JPH02195876A - ヒト―ヒトハイブリドーマの製造方法並びに該ハイブリドーマからモノクローナル及びポリクローナル抗体を製造する方法 - Google Patents

ヒト―ヒトハイブリドーマの製造方法並びに該ハイブリドーマからモノクローナル及びポリクローナル抗体を製造する方法

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JPH02195876A
JPH02195876A JP1245353A JP24535389A JPH02195876A JP H02195876 A JPH02195876 A JP H02195876A JP 1245353 A JP1245353 A JP 1245353A JP 24535389 A JP24535389 A JP 24535389A JP H02195876 A JPH02195876 A JP H02195876A
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    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/30Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants from tumour cells

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒト−ヒトハイブリドーマの製造方法、該方
法により製造されたハイブリドーマ及び該ハイブリドー
マからのモノクローナル抗体の製造に関する。又、本発
明は、ヒトの戻患の治療にふけるモノクローナル抗体の
利用に関する。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕最初のハ
イブリッドミエローマ、即チ、ハイブリドーマは、マウ
スミエローマ細胞と、特定の抗原で免疫化したマウスの
脾臓由来のリンパ細胞との融合により得られた。この融
合又はハイブリドーマ細胞は、親脾臓細胞の特異的抗体
産生とミエローマ細胞の永久増殖性の両方を示した。各
ハイブリッド細胞は、クローン化でき且つクローンが単
一抗原決定基に対する抗体を多量に産生ずることがまも
なく判明した。各クローンは、無期限に維持できるとと
もに、いつでも、試料を培養成長するか又は動物に注射
して大規模にモノクローナル抗体を製造することができ
る。この技術は、すぐに、マウスのミニロール細胞から
の抗体の製造に発展した。
ヒトにおいて、このような抗体を治療に用いることは、
明白であると思われる。しかしながら、マウス系及びラ
ット系抗体を使用するのは、ある種の悪性腫、特に白血
病及びリンパ腫の治療においては一時的にしか有効でな
いことが判明した。
例えば、ヒ)T細胞白血病及びリンパ腫における抗体実
験が、マウス系又はラット系モノクローナル抗体を用い
て行われ、T細胞の特異性が確認された。又、Leu−
1を用いたとき、循環悪性T細胞を有する患者の抹消血
における自立性細胞のカウントが一時的に低下すること
が報告されている。
マウス系又はラット系抗体が、白血球数を急激に低下さ
せるのに効果的であったが、治療効果は、短時間であり
、数時間しか持続しなかった。モノクローナル抗イデオ
タイプ抗体をパルス療法により投与したとき、より持続
した応答が得られた。
これに関しては、ミラー(Miller)等、レスポン
スオブ キュテネアスTセル リンホーマ ツーセラピ
ー ウィズ モノクローナル アンチボデオタイプ ア
ンチボデー(Response of Cutane。
us T−cell Lymphoma to The
rapy with MonoclonaI Anti
−idiotype Antibody) 、−=−ニ
ー  xンジジェイ メディ(New Eng、 J、
 Med、)、306  :517〜522 (198
2)を参照のこと。
腫瘍における同様な一時的な減少が、リンパ球性白血病
、皮膚T細胞リンパ腫及び通常の急性白血病の患者にお
いて認められたの記録がナショナル・キャンサー・イン
スティチニート(NationalCancer In
5titute)にある。骨髄及び皮膚における白血病
性細胞に結合した抗体の存在が、イムノペルオキシダー
ゼ及びフローサイトホトメトリー分析により明らかとな
った。皮膚T細胞リンパ腫の患者は、T細胞抗原に対す
る抗体療法での応答が小さかった。
悪性黒色腫及び固形腫瘍にあける結果は、腫瘍のサイズ
並びに抗体が抗体依存性又は細胞媒介毒性を固定、捕捉
又は開始するかどうかにより大きく異なる。
モノクローナル抗体の治療効果の機構は明確でない。又
、補体媒介細胞障害作用、抗体依存、細胞媒介毒性及び
直接増殖抑制効果が要望されている。網内系が被覆循環
細胞を除去するので、網内系が抗体効果において主要な
役割を果たすという仮説が立てられている。更に、抗体
処理後における肺でのリンパ球の凝集又はトラッピング
についての報告がある。逆に、骨髄白血病性細胞に対す
る抗体療法の効果不足も報告されている。
又、流出又は内在化により細胞表面から抗原が消失する
抗原転調が、抗体の投与後数時間以内に起こるとの記載
もある。この転調は、−時的であり、投与を中断後抗原
が戻る。これは、モノクローナル抗体に暴露後、全ての
抗原において生じるわけではない。抗原転調が、造血細
胞に対する抗原の場合の方が、固形腫瘍に対する抗原の
場合よりもより多く観察される。転調は、免疫結合分子
が細胞に入る量を増加することのできる機構の場合があ
る。しかしながら、抗原流出は、抗体複合体の網内系吸
収を増加を生じる。マウス系及びラット系抗体をヒトに
投与したときに得られる一時的な治療効果の他に、これ
らの抗体が、所望の治療効果を妨害する免疫反応を生じ
ることがあることも判明した。バイプリドーマの生成の
ためにヒト細胞以外を使用すると、患者が抗種免疫応答
が顕著な発生と関連がある。ある研究によれば、治療を
受ける患者において、各「異種移植片コに対する宿主応
答を避けながら抗体の連続投与を可能にするために、多
種多様の種において抗体が製造された。それにもかかわ
らず、多数の患者が、動物由来タンパクに対して急速な
応答が生じた。マウス系抗体を使用すると、網内系によ
る吸収の増加及び清浄化と関連がある。
マウス系抗体の静脈内注入と関連のある毒性及び副作用
については、異なる10種の悪性腫の102人の患者に
ついての詳細な報告がある。これについては、アールオ
ー・ディルマン(R,O,Oillman)等、「トキ
シティー アンド サイド エフエクツ アソシエーテ
ッド ウィズ イントラベナス インフュージョン オ
ブ ムリーン モノクローナル アンチボデ−ズ(To
xiclty andeffects associa
ted 1ntravenous 1nfusions
 ofmurine monoclonal anti
bodies) J 、(J、 Bio、 Res、 
Med、 、1986 ;5  : 73−84を参照
のこと。副作用の主要なものとしては、注入速度(20
mg/hr)を低くすることにより制御できる気管支痙
彎がある。
又、じんま疹も普通の副作用である。大きな割合の患者
が、注入後に抗マウス抗体を示し、免疫系に繰り返し抗
原投与すると、貧血を生じる。これらの免疫反応のため
に、非ヒト系モノクローナル抗体をイメージング又は治
療用に広範囲に使用することが制限されている。モノク
ローナル抗体の使用におけるより具体的な手法が、ミラ
ー(M i l l er)等により、トリートメント
 オブBセル ウィズ モノクローナル アンチボデオ
タイブ アンチボデー(Treatment of B
−cell Iymphoma with monoc
lonal anti−idiotype antib
ody) 、二、、 −エンジ ジェイ メディ(Ne
wεng、 J、 Med、)、306:517〜52
2 (1982)に記載されている。細胞毒及びインタ
ーフェロンに対して耐性のあるIgM産生B細胞リンパ
腫の一人の患者を、4週間の間、1週間に2回抗イデオ
タイプ抗体で治療した。低い投与量で4回注入後に、全
身性の症状が消えた。
第5回目の治療で投与量を75mgに増加したところ、
腫瘍の退縮が始まった。第8回目の治療の後、患者は、
完全に回復し、4年間そのままの状態であった。次に、
スタンフォードで治療したB細胞すンパ腫の5人の患者
の場合には、部分応答を示した。これについては、ケー
・メーラー(K、Meeler)等、「クリニカル ト
ラライアル オブ アンチイデオタイプ セラピー フ
ォーBセル マリグナンシー(A clinical 
