JPH0219667Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0219667Y2 JPH0219667Y2 JP18400582U JP18400582U JPH0219667Y2 JP H0219667 Y2 JPH0219667 Y2 JP H0219667Y2 JP 18400582 U JP18400582 U JP 18400582U JP 18400582 U JP18400582 U JP 18400582U JP H0219667 Y2 JPH0219667 Y2 JP H0219667Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve rod
- oil
- slit hole
- valve
- removing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Lift Valve (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は塵埃による流出弁の詰まりを防止した
油量調節器の流出弁構造を提供するものである。
油量調節器の流出弁構造を提供するものである。
従来では一般に油量調節器本体には、構造上数
ケ所の開口が設けられており、このためこれらの
開口や間隙から油量調節器内に塵埃が侵入し、流
出弁杆のスリツト孔が詰まつてしまうという欠点
があつた。このスリツト孔の詰まりは油量調節器
の機能即ち油量調節の機能を全く不能とするばか
りか、スリツト孔に詰まつた塵埃を除去するため
には、油量調節器本体を分解しなければならず、
これには莫大な労力とコストがかかるものであつ
た。
ケ所の開口が設けられており、このためこれらの
開口や間隙から油量調節器内に塵埃が侵入し、流
出弁杆のスリツト孔が詰まつてしまうという欠点
があつた。このスリツト孔の詰まりは油量調節器
の機能即ち油量調節の機能を全く不能とするばか
りか、スリツト孔に詰まつた塵埃を除去するため
には、油量調節器本体を分解しなければならず、
これには莫大な労力とコストがかかるものであつ
た。
そこで本考案はかかる従来における欠点をきわ
めて簡単な構成で解決したもので、いわゆる流出
弁杆のスリツトの塵埃を簡単に除去できるように
した流出弁構造の提供にあり、以下一実施例によ
り説明する。
めて簡単な構成で解決したもので、いわゆる流出
弁杆のスリツトの塵埃を簡単に除去できるように
した流出弁構造の提供にあり、以下一実施例によ
り説明する。
1は油量調節器本体で、2は蓋部である。3は
油供給口4に設けた流出弁で、油量調節器本体1
から突出させた弁座5を有する弁杆ガイド8と、
この弁杆ガイド8に回動可能で上下可動に設けた
中空筒状の弁杆6とから成り、弁杆6の下部にス
リツト孔7が設けられている。また弁杆ガイド8
には通油口9が設けてある。なお10は弁杆6の
頭部と弁杆ガイド8上端の間に弾積したスプリン
グである。
油供給口4に設けた流出弁で、油量調節器本体1
から突出させた弁座5を有する弁杆ガイド8と、
この弁杆ガイド8に回動可能で上下可動に設けた
中空筒状の弁杆6とから成り、弁杆6の下部にス
リツト孔7が設けられている。また弁杆ガイド8
には通油口9が設けてある。なお10は弁杆6の
頭部と弁杆ガイド8上端の間に弾積したスプリン
グである。
11は蓋部2より上方に設けたつまみで、下部
に突設した作動棒12を上下回動自在に設けた応
動板13に当接させ、つまみ11を回動させるこ
とでこの応動板13の下部に設けた当接板14に
より流出弁3の弁杆6を上下動し、供給油量を決
定する。
に突設した作動棒12を上下回動自在に設けた応
動板13に当接させ、つまみ11を回動させるこ
とでこの応動板13の下部に設けた当接板14に
より流出弁3の弁杆6を上下動し、供給油量を決
定する。
油供給において、前記スリツト孔7が上動し、
弁座5の位置よりも、上方に至るとスリツト孔7
と通油口9が連通し、油は通油口9からスリツト
孔7に向け流出し、また弁杆6のテーパー部分を
弁座5に当接するように下動させると油の流出は
停止する。
弁座5の位置よりも、上方に至るとスリツト孔7
と通油口9が連通し、油は通油口9からスリツト
孔7に向け流出し、また弁杆6のテーパー部分を
弁座5に当接するように下動させると油の流出は
停止する。
また油供給量はスリツト孔7の弁座5上の開口
面積で決定される。
面積で決定される。
さて弁杆6の中空部には油量調節器本体1の蓋
部2の下面にその上端部を固定した固定材17を
挿通している。また固定材17の下端部には第2
図に示すようにスリツト孔7に挿通するように延
在した天然毛の如き細長い部材から構成される塵
埃除去装置15′を固定し、弁杆6のスリツト孔
7に挿通している。したがつて油量調節時には固
定材17は静止していて、弁杆6のスリツト孔7
が上下動するため、塵埃除去装置15′すなわち
