JPH02196192A - 扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は通風オリフィスの中央に羽根を装着したモータ
ーを設け、羽根を囲む網目ガードを有する箱形扇風機に
関するものである。

従来の技術 一般に箱型扇風機は小型軽量で簡便な扇風機として特に
海外で利用されておシ、近年は本体をより小型薄型化す
るために本体を構成する材料も軽く薄くなる傾向にある
。

従来この種の扇風機は第３図に示すような構成であった
。すなわち羽根５１を出力軸に固定したモータ５３は本
体ケース６４の中央部に設けた円筒形状のモータ支持部
６５にねじ止め固定されている。このモータ支持部５５
は、その外周面から放射状に配設した支持板６６によっ
て円筒オリフィス６７の内周面に一体に結合されている
。前記本体ケース６４には前記羽根６１を覆う網目状の
保護網６９が固定されている。上記構成において以下そ
の動作を説明すると、操作スイッチ（図示せず）の入力
によりモータ５３に通電され、羽根６１が回転して円筒
オリフィス６７の働きで効率よく送風するものであった
。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成ではモータ支持部５５に固定され
たモータ６３には出力軸に羽根５１が装着されるため、
羽根数υ付は側が重く取り付は部を支点として傾きやす
い。また支持板６６は通風路に配設されているので、厚
み寸法は小さく形成されておシ、扇風機の輸送時の振動
や落下による衝撃でモータ５３の位置がずれやすく、羽
根５１が円筒オリフィス５７に接触し、羽根５１が破損
しやすいという課題を有していた。また支持板５６の数
を増やして補強した場合は通風時に開口面積が減少し、
性能が低下するとともに騒音発生の原因になるという課
題を有していた。

本発明は上記従来の課題を解決するもので通風面積を減
少することなく、扇風機の輸送時の振動や落下に対して
羽根を保護できる扇風機を提供することを目的とするも
のである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、箱形状の本体ケー
スと、この本体ケースの中央に開孔する円筒オリフィス
と、この円筒オリフィスの内周面より中心方向に延接す
る複数の支持板と、この支持板の先端に固定された円筒
形状のモータ支持部と、このモータ支持部にねじ止め固
定されるモータと、このモータの出力軸に雌ねじで固定
される羽根と、この羽根を覆うように前記本体ケース後
面に取付けられる保護網と、この保護網の中央に前記雌
ねじの外周を囲むように突設した円筒リプとを有し、前
記羽根を固定する雌ねじと前記保護網の円筒リプとの間
隔は前記羽根の先端と前記円筒オリフィスの内周面との
間隔より小としてなる構成を有している。

作　　用 この構成により扇風機の輸送時に振動や落下などの衝撃
によりモータを支持する支持板の歪みにより羽根を固定
する雌ねじが円筒リプの内面に接触するが羽根が円筒オ
リフィスに接触することはない。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづき
説明する。図示のように箱型の本体クー７４は中央に羽
根１とモータ３を収容する円筒オリフィス８を開孔して
いる。この円筒オリフィス８の内周面から中心に向かっ
て複数の支持板６が延設され、これらの支持板６の先端
には円筒形状のモータ支持部５が固定されている。モー
タ支持部６にはモータ３がねじ止め固定され、モータ３
の出力軸には羽根１が雌ねじ２により固定されておシ、
羽根１の先端は前記円筒オリフィス８の内面との間に隙
間ａを有している。また本体ケース４は羽根１を覆う保
護網１０を備えておシ、前記保護網１ｏの内面中央から
前記羽根１を固定する雌ねじ２の外周を囲む円筒リプ１
２が延設され、この円筒リプ１２の内面と雌ねじ２の隙
間ａは前記羽根１と保護網１０の内面との隙間すより小
さい寸法となっている。

上記構成において扇風機の輸送時の振動や落下羽根１が
保護網１０に接触する以前に羽根１の先端の雌ねじ２が
円筒リプ１２の内面に接触するため羽根１は保護網１０
に接触せず、羽根１の破損を防ぐことができる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば保護網内面中央に設ける円筒リプの内面と雌ねじ外周
との隙間ａを羽根と円筒オリフィスの内面との隙間すよ
り小さくとることにより、扇風機の輸送時の振動や落下
に対して羽根が円筒オリフィスに接触する以前に羽根を
固定する雌ねじが円筒リプの内面に接触し、羽根は円筒
オリフィスに接触せず破損を防止できるという効果を得
ることのできる優れた扇風機を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の扇風機の断面図、第２図は
同斜視図、第３図は従来の扇風機の断面図である。 １・・・・・・羽根、２・・・・・・雌ねじ、３・・・
・・・モータ、４・・・・・・本体ケース、６・・・・
・・支持板、１０・・・・・・保護網、２・・・・・・
円筒リプ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 箱形状の本体ケースと、この本体ケースの中央に開孔す
   る円筒オリフィスと、この円筒オリフィスの内周面より
   中心方向に延接する複数の支持板と、この支持板の先端
   に固定された円筒形状のモータ支持部と、このモータ支
   持部にねじ止め固定されるモータと、このモータの出力
   軸に雌ねじで固定される羽根と、この羽根を覆うように
   前記本体ケース後面に取付けられる保護網と、この保護
   網の中央に前記雌ねじの外周を囲むように突設した円筒
   リブとを有し、前記羽根を固定する雌ねじと前記保護網
   の円筒リブとの間隔を前記羽根の先端と前記円筒オリフ
   ィスの内周面との間隔より小としてなる扇風機。