JPH02193343A - 書き換え可能ディスク及びディスク記録再生装置 - Google Patents

書き換え可能ディスク及びディスク記録再生装置

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JPH02193343A
JPH02193343A JP1248889A JP1248889A JPH02193343A JP H02193343 A JPH02193343 A JP H02193343A JP 1248889 A JP1248889 A JP 1248889A JP 1248889 A JP1248889 A JP 1248889A JP H02193343 A JPH02193343 A JP H02193343A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報の書き換えが可能なディスク及び該書き
換え可能ディスクに記録及び再生を行うディスク記録再
生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、複数のセクタに分割され、角速度一定で回転する
ディスクの表面にレーザビームを集光し、コンピュータ
用データ等の外部からの入力データを記録するようにし
たディスク記録再生装置が知られている。その−例とし
て、光磁気ディスクを使用したものが既に実施されてい
る。
この光磁気ディスクは、磁気ディスクに比してトラック
密度を1桁以上高密度化できるので、大容量のメモリを
構成できるとともに、ディスク上に予め形成されたグル
ープにレーザビームを集光することにより、光ヘッドの
位置決めを非接触で行えることが大きな特徴である。
ディスクの回転制御は、制御の簡易性を考慮して、通常
、上記の如く、角速度一定(CA・■:Con5tan
t Angular Velocity)で行われる。
更に、ディスクの記憶容量を最大限確保するために、M
CA V (Modified Con5tant A
ngular Velocity)と呼ばれる方式も提
案されている。このMCAVは、ディスクの回転は上記
のCAVと同様に角速度一定で行い、ディスクのトラッ
ク1周当たりのセクタ数をディスク外周側に向かうにつ
れて増大させることにより、アクセス性能を低下させる
ことなく、ディスクの各半径位置での記録密度をほぼ一
定として、記憶容量を増大させる方式である。
上記のディスクには、CAV、MCAVのいずれの方式
を使用する場合も、上記レーザビームの位置決めを目的
として、ディスクの作製段階でグループ等からなるトラ
ックが形成されるとともに、凹凸パターンからなる絶対
アドレスが周期的に形成されている。この絶対アドレス
は、通常IDと呼ばれ、記録再生の1単位であるセクタ
に対応した領域認識用のアドレスとして使用される。
ところで、ディスクの回転制御の方式としては、上記の
角速度一定制御の他に、線速度一定(CL V : C
on5tant Linear Velocity)制
御が知られている。具体的には、例えば、光磁気ディス
クに音楽プログラム等の記録及び再生を行う場合に、い
わゆるコンパクトディスク(以下、CDと呼ぶ)と同様
のデータフォーマットを採用するとともに、上記光磁気
ディスクをCDと同様に線速度−定で回転させることが
考えられる。その場合は、ディスクの作製時に、ディス
ク全面に渡って絶対アドレスを周期的に凹凸パターンと
して形成しておけば良い。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、光磁気ディスク等の書き換え可能なディスク
を角速度一定で回転させながら、コンピュータ用データ
等の記録再生を行う場合は、絶対アドレスがディスクに
凹凸パターンとして予め記録されているので、フォーマ
ットが固定されて、いわゆるハードセクタ方式となり、
1セクタ当たりのユーザデータ容量が変更できないとい
う不具合がある。
例えば、lセクタ512バイトのユーザデータ容量を有
するディスクに、1セクタ当たり256バイトで記録し
たい場合には、ディスクの全容量の半分が無駄になる。
一方、lセクタ当たり1024バイトで記録したい場合
には、2セクタをlセクタとして取り扱わねばならない
ので、処理が複雑化するとともに、全容量もlセクタ当
たり512バイトの場合と同一であり、効率の良いデー
タの記録が行えない。従って、記録するデータに応じた
セクタ容量を有する複数種類のディスクを予め準備して
おいて、使い分けねばならないという不便があり、又、
同一ディスク内にセクタ容量の異なるデータを混在させ
ることも困難なものであった。
一方、例えば、光磁気ディスクを線速度一定で回転させ
ながら音楽プログラム等の記録再生を行う場合は、上記
の凹凸パターンにより絶対アドレスが記録された部分に
、音楽プログラム等が磁気光学データとして重畳して記
録されることになる。その際、重畳記録が行われた部分
では、絶対アドレス情報と磁気光学データとが混合され
ることにより、データの信頼性が著しく低下し、再生時
にエラーが発生しやすくなる。
ところで、CDフォーマットでは、CIRC(Cros
s Interleave Reed−solomon
 Code)と呼ばれる強力なエラー訂正機能を有して
いるため、絶対アドレスの情報長が短く、かつ、エラー
の発生回数が少なければ、殆ど問題は生じないが、絶対
アドレスの情報長が長くなるにつれて、又、エラーの発
生回数が増加するにつれて、充分なエラー訂正が不可能
になり、音楽プログラム等の再生に支障を来す。そのた
め、上記絶対アドレスの個数は、例えば、ディスク1回
転当たり1回程度の少ない値に設定して、エラーの発生
を抑制する必要があった。
又、線速度一定制御を行う場合も、音楽プログラムの他
に、例えば、いわゆるCD−ROMで行われるようなコ
ンピュータ用データの扱いが可能であるが、音楽プログ
ラムの場合は万一エラーが生じても補正又は補完操作で
対応できるのに対し、コンピュータ用データではエラー
が許容されないので、より一層のエラーの抑制が必要に
なる。
なお、上記のように、絶対アドレスがディスク1回転当
たり1回程度の頻度でしか設けられないので、高速での
アクセス動作及び正確なCLV制御が困難になるという
問題もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本明細書の特許請求の範囲の欄における請求項第1項の
書き換え可能ディスクは、予めトラックが形成されてな
る書き換え可能ディスクにおいて、上記トラックの端部
近傍に相当する所定半径範囲のみに第1絶対アドレスが
凹凸パターンとして形成されていることを特徴とするも
の、である。
又、請求項第2項の書き換え可能ディスクは、予めトラ
ックが形成されてなる書き換え可能ディスクにおいて、
上記トラックの端部近傍に相当する所定半径範囲のみに
第1絶対アドレスが凹凸パターンとして形成されるとと
もに、トラックの上記所定半径範囲以外の領域に、第2
絶対アドレスが第1絶対アドレスより大きな間隔をおい
て凹凸パターンとして形成されていることを特徴として
いる。
更に、請求項第3項に係るディスク記録再生装置は、上
記請求項第1項又は第2項の書き換え可能ディスクに記
録又は再生を行うディスク記録再生装置において、上記
書き換え可能ディスクの回転に対応するパルスを発生す
るパルス発生手段と、該パルス発生手段からのパルスを
計数する計数手段と、該計数手段の計数値に基づいて書
き換え可能ディスクの半径位置を求める半径位置検出手
段と、上記第1又は第2絶対アドレスが再生される度に
半径位置を校正を行う校正手段と、上記半径位置に基づ
いて書、き換え可能ディスクにおける第1絶対アドレス
が記録された所定半径範囲以外の領域に第3絶対アドレ
スを書き換え可能データとして記録する記録手段とを備
えていることを特徴としている。
〔作 用〕
上記請求項第1項の書き換え可能ディスクによれば、ト
