JPH02198265A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH02198265A
JPH02198265A JP1016177A JP1617789A JPH02198265A JP H02198265 A JPH02198265 A JP H02198265A JP 1016177 A JP1016177 A JP 1016177A JP 1617789 A JP1617789 A JP 1617789A JP H02198265 A JPH02198265 A JP H02198265A
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JP
Japan
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image
frequency
grid
film
display device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1016177A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Oyama
大山 吉郎
Hitomi Nakamaru
中丸 ひとみ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH02198265A publication Critical patent/JPH02198265A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/52Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis
    • A61B6/5211Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of medical diagnostic data
    • A61B6/5252Devices using data or image processing specially adapted for radiation diagnosis involving processing of medical diagnostic data removing objects from field of view, e.g. removing patient table from a CT image

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は画像記録媒体に記録されている画像情報を読取
り表示する画像表示装置に関する。
(従来の技術) 従来、画像記録媒体、例えばX線フィルムに記録された
画像をシャウカステン等に乗せて直接目視することによ
り診断していたが、最近ではフィルムに記録されている
画像を細く絞ったレーザ光で走査し、電気信号に変換し
た後に空間周波数処理や階調処理などの種々の画像処理
を施して医学診断に有効な情報を強調してから再生し、
診断するようになってきている。
この方法では、1回のX線撮影からより多くの診断情報
が得られることになり、診断性能が向上する。更には、
X線画像情報の保存や検索の効率化という点でも期待さ
れている。
以下図面を参照しながらこの画像表示装置について説明
する。
第2図はこの画像表示装置の全体の構成を簡単に示すシ
ステム構成図である。
画像記録媒体であるフィルム1に記録されていル画像は
、フィルム画像読取装置2においてフィルム1をレーザ
光で走査することにより読取られる。この読取情報は、
後に説明するフィルム画像読取装置2での種々の処理の
後にデータ処理装置3に送り出される。データ処理装置
3では送られた画像情報に、例えば周波数強調やエツジ
強調などのデータ処理を施す。これにより診断適性の優
れた画像が得られ、表示装置4ではこのデータ処理され
た画像を可視化する。
次に第3図(a) 、 (b)第7図を用いてフィルム
画像読取装置2を詳細に説明する。ここで、第3図(b
)は第3図(a)でのフィルム送りローラ9a。
9b、フィルム1、集光器11、検出器12の構成を側
面から示した図である。
まずレーザ発信器5によりレーザ光が発生すると、レー
ザ光の広がり角を減らすため、ビームイクスパンダ6に
より、入射したレーザ光の口径が拡大される。これは、
広がり角θとビーム径りの間には、θ−4λ/πD(λ
:波長)の関係が成り立つことが知られており、例えば
