JPH0219394Y2 - - Google Patents

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JPH0219394Y2
JPH0219394Y2 JP4640585U JP4640585U JPH0219394Y2 JP H0219394 Y2 JPH0219394 Y2 JP H0219394Y2 JP 4640585 U JP4640585 U JP 4640585U JP 4640585 U JP4640585 U JP 4640585U JP H0219394 Y2 JPH0219394 Y2 JP H0219394Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 [産業上の利用分野] この考案は液状内容物収納用の罐容器の注口部
材付カバーキヤツプに関するものである。
[従来の技術] 油、醤油その他の液状内容物を収納する罐容器
から内容物を取出す場合に、容器開口部に嵌着し
て内容物の注出を案内する注口部材やそれを埃等
から保護するカバーキヤツプとしては、従来注出
を案内する注口部材と容器の上面全体を覆うカバ
ーキヤツプとをプラスチツクで構成して2部品と
したものが考えられている。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、これらの注口部材とカバーキヤツプは
別部品であるので管理が煩わしく紛失しやすく、
また、これらの2部品を実際の製品の罐に紛失の
恐れのない状態で添附するには、まず注口部材を
罐上面に適切な位置に適切な姿勢で置き、次にカ
バーキヤツプを被せるという2工程のセツト作業
となるため、やはりコストアツプとなるという問
題が生じ、これらの問題点の解決が望まれてい
る。
この考案は上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、注口部材以外の罐上面を汚すことな
く、また注口部材ごと罐上面全体を完全に覆うこ
とができて衛生的であると共に運搬・取扱いが便
利であり、構造が簡単で安価であり、かつ製品の
罐容器への添附作業も1工程で済み、しかも罐上
面を印刷等のデザインに有効に利用可能で製品の
イメージアツプを計ることができる注口部材付カ
バーキヤツプを提供することを目的とするもので
ある。
(ロ) 考案の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この考案の注口部材付カ
バーキヤツプは、容器の上端部に嵌着し得る枠体
と、前記容器の上面板に形成された内容物注出用
の開口部に嵌着して前記内容物の注出を案内し得
る注口部材と、及び前記枠体の上端部近傍に取付
けられている天板と、を備え、前記注口部材は前
記枠体に切り離し可能に連結して支持されていて
かつ前記空間内に位置することを特徴としてい
る。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
第1図、第2図、第3図及び第4図において、
1は注口部材付カバーキヤツプである。注口部材
付カバーキヤツプ1は、枠体2と、枠体2と切離
し可能に連結して一体成形された注口部材3と、
枠体2と別部材である天板4とを備える。
注口部材3はプラスチツク材料で構成され、第
7図及び第8図に示すような角形の罐5の、上面
板6に形成された孔である開口部7に、第5図、
第6図、第9図及び第10図に示すように嵌着し
て内容物20の注出を案内するものである。注口
部材3は、第11図から第15図に詳細に示すよ
うに、両端開放の筒状をなし、一方の開放端9を
有する下部8は、開口部7の形状にほぼ等しい外
形状を有して罐5の内部に差込み可能であり、他
方の開放端10を有する上部11は下部8と隣接
する部分に外側に突出する環状のフランジ部12
を有し、フランジ部12とその下部近傍と、開口
部7の周縁部との摩擦力によつて、罐5を傾けた
ときも注口部材3は開口部7から外れることな
く、開口部7に嵌着した状態を保つように構成さ
れている。下部8の一方の側には空気流入用の切
欠部13が形成され、切欠部13は開放端9から
フランジ部12の近傍にまで達する長さを有す
る。
上部11は、フランジ部12からの深さは一様
であるが径は一様ではなく、切欠部13と反対側
の壁の内面は、上部にゆくほど外側に延出し、傾
斜した注出案内の樋状部14をなしている。
この最も外側に延出した部分の上端、即ち樋状
部14の先端部17には舌状の注口ベラ15が一
体に接続して形成されている。
注口ベラ15は先細りの形状をなしかつ先端に
ゆくに従つて下降しており、注口部材3を開口部
7に嵌合させたとき、樋状部14は罐5の巻締部
18を越えて、注口ベラ15に接続し、注口ベラ
15は罐5の側方に突出しつつ下降する。樋状部
14と注口ベラ15とは、罐5の液状内容物20
の注出を案内し得る注出案内面21を形成する。
注口ベラ15は、全体として罐5の隣り合う側壁
の平面部分の延長面a,bが交わつて形成する仮
想の角部空間16に収納され、梱包等の邪魔にな
らないように構成される(第9図)。
枠体2はプラスチツク材料によつて構成され、
罐5の上端部である巻締部18に複数のアンダー
カツト部22によつて嵌着し、巻締部から上方に
一定高さ立上がる側壁をなすものである。
枠体2の上端部近傍の内面には全周に亙つて水
平なフランジ部23が内側に向かつて突出してお
り、フランジ部23に沿つた僅か上方にはアンダ
ーカツト部24が併設されている。フランジ部2
3の上面には天板4が支持され、天板4に接着
し、またはアンダーカツト部24によつて脱落し
ないように押えられて枠体2の上面を塞いでい
る。天板4は枠体2とは別部材として、例えば安
価な紙等の薄板で構成され、表面に図柄28が印
刷されている。
天板4と枠体2とは共働して面板6との間に空
間25を区画するが、ここで、空間25は開口部