trial of anti−idiotypethe
rapy for B−cell malignanc
y) J 、ブラッド(Blood)  ; 65 :
 1345〜1363 (1985)を参照のこと。
又、非腫瘍性細胞による直接増殖抑制又は成長調節効果
が要望されている。
従って、疾病を治療するために、種特異性及び腫瘍特異
性抗体が必要とされている。特に、直接患者に注射して
、患者の自然免疫機構を増大及び刺激し及び特異的腫瘍
細胞を見出し且つ攻撃することにより、患者自身の抗体
応答を強めることのできるモノクローナル抗体が必要と
されている。
又、抗体は単なる一時的な治療効果以上のものが得られ
るのが理想的である。更に、抗体は、所望の治療効果を
妨害する免疫反応を生じてはならない。ヒトハイブリド
ーマから産生じた抗イデオタイプ抗体は、標的悪性腫を
退縮させることが予想される。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ヒト−ヒトハイブリドーマの製造方法を提供
することにより、当該技術分野においてこれらの要望を
満たすことを可能とする。本発明による方法は、 (a)ヒト膵臓細胞と混合して融合する前に、凍結保存
及び感作するヒト腫瘍細胞懸濁液を用意し、 (b)前記感作ヒト腫瘍細胞を、腫瘍細胞を感作するの
に使用した脾臓細胞とは異なる細胞系由来のBリンパ球
と融合し、 (C)得られた融合細胞をスクリーニングして、特異的
ヒト腫瘍抗原と反応性の抗体を産生ずる一つのハイブリ
ドーマを選択し、 (d)選択したハイブリドーマを制限希釈によりクロー
ニングし、そして (e)選択したハイブリドーマの成長、精製及び特性決
定を行う、 工程を包んで成る。
又、本発明により、上記方法により製造されたハイブリ
ドーマが提供される。
更に、本発明のハイブリドーマを培地で培養後、培地か
ら抗体を回収することによる、モノクローナル抗体の製
造方法が提供される。本発明のモノクローナル抗体とし
ては、例えば、結腸の腺癌、肺の腺癌、乳腺癌、粘膜表
皮癌、肝細胞筋、平滑筋肉腫、黒色腫、神経繊維肉腫、
舌及び肛門の扁平上皮癌、膵臓腺癌、リンパ芽球(急性
白血病)、菌状息肉腫、えん麦細胞癌、前立腺癌細胞、
食道扁平上皮癌、胃腺癌、胆管腺癌、卵巣腺癌(粘液性
及び漿液)、リンパ芽球(リンパ腫)、クリア芽細胞腫
並びに肺胞細胞癌が挙げられる。
更に、本発明により、特異的筋に対する抗体を産生ずる
連続細胞系が提供される。この方法は、(a)ヒト胎児
骨髄又はリンパ芽球細胞から抗体産生細胞を調製し、 (b)前記抗体産生細胞をヒト腫瘍細胞と融合してハイ
ブリドーマを製造し、 (C)前記ハイブリドーマの中から、ただ一つの免疫グ
ロブリンと反応性の抗体を産生ずるハイブリドーマを選
択し、そして (d)前記選択したハイブリドーマをクローン的に細胞
系とする、 工程を包含する。
又、本発明により製造された連続細胞系も提供される。
要するに、ここで説明するヒト−ヒトパイブリドーマを
製造する方法は、白血病及びリンパ腫だけでなく固形腫
瘍の治療に有効な特異的抗イデイオタイプ抗体をコスト
の面から効果的に多量製造することができる。特許請求
の範囲に記載した発明の抗体は、モノクローナルであれ
ポリクローナルであれ、種間ハイブリドーマ由来のモノ
及びポリクローナル抗体により生じる免疫反応を起こさ
ないので、長年求められていた要望を満足するものであ
る。
又、本発明の抗体は、癌の診断(CEAに類似):金属
ガドリニウムを固定してMRLにおける利用を容易にし
たり又はテクネチウム又はインジウムを固定して核医療
スキャンニングにおける利用を容易にすることによる診
療用イメージング;腫瘍を局在化するための他の化合物
用のキャリア及びアロン(Aloso)等、[ラジオラ
ベルド モノクローナル アンチボデー ツー パンク
レアス カルシノーマ(Radiolabelled 
Monoclonal Antibody to Pa
ncreas Carcinoma)  ;ブレリミナ
リー エバリユエーション フォー アトジャンクチイ
ブユース イン トリートメント(Prelimina
ry Bvaluation for Adjunct
ive Use in Treatment) J、サ
ザーン メディカル ジャーナル(Southern 
Medical Journal)、第79巻(補遺2
) ; 27(1986) (この文献に記載の事項は
本発明に利用できる)に記載の腫瘍の放射線療法におけ
るキャリアとして使用することができる。
モノクローナル抗体は、「セオリー アンドメンツズ 
フォー イムニゼーション イン カルチャー あんど
 モノクローナル アンチボデー プロダクション(T
heory and Methods for 1mm
unization in Cu1ture and 
Monoclonal Antibody Produ
ction) 、J、  ImmunoloMetho
ds 、第53巻;261〜291(1982)の論文
(この論文に記載の事項は本発明に利用できる)に記載
されているような無血清培養におけるヒト−ヒト系にお
いて製造され、5O3−PAGE!電気泳動及びウェス
タンプロット免疫結合により特性決定される。新鮮腫瘍
を細かく刻み、篩に通し、単一細胞懸濁液を調製する。
腫瘍細胞を、ダルベツコ・ミニマム・イーグル培地(D
MEM) (GIBCO製)で洗浄し、ヒト脾臓細胞を
感作するのに使用する。DMBM F12における10
6/mu!の濃度の腫瘍細胞を10’/m1の濃度の脾
臓細胞と交換し、C02富化大気中で37℃においてイ
ンキュベーションする。4日で細胞を集め、DMEMに
おいて、50%ポリエチレングリコール(シグマ社、セ
ントルイス、MO)中で10’/mI!の濃度で混合す
る。
脾臓細胞を感作するとは、外来(即ち、膵臓と同じ供与
体由来のものでない細胞)表面細胞抗原を、脾臓細胞と
接触させて置(。これらの細胞は、抗原を、外来性と認
識し、それらの外来性の性質を特徴づける免疫応答を開
始する。これにより、脾臓に存在するリンパ球が、その
情報を抗体形成細胞(融合系)に伝達してその識別され
た抗原に対する抗体を発生する。表面抗原に対する感作
応答は非特異的であるので、得られるクローンを試験し
て、所望の抗体を有するものを見出す必要がある。従っ
て、細胞懸濁液を、次に、DMEM F12において、
96ウ工ル組織培養プレートに入れ、C02富化大気中
において、37℃でインキュベーションを行う。BLI
SAでの色変化を示すとともに種々の型の細胞との交差
感受性を示さないことで明らかとなる抗体製造でのこれ
らのクローンは、組織フラスコ中での抗体製造のために
拡大する。回収する抗体を、氷で50%硫酸アンモニウ
ムにより沈澱させ、、15M塩化ナトリウムにより、3
回緩衝液を変えて48時間透析する。セファロースカラ
ムを用いたクロマトグラフィーにより物質を回収し、画
分を採取する。限外濾過(バイオラド、リッチセント、
CA) により、検体をさらに濃縮できる。組織化学分
析のためには、間接的2段階免疫ペルオキシダーゼ法が
用いられる。
ハイブリドーマにおいて用いられる腫瘍及び膵臓細胞を
感作するのに用いることができるインターロイキン−2
は、ヒトリンパ球から成長させ、Proc、Nat、 
Acad、Sci、(米国)  : 77 : 613
4〜613g(1980)に記載されているガロ(Ga
llo)の方法を用いて分離される(この文献に記載さ
れている内容は、本発明に利用できる)。旧V 5HB
Vの負の供与体からロイコホレシス(leucopho
resis)  により得られる白血球層は、アメリカ
ン・レッド・クロス(American Red Cr
oss) (アトランタ、GA)から人手できる。白血
球層は、血液型により分離し、細胞ラフイコール−ハイ
パーク(シグマ社、セントルイス、MO)で分離する。
これらをダルベツコ変性イーグル培地(DMEM) (
ギブコ社、ニューヨーク)で洗浄し、DEMB中におい
て1%(V/V)ファイトへマグルチニンーP(シグマ
社、セントルイス、MO)で刺激する。CO2富化大気
中において、37℃で4日間インキュベーション後、上
滑を回収し、非インターロイキジ−2タンパクを55%
硫酸アンモニウムで沈殿させる(シグマ社、セントルイ
ス、M O)。上清を、TRrS緩衝液(pH8)(シ
グマ社、セントルイス、MO)中で透析浴を更新しなが
ら冷蔵透析する。透析液を、次に、セファロースカラム
(ファーマシア製、ビス力タウエイ、NJ)を通過させ
、、02M塩化ナトリウム(pH8)で溶離する。その
後、最も高い吸光度を示す分画をプールして、セファデ
ックス(ファーマシア製、ビスカタウエイ、NJ) を
用いた第二クロマトグラフィー工程に付し、分画を採取