ラックの端部に相当する所定半径範囲のみに第1絶対ア
ドレスが凹凸パターンとして形成されており、この書き
換え可能ディスクにおいては、ディスクをディスク記録
再生装置に装着した段階で上記所定半径範囲の第1絶対
アドレスを認識することにより、ディスク半径位置が把
握され、これに基づいて、上記所定半径範囲以外の領域
に第3絶対アドレスが書き換え可能なデータとして記録
される。
従って、例えば、ディスクを複数のセクタに分割して角
速度一定の回転制御を行いながら記録再生を実施する場
合、第3絶対アドレスの記録周期を選択することにより
、セクタ容量、つまり、■セクタ当たりのユーザデータ
容量は所望の値に設定することができる。又、再記録時
に当初の記録時とセクタ容量を変更することもできる。
更に、例えば、一部の領域ではセクタ容量を512バイ
トに設定し、残りの領域ではセクタ容量を1024バイ
トに設定する等、1枚のディスクの中でセクタ容量を変
更することも可能になる。
一方、ディスクを線速度一定で回転させながら記録再生
を行う場合、ディスク端部の所定半径範囲以外の領域で
は第3絶対アドレスを書き換え可能なデータとして記録
・するようにしたので、第3絶対アドレスと音楽プログ
ラム等の情報が重畳されることがなくなり、従って、再
生時のエラーの発生も抑制できるようになる。又、上記
所定半径範囲以外の領域で第3絶対アドレスを充分短い
間隔で記録することにより、所望の記録位置へのアクセ
スの高速化及びCLV制御の確実化を図ることができる
次に、請求項第2項の書き換え可能ディスクによれば、
ディスク端部の所定半径範囲に第1絶対アドレスを凹凸
パター ンとして記録し、更に、上記所定半径範囲以外
の領域に第2絶対アドレスを第1絶対アドレスより大き
な間隔を置いて凹凸パターンとして形成したので、上記
所定半径範囲以外の領域に第3絶対アドレスを書き換え
可能なデータとして記録する際に、第2絶対アドレスに
基づいて第3絶対アドレスの校正を行うことができる。
これにより、第3絶対アドレスの記録中に万一トラック
飛び等の不具合が生じた場合も、第3絶対アドレスの誤
りを最少比の範囲に留めて第3絶対アドレスの記録を正
確に行うことができるようになる。なお、第2絶対アド
レスは第1絶対アドレスより大きな間隔をおいて設けら
れているので、例えば、線速度一定制御により記録再生
を行う場合の第2絶対アドレスによる再生エラーも充分
に少なくなる。
更に、請求項第3項のディスク記録再生装置によれば、
上記請求項第1項又は第2項の占き換え可能ディスクの
回転に対応してパルス発生手段で発生されたパルスを計
数手段で計数し、この計数値に基づいて半径位置検出手
段で書き換え可能ディスクの半径位置を求め、上記第1
又は第2絶対アドレスに基づいて校正手段により半径位
置の校正を行いながら、この半径位置に基づいて書き換
え可能ディスクにおける第1絶対アドレスが記録された
半径範囲以外の領域に第3絶対アドレスを書き換え可能
データとして記録手段により記録するようにしたもので
ある。
これにより、ディスク端部の所定半径範囲のみに第1絶
対アドレスが凹凸パターンとして記録された書き換え可
能ディスクの上記所定半径範囲以外の領域にも絶対アド
レスを付与できるので、予め、書き換え可能ディスクの
全域に絶対アドレスを付与することなく、ディスクを所
望のフォーマントで使用することができ、かつ、絶対ア
ドレスと情報の重畳記録を回避して再生時のエラーの減
少を図ることができるようになる。
〔実施例1〕 本明細書の特許請求の範囲の欄における請求項第1項乃
至第3項に関連する実施例を第1図乃至第7図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
この実施例は、5.25インチ追記型光デイスクのフォ
ーマット規格による外部入力データの記録再生を、角速
度一定の回転制御に基づいて行うのに使用される四き換
え可能ディスク及びディスク記録再生装置に関するもの
である。
第1図に請求項第1項に記載された書き換え可能ディス
クとしての光磁気ディスクの一例を示す。この光磁気デ
ィスク1には、内周側を起点とした渦巻き状のトラック
21が少なくとも記録再生の対象となる領域に予め作製
されている。又、光磁気ディスクlの内周側端部の所定
半径範囲、具体的には例えば、ディスク半径28mm〜
30mmの範囲に、トラック1周当たり、例えば、17
個の割合で第1絶対アドレス22・22・・・が凹凸パ
ターンとして形成されている。
次に、第2図に請求項第2項に記載された書き換え可能
ディスクとしての光磁気ディスクの一例を示す。この光
磁気ディスク1′には、第1図のものと同様に、内周側
を起点とした渦巻き状のトラック21が少な(とも記録
再生の対象となる領域に予め作製されるとともに、光磁
気ディスク1′の内周側端部の所定半径範囲、例えば、
ディスク半径28mm〜30mmの範囲に、トラック1
周当たり、例えば、17個の割合で第1絶対アドレス2
2・22・・・が凹凸パターンとして形成されている。
更に、上記所定半径範囲以外の領域に、第2絶対アドレ
ス23・23・・・が所定のディスク半径毎、例えば、
ディスク半径2mm毎に凹凸パターンとして形成されて
いる。このように、第2絶対アドレス23・23・・・
が設けられる間隔は第1絶対アドレス22・22・・・
が設けられる間隔よりかなり大きく設定されている。な
お、第2絶対アドレス23・23・・・はトラック21
に沿う所定距離毎、例えば、100mm毎に設けても良
い。
第1又は第2絶対アドレス22・23は、第4図に示す
ようなフォーマットを有している。すなわち、絶対アド
レスがセクタの冒頭に設けられることから、セクタの起
点を示すセクタマーク(SM)41が絶対アドレスの先
頭に配置される。以下、再生同期化のためのVFO42
と、絶対アドレスの先頭を示すアドレスマーク(AM)
43と、絶対アドレスの値を示すID+CRC44が再
生エラーの発生を考慮して3回ずつ繰り返して記録され
ている。
上記I D+CRC44は、第5図に示すようにトラッ
クの最内周よりトラック1周毎に順次インクリメントさ
れた番号を示すトラックアドレス45と、トラック1周
内で各セクタの番号を示すセクタアドレス46と、上記
トラックアドレス45及びセクタアドレス46の認識時
のエラーを検出するためのエラー検出コードとしてのC
RC47よりなる情報が、所定の角速度で再生できるよ
うに、予め、凹凸パターンにより記録されてい、る。な
お、セクタアドレス46には、セクタ容量を示す識別ビ
ット(例えば、セクタ容量が512バイトであれば“1
°”  1024バイトであれば“0゛′等)が含まれ
ている。
光磁気ディスク1又は1′のトラックピッチを1.6μ
mとすると、第1絶対アドレス22におけるトラックア
ドレス45は、ディスク半径28mmのトラック内周端
でのトラックアドレス45を°“I I+として、ディ
スク半径29mmでは“625 ” 、ディスク半径3
0mmでは“1250 ”となる。
又、第2絶対アドレス23におけるトラックアドレス4
5は、ディスク半径32mmでは“2500”、ディス
ク半径34mmでは“3750”となり、外周側に向か
うにつれて順次増大する。
光磁気ディスク1又は1′は第3図に示すようなセクタ
フォーマットを有している。すなわち、各セクタの先頭
には、第4図に示す第1及び第2絶対アドレス22・2
3と同一のフォーマットを有する第3絶対アドレス24
が記録され、続いて、記録の準備時間用等の目的でGA
P等の領域48が設けられる。引続き、従来の光ディス
ク等で用いられているフォーマット、つまり、512ま
たは1024バイトのユーザデータにエラー検出訂正用
コード等の付加データを付与したデータフィールド50
が記録される。そして、セクタの最後部には、ディスク
の回転変動等により記録が次のセクタに重なるのを防止
するためのバッファ領域(BUFF)51が設けられて
いる。