7に嵌着した状態における上面板6と注口部材3
とを覆い得る。
即ち、枠体2は、嵌着した状態の注口部材3が
罐5の巻締部18を越えて注口ベラ15を罐5の
側方に突出させている部分では、その上端形状に
合せてこれを覆うように成形され、空間25を外
の空間と極力遮断するようにした注口カバー部2
6を有する。注口カバー部26も角部の空間16
に収容されている。
注口部材3は、同じく枠体2と一体成形された
2本の腕状の支持部材27によつて枠体2と切り
離し可能に連結しており、支持部材27及び注口
部材3は枠体2を罐5に嵌着させたとき空間25
に収納可能である。
以上説明した実施例においては罐5は角型とし
たが丸型でもよい。第16図及び第17図におい
て1aは丸型の罐5aの注口部材付カバーキヤツ
プである。
注口部材付カバーキヤツプ1aは円型の枠体2
aと、注口部材3aと、円形の天板4aとを備え
る。注口部材3aの上部は、任意の方向に注出で
きるラツパ状の注出案内面21aを有し、下部に
は第3図の符号13で示す空気流入用の切欠部に
相当する切欠部が形成されていない。天板4aは
環状のフランジ部23aに接着されており、罐5
aに枠体2aを嵌着させたとき枠体2aと天板4
aが共働して区画する空間25aは、2つの支持
部材27a及びこれらによつて支持された注口部
材3aを覆い得る。また空間25aは罐5aの開
口部7aに嵌着した状態における罐上面板6aと
注口部材3aをも覆い得る。
[作用・効果] このように構成された注口部材付カバーキヤツ
プ1においては、注口部材3と枠体2が一体に連
結されているから、枠体2を罐5にアンダーカツ
ト22によつて嵌着することにより1工程でセツ
トできる。また、部品が外に露出せず整つた形な
ので梱包や運搬の取扱いに便利である。
内容物を取出すときはアルミニウム箔等でシー
ルされている開口部7を開口後、注口部材3を枠
体2から切離し、注口ベラ15を罐5の側方に突
出させた状態で開口部7に嵌着させ(第9図)、
罐を傾けると、内容物20が注出案内面21を通
つて注出される。このとき空気が切欠部13から
矢印19で示すように罐5内に流入し、注出は脈
動を生じることなく円滑に行われる。注口ベラ1
5の先端は下降しているため、内容物20が注口
ベラ15の裏面に伝わることがないから、液切れ
が非常に良く、従つて注出後の罐外面への液垂れ
がない。樋状部14に付着した内容物は傾斜した
注出案内面を伝わつて罐5内に回収され、罐の上
面板6は終始全く汚れることがない。注出後は枠
体2を巻締部18に嵌着させれば罐上面6ごと注
口部材3が覆われ、埃等の付着が防止でき、衛生
的である。
枠体2と注口部3は構造がプラスチツクで一体
成形でき、また天板4は形が単純でかつ紙等の安
価な材料を用いることがきるから、安価である。
また表面に印刷等のデザインを施すことができる
から罐上面を有効に生かして、製品のイメージア
ツプを計ることもできる。
注口部材付カバーキヤツプ1aについても同様
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係わる注口部材
付カバーキヤツプを示す底面図、第2図は第1図
に示す注口部材付カバーキヤツプの平面図、第3
図は第2図に示す注口部材付カバーキヤツプの
−断面図、第4図は第2図におけるA部拡大
図、第5図は第4図における−断面を使用状
態で示す図、第6図は注口部材付カバーキヤツプ
と罐の嵌合部を示す拡大部分断面図、第7図は罐
の平面図、第8図は罐の一部破断側面図、第9図
は罐に嵌着した状態の注口部材を示す平面図、第
10図は注口部材の使用状態を示す縦断面図、第
11図は注口部材の平面図、第12図は注口部材
の縦断面図、第13図は注口部材の正面図、第1
4図は注口部材の背面図、第15図は注口部材の
底面図、第16図はこの考案の他の実施例に係わ
る注口部材付カバーキヤツプの底面図、第17図
は第16図に示す注口部材付カバーキヤツプが罐
に嵌着した状態を示す一部破断縦断面図、及び第
18図は第16図に示す注口部材付カバーキヤツ
プの使用状態を示す縦断面図である。 1……注口部材付カバーキヤツプ、2……枠
体、3……注口部材、4……天板、5……罐、6
……上面板、7……開口部、8……下部、9……
開放端、10……開放端、11……上部、12…
…フランジ部、13……切欠部、14……樋状
部、15……注口ベラ、16……角部の空間、1
7……先端部、18……巻締部、19……矢印、
20……内容物、21……注出案内面、22……
アンダーカツト部、23……フランジ部、24…
…アンダーカツト部、25……空間、26……注
口カバー部、27……支持部材、28……図柄。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器の上端部に嵌着し得る枠体と、前記容器の
    上面板に形成された内容物注出用の開口部に嵌着
    して前記内容物の注出を案内し得る注口部材と、
    及び前記枠体の上端部近傍に取付けられている天
    板と、を備え、前記注口部材は前記枠体に切り離
    し可能に連結して支持されていてかつ前記空間内
    に位置することを特徴とする注口部材付カバーキ
    ヤツプ。
JP4640585U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0219394Y2 (ja)

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US10753953B2 (en) 2015-02-24 2020-08-25 Hitachi High-Tech Corporation Automated analyzer and liquid reservoir

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