JPH02199082A - 部分強化セラミック部材およびその製造方法 - Google Patents
部分強化セラミック部材およびその製造方法Info
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- JPH02199082A JPH02199082A JP1018916A JP1891689A JPH02199082A JP H02199082 A JPH02199082 A JP H02199082A JP 1018916 A JP1018916 A JP 1018916A JP 1891689 A JP1891689 A JP 1891689A JP H02199082 A JPH02199082 A JP H02199082A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
(1) 産業上の利用分野
本発明は、高強度を要求される部位を備えた部分強化セ
ラミック部材およびその製造方法に関する。
ラミック部材およびその製造方法に関する。
(2)従来の技術
従来、この種セラミック部材として、前記部位に、無機
繊維よりなる緩衝部材を巻着したものが知られている。
繊維よりなる緩衝部材を巻着したものが知られている。
(3)発明が解決しようとする課題
しかしながら前記のように構成すると、前記部位の形状
、特に曲率半径の小さい円弧形状によっては、緩衝部材
を巻着することができない場合があり、したがって形状
に伴う強化上の制約が大きく、また緩衝部材の耐久性劣
化の問題もある。その上、セラミック部材を鋳造体に鋳
ぐるむ場合、緩衝部材に対する溶湯の充填が十分に行わ
れないことがあり、その結果、鋳造品質にばらつきを生
じるといった問題もある。
、特に曲率半径の小さい円弧形状によっては、緩衝部材
を巻着することができない場合があり、したがって形状
に伴う強化上の制約が大きく、また緩衝部材の耐久性劣
化の問題もある。その上、セラミック部材を鋳造体に鋳
ぐるむ場合、緩衝部材に対する溶湯の充填が十分に行わ
れないことがあり、その結果、鋳造品質にばらつきを生
じるといった問題もある。
本発明は前記問題を解決し得る前記部分強化セラミック
部材およびその製造方法を捷供することを目的とする。
部材およびその製造方法を捷供することを目的とする。
B1発明の構成
(1) 課題を解決するための手段
本発明に係る部分強化セラミック部材は、高強度を要求
される部位を、該部位の組織を微細化して強化したこと
を特徴とする。
される部位を、該部位の組織を微細化して強化したこと
を特徴とする。
また本発明に係る部分強化セラミック部材は、高強度を
要求される部位を、該部位の粒界に金属酸化物を分散さ
せて強化したことを特徴とする。
要求される部位を、該部位の粒界に金属酸化物を分散さ
せて強化したことを特徴とする。
本発明は、高強度を要求される部位を強化した部分強化
セラミック部材を製造するに当り、前記部位を有するセ
ラミック素材を、製造し、次いで前記セラミック素材の
前記部位に、該部位のセラミック成分に拡散する金属酸
化物として、5iO1、Zr0z 、MgO1F e
t Os 、S n02から選択される少なくとも一種
を含む溶液を塗布し、その後前記セラミック素材に拡散
化処理を施すことを特徴とする。
セラミック部材を製造するに当り、前記部位を有するセ
ラミック素材を、製造し、次いで前記セラミック素材の
前記部位に、該部位のセラミック成分に拡散する金属酸
化物として、5iO1、Zr0z 、MgO1F e
t Os 、S n02から選択される少なくとも一種
を含む溶液を塗布し、その後前記セラミック素材に拡散
化処理を施すことを特徴とする。
(2)作 用
前記部分強化セラミック部材において、高強度を要求さ
れる部位は、その部材製造過程で確実に強化され、また
前記部位の形状に伴う強化上の制約は大幅に緩和される
。その上、前記部材を鋳造体に鋳ぐるんだ場合、前記部
位の一定した強化能により鋳造品質のば°らつきが解消
される。
れる部位は、その部材製造過程で確実に強化され、また