レーザ光のビム径をビームイクスバンダ6で5倍に拡大
すれば、レーザ光の広がり角は115に減少させること
ができることによる。次に、光偏向器7は、入射したレ
ーザ光を主走査方向に角速度を一定にして反射させる。
一般にはガルバノメータやポリゴンか適当される。この
ようにして角速度一定のレザ光が入射するとfθレンズ
8では線速度を一定にして同一平面上にレーザ光の焦点
を結ぶ役目をする。
一方、フィルム送りローラ9a、9bは、画像情報が記
録されたフィルム1を保持しつつ、主走査方向に対し垂
直の方向(副走査方向)に予め決められたスピードでフ
ィルム1を走行させる。
このフィルム送りローラ9a、9bにょる副走査と光偏
向器7による主走査とにより、フィルム1の全面がレー
ザ光で走査されることになる。
このようにしてフィルム1を透過したレーザ光は集光器
11によって後段の検出器12へ導かれる。この集光器
11は、入射した光を効率良く検出器12へ伝えるよう
に出力端部を加工した透明なアクリル樹脂、バンドル状
にした光ファイバ、レンズ等の光学系などが用いられる
検出器12の後段には、後に詳細に説明する第7図に示
す電子回路が接続されており、この電子回路でフィルム
1を透過した光を各画素の位置情報と対応づけて時系列
的にディジタル信号に変換している。
ここでフィルム濃度測定の原理を述べると以下のように
なる。検出器12へ入射する基準光量をIOとし、フィ
ルムが無い場合とフィルムがある場合の検出器12へ入
射する光量をそれぞれ11と■2とすると、 Di −−1og I 1 / 10 。
D2 =−log I 2 / 10 で示されるDI、D2を濃度と呼んでいる。このとき、
フィルムがある場合の濃度D2とフィルムが無い場合の
濃度D1の差の濃度D3を求めると、D3−D2−DI
 −−1og I 2 / I 1となり、これがフィ
ルムの濃度を示している。
即ち、フィルムが無い場合の濃度DIを予め測定してお
き、フィルムを置いた場合の濃度D2を測定して前述の
記憶している濃度との差分を計算すると、その値はフィ
ルムの濃度D3を示すことになる。
次に第7図に示すフィルム画像読取装置2の電子回路を
詳細に説明する。濃度は上述のように、ログのデイメン
ジョンを持つため、検出器12で電気信号に変換された
信号は、先ずログアンプ13でログ変換される。
サンプル/ホールド回路14は、電子回路全体を管理し
ているコントローラ(図示せず)から入るクロック信号
に同期して前段のログアンプ13の出力信号を保持する
ものであり、このコントローラが主走査の速度に対応し
たクロック信号を発生させることにより、連続した画像
情報を画素に分割する。A/D変換器15は、サンプル
/ホールド回路14が保持している信号をディジタル信
号に変換するものである。切換器16は、コントローラ
から指示された信号により、A/D変換器15が出力し
た信号をキャリブレーションバッファ17又はラインバ
ッファ18へ送る。即ち、第7図でフィルム1が置かれ
ていない場合の濃度情報がキャリブレーションバッファ
17へ送られ、フィルム1が置かれている場合の濃度情
報がラインバッファ18へ送られるように切換器16は
動作する。
キャリブレーションバッファ17とラインバッファ18
は1ライン分の画素数のディジタル信号を記憶する働き
をする回路であり、図示しないコントローラから入るク
ロック信号により記憶番地を進めて、画素の位置情報と
記憶情報とを対応づけている。
差分算出回路19は、前段のラインバッファ18に記憶
されているフィルムの濃度情報とキャリブレーションバ
ッファ17に記憶されている濃度情報との差分を、図示
しないコントローラから入る信号により、対応する画素
毎に算出する機能を有する。この差分がフィルムの濃度
となる。
インターフェース20は、差分算出回路19の出力信号
をデータ処理装置3へ送る働きをする。
上記の構成において、先ずフィルムが無いときの1ライ
ンの濃度が測定され、これがキャリブレーションバッフ
ァ17に記憶される。次に、フィルム送りローラ9a、
9bが副走査方向にフィルム1を光偏向器7による主走
査線まで移動させ、これによりフィルムがある状態での
1ラインの濃度が測定され、その測定値がラインバッフ
18に記憶される。
その後、図示しないコントローラの働きにより、キャリ
ブレーションバッファ17とラインバッファ18の内容
が、次々に差分算出回路19に送られ、差分即ちフィル
ムの濃度が算出されて、その算出結果がインターフェー
ス20を介してデータ処理装置3へ送られる。
1ライン分のデータがデータ処理装置3に転送された後
