JPH02199425A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
- Publication number
- JPH02199425A JPH02199425A JP1886289A JP1886289A JPH02199425A JP H02199425 A JPH02199425 A JP H02199425A JP 1886289 A JP1886289 A JP 1886289A JP 1886289 A JP1886289 A JP 1886289A JP H02199425 A JPH02199425 A JP H02199425A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- complementary
- display element
- transparent
- oriented films
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title claims abstract description 97
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 53
- 239000004988 Nematic liquid crystal Substances 0.000 claims abstract description 17
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims abstract description 15
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 description 5
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 4
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 229910003437 indium oxide Inorganic materials 0.000 description 3
- PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N indium(iii) oxide Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[In+3].[In+3] PJXISJQVUVHSOJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 3
- 239000004986 Cholesteric liquid crystals (ChLC) Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000005693 optoelectronics Effects 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N tin dioxide Chemical compound O=[Sn]=O XOLBLPGZBRYERU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 230000003098 cholesteric effect Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000422 nocturnal effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000036961 partial effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は時計、電卓の数字表示パターン、計測機器、車
載機器の数字、記号、パターン表示、あるいはパソコン
、ワープロのグラフィック表示、ビデオ表示などに有用
な液晶表示素子に関する。
載機器の数字、記号、パターン表示、あるいはパソコン
、ワープロのグラフィック表示、ビデオ表示などに有用
な液晶表示素子に関する。
[従来の技術]
液晶表示装置は電気光学効果、すなわち電場を印加した
時に生ずる液晶分子の光学的性質の変化を利用するもの
であり、この電気光学的効果の内、ねじれネマティック
(TN)効果を利用したツイストネマティック(以下T
Nという。)型液晶表示装置が多く用いられてきた。
