JPH021938Y2 - - Google Patents

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JPH021938Y2
JPH021938Y2 JP1852482U JP1852482U JPH021938Y2 JP H021938 Y2 JPH021938 Y2 JP H021938Y2 JP 1852482 U JP1852482 U JP 1852482U JP 1852482 U JP1852482 U JP 1852482U JP H021938 Y2 JPH021938 Y2 JP H021938Y2
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JP1852482U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レーダーによる探知物標がレーダー
電波を十分に反射し得ない反射体である場合、レ
ーダー電波の反射能力を向上させるために用いる
コーナー型の反射器に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の反射器は、標識用ブイに取り付けるな
どにより、使用されている。
また、反射器を、電気良導体の薄板を凹面三角
錐状の反射体に形成し、これを複数個それぞれ向
きをかえて一体に構成ものが、実公49−46925、
特開昭54−40064などにより、周知である。
そして、前者は、あらかじめ凹面三角錐状に形
成したコーナー型の反射体を複数個作り、この各
反射体の各外側面、つまり、凸面側を互いに背中
合わせに重ねて組み付けて一体に各反射体の向き
が異なるように形成したもので、後者は、各反射
面を形成する複数の板材の要所を蝶番止めして一
連に組み付けものを、現地で折り曲げて凹面三角
錐状の反射体が向きを変えて並ぶように形成する
ものである。
こうした反射体を成形体で製作するものが、実
開昭56−134808などによつて開示され、さらに、
これを1枚の導体薄板で形成した部材を折り曲げ
て環状に形成するものが実開昭57−138411などに
より開示されている。
このうち、実開昭57−138411のものは、第5図
のように、多数の直角二等辺三角形を連続させた
1枚の電気良導体の薄板である部材を用い、各前
記直角二等辺三角形の対接部分を折り曲げること
にり凹面三角錐状の反射体が帯状に連続する複数
の連続体を形成するとともに、前記連続体の両端
を閉じ合わせて環状に形成したコーナー型電波反
射器を開示している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記の従来のもののうち、最後者のものでは、
第5図のような形状のもので、1枚の電気良導体
の薄板の加工のみで済ませられるという利点はあ
るが、部材が大きな板状体になるため、板の成形
加工作業、折り曲げ加工作業などに、比較的広い
場所がないと実施しにくいという不都合がある。
このため、比較的狭い場所でも簡便に作業し得
るものの提供が望まれているという課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、3個の直角二等辺三角形の各頂点を
一致して連続させ正方形の一方に直角二等辺三角
形の切欠部分をもつM字型に配置したM字型部分
の2個を、各前記切欠部分を反対方向に向けると
ともに、前記M字型の水平方向に相当する辺を対
接して連続した2連M字型部分を有する直角二等
辺三角形6個連続型の電気良導体薄板でなる部材
の各前記直角二等辺三角形の対接部分を折り曲げ
てなる凹面三角錐状反射体の連続体を複数個閉じ
合わせて、環状に配列したコーナー型レーダー反
射器を提供することにより上記の課題を解決し得
るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面によつて実施例を説明する。
第1図において、Aはコーナー型反射器におけ
る凹面三角錐状の反射面を構成するための反射コ
ーナー形成用部材1で、図のように、3個の直角
二等辺三角形1a,1b,1cの直角部分の頂点
rを合致させ、その1個の直角二等辺三角形1c
の二等辺に他の2個の直角二等辺三角形1a,1
bの二等辺の一辺を合致させたもの2個、1a,
1b,1cおよび1d,1e,1fを、前記1個
の直角二等辺三角形の各底辺yを合致させた形状
のアルミニウム薄板である。
そしてこの反射コーナー形成用部材1は第3図
のように、各直角二等辺三角形の各二等辺部分x1
を谷部とし、底辺部分yを嶺部として折曲げるこ
とにより、凹三角錐面でなるコーナー反射部wを
2個形成し、これを4枚1組として組立て、全側
面を形成する。
Bは上面部および底面部を構成するための端面
形成用部材3で、正方形3aの中心部に取付穴と
紐穴5a,5bとを設けた形状のアルミニウム薄
板である。
接合用舌片2a〜2fおよび6a〜6dは折り
曲げ加工後の組立接合に用いる部分であり、それ
ぞれ破線x2を谷部とし、各部材の組立接合角度に
合わせて折り曲げる。
各部材は、第3図a,bの状態に形成し、第3
図aのもの4個を、それぞれ接合用舌片2aと2
dを背合せにして接合することにより全側面形を
組立形成し、この上方に第3図bのもの1個、下
方に第3図bを裏返しにしたもの1個を、それぞ
れ接合用舌片2cと2bに対し、各個の6a〜6
dを背合せにして接合することにより全形を第4
図のように組立形成する。
各接合個所の固定は止め穴10によるネジ止め
または接着もしくはスポツト溶接などにより行な
う。以上のようにして組立接合して形成したもの
は、取付穴4の中心を軸心とした軸7に対し対称
的に8個のコーナー反射部wが形成された電波反
射器となり、ブイに設けられた竿8を取付穴4に
