JPH11182815A - 表面燃焼バーナ装置 - Google Patents

表面燃焼バーナ装置

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JPH11182815A
JPH11182815A JP34909197A JP34909197A JPH11182815A JP H11182815 A JPH11182815 A JP H11182815A JP 34909197 A JP34909197 A JP 34909197A JP 34909197 A JP34909197 A JP 34909197A JP H11182815 A JPH11182815 A JP H11182815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
casing
welding
metallic
welded
Prior art date
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Pending
Application number
JP34909197A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hiromoto
修司 弘元
Takeshi Suzuki
健 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11182815A publication Critical patent/JPH11182815A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーナ用マットのケーシングへの取り
付けが容易であり、しかも重量化することのない表面燃
焼バーナ装置を提供する。 【解決手段】 金属細線からなる多数の繊維を絡ませ
て形成された燃焼用マットをケーシングに、溶接により
固定することで、ボルト孔の穿設等の前加工を省略で
き、部品点数を削減でき、その作業も容易になると共に
構造が単純化され、装置全体が軽量化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用給湯器やガ
スストーブ等に使用する表面燃焼バーナ装置に関し、特
に線径が100μ以下の金属細線からなる多数の繊維を
絡ませて形成された燃焼用マットを用いた表面燃焼バー
ナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用給湯器やガスストーブ等の
表面燃焼バーナ装置に用いるバーナ用マットとしては、
セラミック板に多数の孔を穿設したものが一般的であっ
た。また、例えば特願昭60−40961号明細書には
金属細線からなる多数の繊維を絡ませて形成された燃焼
用マットを用いた表面燃焼バーナ装置が記載されてい
る。このようなマットをケーシングに取り付けるには、
ケーシングに直接、またはケーシングの周縁部と枠板と
でマットを挟んだ状態でボルトをもって締結していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボルト
による締結では、ボルト孔の形成などの前加工が必要と
なり、また締結作業に時間がかかることからその作業性
が悪いばかりでなく、締結状態によってはマットがずれ
るなどの問題があり、またボルトが重いことから装置全
体の重量化の原因となっていた。
【0004】本発明は、上記したような従来技術の問題
点に鑑みなされたものであり、その主な目的は、バーナ
用マットのケーシングへの取り付けが容易であり、しか
も重量化することのない表面燃焼バーナ装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的は、本発明
によれば、線径が100μ以下の金属細線からなる多数
の繊維を絡ませて形成された燃焼用マットをケーシング
に固定し、その裏面側から燃焼ガス及び空気の混合ガス
を通過させて表面で燃焼させるようにした表面燃焼バー
ナ装置であって、前記マットを前記ケーシングに溶接に
より固定したことを特徴とする表面燃焼バーナ装置を提
供することにより達成される。特に、前記マットを前記
ケーシングと金属からなる当て板とに挟んだ状態や前記
ケーシングの端縁部を折り返して前記マットを挟み込ん
だ状態でスポット溶接すると良い。また、前記マットの
溶接部分の密度を部分的に高くすることでスポット溶接
が容易に、かつ確実になる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0007】図1(a)は、本発明が適用された第1の
実施形態を示す表面燃焼バーナ装置の要部断面図、
(b)は平面図である。この表面燃焼バーナ装置は、線
径が20μm〜100μmの多数の耐熱性金属細線を絡
ませて焼成してなるマット1と、後端に混合ガスの供給
管3が接続されたケーシング2とを有している。ケーシ
ング2の前端には、外向フランジ2aが形成されてい
る。図1(b)に併せて示すように、外向フランジ2a
にマット1の縁部を合わせて適当な間隔で点在するスポ
ット溶接部4にスポット溶接することによりマット1を
ケーシング2に固定している。また、ケーシング2とマ
ット1との間に画定された空室内には整流板5が設けら
れている。
【0008】図2(a)、図2(b)は、本発明が適用
された第2の実施形態にを示す図1と同様な表面燃焼バ
ーナ装置の要部断面図及び平面図であり、第1の実施形
態と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明
を省略する。上記構造ではマットをケーシングに直接接
合したが、本構造ではケーシング2の外向フランジ2a
と枠状の当て板6とによりマット1を挟んだ状態でスポ
