JPH0219539Y2 - - Google Patents

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JPH0219539Y2
JPH0219539Y2 JP17189683U JP17189683U JPH0219539Y2 JP H0219539 Y2 JPH0219539 Y2 JP H0219539Y2 JP 17189683 U JP17189683 U JP 17189683U JP 17189683 U JP17189683 U JP 17189683U JP H0219539 Y2 JPH0219539 Y2 JP H0219539Y2
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JP
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support
heater
insulator
support insulator
support frame
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JP17189683U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案はデイーゼルエンジンの排気ガス中に含
まれる粒状パテイキユレートを浄化する装置に関
する。
従来技術 デイーゼルパテイキユレート浄化装置として、
排気管の途中にパテイキユレート捕集材を配置す
ることが知られている。このパテイキユレート捕
集材は例えば発泡セラミツク等の三次元的細孔を
もつフイルタから成り、パテイキユレートがこの
ような捕集材に捕集されるようになつている。時
間の経過とともに捕集材は詰まつてくるのでこれ
を再生する必要があり、そのために捕集材と対面
してヒータ装置を配置して捕集された可燃性パテ
イキユレートを燃焼処理することが知られてい
る。
このようなヒータ装置はパテイキユレート捕集
材の上流側で捕集材にできるだけ近接して配置さ
れるのが好ましい。一方、ヒータ装置の発熱ヒー
タ線は支持碍子に取付けられねばならず、又、ヒ
ータ線は捕集材の表面をできるだけ覆うように配
置されるのが好ましい。このような目的から、第
3図及び第4図に示されるように、ヒータ線を上
下一対の支持碍子11,12で挟持し、下方の支
持碍子11を金属支持枠13に支持させ、上方の
支持碍子12をこれを包み込む金属板14により
支持枠13に固着させる考案がなされている(実
願昭58−65012)。これにより、上方支持碍子を薄
くすることができ、従つて、ヒータ線10を捕集
材表面にできるだけ接近させることができるよう
になつた。しかしながら、ヒータ線10を捕集材
表面にさらに接近させてパテイキユレートの着火
性を良好にするために、ヒータ線10の支持碍子
近傍に屈曲10aを設けることが最近行われるよ
うになつてきた。このため、ヒータ線10と金属
板14との間隙が小さくなつて電気的にシヨート
する可能性が生じてきた。又、上方碍子押え金属
板14が高熱のため変形し、包み込んでいた上方
支持碍子12が抜け、するとエンジン運転中にヒ
ータ線が振動して断線する可能性がある。そし
て、押え金属板14が変形すると捕集材と接触し
て摩耗するという問題が生じた。
考案の目的 本考案の目的はデイーゼルパテイキユレート浄
化装置、特にそのヒータ装置の耐久性並びに信頼
性を高めることにある。
考案の構成 本考案によるデイーゼルパテイキユレート浄化
装置は、排気管の途中にパテイキユレート捕集材
と対面してヒータ装置が配置され、該ヒータ装置
の発熱ヒータ線が対となつた上下2個の支持碍子
に挟持され、さらに該支持碍子の一方が金属支持
枠に支持されて、これらの両支持碍子と金属支持
枠とを貫通して形成された穴に挿入された金属ピ
ン状部材により上記両支持碍子と上記金属支持枠
とが固着されて成ることを特徴とする。
実施例の説明 以下本考案の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図はデイーゼルパテイキユレート浄化装置
の概略構成を示すものであり、デイーゼルエンジ
ンの排気管1の途中にパテイキユレート捕集材2
とヒータ装置3が対面して配置される。矢印Aは
排気ガスの流れ方向を示すものである。
第2図は第1図のヒータ装置3を捕集材2側か
ら見た正面図であり、外管ケース4内に耐熱金属
製支持枠5が取付けられる。第5図にも示される
ように、支持枠5は外側環状部と中央に放射状に
延びる6本の架橋状スポーク部から成つている。
スポーク部の両縁は基底部から上方に折曲げら
れ、それぞれのスポーク部に下方支持碍子11が
配置される。
電熱ヒータ線10は放射状に配置された各隣接
支持碍子11間に配置され、従つて、この実施例
においては6本のヒータ線が独立して設けられ
る。各ヒータ線10は支持碍子11の表面の溝1
5(第5図)に収められるように折返され、この
折返し端部付近で捕集材に近づくように屈曲10
aされている。各ヒータ線の外端部はガイドレー
ル16等により集中陽極端子17に接続される。
各ヒータ線10の内端部は共通の陰極端子18に
接続される。各ヒータ線10が支持碍子11の溝
15に収められた後で平板状上方押え碍子12が
下方支持碍子11に重ねられる。従つて、各ヒー
タ線10は下方支え碍子11と上方押え碍子によ
り挟持されることになる。
第5図及び第6図に示されるように、下方支持
碍子11には穴19が、上方支持碍子12には穴
20が、そして支持枠5には穴21が対応する位
置にそれぞれ設けられる。上方支持碍子12の各
2個の穴20を結んで溝22が設けられている。
これらの各穴19,20,21を貫通してステー
プル状耐熱金属接続部材23のピン状直立部が挿
入され、接続部材23の横断部が溝22に収めら
れる。接続部材23の頭部は支持枠5に溶接さ
れ、同様に、陰極端子部材18も支持枠5に溶接
される。このような構造において、接続部材23
の横断部は溝22内に収められているので上方支
持碍子12からほとんど突出せず、且つヒータ線
10が屈曲部10aにおいて屈曲されて、上方支
持碍子12とヒータ線10がほとんど同一平面上
に位置されることができる。そして、下方支持碍
子11は支持枠5のスポーク部に抱かれており
(第5図)且つその内端部が陰極端子18により
下方に押付けられるようになつている(第6図)
ために、下方支持碍子11の支持枠5に対する位
置安定性は極めて良好であり、従つて、ステープ
ル状接続部材23は相対的に薄手の上方支持碍子
12を下方支持碍子11に対して押え付けつつ両
者を支持枠5に固着させるものである。又、上方
支持碍子12と下方支持碍子11によつて挟持さ