前記部位の形状に伴う強化上の制約は大幅に緩和される
。その上、前記部材を鋳造体に鋳ぐるんだ場合、前記部
位の一定した強化能により鋳造品質のば°らつきが解消
される。
前記製造方法によれば、Sin、等の金属酸化物をセラ
ミック成分に拡散させて前記部位を、組織の微細化およ
び/または粒界における金属酸化物の分散により強化し
た部分強化セラミック部材が容易に、且つ安定して得ら
れる。
ミック成分に拡散させて前記部位を、組織の微細化およ
び/または粒界における金属酸化物の分散により強化し
た部分強化セラミック部材が容易に、且つ安定して得ら
れる。
(3)実施例
第1.第2図において、エンジン用シリンダへラド1は
、多岐管形吸気ポート、図示例では1個の入口2および
2個の出口3を有する二股管形吸気ポート4と、多岐管
形排気ポート、図示例では2個の入口5および1個の出
口6を有する二股管形排気ポート7とを備え、アルミニ
ウム合金製シリンダヘッド本体8と、そのシリンダヘッ
ド本体8鋳造時シリンダヘッド本体8に鋳ぐるまれだ部
分強化セラミック部材としての、排気ポート7を形成す
る多岐管形、図示例では二股管形ライナ9とを有する。
、多岐管形吸気ポート、図示例では1個の入口2および
2個の出口3を有する二股管形吸気ポート4と、多岐管
形排気ポート、図示例では2個の入口5および1個の出
口6を有する二股管形排気ポート7とを備え、アルミニ
ウム合金製シリンダヘッド本体8と、そのシリンダヘッ
ド本体8鋳造時シリンダヘッド本体8に鋳ぐるまれだ部
分強化セラミック部材としての、排気ポート7を形成す
る多岐管形、図示例では二股管形ライナ9とを有する。
第2〜第6A図において、ライナ9は、セラミック原料
としてアルミナチタネート(AlzOs・TjO□)を
用いて構成され、中空の集合体lOと、その集合体lO
に集合する第1.第・2筒体11+、llz とを有す
る。12はバルブステム挿通用孔部である。
としてアルミナチタネート(AlzOs・TjO□)を
用いて構成され、中空の集合体lOと、その集合体lO
に集合する第1.第・2筒体11+、llz とを有す
る。12はバルブステム挿通用孔部である。
アルミナチタネートは、比較的小さな三点曲げ破断応力
σ8と、比較的低いヤング率Eを有し、その上、熱膨張
係数および熱伝導率が小さく、さらに優れた耐熱衝撃性
を有する。
σ8と、比較的低いヤング率Eを有し、その上、熱膨張
係数および熱伝導率が小さく、さらに優れた耐熱衝撃性
を有する。
下表はアルミナチタネートの各種物性を示す。
この場合、鋳造後におけるシリンダヘッド本体8の残留
応力を緩和するためには、ライナ9は所定の破断歪、即
ちσ、/E≧4XlO−’を持ち、且つヤング率E≦1
000 kg/m” 、好ましくはE≦150 kg7
am”であることが望ましい。
応力を緩和するためには、ライナ9は所定の破断歪、即
ちσ、/E≧4XlO−’を持ち、且つヤング率E≦1
000 kg/m” 、好ましくはE≦150 kg7
am”であることが望ましい。
ライナ9の分岐領域Rにおいて、集合体lOの周壁端部
は第4図に示すように両筒体111,11tの延出方向
に向い先細りに形成され、したがって集合体100周壁
には第5図に明示するように一対の凹所13tが相対向
して形成される。
は第4図に示すように両筒体111,11tの延出方向
に向い先細りに形成され、したがって集合体100周壁
には第5図に明示するように一対の凹所13tが相対向
して形成される。
また分岐領域Rにおいて、両筒体11..It2基端に
存する周壁には第6図に示すように凹所iLが形成され
る。
存する周壁には第6図に示すように凹所iLが形成され
る。
このような形状を有するライナ9をシリンダヘッド本体
8に鋳ぐるんだ場合、第5A、第6A図に示すように、
ライナ9外表面には湯圧およびシリンダヘッド本体8の
凝固収縮に伴い圧縮応力S、が作用し、それに起因して
両凹所131,132における排気ポート7に臨む内壁
部a1ga!には引張り応力S、が作用することになる
。
8に鋳ぐるんだ場合、第5A、第6A図に示すように、