時に生ずる液晶分子の光学的性質の変化を利用するもの
であり、この電気光学的効果の内、ねじれネマティック
(TN)効果を利用したツイストネマティック(以下T
Nという。)型液晶表示装置が多く用いられてきた。
一方、液晶素子の駆動に用いられる電極構成には、セグ
メント電極、固定パターン電極およびマトリクス電極が
ある。セグメント電極の代表的なものに7セグメント電
極構成があり、これは7個のセグメント電極が前面基板
に、1個のコモン電極が背面基板にそれぞれ形成されて
いて、コモン電極とセグメント電極に選択的に電圧を印
加することにより、0〜9の数字を任意に表示できる。
メント電極、固定パターン電極およびマトリクス電極が
ある。セグメント電極の代表的なものに7セグメント電
極構成があり、これは7個のセグメント電極が前面基板
に、1個のコモン電極が背面基板にそれぞれ形成されて
いて、コモン電極とセグメント電極に選択的に電圧を印
加することにより、0〜9の数字を任意に表示できる。
固定パターン電極構成は、特定の記号やパターンを常時
表示するものであって、その形状に固定パターン化され
た電極を使用する。71〜リクス電極構成は任意のパタ
ーンを表示する場きに用いられ、一方の基板面に形成さ
れた帯状性(走査)の電極Xnと、他方の基板に形成さ
れた帯状列(信号)電極Y +nから構成され、走査電
極と信号電極からなる任意グ)交点に選択的に電圧を印
加することで、文字、グラフィックまたはビデオ表示が
実現される。
表示するものであって、その形状に固定パターン化され
た電極を使用する。71〜リクス電極構成は任意のパタ
ーンを表示する場きに用いられ、一方の基板面に形成さ
れた帯状性(走査)の電極Xnと、他方の基板に形成さ
れた帯状列(信号)電極Y +nから構成され、走査電
極と信号電極からなる任意グ)交点に選択的に電圧を印
加することで、文字、グラフィックまたはビデオ表示が
実現される。
[発明が解決しようとする課題]
」一連の各種電極構成を用いて液晶素子を駆動する方式
には、スタティック駆動方式とマルチプレックス駆動方
式がある。スタティック駆動方式は主としてセグメント
電極構成の場合に用いられ、表示すべきセグメント電極
はそれぞれ別個に、かつ時間的に同時に駆動される。し
たがって、全セグメントは別個に独立の駆動回路を持ち
、表示セグメント電極とコモン電極の間には表示期間中
連続して常時電圧が印加される。
には、スタティック駆動方式とマルチプレックス駆動方
式がある。スタティック駆動方式は主としてセグメント
電極構成の場合に用いられ、表示すべきセグメント電極
はそれぞれ別個に、かつ時間的に同時に駆動される。し
たがって、全セグメントは別個に独立の駆動回路を持ち
、表示セグメント電極とコモン電極の間には表示期間中
連続して常時電圧が印加される。
しかしながら、スタティック駆動方式では良好なコント
ラストへが得られ応答速度に優れるが、各セグメント電
極ごとに駆動回路を必要とするので、けな数の多い数字
表示なとの場合は、接続端子および駆動回路が多くなり
過ぎるので、セグメント数の少ない比較的小規模の表示
、たとえば時計、計測器などにしか用いられないという
欠点がある。
ラストへが得られ応答速度に優れるが、各セグメント電
極ごとに駆動回路を必要とするので、けな数の多い数字
表示なとの場合は、接続端子および駆動回路が多くなり
過ぎるので、セグメント数の少ない比較的小規模の表示
、たとえば時計、計測器などにしか用いられないという
欠点がある。
このような欠点が無いのがマルチプレックス駆動方式で
あって、けな数の多い数字表示のように比較的多数のセ
グメント電極を要する場合やマトリクス電極構成の場合
に適用される。たとえは、12けたの数字を7セク、メ
ンl−電極構成でマルチプレックス駆動する場合、けな
ごとにコモン電極を12分割し、かつ全セグメントを7
組に別けてグループ結線する。そしてけな電極を順次1
2分の1に時分割駆動し、そのタイミングにきわせてセ
グメント電極を選択的に駆動する。したがって、マルチ
プレックス駆動方式では、必要とする全駆動素子数と端
子数はけた数+7個で足り、スタティック駆動方式に比
べて、大幅にそれら必要数を減少できる。
あって、けな数の多い数字表示のように比較的多数のセ
グメント電極を要する場合やマトリクス電極構成の場合
に適用される。たとえは、12けたの数字を7セク、メ
ンl−電極構成でマルチプレックス駆動する場合、けな
ごとにコモン電極を12分割し、かつ全セグメントを7
組に別けてグループ結線する。そしてけな電極を順次1
