JPH02194150A - Ａｌ合金の熱処理方法 - Google Patents
Ａｌ合金の熱処理方法Info
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- JPH02194150A JPH02194150A JP1119589A JP1119589A JPH02194150A JP H02194150 A JPH02194150 A JP H02194150A JP 1119589 A JP1119589 A JP 1119589A JP 1119589 A JP1119589 A JP 1119589A JP H02194150 A JPH02194150 A JP H02194150A
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ａ、 産業上の利用分野
本発明はへｉ合金の熱処理方法に関する。
ｂ、 従来の技術
従来、特定の＾１合金製の部品は、鋳造後、鍛造、押し
出し等の製造工程を経たあと、−旦、この部品を室温ま
で放置冷却し、それを再加熱して溶体化処理を施してい
た。
出し等の製造工程を経たあと、−旦、この部品を室温ま
で放置冷却し、それを再加熱して溶体化処理を施してい
た。
第６図は、このへ１合金製部品の熱処理要領を説明する
もので、ａは加工処理後の冷却ライン、ｂは溶体化処理
ライン、Ｃは時効処理ラインを示す、すなわち、鋳造、
鍛造、または押し出し等による加工処理後、処理された
部品はラインａに沿って室温まで冷却し放置されている
。其後、この部品に溶体化処理を施すため梯形状のライ
ンｂに沿って再加熱し、約５００±２０℃の温度で２〜
６時間保持後、急冷している。以後は時効処理のためラ
インＣに沿って再び加熱し、１２〜６時間保持後、徐冷
している。
もので、ａは加工処理後の冷却ライン、ｂは溶体化処理
ライン、Ｃは時効処理ラインを示す、すなわち、鋳造、
鍛造、または押し出し等による加工処理後、処理された
部品はラインａに沿って室温まで冷却し放置されている
。其後、この部品に溶体化処理を施すため梯形状のライ
ンｂに沿って再加熱し、約５００±２０℃の温度で２〜
６時間保持後、急冷している。以後は時効処理のためラ
インＣに沿って再び加熱し、１２〜６時間保持後、徐冷
している。
Ｃ０発明が解決しようとする課題
へ１合金における前記熱処理方法においては、鋳造、鍛
造、押し出し等の加工処理後、ラインａのように室温ま
で冷却したあと、再び加熱しラインｂに沿った溶体化処
理を施している。すなわち、加工処理温度から溶体化処
理温度に到るまでに、第６図に示すように冷却と再加熱
のためにＴ１時間を要している。要するに従来の方法で
は室温に冷却したあと約５００±２０℃の溶体化処理温
度までに再加熱する工程と、そのために消費する熱エネ
ルギーと、処理時間とを必要としている。
造、押し出し等の加工処理後、ラインａのように室温ま
で冷却したあと、再び加熱しラインｂに沿った溶体化処
理を施している。すなわち、加工処理温度から溶体化処
理温度に到るまでに、第６図に示すように冷却と再加熱
のためにＴ１時間を要している。要するに従来の方法で
は室温に冷却したあと約５００±２０℃の溶体化処理温
度までに再加熱する工程と、そのために消費する熱エネ
ルギーと、処理時間とを必要としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、へ２合金の
溶体化処理に到る一部工程を省略して、熱エネルギーと
処理時間とを節約したＡ１合金の熱処理方法を提供する
ことを目的とする。
溶体化処理に到る一部工程を省略して、熱エネルギーと
処理時間とを節約したＡ１合金の熱処理方法を提供する
ことを目的とする。
ｄ、 ｔＲＢを解決するための手段
前記目的に沿い、本発明はＡｆｆｉ合金に溶体化処理を
施す場合に、熱間加工処理後のワークを、室温まで冷却
せずに、その途中で加熱装置に収容し、該加熱装置内で
溶体化処理を施すことによって前記課題を解決した。
施す場合に、熱間加工処理後のワークを、室温まで冷却
せずに、その途中で加熱装置に収容し、該加熱装置内で
溶体化処理を施すことによって前記課題を解決した。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第１図〜第４図は、本発明に係る方法を実施する装置の
一例で、そのうち、第１図と第２図は熱間プレス装置の
一部を概念的に示し、Ｗは鍛造処理（加圧成形）するＡ
１合金からなるワーク、ｌは上型パンチ、２は下型パン
チ、３は横割りの金型、４は金型３の両側に設けられた
断熱板、５は断熱板４の両側に設けられた水冷型、６は
金型３を含むこれら装置を締め付ける横締めアームであ
