JPH02193029A - 冷蔵品及び冷凍品の温度を監視する方法及びこの方法を実施するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵品及び冷凍品の温度を監視する方法及びそ
の方法を実施するための装置に関する。

従来技術とその問題点 １９８７年９月３０日付の西ドイツ国特許出願第Ｐ３７
　３２　９９２．８号中には冷蔵及び冷凍装置の温度を
監視する方法並びにこの方法を実施するための装置につ
いて記載されている。

これは、容器型トレーサーの１或いは複数個の空洞が、
特定の温度の際に凍結し或いは融解する指示液により一
部分、即ち完全にではないが満たされていることに、主
として基づいている。凍結にあたり先ずトレーサーは初
めの一定のポジションに置かれ、液体は重力によってそ
れらの空洞中の最も低いところへ流れ落ち、空洞のこの
第１の空所部分に於て凍結することになる。

凍結してしまうと、トレーサーは別の第２のポジション
へ移される。言い換えると、例えば逆立ちさせられるた
め、それらの指示液は融解すると、再び重力により空洞
の第２の空所部分内に、つまり、この第２ポジシヨンの
中の最も低い箇所にある第２の空所部分内に流入する。

この方法及びいくつかの実施例は、固定式の冷蔵及び冷
凍装置の温度監視装置の有用性を示すものである。

冷蔵品と冷凍品を監視する場合には目的の設定は異なる
が、貯蔵の際と、後に例えば冷凍品の陳列台の中で商品
を陳列する際に商品が任意の配列へ移されるということ
を初めから前提としなければならないが、そのポジショ
ンが凍結時のポジションに偶然対応していると、状況に
より指示液の融解を識別できなくなることがある。この
ため西ドイツ国特許出願台Ｐ３７　３２　９９２．８号
に記載の方法は可動商品の温度を監視するのには適して
いない。

発明の概要 本発明の目的は冷蔵品及び冷凍品に適しており、しかも
表示の意図的な変造を包括的に阻止するように方法を強
化及び改良することにある。

本発明によると、融解温度の等しい指示液が収容されて
いる、空洞つきの少なくとも２個のトレーサーがそれぞ
れの温度に関して設けられであるが、これらは各任意の
ポジションで少なくとも１方の指示液が融解すると、重
力により各空洞のその他の部分へ流入するように相互に
ずらして冷蔵品に装着されている。例えば１つのトレー
サーを約１８０’反転すると、融解される場合に少なく
とも１方の流体が、重力により流れ落ちる。つまり重力
移動するように１つのトレーサーを逆立ちさせることは
本発明の目的に合致している。

等温度の指示液の収容されている２個の空洞を１個のト
レーサーの中にまとめること及び、これらの空洞（等し
い指示液の入ったもの）の間に曲げ縁を設けることによ
り、凍結の際又は冷蔵品へ装着させる際にずらしたポジ
ションが得られる。

凍結中トレーサーは曲げ縁のところで折りたたまれ、両
方の指示液が凍結する前に空洞内で重力により曲げ縁へ
向かって、或いは曲げ縁から離れる方向に流れるような
成るポジションへ移される。

特定の場合には逆の配置、即ちトレーサーが伸ばされた
まま指示液が凍結され、冷蔵品へは折りたたまれた状態
で装着される配置も考えられ、これも同じ目的を満たし
ている。

本発明に係るその他の目的の解決策は、トレーサー内に
、等しい融解温度の指示液の収容された少なくとも２個
の空洞が備えられていて、最初トレーサーは第１の空洞
中の指示液だけが冷却剤と接触され、予め決められた幾
何図形として凍結するポジションをとらされ、続いてト
レーサーは第２ポジシヨンへ移され、そこにおいて第２
の空洞中の指示液が冷却剤と接触され、予め決められた
逆立ちする幾何図形として同じく凍結するという点にあ
る。