れるヒータ線10の折返し部は、溝15内をわず
かに移動することができるようになつている。
第7図はステープル状接続部材23の変化例を
示し、第5図に示されるような溝22に収められ
るべき中間横断部分が平板状に加工されたもので
ある。これによつて、溝22の深さを浅くするこ
とができ、その結果上方支持碍子12の厚さを薄
くすることができる。上方支持碍子12が薄くな
れば、ヒータ線10の屈曲10a量を小さくして
もヒータ表面を捕集材表面に近づけることができ
る。
第8図は第6図の変形したものであり、挿入さ
れたステープル状接続部材23が支持枠5の裏側
へ突出された後で折曲げ加工されたものである。
これによると、組付作業性が溶接に比べて楽にな
る。ステープル状接続部材23は第9図に示され
るように頭ツブシ加工することもできる。
第10図はステープル状接続部材に代えて頭付
ピン状接続部材24を採用したものである。これ
は接続部材の配置の仕方によつては有利な場合が
ある。又、溝22相当部分の領域が減り、その分
上方支持碍子の強度も上るであろう。さらに、第
11図に示されるように、ピン状接続部材24
(又はステープル状接続部材23のピン部)と支
持碍子間にスリーブ25を介挿し、摩耗対策及び
高温ガスによる腐食対策を施すこともできる。さ
らに、第12図に示されるように、固着すべき先
端部を除いて、例えばZnO2等のセラミツク溶射
等により、耐熱耐食及び耐摩耗性の高い物質を塗
布することも有利である。
尚、この明細書で支持碍子に対して用いた上方
及び下方という字句はそれぞれ押える方及び支え
る方という程度に解されるべきである。
効 果 以上説明したように、本考案によればヒータ線
の絶縁を確保しつつ簡単な構造で耐久性並びに信
頼性のあるヒータ装置を有するデイーゼルパテイ
キユレート浄化装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイーゼルパテイキユレート浄化装置
の概略図、第2図はデイーゼルパテイキユレート
浄化装置に用いられるヒータ装置の正面図、第3
図及び第4図は従来のヒータ線支持構造を示す斜
視図及び断面図、第5図は第2図のヒータ装置の
一部の拡大分解斜視図、第6図は第5図の線−
に沿つた断面図、第7図は第5図の接続部材の
変化例を示す斜視図、第8図及び第9図はそれぞ
れ第6図の変化例を示す断面図、第10図及び第
11図はそれぞれ第9図の接続部材が変形された
断面図、第12図は接続部材に表面塗布を行つた
ことを示す図である。 1……排気管、2……パテイキユレート捕集
材、3……ヒータ装置、5……支持枠、10……
ヒータ線、11……下方支持碍子、12……上方
支持碍子、19,20,21……穴、23……ス
テープル状支持部材、24……ピン状支持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管の途中にパテイキユレート捕集材と対面
    してヒータ装置が配置され、該ヒータ装置の発熱
    ヒータ線が対となつた上下2個の支持碍子に挟持
    され、さらに該支持碍子の一方が金属支持枠に支
    持されて、これらの両支持碍子と金属支持枠とを
    貫通して形成された穴に挿入された金属ピン状部
    材により上記両支持碍子と上記金属支持枠とが固
    着されて成るデイーゼルパテイキユレート浄化装
    置。
JP17189683U 1983-11-08 1983-11-08 デイ−ゼルパテイキユレ−ト浄化装置 Granted JPS6078918U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17189683U JPS6078918U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 デイ−ゼルパテイキユレ−ト浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17189683U JPS6078918U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 デイ−ゼルパテイキユレ−ト浄化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6078918U JPS6078918U (ja) 1985-06-01
JPH0219539Y2 true JPH0219539Y2 (ja) 1990-05-30

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ID=30374852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17189683U Granted JPS6078918U (ja) 1983-11-08 1983-11-08 デイ−ゼルパテイキユレ−ト浄化装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104969004B (zh) * 2012-12-18 2018-06-29 沃特洛电气制造公司 改进的排气加热装置
FR3085428B1 (fr) * 2018-09-03 2021-06-25 Faurecia Systemes Dechappement Dispositif de chauffage de gaz d'echappement, notamment pour un moteur a combustion
DE102020123376A1 (de) 2020-09-08 2022-03-10 Purem GmbH Abgasheizer
DE102021103283A1 (de) * 2021-02-11 2022-08-11 Benteler Automobiltechnik Gmbh Halter für eine elektrische Heizscheibe in eine Abgasnachbehandlungsvorrichtung
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DE102021122083A1 (de) 2021-08-26 2023-03-02 Purem GmbH Abgasheizer
DE102021122681A1 (de) * 2021-09-02 2023-03-02 Purem GmbH Abgasheizer

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JPS6078918U (ja) 1985-06-01

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