2分の1に時分割駆動し、そのタイミングにきわせてセ
グメント電極を選択的に駆動する。したがって、マルチ
プレックス駆動方式では、必要とする全駆動素子数と端
子数はけた数+7個で足り、スタティック駆動方式に比
べて、大幅にそれら必要数を減少できる。
しかしながら、このマルチプレックス駆動方式では、多
数のセフメン1〜′准極を共通に結線しているのて、表
示セグメント以外のセグメント電極にも種々の分圧電圧
が印加され、表示コントラストが低下し、実用上大きな
問題であった。
数のセフメン1〜′准極を共通に結線しているのて、表
示セグメント以外のセグメント電極にも種々の分圧電圧
が印加され、表示コントラストが低下し、実用上大きな
問題であった。
そこで登場したのかスーパーツイストネマティック(以
下STNと称する。)型液晶表示装置てあり、この素子
ては急峻な電気光学的特性か得られ、大容量化の要求に
も応することができるので、表示容量の多い場合に広く
用いられている。しかし、このSTN型液晶表示装置で
は、応答速度が遅いためにその適用に制約がある。
下STNと称する。)型液晶表示装置てあり、この素子
ては急峻な電気光学的特性か得られ、大容量化の要求に
も応することができるので、表示容量の多い場合に広く
用いられている。しかし、このSTN型液晶表示装置で
は、応答速度が遅いためにその適用に制約がある。
本発明は液晶表示素子の前記のごとき問題点を解決すべ
くなされたちのて、応答性の速いTN型液晶を用い、し
かもマルチプレックス駆動方式でコントラストの低下を
防止した液晶表示素子を提供することを目的とする。
くなされたちのて、応答性の速いTN型液晶を用い、し
かもマルチプレックス駆動方式でコントラストの低下を
防止した液晶表示素子を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明の液晶表示素子は、所望のギャップを隔てて相対
向して配置された2枚の透明基板と、前記透明基板の相
対向する面にそれぞれ形成された透明電極膜および配向
膜と、前記2枚の透明基板の間てセルを形成すべく前記
透明基板の外周部に固着されたスペーサと、前記セルの
中に封入された液晶と、前記透明基板の外側にそれぞれ
配置された偏光板とからなる液晶表示素子において、前
記液晶としてネマティック液晶にカイラル液晶を添加し
たものを用い、前記配向膜の液晶分子の傾斜角が」1下
の配向膜の間て相補的になっていないことを要旨とする
。
向して配置された2枚の透明基板と、前記透明基板の相
対向する面にそれぞれ形成された透明電極膜および配向
膜と、前記2枚の透明基板の間てセルを形成すべく前記
透明基板の外周部に固着されたスペーサと、前記セルの
中に封入された液晶と、前記透明基板の外側にそれぞれ
配置された偏光板とからなる液晶表示素子において、前
記液晶としてネマティック液晶にカイラル液晶を添加し
たものを用い、前記配向膜の液晶分子の傾斜角が」1下
の配向膜の間て相補的になっていないことを要旨とする
。
本発明が適用される液晶表示素子は、」1下の透明基板
の表面で液晶分子の配列方向をほぼ900度ライス・さ
ぜなTN型液晶表示素子である。このTN型液晶表示素
子は2枚の偏光板の間に配置し、液晶の電気光学効果を
利用し表示装置として用いる。すなわち、誘電率異方性
が正のネマティック液晶(Nρ液晶)を封入し液晶分子
の配列方向を90度ツイストさせた液晶セルでは、透過
する偏光を液晶分子の配列に沿って伝ばんさせるので、
偏光板が直交ニコルのとき液晶に電界を加えないと光を
透過し、電界を印加すると透光性の地に電極部で暗黒像
を表示する。
の表面で液晶分子の配列方向をほぼ900度ライス・さ
ぜなTN型液晶表示素子である。このTN型液晶表示素
子は2枚の偏光板の間に配置し、液晶の電気光学効果を
利用し表示装置として用いる。すなわち、誘電率異方性
が正のネマティック液晶(Nρ液晶)を封入し液晶分子
の配列方向を90度ツイストさせた液晶セルでは、透過
する偏光を液晶分子の配列に沿って伝ばんさせるので、
偏光板が直交ニコルのとき液晶に電界を加えないと光を
透過し、電界を印加すると透光性の地に電極部で暗黒像
を表示する。
透明基板としては、一般に知られているガラス基板や樹
脂基板を用いることができる。透明電極膜の材料として
は、種々の透明導電材料を用いることがてきるが、通常
ITO(インヂウムーチンオキサイド)、2酸化錫等が
用いられる。透明電極の形成方法は種々の蒸着法または
スパッタリング、スプレィ−焼成法を用いることができ
る。
脂基板を用いることができる。透明電極膜の材料として