一方、トラックフォーマットは、5.25インチ追記型
の光ディスクのフォーマット規格により1トラツク当た
りのセクタ数が、セクタ容量512バイトの場合は31
セクタ、セクタ容量1024バイトの場合は17セクタ
とされている。従って、第3絶対アドレス24における
、各セクタに対応する番号であるセクタアドレス46と
しては、セクタ容量512バイトの場合は、“0°゛〜
“°30°”が、セクタ容量1024バイトの場合は′
“0”〜“16”の値が与えられる。
次に、第6図に請求項第3項のディスク記録再生装置の
一例を示す。
このディスク記録再生装置は、光磁気ディスクl又は1
′を回転駆動するスピンドルモータ2を備えている。光
磁気ディスク1又は1′の一側には、光磁気ディスク1
又は1′に対し光ビームを照射して情報の記録・再生を
行う光へラド3が配置されている。光ヘッド3は後述す
る磁気コイル16とともに、記録手段としての役割を有
している。
再生時に光ヘッド3を介して再生される情報のうち、第
1又は第2絶対アドレス22・23からの凹凸信号成分
は、凹凸信号再生アンプ4により増幅される。増幅され
た凹凸信号成分は、セレクタ5を介して、校正手段とし
ての役割を有するアドレスデコーダ6に供給され、ここ
で、第1又は第2絶対アドレス22 、・23又は第3
絶対アドレス24の値が認識されて、ディスク記録再生
装置の全体の制御を司るコントローラ7に送られるよう
になっている。なお、セレクタ5は凹凸信号再生アンプ
4からの凹凸信号と、後述する再生アンプ9からの第3
絶対アドレス24のいずれかを選択してコントローラ7
に供給するようになっている。
スピンドルモータ2に取り付けられた、パルス発生手段
としてのロータリーエンコーダ8は、スピンドルモータ
2の回転に応じて1回転当たり所定数のパルスをコント
ローラ7に出力するようになっている。光ヘッド3によ
り再生される情報のうち、磁気光学信号成分は再生アン
プ9により増幅され、再生信号処理回路10に送られる
ようになっている。再生信号処理回路10は、第3図の
セクタフォーマットを有するデータフィールド50を処
理し、所定のデータを抽出して整列させるとともに、必
要に応じてエラーの訂正処理を行い、外部に出力するよ
うに構成されている。
半径位置検出手段としての役割を有するアドレスエンコ
ーダ12は、コントローラ7からの信号に基づいて、デ
ィスク半径位置に応じた第3絶対アドレス24を生成す
るようになっている。又、記録信号処理回路14は、外
部から入力されるデータ及びアドレスエンコーダ12か
らもたらされる第3絶対アドレス24を、第3図〜第5
図のフォーマットに対応した記録データ列に変換するよ
うに構成されている。
コイルドライバ15は記録信号処理回路14からの記録
信号に応じて、記録手段としての役割を有する磁気コイ
ル16を駆動し、磁気コイル16により光磁気ディスク
1又は1′上に記録信号に対応した外部磁界の印加を行
わせるようになっている。
次に、第7図に、コントローラ7における第3絶対アド
レス24の生成部分を示す。
上記ロータリーエンコーダ8はスピンドルモータ2の回
転に伴って、例えば、1回転当たり527回パルスAの
出力を行うようになっている。このロータリーエンコー
ダ8からのパルスAはコントローラ7における第1分周
器7aに入力され、第1分周器7aにより11527に
分周されて、光磁気ディスク1又は1′の1回転につき
1回のパルスBが第1分周器7aにより出力されるよう
になっている。
計数手段としてのトラックカウンタ7bはアドレスデコ
ーダ6から得られる第1ないし第3絶対アドレス22〜
24によりプリセットされ、パルスBを計数することに
よりトラックアドレス情報Cを出力するように構成され
ている。
又、第2分周器7Cは、第1分周器7aからのディスク
1回転毎のパルスBによりリセットされ、ロータリーエ
ンコーダ8からのパルスAをセクタ容量選択信号りに応
じて、セクタ容量が1024バイトの場合は1/31に
、セクタ容量が512バイトの場合は1/17に分周し
て、各セクタに対応した周期でパルスEを出力するよう
になっている。
セクタカウンタ7dは、第1分周器7aからのパルスB
によりリセットされ、第2分周器7CからのパルスEを
計数してセクタアドレス情報Fとして出力するように構
成されている。このセクタアドレス情報Fと上記のトラ
ックアドレス情報Cとはアドレスエンコーダ12に送ら
れ、それらに基づいてアドレスエンコーダ12で第3絶
対アドレス24が生成されることになる。なお、トラッ
クカウンタ7b及びセクタカウンタ7dは計数手段とし
ての役割を有する。
以下、第1図の光磁気ディスクlの初期状態における記
録動作につき説明する。
前述の如く、光磁気ディスク1には、初期状態では第1
絶対アドレス22のみが内周端の所定半径範囲に記録さ
れている。
この光磁気ディスク1がスピンドルモータ2上に装着さ
れると、コントローラ7は図示しない光ヘツド移動機構
を制御して、光ヘッド3を第1絶対アドレス22が記録
されている所定半径範囲の中央であるディスク半径29
mmにほぼ相当する位置に移動させるとともに、所定の
角速度によるスピンドルモータ2の回転制御を行う。こ
れに基づき、光ヘッド3により第1絶対アドレス22が
再生され、凹凸信号再生アンプ4により増幅された後、
セレクタ5を介してアドレスデコーダ6に送られ、アド
レスデコーダ6で第1絶対アドレス22の値が認識され
てコントローラ7に入力される。
この第1絶対アドレス22によりトラックカウンタ7b
がプリセットされ、その結果、トラックカウンタ7bか
らのトラックアドレス情報Cはディスクの半径位置に応
じた値に校正される。
上記の第1絶対アドレス22によりトラックカウンタ7
bがプリセットされ、かつ、コントローラ7によりディ
スクの半径位置がL’W Ikされた後、必要に応じて
第1絶対アドレス22の終了位置、すなわち、ディスク
半径30mmの位置までアクセス動作等が行われた後、
第3絶対アドレス24を含むデータの記録が開始される
ここでの記録動作はフォーマツティングに該当し、内周
端近傍の第1絶対アドレス22以外に絶対アドレスが存
在しない光磁気ディスク1に第3絶対アドレス24を、
書き換え可能な磁気光学データとして記録して、以後の
セクタ単位での記録再生に備えるためのものである。そ
の場合、第3絶対アドレス24のみを記録しても良く、
又は、第3絶対アドレス24の記録と外部入力データの
記録とを順次切り替えて行っても良い。以下では、第3
絶対アドレス24のみの記録を行う場合を説明する。
アドレスエンコーダ12からの第3絶対アドレス24に
対し記録信号処理回路14により所定のフォーマツティ
ングが行われた後、コイルドライバ15を介して磁気コ
イル16により記録データに対応する磁界が光磁気ディ
スク1上に印加される。それと並行して、光ヘッド3か
ら記録に必要な比較的大出力のDC的な光ビームが光磁
気ディスク1上に照射される。この光ビームにより局所
的に温度上昇した部分は保磁力が低下するので、磁気コ
イル16による磁界により磁化が反転し、第3絶対アド
レス24の記録が行われる。上記の方式は、一般に磁界
変調記録と呼ばれるもので、既に記録済の領域に対して
も重ね書きが可能である。
上記の第3絶対アドレス24の記録に際して、光ヘッド
3は第1絶対アドレス22の記録終了位置以降より、光
磁気ディスク10回転に伴ってトラック21に追従して
逐次ディスクの外周側に移動する。その際、光磁気ディ
スク1の回転に応じてロータリーエンコーダ8により1
回転につき527回発生されるパルスAは、前述の如く
、第1分周器7aにより11回転当たり1回のパルスB
とされてトラックカウンタ7bに人力される。このパル
スBはトラックカウンタ7bにより計数され、ディスク
の1回転毎にカウントアツプされるトラックアドレス情
報Cが得られる。
それと並行して、前述のように、ロータリーエンコーダ
8からのパルスAは第2分周器7cによりセクタ容量に