する。1単位を、インターロイキン−2依存、PH^非
依存型細胞を4日間で5倍にするものを意味する。
用いられる他の全ての試薬は、医薬品の許可を受けた販
売業者から得られる。
抗イデイオタイプ抗体の研究では、現在のところ8人の
患者を治療した。抗体での骨髄パージを、−人の自家骨
髄移植患者について完了した。800mgまでの抗体注
入が難無く行われ、抗イデイオタイプ抗体の腫瘍細胞へ
の結合が、注入48時間後の遅い時期に採取した生検材
料に観察される。生体内結合が、生検材料と注入前の半
ビボ抗体との間に見られる結合と矛盾しない。赤血球に
よる非特異的吸収は見られない。非特異的結合は、注入
後に得られる生検材料では明らかでなく、注入前の半ビ
ボでの知見と矛盾しない。注入中に腫瘍退縮が見られた
。最大縮化が4日で見られ、7日で再成長が見られる。
4週間以上引き続き観察したところ、抗ヒト抗体生成、
腎若しくは肝機能の変調、甲状腺若しくは副賢機能の変
調又は循環抗原−抗体複合体は見られなかった。免疫複
合体の補体活性クリアリングが、注入後に増加した。
〔実施例〕
ハイブリドーマの調製及び特性決定並びに得られる抗イ
デイオタイプ抗体は、下記の実施例によりよりよく理解
できるであろう。
実施例1:ヒト腫瘍−ヒトリンパ球ハイブリドーマの製
造 下記の全ての操作は、グツド・ラボラトリ−・スタンダ
ーズ(Good Laboratory Practi
ce 5tandards)に準じたものである。
腫瘍細胞懸濁液の調製:新鮮腫瘍を、生理食塩水又は(
他の)組織培養/ウィルス輸送培地に入れる。検体を、
無菌性小力及び鉗子を用いて、層状フローフード中で、
細かく刻む。次に、細かく刻んだ組織を、100メツシ
ユの網上に置いておろす。処理した材料を、無菌DME
M培地でグリッドから洗浄して、無菌ペトリ皿に入れる
くいずれの組織培養媒体を使用することができる)。グ
リッドに残っている組織断片を、鉗子で除去し、分離を
更に行うためにガラス組織ホモジナイザーに入れる。組
織を、中心管の回転と関連した中心管の垂直(上下)運
動で粉砕する。DMEM培地を用いて組織ホモジナイザ
ーの保持容器を洗浄し、受理容器と中心管との間の間隔
を最小にして中心管を配置して、細胞物質を無菌ペトリ
皿にデカンテーションする。次に、プールした物質を、
プラスチックシリンジに吸引し、21ga、 針を通し
て第二器に入れる。次に、この物質を吸引して、上記し
たようにして23ga、 針を通過させる。このプロセ
スを繰り返して3回目に、物質を25ga、  針を通
過させる。その後、現在単一細胞懸濁液の状態である分
離した検体を、パスツールピペットを備えた目盛付ポリ
カーボネートコニカル管に入れる。その後、等容量のD
M E M培地で洗浄し、10分間200 x gで遠
心分離する。上清を捨て、細胞物質をパスツールピペッ
トで再懸濁し、再び等容量のDMEM培地で洗浄する。
これを、室温で10分間、200 x gで2回目の遠
心分離する。
細胞懸濁液を、血球計でカウントする。ザーリーピペッ
トを用いて1:100希釈を作製する。この希釈流体は
、、2%トリバンブルーと生理食塩水との1 :1混合
物を含有している。この希釈流体を、手で回転させて細
胞懸濁液と混合し、室温で5分間接触後、血球計のカウ
ントチャンバー(2個)にピペットで移す。9個の大き
な正方形中の細胞数をカウントする。色素を吸収しない
ものについては別途求める。生存可能な細胞の数を下記
のようにして測定する。
総則lI凹刀ワント 次に、血球計に置いた物質を再吸引し、遠心分離し、組
織検査のために細胞ブロックを作製した。
細胞懸濁液を、ダルベツコミニマムイーグル培地(OM
BM)を用いて、107細胞/mji’生存腫瘍細胞を
含有する容積に希釈する。4mlのフィコール−ハイバ
ークを加えて、目盛付ポリカーボネート管(コニカル状
底)を作製する。次に、ポリカーボネート管をある角度
に維持し、パスツールピペットを用いて、管底の透明な
粘着性の培地を分断しないように、懸濁液を管の壁に沿
ってゆっくり移動させることにより、細胞懸濁液(管当
たり101111EJ下)ヲ、フィコール−ハイバーク
上に置く。
2000X gで20分間、室温で遠心分離する。ペレ
ット上の流体を全て採取する。これには、生存細胞がは
いっており、赤血球の汚染はない。DMBMを10m1
!添加し、300X gで10分間遠心分離する。その
後、傾しゃする。ベレットをDMBMで2回洗浄し、毎
回、250 X gで10分間遠心分離する。
細胞懸濁液を、次に、組織フラスコ(細胞の成長を容易
にするために、海洋二枚貝由来の上皮細胞マ) IJフ
ックス質又は接着性タンパクで被覆してもよい)に入れ
、DMEM F12をlQn+j!添加する。
インシュリン、β−プロゲステロン又は他の成長刺激剤
を、腫瘍細胞懸濁液の入ったフラスコに添加する。トラ
ンスフェリンを供給して、細胞への鉄の移動を容易にす
る。ライスル汚染を避は且つ使用前に抗体を容易にクリ
ーンアップできるように、血清及び抗体を添加しないこ
とが望ましい。
しかしながら、無血清及び無抗体成長を維持することは
困難であるので、必要に応じて、ヒトABrhネガティ
ブ血清及びゲンタマイシンを使用してもよい。このフラ
スコを、CO□発生剤とともに袋に入れ、37℃のイン
キュベーターに入れる。
7日の終わりに成長状態を調べる。媒体中の指示薬色素
により色が変化した場合には、早めに培地を交換する。
フラスコから機械的に細胞を取り出し、DMEMで洗浄
し、250 x gで10分間遠心分離(2回) する
細胞懸濁液を、106細胞/ml!に再構成し、1ml
をとって、冷凍保存する。検体の残りを免疫化及び調査
に用いることができる。
冷凍保存:10s細胞/mI!DMBM懸濁液を標識及
び日付の書いである凍結管に添加する。又、^Brhネ
ガティブヒト血清も添加して、10%の濃度とする。こ
の際、HBV及び旧Vを含有しないヒト血清を用いても
よいが、自己由来血清が好ましい。次に、水中で15分
間冷却する。細胞懸濁液をゆっくりと振り動かしながら
、最終濃度が10%となるようにDMSO(ジメチルス
ルホキシド)を添加する。
数回逆にして完全に混合する。これを、液体窒素容器の
液体窒素の蒸気相に挿入する。凍結管は、少なくとも2
時間の間、蒸気相にそのままにしておく必要があるが、
それ以上の時間、その環境に置いておいてもよい。次に
、容器を装置から取り出し、板紙ケインに入れ、液体窒
素中に保存する。
これらの細胞は、使用する必要のあるときに、37℃の
水浴に入れ、攪拌せずに液相への転移まで暖め、迅速に
解凍してもよい。その後、この細胞を、ポリカーボネー
トコニカル管に迅速に移し、10%ABrhネガティブ
ヒト血清を含有するDMEMで10倍に希釈する。20
0 X gで10分間遠心分離して2回洗浄する。再懸
濁し、フラスコに入れる。
感作:ヒト胎児又は成人から得た膵臓細胞を用いて、融
合前に腫瘍細胞を感作する。新鮮胎児又は成人脾臓を、
無菌セットに入れ、カプセルを無菌器具で細かく裂く。
牌髄を、上記した腫瘍細胞懸濁液の調製に記載した方法
で調製する。細胞を、冷凍保存し、感作前に解凍及び複
製する必要がある。凍結系は、解凍時には安定である。
ヒト膵臓細胞を、融合前に、(1)トランスファー因子
、(2)PHA又はCanA等の芽細胞トランスファー
を刺激する通常のマイトジェン又は(3)IL−2等の
免疫応答を低下させない特異的リンホカインで刺激する
上記全てについて使用してみたところ、効果は同等であ
った。2−メルカプトエタノールを培地に添加して脾臓
細胞成長を増強してもよい。
腫瘍細胞を、D旺M F12中の濃度が10’/m l
となるようにする。膵臓細胞を、DMEMで3回洗浄し
、毎回、200 x gで10分間遠心分離して、血清
痕跡物を除去する。次に、膵臓細胞を、106細胞/m
lの濃度とする。インターロイキン−2(ly)10単
位/mlを懸濁液に添加する。1 :16の希釈まで、
連続2倍希釈をDMBM F12を用いて行う。腫瘍細
胞Q、l+n1と膵臓細胞、1mlを混合してゼロ希釈
を生成する。希釈液24ウエルプレートに入れ、培地を
添加して、各ウェルの総容積を11′lll1とする。
全ての培養を調製後、蓋をしめ、袋に入れ、37℃のイ
ンキュベーター中にCO2発生剤とともに配置する。毎
日、OMEM F12を、05m l再供給する。又、
袋に入れ、発生剤を添加する。4日間のインキニベーシ
ョン後、両方の細胞の培養を、各ウェルをポリスマンで
こすって採取して、内容物をパスツールピペットを用い
てポリカーボネート管に移し、200 K gで10分
間遠心分離してペレット化する。
細胞をDMEMで洗浄し、融合準備完了とする。
