向きでトレイ32に排
紙される。 即ちトレイ21上には両面原稿O(第8図)に
つき原稿と同じ両面複写形態で複写され、且つ頁
順に丁合された複写物O′(第10図)が得られ
る。又トレイ32に排出積載された原稿も最初に
台26上に積載セツトしたもの(第8図)に対し
て若い頁面が上向きではあるが、頁順序は同じで
ある。 尚第11図は上記A〜Eの各モードに於ける第
1〜8ガイド板の回動姿勢を一覧にまとめたもの
で、「実」は第3図中実線示回動姿勢、「鎖」は同
図中鎖線示回動姿勢、「実鎖」或は「鎖実」
は両回動姿勢が交互にとられること、又「一」は
そのモードに於て無関係であることを夫々表わ
す。第12図は他の実施例を示すものである。
ADF2の原稿積載台26は反転部31と略平行
に配設され、例えば両面原稿Oは第13図に示す
ように若い頁を上側にして順に積載台26上に積
載され、最下位のものO(5,6)から順次送り
出される。片面原稿の場合は同様に積載台上に積
載され、最上位のものから順次送り出される。即
ち前記実施例の場合と第1,2送り出しローラ2
7,28の作用を逆にする。これらの場合にも前
記同様の各種モードが得られる。 なお前記実施例においてストツクトレイ50と
ストツク棚65を排紙トレイ側およびソータ側に
それぞれ配設したが、このストツク部分を1ケ所
にして、それ以降の転写紙搬送路に排紙トレイと
ソータを配設し、それらを切換えるようにしても
よい。 而して本発明は、 複数枚の両面原稿を頁順に積載する積載台と、 上記積載台上の原稿を順に分離して分離された
1枚の原稿の頁数の小さい面を読取位置に給送す
る送り手段と、 読取られた原稿の表裏を反転させて再びこの原
稿を読取位置に導く再給送手段と、 複数枚の複写紙を積載する積載手段と、 上記原稿の給送及び再給送に対応して上記積載
手段上の複写紙を順に分離して給送する送り手段
と、 上記送られた複写紙に画像を形成する手段と、 画像を形成された複写紙を排紙受けに導く搬送
路と、 上記画像形成手段と上記排紙受けの間に設けら
れていて上記搬送路から分岐しており、複写紙を
ストツクする手段と、 上記ストツク手段内の複写紙を上記排紙受けに
向けて搬送する手段と、 複写紙を上記ストツク手段へ導く位置と上記搬
送路へ導く位置に切換わる手段と、 頁数の小さい面を形成されて先行する複写紙を
一旦上記ストツク手段へストツクし、後行する複
写紙を搬送路を介して排紙受けに導いて後、上気
ストツク手段の複写紙を排紙受けに導くように上
記切換手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする、片面および両面複
写可能な複写機 であり、この特徴構成により、表裏を反転させて
読取位置に導く再給送手段を備えていて、両面原
稿から片面複写を得る場合であつて、頁数の小さ
い面が先に読取られたとしても、トレイに排出さ
れる複写紙の頁順は正しく積載されるという効果
が得られ、便利である。
第1図は本発明の一実施例の概略図、第2図は
ADFの同上図、第3図は転写紙用排紙トレイ近
傍の同上図、第4図はソータの同上図、第5図は
スイツチボードの部分平面図、第6図は片面原稿
の積載説明図、第7図はその両面複写物の頁順を
示す図、第8図は両面原稿の積載説明図、第9,
10図は夫々その片面及び両面複写物の頁順を示
す図、第11図は各モードに於ける各ガイド板の
回動姿勢状態の一覧表、第12図は他の一実施例
のADFの概略図、第13図は第12図例におけ
る原稿の積載説明図である。 Oは原稿、Pは複写紙としての転写紙、1は本
体、2はADF、3はソータ、19,31は反転
部、20はストツク手段、26は積載台、27,
28は第1,2送り出しローラ、65はストツク
棚。
ADFの同上図、第3図は転写紙用排紙トレイ近
傍の同上図、第4図はソータの同上図、第5図は
スイツチボードの部分平面図、第6図は片面原稿
の積載説明図、第7図はその両面複写物の頁順を
示す図、第8図は両面原稿の積載説明図、第9,
10図は夫々その片面及び両面複写物の頁順を示
す図、第11図は各モードに於ける各ガイド板の
回動姿勢状態の一覧表、第12図は他の一実施例
のADFの概略図、第13図は第12図例におけ
る原稿の積載説明図である。 Oは原稿、Pは複写紙としての転写紙、1は本
体、2はADF、3はソータ、19,31は反転
部、20はストツク手段、26は積載台、27,
28は第1,2送り出しローラ、65はストツク
棚。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数枚の両面原稿を頁順に積載する積載台
と、 上記積載台上の原稿を順に分離して、分離され
た1枚の原稿の頁数の小さい面を読取位置に給送
する送り手段と、 読取られた原稿の表裏を反転させて再びこの原
稿を読取位置に導く再給送手段と、 複数枚の複写紙を積載する積載手段と、 上記原稿の給送及び再給送に対応して上記積載
手段上の複写紙を順に分離して給送する送り手段
と、 上記送られた複写紙に画像を形成する手段と、 画像を形成された複写紙を排紙受けに導く搬送
路と、 上記画像形成手段と上記排紙受けの間に設けら
れていて上記搬送路から分岐しており、複写紙を
ストツクする手段と、 上記ストツク手段内の複写紙を上記排紙受けに
向けて搬送する手段と、 複写紙を上記ストツク手段へ導く位置と上記搬
送路へ導く位置に切換わる手段と、 頁数の小さい面を形成されて先行する複写紙を
