JPH02192178A - 電歪効果素子 - Google Patents
電歪効果素子Info
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- JPH02192178A JPH02192178A JP1011311A JP1131189A JPH02192178A JP H02192178 A JPH02192178 A JP H02192178A JP 1011311 A JP1011311 A JP 1011311A JP 1131189 A JP1131189 A JP 1131189A JP H02192178 A JPH02192178 A JP H02192178A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 44
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
C産業上の利用分野〕
本発明は圧電アクチュエータに用いられる電歪効果素子
に関する。
に関する。
[従来の技術]
通常、電歪効果素子は、圧電効果による機械的変位が極
めて小さいため、圧電セラミック材と内部電極導体を多
重に積層して圧電縦効果を高めた構造のものが用いられ
る。
めて小さいため、圧電セラミック材と内部電極導体を多
重に積層して圧電縦効果を高めた構造のものが用いられ
る。
この積層体から成る電歪効果素子は、駆動電圧を低くす
るため内部電極間にはさまれた一層当りの圧電セラミッ
ク層を可能な限り薄くする必要があり、現在、電極間隔
100μm(最大駆動電圧150VDC)程度のものが
実用化されている。
るため内部電極間にはさまれた一層当りの圧電セラミッ
ク層を可能な限り薄くする必要があり、現在、電極間隔
100μm(最大駆動電圧150VDC)程度のものが
実用化されている。
しかし、この電歪効果素子は引張強度が弱く、電歪効果
素子自身が変位するときの加速度で破壊するという欠点
がある。そこで伸縮機構部を有する金属ケース、たとえ
ば金属ベローズまたはダイヤフラム等を含む金属部材で
外装された電歪効果素子は金属ベローズまたはダイヤフ
ラム等の変形を利用して電歪効果素子に圧縮力を加え、
電歪効果素子が変位するときに電歪効果素子に引張力が
加わらないようにしている。
素子自身が変位するときの加速度で破壊するという欠点
がある。そこで伸縮機構部を有する金属ケース、たとえ
ば金属ベローズまたはダイヤフラム等を含む金属部材で
外装された電歪効果素子は金属ベローズまたはダイヤフ
ラム等の変形を利用して電歪効果素子に圧縮力を加え、
電歪効果素子が変位するときに電歪効果素子に引張力が
加わらないようにしている。
[発明が解決しようとする課題1
上述した従来の電歪効果素子は、金属ベローズ、ダイヤ
フラム等を金属部材と固着するときに金属ベローズ、ダ
イヤフラム等を変形させ電歪効果素子に圧縮力が加わる
ようにしているので、次のような欠点がある。
フラム等を金属部材と固着するときに金属ベローズ、ダ
イヤフラム等を変形させ電歪効果素子に圧縮力が加わる
ようにしているので、次のような欠点がある。
(1)ベローズ、ダイヤフラム等の変形量を一定にして
もベローズ、ダイヤフラム等の材質のバラツキで圧縮力
にバラツキがある。
もベローズ、ダイヤフラム等の材質のバラツキで圧縮力
にバラツキがある。
(2)金属ベローズ、ダイヤフラム等を金属部材と固着
するときに金属へローズ、ダイヤフラムを変形させる作
業が困難で、高価な設備が必要であり、工数も多くかか
る。
するときに金属へローズ、ダイヤフラムを変形させる作
業が困難で、高価な設備が必要であり、工数も多くかか
る。
(3)圧縮力を変化させるのにベローズ、ダイヤフラム
の材質や形状等を変更したものを準備する必要がある。
の材質や形状等を変更したものを準備する必要がある。
[課題を解決するための手段]
本発明の電歪効果素子は、伸縮機構部を有する金属ケー
スで外装された電歪効果素子において、電歪効果素子と
金属ケースとの間に外部圧力より低い圧力の空間を有し
ている。
スで外装された電歪効果素子において、電歪効果素子と
金属ケースとの間に外部圧力より低い圧力の空間を有し
ている。
[作用]
本発明は、金属ベローズ、ダイヤフラム等を有する金属
ケースと電歪効果素子の間の空間を外部圧力より負圧に
して、外部圧力によって金属ベローズ、ダイヤフラム等
を変形させて電歪効果素子に圧縮力を加えるようにした
ものである。
ケースと電歪効果素子の間の空間を外部圧力より負圧に
して、外部圧力によって金属ベローズ、ダイヤフラム等
を変形させて電歪効果素子に圧縮力を加えるようにした
ものである。
[実施例]
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の第1の実施例の電歪効果素子の縦断面
図である。
図である。
本実施例の電歪効果素子は、電歪効果素子本体1が金属