冷却剤としては、トレーサーが最初に第１の空洞中の液
体だけが凍結するまで浸漬され、これに続いて第２のポ
ジションでは第２の空洞が浸漬されるような、液体を利
用することができる。

その他の方法として、１本の冷やされたステーを利用す
ることによって、そのつど所望の箇所だけに凍結用の冷
気を供給する方法を例示できる。

特別廉価であって、しかも合理的に製作可能とされるタ
イプのトレーサーは一種のブリスターパックタイプであ
って、該パックは２枚の連結されたフィルム又はシート
で構成されており、これらの間の加熱成形された空洞中
に指示液が収容されているタイプである。

１枚のフィルム又はシートが熱良伝導性材料から成って
おり、又他のもう１枚のフィルム又はシートが熱絶縁性
であるとき、一種のブリスターパックのタイプは更に長
所を有している。トレーサーは例えばアルミニウム製の
熱良伝導性箔と共に冷蔵品に装着される。良好に熱を伝
導する材料からなる箔は冷蔵品に対する非常に良好な凍
結結合を示している。熱絶縁性のフィルム又はシートは
外部から、言い換えると、周囲温度から意図していない
影響を受けることのないように冷蔵品を保護している。

周囲温度からの不意の影響を更に減少させるには、補足
的にその他のフィルム又はシートを熱絶縁用として備え
ることが望ましい。こうすることにより、たとえ冷蔵品
自体が被害を受けていなくとも例えばその冷蔵品を取り
扱う際にトレーサーの誤表示がほんの僅かでも出るのを
阻止できる。

これらの補足的なフィルム又はシートは、これらが空気
の空洞を形成しているときに特に有効である。

熱絶縁性のフィルム又はシートの間の空洞を液体で満た
すこと、更にその際その融点を指示液の融解温度よりで
きるだけ低くすることは、この本発明の有効性を一層向
上できる。ここではこの液体は一種の熱緩衝体となる。

なぜならば、最終的に指示液を溶かす前に、先ず融解熱
がこれを溶かすために消費されるからである。このよう
なｒ潜在性の冷気貯蔵器」は本発明の主要な目的を主に
解決するために役立っている、即ち冷蔵品の温度の監視
に使われる。

冷蔵品に拡大された状態で結合された、熱良伝導性フィ
ルム又はシートを一種の温度感知器として形成する本発
明の考え方も本発明の目的に役立っている。

上記トレーサーを冷蔵品のパックに装着することも本発
明の目的を良好に改良することになる。

一番良いのは、熱及び／又は力学により冷蔵品のパック
と結合することのできる固定用手段を直接トレーサーに
設けることである。パックの凹所へ嵌入結合したり、或
いはこの凹所の中で固着したり或いは、このパックに溶
接されるフランジ部をトレーサーケースの周縁中に形成
すること或いは熱による変形自在な部品も、これらの固
定手段と考えることができる。

実施例 以下に本発明の各種実施例を添附図面にもとづき説明す
ると次の通りである。

第１図ないし第９図は、本発明のさまざまな概略的な実
施例を示すものである。

第１図及び第２図には２個のシングルの容器型トレーサ
ー（１）及び（２）が、共通のポジションを避けるべく
冷蔵品に装置されなければならない配列として示されて
いる。液体（４）及び（５）は凍結状態を呈しているが
、トレーサー（１）がそのポジションにおいて約１８０
’反転されると、液体（４）は上方へ位置するようにな
り、液体（５）は下方へ位置するようになる。図示され
ているトレーサーが垂直に冷蔵品に取り付けられである
と、液体（５）は溶ける場合でもその場で何も変化しな
いであろう。これに反して液体（４）は融解して空洞（
３）内の下方の空所へ流れ込むことになる。

