JPH02199264A - エンジンの吸気装置 - Google Patents

エンジンの吸気装置

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Publication number
JPH02199264A
JPH02199264A JP1018855A JP1885589A JPH02199264A JP H02199264 A JPH02199264 A JP H02199264A JP 1018855 A JP1018855 A JP 1018855A JP 1885589 A JP1885589 A JP 1885589A JP H02199264 A JPH02199264 A JP H02199264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake manifold
branch pipes
vibration
damping member
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1018855A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Kumano
昌平 熊野
Hidetoshi Shintani
新谷 英俊
Masashi Okada
岡田 真史
Naoki Nishimura
直樹 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1018855A priority Critical patent/JPH02199264A/ja
Publication of JPH02199264A publication Critical patent/JPH02199264A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエンジンの吸気装置に関し、とくに吸気マニホ
ールドの振動の対策に関するものである。
〔従来の技術〕
段数の分岐管とその上流のサージタンクとで構成された
吸気マニホールドがエンジン本体に連結された吸気装置
においては、質量体となるサージタンクを有する吸気マ
ニホールドの共振によりエンジン振動が増大し、これに
よって車内騒音が増大するとともにエンジンに悪影響を
及ぼすというような問題が生じ品い。と(にエンジン本
体とミッション・とを含むパワープラントの共振周波数
と吸気マニホールドの共振周波数(最低次共振周波数、
)とが近似する場合に、パワープラントの振動が吸気マ
ニホールドによって加振されてしまう。
このような事態を避けるためには、吸気マニホールドの
共振周波数をパワープラントの共振周波数に対して高周
波数側(エンジン高回転側)もしくは低周波数側(エン
ジン低回転側)へずらすようにすることが考えられる。
ただし、吸気マニホールドの剛性を高めようとするとf
fl増大等の問題が生じ、吸気マニホールドの共振周波
数をパワープラントの共振周波数に比べて充分に高(す
ることは実用的に困難である。そこで、吸気マニホール
ドの取付剛性を低下させる等に夷ってその共振周波数を
低(することが、有効な振動対策として考えられている
また、実開昭63−86367号公報に示されるように
、吸気マニホールドをシリンダヘッドに弾性体を介して
結合することにより吸気マニホールドの取付剛性を低下
させるとともに、サージタンクの外側壁中央部に弾性部
材を介して重錘板を嵌入し、この重錘板のダンパ作用で
振動低減を図るようにしたものも提案されている。
【発明が解決しようとする課題〕
上述のように吸気マニホールドの共振周波数をパワープ
ラントの共振周波数よりも低くすることはパワープラン
トの振動の加振が抑えられて車内騒音低減等に有利とな
るが、この場合、共振周波数が低くなると振動加速度は
減少するものの変位量は大きくなるため、応力が増大し
、強度や耐久性等の面で問題が生じる。
また、上記の実開昭63−86367号公報に示されて
いるもののようにサージタンクに!nM板を装備すると
、振動のピーク値が低くなるとともに、ピーク点が低周
波数側と高周波数側とに分散されることとなるが、高周
波数側のピーク点はパワープラントの振動を加振するた
め好ましくない。
さらにこの公報に示された構造によると、サージタンク
の背面側中央部に重錘板が取付けられているので、第6
図(a)に示すような吸気マニホールドの上下方向の振
動に対しては抑制作用が得られるが、吸気マニホールド
の形状、配置、エンジン回転数等によってはこのほかに
第6図(b)に示すような横方向の振動や第6図(e)
に示すような傾動方向の振動が生じることがあり、上記
構造ではこれらの振動に対して充分な抑制作用が得られ
なかった。
本発明はこのような事情に鑑み、制振鋼板を用いて吸気
マニホールドの振動による変位量を小さくすることによ
り、応力を軽減しつつ吸気マニホールドの共振周波数を