応じて分周され、各セクタに対応したパルスEが出力さ
れる。このパルスEはセクタカウンタ7dにより計数さ
れてセクタアドレス情報Fが得られる。
上記のトランクアドレス情報C及びセクタアドレス情報
Fはアドレスエンコーダ12に送られ、それらに基づい
てアドレスエンコーダ12で第3絶対アドレス24が生
成される。この第3絶対アドレス24は記録信号処理回
路14に送られ、前述した手順により順次光磁気ディス
ク1に記録される。このようにして、光磁気ディスク1
の全面に渡って第3絶対アドレス24が記録される。
次に、第2図の光磁気ディスク1′に第3絶対アドレス
24を記録する手順について述べる。
前述の如く、光磁気ディスク1′には、第1図の光磁気
ディスク1と同様に内周端近傍に第1絶対アドレス22
が記録されるとともに、前述の如く、第1絶対アドレス
22の記録された所定半径範囲以外の領域に、第2絶対
アドレス23が、例えば、ディスク半径2mm毎に凹凸
パターンとして記録されている。
この場合、第3絶対アドレス24の記録に際して、第2
絶対アドレス23を再生することにより、逐次トラック
アドレス情報Cの校正が行われる。
すなわち、第3の絶対アドレス24記録中には、上述の
記録方法により、比較的大出力のDC的な光ビームが光
磁気ディスク1′に照射されているので、この光ビーム
により第2絶対アドレス23の再生が行える。この時、
光ヘッド3の再生信号出力レベルは、通常の再生時と比
較して光量が増加する分だけ大振幅となるが、凹凸信号
再生アンプ4の利得を低減させることにより、再生時と
同様の読取りが可能である。
なお、上記のよう弓、第3絶対アドレス24を外部入力
データと順次切り替えて記録するのではなく、第3絶対
アドレス24のみを記録する場合は、第2絶対アドレス
23の再生タイミングと第3絶対アドレス24の記録タ
イミングとが重ならない場合は、通常の再生時と同様に
第2絶対アドレス23の再生が行える。
上記第2絶対アドレス23は、光磁気ディスク1′の半
径2mm毎に再生され、トラックカウンタ7bに入力さ
れる。この第2絶対アドレス23により、トラックカウ
ンタ7bの内容の校正が行われる。この校正は、例えば
、ディスクの欠陥又は塵埃等によって、光ヘッド3の光
ビームがトラック飛び等の異常を起こした際に、トラッ
クアドレス情報Cに発生する誤差を解消するためのもの
である。このように、所定の間隔で再生される第2絶対
アドレス23により、トラックカウンタ7bの内容の校
正を行うことにより、万一 トラックアドレス情報Cに
誤差が生じた場合も、その誤差がディスクの外周部まで
保持されることが防止されて、第3絶対アドレス24の
記録の誤りが最少比に留められる。
上記の例では、第2分周器7Cにおける分周比の選択を
、セクタ容量選択信号りに基づいて行うようにしたが、
このようにして選択されたセクタ容量は、前述したよう
に、セクタアドレス46内にセクタ容W1識別ビットと
して付加される。
なお、セクタ容量の選択は、上記の方法に代えて、外部
からの指示、具体的には例えば、ディスク記録再生装置
に設けた選択スイッチによる選択又は、ホストコンピュ
ータ等の上位装置からの指令をコントローラ7が認識す
ることにより行うようにしても良い。
上記のように、セクタ容量を外部から設定できるように
構成すると、ディスク全面に渡ってセクタ容量を固定す
るばかりでなく、1枚のディスク内でセクタ容量を変更
することも可能である。例えば、ディスク半径30〜4
0mmの範囲ではセクタ容量を1024バイト、ディス
ク半径40〜60mmではセクタ容量を512バイト等
に設定することができる。
新規のディスクを上記のように、半径位置によってセク
タ容量を変更しながら使用する場合は、情報の記録に先
立ってディスク全面に第3絶対アドレス24を、各半径
位置でのセクタ容量に応じた周期で記録すれば良い。
又、既に第3絶対アドレス24の記録の行われたディス
クの一部の範囲のセクタ容量を変更したい場合は、記録
済の第3絶対アドレス24を参照してアクセス動作を行
った後、新たなフォーマットによる第3絶対アドレス2
4の記録を行えば良い。ここでの再フォ−マツトに際し
ては、以前に記録した第3絶対アドレス24がトラック
カウンタ7bに入力されるため、この記録済の第3絶対
アドレス24によりトラックアドレス情報Cが校正され
る。
次に、第3絶対アドレス24が記録された光磁気ディス
ク1又は1′に対するデータの記録につき説明する。
まず、光磁気ディスク1又は1′上の記録開始位置のセ
クタへのアクセス動作を行うために、第3絶対アドレス
24が再生される。磁気光学信号としての第3絶対アド
レス24の再生に際しては、既知の如く、光ヘッド3に
より磁化方向に対応する偏光成分が検出され、再生アン
プ9により増幅された後、セレクタ5を介してアドレス
デコーダ6により第3絶対アドレス24が解読され、コ
ントローラ7に入力される。
これにより、記録開始位置である所望のセクタへのアク
セスが行われる。その後、所望のデータが外部から入力
され、記録信号処理回路14により第3図に示すセクタ
フォーマットに変換された後、コイルドライバ15に駆
動される磁気コイル16により光磁気ディスク1又は1
′に記録される。ここでの記録動作は、第3絶対アドレ
ス24が磁気光学信号として与えられる以外は、従来と
同様である。
次に、記録済のデータの再生に際しては、上述した第3
絶対アドレス24の再生と同様に、回転する光磁気ディ
スク1又は1′から再生される磁気光学信号の偏光成分
が光ヘッド3により検出され、再生アンプ9により増幅
された後、再生信号処理回路10によって所定の変換を
施されて外部出力データとして出力される。
〔実施例2〕 次に、特許請求の範囲の欄の請求項第1〜3項に対応し
た第2実施例を説明する。この第2実施例も角速度一定
の回転制御により記録再生動作を行うものであるが、光
磁気ディスクl又は1′の1回転当たりのセクタ数をデ
ィスク外周に向かうに伴って増加させ、ディスク全面で
記録密度がほぼ一定となるようにしたものである。
すなわち、本実施例では、第1実施例と同様に第1図又
は第2図に示す光磁気ディスク1又は1′を使用するが
、光磁気ディスク1又は1′の1回転当たり、つまり、
1トラツク当たりのセクタ数が、セクタ容量が512バ
イトの場合、例えば、ディスク最内周で31セクタ、最
外周で62セクタとなるように、ディスクの内周から外
周に向かうにつれて次第に増加させられる。
一方、セクタ容量が1024バイトの場合は、1トラツ
ク当たりのセクタ数が、例えば、ディスク最内周で17
セクタ、ディスク最外周で34セクタとなるように外周
側へ向かうほど増加させられる。従って、第3絶対アド
レス24中のセクタアドレス46には、上記セクタ数に
対応した内容、つまり、セクタ容量が512バイトの場
合は(0〜30.0〜61)が、セクタ容量が1024
バイトの場合は(0〜16.0〜33)がトラック毎に
示される。
第8図に示すように、本実施例のディスク記録再生装置
は第6図に示す第1実施例のものと基本的に同様の構成
を有している。但し、コントローラ7′は、記録信号処
理回路14に対し、ディスク半径位置に応じた情報の記
録周期を指定するための記録クロックIを供給するよう
になっている・第9図にコントローラ7′における第3
絶対アドレス24の生成部分を詳細に示す。
第1分周器7’ aは、第1実施例と同様に、パルス発
生手段としてのロータリーエンコーダ8からディスクの
1回転当、たり527回出力されるパルスAを1152
7に分周し、ディスク1回転当たり1回のパルスBを出
力するようになっている。又、計数手段としてのトラッ
クカウンタ7’ bは、アドレスデコーダ6から供給さ
れる第1〜第3絶対アドレス22〜24によりプリセッ
トされ、第1分周器7’ aからのパルスBを計数して
、トラックアドレス情報Cを出力するようになっている
更に、変換テーブル7’  cは、上記のトラックアド