第３．４及び５図中にはダブルのトレーサー（６）が示
されてあって、そこには２個のトレーサー（１）及び（
２）があり、これらは曲げ縁（７）により接続されてい
る。

第５図は、ダブルのトレーサー（６）がどのように凍結
のために準備されているかについて示している。トレー
サー（１）は曲げ縁（７）のところで曲げられると、次
に重力のため液体（４）及び（５）は、下部に位置し、
このポジションで凍結する。凍結してしまうとダブルの
トレーサー（６）は再び伸ばされ、第４図のポジション
をとらされる。換言すると、液体（４）は図示されたポ
ジションでは上方に位置し、第２図に対応することにな
る。第５図では両方の指示液（４）及び（５）は重力の
ため曲げ縁から離される方向に流れる。

第６図は、２つの温度のための複式のトレーサー（８）
を示している。本発明によると、それぞれの温度に関し
て２個の逆方向へ配列されているトレーサーが必要であ
るので、この複式のトレーサー（８）は合わせて４個の
トレーサーを有している。そこにおいて液体（４）及び
（５）は最初の融解温度に対応しており、又液体（９）
及び（１０）にはその他の比較的低い温度が割り当てら
れている。曲げ縁（７）に基づくこの対称的な配置は温
度監視装置の識別と判断を簡単にしている。第６図の示
されているように液体が指示液（４）及び（５）と同様
に曲げ縁に基づいて対称的に位置している限り、この融
解温度は超過されなかった。これに反して、指示液（１
０）と比べて指示液（９）は非対称的なポジション中へ
流れ込むと、この温度は既に一度超過されたことを示し
ている。

指示液の第６図に示されたフオームは、例えば指示液（
４）及び（５）が−１２℃として調合されている場合と
、指示液（９）及び（１０）が−１８℃の融解温度とし
て調合されている場合、結果として生じると考えられる
。短時間であっても一１８°Ｃと一１２℃の間の温度が
生じたとすると、これは第６図に示される配置によって
裏付けされたことになる。低目の温度に後から再凍結さ
れてもその外観には何ら変化が現われないであ−ろう。

指示液が任意の斜めのポジションにあると、指示液（９
）の液面は同じく斜めになるが、融解状態については明
確に見分けることができる。

第７図は、パック（１６）中で凍っている冷蔵品（１５
）に２個のトレーサー（１１）及び（１２）が装着され
ているところを図式的に示す図である。トレーサー（１
１）及び（１２）は、パック（１６）と冷蔵品（１５）
の間に差し込まれた温度感知器（１３）及び（１４）を
有している。温度感知器（１３）及び（１４）は、例え
ば銅又はアルミニウムのような良好な熱伝導性の材料か
ら成っており、トレーサー（１１）及び（１２）への熱
の良好な伝導を保証している。トレーサーは温度感知器
（１３）及び（１４）をパック（１６）と冷蔵品（１５
）の間に差し込んだ後、曲げ縁（７）のところで折りた
たまれ、又液体（４）及び（５）は再び逆向きに冷蔵品
に接することになる。

第７図は、トレーサーが水平に貯蔵されているという極
端なケースを示していて、これは指示液（４）及び（５
）を平面状に広げることになる。

第８図は、パック（１６）中の冷蔵品（１５）にダブル
式トレーサーを装着することについて図式的に示す図で
ある。このタイプの場合第８図にトレーサー（１）及び
（２）がいかに曲げ縁（７）のところで折りたたまれて
いるかについて示されており、その結果トレーサーは図
示された配置のまま凍結されることになる。凍結してし
まうと、曲げ縁（７）のところで伸ばされ、その縁（１
７）のところで向きをかえられ、点線で示す通り、冷蔵
品（１５）に接される。図示された第８図の例では、曲
げ縁（７）のところでダブル式のトレーサー（８）が折
りたたまれた後、液体（４）及び（５）は同方向に曲げ
縁（７）に向けて流動されている。曲げ縁（７）を伸ば
すと、液体は、同じく逆方向の配置になる。