ライナ9外表面には湯圧およびシリンダヘッド本体8の
凝固収縮に伴い圧縮応力S、が作用し、それに起因して
両凹所131,132における排気ポート7に臨む内壁
部a1ga!には引張り応力S、が作用することになる
。
このような引張り応力S2は、両凹所13.。
13□の内壁部aI+”!にクラックを発生させる原因
となるので、それら内壁部a + + a *には高
強度を持つことが要求される。
となるので、それら内壁部a + + a *には高
強度を持つことが要求される。
この要求に応じるため、本発明においては、両凹所13
.,13.は次のように構成される。
.,13.は次のように構成される。
第5A、第6A図に明示するように、両凹所131.1
3□において、排気ポート7に臨む内壁部al+82は
、組織の微細化および/または粒界における金属酸化物
の分散といった手段を採用することにより強化されてい
る。この場合、外壁部す、、b、の組織は、両凹所13
t、13tを除く主体部の組織と同一であり、またそれ
らには金属酸化物は含まれていない。
3□において、排気ポート7に臨む内壁部al+82は
、組織の微細化および/または粒界における金属酸化物
の分散といった手段を採用することにより強化されてい
る。この場合、外壁部す、、b、の組織は、両凹所13
t、13tを除く主体部の組織と同一であり、またそれ
らには金属酸化物は含まれていない。
ライナ9を前記のように構成すると、高強度を要求され
る両凹所13+、13gの内壁部aI。
る両凹所13+、13gの内壁部aI。
atは、ライナ9の製造過程で確実に強化され、また内
壁部al+aZの形状に伴う強化上の制約は大幅に緩和
される。
壁部al+aZの形状に伴う強化上の制約は大幅に緩和
される。
その上、ライナ9をシリンダヘッド本体8に鋳ぐるむ場
合、内壁部a1ga!の一定した強化能によりその部分
におけるクラックの発生を防止し、また強化部は両凹所
13.,13□の内壁部a1a2のみであるから、ライ
ナ9全体としての高強度化が抑制され、したがってライ
ナ9はアルミナチタネート特有の比較的低いヤング率を
有するので、シリンダヘッド本体8におけるクラック発
生の要因となる鋳造後の残留応力は緩和される。
合、内壁部a1ga!の一定した強化能によりその部分
におけるクラックの発生を防止し、また強化部は両凹所
13.,13□の内壁部a1a2のみであるから、ライ
ナ9全体としての高強度化が抑制され、したがってライ
ナ9はアルミナチタネート特有の比較的低いヤング率を
有するので、シリンダヘッド本体8におけるクラック発
生の要因となる鋳造後の残留応力は緩和される。
これによりシリンダへラド1の鋳造品質のばらつきを解
消することができる。
消することができる。
前記のような組織等を備えたライナ9を得るに当っては
、アルミナチタネート粒子を用いてライナ9に対応する
セラミック素材としてのセラミック成形体を成形し、次
いでセラミック成形体の内壁部al、a、に存する空隙
に、アルミナチタネートに拡散する金属酸化物として、
SiO,、Zroz 、MgO1Fe、O+ 、5nO
tから選択される少なくとも一種を含む溶液を塗布含浸
させ、その後セラミック成形体に拡散化処理を兼ねる焼
結処理を施すものである。
、アルミナチタネート粒子を用いてライナ9に対応する
セラミック素材としてのセラミック成形体を成形し、次
いでセラミック成形体の内壁部al、a、に存する空隙
に、アルミナチタネートに拡散する金属酸化物として、
SiO,、Zroz 、MgO1Fe、O+ 、5nO
tから選択される少なくとも一種を含む溶液を塗布含浸
させ、その後セラミック成形体に拡散化処理を兼ねる焼
結処理を施すものである。
ライナ9の内壁部”I+aZにおけるSiO□等の各金
属酸化物の含有量は、0.05〜5重景%重量当である
。前記溶液における含有成分として、金属酸化物にアル
ミナチタネート、微量のCaOを配合することは、強化
上有効であり、アルミナチタネートを配合した場合には
溶液はスラリ状になることもある。
属酸化物の含有量は、0.05〜5重景%重量当である
。前記溶液における含有成分として、金属酸化物にアル