、フィルム送りローラ9a、9bが予め決められた距離
だけフィルム1を副走査方向に移動させ、次のラインの
測定が行われる。このような動作が次々に行われて、フ
ィルム1の全面が測定さる。
ところで、フィルムに記憶されている画像の画質を低下
させる主要原因の1つに、被写体とX線の相互作用によ
って発生する散乱線がある。この散乱線はフィルムに記
憶され、画像のコントラストを低下させる。そこで、フ
ィルムに到達する散乱線の量を減少させるために、散乱
線除去用のグリッドが広範に使用されている。
通常のグリッドは、28本/ cmから40本/ cm
の密度を有しており、このグリッドをX線曝射中に静止
状態に置いたときは、フィルム上に肉眼でも分かる縞目
が生ずるので、医師の診断に影響を与える。このためブ
ッキ装置を使用して、X線曝射中にグリッドを往復させ
て、グリッドをフィルムに写込まないようにしている。
しかし最近は、画像の尖鋭度を増加させるため、グリッ
ドの密度が60本/ cmの高密度のグリッドが使用さ
れ始めてきた。人間の目の分解能は50本/cm程度で
あるので、このフィルムに写込まれた高密度のグリッド
による微細なグリッド縞目は、見ることはできない。従
って、高密度のグリッドでは、静止状態にして撮影して
も、医師の診断には同等支障は生じない。また、グリッ
ドを静止させることは、動きによるボケを減少させる利
点がある。このため、高密度のグリッドを使用する場合
にはこのグリッド縞目をそのままフィルムに写込む傾向
になってきた。
(発明が解決しようとする課題) ところが、グリッドが写込まれたフィルムを従来の画像
表示装置により表示すると、読取画像に見えないはずの
グリッド縞目に起因する偽像が発生する。この偽像は撮
影されたX線像に重複して表示されるので、医師の診断
への影響が避けられない。このため、この偽像を取り除
くことが望まれている。
そこで本発明は、上記の欠点を解決するものであり、グ
リッドに起因する偽像の除去を図った画像表示装置を提
供することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は、画像記録媒体をレ
ーザ光で走査することにより画像情報を読取り表示する
画像表示装置において、前記画像情報を読み取る画像読
取部は、グリッドの周波数を減衰させる周波数特性をも
つフィルタを具備することを特徴とし、またこのフィル
タの周波数特性は可変であることを特徴とし、さらには
このフィルタの周波数特性のひとつであるカットオフ周
波数は、レーザ光走査時のサンプリング周波数の1/2
以下であることを特徴としている。
(作用) ここで先ず、グリッドに起因する偽像の発生について説
明する。
画像の周波数がナイキスト周波数(サンプリング周波数
の1/2を示す値)より大きいと、画像の14波数をナ
イキスト周波数で折返した位置に偽像が発生する。即ち
、サンプリング周波数をF1画像周波数をF とすると
、 偽像周波数Fa””FS/2−(Fg  ’S/2)と
なる。
例えば第8図に示すように、5Hzの原画像を4Hzで
サンプリングした場合、IH2の偽像が発生する。フィ
ルム画像読取装置のサンプリングピッチは、一般に10
0〜200μmであり、これはサンプリング密度にする
と50〜100本/(至)に相当する。このため60本
/cmの高密度のグリッドに対してはナイキスト周波数
を超えていることになり、偽像が発生する。
例えば、60本/ cmのグリッドが写込まれたフィル
ムを、サンプリングピッチ200μmで読取った場合の
グリッドの周波数F  (MHz)は、このときサンプ
リング周波数を1.5MHzとすると、 グリッド周波数F  (MHz)− サンプリングピッチ(mm) Xグリッド密度(本/C
m)Xサンプリング周波数(MHz)の式%式% サンプリング周波数は1.5MHzとしているのでこの
場合は、1.8MHz −1,5MHz −0,3MH
zの周波数を持つ偽像が発生することになる。
上記の式から、グリッド周波数はサンプリングピッチに
よって変化することが分かる。例えばサンプリングピッ
チが100μmと150μmの場合のグリッド周波数は
、各々0.9MHzと1.3MHzになる。
一方、人体の画像の周波数特性は2.5本/ mm以内
にあり、そのほとんどは、0.5本/市以下であると言
われている。サンプリングピッチ200μmでは2,5
本/ amは0.75MHzであり、100μmの場合
は、0.37MHzである。
グリッド密度60本/c+nの場合は、上述のように、
人体の画像周波数から離れているため、フィルタを設け