第８図においてもダブル式のトレーサーは温度感知器（
１３）と共に冷蔵品（１５）とパック（１６）の間に差
し込まれる。第８図に示される通りこのダブル式のトレ
ーサーの場合、複数の温度用のトレーサーも当然のこと
ながら第６図に示される通り曲げ縁（７）に沿って相前
後ないし並んで配置可能とされている。

ダブル式のトレーサーの第９図に示されている概略的設
計は、１個の共通のパック（１６）中に収容されている
複数の冷蔵品（１５）及び（１８）用に特に適している
。ここでは両方のトレーサー（１）及び（２）は、温度
感知器（１３）及び（１４）と共に冷蔵品（１５）及び
（１８）の間へ差し込まれる。曲げ縁（７）はここでは
温度感知器（１３）及び（１４）を結合しているので、
このダブル式のトレーサーの操作は特別簡単である。曲
げ縁（７）はポジション（１９）まで挿入されると、そ
こで両方のトレーサー（１）及び（２）は凍結した後、
それらの縁（２０）と（２１）を利用して第９図に点線
で示される通りに冷蔵品（１５）及び（１８）に接され
る。

第９図によるダブル式のトレーサーの凍結は特別簡単で
ある。なぜならば曲げ縁（７）は温度感知器（１３）及
び（１４）の間に位置しており、又、この長い構造のた
め操作が特別簡単であるからである。

第１０図ないし第１４図では、凍結が時間的に相前後し
て行なわれることによりポジションが割り当てられる。

本発明者に従ったいくつかのトレーサーの概略図を示し
ている。

第１０図は、４個の空洞（３）の中で、まだ凍結してい
ない、対をなして配置された指示液（４）（５）及び（
９）、（１０）を収容している１個のダブルのトレーサ
ーを示している。指示液（４）及び（５）は、指示液（
９）及び（１０）と同様、等しい温度の際に融解する。

第１１図ではトレーサー（８）は凍結のために、液状の
冷却剤（２２）の中に浸漬されている。第１１図の左側
では指示液（５）だけが冷却剤（２２）中に浸漬されて
おり、従って冷却を受けて、指示液（５）は迅速に凍結
状態に入る。

指示液（４）が浸漬されていない時には、まだ凍らない
。トレーサー（８）を、第１１図の右側に示されている
通りに矢印（２５）へ上下逆にすると、初めて指示液（
４）も冷却剤（２２）中へ入って、重力のため指示液が
空洞（３）の一番低い部分へ流れた後凍結することにな
る。

実原にはトレーサー（８）を上下逆にすると、両方の指
示液（４）及び（５）が冷却剤（２２）中に浸るほど深
く沈められることになる。

第１２図は、凍結後のトレーサー（８）を示している。

第１３図は冷却ステー（２３）、（２４）による凍結に
ついて概略的に示している。左側に図示されたポジショ
ンではまず指示液（５）が冷却ステー（２３）を当てか
うことにより凍結される。

次いでトレーサー（８）は矢印（２５）へ上下逆さにさ
れる。ここではまだ凍っていない指示液（４）は重力の
ために下方の図示されたポジション中へ流れ、又そこで
は冷却ステー（２４）を当てかうことにより凍結させら
れることになる。

これらの概略的な実施例では簡略化のためトレーサーは
一種のブリスターパックとして図示されている。

冷蔵品に面したフィルム又はシート（２８）は例えばア
ルミニウムのような熱を良好に伝導する材料から、そし
て周囲に面したフィルム又はシー）　（２９）を例えば
塩化ビニル樹脂等のような熱絶縁性の材料から、第１４
図及び第１５図に示されているように構成する場合には
、本発明によるトレーサーの適用範囲は改良される。