レス情報Cに基づき、データの記録密度がディスクの全
ての半径位置でほぼ一定となるように、ディスク半径位
置に対応した分周比Gを第2分周器7’ dに出力する
。第2分周器7’ dは、ディスク1回転毎のパルスB
によりリセットされ、発振器7’  eからの所定周波
数のパルスHを変換テーブル7′ Cからの分周比Gに
応じて分周してディスク半径位置に対応した記録クロッ
クIを得るためのものである。
第3分周器7’  fは、ディスク1回転毎のパルスB
によりリセットされ、第2分周器7’ dからの記録ク
ロック■を計数し、セクタ容量を512バイトと102
4バイトのいずれに設定するかを示すセクタ容量選択信
号Jに応じてディスク円周方向でのセクタ開始位置信号
Kを出・力するようになっている。又、セクタカウンタ
7′gは、第3分周器7’  fからのセクタ開始位置
信号Kを計数してセクタアドレス情報りを出力するよう
に構成されている。このセクタアドレス情報りと上記の
トラックアドレス情報Cはアドレスエンコーダ12に送
られ、これらに基づいてアドレスエンコーダ12で第3
絶対アドレス24が生成されるようになっている。
以下、第1図に示す光磁気ディスク1への第3絶対アド
レス24の記録につき説明する。第1実施例でも述べた
ように、第3絶対アドレス24の記録は、外部入力デー
タの記録と順次切り替えて行っても良いが、ここでは、
第3絶対アドレス24のみを記録する場合を考える。
光磁気ディスク1がスピンドルモータ2に装着されると
、第1実施例と同様に、まず、光ヘッド3が第1絶対ア
ドレス22の記録された半径位置に移動させられて、第
1絶対アドレス22が読み出され、コントローラ7′に
より光磁気ディスク1の半径位置が把握される。
続いて、第1絶対アドレス22の記録終了位置である、
例えば、ディスク半径30mmの位置に光ヘッド3が移
動させられ、第3絶対アドレス24の記録が開始される
。この時、光ヘッド3はトラック21に沿って順次ディ
スク外周側に移動しながら第3絶対アドレス24の記録
を行うが、上述の如く、ロータリーエンコーダ8からデ
ィスク1回転当たり527回出力されるパルスAは、コ
ントローラ7′における第1分周器7’ aによりディ
スク1回転当たり1回のパルスBに変換されトラックカ
ウンタ7’ bによりパルスBが計数されてトラックア
ドレス情報Cが出力される。
それと並行して、変換テーブル7 /  cは、トラッ
クアドレス情報Cにより示されるディスク半径位置に対
応した分周比Gを第2分周器7’  dに与え、第2分
周器7’ dは、発振器71  eからのパルスHを分
周比Gで分周することにより、ディスク半径位置に応じ
た記録クロックIを出力する。
この記録クロックIは記録信号処理回路14に供給され
、ディスクの全ての半径位置で記録密度がほぼ一定とな
るように、第3絶対アドレス24の記録周期が調整され
る。
又、記録クロックIは第3分周器7’  fに送られ、
セクタ容量選択信号Jにより、例えば、セクタ容量が1
024バイトの場合、記録クロックIに対し1/αの分
周が行われる。すなわち、ディスク最内周であれば、デ
ィスク1回転当たり17回のセクタ開始位置信号Kが、
又、ディスク最外周であれば、ディスク1回転当たり3
4回のセクタ開始位置信号Kが出力されるように、分周
が行われる。上記の分周値αは、第3図に示す1セクタ
の全長に相当する記録クロック数に対応した値とすれば
良い。
セクタカウンタ7’  gは、ディスク1回転当たり1
回のパルスBによりリセットされ、第3分周器7’  
fからのセクタ開始位置信号Kを計数することにより、
ディスク円周方向位置に応じたセクタアドレス情報りが
得られる。このセクタアドレス情報りと上記のトラック
アドレス情報Cとはアドレスエンコーダ12に送られ、
これらに基づいてアドレスエンコーダ12で第3tIA
対アドレス24が生成される。この第3絶対アドレス2
4にはセクタ容量選択信号Jにより指定されたセクタ容
量が付加される。
上記第3絶対アドレス24はアドレスエンコーダ12か
ら記録信号処理回路14に送られ、ここで所定のフォー
マットに変換された後、磁気コイル16により光磁気デ
ィスク1に記録される。
又、第2図に示す光磁気ディスク1′に第3絶対アドレ
ス24を記録する場合は、第1実施例と同様に、第1絶
対アドレス22の記録された所定半径範囲以外の領域に
、例えば、ディスク半径2mm毎に記録されている第2
絶対アドレス23が、第3絶対アドレス24の記録中に
逐次再生され、この第2絶対アドレス23に基づいてト
ラックアドレス情報Cの校正が行われる。これにより、
トラックアドレス情報Cに誤差が生じた場合も、速やか
に訂正され、第3絶対アドレス24の記録エラーが最少
銀に抑制される。
なお、上記の説明は、セクタ容量が1024バイトであ
る場合を想定して行ったが、セクタ容量が512バイト
の場合は、第3分周器7’  fにおける分周値をβに
設定し、第3分周器7’  fから出力されるセクタ開
始位置信号Kが、ディスク最内周であればディスク1回
転当たり31回出力され、ディスク最外周であればディ
スク1回転当たり62回出力されるようにすれば良い。
又、上記の例では、セクタ容量がセクタ容量選択信号J
により指定されるものであるが、第1実施例と同様に、
セクタ容量を選択スイッチの操作により指定したり、又
はホストコンピュータ等の上位装置からの指令により指
定するようにしても良く、その場合、1枚の光磁気ディ
スク1又は1′内で、半径位置によってセクタ容量を変
更することも可能である。
なお、上記のように第3絶対アドレス24が記録された
光磁気ディスク1又は1′への外部入力データの記録及
び再生手順も第1実施例と同様である。
又、上記の実施例では、第3分周器7’  fにおける
セクタ開始位置信号にの生成を第2分周器7′dからの
記録クロックIを計数することにより行うようにしたが
、セクタ開始位置信号にの生成はロータリーエンコーダ
8からのパルスAを計数することにより行うようにして
も良い。
〔実施例3〕 次に、第3実施例を説明する。この第3実施例は、特許
請求の範囲の欄の請求項第1項ないし第3項に関連し、
線速度一定の回転制御を行いながら、記録再生を行う書
き換え可能ディスク及びディスク記録再生装置を開示す
るものである。
第10図は請求項第1項に対応する書き換え可能ディス
クとしての光磁気ディスク30を示している。この光磁
気ディスク30には、上記各実施例と同様に、内周側を
起点としたトラック31が形成されている。更に、トラ
ック31の内周端近傍の所定半径範囲、例えば、ディス
ク半径23〜25mmの範囲に第1絶対アドレス32が
トラック31の1周当たり複数個、凹凸パターンとして
記録されている。
又、第11図は請求項第2項に対応する書き換え可能デ
ィスクとしての光磁気ディスク30′を示しており、こ
の光磁気ディスク30′には、第10図のものと同様に
、トラック31の内周端近傍の所定半径範囲に第1絶対
アドレス32・32・・・が設けられるとともに、上記
所定半径範囲以外の領域に、第2絶対アドレス33・3
3・・・が第1絶対アドレス32・32・・・より大き
な間隔を隔てて、例えば、ディスク半径1mm毎に1個
の割合で凹凸パターンとして記録されている。なお、隣
接する第2絶対アドレス33・33間の間隔は、トラッ
ク31に沿って所定の間隔、例えば、100mmとした
り、所定時間、例えば、60秒毎に1回再生される間隔
としても良い。
上記の第1及び第2絶対アドレス32・33は、第13
図に示すように、再生同期化のためのプリアンプル52
と、第1又は第2絶対アドレス32・33の先頭を示す
アドレスマーク53と、光磁気ディスク30・30′の
最内周から例えばトラック31の1周毎に順次インクリ
メントする番地を示すアドレスナンバー54と、アドレ
スナンバー54の検出時のエラーを検出するためのエラ
ー検出コード55とを備えている。
光磁気ディスク30又は30′のトラックピッチを1.