ることにより画像情報は通過させ、グリッド周波数を減
衰させることは可能である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明における画像表示装置の画像読取装置の
電子回路の構成を示すブロック図を示している。
本発明における画像表示装置は第1図および第3図に示
されるレーザ発信器5、ビームイクスパンダ6、光偏向
器7、fθレンズ8、フィルム送りローラ9a、9b、
集光器11、検出器12、ログアンプ13、ローパスフ
ィルタ21、マイクロコンピュータ22、サンプル/ホ
ールド回路14、A/D変換器15、切換器16、キャ
リブレーションバッファ17、ラインバッファ、差分算
出回路19、インターフェイス20からなる画像読取装
置と、第2図に示されるデータ処理装置3、表示装置4
から構成されている。ここで、従来の画像表示装置と共
通の構成要素となっているものは同じ図面、同じ番号を
使用することによって詳細な説明を省略する。
次に本発明の特徴であるローパスフィルタ21について
説明する。このローパスフィルタは、例えば第4図に示
されるような周波数特性を持っている。すなわち0.5
5MHz以下の周波数を持つ信号は減衰度0で通過させ
、それ以上の周波数の信号は周波数が高くなるにしたが
って振幅が減衰される。例えば0.9MHzの信号は一
30dBに減衰される。また、この周波数特性の傾きを
減衰傾度と呼び、振幅が一3dBになる周波数をカット
オフ周波数と呼んでいる。
ローパスフィルタ21の減衰傾度を、例えば第4図のグ
ラフのように一48dB10ctとすると、サンプリン
グピッチ100μmのときのグリッド周波数0.9MH
zを一30dBまで減衰させるに゛は、第4図のグラフ
からもわかるようにカットオフ周波数は0.62MHz
である。このとき、2.5本/mmに相当する0、37
MHzの画像周波数は減衰度0でこのフィルタを通過す
ることになる。
次に、マイクロコンピュータ22はサンプリングピッチ
に従ってローパスフィルタ21のカットオフ周波数を変
化させている。例えば減衰傾度を一48dB10ctの
一定とすると、サンプリングピッチが150μm、20
0μmの場合はカットオフ周波数は各々0.9MHz、
12MHzになる。
しかしこの場合、サンプリング周波数を1.5MHzと
しているので、ナイキスト周波数は0.75MHzであ
る。すでに述べたとおり、画像の周波数がナイキスト周
波数を超えていると、このナイキスト周波数を超えてい
る画像信号の高周波成分をナイキスト周波数で折返した
位置に偽像を発生させることとなり、正しい画像を再現
できない場合があるので、ローパスフィルタのカットオ
フ周波数は0.75MHz以下とする。すなわち、サン
プリングピッチが150μmと200μmの場合のカッ
トオフ周波数は0.75MHzに設定される。
以上のように構成されている画像表示装置を動作させる
と以下のようになる。
検出器12で電気信号に変換された画像信号は、ログア
ンプ13でログ変換される。一方、マイクロコンピュー
タ22はサンプル/ホールド回路14にサンプリングピ
ッチを設定し、さらにローパスフィルタ21のカットオ
フ周波数をこのサンプリングピッチに従って設定する。
すなわち、サンプリングピッチが100μm、150μ
m。
200μmの場合、上述のように各々、0.62MHz
、  0.75MHz、  0.75MHzに設定する
次にログアンプ13からの出力信号は、ローパスフィル
タ21によりグリッドの画像信号が一30dB以下に減
衰され、人体の画像信号はほぼ減衰度Oで通過する。よ
ってグリッドの画像信号は一30dBに減衰されている
ので振幅が3%以下に圧縮されることになる。すなわち
、フィルムに写込まれているグリッドの濃度は一般には
0.8程度であるので、ローパスフィルタ21を通過し
たグリッドの濃度は0.024となる。人間の目が識別
できる濃度差は0.3程度であると言われているので、
このグリッドの画像信号は消えていることになる。
上述した以外の動作は従来技術において説明したとおり
である。
以上説明したように、上記の構成を有する画像表示装置
によってX線フィルムに記録されている画像を精度よく
再生することが可能となる。とりわけグリッドの信号を
減衰させるローパスフィルタを設けることでグリッドに
起因する偽像の発生を防ぐことが可能となり、ローパス
フィルタの周波数特性を可変としたことでそれぞれのサ
ンプリングピッチに合った周波数特性にすることができ
、さらにはカットオフ周波数をサンプリング周波数の1
/2以下にすることにより人体の画像情報の高周波成分