部材2.6とベローズ5て外装され、電歪効果素子本体
1と金属部材2.6、ベローズ5の間の空間が負圧空間
10になっている。
部材2.6とベローズ5て外装され、電歪効果素子本体
1と金属部材2.6、ベローズ5の間の空間が負圧空間
10になっている。
次に、本実施例の電歪効果素子の製造方法について説明
する。ペロブスカイト結晶構造をもつ多成分固溶体セラ
ミック粉末に有機バインダーを混合して100μm程度
の厚みにグリーンシート化し、その上にペースト状の鍋
内部電極導体を塗布し、乾燥後、数十層(例えば64層
)に積層して焼結した積層体を用意する。この積層体の
側面には鍋内部電極導体層の端部が露出しているので、
端部を選択的にガラス絶縁膜で被覆した後外部電極導体
を側面に形成して鍋内部電極導体を一層おきに交互に接
続して2つのくし歯形電極を形成する。そしてリード線
4を外部電極導体に半田付で接続し、側面だけを樹脂で
被覆する。このようにして製作された電歪効果素子本体
1を第1図に示す部材を取り付けて密封処理する。まず
、ガラス端子からなるリード端子3が2ヶ取り付けられ
ている円筒状のステンレスからなる金属部材(下部)2
の内側底面に電歪効果素子本体1が植立するように接着
剤で固定する。次に、電歪効果素子本体1のリード線4
と金属部材2に取り付けられているリード端子3の内側
の一端とを半田付けで接続する。次に、内径が電歪効果
素子本体1の外径寸法より大きく、かつ金属部材2.6
の内径と同一で、材質がステンレスのベローズ5を電歪
効果素子本体1を包むように上方から取り付け、さらに
電歪効果素子本体1の上端部にもう1つの金属部材(上
部)6をかぶせ接着剤で電歪効果素子本体1の上端面に
固定する。ここで、ベローズ5は、伸縮方向のバネ定数
が電歪効果素子本体1の発生力の10分の1以下が望ま
しい。次に、圧力620mml(gにした乾燥N2を密
封した空間内にてベローズ5の両端を上下の金属部材6
,2に全周に渡りエレクトリックアーク溶接で溶接し、
密封を完了させる。
する。ペロブスカイト結晶構造をもつ多成分固溶体セラ
ミック粉末に有機バインダーを混合して100μm程度
の厚みにグリーンシート化し、その上にペースト状の鍋
内部電極導体を塗布し、乾燥後、数十層(例えば64層
)に積層して焼結した積層体を用意する。この積層体の
側面には鍋内部電極導体層の端部が露出しているので、
端部を選択的にガラス絶縁膜で被覆した後外部電極導体
を側面に形成して鍋内部電極導体を一層おきに交互に接
続して2つのくし歯形電極を形成する。そしてリード線
4を外部電極導体に半田付で接続し、側面だけを樹脂で
被覆する。このようにして製作された電歪効果素子本体
1を第1図に示す部材を取り付けて密封処理する。まず
、ガラス端子からなるリード端子3が2ヶ取り付けられ
ている円筒状のステンレスからなる金属部材(下部)2
の内側底面に電歪効果素子本体1が植立するように接着
剤で固定する。次に、電歪効果素子本体1のリード線4
と金属部材2に取り付けられているリード端子3の内側
の一端とを半田付けで接続する。次に、内径が電歪効果
素子本体1の外径寸法より大きく、かつ金属部材2.6
の内径と同一で、材質がステンレスのベローズ5を電歪
効果素子本体1を包むように上方から取り付け、さらに
電歪効果素子本体1の上端部にもう1つの金属部材(上
部)6をかぶせ接着剤で電歪効果素子本体1の上端面に
固定する。ここで、ベローズ5は、伸縮方向のバネ定数
が電歪効果素子本体1の発生力の10分の1以下が望ま
しい。次に、圧力620mml(gにした乾燥N2を密
封した空間内にてベローズ5の両端を上下の金属部材6
,2に全周に渡りエレクトリックアーク溶接で溶接し、
密封を完了させる。
第2図は本発明の第2の実施例の電歪効果素子の縦断面
図である。本実施例が第1の実施例と異なる点は、上部
の金属部材6を無くし、一方(図では上方)がふさがっ
ている有底のベローズ7を使用し、ベローズ7の底部を
電歪効果素子本体1の上端面に接着していることである
。
図である。本実施例が第1の実施例と異なる点は、上部
の金属部材6を無くし、一方(図では上方)がふさがっ
ている有底のベローズ7を使用し、ベローズ7の底部を
電歪効果素子本体1の上端面に接着していることである
。
本実施例では上部の金属部材がないため、第1の実施例
に比べ低コストで製造できる利点がある。
に比べ低コストで製造できる利点がある。
第3図は本発明の第3の実施例の電歪効果素子の縦断面
図である。
図である。
本実施例が第1.第2の実施例と異なる点は電歪効果素
子本体1がダイヤフラム9と金属部材8から成る容器内
に収納されていることである。
子本体1がダイヤフラム9と金属部材8から成る容器内
に収納されていることである。
次に、本実施例の製造方法を説明する。
従来の方法と同様な方法で製作された電歪効果素子本体
1をガラス端子からなるリード端子3が2ヶ取り付けら
れている円筒形のステンレスからなる金属部材8の内側