低くすることを可能にし、かつ、吸気マニホールドの各
種方向の振動に対して充分な制振作用が得られるエンジ
ンの吸気装置を提0(するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記のような目的を達成するため、シリンダ列
方向に並ぶtt!数の分岐管と、この各分岐管の上流に
位置して各分岐管に結合されたサージタンクとにより吸
気マニホールドが構成されたエンジンの吸気装置におい
て、割振鋼板からなりシリンダ列方向の二以上の分岐管
にわたる範囲に連続してこれらの分岐管に沿った形のプ
レート状に形成された制振部材が、これらの分岐管に締
結されている構成としたものである。
〔作用〕
上記構成によると、吸気マニホールドの共振周波数が低
くされた場合でも上記の制振鋼板からなる制振部材によ
って吸気マニホールドの振動による変位が小さく抑えら
れ、かつ、各種方向の振動に対して充分な制振作用が得
られる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はエンジン全体の概略を示し、この図において、
1はエンジン本体であり、そのシリンダヘッド2に吸気
マニホールド3が取付けられている。上記吸気マニホー
ルド3は、第2図、第3図にも示すように、シリンダ列
方向に並ぶ複数の分岐管4a〜4dと、この各分岐管4
8〜4dの上流に位置して各分岐管48〜4dに結合さ
れたサージタンク5とによって構成され、図に示す例で
は4気n、t−ンジンに適用されるように4本の分岐管
4a〜4dとサージタンク5とで構成されている。
上記吸気マニホールド3の下流端部には、シリンダヘッ
ド2への取付用のフランジ部6が各分岐管48〜4dに
わたって形成されている。そしてこのフランジ部6が、
ゴム等の弾性材料からなるガスケット7を介してシリン
ダヘッド2にボルト等で締結されることにより、吸気マ
ニホールド3の取付剛性が低くされ、さらに各分岐管3
の下流側部分の周壁を薄肉にする等によってこの部分に
おける分岐管48〜4d自体の剛性も低くされている。
このように剛性が低くされることにより、吸気マニホー
ルド3の共振周波数がパワープラント(エンジンおよび
ミッション)の共振周波数よりも充分に低くなるように
設定されている。吸気マニホールド3の剛性を低くして
その共振周波数を低くする構造としては、この実施例の
ほかにも、例えば各分岐管48〜4dの下流側部分もし
くは吸気マニホールド3全体を弱剛性の樹脂材で形成し
てしよい。なお、上記吸気マニホールド3の下流端近傍
部とエンジン本体1のシリンダブロック所定箇所との間
には、補助的に吸気マニホールド3を支持するステー8
が連結されている。また、吸気マニホールド3における
各分岐管48〜4dの中間部は、連結杆9によって相互
に連結されている。
第2図乃至fj%4図に示すように、上記吸気マニホー
ルド3に対し、その分岐管下面側にプレート状の制振部
材11が取付けられている。この制振部材11は、一対
の鋼板11a、llbとその間の介装材11cとを有す
る制振鋼板からなり、シリンダ列方向の二以上の分岐管
にわたる範囲に連続して、これらの分岐管に沿った形の
プレート状に形成されている。図に示すようにサージタ
ンク5のシリンダ列方向一端側にスロットルボディ12
が取付けられている場合に、その一端側が他端側よりも
重くて振動による変位が大きくなり易いので、当実施例
では、スロットルボディ12に近い側の二本の分岐管4
a、4bにわたる範囲の下面側に上記制振部材11が設
けられており、分岐管下端側のフランジ部6、分岐管途
中の連結杆9、分岐管上流端部にそれぞれボルト13で
制振部材11が締結されている。制振部材11の機能が
良好1こ発揮されるように、下流端側締結箇所では制振
部材11の一方の鋼板11aがフランジ部6にボルト締
結され、他の締結箇所では他方の鋼板11bが分岐管に
対して締結されている。
このような構造の吸気装置によると、吸気マニホールド
3の剛性の低下により、第5図に示すように吸気マニホ
ールド3の共振周波数がパワープラントの共振周波数よ
りも低くされ、またこれに伴い、吸気マニホールド3の
質量がパワープラントの振動に対する反発力として働く
ことによりパワープラントの共振周波数が見掛は上高く
なる。
こうしてパワープラントの共振周波数と吸気マニホール
ド3の共振周波数がずらされることにより、パワープラ
ントの振動が吸気マニホールド3で加振されることが避
けられ、かつ、このように加振を防止する作用が吸気マ
ニホールド3の剛性低下によって得られるため、′!f
im軽減に有利となる。
そしてこのように吸気マニホールド3の共振周波数を0
(<シた場合に振動による変位量が大きくなる傾向が本
来的にあるが、この傾向に対し、上記の制振鋼板からな
る制振部材11が、分岐管4の振動による変位を抑制す
る作用を果し、変位に応じて生じる応力が軽減される。