ミナチタネート、微量のCaOを配合することは、強化
上有効であり、アルミナチタネートを配合した場合には
溶液はスラリ状になることもある。
前記手法を採用すると、SiO□等がアルミナチタネー
トに拡散して、両凹所13.,13□の内壁部a、、a
、において組織が微細化され、また粒界に金属酸化物が
分散する。
トに拡散して、両凹所13.,13□の内壁部a、、a
、において組織が微細化され、また粒界に金属酸化物が
分散する。
前記ライナ9の製造条件の一例について述べれば、次の
通りである。
通りである。
アルミナチクネート粒子の直径0.1〜10μm;成形
法 スリップキャスティング;溶液に用いられた金属酸
化物StO□、直径1μm以下、溶液における配合量2
0重量%、分散媒 水;焼結温度1500°C1焼結時
間5時間。
法 スリップキャスティング;溶液に用いられた金属酸
化物StO□、直径1μm以下、溶液における配合量2
0重量%、分散媒 水;焼結温度1500°C1焼結時
間5時間。
前記溶液の塗布は、ライナ9に対応するセラミック素材
としてのセラミック焼結体に行ってもよく、この場合に
は塗布後のセラミック焼結体に、大気中にて、1300
〜1600°C11〜5時間の拡散化処理を施す。
としてのセラミック焼結体に行ってもよく、この場合に
は塗布後のセラミック焼結体に、大気中にて、1300
〜1600°C11〜5時間の拡散化処理を施す。
また前記溶液の塗布は、ライナ9に対応するセラミック
素材としての、300〜1400℃、0゜5時間の1次
焼結処理を施されたセラミック仮焼結体に行ってもよく
、この場合には塗布後のセラミック仮焼結体に1500
〜1600″C13〜10時間の拡散化処理を兼ねた2
次焼結処理を施す。
素材としての、300〜1400℃、0゜5時間の1次
焼結処理を施されたセラミック仮焼結体に行ってもよく
、この場合には塗布後のセラミック仮焼結体に1500
〜1600″C13〜10時間の拡散化処理を兼ねた2
次焼結処理を施す。
この2次焼結処理はアルミナチタネートにおける通常の
焼結処理に該当する。
焼結処理に該当する。
前記ライナ9を用いたシリンダヘッド】の鋳造条件の一
例について述べれば、次の通りである。
例について述べれば、次の通りである。
ライナ9の予熱温度150℃、アルミニウム合金(J
Is AC2B) の溶湯温度750°C1溶湯の注
入圧0.25 kg / cJ、低圧鋳造法の通用。
Is AC2B) の溶湯温度750°C1溶湯の注
入圧0.25 kg / cJ、低圧鋳造法の通用。
第7図は凹所13.の内、外壁部aI+ blを、前
記同様に紐繊の微細化および/または粒界における金属
酸化物の分散といった手段を採用することにより強化し
たものである。図面には省略したが、他方の凹所13□
も同様に構成される。
記同様に紐繊の微細化および/または粒界における金属
酸化物の分散といった手段を採用することにより強化し
たものである。図面には省略したが、他方の凹所13□
も同様に構成される。
第8.第9図は、シリンダヘッド本体8の吸気側にも吸
気ポート4を形成する二股管形ライナ9、を鋳ぐるんだ
ものである。図面において、9tは排気側のライナを示
す。その他の構成要素については、前記実施例と同一符
号を付しである。
気ポート4を形成する二股管形ライナ9、を鋳ぐるんだ
ものである。図面において、9tは排気側のライナを示
す。その他の構成要素については、前記実施例と同一符
号を付しである。
なお、前記シリンダヘッドlにおいて、吸気側にのみラ
イナ91を鋳ぐるむこともある。
イナ91を鋳ぐるむこともある。
また本発明は、前記ライナ9.L 、9を以外の他の中
空体、例えば吸、排気マニホルドにおける吸、排気通路
の少なくとも一方を形成するマニホルド形ライナにも適
用され、この場合には前記凹所はマニホルド形ライナの
各分岐領域に存する。
空体、例えば吸、排気マニホルドにおける吸、排気通路
の少なくとも一方を形成するマニホルド形ライナにも適
用され、この場合には前記凹所はマニホルド形ライナの
各分岐領域に存する。