スクリーニングプレート:感作用に腫瘍細胞を調製する
際に、腫瘍細胞も、96ウエルマイクロプレートに分配
する(各ウェルに、05m lのW5濁液を入れる)。
細胞を乾燥させ、70%アルコールで固定する。抗体生
成用のスクリーニングのために融合実験後に使用する前
に、ウェルを生理食塩水で洗浄し、振って乾燥する。次
に、プレートをプロットする。
使用懸濁液を用いてできるだけ多くのプレートを作製し
、ラベルを付けて後日使用する。余分のプレートを交差
反応性スクリーニングに用いてもよい。
融合:胎児骨髄系、リンパ芽球系及びミエローマからの
プラズマ細胞系の3つの異種の細胞系を融合に使用した
。胎児骨髄系は、腫瘍細胞を感作するのに使用する胎児
脾臓系のものとは異なる。
全ての融合細胞を106細胞/rnlで調製し、抗体製
造用にスクリーニングする。陽性のウェルをIL−2又
は普通マイトジェン又はトランスファー因子で刺激し、
下記する制限希釈によりクローニングする。一種類の免
疫グロブリンのみを産生ずる単一クローンを選択する。
これは、下記する免疫ペルオキシダーゼ染色により決定
される。胎児骨髄(BG−231)由来のIgG系、リ
ンパ芽球組織(BM−95)由来のIgG系及びミエロ
ーマ(BA −160)由来のIgG系を順次使用した
。これらの3つの融合系を1988年の9月16日に、
アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシB ン(A
merican Type Cu1ture Co11
ection)に、それぞれ、ATCC第CRL983
5号、第CRL9832号及び第CRL9834号の番
号で寄託した。
全ての系を冷凍保存して、融合前に、解凍及び複製する
必要がある。又、全ての系は、解凍時には安定である。
融合に用いる系は、105細胞7mlの濃度になるまで
成長する。DMEMを洗浄後、生存度を、トリバンプル
ー排除法で測定すると、95%以上である。
DMEMで3回洗浄する。
感作腫瘍及び106細胞/mβの濃度の膵臓細胞を、1
06細胞7mlの濃度の融合系と混合し、ポリカーボネ
ート遠心分離管に入れ、400 x gで10分間遠心
分離する。ペレットから上清を除去し、37℃の水浴中
で維持する。1tnllピペツトを用いて、暖かい50
%ポリエチレングリコール(PEG)をl mI!、1
分間かけて、ペレットに添加する。ポリエチレングリコ
ールを添加している間、ピペットの先端を用いて、細胞
ペレットを静かに攪拌する。細胞懸濁液が均一の細胞集
塊のように見えるまで、もう−分間攪拌を継続する。同
じピペットを用いて、37℃に暖めたDMBM 1 m
l中で攪拌する。
これにより、細胞を溶解せずにPt!Gが希釈される。
最後に、10m1ピペツトを用いて、DMfiM7 m
 i中で2〜3分間攪拌する。この際、ピペッティング
を行ってはならない。その後、検体を、400 x g
で10分間遠心分離して上清を除去する。ピペットの先
端を細胞ペレットに向は且つ攪拌して、DMIEM3Q
m iを添加して細胞集塊の懸濁液を得る。この懸濁液
のQ、1mj!を、3つの96ウ工ル組織培養プレート
の各ウェルに入れ、CO2発生剤とともに袋にいれ、3
7℃のインキュベーターに入れる。
融合の後、その日に、各ウェルに、ヒポキサンチン−ア
ミノプテリン−チミジン()IAT)培地の0゜1ml
をを添加する。それぞれ、2日目、3日目、5日目、8
日目及び111日目、各ウェルか・ら培地を吸引除去し
、吸引後HATをQ、l+nj’各ウェルトウエルる。
再び袋に入れ、インキュベーターに入れる前に、毎回、
CO2発生剤を添加する。
14日目に、培地をHTで毎日又は3〜4日おきに交換
する。24日目までに、細胞は、DMEM F12のみ
のものにに移される。又、HAT及びHTを省略して、
1日日からDMεM F12のみを使用してもよい。
最初のスクリーニング:細胞融合後、2週間と4週間の
間に、各培養プレートウェルごとにそれぞれのピペット
を用いて、上清を採取する。これらを、1 :10の希
釈倍数く9部の生理食塩水に対して1部の上清)で試験
をする。
上記で作製した抗原被覆プレートを用いる。内容物をフ
リックして溜に入れ、きれいなタオル上で軽く叩いて乾
燥させる。リン酸緩衝生理食塩水(PBSSpH7,4
)を静かにプレートウェルに流し込みいっばいとする。
この際、気泡がウェルのいずれにもトラップされていな
いことを確認する必要がある。フリックし、乾燥し且つ
PBSで2回満たす。
抗原でプレコートしたウェルに各ノ1イブリドーマ上清
を、05111 f添加する。更に、、05m lのP
BSを各ウェルに添加する。少なくとも1時間室温でイ
ンキュベーションヲ行つ。
ペルオキシダーゼに結合した抗ヒトグロブリンを、PB
Sで1:100に希釈する。上清インキコベーションプ
レートの内容物をフリックして溜に入れ、バット乾燥す
る。蒸留水を静かに流して、各ウェルを洗浄する。この
際、気泡がウェルのいずれにもトラップされていないこ
とを確l忍する。フリックし、乾燥し且つ水で2回満た
す。最後の洗浄の後、各ウェルに、O,tom lの希
釈抗−ヒトゲロブリンペルオキシダーゼ複合体を添加し
、プレートを室温(18〜20℃)で、少なくとも1時
間で且つ2時間を超えない時間インキュベーションする
。1%過酸化尿素を含有するクエン酸緩衝液を調製し、
発色団、即ち、0−フ二二レンジアミン、を添加し溶解
する。プレートをフリツク後、乾燥する。ウェルを、蒸
留水で3回洗浄する。この際、いずれのウェルにも気泡
がトラップされていないことを確認する。気泡かトラッ
プされなくなるまで洗浄する。最後の洗浄に続いて、ク
エン酸緩衝液の基質発色団溶液をo、 10m fづつ
各ウェルに添加する。室温で、少なくとも20分間であ
るが30分を超えない時間(この点を超える色の変化は
、グロブリン含量又は基質7発色団の有効性とは無関係
である)室温でインキュベーションする。
陽性ウェルは、黄色がかった琥珀色を生じ、−方、陰性
ウェルは透明〜淡黄色の色相のままである。
制限希釈によるクローニング:意図する抗体を生産する
細胞を、24ウエルプレートの1m1組織培養ウェルに
移す。、5mlのHT又はOMBM F12培地を、各
ウェルに入れる。DMBM F12を基剤1培地として
使用する。各抗体産生マスタープレートウェルの内容物
を、ピペットを用いて再懸濁し、懸濁液全体をトランス
ファーウェルに移す。この混合物を再懸濁後、この懸濁
液の5滴を、最初のマスタープレートウェルに添加する
。これにより、同型培養ができる。2〜3日後、Q、5
m!!のHT又はDMEM F12培地を再供給する。
2日後、上清を除去し、新鮮なHT又はDMEM F1
2培地を添加する。成長がほぼ集密的となったとき、再
スクリーニングをして上記した抗体活性とする。
培養が、意図する抗体を産生じ続ける場合には、細胞を
分割する。このうち、一つの分割物をクローニング用と
する。第二の分割物を凍結及び保存用に増加させる。凍
結すべき混合物を、10%^Brhネガティブヒト血清
を含有するDMEM5mfの入ったフラスコに入れ、袋
に入れ、CO2発生剤とともに配置し、37℃でインキ
ュベーションする。凍結操作は、上記した通りである。
培養1mlから意図する細胞を取り出し、トリバンブル
ーで生存細胞濃度を測定する。方法は、前記で説明した
通りである。230個の生存/%1イブリッド細胞を、
成長因子(インシュリン、プロゲステロン、ビタミンC
,)ランスフェリン)ヲ含有するDMEM F12に懸
濁するように、クローニングすべき培養の試料を希釈す
る。96ウエルのうちの36ウエルに、この混合物のQ
、ln+j!を入れる。細胞懸濁液の残りのl、Qmj
i!に、口MBM F12をもう4゜0ml添加し、別
の36ウエルに入れる。残りの細胞懸濁液に、DMEM
 F12を1.4ml添加し、残りの混合物を、この場
合も、O,1m Rのアリコツトで分配する。
5日日及び12日日日、プレートに、DMBM F12
を0、05m f添加供給する。14日口座でには、ク
ローンを試験するに十分な量とする必要がある。平板培
養する3つの希釈液のうちの一つは、成長のないウェル
を生じるものでなければならない(平均1細胞/ウエル
を平板培養する場合、ウェルのうちの37%では、成長
を生じないことが必要である)。
モノクローナルと思われるウェルは、ふたたび、抗体活
性の試験をする必要がある。
6個の陽性クローンを、24ウエルプレートの分離した
1ml培養ウェルに移し、上記したようにして、HT培
地(基剤としてのDMEM中)A又はDMEMのみを添
加する。上記した方法で、上滑について抗体の試験を行
う。連続して陽性となったら、陽性クローンを5mlフ