また、とくに制振部材11は吸気マニホールド3が変位
し易い部分の少なくとも二本の分岐管4a、4bにわた
って締結されていることにより、これらの分岐管4a、
4bの振動による相対変位が抑制される結果、各種方向
の振動に対してイイ効に制振作用が発揮される。つまり
、吸気マニホールド3の配置やエンジン回転数等により
、第6図(a)に示すような上下方向の振動、同図(b
)に示すような横方向の振動、同図(c)に示すような
傾動方向の振動等が生じるが、これらいずれの方向の振
動も上記制振部材11によって抑制されることとなる。
さらに、吸気マニホールド3の下面側の一定範囲が制振
部材11で覆われることにより、インジェクタからの放
射音等を遮断する作用も得られる。
なお、上記実施例では、吸気マニホールド3の6分岐管
48〜4dのうちの二本の分岐管4a。
4bにわたる範囲に制振部材11が配置されているが、
各分岐管全体にわたる範囲に制振部材を配置しておいて
もよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、制振鋼板からなる制振部材を吸
気マニホールドの二以上の分岐管にわたる範囲に装備し
てこれらの分岐管に締結しているため、吸気マニホール
ドの共振周波数を低くした場合に大きくなり晶い変位を
上記制振部材により小さく抑え、かつ、各種方向の振動
を抑制することができる。従って、振動による変位に伴
う応力を小さくしつつ、上記吸気マニホールドの共振周
波数をパワープラントの共振周波数よりも低くすること
ができ、有効に振動低減および吸気マニホールドの軽量
化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す吸気マニホールドおよ
びエンジン本体の概略側面図、第2図は吸気マニホール
ドおよび制振部材の分解状態斜視図、第3図は吸気マニ
ホールドに制振部材を取付けた状態の斜視図、第4図は
吸気マニホールド下流部分の部分拡大断面図、第5図は
パワープランを示す説明図である。 1・・・エンジン本体、2・・・シリンダヘッド、3・
・・吸気マニホールド、48〜4b・・・分岐管、5・
・・サージタンク、11・・・制振鋼板からなる制振部
材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリンダ列方向に並ぶ複数の分岐管と、この各分岐
    管の上流に位置して各分岐管に結合されたサージタンク
    とにより吸気マニホールドが構成されたエンジンの吸気
    装置において、制振鋼板からなりシリンダ列方向の二以
    上の分岐管にわたる範囲に連続してこれらの分岐管に沿
    った形のプレート状に形成された制振部材が、これらの
    分岐管に締結されていることを特徴とするエンジンの吸
    気装置。
JP1018855A 1989-01-27 1989-01-27 エンジンの吸気装置 Pending JPH02199264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018855A JPH02199264A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 エンジンの吸気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1018855A JPH02199264A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 エンジンの吸気装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02199264A true JPH02199264A (ja) 1990-08-07

Family

ID=11983153

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1018855A Pending JPH02199264A (ja) 1989-01-27 1989-01-27 エンジンの吸気装置

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JP (1) JPH02199264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108382A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 吸気マニホールド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013108382A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 吸気マニホールド

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