そして、前記凹所において、吸気通路および排気通路の
少なくとも一方に臨む内壁部のみを強化することもある
。
少なくとも一方に臨む内壁部のみを強化することもある
。
さらに、本発明は鋳ぐるみ用部材以外の部材にも適用さ
れる。
れる。
C1発明の効果
第(1)、第(2)項記載の発明によれば、所定の部位
を確実に強化した、生産性の良い部分強化をラミック部
材を提供することができる。
を確実に強化した、生産性の良い部分強化をラミック部
材を提供することができる。
第(3)項記載の発明によれば、高強度要求部位である
凹所を確実に強化して、鋳造時および鋳造後の凹所にお
けるクランクの発生を防止し、また鋳造後の鋳造体にお
ける残留応力を緩和してクラックの発生を防止すること
ができる。
凹所を確実に強化して、鋳造時および鋳造後の凹所にお
けるクランクの発生を防止し、また鋳造後の鋳造体にお
ける残留応力を緩和してクラックの発生を防止すること
ができる。
第(9)項記載の発明によれば、前記部位を強化した部
分強化セラミック部材を容易に、且つ安定して得ること
ができる。
分強化セラミック部材を容易に、且つ安定して得ること
ができる。
第1〜第6A図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
シリンダヘッドの縦断正面図で、第2図1−1線断面図
に対応し、第2図は第1図■−■矢視図、第3図はライ
ナの平面図、第4図は第3図ft/−IV線断面図、第
5図は第4図■−V線断面図、第5A図は第5図Va矢
示部の拡大図、第6図は第4図■−■線断面図、第6A
図は第6図■a矢示部の拡大図、第7図は第5A図に対
応する本発明の第2実施例の拡大断面図、第8.第9図
は本発明の第3実施例を示し、第8図はシリンダヘッド
の縦断正面図で、第9図■−■線断面図に対応し、第9
図は第8図IX−IX矢視図である。 R・・・分岐領域、a1ga!・・・内壁部(高強度要
求部位)、1・・・シリンダヘッド、4・・・吸気ポー
ト、7・・・排気ポート、8・・・シリンダヘッド本体
、9゜91.9工・・・ライナ(部分強化セラミンク部
材)、131.131・・・凹所(高強度要求部位)第
1図
シリンダヘッドの縦断正面図で、第2図1−1線断面図
に対応し、第2図は第1図■−■矢視図、第3図はライ
ナの平面図、第4図は第3図ft/−IV線断面図、第
5図は第4図■−V線断面図、第5A図は第5図Va矢
示部の拡大図、第6図は第4図■−■線断面図、第6A
図は第6図■a矢示部の拡大図、第7図は第5A図に対
応する本発明の第2実施例の拡大断面図、第8.第9図
は本発明の第3実施例を示し、第8図はシリンダヘッド
の縦断正面図で、第9図■−■線断面図に対応し、第9
図は第8図IX−IX矢視図である。 R・・・分岐領域、a1ga!・・・内壁部(高強度要
求部位)、1・・・シリンダヘッド、4・・・吸気ポー
ト、7・・・排気ポート、8・・・シリンダヘッド本体
、9゜91.9工・・・ライナ(部分強化セラミンク部
材)、131.131・・・凹所(高強度要求部位)第
1図
Claims (10)
- (1)高強度を要求される部位を、該部位の組織を微細
化して強化したことを特徴とする部分強化セラミック部
材。 - (2)高強度を要求される部位を、該部位の粒界に金属
酸化物を分散させて強化したことを特徴とする部分強化
セラミック部材。 - (3)前記部分強化セラミック部材は鋳ぐるみ用中空体
であり、前記部位は前記中空体の周壁に存する凹所であ
る、第(1)または第(2)項記載の部分強化セラミッ
ク部材。 - (4)前記中空体は、エンジン用シリンダヘッドの多岐
管形吸気ポートおよび多岐管形排気ポートの少なくとも
一方を形成する多岐管形ライナであり、前記凹所は前記
多岐管形ライナの分岐領域に存する、第(3)項記載の
部分強化セラミック部材。 - (5)前記凹所において、前記吸気ポートおよび排気ポ
ートの少なくとも一方に臨む内壁部のみを強化した、第
(4)項記載の部分強化セラミック部材。 - (6)前記中空体は、エンジン用吸気マニホルドの吸気
通路および排気マニホルドの排気通路の少なくとも一方