天然毛の如き細長い部材はスリツト孔7をこすり
自動的にスリツト7の塵埃を清掃除去する。
部2の下面にその上端部を固定した固定材17を
挿通している。また固定材17の下端部には第2
図に示すようにスリツト孔7に挿通するように延
在した天然毛の如き細長い部材から構成される塵
埃除去装置15′を固定し、弁杆6のスリツト孔
7に挿通している。したがつて油量調節時には固
定材17は静止していて、弁杆6のスリツト孔7
が上下動するため、塵埃除去装置15′すなわち
天然毛の如き細長い部材はスリツト孔7をこすり
自動的にスリツト7の塵埃を清掃除去する。
以上のように本考案は、弁杆の中空部に油量調
節器本体の蓋部の下面にその上端部を固定した固
定材を挿通するとともに該固定材の端部に天然毛
の如き細長い部材から構成される塵埃除去装置を
固定し、該塵埃除去装置すなわち天然毛の如き細
長い部材を弁杆のスリツト孔に挿通するようにし
たものであるから、油量調節を行うたびにスリツ
ト孔が自動的に塵埃除去装置でこすられ、したが
つて塵埃の除去ために油量調節器の分解を必要と
しない等、優れた効果がある。
節器本体の蓋部の下面にその上端部を固定した固
定材を挿通するとともに該固定材の端部に天然毛
の如き細長い部材から構成される塵埃除去装置を
固定し、該塵埃除去装置すなわち天然毛の如き細
長い部材を弁杆のスリツト孔に挿通するようにし
たものであるから、油量調節を行うたびにスリツ
ト孔が自動的に塵埃除去装置でこすられ、したが
つて塵埃の除去ために油量調節器の分解を必要と
しない等、優れた効果がある。
第1図は本考案実施例の油量調節器の流出弁構
造を示す説明図、第2図は本考案実施例の要部拡
大図である。 1……油量調節器本体、2……蓋部、6……弁
杆、7……スリツト孔、8……弁杆ガイド、9…
…通油口、15′……塵埃除去装置。
造を示す説明図、第2図は本考案実施例の要部拡
大図である。 1……油量調節器本体、2……蓋部、6……弁
杆、7……スリツト孔、8……弁杆ガイド、9…
…通油口、15′……塵埃除去装置。
Claims (1)
- 中空筒状の弁杆を弁杆ガイド内に回動可能で上
下可動に配置するとともに該弁杆に設けたスリツ
ト孔を該弁杆ガイドの通油口に連通させて油を通
油口からスリツト口へ向けて流出させるようにし
た油量調節器において、前記弁杆の中空部に油量
調節器本体の蓋部の下面にその上端部を固定した
固定材を挿通するとともに該固定材の下端部に前
記スリツト孔に挿通するように延在した天然毛の
如き細長い部材から構成される塵埃除去装置を固
定し、該塵埃除去装置を前記弁杆のスリツト孔に
挿通し、しかも該弁杆を上下動することによりス
リツト孔に付着した塵埃を前記塵埃除去装置で除
去するようにしたことを特徴とする油量調節器の
流出弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18400582U JPS59112070U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 油量調節器の流出弁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18400582U JPS59112070U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 油量調節器の流出弁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112070U JPS59112070U (ja) | 1984-07-28 |
JPH0219667Y2 true JPH0219667Y2 (ja) | 1990-05-30 |
Family
ID=30398092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18400582U Granted JPS59112070U (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | 油量調節器の流出弁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112070U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE9703810D0 (sv) * | 1997-10-20 | 1997-10-20 | Siemens Elema Ab | Ventil |
-
1982
- 1982-12-03 JP JP18400582U patent/JPS59112070U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112070U (ja) | 1984-07-28 |
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