熱絶縁の方法を改善することは、短時間の加熱にもかか
わらずトレーサーが融解することを阻止するための本発
明の基本的な課題の１つである。

第１６図ないし第１８図はこのような熱絶縁性のトレー
サーが示されている。

第１６図は３枚のフィルム又はシートから成る１個のト
レーサー（８）の構造を図示している。

最初のフィルム又はシート（２８）は良好な熱伝導性の
ものであって、冷蔵品とできるだけ密に接している。フ
ィルム又はシート（２９）及び（・３３）は、熱絶縁性
の材料でできている。フィルム又はシート（２９）及び
（３３）の間には、第１７図に示される通り、−層良好
な断熱を達成するための１つの空気室（３４）が設けら
れている。

その他の改良は、指示液と比べるとその融点ができるだ
け低い液体でその室（３４）を満たすことにより行なわ
れる。従ってその液体は、融解熱が行なわれた後に初め
て温度を、再び上昇させることができると同時に短時間
の熱の供給に対して保護措置をとる、いわゆるｒ潜在性
の冷気貯蔵器」となっている。

トレーサーを熱的にできるだけ冷蔵品とぴったり結合す
るという課題の１つの解決策は第７図ないし第１０図に
示されている。これらの例において良好に熱を伝導する
フィルム又はシート（１３）は伸長されており、しかも
第９図では直接冷蔵品（１５）及び（１８）の間へ挿入
されている。

トレーサーを冷蔵品のパック部分に有効に装着させる点
につき、第１４及び１５図は１つの良好な概略的な例を
提供している。

このケースにおいて円形のトレーサー（８）は外からパ
ックケース（３０）の穴の中に差し込まれ、閉鎖用工具
（２６）を使ってケース内で固定されである。これは閉
鎖用工具（２６）を加熱したり、広げたりして例えば熱
可塑性を利用して行なうことができ、フィルム又はシー
ト（２９）を成形したり、更には外側へカーブ（２７）
させたりする。

フランジ（３１）をいくつかの溶接点（３２）で、直接
パック（３０）に固定することも可能であって、しかも
有利である。この際、冷蔵品の不当な加熱が行なわれな
い限り、それぞれの溶接方法は適用可能である。

第１図ないし第１８図の図面は全て概略的な基本図形と
してのみ把握されることができるということを特に指摘
しておく必要がある。と言うのは、この方法は簡単にさ
まざまな種類のパックと冷蔵品の特徴に容易に適合させ
ることができるからである。

自明のことではあるが温度の特徴づけは周知の方法で文
字を記したり指示液を特別に染めたりして行なわれる。

温度感知器を装着すると、実際の温度を良好に把握する
ことができるだけでなく、指示された装着方法において
接着或いはその他の固着を省略することができるという
利点も指摘されると考えられる。

丸い空洞として示されているトレーサーの造形も全ての
希望に適合させることができる。それらは四角形、又は
帯状、或いはそれぞれ所望のその他の造形として形成さ
れることができる。

本発明の合理的且つ簡単な操作に関するその他の数多く
の問題はこれらの概略的な例から推測されることはもち
ろんである。

【図面の簡単な説明】

第１〜２図は、シングル式の２個のトレーサーを用いる
本発明実施の１例を示す概略説明図、第３〜５図は、ダ
ブル式の１個のトレーサーを用いる本発明実施の１例を
示す概略説明図、第６図はダブル式の変更例を示す概略
説明図、第７図はシングル式のトレーサーの２個を冷蔵
品に装着した状況を概略的に示す説明図、第８図はダブ
ル式のトレーサーを冷蔵品に装着した状況を概略的に示
す説明図、第１０〜１５図は、凍結が時間的に相前後し
て行なわれる′場合の数例を示す説明図、第１６〜１８
図は熱絶縁性のトレーサーの例を示す説明図である。 図に於て、（１）及び（２）はトレーサー（３）は空洞
、（４）及び（５）は指示液、（７）は曲げ縁である。 （以　上） Ｆ／（ｊ　７２ 手続補正書（甚） 平成１年２月７日 特許庁長官吉１）文毅殿　　　１ネ（ １事件の表示 昭和６３年特許願第２５４６８９号 ２　発明の名称 冷蔵品及び冷凍品の温度を監視する方法事件との関係　
　特許出願人 パルター　ホルツァー