ラスコに移し、DMEM F12で培養を増やす。クロ
ーンの一部分を上記した方法で凍結する。
抗体の製造:陽性クローンを静置フラスコに人れ(この
フラスコは、海洋二枚貝由来の上皮細胞マトリックス物
質又は接着性タンパクで被覆したものでもよい) 、D
MBM F12を添加する。細胞を過剰成長させる。フ
ラスコを、37℃のインキュベーターにおいて、CD□
発生剤とともに、袋に入れた状態で維持する。週に一度
、上清を除去し、このフラスコで操作を繰り返す。上滑
をとっておいて、複数の上清をプールして精製する。こ
の上清は、室温又は37℃又は冷蔵庫中では長期間安定
である。
この反復に用いたフラスコにより、全ての採取物が確実
に同一の成長相からであることを可能にするマスターワ
ーキング細胞バンクを維持できる。
生産規模を拡大するには、陽性クローンを静置フラスコ
から除去し、DMEM F12を添加したスピナーフラ
スコに入れる。このフラスコを、5〜7%C02793
〜95%空気を維持するように監視した雲囲気で、37
℃の水浴に入れた状態で維持する。フラスコを、細胞に
対する剪断損傷を最小とするために、連続的に15rp
mで攪拌する。上清を連続して除去するとともに0M8
M F12を添加するか、又は毎日上清を除去して01
48M F12を添加する。
精製:免疫グロブリンを40%飽和硫酸アンモニウム(
pH7,4)で沈澱させる。上清を、2.000 X 
gで30分間遠心分離する。免疫グロブリンの採取物に
、攪拌しながら、飽和度40%となるまで、硫酸アンモ
ニウムをゆっくり添加する。その後、この物質を、水中
に16時間保持する。沈澱を再懸濁し、2.000 X
 gで30分間遠心分離する。次に、沈澱を最少量の水
に溶解し、緩衝液を3回交換して、200容の、15M
 NaC1(pH7,4)で、48時間透析する。
透析すべき物質を導入する前に、透析膜を、緩衝液で予
備処理する。
透析物質を回収し、DEAB−セファロース(25x5
0mm)のカラムに添加する。この物質を、、05MN
aC1(pH7,4)を低圧で徐々に添加して溶離させ
る。
5m1分画を採取する。透析液の各容に対して200容
の溶離剤を用いる。分画を、28Or+mで試験し、最
大、D、を有するものをとって置く。次に、UVスペク
トル(190〜340 n+n)を得て、純度を調べる
トラスフェリンのみの場合は、透析物質中に見られる汚
染物であり、これは、ゲルクロマトグラフィーで除去さ
れる。この検体は、限外濾過により更に濃縮してもよい
。アリコツトを、膜分離管において、2,0OOx g
で20分間遠心分離する。その後、上層を回収する。
特性決定:細胞試料を生理食塩水で再構成して、タンパ
ク質濃度を1 mg/mβとする。公知のタンパク質標
準と屈折率を比較して、抗原のタンパク質濃度を概算す
るのに利用する。次に、抗原標本の可溶化溶液に対する
比が1 :1となるように、2%アガロースを有するセ
プラゾルを添加してこの物質を可溶化する。少なくとも
9.5m1の抗原溶液から開始する。混合試料を60℃
で5分間加熱し、、2mfピペットに吸引させて、ゲル
に添加する前に冷却する。予め染色した分子量標準を、
2%アガロースを有するセブラゾルで、■ =2に希釈
し、60℃で3分間加熱し、、2mI!ピペットに吸引
させて、ゲルに添加する前に冷却する。標準物をゲル中
で冷却する。
分子量標準を、直径1゜5 mmOロッドの形態で取り
出し、l cmの長さに切断する。各セプラゲルに、2
個のl cmの分子量標準を、分離ゲルの頂部の端から
l cmのところに配置する。SO3走行緩衝液におけ
る溶融1%アガロースの深さl、5+++mの層を、ロ
ッド上に添加してそれらをゲルに固定する。プラグが凝
固したら、抗原試料をウェルのゲル上に重ね且つその上
に走行緩衝液アガロースを重ねて、室温で凝固させる。
全ての試料を加え且つ冷却したら、ゲルを、電気泳動タ
ンクに入れ、SO8走行緩衝液中で、周囲温度において
、200 V(一定電圧)で、トラッキング色素(ブロ
モフェノールブルー)がカセットから移動するまで電気
泳動する。次に、カセットを、タンクから取り出し、開
き、ゲルを、10%メタノールの25mM TRl5 
、192+nMグリシン溶液の入ったプラスチックタブ
に移し、室温で30分間平衡化する。
電気泳動物質を、電気泳動タンクの中の膜上に配置し且
つ冷却コイルを用いてイモピロンPV叶膜に移し、トリ
スグリシン緩衝液のメタノール溶液を用いて、150ボ
ルトの一定電圧において室温で4時間陽極方向に移動さ
せる。次に、膜を取り除き、、05%ツイーン(Twe
en) 20を含有するPBSでゆすぎ、濾紙上に置い
て乾燥させる。その後、膜をl cmストリップに切断
し、用いる抗原及び抗体ヲ示す2桁のコードのラベルを
付ける。
次に、ストリップを、100%メタノールを迅速に通過
させて湿潤し、、5%ツイーン20を含有するPBSで
ゆすぐ。その後、ストリップを、、5%ツイーン20を
含有する5%牛血清アルブミンのPaS溶液10m R
とともに、13X100スクリユートツプ試験管に入れ
、37℃で20分間揺動する。揺動後、溶液を傾しゃし
、−次抗体溶液で置換する。
この抗体溶液は、l mg/mlの濃度で調製し、、0
5%ツイーン20を含有するPBSで1 :10及び1
:100に希釈する。この溶液を、ストリップとともに
1時間室温でインキュベーションする(対照ストリップ
は、−次抗体なしでインキュベーションする)。次に、
ストリップを、傾しゃし、PBS及び、5%ツイーン2
0で10分間室温でゆすぐ。
ストリップを、各々、室温で10時間、抗ヒト/アルカ
リ性ホスファターゼの1  :2000希釈液3mβ中
でインキュベーションする。ストリップを、、5%ツイ
ーン20を含有するPBSで20分間2回ゆすぐ。この
際、各溶液とも10m1が必要である。
ストリップをトリス(100mMSpi48.8) 、
NaC1(100mM)、MgCh (5mM)緩衝液
で10分間浸漬する。適当に展開したら、ストリップを
水でゆすぎ且つ乾燥する。
ニトロブルーテトラゾリウム(NBT)塩を70%N。
N−ジメチルホルムアミド(NNDMF)水溶液に75
mg/rn11の濃度に溶解し、100%NNOMFに
50111g希釈して5−ブロモ−4−クロロ−3−イ
ンシリルホスフェ−) (BCIP)を調製する。これ
らのものは、使用毎に新鮮なものを調製する。、07m
 I!のNBTを、25m1のトリス、NaC1,Mg
C1z緩衝液を添加し、よく混合し、o、 Olm i
のBCIPを配合し、ストリップの入った容器に添加す
る。試験管当たり少なくとも3m!!必要である。適当
に展開したところで読み取る。
泳動により、分子量が推定(標準物は一次元で泳動する
)でき;反応により、免疫グロブリンの型の特性が決定
され;免疫反応性が二次元トランスファーで示される。
結合:意図する細胞系は、抗原が調製される腫瘍のもの
だけでなく、クリア、孔部、肺、胃、肝臓、結腸、卵巣
及び前立腺の腫瘍を含むセルパネルを包含する。細胞系
は10’/mi’に調製し、上記の抗体希釈液と反応す
る。これは、抗体Q、2mlを細胞系のD M B M
溶液Q、2mj!に添加して行う。37℃でインキュベ
ーションを30分行った後、DMEMで洗浄(400x
 g 、 5分間)し、遠心分離によりペレット化する
。次に、抗ヒト/ペルオキシダーゼ二次抗体のl  :
2000希釈液をDMlEM中で再構成したペレットに
添加し、37℃で30分間インキニペーションする。D
MEMで洗浄し、遠心分離(400x g 、 5分間
)によりペレット化後、過酸化尿素を含有するクエン酸
緩衝液を添加し、15分間インキコベーションすること
により発色する。細胞標本を、次に、血球計に入れ、発
色を評価する。発色細胞の割合をカウントして測定する
胎児細胞スクリーニング:胎児組織の凍結断面標本を作
製する。脳、胸腺、肺、心臓、肝臓、膵臓、膵臓、副腎
、胃、結腸、卵巣、前立腺、骨髄及びリンパ節を検査す
る。まず、スライドを冷気中、PBSで5分間洗浄し、
−次抗体を冷気中に5分間置く。次に、このスライドを
、ふたたびPBSで洗浄する。その後、ペルオキシダー
ゼを有する二次抗体を、5分間適用し、洗浄後、過酸化
尿素を含有するクエン酸緩衝液でインキュベーションす
る。対照スライドには、牛血清アルブミンで処理したも
のだけでなく、ペルオキシダーゼで予備処理したものが
用いられる。発色は、顕微鏡で評価し、強度に関して評
点する。スライドは、ハリスへマドキシリンで対比染色
する。
ヌクレオチド汚染:透析前に、Longの公知のDNA
をl+++j!の組成抗体標本に添加する。この添加標
本を、平行精製工程に付し、上記した方法で電気泳動す
る。ビオチン化プローブを試験ストリップに添加し、緩