は、種々の透明導電材料を用いることがてきるが、通常
ITO(インヂウムーチンオキサイド)、2酸化錫等が
用いられる。透明電極の形成方法は種々の蒸着法または
スパッタリング、スプレィ−焼成法を用いることができ
る。
また、電極構成はセグメント電極、固定パターン電極の
みならずマトリクス電極にも適用できる。
みならずマトリクス電極にも適用できる。
スペーサは透明基板の全面に介在して、透明基板を所定
の間隔に保つとともに、透明基板の間にセルを形成して
液晶分子を封入する。
の間隔に保つとともに、透明基板の間にセルを形成して
液晶分子を封入する。
配向膜は液晶分子に均一て安定した分子配列を午えるた
めに必要なものであり、透明基板面の配向処理によって
形成される。配向処理法には、基板面直接配向処理法、
基板面間接配向処理法、基板面変形配向処理法などがあ
る。基板面直接配向処理法は基板面を垂直配向能力や平
行配向能力を有する配向剤を直接塗布するものである。
めに必要なものであり、透明基板面の配向処理によって
形成される。配向処理法には、基板面直接配向処理法、
基板面間接配向処理法、基板面変形配向処理法などがあ
る。基板面直接配向処理法は基板面を垂直配向能力や平
行配向能力を有する配向剤を直接塗布するものである。
基板面間接配向処理法は配向剤を溶解した液晶を使用し
、液晶中から浸み出しな配向剤を基板面に吸着させるも
のである。基板面変形配向処理法は基板表面を一方向に
綿布などで軽く擦るラビングなどにより、基板表面を形
状的に変形して非平面化し、液晶分子の平行配列方位や
傾斜配列の方位を一定に揃える配向処理法である。
、液晶中から浸み出しな配向剤を基板面に吸着させるも
のである。基板面変形配向処理法は基板表面を一方向に
綿布などで軽く擦るラビングなどにより、基板表面を形
状的に変形して非平面化し、液晶分子の平行配列方位や
傾斜配列の方位を一定に揃える配向処理法である。
本発明においては、すべての液晶分子が基板面に対して
一定の角度で傾斜しかつ同一の方位に配列しているティ
ルト分子配列とする必要がある。
一定の角度で傾斜しかつ同一の方位に配列しているティ
ルト分子配列とする必要がある。
さらに、本発明では基板面に対する液晶分子の傾斜角が
上下の基板の間で相補的でなくする必要がある。傾斜角
が相補的であるとは、第2図に模式的に示したように、
上の基板面10aでの傾斜角θが液晶分子18が90度
旋回したときに、そのまま下の基板面10bての傾斜角
θとなるもので、第2図は傾斜角が相補的な従来法の場
合を模式的に示したものである。傾斜角が相補的でない
とは、第3図に模式的に示したように、上の基板面]O
aの傾斜角θと液晶分子18が90度旋回したときの下
の基板面101〕の傾斜角θがちょうど逆の傾斜になっ
ている場合で、第3図は本発明の傾斜角が相補的でない
場合を模式的に示したものである。
上下の基板の間で相補的でなくする必要がある。傾斜角
が相補的であるとは、第2図に模式的に示したように、
上の基板面10aでの傾斜角θが液晶分子18が90度
旋回したときに、そのまま下の基板面10bての傾斜角
θとなるもので、第2図は傾斜角が相補的な従来法の場
合を模式的に示したものである。傾斜角が相補的でない
とは、第3図に模式的に示したように、上の基板面]O
aの傾斜角θと液晶分子18が90度旋回したときの下
の基板面101〕の傾斜角θがちょうど逆の傾斜になっ
ている場合で、第3図は本発明の傾斜角が相補的でない
場合を模式的に示したものである。
液晶セルに封入されるネマティック液晶は、誘電率異方
性が正のネマティック液晶(Np液晶)が用いられる。
性が正のネマティック液晶(Np液晶)が用いられる。
ネマティック液晶は単体のままでは種々の要求特性を満
足することができないので、同族または異種の液晶を適
宜混合して用いられる。
足することができないので、同族または異種の液晶を適
宜混合して用いられる。
また、ネマティック液晶に混合されるカイラル液晶は、
コレステリック環を持たないでコレステリック液晶相を
示す化合物で、カイラルなネマティック液晶と呼ばれる
ものである。
コレステリック環を持たないでコレステリック液晶相を
示す化合物で、カイラルなネマティック液晶と呼ばれる
ものである。
[作用]
本発明の液晶表示素子ではネマティック液晶にカイラル
液晶を添加したので、逆ねじれの分子配列欠陥の発生が
防止され、液晶のねじれ方向が一定となり、急峻な電気
光学効果が得られる。ネマティック液晶に添加されるカ
イラル液晶の添加量は、ネマティック液晶に対して重量
