JPH02196642A - コルゲートマシン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、貼着調整機構に特徴を有するコルゲートマシ
ンに関するものである。

（従来の技術） コルゲートマシンの従来例を第４．５図によりて説明す
ると、第５図に示すように前工程のシングルフェーサで
製造されたライナー（ａ）と波形状の８紙（ｂ）からな
る片１ｌｉＹ段ボールシー）　（ａ、ｂ）の段頂部Ｋ、
グルーマシン（２）の糊供給装置α罎で糊（澱粉糊）（
ｄ）が転移されるとともに、ライナ（Ｃ）は予熱されて
、ダブルフェーサ（３）の導入口部で合流される片面段
ボールシー）　（ａ、ｂ）とライナ（Ｃ）は、ダブルフ
ェーサ（３）の前工程になりているヒーティングパー　
）　（３ａ）で複数のヒーティングボックス（１）と駆
動されるキャンパスはルト（ｌで挾持されるとともに、
ウェイロールＣ！υ群で加圧されて移送され、ヒーティ
ングパー）　（３ａ）の通過時に、内部に高温蒸気を有
スるヒーティングボックス（１）による加熱により、糊
（ｄ）が糊化されて片面段ボールシート（ａ、ｂ）に２
イナ（Ｃ）が接着されて両面段ポールシート（ｌｌ＋ｋ
）ｓｃ）に形成され、後工程のクーリングツ々−ト（３
ｂ）で冷却されロールα樽側から搬出される。

８紙（ｋｌ）の段頂部に塗布された糊（（１）は、第３
図に示すように８紙（ｂ）内部に所定量浸透（ｄ’）し
た状態が理想的であり、第４図（Ａ）の左側図示のよう
に糊（ｄ）の浸透量が少くない場合、第４図（Ｂ）に示
すように浸透量（ｄ”）が多い場合でも、強い貼着力が
得られない。

従来の前記コルケートマシンは、グルーマシン（２）と
ダブルフェーサ（３）のヒーティングパート（３ａ）の
距離が一定であって変えられず、また、片面段ボールシ
ー）　（ａ、ｂ）の走行速度が速い場合、遅い場合、８
紙の材質、厚さおよび糊（ｄ）の状態に起因する糊の浸
透性等により、８紙内部への糊の浸透量の過不足が生じ
、貼着程度が多様に変動して両面段ボールシートの強度
のバラツキ等により品質が著しく低下される。また、糊
の浸透量が過多になると段頂部が圧潰される原因となる
。

（発明が解決しようとする課題） 従来の前記コルゲートマシンは、片面段ボールシートの
芯紙段頂部に糊を塗着するグルーマシンと、両面段ポー
ルシートに形成するダブルフェーサのヒーティングノー
ト導入口との間の距離が一定に据え付けられ固定されて
いるため、芯紙段頂部に塗着された糊の浸透量は、シー
ト走行速度、８紙の材質、厚さ、糊の状態等の諸条件で
大幅に変動し、ダブルフェーサにおける貼着が不均質に
なるなど、品質低下が避けられない。

本発明は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、ダブルフェーサ
のヒーティングノ１−トの導入口に対しグルーマシンの
距離を相対的に変えて調整することＫより、貼着性能、
信頼性を向上したコルケートマシンを提供するにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は、片面段ボールシートの段頂部に糊を塗着する
グルーマシンと、糊塗布後の片面段ボールシートにライ
ナな貼着するダブルフェーサを具備し両面段ボールシー
トを製造するコルゲートマシンにおいて、前記ダブルフ
ェーサのヒーティングパートの導入口に対し前記グルー
マシンの距離を相対的に調整する距離調整装置を設けた
構成に特徴を有し、ダブルフェーサのヒーティングパー
トの導入口に対するグルーマシンの相対的な距離調整に
よりて、８紙に塗布した糊の浸透量を効果的Ｋｖ４整し
て貼着力を確保している。

（作用） 距離調整装置によってグルーマシンをダブルフェーサの
ヒーティングパートの導入口に対し移動調節することに
より、両者の相対的な距離が変更調整され、シート走行
速度、８紙の厚さ、材質、糊の状態に対応させて、塗布
した糊の８紙への浸透量が効果的に所望量に調整され、
貼着のバラツキが解消され強い貼着力が得られて両面段
ボールシートの品質が高められる。

（実施例） 第１図に本発明の第１実施例を示し、図中（２）は糊塗
布装置（Ｉ漕、等を有するグルーマシン、（３）はキャ
ンパスベルト員、複数のヒーティングボックス翰、押え
ロールＱ１）群等を有しヒーティングパート（３ａ）、
クーリングパート（３ｂ）を形成したダブルフェーサで
ありて、片面段ボールシート（ａ、ｂ）の段頂部に糊を
塗着するグルーマシン（２）と、糊塗布後の片面段ボー
ルシー）　（ａ、ｂ）にライナ（Ｃ）を貼着するダブル
フェーサ（３）を具備し両面段ボールシート（ａ　＋　
ｂ　＋　ｃ　）を製造するコルゲートマシンにおいて、
ダブルフェーサ（３）のヒーティングパート（３ａ）の
導入口に対しグルーマシン（２）の距離を相対的Ｋ１１
ｌ整する距離調整装置（至）を設けたコルゲートマシン
になっている。

