JPH0219693Y2 - - Google Patents

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JPH0219693Y2
JPH0219693Y2 JP19120882U JP19120882U JPH0219693Y2 JP H0219693 Y2 JPH0219693 Y2 JP H0219693Y2 JP 19120882 U JP19120882 U JP 19120882U JP 19120882 U JP19120882 U JP 19120882U JP H0219693 Y2 JPH0219693 Y2 JP H0219693Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、検出器の高信頼性を確保すると共
に、励磁用直流電源を励磁コイルに接続する際に
生じる極性逆配線を的確に検知し得るよう構成し
た電磁流量計に関する。
従来から知られている低周波励磁電磁流量計の
励磁回路を第1図に示す。ここで、1は検出器、
2は励磁コイル、3は消磁期間中に励磁電流を転
流させるためのフライホイールダイオード、4は
全波整流器、5は電流検出用変成器、6は変換器
7内のスイツチング手段、8は商用電源、9Aお
よび9Bは流量検出用電極、10は被測定流体の
流れるパイプである。
この回路において、スイチング手段6は商用電
源8の周波数より低い一定の周波数でオンオフさ
れる。スイツチング手段6が閉成されている期間
に印加される交流電圧は全波整流器4で全波整流
され、励磁コイル2に供給される。従つて、励磁
コイル2に流れる励磁電流の方向は全波整流器4
の結線によつて定まり、検出器1と変換器7との
間の接続如何では変らない。
しかも、このような回路構成では、被測定流体
の温度あるいは設置環境によつて検出器自体が高
温にさらされやすいので、半導体素子である全波
整流器4およびフライホイールダイオード3を内
蔵する検出器1の信頼性を確保することが困難で
ある。他方、変換器の内部において直流電圧を発
生し、これを別個のスイツチング手段(図示せ
ず)によりスイツチングして矩形電圧波を発生
し、これを検出器内に設けてある励磁コイルに印
加するという構成の電磁流量計では、上述のよう
な問題は起らない。しかし、このような構成で
は、変換器に設けてある励磁用出力端子と検出器
に設けてある励磁コイル用端子との接続を間違え
ると、発生磁界の方向が逆となる。その結果、パ
イプ10を流れる被測定流体の方向が正しいにも
かかわらず、反対極性の起電力が発生するという
不都合が生ずる。
本考案の目的は、上述の点に鑑みて、検出器の
高信頼性を確保しつつ、励磁用直流電源と励磁コ
イルとの間の逆配線を簡単に検知し得るようにし
た電磁流量計を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本考案では所定
のタイミングで直流励磁電流を供給する直流化電
源を内蔵した変換器と、励磁電流を導入して測定
管内に磁界を生じさせる励磁コイルを備えた検出
器とから成る電磁流量計において、励磁コイルと
電磁結合した検出コイルを変換器内に配設し、検
出コイルからの誘起電圧を導入して矩形波出力電
圧を発生するコンパレータと、コンパレータから
の出力電圧がタイミングに同期して所定のレベル
を有するときにのみ一致信号を送出する論理積検
出回路と、一致信号に応答して予定の表示をなす
表示器とを変換器内に備え、励磁コイルの極性接
続誤りを表示するようにする。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
第2図は、本考案を適用した電磁流量計の全体
を示す回路図、第3図は第2図に示す励磁回路2
4の詳細回路図である。
第2図において、9および10は第1図と同
様、それぞれ検出用電極およびパイプを表わす。
また20は検出器全体、26は変換器全体を示
す。32は励磁コイル22と一体に巻回した検出
コイルである。33Aおよび34Aは、このコイ
ル32の接続端子である。15Aおよび16Aは
励磁コイル22への接続端子であり、15Bおよ
び16Bは励磁回路24の出力端子である。
35は極性判別回路であり、変換器26に内蔵
される。33Bおよび34Bは、検出コイル32
との接続端子である。そして、抵抗37の一端を
端子33Bに接続し、他端をコンパレータ38の
負側入力端子に接続する。また、抵抗39の一端
をコンパレータ38の正側入力端子に接続し、他
端をコンパレータ38の出力端子に接続する。さ
らに、抵抗40の一端をコンパレータ38の正側