%で0.025〜0.255%の範囲とすることが好ま
しい。
液晶を添加したので、逆ねじれの分子配列欠陥の発生が
防止され、液晶のねじれ方向が一定となり、急峻な電気
光学効果が得られる。ネマティック液晶に添加されるカ
イラル液晶の添加量は、ネマティック液晶に対して重量
%で0.025〜0.255%の範囲とすることが好ま
しい。
カイラル液晶が0.025%未満では前記効果が充分で
なく、カイラル液晶が0225%を超えると表示のコン
トラスト比が低下する。
なく、カイラル液晶が0225%を超えると表示のコン
トラスト比が低下する。
また、配向膜の液晶分子の傾斜角が上下の配向膜の間で
相補的になっていないので、液晶分子のねじれによる配
列欠陥が防止され、表示むらが無くなり、表示品質が極
めて優れたものとなる。
相補的になっていないので、液晶分子のねじれによる配
列欠陥が防止され、表示むらが無くなり、表示品質が極
めて優れたものとなる。
[実施例]
本発明の実施例を従来例と比較して説明し、本発明の効
果を明らかにする。
果を明らかにする。
第4図は液晶表示素子の断面図を示す。2枚の透明基板
10aおよび10bは厚さ1.1mmのガラス板からな
り、上下に所望の間隔を保って配置されている。
10aおよび10bは厚さ1.1mmのガラス板からな
り、上下に所望の間隔を保って配置されている。
透明基板10aの透明基板10bと相対向する面には、
ITOからなり電極幅500μmnの帯状の透明垂直電
極M 12 aが電極間隔150μ「nの等間隔で平行
に形成され、また透明基板10bの透明基板10aと相
対向する面には、同じく電極幅500μ「nの帯状の透
明水平電極膜121)が電極間隔150μfoの等間隔
て平行に形成されている。この透明電極WA12 aお
よび121〕は第5図の透明電極膜の平面図に示すよう
に、互いに直交するように形成されている。
ITOからなり電極幅500μmnの帯状の透明垂直電
極M 12 aが電極間隔150μ「nの等間隔で平行
に形成され、また透明基板10bの透明基板10aと相
対向する面には、同じく電極幅500μ「nの帯状の透
明水平電極膜121)が電極間隔150μfoの等間隔
て平行に形成されている。この透明電極WA12 aお
よび121〕は第5図の透明電極膜の平面図に示すよう
に、互いに直交するように形成されている。
また、透明基板1.Oaおよび101〕内相対向する面
には、配向剤としてポリイミドが塗布され配向膜14a
および141〕が形成されている。この配向11分]−
4,aおよび14.bは、第3図に示すように、配向膜
の液晶分子18の傾斜角θか上下の配向膜の間て相補的
にならないように、ラヒング方向を変えた基板面変形配
向処理か施されている。
には、配向剤としてポリイミドが塗布され配向膜14a
および141〕が形成されている。この配向11分]−
4,aおよび14.bは、第3図に示すように、配向膜
の液晶分子18の傾斜角θか上下の配向膜の間て相補的
にならないように、ラヒング方向を変えた基板面変形配
向処理か施されている。
スペーサ]6は透明基板]、Oaおよび]、Obの全面
に均一に取り付けられ、透明基板1.Oaおよび101
〕を所望の間隔に保持する。さらに周辺部をシール剤に
よって封着して液晶セルを形成する。
に均一に取り付けられ、透明基板1.Oaおよび101
〕を所望の間隔に保持する。さらに周辺部をシール剤に
よって封着して液晶セルを形成する。
透明基板10aおよび]01〕の外側には偏光板20a
および201)が配置されてる。
および201)が配置されてる。
液晶セルに封入する液晶18は、ネマティック液晶(メ
ルク社Z L I−1,840など)にカイラル液晶(
チッソ社CB−15)を混合したちのてあって、シール
剤17に設けた図示しないン夜晶注入口から液晶セル内
に注入されている。
ルク社Z L I−1,840など)にカイラル液晶(
チッソ社CB−15)を混合したちのてあって、シール
剤17に設けた図示しないン夜晶注入口から液晶セル内
に注入されている。
次に本実施例装置を使用してネマティック液晶に添加す
るカイラル液晶の濃度によりコン1〜ラスト比かとのよ
うに変化するか測定した。なお、比較のために従来の液
晶表示素子についても同様に種々の割きてカイラル液晶
を混きして同様にコントラスト比を測定した。コンl−
ラスト比は以下の条件て駆動した場きの選択画素、非選
択画素の透過率を測定し、次式により算出した。
るカイラル液晶の濃度によりコン1〜ラスト比かとのよ
うに変化するか測定した。なお、比較のために従来の液
晶表示素子についても同様に種々の割きてカイラル液晶