衝液でゆすぎ、発色する。一つのストリップに1100
nの公知のDNAを添加する。
精製ス) IJツブが発色しない場合は還元レベルを示
している。
ニックトランスレーションキット (エンゾバイオケム
社製)を用いて、ポリヌクレオチド汚染物質のスクリー
ニングを行う。供給するDNA5eを、1 mg/mj
!ヌクレアーゼフリー牛血清アルブミン(BSA) を
含有するlOmM)リスMCI緩衝液で1 :500に
希釈する。2つの反応バイアルを作製する。
このうちの一つには、キットに設けられている公知のD
NAが入っている。第二のものには、精製後に試験する
抗体標本が入っている。各バイアルに、BSAを含有す
るトリス塩酸緩衝液、キットに入っているヌクレオチド
溶液、ビオチン化デオキシ110P 、 DNAポリメ
ラーゼ、及び希釈DNA5e溶液を入れる。これらを、
14℃で2時間インキュベーションする。2時間の終わ
りに、、2M BDTAを用いて反応を停止する。次に
、この物質を65℃で10分間放置し、取り込み分析の
準備を完了する。
DNAの変性を、混合物を急速に煮沸後冷却することに
より行う。これをデンハルト溶液、及び50%ホルムア
ミド含有、1%SO3,3,6M NaC1,0゜2M
 Na2PO<及び、2M EDTAの溶液に添加する
。その後、キットに設けられているフィルターを、ホル
ムアミド溶液に100分間置て接種の準備をする。
前処理後、デンハルト混合物を添加し、フィルターを袋
に入れて、42℃で4〜6時間インキュベーションする
。次に、このハイブリダイゼーション溶液ヲ、再び、、
2 ml/ cm’の濃度で添加し、フィルターを袋に
入れて、42℃で16時間インキュベーションする。イ
ンキ二ベーション完了後、フィルターを、塩化ナトリウ
ム/リン酸ナトリウム/ホルムアミド/SDS緩衝液中
で、−回目を室温で15分間、2回目を60℃で15分
間洗浄した。フィルターを最後に、塩化ナトリウム/リ
ン酸ナトリウム中で室温で洗浄し、アビジン−ペルオキ
シダーゼでの検出の準備を完了する。
検出キットで供給されるストレプトアビジン混合物を濾
過物質に適用する。室温で30分間このままとする。次
に、フィルターを、PBSで洗浄し、ホースラデイツシ
ュペルオキシダーゼを添加して発色させる。ペルオキシ
ダーゼをクエン酸緩衝液で維持する。発色は、10分で
生じる。照射30分前にフィルターの読み取りを行う。
添加する対照ヌクレオチドは、希釈強さで可視できなけ
ればならない。抗体標本における可視ヌクレオチドを定
量し、投与量光たりのヌクレオチド汚染を明確にする必
要がある。処理工程でのヌクレオチド汚染の減少も、こ
の手法で定量できる。
無菌性;抗体を、使用前に、、22μmフィルターを通
して無菌濾過する。濾過した物質OAmlを、チオグリ
コレートブロス(GIBCD)及びチョコレート寒天プ
レート上に配置し、37℃でインキュベーション(CD
□富化大気中のチョコレートプレート)する。このプレ
ートと管の読み取りを、24時間、48時間及び72時
間目に行う。
濾過した物質も、サボラウド(Saboraud)管(
GIBCO)上に接種し、室温及び35℃で、6週間イ
ンキュベーションして菌を成長させる。24時間、3日
、5日及び週に一度試験する。
濾過した物質も、ヒト胎芽系〔パーチル(Bartel
)Wl−381及びサル腎培養系(パーチルRMK)に
接種してウィルス成長を評価する。腫瘍系の試料も、接
種して細胞変性効果を評価する。系を35℃で維持する
。系を、7日、14日、21日、28日口重こ、細胞変
性効果について試験する。「0」赤血球(クーパーバイ
オロジカル製)を細胞上に配置して接着性を評価する。
又、マイコプラスマ試験も行う。物質を、マイコトリム
RSフラスコ(ハナバイオロジカルズ社製)に入れ、寒
天表面を、接種面に沿ってスクラッチする。このフラス
コを、寒天側を上にして35℃でインキニベーションし
、毎日成長を観察する。722時間目、フラスコを再接
種し、更に72時間成長を毎日観察する。
エンドトキシン汚染に関するリムルス溶解産物試験を行
う(シグマ社)。濾液Q、1m1を試験バイアルに注入
し、大腸菌エンドトキシンの入っている同時調製したバ
イアルと比較する。37℃でインキニベーションして1
時間目に、濾液を、ノλ−ドゲル生成について試験する
全ての濾液を、ELISA(アボットラボラ) IJ−
ズ)を用いて、B型肝炎ウィルス及びヒト免疫不全につ
いて試験する。濾液を、発色団結合抗体と反応させ、光
学濃度を公知の対照と比較する。
全ての試験は、投与量バイアルを満たす前は陰性である
。タンパク質濃度を、ローリ−法(280nmでの00
)で測定する。
実施例2 成人脾臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したリンパ芽球細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマ(NFS−84B)は、分子122
1.000のイディオタイプ表面抗原と反応するモノク
ローナルイディオタイプIgM抗体を分泌する。膵臓系
(AS−151)は、1988年9月16日1ご、アメ
リカン・タイプ・カルチャー・コレクション(ATCC
)に寄託した(ATCC第CRL9B33号)。リンパ
芽球融合系(BM −95) は、1988年9月16
日に、AT(1’cに寄託した(ATCC第CRL98
32号)。
又、ハイブリドーマは、1988年9月16日に、AT
CCに寄託した(ATCC第88983号)。この系由
来の抗体は、1987年10月23日に、PDAに寄託
した。
実施例3 胎児膵臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製し、1988年9月16日にATCC
に寄託(ATCC第CRL9835号)した胎児骨髄細
胞(BG−231)から成る。得られるハイブリドーマ
は、イディオタイプ表面抗原と反応するモノクローナル
IgM抗体を分泌する。
実施例4 成人脾臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製した胎児骨髄細胞(BG−231)を
含有する。得られるハイブリドーマは、イディオタイプ
表面抗原と反応するモノクローナルIgG抗体を分泌す
る。
実施例5 胎児脾臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製し、1988年9月16日にATCC
に寄託(ATCC第CRL9832号)したリンパ芽球
様細胞(BM−95)から成る。得られるハイブリドー
マは、イディオタイプ表面抗原と反応するモノクローナ
ルIgM抗体を分泌する。
実施例6 成人脾臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製し、1988年9月16日にATCC
に寄託(ATCC第CRL9834号)したプラズマ細
胞(BA−160)から成る。得られるハイブリドーマ
は、イディオタイプ表面抗原と反応するモノクローナル
IgA抗体を分泌する。
実施例7 胎児膵臓細胞で感作したヒト神経繊維腫を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したブラズヤ細胞(BA−160)を
含有する。得られるハイブリドーマは、イディオタイプ
表面抗原と反応するモノクローナルIgA抗体を分泌す
る。
実施例8 成人膵臓細胞で感作した肺腺癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例9 成人膵臓細胞で感作した肺腺癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られるハ
イブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応するモ
ノクローナルIgへ抗体を分泌する。
実施例10 成人膵臓細胞で感作した乳腺癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルtgM抗体を分泌する。
実施例11 成人膵臓細胞で感作した乳腺癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られるハ
イブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応するモ
ノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例12 成人膵臓細胞で感作した粘膜表皮癌細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得
られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反
応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例13 成人膵臓細胞で感作した粘膜表皮癌細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例14 成人膵臓細胞で感作した肝細胞癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例15 成人膵臓細胞で感作した肝細胞癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例16 成人膵臓細胞で感作した平滑筋肉腫細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得
られるバイブリド、−マは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例17 成人脾臓細胞で感作した平滑筋肉腫細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例18 成人脾臓細胞で感作した黒色腫細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例19 成人脾臓細胞で感作した黒色腫細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られるハ
イブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応するモ
ノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例20 成人脾臓細胞で感作した結腸腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例21 胎児膵臓細胞で感作した結腸腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製した胎児骨髄細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgG抗体を分泌する。
実施例22 成人脾臓細胞で感作した結腸腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製した胎児骨髄細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgG抗体を分泌する。
実施例23 胎児膵臓細胞で感作した結腸腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例24 成人#[細胞で感作した結腸腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例25 成人脾臓細胞で感作した舌扁平上皮癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例26 成人脾臓細胞で感作した舌扁平上皮癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例27 成人脾臓細胞で感作した膵臓腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナル1gM抗体を分泌する。
実施例28 成人膵臓細胞で感作した膵臓腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例29 成人脾臓細胞で感作した急性白血病リンパ芽球細胞を用
いて、実施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合
系は、実施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含
有する。得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表
面抗原と反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する
実施例30 成人膵臓細胞で感作した急性白血病リンパ芽球細胞を用
いて、実施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合
系は、実施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有す
る。得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗
原と反応するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例31 成人脾臓細胞で感作した菌状息肉腫細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得
られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反
応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例32 成人脾臓細胞で感作した菌状息肉腫細胞を用いて、実施
例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施
例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例33 成人脾臓細胞で感作したえん麦細胞癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIg?J抗体を分泌する。
実施例34 成人膵臓細胞で感作したえん麦細胞癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例35 成人脾臓細胞で感作した前立腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例36 成人脾臓細胞で感作した前立腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
Iに準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例37 成人脾臓細胞で感作した食道扁平上皮細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例38 成人脾臓細胞で感作した食道扁平上皮細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例11.:準じて調製したプラズマ細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例39 成人脾臓細胞で感作したユーイング癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例40 成人脾臓細胞で感作したユーイング癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例41 成人脾臓細胞で感作した両線癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得られ
るハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応す
るモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例42 成人脾臓細胞で感作した両線癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られるハ
イブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応するモ
ノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例43 成人脾臓細胞で感作した胆管腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例44 胎児脾臓細胞で感作した胆管腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製した胎児骨髄細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgG抗体を分泌する。
