JPH02193003A - リニアパルスモータの位置センサ機構 - Google Patents

リニアパルスモータの位置センサ機構

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JPH02193003A
JPH02193003A JP1194789A JP1194789A JPH02193003A JP H02193003 A JPH02193003 A JP H02193003A JP 1194789 A JP1194789 A JP 1194789A JP 1194789 A JP1194789 A JP 1194789A JP H02193003 A JPH02193003 A JP H02193003A
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JP
Japan
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sensor
teeth
scale
tooth
respect
Prior art date
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Pending
Application number
JP1194789A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nishimoto
敦 西本
Mutsuji Kobayashi
小林 睦司
Yoshitaka Iida
飯田 好高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 リニアパルスモータの位置センサ機構に関シ、位置信号
を得るときの検出分解能を向上することを目的とし、 複数の歯を等ピッチ間隔で配列した強磁性体製のスケー
ルと、該スケールと所定のギャップを介して対向し、永
久磁石と磁気センサを前記ピッチ間隔の歯を有する強磁
性体製のセンサ片でモータの進行方向と直角方向に挟ん
で構成したセンサ移動体とから成るリニアパルスモータ
の位置センサ機構において、前記スケール歯又は前記セ
ンサ歯のいずれか一方の歯形状をスキュー付の平行四辺
形状に形成するとともに、スキュー付歯がモータの進行
方向中心線に対して左右対称となるように該スキュー付
歯を中心線に対して互いに反対方向に同一角度傾けて構
成する。
産業上の利用分野 本発明はリニアパルスモータの位置センサ機構に関する
制御対象を一次元若しくは二次元平面上で移動させたり
、位置決めしたりする装置は、回転型のモータと回転運
動を直線運動に変換するメカニズムを使ったものが多い
。これに対して最近は制御対象を直接モータの取り付け
、これを直線駆動するりニアモータの開発が進んでいる
。リニアモータは構造が簡単で、寿命、精度等の点で優
れた特徴を持つものとして、今後OA’!器分野を含む
広い分野への展開が期待されている。
リニアパルスモータはりニアモータの一種であるが、パ
ルス駆動されるためその駆動回路が比較的簡単であるの
で、プリンタのキャリッジ送り用、あるいはフロッピー
ディスクドライブのヘッド駆動用等に使用されている。
他の分野と同様に、これらの製品にも高性能化が求めら
れており、その結果、モータの動作が高速・高加速であ
ることが要求されている。これを実現するために、従来
開ループで駆動していたモータを閉ループで駆動を行う
ようになり、モータの位置を検出する位置センサが必要
となってきた。
従来の技術 第4図を参照すると、リニアパルスモータに用いられて
いる、スケール及びホール素子を利用した従来の位置セ
ンサの構成例が示されており、(A)が位置センサ正面
図、(B)がその側面図である。1は複数の歯1aを等
ピッチ間隔で形成された強磁性体製のスケールであり、
このスケール1と所定のギャップを介してセンサ移動体
2が対向している。センサ移動体2はリニアパルスモー
タの図示しない可動子に一体的に取り付けられている。
3は非磁性体のベースであり、このベース3が可動子の
ヨークに固着されることにより、センサ移動体2がリニ
アパルスモータの可動子に一体的に取り付けられるよう
になっている。ベース3には例えば鉄等の強磁性体から
形成されたセンサ片4.5.6.7が固着されており、
センサ片4と5の間には永久磁石8とホール素子9が挟
持されており、センサ片6と7の間には永久磁石9とホ
ール素子11が挟持されている。
各々のセンサ片4〜7の下端面には第4図(B)及び第
5図(B)に示すようにスケール1の歯1aと同一ピッ
チ間隔で配列されたセンサ歯4a、5a、5a、7aが
形成されている。センサ歯4aとセンサ歯5aとは同一
位相で配列されており、センサ歯6aとセンサ歯7aと
は同一位相で配列されているが、一方の対を成すセンサ
歯4a、5aと他方の対を成すセンサ歯6a、?aとは
歯ピッチをτとすると、位相がτ/2ずれて配列されて
いる。
ホール素子9,11に例えば数mAの電流を流すと、ホ
ール素子9.11は、永久磁石8.10によって発生し
てホール素子9.11を通過する磁束が、センサ歯4a
、5a、6a、?aとスケール10対向する位置を変え
ることにより変化することを検出して、直流的にバイア
スされた正弦波状の信号を発生する。このとき、第6図
に示すように、正弦波状に変化する成分は電気的に18