6μmとすると、第1絶対アドレス32のアドレスナン
バー54は、ディスク半径23mmの起点で“1“とじ
て、ディスク半径24mmでは′625”、ディスク半
径25mmでは“1250゛となる。又、第2絶対アド
レス33のアドレスナンバー54は、第1絶対アドレス
32のアドレスナンバー54に引続き、ディスク半径2
6mmでは“1875 ” 、ディスク半径27mmで
は“2500”となり、以下、同様にディスク外周に向
かうにつれて次第に増大する。
第12図に示すように、光磁気ディスク30又は30’
へのデータの記録フォーマットは、従来の再生専用のC
Dと同様である。すなわち、1フレームの情報は、24
バイトの音楽プログラム等のデータに対しエラー検出用
のパリティ8バイトを付加したデータフィールド58毎
に、音楽プログラムのプログラム番号及び時間情報等が
示されるサブコード57と、フレームの先頭を示すフレ
ーム同期信号56とが付加されてなり、このような情報
が順次連続して記録される。但し、本実施例では、上述
のサブコード57に、少なくとも第3絶対アドレス34
が新たに含まれる。
第14図に光磁気ディスク30又は30′に記録及び再
生を行うためのディスク記録再生装置の−例を示す。
このディスク記録再生装置は、第6図に示す第1実施例
のディスク記録再生装置とほぼ等しい構成を有している
ので、同一の部材に同一参照番号を付して、詳しい説明
を省略する。但し、本実施例では、第1実施例のセレク
タ5は省略されて、凹凸信号再生アンプ4の出力信号が
直接アドレスデコーダ6に送られるとともに、光磁気デ
ィスク30又は30′を線速度一定で回転駆動するため
のCLV制御回路35が新たに設けられている。
さらに、外部人力データとして、Sinから入力される
アナログ音楽情報がA/Dコンバータ13を介して記録
信号処理回路14へ入力されると共に、再生信号処理回
路lOからの外部出力データがD/Aコンバータ11を
介して外部へ5outとして出力される。
又、コントローラ7”は第1実施例のコントローラ7と
は内部構成が若干相違している。コントローラ7”にお
けるディスク半径位置情報の生成部分を第15図に詳細
に示す。
計数手段としてのカウンタ7′°aは、校正手段として
の役割を有するアドレスデコーダ6から得られる第1又
は第2絶対アドレス32・33によりプリセットされ、
ロータリーエンコーダ8からスピンドルモータ2の1回
転につき、例エバ、100回出力されるパルスMを計数
してトラック本数情報Nを出力するようになっている。
トラック本数情報Nはアドレスエンコーダ12に送られ
、このトラック本数情報Nに基づいてアドレスエンコー
ダ12で第3絶対アドレス34が生成されるようになっ
ている。
変換テーブル7”bはトラック本数情報Nに対応したデ
ィスク半径位置情報0を生成するようになっている。こ
の変換テーブル7“bは所定入力に対する所定出力を求
めるものであるから、ROM (Read 0nly 
Memory)等のメモリで構成しても良く、或いは、
トラック本数情報Nに対応するディスク半径位置情報0
を算出する演算器で構成することもできる。
更に、セレクタ7“Cは、予め設定された基準半径位置
、具体的には例えば、第1絶対アドレス32が記録され
ている所定半径範囲の中央に相当する半径位置であるデ
ィスク半径24mmを示す基準半径位置信号Pと、変換
テーブル7゛bからのディスク半径位置情報Oと、再生
信号処理回路10から供給される第3絶対アドレス34
とのいずれかを選択してディスク半径位置情報Qとして
出力するようになって8いる。
以下、本実施例におけるディスク記録再生装置の作動を
説明する。
CLV制御回路35はコントローラ7′から与えられる
デイ、スフ半径位置情報Qに応じて、その半径位置にお
いて所定線速度を達成するために必要なスピンドルモー
タ2の回転速度を求め、この必要回転速度とロータリー
エンコーダ8からのパルスにより求められる実際の回転
速度とを比較して、スピンドルモータ2の実際の回転速
度が上記必要回転速度と一致するように、スピンドルモ
ータ2の回転速度を制御するようになっている。
例えば、上記所定線速度が1.2m/s、ディスク半径
位置情報Qが24.0mmであれば、スピンドルモータ
2の必要回転速度は、 1.2/(2Xπx (24X10−”)) ′。
7、g6  (rps) となり、毎秒7.96回転が必要である。一方、ロータ
リーエンコーダ8からは、光磁気ディスク30又は30
′の1回転に対して、例えば、100回パルスが出力さ
れるので、上記必要回転速度におけるパルス周波数基準
値は、7.96X100=796 (H2)となる。従
って、ロータリーエンコーダ8からのパルス周波数が、
上記パルス周波数基準値となるように、スピンドルモー
タ2の回転速度を制御することにより、線速度−定制御
を実現できる。
なお、実際の線速度一定制御では、光ヘッド3のディス
ク半径方向の移動に伴って、ディスク半径位置情報Qが
コントローラ7゛°から逐次CLV制御回路35に与え
られることにより、各ディスク半径位置におけるパルス
周波数基準値が求められ、回転制御が行われる。
次に、光磁気ディスク30の初期状態における第3絶対
アドレス34の記録につき説明する。
光磁気ディスク30がスピンドルモータ2に装着される
と、コントローラ7パは図示しない光ヘツド移動機構を
制御して光ヘッド3を第1絶対アドレス32が記録され
ている所定半径範囲の中央であるディスク半径位置24
.0mmにほぼ相当する位置に移動させるとともに、C
LV制御回路35に対して上記半径位置に相当するディ
スク半径位置情報Qとして24.0mmを与える。ここ
でのディスク半径位置情報Qとしては、セレクタ7゛c
に予め設定されている基準半径位置情報Pが選択されて
出力され、CLV制御回路35によって上述のように所
望の線速度による回転制御が行われる。
これに伴い、光ヘッド3から再生信号として第1絶対ア
ドレス32が出力され、凹凸信号再生アンプ4で増幅さ
れた後、アドレスデコーダ6にて第1絶対アドレス32
が認識されて、コントローラ7“°のカウンタ7″゛a
に入力される。なお、ここまでの制御では、ディスク半
径位置情報Qが実際の半径位置と必ずしも一致していな
いので、正確な線速度を得にくい場合があるが、上記第
1絶対アドレス32の再生認識に支障を来すほどの線速
度の誤差は生じないので、問題はない。
カウンタ7”aは上記の第1絶対アドレス32によりプ
リセットされ、従って、カウンタ7°゛aからはプリセ
ットされた第1絶対アドレス32がそのままトラック本
数情報Nとして出力される。
このトラック本数情報Nが変換テーブル7°°bに入力
されると、変換テーブル7゛bはそれに対応したディス
ク半径位置情報Oを出力する。本実施例ではトラックピ
ッチが1.6μmであるから、トラック本数情報Nに1
.6μmを乗算することによりディスク半径位置情報0
が得られる。
セレクタ7′”Cにおいては、第1絶対アドレス32が
認識された後は、変換テーブル7パbがらのディスク半
径位置情報0が選択されてディスク半径位置情報Qとし
て出力される。
第1絶対アドレス32の認1iiili後、コントロー