実施例45 成人脾臓細胞で感作した胆管腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製した胎児骨髄細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgG抗体を分泌する。
実施例46 胎児脾臓細胞で感作した胆管腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例47 成人脾臓細胞で感作した胆管腺癌細胞を用いて、実施例
1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例
1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られる
ハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応する
モノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例48 成人脾臓細胞で感作した卵巣粘液腺癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例49 成人脾臓細胞で感作した卵巣粘液腺癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例50 成人脾臓細胞で感作した卵巣粘液腺癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例51 成人膵臓細胞で感作した卵巣粘液腺癌細胞を用いて、実
施例1と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実
施例1に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得ら
れるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応
するモノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例52 成人脾臓細胞で感作したヒトリンパ腫由来のリンパ芽球
細胞を用いて、実施例1と概略同様の操作を繰り返す。
この融合系は、実施例1に準じて調製したリンパ芽球様
細胞を含有する。得られるハイブリドーマは、イディオ
タイプ表面抗原と反応するモノクローナルIgM抗体を
分泌する。
実施例53 成人脾臓細胞で感作したヒトリンパ腫由来のリンパ芽球
細胞を用いて、実施例1と概略同様の操作を繰り返す。
この融合系は、実施例1に準じて調製したプラズマ細胞
を含有する。得られるハイブリドーマは、イディオタイ
プ表面抗原と反応するモノクローナルIgA抗体を分泌
する。
実施例54 成人脾臓細胞で感作した肺胞癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したリンパ芽球様細胞を含有する。
得られるハイブリドーマは、イディオタイプ表面抗原と
反応するモノクローナルIgM抗体を分泌する。
実施例55 成人脾臓細胞で感作した肺胞癌細胞を用いて、実施例1
と概略同様の操作を繰り返す。この融合系は、実施例1
に準じて調製したプラズマ細胞を含有する。得られるバ
イプリドーマは、イディオタイプ表面抗原と反応するモ
ノクローナルIgA抗体を分泌する。
実施例56 成人脾臓細胞で感作した肛門扁平上皮癌細胞を用いて、
実施例1と概略同様の操作を繰り返す。
この融合系は、実施例1に準じて調製したリンパ芽球様
細胞を含有する。得られるハイブリドーマは、イディオ
タイプ表面抗原と反応するモノクローナルIgM抗体を
分泌する。
実施例57 成人膵臓細胞で感作したクリア芽細胞腫細胞を用いて、
実施例1と概略同様の操作を繰り返す。
この融合系は、実施例1に準じて調製したリンパ芽球様
細胞を含有する。得られるハイブリドーマは、イディオ
タイプ表面抗原と反応するモノクローナルIgM抗体を
分泌する。
ムを固定してMRLにおける利用を容易にしたり又はテ
クネチウム若しくはインジウムを固定して核医療スキャ
ンニングにおける利用を容易にすることによる診療様イ
メージング;腫瘍を局在化するための他の化合物のキャ
リア及び腫瘍の放射線治療法におけるキャリアとしても
使用することができる。
〔発明の効果〕
上記で説明したように、本発明によるヒト−ヒトハイブ
リドーマを製造する方法は、白血病及びリンパ腫だけで
なく、固形腫瘍の治療に有効な特異的抗・イディオタイ
プ抗体をコストの面から効果的に多量に製造することが
できる。又、本発明により製造された抗体は、モノクロ
ーナルであれポリクローナルであれ、種間ハイブリドー
マ由来のもの及びポリクローナル抗体により生じる免疫
反応を起こすことはなく、当該技術分野における長年の
要望を満たすものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)ヒト腫瘍由来の細胞を含有する懸濁液を用意
    し、 (b)前記細胞をヒト脾臓細胞と混合して懸濁液中の細
    胞を感作し、 (c)前記感作されたヒト腫瘍細胞を、ヒト腫瘍細胞を
    感作するのに使用した脾臓細胞とは異なる細胞系由来の
    Bリンパ球と融合せしめ、 (d)得られた融合細胞をスクリーニングして、特定の
    ヒト腫瘍抗原と反応性の抗体を産生する少なくとも一種
    のハイブリドーマを選択し、そして(e)選択したハイ
    ブリドーマをクローニングする、 工程を包んで成るヒト−ヒトハイブリドーマの製造方法
    。 2、腫瘍細胞の感作に使用する前記脾臓細胞が、ヒト胎
    児から得られたものである請求項1に記載の方法。 3、腫瘍細胞の感作に使用する前記脾臓細胞が、(1)
    トランスファー因子、(2)マイトジェン又は(3)リ
    ンホカインで刺激した成人ヒト脾臓から得られたもので
    ある請求項1に記載の方法。 4、前記成人ヒト脾臓細胞が、フィトヘムアグルチニン
    (PHA)又はコンカナバリンA(ConA)又はイン
    ターロイキン−2(IL2)で刺激される請求項3に記
    載の方法。 5、Bリンパ球の融合系が、胎児骨髄系、ヒトリンパ芽
    球細胞系又はヒトプラズマ細胞由来のものである請求項
    1に記載の方法。 6、単一種類の免疫グロブリンを産生する融合系の単ク
    ローンを選択する請求項1に記載の方法。 7、請求項2、3、4、5及び6に記載の方法により製
    造したハイブリドーマ。 8、前記ヒト腫瘍細胞が、結腸腺癌細胞、肺腺癌細胞、
    乳腺癌細胞、粘膜表皮癌細胞、肝細胞癌細胞、平滑筋肉
    腫細胞、黒色腫細胞、神経繊維肉腫細胞、舌扁平上皮癌
    細胞、膵臓腺癌細胞、リンパ芽球(急性白血病)細胞、
    菌状息肉腫細胞、えん麦細胞癌細胞、前立腺癌細胞、食
    道扁平上皮癌細胞、ユーイング細胞、胃腺癌細胞、胆管
    腺癌細胞、卵巣腺癌(粘液性)細胞、卵巣腺癌(漿液)
    細胞、リンパ芽球(リンパ腫)細胞、肺胞細胞癌細胞、
    肛門の扁平上皮癌細胞又はクリア芽細胞腫細胞である請
    求項1に記載の方法。 9、請求項7に記載の方法により製造したハイブリドー
    マを前記各癌細胞とともに培地で培養し、前記培地から
    前記抗体を回収する、請求項8に記載の各癌細胞のモノ
    クローナル抗体の製造方法。 10、請求項9に記載の方法により製造したモノクロー
    ナル抗体。 11、ヒト胎児骨髄又はリンパ芽球細胞から抗体産生細
    胞を調製し、 前記抗体産生細胞をヒト腫瘍細胞と融合してハイブリド
    ーマを製造し、 前記ハイブリドーマの中から、一種類の免疫グロブリン
    とのみ反応性のある抗体を産生するハイブリドーマを選
    択し、そして 前記選択したハイブリドーマをクローン的に細胞系とす
    る、 工程を包んで成る特異的癌に対するモノクローナル抗体
    を産生する連続細胞系の製造方法。 12、特許請求の範囲第11項に記載の方法により製造
    した連続細胞系。 13、治療中の腫瘍に対してイデオタイプであるモノク
    ローナル抗体の効果的な量を投与することによる、ヒト
    腫瘍細胞の治療方法。
JP24535389A 1988-09-23 1989-09-22 ヒト―ヒトハイブリドーマの製造方法並びに該ハイブリドーマからモノクローナル及びポリクローナル抗体を製造する方法 Expired - Fee Related JP3212987B2 (ja)

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