に起因する偽像の発生を防ぐことが可能となり、同時に
、外部から検出器に混入する周波数成分の高いノイズも
殺すことができる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、種々の変形実施が可能であるのは言うまでもない。
例えば、上記の実施例では、画像記録媒体を、X線フィ
ルムとしたものについて説明したが、フィルム以外の媒
体、例えば輝尽性蛍光体を含んで成るイメージングプレ
ートを用いる場合でも、本発明を適用することができる
また、上記実施例では60本/c+nのグリッドが写込
まれた場合について説明したが、これより解像度の低い
グリッド、例えば28乃至40本/ amのグリッドが
写込まれた場合も同様である。
その他の実施例として、ノツチ型フィルタと呼ばれる第
5図に示されるような周波数特性を持つフィルタを用い
る方法もある。このノツチ型フィルタを用いることによ
りグリッドの信号のみを減衰させることができ画像のコ
ントラストに寄与する画像の高周波成分を減衰させるこ
とがさけられる。
また、X線を被検体に向けて曝射しながら被検体の透視
像を表示する画像表示装置においては、第6図に示され
る諸要素によって構成される。
すなわちX線管30、被検体P1グリッド31、■・I
 (イメージ・インテンシファイア)32、ローパスフ
ィルタ(ノツチ型フィルタでもよい)21、マイクロコ
ンピュータ22、サンプル/ホールド回路14、A/D
変換器15、インターフェア20、データ処理装置3、
表示装置4(図示省略)から構成されている。ここでデ
ータ処理装置を設けずに実施することもできる。
このような構成の画像表示装置においては、まず、X線
管30から被検体Pに向けてX線が曝射される。次に、
被検体Pを透過したX線はグリッド31が写込まれて■
・132によって光に変換され、図示省略の撮像管によ
って電気信号に変換される。その後の処理は上述したと
おりである。
この画像表示装置によって、動画のX線透視像において
もグリッドに起因する偽像を除去することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によって、グリッドに起因
する偽像を発生させることなく画像を表示することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電子回路を示すブロ
ック図、第2図は本発明および従来技術における画像表
示装置の全体構成を簡単に示す構成図、第3図は本発明
および従来技術における画像読取装置の一部を模式的に
示す図、第4図は本発明の一実施例におけるローパスフ
ィルタの周波数特性の一例を示す図、第5図はノツチ型
フィルタの周波数特性を示す図、第6図は動画のX線透
像を表示する画像表示装置、第7図は従来例のおける画
像読取装置の構成を示す図、第8図は偽像の発生を模式
的に示す図である。 1・・・X線フィルム、2・・・画像読取装置。 5・・・レーザ発信器、21・・・ローパスフィルタ。 30・・・X線管、31・・・グリッド周波数(MHz
) 代理人 弁理士  則 近 憲 信 置  近藤 猛 第4図 周波数(MHz) 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像記録媒体をレーザ光で走査することにより画
    像情報を読取り表示する画像表示装置において、前記画
    像情報を読み取る画像読取装置は、グリッドの周波数を
    減衰させる周波数特性をもつフィルタを具備することを
    特徴とする画像表示装置。
  2. (2)前記フィルタの周波数特性は可変であることを特
    徴とする請求項(1)記載の画像表示装置。
  3. (3)前記フィルタの周波数特性のひとつであるカット
    オフ周波数は、前記画像情報の画素への分割時のサンプ
    リング周波数の1/2以下であることを特徴とする請求
    項(1)または請求項(2)記載の画像表示装置。
  4. (4)被検体にX線を曝射し、被検体からの透過X線を
    、散乱X線除去のためのグリッドを介して収集すること
    により被検体のX線透視像を表示する画像表示装置であ
    って、グリッドの周波数を減衰させる周波数特性をもつ
    フィルタを具備することを特徴とする画像表示装置。
JP1016177A 1989-01-27 1989-01-27 画像表示装置 Pending JPH02198265A (ja)

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