0°位相が異なるように、永久磁石8,100着磁方向
や、センサ片4〜7の歯の位相を設定している。即ち、
ホール素子9,110出力は180°位相が異なるよう
に設定されており、ホール素子9の出力とホール素子1
1の出力の差動を取ることにより、ホール素子9,11
0出力中に含まれるバイアス成分を相殺してスケールl
とセンサ移動体2との間のギャップの変動によるセンサ
出力レベルの変化を小さくしている。
発明が解決しようとする課題 従来の位置センサ構成例においては、スケール歯1aと
センサ歯4a、5a、5a、7aとは平行となるように
形成されていた。このような構成のリニアパルスモータ
の位置センサ機構では、永久磁石の起磁力によりセンサ
出力信号波形に第7図に示すような高調波歪みを生じる
ことがあり、特にN相モータにおいては、基本波の2N
倍の高調波成分による歪みが発生した。
第7図に2相モータにおける4倍の高調波歪みを含むセ
ンサ出力波形図を示す。歯ピッチをTとすると、この4
倍の高調波はr/4周期で発生し、4倍の高調波が破線
の正弦波形で示された電流による基本波のみのセンサ信
号と重畳して実線の如く歪んだセンサ出力波形となって
いる。これにより、出力信号を電気的に内挿して位置信
号を得るときに、検出分解能を上げることができないと
いう問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、位置信号を得るときの検出分解
能を向上することのできるリニアパルスモータの位置セ
ンサ機構を提供することである。
課題を解決するための手段 リニアパルスモータの位置センサ機構を、複数の歯を等
ピッチ間隔で配列した強磁性体製のスケールと、このス
ケールと所定のギャップを介して対向し、永久磁石と磁
気センサを前記ピッチ間隔の歯を有する強磁性体製のセ
ンサ片でモータの進行方向と直角方向に挟んで構成した
センサ移動体とから構成する。そして、前記スケール歯
又は前記センサ歯のいずれか一方の歯形状をスキュー付
の平行四辺形状に形成するとともに、スキュー付歯がモ
ータの進行方向中心線に対して左右対称となるように、
該スキュー付歯を中心線に対して互いに反対方向に同一
角度傾げるようにする。
スキュー付歯の歯の傾きは特に、永久磁石及び磁気セン
サを挟む対のセンサ片に形成されたセンサ歯のスケール
歯に対する平均位相差がr / 4 N(τは歯ピッチ
、Nは相数)となるように設定するのが望ましい。
作   用 スキュー付歯がモータの進行方向中心線に対して左右対
称となるように、スキュー付歯を中心線に対して互いに
反対方向に同一角度傾けたので、高調波成分を中心線の
左右で互いに打ち消し合うことができ、N相モータにお
ける基本波の2N倍の高調波成分による歪みを緩和する
ことができる。
特に、センサ歯のスケール歯に対する平均位相差がr 
/ 4 Nとなるようにスキュー付歯の傾きを設定する
ことにより、歯ピッチτの2N倍の高調波成分を完全に
相殺することができ、高調波成分によるセンサ信号の歪
みを防止することができる。
実施例 以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明実施例のスケール及びセンサ片の歯形状
及び歯の配列を示す図であり、(A)がスケールの歯形
状を、(B)がセンサ歯の歯形状及び配列をそれぞれ示
している。本実施例の位置センサの構成は第4図に示し
た従来の位胃センサの構成と外観上類似しており、スケ
ールの歯形状のみが相違する。そのため本実施例の位置
センサの外観的構成及びその説明は省略することにする
第1図は2相モータの場合に運用するのに適した位置セ
ンサ機構のセンサ歯とスケール歯を示している。第1図
(B)に示した本実施例のセンサ歯の形状及び配列は第
5図(B)に示した従来例のセンサ歯の形状及び配列と
全く同様であるので同一符号を付して示しである。即ち
、対を成すセンサ歯4aと5aの位相は互いに同相であ
り、他方の対を成すセンサ歯6aと7aの位相も同相と
なるように取り付けられており、センサ歯4aとセンサ
歯5aで構成されるセンサ歯の対と、センサ歯6aとセ
ンサ歯7aで構成されるセンサ歯の対とは、歯ピッチを
τとすると、互いにr/2ずれて配列されている。また
、センサ片4の中心とセンサ片5の中心との間の距離及
びセンサ片6の中心とセンサ片7の中心との間の距離は
aに設定されている。
スケール21に形成されたスケール歯21aは中心線A
に対して互いに反対方向に同一角度傾けられている(ス
キューが付けられている)。すなわち、スキュー付歯2
1aは中心線Aに対して左右対称となるように形成され
ている。スケール歯21aの傾きの程度は、センサ歯4
a、5aの中心間の距離aに対してτ/8だけ傾けられ
ている(スキューされている)。ここで、τはスケール
歯及びセンサ歯のピッチである。
このように構成することにより、センサ歯4a。
5aの対及びセンサ歯6a、7aの対に互いに位相がτ
/8ずれた2つの高調波が表れることになる。2つの高
調波は大きさが等しく、周期はもとのままのτ/4であ
る。従って、この2つの高調波は互いに逆位相となって
打ち消しあい、高調波の合力は0となる。従って、セン
サ片4.5で挟まれたホール素子9の出力はr/8周期
の高調波を打ち消しあうので第2図に示すような歪みの
ない正弦波状の出力を得ることができる。ホール素子1
1の出力についても同様である。更に、スケール21の