ラ7パは必要に応じて第1絶対アドレス32の記録終了
位置までアクセス動作を行った後、第1絶対アドレス3
2の終了位置以降の領域への第3絶対アドレス34の記
録を開始する。この場合、まず、第3絶対アドレス34
のみを光磁気ディスク30の全面に渡って記録しても良
く、或いは、第3絶対アドレス34を含む音楽プログラ
ム等の情報を記録することもできる。以下では、第3絶
対アドレス34を含む音楽プログラムを記録する場合を
説明する。なお、上記音楽プログラムは有意な内容のも
のでも良(、或いは、特に意味のない音楽プログラム相
当のデータであっても良い。
外部から入力される音楽プログラム等のアナログ入力信
号SinはA/Dコンバータ13によりディジタル化さ
れ、記録信号処理回路14に送られる。ここで、音楽プ
ログラムは、アドレスエンコーダ12からの第3絶対ア
ドレス34をサブコード57内に組み込んだ状態で所定
のフォーマットに変換された後、コイルドライバ15で
駆動される磁気コイル16により光磁気ディスク30上
に記録される。
上記の記録に際して、光ヘッド3は第1絶対アドレス3
2の記録が終了する位置以降、トラック31に沿って逐
次外周側に移動し、その際、CL■制御回路35はコン
トローラ7”からのディスク半径位置情報Qに基づいて
線速度一定制御を行う。
上記の例では第1絶対アドレス32によりカウンタ7“
aをプリセットしてトラック本数情報Nを校正している
が、これはディスク半径位置情報Qを校正していること
と等価である。又、別の方法として、CLV制御回路3
5において直接上記必要回転速度の校正を行っても良い
又、第11図に示す光磁気ディスク30′に対する第3
絶対アドレス34の記録に際しては、上記と同様に、ま
ず、第1絶対アドレス32を再生することによりカウン
タ7”aのトラック本数情報Nの校正を行った後、第3
絶対アドレス34の記録を開始する。この場合、第3絶
対アドレス34の記録中に、例えば、ディスク半径1m
m毎に再生される第2絶対アドレス33により逐次トラ
ック本数情報Nの校正が行われる。これにより、第3絶
対アドレス34を一層正確に生成することができるよう
になる。
なお、第3絶対アドレス34は、CDフォーマットによ
れば、ディスク1回転当たり少なくとも9回以上の頻度
で記録されているので、以後の記録再生におけるアクセ
ス動作は高速で行える。
次に、音楽プログラム等の記録された光磁気ディスク3
0又は30’の再生につき説明する。
まず、回転する光磁気ディスク30又は30′から再生
される磁気光学信号は、前述の実施例でも説明したよう
に、光ヘッド3にて偏光成分を検出し、再生アンプ9に
より増幅した後、再生信号処理回路lOにより元のディ
ジタルオーディオ信号に戻されて、D/Aコンバータ1
1を介しアナログ出力信号Sou tとして出力される
一方、再生時の線速度一定制御に関しては、再生信号処
理回路10により逐次再生される第3絶対アドレス34
がセレクタ7“Cを介してディスク半径位置情報Qとし
てCLV制御Jσ回路35に与えられることにより、上
述と同様の線速度一定制御が実行される。
ここでの再生信号品質は、光磁気ディスク30において
は、音楽プログラムの記録範囲には凹凸パターンによる
絶対アドレスが全く存在しないので、磁気光学信号の再
生エラーは極めて少なくなる。
一方、光磁気ディスク30′においては、第2絶対アド
レス33が所定半径毎に存在するが、第2絶対アドレス
33の設けられた間隔は第1絶対アドレス32が設けら
れた間隔よりかなり大きいので、第2絶対アドレス33
によるエラーの発生頻度は充分小さいレベルに抑制する
ことができる。従って、エラーが発生した場合でも、前
述のCIRC等のエラー訂正機能により全く問題が生じ
ない程度まで訂正可能である。
続いて、第3絶対アドレス34の記録後の音楽プログラ
ム等の再記録動作につき述べる。
再記録動作は、上記した第3絶対アドレス34の記録動
作と基本的に同様であり、第3絶対アドレス34を参照
して所望の記録開始位置へのアクセスが行われた後、所
望の長さの記録が磁界変調による重ね書きによって行え
る。
又、再記録動作中の線速度一定制御については、再記録
開始直前位置の第3絶対アドレス34によりディスク半
径位置が校正された後、再記録中においては、ロータリ
ーエンコーダ8からのパルスにより前述と同様にトラッ
ク本数情報Nが逐次生成されて、このトラック本数情報
Nがディスク半径位置情報QとしてCLV制御回路35
に与えられることにより行われる。そして、再記録中に
は、トラック本数情報Nに基づいてアドレスエンコーダ
12で生成される第3絶対アドレス34が再記録される
音楽プログラム中に記録される。なお、光磁気ディスク
30′への再記録に際しては、所定半径毎に再生される
第2絶対アドレス33により、逐次トラック本数情報N
が校正される。
上記の例では、第1絶対アドレス32として第13図に
示すフォーマットのものを使用したが、それ以外のフォ
ーマットを採用しても良い。又、第1絶対アドレス32
をCDの絶対ア下レスに適合させる方法として、ディス
クの所定半径範囲への第1絶対アドレス32の記録を、
CDにおけるTOC領域のフォーマットに従って行うよ
うにすることもできる。
なお、上記の各実施例では、スピンドルモータ2の回転
速度の検出にロータリーエンコーダ8を使用するように
したが、ロータリーエンコーダ8以外の種々のパルス発
生手段を使用することができる。
〔発明の効果〕
本明細書の特許請求の範囲の欄における請求項第1項に
記載された発明は、以上のように、予めトラックが形成
されてなる占き換え可能ディスクにおいて、上記トラッ
クの端部近傍に相当する所定半径範囲のみに第1絶対ア
ドレスが凹凸パターンとして形成されている構成である
これにより、トラックの端部近傍に相当する所定半径範
囲のみに第1絶対アドレスが凹凸バターンとして形成さ
れており、この書き換え可能ディスクにおいては、ディ
スクをディスク記録再生装置に装着した段階で上記所定
半径範囲の第1絶対アドレスを認識することにより、デ
ィスク半径位置の把握が行われ、これに基づいて、上記
所定半径範囲以外の領域に第3絶対アドレスが書き換え
可能なデータとして記録される。
従って、例えば、ディスクを複数のセクタに分割して角
速度一定の回転制御により記録再生を行う場合、第3絶
対アドレスの記録周期を選択することにより、セクタ容
量、つまり、1セクタ当たりのユーザデータ容量は所望
の値に設定することができる。又、再記録時に当初の記
録時とセクタ容量を変更することもできる。更に、例え
ば、−部の領域ではセクタ容量を512バイトに設定し
、残りの領域ではセクタ容量を1024バイトに設定す
る等、1枚のディスクの中でセクタ容量を変更すること
も可能になる。
一方、ディスクを線速度一定で回転させながら記録再生
を行う場合、ディスク端部の所定半径範囲以外の領域で
は第3絶対アドレスを書き換え可能なデータとして記録
するようにしたので、第3絶対アドレスと音楽プログラ
ム等の情報が重畳されることがなくなり、従って、再生
時のエラーの発生も抑制できるようになる。又、上記所