ット溶接している。それ以外の構造は第1の実施形態と
同様である。尚、実際には図3に示すように、熱膨張に
よる変形等を考慮して各スポット溶接部4及びその周囲
にのみ小さな当て板7を設けても良い。
【0009】図4は、本発明が適用された第3の実施形
態を示す図1(a)と同様な図であり、第1の実施形態
と同様な部分には同一の符号を付し、その詳細な説明を
省略する。上記構造ではマットをケーシングに直接接合
したが、本構造ではケーシング12の外向フランジ12
aが折り返し、マット1の周縁部を覆うように挟み込ん
だ状態でスポット溶接している。それ以外の構造は第1
の実施形態と同様である。
【0010】図5は、本発明が適用された第4の実施形
態を示す図1(a)と同様な図である。本構造ではマッ
トをケーシングに直接接合しているが、マット1のスポ
ット溶接部分のみを密度が1.5g/cm3以上となる
ように予め圧縮している。それ以外の構造は第1の実施
形態と同様である。
【0011】通常、マットは金属細線からなる多孔質な
板のため電気抵抗が高いが、金属板は電気抵抗が低い。
このように電気抵抗の差が大きいとスポット溶接し難い
が、上記第2〜第4の実施形態の如くスポット溶接する
面には金属板が配置されるようにしたり、金属細線の密
度を高くすることで、スポット溶接が容易になってい
る。
【0012】尚、上記各実施形態ではマットとケーシン
グとが直接接触した状態で接合したが、マットと当て板
またはケーシングとの間にパッキンを入れて、スポット
溶接することでシール性を向上することも可能である。
【0013】
【発明の効果】上記した説明により明らかなように、本
発明による表面燃焼バーナ装置によれば、金属細線から
なる多数の繊維を絡ませて形成された燃焼用マットをケ
ーシングに、溶接により固定することで、ボルト孔の穿
設等の前加工を省略でき、部品点数を削減でき、その作
業も容易になると共に構造が単純化され、装置全体が軽
量化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明が適用された第1の実施形態を
示す表面燃焼バーナ装置の要部断面図、(b)はその平
面図。
【図2】(a)は本発明が適用された第2の実施形態を
示す図1と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面図、
(b)はその平面図。
【図3】第2の実施形態の変形例を示す図2(b)と同
様な平面図。
【図4】(a)は本発明が適用された第3の実施形態を
示す図1(a)と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面
図。
【図5】(a)は本発明が適用された第4の実施形態を
示す図1(a)と同様な表面燃焼バーナ装置の要部断面
図。
【符号の説明】
1 マット 2 ケーシング 2a 外向フランジ 3 混合ガス供給管 4 スポット溶接部 5 整流板 6 当て板 12 ケーシング 12a 外向フランジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線径が100μ以下の金属細線からな
    る多数の繊維を絡ませて形成された燃焼用マットをケー
    シングに固定し、その裏面側から燃焼ガス及び空気の混
    合ガスを通過させて表面で燃焼させるようにした表面燃
    焼バーナ装置であって、 前記マットを前記ケーシングに溶接により固定したこと
    を特徴とする表面燃焼バーナ装置。
  2. 【請求項2】 前記溶接が、スポット溶接であること
    を特徴とする請求項1に記載の表面燃焼バーナ装置。
  3. 【請求項3】 前記マットを前記ケーシングと金属か
    らなる当て板とに挟んだ状態で溶接したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の表面燃焼バーナ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングの端縁部を折り返して
    前記マットを挟み込んだ状態で溶接したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の表面燃焼バーナ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記マットの溶接部分の密度を部分的
    に高くした状態で溶接したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の表面燃焼バーナ装置。
JP34909197A 1997-12-18 1997-12-18 表面燃焼バーナ装置 Pending JPH11182815A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007027379A1 (en) * 2005-08-05 2007-03-08 Cascade Designs, Inc. High efficiency radiant burner
KR20210136846A (ko) 2020-05-08 2021-11-17 린나이코리아 주식회사 전1차 연소식 버너

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WO2007027379A1 (en) * 2005-08-05 2007-03-08 Cascade Designs, Inc. High efficiency radiant burner
KR20210136846A (ko) 2020-05-08 2021-11-17 린나이코리아 주식회사 전1차 연소식 버너
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