前記距離調整装置（至）は、ガイドレール（７）により
走行輪（８）を設けたグルーマシン（２）を前後走行可
能に配置し、ブラケット（５）に枢着（６）シた油圧シ
リンダ（４）をグルーマシン（２）Ｋ連結した構造に壜
りており、油圧シリンダ（４）の伸縮制御によりヒーテ
ィング／’　−）　（３ａ）の導入口に対しグルーマシ
ン（２）が前後されて相対的な距離が調整される。

本発明の第１実施例は、前記のような構成になりており
作用について詳述すると、前工程のシングルフェーサ（
図示省略）によりて製造される片面段ボールシート（ａ
、ｂ）は、グルーマシン（２）の糊供給装置（１３によ
り８紙（１））の段頂部に糊（ｄ）が塗布されたのち、
ダブルフェーサ（３）のヒーティングノー）　（３ａ）
の導入口へ導入されるとともに、ライナ（Ｃ）はプレヒ
ータ（Ｌ７）で予熱されてヒーティングノで一ト（３ａ
）の導入口へ導入されて、片面段ボールシート（ａ、ｂ
）とライナ（Ｃ）はヒーティングパート（３ａ）で、加
熱、移送されて貼着され、両面段ボールシート（ａ、ｂ
、ｃ）となりクーリング、Ｒ−トで冷却される。

前記貼着に際し、第３図に示すように８紙（ｂ）の段頂
部に塗布された糊（澱粉糊）（ｄ）は８紙（１））内部
に適量の浸透糊（ｄ′）を確保する必要があり、糊（ｄ
）の前記浸透量は、片面段ボールシー）　（ａ、ｂ）の
走行速度、８紙（ｂ）の厚さ、材質、さらに糊（（１）
の状態等により変動するため、流体圧シリンダ（４）の
伸縮制御によりグルーマシン（２）を走行しヒーティン
グパート（３ａ）の導入口に対する距離向を調整して、
第３図に示すような所望量の浸透糊（ｄ′）に調整され
る。

前記調整は、片面段ボールシー）　（ａ、ｂ）の走行速
度が速い場合、あるいは糊（ｄ）の浸透性が悪い場合は
、距離（Ｌ）が長く設定され、逆の場合は短かく設定す
ることにより、ダル−マシン（２）からヒーティングパ
−ト（３ａ）の導入口までに至るシート走行時間が変化
されて貼着時における浸透糊（ｄ′）の量が調整され、
微調整も可能となり、運転状態に対応して調整が容易に
行われ常に理想的な糊の浸透状態に設定され、貼着のバ
ラツキがなく強い貼着力が得られ、８紙の形状が確保さ
れて高品質の両面段ボールシーＦ　（ａ　＊　ｂ　＊　
ｃ　）が製造される。

第２図に本発明の第２実施例を示しており、第１実施例
に比べると、グルーマシン（２）Ｋモータ（９）を固着
し、モータ（９）によりスプロケットα１、チェンα汎
スプロケットαυを介して走行輪（８）を回転制御して
、距離（Ｌ）を調整する距離調整装置（３０ａ）に特徴
を有し、該距離調整装置（３０５Ｌ）は、基本的に第１
実施例と同様な作用効果が得られる。

なお、前記距離調整装置は、前記実施例に限られるもの
ではなく、種々多様な機構、方式によることができ、種
々の変更が可能である。

前記実施例は、両面段ポールシート、あるいは複両面段
ボールシートの製造に適用される。

（発明の効果） 本発明は、前述のような構成からなり距離調整装置によ
ってダブルフェーサのヒーティングパートの導入口に対
するグルーマシンの距離が容易に変更調整され、該距離
の調整は８紙に塗布した糊の浸透量を効果的に調節可能
であって、貼着の７９ラツキが解消されて強い貼着力が
得られ高品質め両面段ボールシートが製造されて、貼着
性能とともに段ボール製造性能、信頼性が著しく向上さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す側面図、第２図は第
２実施例を示す要部側面図、第３図は糊の良好な浸透状
態を示す段ボールシートの縦断面図、第４図（Ａ）（Ｂ
）は従来例における糊の不良な浸透状態を示す段ボール
シートの縦断面図、第５図は従来例の側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　片面段ボールシートの段頂部に糊を塗着するグルーマ
   シンと、糊塗布後の片面段ボールシートにライナを貼着
   するダブルフエーサを具備し両面段ボールシートを製造
   するコルゲートマシンにおいて、前記ダブルフエーサの
   ヒーテイングパートの導入口に対し前記グルーマシンの
   距離を相対的に調整する距離調整装置を設けたことを特
   徴とするコルゲートマシン。