定半径範囲以外の領域で第3絶対アドレスを充分短い間
隔で記録することにより、所望の記録位置へのアクセス
の高速化及びCLV制御の確実化を図ることができる。
又、請求項第2項の書き換え可能ディスクは、予めトラ
ックが形成されてなる書き換え可能ディスクにおいて、
上記トラックの端部近傍に相当する所定半径範囲のみに
第1絶対アドレスが凹凸パターンとして形成されるとと
もに、トラックの上記所定半径範囲以外の領域に、第2
絶対アドレスが第1絶対アドレスより大きな間隔をおい
て凹凸パターンとして形成されている構成である。
これにより、ディスクの端部近傍の所定半径範囲に第1
絶対アドレスを凹凸パターンとして記録し、更に、上記
所定半径範囲以外の領域に第2絶対アドレスを第1絶対
アドレスより大きな間隔を置いて凹凸パターンとして形
成したので、上記所定半径範囲以外の領域に第3絶対ア
ドレスを書き換え可能なデータとして記録する際に、第
2絶対アドレスに基づいて第3絶対アドレスの校正を行
うことができる。従って、第3絶対アドレスの記録中に
万一トラック飛び等の不具合が生じた場合も、第3絶対
アドレスの誤りを最少比の範囲に留めて正確な絶対アド
レスの記録を行うことができるようになる。
更に、請求項第3項に係るディスク記録再生装置は、上
記請求項第1項又は第2項の書き換え可能ディスクに記
録又は再生を行うディスク記録再生装置において、上記
書き換え可能ディスクの回転に対応するパルスを発生す
るパルス発生手段と、該パルス発生手段からのパルスを
計数する計数手段と、該計数手段の計数値に基づいて書
き換え可能ディスクの半径位置を求める半径位置検出手
段と、上記第1又は第2絶対アドレスが再生される度に
半径位置を校正を行う校正手段と、上記半径位置に基づ
いて書き換え可能ディスクにおける第1絶対アドレスが
記録された所定半径範囲以外の領域に第3絶対アドレス
を書き換え可能データとして記録する記録手段とを備え
ている構成である。
これにより、上記請求項第1項又は第2項の書き換え可
能ディスクの回転に対応してパルス発生手段で発生され
たパルスを計数手段で計数し、この計数値に基づいて半
径位置検出手段で書き換え可能ディスクの半径位置を求
め、上記第1又は第2絶対アドレスに基づいて校正手段
により半径位置の校正を行いながら、この半径位置に基
づいて書き換え可能ディスクにおける第1絶対アドレス
が記録された所定半径範囲以外の領域に第3絶対アドレ
スを書き換え可能データとして記録手段により記録する
ようにしたので、ディスク端部の所定半径範囲のみに第
1絶対アドレスが凹凸パターンとして記録された書き換
え可能ディスクの上記所定半径範囲以外の領域にも絶対
アドレスを付与できるようになる。従って、予め、書き
換え可能ディスクの全域に絶対アドレスを付与すること
なく、ディスクを所望のフォーマットで使用することが
でき、かつ、絶対アドレスと情報の重畳を回避して再生
時のエラーの減少を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示すものであっ
て、第1図は書き換え可能ディスクを示す概略平面図、
第2図は他の書き換え可能ディスクを示す概略平面図、
第3図はセクタフォーマットを示す説明図、第4図は第
1又は第2絶対アドレスのフォーマットを示す説明図、
第5図はID十〇RCのフォーマットを示す説明図、第
6図はディスク記録再生装置を示すブロック構成図、第
7図はコントローラの内部構成を示すブロック図、第8
図及び第9図は他の実施例を示すものであって、第8図
はディスク記録再生装置を示すブロック構成図、第9図
はコントローラの内部構成を示すブロック図、第1O図
乃至第15図は更に別の実施例を示すものであって、第
1・0図は書き換え可能ディスクを示す概略平面図、第
11図は他の書き換え可能ディスクを示す概略平面図、
第12図は記録すべき情報のフォーマットを示す説明図
、第13図は第1又は第2絶対アドレスのフォーマット
を示す説明図、第14図はディスク記録再生装置を示す
ブロック構成図、第15図はコントローラの内部構成を
示すブロック図である。 1・1′ ・30・30′は光磁気ディスク(書き換え
可能ディスク)、3は光ヘッド(記録手段)、6はアド
レスデコーダ(校正手段)、7b・7’ bはトラック
カウンタ(計数手段)、7”aはカウンタ(計数手段)
、12はアドレスエンコーダ(半径位置検出手段)、1
6は磁気コイル(記録手段)、22・32は第1絶対ア
ドレス、23・33は第2絶対アドレス、24・34は
第1絶対アドレスである。 特許出願人     シャープ 株式会社第 1 図 第 2 図 丁 第 図 冨 図 宵 図 業 図 第10図 第11 図 第12 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予めトラックが形成されてなる書き換え可能ディス
    クにおいて、 上記トラックの端部近傍に相当する所定半径範囲のみに
    第1絶対アドレスが凹凸パターンとして形成されている
    ことを特徴とする書き換え可能ディスク。 2、予めトラックが形成されてなる書き換え可能ディス
    クにおいて、 上記トラックの端部近傍に相当する所定半径範囲のみに
    第1絶対アドレスが凹凸パターンとして形成されるとと
    もに、トラックの上記所定半径範囲以外の領域に、第2
    絶対アドレスが第1絶対アドレスより大きな間隔をおい
    て凹凸パターンとして形成されていることを特徴とする
    書き換え可能ディスク。 3、上記請求項第1項又は第2項の書き換え可能ディス
    クに記録又は再生を行うディスク記録再生装置において
    、 上記書き換え可能ディスクの回転に対応するパルスを発
    生するパルス発生手段と、該パルス発生手段からのパル
    スを計数する計数手段と、該計数手段の計数値に基づい
    て書き換え可能ディスクの半径位置を求める半径位置検
    出手段と、上記第1又は第2絶対アドレスが再生される
    度に半径位置を校正を行う校正手段と、上記半径位置に
    基づいて書き換え可能ディスクにおける第1絶対アドレ
    スが設けられた所定範囲以外の領域に第3絶対アドレス
    を書き換え可能データとして記録する記録手段とを備え
    ていることを特徴とするディスク記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5568459A (en) * 1993-02-18 1996-10-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk apparatus and optical disk having a hard address mark area

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63249937A (ja) * 1987-04-03 1988-10-17 Brother Ind Ltd 光デイスク

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