入力端子に接続し、他端を端子34Bから導出し
た共通線41に接続する。抵抗42の一端をコン
パレータ38の出力端子に接続し、他端をダイオ
ード43のアノードおよびトランジスタ44のベ
ースに接続する。トランジスタ44のエミツタを
共通線41に接続し、コレクタを発光ダイオード
45のカソードに接続する。また発光ダイオード
45のアノードを、抵抗46を介して、スイツチ
ング手段47の一方の端子に接続する。直流電源
48の正側をこのスイツチング手段47の他端に
接続し、負側を共通線41に接続する。このスイ
ツチング手段47は、励磁回路24内のタイミン
グ信号発生源18から送出される励磁パルス信号
13Sによつて開閉される。
第3図に示す励磁回路24において、50は差
動増幅器であり、タイミング信号発生源18(第
2図参照)からの励磁パルス信号13Sに応答し
て、励磁電流の断続を行う。すなわち、励磁パル
ス信号13Sが差動増幅器50の非反転入力端子
に供給され、トランジスタ52が導通する。この
結果、トランジスタ54は導通し、直流電源Eか
ら励磁コイル22に励磁電流Iが供給される。こ
の励磁電流Iは、励磁コイル22内における逆起
電力の減少とともに次第に増加する。従つて、抵
抗56における電圧降下も次第に大きくなり、差
動増幅器50における反転入力端子の電位も次第
に上昇する。そして、非反転入力端子の電位と等
しくなつたときに、トランジスタ52のベース電
流は一定になる。この結果、トランジスタ54の
ベース電流も一定となり、トランジスタ54のコ
レクタ電流、すなわち励磁電流も一定となる。タ
イミング信号発生源18から送出される励磁パル
ス信号13Sの電位が零になると、差動増幅器5
0の出力は零となり、トランジスタ52は遮断さ
れる。従つて、トランジスタ20も遮断され、励
磁電流は流れなくなる。かくして、励磁回路24
から励磁コイル22に一定周期の定電流が流れ
る。
1対の電極9Aおよび9Bに生じる起電力は、
励磁電流が一定になつたとき、所定のタイミング
でサンプルされる。また、接続端子15Bおよび
16B間に介挿されたフライホールダイオード5
8は消磁期間に励磁電流を転流させるためのもの
であり、抵抗60はタイミング信号発生源18か
ら送出される励磁パルス信号13Sの電圧調整用
抵抗である。
第4図1〜6は、第2図に示した本実施例の動
作を説明するタイミング図である。タイミング信
号発生源18から送出される励磁パルス信号13
Sに応答して送出される励磁電流Iが励磁コイル
22に供給されると、一対の電極9Aおよび9B
間に被測定流体の流れに対応した起電力が発生す
る。また、検出コイル32には、誘導電圧V2
生じる。そして、検出コイル32と極性判別回路
35との間の接続如何によつて、端子33Bおよ
び34B間における誘導電圧V2は、第4図に示
すV2AまたはV2Bのように変化する。
コンパレータ38における負側入力レベルが正
側入力レベルより低いときは、共通接続線41に
対して、コンパレータ38の出力が正電位とな
り、逆に負側入力レベルが高いときは負電位とな
る。また、抵抗39および抵抗40による分圧電
圧を正側入力端子に印加させてヒステリシス特性
を帯有させることにより、コンパレータ38の出
力波形はそれぞれV3AまたはV3Bに示すような矩
形波となる。
いま、流量検出用電極9Aおよび9B間におけ
る起電力の極性が被測定流体の流れを正しく表示
するように、励磁コイル22と励磁回路24とを
正しく配線する。そして、励磁コイル22の励磁
電流Iが流れ始めるときに検出コイル32に誘起
される正の電圧が端子33Bに印加されるよう、
すなわち、誘導電圧波形がV2Aになるように検出
コイル32を極性判別回路35に接続する。検出
器20と変換器26との間においてこのような結
線を行う場合、コンパレータ38の出力電圧波形
は、第4図4V3Aに示すようになる。この出力電
圧V3Aが負のとき、トランジスタ44にはベース
電流が流れず、トランジスタ44は遮断状態とな
る。よつて、励磁パルス信号13Sの電圧V1
よつてスイツチング手段47は導通するが、発光
ダイオード45には電流が流れず、発光ダイオー
ド45は点灯しない。また、出力電圧V3Aが正の
ときはトランジスタ44にベース電流が流れてト
ランジスタ44は導通状態となるが、励磁パルス
信号13Sのパルス電圧V1は零となるのでスイ
ツチング手段47は遮断状態となる。よつて、発
光ダイオード45は同様に点灯することがない。
一方、検出コイル32と励磁回路24との間の
結線を逆に行つた場合には、端子33Bと34B
との間における誘導電圧は第4図5V2Bに示すよ