一旦上記ストツク手段へストツクし、後行する複
写紙を搬送路を介して排紙受けに導いて後、上記
ストツク手段の複写紙を排紙受けに導くように、
上記切換手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする、片面および両面複写
可能な複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16861179A JPS5691249A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Copying machine which permits one-side and both-side copying |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16861179A JPS5691249A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Copying machine which permits one-side and both-side copying |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5691249A JPS5691249A (en) | 1981-07-24 |
JPH0219955B2 true JPH0219955B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=15871258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16861179A Granted JPS5691249A (en) | 1979-12-25 | 1979-12-25 | Copying machine which permits one-side and both-side copying |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5691249A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5022640A (en) * | 1985-10-28 | 1991-06-11 | Xerox Corporation | Auto-duplex/simplex feeder module |
US4812877A (en) * | 1986-09-13 | 1989-03-14 | Minolta Camera Kubushiki Kaisha | Copying apparatus with multiple copy modes |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5099553A (ja) * | 1973-12-28 | 1975-08-07 | ||
JPS5399945A (en) * | 1977-02-10 | 1978-08-31 | Ricoh Co Ltd | Automatic original feeder for copier |
JPS53113544A (en) * | 1977-03-15 | 1978-10-04 | Fuji Xerox Co Ltd | Automatic manuscript handling device |
JPS53127732A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-08 | Ibm | Copying device |
JPS5418745A (en) * | 1977-07-12 | 1979-02-13 | Ricoh Co Ltd | Copying machine |
-
1979
- 1979-12-25 JP JP16861179A patent/JPS5691249A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5099553A (ja) * | 1973-12-28 | 1975-08-07 | ||
JPS5399945A (en) * | 1977-02-10 | 1978-08-31 | Ricoh Co Ltd | Automatic original feeder for copier |
JPS53113544A (en) * | 1977-03-15 | 1978-10-04 | Fuji Xerox Co Ltd | Automatic manuscript handling device |
JPS53127732A (en) * | 1977-04-13 | 1978-11-08 | Ibm | Copying device |
JPS5418745A (en) * | 1977-07-12 | 1979-02-13 | Ricoh Co Ltd | Copying machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5691249A (en) | 1981-07-24 |
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