を形成するマニホルド形ライナであり、前記凹所は前記
マニホルド形ライナの分岐領域に存する、第(3)項記
載の部分強化セラミック部材。 - (7)前記凹所において、前記吸気通路および排気通路
の少なくとも一方に臨む内壁部のみを強化した、第(6
)項記載の部分強化セラミック部材。 - (8)セラミック原料として、アルミナチタネートを用
いる、第(1),第(2),第(3),第(4),第(
5),第(6)または第(7)項記載の部分強化セラミ
ック部材。 - (9)高強度を要求される部位を強化した部分強化セラ
ミック部材を製造するに当り、前記部位を有するセラミ
ック素材を製造し、次いで前記セラミック素材の前記部
位に、該部位のセラミック成分に拡散する金属酸化物と
して、SiO_2、ZrO_2、MgO、Fe_2O_
3、SnO_2から選択される少なくとも一種を含む溶
液を塗布し、その後前記セラミック素材に拡散化処理を
施すことを特徴とする部分強化セラミック部材の製造方
法。 - (10)セラミック原料として、アルミナチタネートを
用いる、第(9)項記載の部分強化セラミック部材の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018916A JPH02199082A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 部分強化セラミック部材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1018916A JPH02199082A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 部分強化セラミック部材およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02199082A true JPH02199082A (ja) | 1990-08-07 |
Family
ID=11984936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1018916A Pending JPH02199082A (ja) | 1989-01-28 | 1989-01-28 | 部分強化セラミック部材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02199082A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5617376A (en) * | 1992-12-02 | 1997-04-01 | Seiko Epson Corporation | Gear train structure of an electronic watch |
CN109142158A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-04 | 太原理工大学 | 一种模拟浆液扩散通道并检测注浆参数的实验装置与方法 |
-
1989
- 1989-01-28 JP JP1018916A patent/JPH02199082A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5617376A (en) * | 1992-12-02 | 1997-04-01 | Seiko Epson Corporation | Gear train structure of an electronic watch |
CN109142158A (zh) * | 2018-09-14 | 2019-01-04 | 太原理工大学 | 一种模拟浆液扩散通道并检测注浆参数的实验装置与方法 |
CN109142158B (zh) * | 2018-09-14 | 2020-08-28 | 太原理工大学 | 一种模拟浆液扩散通道并检测注浆参数的实验装置与方法 |
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