うになる。従つて、コンパレータ38の出力電圧
波形は第4図6V3Bに示すようになる。この出力
電圧V3Bが正のとき(図中、斜線で示す)、トラ
ンジスタ44にはベース電流が流れトランジスタ
44が導通状態になる。これと同時に、タイミン
グ信号発生源18から送出される励磁パルス信号
13Sのパルス電圧V1によつてスイツチンツグ
手段47が導通状態となり、発光ダイオード45
が点灯する。また出力電圧V3Bが負のとき、トラ
ンジスタ44は遮断状態にあり、発光ダイオード
45は点灯しない。このようにして、発光ダイオ
ード45は励磁周期ごとに点灯を繰り返す。
第5図および第6図に他の実施例を示す。
第5図は、第2図に示した実施例における検出
コイル32の代りに、励磁コイル22と直列に極
性検出用の抵抗52を接続したものである。本実
施例では変換器80内の極性判別回路として、コ
ンデンサCdおよび抵抗Rdから成る微分回路と、
第2図に示した極性判別回路35とを必要とす
る。その他の動作は、第2図と同様であるので説
明を省略する。
第6図は、第2図に示た実施例における検出コ
イル32の代りに、励磁コイル22と直列に極性
検出用電流変成器CTを接続したものである。そ
して、変成器CTの2次巻線は、第2図に示した
極性判別回路35に接続する。本実施例の動作
は、第2図と同様であるので説明を省略する。
以上、説明したように、本考案によれば、、励
磁コイルと励磁回路間の誤配線を判別して表示す
ることができるので、逆接続によるトラブルを軽
減し得るばかりでなく、検出器内に半導体素子を
内蔵する必要がないので、被検出流体温度および
周囲温度の上限を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁流量計の励磁回路を示すブ
ロツク図、第2図は本考案を適用した電磁流量計
の一実施例を示すブロツク図、第3図は第2図に
示す励磁回路24の詳細回路図、第4図1〜6は
第2図の動作を説明するタイミング図、第5図お
よび第6図は本考案の別実施例を示すブロツク図
である。 1,20,70,95……検出器、2,22…
…励磁コイル、3,58……フライホイールダイ
オード、4……全波整流器、5,CT……電流変
成器、6,47……スイツチイング手段、7,2
6,80……変換器、8……商用電源、9A,9
B……流量検出用電極、10……測定管、24…
…励磁回路、15A,15B,16A,16B,
33A,33B,34A,34B,90A,90
B,92A,92B……端子、50……増幅器、
18……タイミング信号発生源、52,54,4
4……トランジスタ、E,48……直流電源、3
7,39,40,42,46,56,60,Rs
……抵抗、32……検出コイル、35……極性判
別回路、38……コンパレータ、41……共通接
続線、43……ダイオード、45……発光ダイオ
ード、Cd……コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定のタイミングで直流励磁電流を供給する
    直流化電源を内蔵した変換器と、該励磁電流を
    導入して測定管内に磁界を生じさせる励磁コイ
    ルを備えた検出器とから成る電磁流量計におい
    て、 前記励磁コイルと電磁結合した検出コイルを
    前記変換器内に配設し、 前記検出コイルからの誘起電圧を導入して矩
    形波出力電圧を発生するコンパレータと、該コ
    ンパレータからの出力電圧が前記タイミングに
    同期して所定のレベルを有するときにのみ一致
    信号を送出する論理積検出回路と、該一致信号
    に応答して予定の表示をなす表示器とを前記変
    換器内に備え、 前記励磁コイルの極性接続誤りを表示するよ
    うにしたことを特徴とする電磁流量計。 2 前記励磁コイルと直列に接続した抵抗を前記
    検出器内に備え、該抵抗の端子間電圧を微分す
    る微分手段を介して前記コンパレータの出力端
    子に接続するよう構成したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁流量
    計。 3 前記検出コイルの代りに、前記励磁コイルと
    直列に接続した電流変成器を具備したことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    電磁流量計。
JP19120882U 1982-12-20 1982-12-20 電磁流量計 Granted JPS5997429U (ja)

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