を混きして同様にコントラスト比を測定した。コンl−
ラスト比は以下の条件て駆動した場きの選択画素、非選
択画素の透過率を測定し、次式により算出した。
駆動条件
駆動電圧 −・IOV
デユーティ比 1/64
バイアス比 ・ 1/′9
得られた結果は、ネマティック液晶に添加するカイラル
液晶の濃度を変化さぜなときのコン1〜ラスト比を第1
−図に示した。
液晶の濃度を変化さぜなときのコン1〜ラスト比を第1
−図に示した。
第1図から明らかなように、従来例てはコンI・1]
ラスト比が6程度からカイラル液晶の濃度の増加に従っ
て極めて緩やかに増加しカイラル液晶の濃度が04%て
コントラスト比が約10位しか増加しない。これに対し
本発明例ではカイラル液晶が0.025%てコントラス
ト比が18となり、それからコンI・ラスト比が急激に
増加し、カイラル液晶濃度が014%てコントラスト比
が最大の50となり、それからカイラル液晶濃度が02
25%に向けてコン1〜ラスト比が15まで急激に減少
することが確認された。その結果、本発明装置てはカイ
ラル液晶濃度が0025%から0゜225%において、
優れたコントラスト比が得られることが明らかとなった
。
て極めて緩やかに増加しカイラル液晶の濃度が04%て
コントラスト比が約10位しか増加しない。これに対し
本発明例ではカイラル液晶が0.025%てコントラス
ト比が18となり、それからコンI・ラスト比が急激に
増加し、カイラル液晶濃度が014%てコントラスト比
が最大の50となり、それからカイラル液晶濃度が02
25%に向けてコン1〜ラスト比が15まで急激に減少
することが確認された。その結果、本発明装置てはカイ
ラル液晶濃度が0025%から0゜225%において、
優れたコントラスト比が得られることが明らかとなった
。
[発明の効果]
本発明の液晶表示素子は以−L説明したように、液晶と
してネマティック液晶にカイラル液晶を添加したものを
用い、配向膜の液晶分子の傾斜角が上下の配向膜の間で
相補的になっていないことを特徴とするマルチプレック
ス駆動方式の液晶表示素子であって、応答性の速いl”
N型液晶を用い、しかもマルチプレックス駆動方式でコ
ントラスト比の極めて優れた液晶表示素子である。
してネマティック液晶にカイラル液晶を添加したものを
用い、配向膜の液晶分子の傾斜角が上下の配向膜の間で
相補的になっていないことを特徴とするマルチプレック
ス駆動方式の液晶表示素子であって、応答性の速いl”
N型液晶を用い、しかもマルチプレックス駆動方式でコ
ントラスト比の極めて優れた液晶表示素子である。
第1図はネマティック液晶に混合するカイラル液晶の濃
度とコントラス1〜比との関係を示す図、第2図は配向
膜の液晶分子の傾斜角か上下の配向膜て相補的な従来法
を模式的に説明する斜視図、第3図は配向膜の液晶分子
の傾斜角が一F下の配向膜で相補的てない本発明法を模
式的に説明する斜視図、第4図は液晶表示素子の断面図
、第5図は第4図の液晶表示素子の透明電極膜の配列を
説明する平面図である。 10aおよび101〕・・・透明基板、12a透明垂直
電i膜、121)・・・透明水平電極膜、14aおよび
141〕・・・配向膜、16 ・ スペーサ、17
シール剤、18 ・液晶、20aおよび201〕・
・偏光板 透明垂直電極膜12a 透明水平電極膜12b
度とコントラス1〜比との関係を示す図、第2図は配向
膜の液晶分子の傾斜角か上下の配向膜て相補的な従来法
を模式的に説明する斜視図、第3図は配向膜の液晶分子
の傾斜角が一F下の配向膜で相補的てない本発明法を模
式的に説明する斜視図、第4図は液晶表示素子の断面図
、第5図は第4図の液晶表示素子の透明電極膜の配列を
説明する平面図である。 10aおよび101〕・・・透明基板、12a透明垂直
電i膜、121)・・・透明水平電極膜、14aおよび
141〕・・・配向膜、16 ・ スペーサ、17
シール剤、18 ・液晶、20aおよび201〕・
・偏光板 透明垂直電極膜12a 透明水平電極膜12b
Claims (1)
- (1)所望のギャップを隔てて相対向して配置された2
枚の透明基板と、前記透明基板の相対向する面にそれぞ
れ形成された透明電極膜および配向膜と、前記2枚の透
明基板の間でセルを形成すべく前記透明基板の外周部に
固着されたスペーサと、前記セルの中に封入された液晶
と、前記透明基板の外側にそれぞれ配置された偏光板と
からなる液晶表示素子において、 前記液晶としてネマティック液晶にカイラル液晶を添加
したものを用い、前記配向膜の液晶分子の傾斜角が上下
の配向膜の間で相補的になっていないことを特徴とする