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）特定の温度で凍結ないし融解する指示液で完全に
   ではないが満たされており、凍結させる際には上記液が
   その第１の空所部分へ重力移動される１或いは複数個の
   空洞を備えた容器型トレーサーを使って冷蔵品及び冷凍
   品の温度を監視する方法において、それぞれの温度用と
   して、等しい融解温度の指示液が収納されている空洞を
   具備する少なくとも２個のトレーサーは、任意のどのポ
   ジションにおいても少なくとも１方の上記液が溶けると
   重力の作用を受けて前記の空洞内のその他の空所部分へ
   流れ込むようにずらして冷蔵品及び冷凍品に装着されて
   いることを特徴とする方法。
2. （２）１個の容器型トレーサー内に、等しい融解温度の
   指示液の収容されている少なくとも２個の空洞が設けら
   れており、該トレーサーは上記液の収容されたこれらの
   空洞の間に１つの曲げ縁を有しており、凍結時に該トレ
   ーサーは該曲げ縁のところで折りたたまれ、両方の指示
   液が該空洞中で凍結される前に該曲げ縁に対し寄合又は
   離反するように１つのポジションに重力移動されること
   を特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. （３）１個の容器型トレーサー内に、等しい融解温度の
   指示液が収容されている少なくとも２個の空洞が備えら
   れており、該トレーサーが１つのポジションへ移動され
   ると、第１の空洞中の指示液だけが冷却媒体との接触に
   より、凍結され、引き続いて該トレーサーが第２のポジ
   ションへ移動されると、第２の空洞中の上記液が冷却媒
   体との接触により、凍結されることを特徴とする、請求
   項１に記載の方法。
4. （４）冷却媒体として液体が利用されることを特徴とす
   る、請求項３に記載の方法。
5. （５）冷却媒体としてトレーサーと接触させられる、冷
   却されたステーが用いられることを特徴とする、請求項
   ３に記載の方法。
6. （６）上記トレーサーは一種のブリスターパックを構成
   するように結合された、２枚のフィルム又はシートから
   構成されていることを特徴とする、請求項１〜５にいず
   れかに記載の方法を実施するための容器型トレーサー。
7. （７）前記フィルム又はシートの１枚は熱良伝導性材料
   から成っており、他の１枚は熱絶縁性であることを特徴
   とする、請求項６に記載のトレーサー。
8. （８）前記の熱絶縁性のフィルム又はシートのほかに、
   １枚の別のフィルム又はシートが熱を絶縁するために補
   足的に設けられていることを特徴とする、請求項１〜７
   のいずれかに記載のトレーサー。
9. （９）前記熱絶縁性のフィルム又はシートと同補足的な
   フィルム又はシートの間に１個の空気収容用空洞が設け
   られていることを特徴とする、請求項８に記載のトレー
   サー。
10. （１０）前記熱絶縁性のフィルム又はシートと同補足的
    なフィルム又はシートとの間の前記空洞には液体が充填
    されていることを特徴とする、請求項９に記載のトレー
    サー。
11. （１１）前記の液体は、前記指示液の融解点以下の融解
    点を有していることを特徴とする、請求項９に記載のト
    レーサー。
12. （１２）前記の熱良伝導性フィルム又はシートは一種の
    温度感知器として前記冷蔵品及び冷凍品と結合されてい
    ることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれかに記載
    のトレーサー。
13. （１３）前記トレーサには熱及び／又は力学的に前記冷
    蔵品及び冷凍品のパックと連結自在である固定手段が設
    けられていることを特徴とする、請求項１〜１２のいず
    れかに記載のトレーサー。