る。
一例で、そのうち、第１図と第２図は熱間プレス装置の
一部を概念的に示し、Ｗは鍛造処理（加圧成形）するＡ
１合金からなるワーク、ｌは上型パンチ、２は下型パン
チ、３は横割りの金型、４は金型３の両側に設けられた
断熱板、５は断熱板４の両側に設けられた水冷型、６は
金型３を含むこれら装置を締め付ける横締めアームであ
る。
金型３は加熱制御用の棒状ヒーター３ａを両側に備え、
前記水冷型５は冷却水の循環路５ａをそれぞれ備えてい
る。すなわち、金型３の横締めアーム６は断熱板４と水
冷型５によって高熱から保護されている。
前記水冷型５は冷却水の循環路５ａをそれぞれ備えてい
る。すなわち、金型３の横締めアーム６は断熱板４と水
冷型５によって高熱から保護されている。
まず完全熔融または部分溶融状態のワークＷを、予め３
００〜５００°Ｃに加熱した金型中で加圧（１０〜１０
、ＯＯＯｋｇｆ／ｃｊ ）成形する。すなわち第１図ニ
示す状態で金型３内にセットされた素材の状態のワーク
Ｗは、上型パンチ１の下降によって第２図に示す状態に
加熱成形されたあと、脱型し、温度が冷却により失われ
ないうちに、直ちに第３図に示すように、たとえば加熱
炉あるいはオープンのような加熱装置１１内に収容する
。
００〜５００°Ｃに加熱した金型中で加圧（１０〜１０
、ＯＯＯｋｇｆ／ｃｊ ）成形する。すなわち第１図ニ
示す状態で金型３内にセットされた素材の状態のワーク
Ｗは、上型パンチ１の下降によって第２図に示す状態に
加熱成形されたあと、脱型し、温度が冷却により失われ
ないうちに、直ちに第３図に示すように、たとえば加熱
炉あるいはオープンのような加熱装置１１内に収容する
。
この加熱装置ｆｌｌ内では、ワークＷを５００±２０°
Ｃに保持し、これを２〜６時間にわたって継続して加熱
し、溶体化処理を施す、所定の処理がなされたあと第４
図に示すように水槽１２の水１３中にワークＷを投入し
急冷する。
Ｃに保持し、これを２〜６時間にわたって継続して加熱
し、溶体化処理を施す、所定の処理がなされたあと第４
図に示すように水槽１２の水１３中にワークＷを投入し
急冷する。
前記処理を温度と時間の関係で示すと第５図のようにな
る。同図においてラインａｌは前記第２図に示したプレ
ス金型におけるプレス加工による冷却曲線を示し、ライ
ンｂｌの水平な部分、すなわち溶体化処理温度５００±
２０℃に曲線ａ２の部分を経て移行する。そして２〜６
時間、この温度に保持したあと、急冷（水冷）した状態
を示す、すなわち、ラインｂｌの水平な溶体化処理温度
まで昇温させるのに時間Ｔ２ですみ、従来要していた時
間ＴＩが短縮できる。以後の処理は、従来の方法と同様
である。
る。同図においてラインａｌは前記第２図に示したプレ
ス金型におけるプレス加工による冷却曲線を示し、ライ
ンｂｌの水平な部分、すなわち溶体化処理温度５００±
２０℃に曲線ａ２の部分を経て移行する。そして２〜６
時間、この温度に保持したあと、急冷（水冷）した状態
を示す、すなわち、ラインｂｌの水平な溶体化処理温度
まで昇温させるのに時間Ｔ２ですみ、従来要していた時
間ＴＩが短縮できる。以後の処理は、従来の方法と同様
である。
対象上なる具体的なＡ１合金としてＡＣ９Ａ（ＪＩＳ）
があり、この合金の部分溶融状態は約５５０〜６５０℃
、完全溶融状態は６６０℃以上である。そして、これら
合金の成形加工処理が溶体化処理温度付近で実施できる
ことから、本発明に係る方法が実施可能となる。
があり、この合金の部分溶融状態は約５５０〜６５０℃
、完全溶融状態は６６０℃以上である。そして、これら
合金の成形加工処理が溶体化処理温度付近で実施できる
ことから、本発明に係る方法が実施可能となる。
なお、前記方法を適用して溶体化処理を施すのに５ｋｇ
ｆ程度までの部品の処理が可能である。
ｆ程度までの部品の処理が可能である。
ｅ、 発明の効果
以上のように本発明に係るＡ１合金の熱処理方法によれ
ば、Ａ１合金からなるワークの熱間における成形加工処
理後、その加工処理時の温度を利用するためにワークを
室温まで冷却放置せずに直ちに他の加熱装置に収容して
、該加熱装置において溶体化処理を施すようにしたので
、Ａ１合金の溶体化処理のため従来実施していた室温か
ら溶体化処理温度に昇温させる再加熱のための工程が省
略でき、したがって熱エネルギーの損失を防ぎ、再加熱
に要する処理時間の節約ができる。
ば、Ａ１合金からなるワークの熱間における成形加工処
理後、その加工処理時の温度を利用するためにワークを
室温まで冷却放置せずに直ちに他の加熱装置に収容して
、該加熱装置において溶体化処理を施すようにしたので
、Ａ１合金の溶体化処理のため従来実施していた室温か
ら溶体化処理温度に昇温させる再加熱のための工程が省
