JPH0219382Y2 - - Google Patents

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JPH0219382Y2
JPH0219382Y2 JP1983177973U JP17797383U JPH0219382Y2 JP H0219382 Y2 JPH0219382 Y2 JP H0219382Y2 JP 1983177973 U JP1983177973 U JP 1983177973U JP 17797383 U JP17797383 U JP 17797383U JP H0219382 Y2 JPH0219382 Y2 JP H0219382Y2
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JP
Japan
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container
fruit
inner container
shape
rib
Prior art date
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JP1983177973U
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English (en)
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JPS6084519U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、断熱性に優れ、しかも本物の果物に
近い形状、外観及び触感を有する容器に関するも
のである。
〈従来技術とその問題点〉 従来から断熱効果の有する容器として二重構造
をもつ容器は広く知られているが、この容器は第
1図に示したように容器の周辺にヒートシール等
による蓋材の密封のためのフランジを設けている
ため、容器の形状は、どうしても果物等へ近づい
た感じを与えることはできなかつた。
また、発泡素材を用いた容器も断熱容器として
広く知られているが、発泡素材を用いているため
手にもつ触感がかぎられるうえ、成形上細かい個
所まで成形が不可能で、形状も本物とは異なる感
じのままであつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、このような従来の欠点を鑑み、従来
にはない果物に似た触感を有し、しかも断熱効果
も優れた容器を提供することを目的とし、果物の
外皮の内面形状及び色に成形した半球状の内容器
と、果物の外皮の外面形状及び内容器と異なる色
に成形した外容器とを嵌合した二重容器で内容器
は開口縁部が水平のシール部及び該シール部外周
端から垂下するリブを有し、かつ外容器は、開口
縁部内面に前記内容器のリブに摺接する垂下壁お
よび上面が平滑な肉厚部を有し、該肉厚部上面と
前記シール部とを面一にしたことを特徴とする。
〈作用〉 本考案は以上の構成になつており、外容器と内
容器とを嵌合させると、外容器の肉厚部の内面に
内容器のリブ外面が摺接して肉厚部の上面とシー
ル部とが面一となり、また、外容器の外面が果物
の外皮の外面の外観を呈し、内容器の内面が果物
の外皮の内面の外観を呈する。
〈実施例〉 以下、図面に従い、本考案の実施例を詳細に説
明する。
本容器は、第2図に示すように、果物の外皮の
内面形状に成形した厚さ0.2〜0.9mmからなる内容
器1と果物の外皮の外面形状に成形した厚さ0.2
〜0.9mmからなる外容器2とを嵌合しした二重容
器で第3図に示すように内容器1の開口縁部3は
外方に張り出す水平のシール部4及びシール部4
の下面外周部から垂下するリブ5を有し、かつ底
部外部には円形の嵌合突起6を有する。
また、外容器2は、開口縁部7に前記リブ5と
摺接する垂下壁を有する肉厚部8および前記嵌合
突起6と摺接する位置に嵌合突起9を設け、か
つ、該嵌合突起9の両側に約0.5mmの小孔10を
設けたものである。そして、内容器1のシール部
4と外容器2の肉厚部8上面とは高さが一致して
面一となつている。
例えば、本容器をグレープフルーツゼリーの容
器に使用する場合、内容器内面には、袋跡の凸起
を設け、かつ白色に着色し、外容器外面には、無
数の微小突起を設けた黄色に着色したプラスチツ
ク材料を射出成形した容器を嵌合してなる。
従つて、容器の開口部上面には、白色の内容器
のシール部の外側に黄色の外容器の肉厚部上面が
現れ、本物のグレープフルーツを輪切りにした形
及び外観に非常に近くなり、ゼリーの味をより引
き立たせることができる。
〈考案の効果〉 本考案は以上の構成になつているので、次のよ
うな優れた実用上の効果を有する。
(イ) 容器上面において、内容器外側に外容器が現
れ、内容器が果物の外皮の内面の外観を呈し、
外容器が果物の外皮の外面の外観を呈するの
で、本物の果物を輪切りした形、外観に似せる
ことができる。
(ロ) 内容器及び外容器の厚さを0.2〜0.9mmの範囲
とすれば、形、外観ばかりでなく、手で持つた
場合、一定の弾性効果が出て本物の果物に似た
触感がする。
(ハ) 内容器のシール部と外容器の肉厚部上面とが
面一となつているので、蓋材とのシール性が優
れており開口部をヒートシール等により蓋材で
密封する際は、外容器の形状のシール受台に容
器を収納し、開口部に蓋材をのせ、そのまま上
部からシール・バーで押さえ、シール密封する
ことができる。
(ニ) また、本実施例の場合、底部に設けた小孔を
約0.5mmにすることにより、内容物と外容器を
嵌合する際、間に含まれた空気は、前記小孔か
ら逃げるが、一旦嵌合後は、外容器と内容器と
が離脱するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の容器の一例を示す説明図、第
2図は、本考案の容器の一例を示す説明図および
第3図は第2図A−A′からの断面図である。 1……内容器、2……外容器、3,7……開口
縁部、4……シール部、5……リブ、6,9……
嵌合突起、8……肉厚部、10……小孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 果物の外皮の内面形状及び色に成形した半球状
    の厚さ0.2〜0.9mmの内容器と、果物の外皮の外面
    形状及び内容器と異なる色に成形した厚さ0.2〜
    0.9mmの外容器とを嵌合した二重容器で、内容器
    は開口縁部が水平のシール部及び該シール部外周
    端から垂下するリブ、および下方に嵌合突起を有
    し、かつ外容器は、開口縁部内面に前記内容器の
    リブに摺接する垂下、上面が平滑な肉厚部、およ
    び前記嵌合突起と摺接する嵌合突起を有し、前記
    肉厚部上面と前記シール部とを面一にして成る美
    粧効果の優れた容器。
JP17797383U 1983-11-16 1983-11-16 容器 Granted JPS6084519U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17797383U JPS6084519U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17797383U JPS6084519U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6084519U JPS6084519U (ja) 1985-06-11
JPH0219382Y2 true JPH0219382Y2 (ja) 1990-05-29

Family

ID=30386522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17797383U Granted JPS6084519U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 容器

Country Status (1)

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JP (1) JPS6084519U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53144401U (ja) * 1977-04-19 1978-11-14
JPS53151845U (ja) * 1977-05-02 1978-11-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6084519U (ja) 1985-06-11

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