マルチプレックス駆動方式の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1886289A JPH02199425A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1886289A JPH02199425A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02199425A true JPH02199425A (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=11983350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1886289A Pending JPH02199425A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02199425A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3012338B2 (ja) * | 1994-06-29 | 2000-02-21 | ファイザー インク. | アリールおよびヘテロアリールアルコキシナフタレン誘導体 |
-
1989
- 1989-01-28 JP JP1886289A patent/JPH02199425A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3012338B2 (ja) * | 1994-06-29 | 2000-02-21 | ファイザー インク. | アリールおよびヘテロアリールアルコキシナフタレン誘導体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5570829B2 (ja) | 液晶表示装置およびその製造方法 | |
KR100677804B1 (ko) | 액정 표시 장치 | |
JPH086025A (ja) | 液晶電気光学装置、それを用いた投射型表示システムおよび液晶電気光学装置の駆動方法 | |
US7808604B2 (en) | Liquid crystal display device of in-plane switching mode, method of fabricating the same, and method of driving the same | |
KR940001825Y1 (ko) | 액정표시장치 | |
JPH02176625A (ja) | 液晶表示装置 | |
JPS62143990A (ja) | 液晶表示素子 | |
WO2000031582A1 (en) | Vertically aligned helix-deformed liquid crystal display | |
JP2003279946A (ja) | 液晶表示装置の製造方法 | |
KR19990037218A (ko) | 액정표시장치 | |
JPH03209440A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPS61226730A (ja) | ツイステツド・ネマチツク型液晶表示素子 | |
JPH02199425A (ja) | 液晶表示素子 | |
JPH103076A (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2905030B2 (ja) | 強誘電性液晶表示装置 | |
JPH0412314A (ja) | 液晶表示素子 | |
KR19980014982A (ko) | 액정표시장치 | |
US5844653A (en) | Liquid crystal mixture | |
JP2858142B2 (ja) | 液晶カラー表示装置 | |
JP3264044B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2825903B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
JP2825902B2 (ja) | 液晶表示素子 | |
JPS6132819A (ja) | 液晶表示装置 | |
KR20010113172A (ko) | 수직 배향 나선 변형 액정표시장치 | |
JPH11337982A (ja) | 液晶表示装置 |