通し、紐穴5a,5bを用いて固定用針金または
紐9などにより、竿8にくくりつけて使用する。
第2図は、他の実施例で、第1図の実施例の折
り曲げ部分に、第5図の従来のものにおける綴り
目穴と同様の穴を設けた実施例であり、組み立て
を手作りでできるようにしたものであり、第2図
Aの一点鎖線および点線部分、つまり折目部分
に、長方形または小さな円形の穴を近接して連続
的にあけた折目穴列12,13を設けたもので、
この部分のみが強度的に弱くなつているので、手
作業で簡単に折り曲げることができ、使用現場
で、手作りで形成組立作業をすることが可能であ
る。
この折目穴列12,13の形状は、これに限定
されるものではなく、その部分の強度を弱くして
折り曲げ易いような状態に加工されていればよ
い。この実施例の場合、組立は止め穴10と押込
フアスナーとを用いるのが至便である。
各部材の材質は、他の材質を用いて構成するこ
とも可能であるが、アルミニウムの薄板が、軽
量、加工性、強度、反射能率よりみて、実用上最
適である。
また、接合用舌片2a〜2f,6a〜6dは、
強度上必要最小限の部分のみに少なくして、更に
軽量化し、または、全く別の部材で構成してもよ
い。
つまり、本考案は、第1図Aのよに、3個の直
角二等辺三角形(反射面1a,1b,1cまた
は、1d,1e,1f)の各頂点を一致して連続
させ正方形の一方に直角二等辺三角形の切欠部分
をもつM字型に配置したM字型部分に配置させ、
このM字型部分2個を、各前記切欠部分を反対方
向に向けるとともに、前記M字型の水平方向に相
当する辺を対接して連続した2連M字型形状を有
する直角二等辺三角形6個連続型のものを作り、
これを折り曲げて第3図aのよな反射体の連続体
を形成し、この反射体の連続体複数個を綴じ合わ
せて環状に配列するようにしたものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、以上のように、部材用板の成
形加工に用いる抜き型も、第5図のような従来の
場合の1/4程度の大きさでよく、しかも打ち抜か
れた製品は取扱い易い大きさで、また、折り曲げ
型も簡単なものでよいため、これらの加工費を大
幅に低下させることができるほか、必要に応じて
第2図Aを4枚、B2枚を1組として送り、使用
現場で組立てるようにもできるので、輸送もかさ
ばらず、治工具を用いずに手作りで簡単に組立て
使用することができるなどの特長を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図A,Bは各部材の
展開平面図、第2図は他の実施例の展開平面図、
第3図a,bは各部材の折り曲げ形成状態におけ
る斜視図、第4図は組立使用状態における側面
図、第5図は従来の部材の展開平面図である。 1……反射コーナー形成用部材、1a〜1f…
…反射面、2a〜2f,6a〜6d……接合用舌
片、3……端面形成用部材、4……取付穴、5
a,5b……紐穴、7……中心軸、8……竿、9
……針金または紐、10,11……止め穴、1
2,13……折目穴列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 3個の直角二等辺三角形の各頂点を一致して連
    続させ正方形の一方に直角二等辺三角形の切欠部
    分をもつM字型に配置したM字型部分の2個を各
    前記切欠部分を反対方向に向けるとともに前記M
    字型の水平方向に相当する辺を対接して連続した
    2連M字型形状を有する直角二等辺三角形6個連
    続型の電気良導体薄板でなる部材の各前記直角二
    等辺三角形の対接部分を折り曲げてなる凹面三角
    錐状反射体の連続体を複数個閉じ合わせて環状に
    配列したことを特徴とするコーナー型レーダー反
    射器。
JP1852482U 1982-02-15 1982-02-15 コ−ナ−型電波反射器 Granted JPS58123611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1852482U JPS58123611U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 コ−ナ−型電波反射器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1852482U JPS58123611U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 コ−ナ−型電波反射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58123611U JPS58123611U (ja) 1983-08-23
JPH021938Y2 true JPH021938Y2 (ja) 1990-01-18

Family

ID=30030775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1852482U Granted JPS58123611U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 コ−ナ−型電波反射器

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JP (1) JPS58123611U (ja)

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JPS58123611U (ja) 1983-08-23

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