中心線Aに対して左右対称にスケール歯21aにスキュ
ーを施しているため、センサの位置がモータの進行方向
に対して垂直な方向にずれを生じても、ホール素子9の
出力及びホ、−ル素子11の出力の差動を取ることによ
り、位置センサ全体の出力を得ているため、左右方向の
ずれに対する位置誤差を生じることがないようにしてい
る。
位置信号に基づいて2相モータをフィードバック制御す
る場合には、実際には位置センサの出力信号は2つ必要
となる。上述した実施例においては、位置センサを1つ
だけ設けた場合について説明したが、第1図及び第4図
に示したような位置センサを2つ設けた実施例を第3図
に示す。31はスケールであり、第1図(A)に示した
スケールの歯形状と同様に中心線に対して左右対称のス
キューを施されたスケール歯31aが形成されている。
第1位置センサ32及び第2位ぽセンサ33がモータの
進行方向に直列に設けられており、第1位置センサ32
はセンサユエッ)34.35から構成される装置 36、37から構成されている。各々のセンサユニット
は、第4図に示すように永久磁石及びホール素子を強磁
性体製のセンサ片で挟んで構成されている。センサユニ
ット34のセンサ歯の位相を基準にすると、センサユニ
ット35のセンサ歯の位相はτ/2だけずれており、セ
ンサユニット36のセンサ歯の位相はτ/4だけずれて
おり、センサユニット37のセンサ歯の位相は3τ/4
だけずれている。38は非磁性体製のベースであり、コ
ノヘースに各センサユニt } 3 4,  3 5.
  3 6。
37が固着されている。このように第1位置センサ32
及び第2位置センサ33を設けることにより、τ/2だ
け位相のずれた2つの出力信号を得ることができ、この
信号に基づいて2相駆動のリニアパルスモータを効率良
くフィードバック制illすることができる。
尚、上述した各実施例はスケールの歯にスキューを施し
た例について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、センサ歯の方にスキューを施すようにして
もよい。
発明の効果 本発明のリニアパルスモータの位置センサ機構は以上詳
述したように構成したので、位置センサ信号を劣化させ
る高調波歪みを小さくすることができ、位置信号を得る
ときの検出分解能を向上することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のスケール及びセンサ片の歯形状
及び歯の配列を示す図であり、(A>はスケールの歯形
状を、(B)はセンサ歯の歯形状及び配列をそれぞれ示
している。 第2図は歯ピッチτの4倍の高調波を相殺したときのセ
ンサ出力波形図、 第3図は本発明の他の実施例分解斜視図、第4図は位置
センサの構成例であり、(A)は正面図を、(B)は側
面図をそれぞれ示している。 第5図は従来例のスケール及びセンサ片の歯形状及び歯
の配列を示す図であり、<A)はスケールの歯形状を、
(B)はセンサ歯の歯形状及び配列をそれぞれ示してい
る。 第6図はバイアス成分を相殺したときの位置センサ出力
波形図、 第7図は4倍の高調波歪みを含む位置センサ出力波形図
である。 3・・・第2位置センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の歯を等ピッチ間隔で配列した強磁性体製の
    スケール(21)と、該スケール(21)と所定のギャ
    ップを介して対向し、永久磁石(8、10)と磁気セン
    サ(9、11)を前記ピッチ間隔の歯を有する強磁性体
    製のセンサ片(4、5:6、7)でモータの進行方向と
    直角方向に挟んで構成したセンサ移動体(2)とから成
    るリニアパルスモータの位置センサ機構において、 前記スケール歯(21a)又は前記センサ歯のいずれか
    一方の歯形状をスキュー付の平行四辺形状に形成すると
    ともに、 スキュー付歯(21a)がモータの進行方向中心線(A
    )に対して左右対称となるように、該スキュー付歯を中
    心線に対して互いに反対方向に同一角度傾けたことを特
    徴とするリニアパルスモータの位置センサ機構。
  2. (2)前記永久磁石(8、10)及び磁気センサ(9、
    11)を挟む対のセンサ片(4、5:6、7)に形成さ
    れたセンサ歯(4a、5a:6a、7a)の前記スケー
    ル歯(21a)に対する平均位相差がτ/4N(τは歯
    ピッチ、Nは相数)となるように前記スキュー付の歯の
    傾きを設定したことを特徴とする請求項1記載のリニア
    パルスモータの位置センサ機構。
JP1194789A 1989-01-23 1989-01-23 リニアパルスモータの位置センサ機構 Pending JPH02193003A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062194A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Dr Johannes Heidenhain Gmbh 位置測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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