略でき、したがって熱エネルギーの損失を防ぎ、再加熱
に要する処理時間の節約ができる。
なお、第１図および第２図に示すようにプレス金型がヒ
ーターによって温度制御が可能であり、かつプレス金型
からワークを迅速に取り出し易く構成することによって
本発明の方法はより効果的に実施できる。
ーターによって温度制御が可能であり、かつプレス金型
からワークを迅速に取り出し易く構成することによって
本発明の方法はより効果的に実施できる。
第１図および第２図は本発明に係るＡ２合金の熱処理方
法に用いる装置の概念的な構造と作動を説明する図、第
３図および第４図は同じく本発明の熱処理方法を実施す
る要領を示し、第３図は加熱要領を、第４図は冷却要領
を夫々説明する図、第５図は本発明に係る熱処理方法を
温度と時間との関係で示す説明図、第６図は第５図に対
応する従来の方法の説明図である。 １１・・・加熱装置、 １２・・・水槽。 特 許 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 （ほか２名） 第 図 第 図 手 続 ネ甫 正 書 （自発）
法に用いる装置の概念的な構造と作動を説明する図、第
３図および第４図は同じく本発明の熱処理方法を実施す
る要領を示し、第３図は加熱要領を、第４図は冷却要領
を夫々説明する図、第５図は本発明に係る熱処理方法を
温度と時間との関係で示す説明図、第６図は第５図に対
応する従来の方法の説明図である。 １１・・・加熱装置、 １２・・・水槽。 特 許 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 （ほか２名） 第 図 第 図 手 続 ネ甫 正 書 （自発）
Claims (1)
- Ａｌ合金に溶体化処理を施す場合に、熱間加工処理後
のワークを、室温まで冷却せずに、その途中で加熱装置
に収容し、該加熱装置内で溶体化処理を施すことを特徴
とするＡｌ合金の熱処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1119589A JPH02194150A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | Ａｌ合金の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1119589A JPH02194150A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | Ａｌ合金の熱処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02194150A true JPH02194150A (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=11771269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1119589A Pending JPH02194150A (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | Ａｌ合金の熱処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02194150A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02228455A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Showa Alum Corp | アルミニウム押出材の焼入装置 |
| CN115852277A (zh) * | 2022-11-25 | 2023-03-28 | 武汉理工大学 | 一种低能耗的7000系铝合金热冲压板料预处理方法 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1119589A patent/JPH02194150A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02228455A (ja) * | 1989-02-28 | 1990-09-11 | Showa Alum Corp | アルミニウム押出材の焼入装置 |
| CN115852277A (zh) * | 2022-11-25 | 2023-03-28 | 武汉理工大学 | 一种低能耗的7000系铝合金热冲压板料预处理方法 |
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