底面に電歪効果素子本体1が植立するように接着剤で固
定する。次に、電歪効果素子本体1のリード線4と金属
部材8に取り付けられているリード端子3の内側の一端
とを半田付けで接続する。次に、外径が電歪効果素子本
体1の外径寸法より大きく、かつ金属部材8の外径と同
一であるステンレスから成るダイヤフラム9を電歪効果
素子本体1の上端面に接着剤で固定する。ここで、ダイ
ヤフラム9は伸縮方向のバネ定数が電歪効果素子本体1
の発生力の10分の1が望ましい。次に、ダイヤフラム
9の円周端を金属部材8に全周に渡りエレクトリックア
ーク溶接で溶接し、密封を完了させる。
1をガラス端子からなるリード端子3が2ヶ取り付けら
れている円筒形のステンレスからなる金属部材8の内側
底面に電歪効果素子本体1が植立するように接着剤で固
定する。次に、電歪効果素子本体1のリード線4と金属
部材8に取り付けられているリード端子3の内側の一端
とを半田付けで接続する。次に、外径が電歪効果素子本
体1の外径寸法より大きく、かつ金属部材8の外径と同
一であるステンレスから成るダイヤフラム9を電歪効果
素子本体1の上端面に接着剤で固定する。ここで、ダイ
ヤフラム9は伸縮方向のバネ定数が電歪効果素子本体1
の発生力の10分の1が望ましい。次に、ダイヤフラム
9の円周端を金属部材8に全周に渡りエレクトリックア
ーク溶接で溶接し、密封を完了させる。
なお、本実施例におけるダイヤフラム9の形状は山カ月
っであるが、複数または不定形の波形であっても良いこ
とは言うまでもない。
っであるが、複数または不定形の波形であっても良いこ
とは言うまでもない。
上述した第1〜第3の実施例のベローズ5.7またはダ
イヤフラム9と金属部材2,6.8の負圧密封処理の負
圧圧力と電歪効果素子本体1に加わる加圧力の関係は、
ベローズ5.7またはダイヤフラム9のバネ定数0.5
kg/mm、金属ケース外径φ5.7mmにおいて外気
圧との差−70mmHgにおいて4kgf 、 −10
0mHgにおいて8 kgfの加圧力が電歪効果素子本
体1の上下面にかかることになる。また、負圧密封処理
を行なう時の雰囲気は乾燥N2Ar等の不活性気体およ
び乾燥空気等を使用できることはいうまでもない。
イヤフラム9と金属部材2,6.8の負圧密封処理の負
圧圧力と電歪効果素子本体1に加わる加圧力の関係は、
ベローズ5.7またはダイヤフラム9のバネ定数0.5
kg/mm、金属ケース外径φ5.7mmにおいて外気
圧との差−70mmHgにおいて4kgf 、 −10
0mHgにおいて8 kgfの加圧力が電歪効果素子本
体1の上下面にかかることになる。また、負圧密封処理
を行なう時の雰囲気は乾燥N2Ar等の不活性気体およ
び乾燥空気等を使用できることはいうまでもない。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、金属ケース内に電歪効果
素子本体と外部圧力による負圧の空間を有することによ
り、前記負圧空間の圧力を変化させて自在に圧縮力を設
定することが可能となり、また素子に加わる圧縮力のバ
ラツキを小さくし、また、単純な設備が使用でき工数の
低減もはかれる効果がある。
素子本体と外部圧力による負圧の空間を有することによ
り、前記負圧空間の圧力を変化させて自在に圧縮力を設
定することが可能となり、また素子に加わる圧縮力のバ
ラツキを小さくし、また、単純な設備が使用でき工数の
低減もはかれる効果がある。
第1図は本発明の第1の実施例の電歪効果素子の縦断面
図、第2図は本発明の第2の実施例の電歪効果素子の縦
断面図、第3図は本発明の第3の実施例の電歪効果素子
の縦断面図である。 1・・・電歪効果素子本体 2・・・金属部材(下部)
3・・・リード端子 4・・・リード線5・・
・ベローズ 6・・・金属部材(上部)7・・
・(有底の)へローズ 8・・・金属部材 9・・・ダイヤフラム10
・・・負圧空間
図、第2図は本発明の第2の実施例の電歪効果素子の縦
断面図、第3図は本発明の第3の実施例の電歪効果素子
の縦断面図である。 1・・・電歪効果素子本体 2・・・金属部材(下部)
3・・・リード端子 4・・・リード線5・・
・ベローズ 6・・・金属部材(上部)7・・
・(有底の)へローズ 8・・・金属部材 9・・・ダイヤフラム10
・・・負圧空間
Claims (1)
- 1.伸縮機構部を有する金属ケースで外装された電歪効
果素子において、電歪効果素子と金属ケースとの間に外
部圧力より低い圧力の空間を有することを特徴とする電
歪効果素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011311A JP2508232B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 電歪効果素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1011311A JP2508232B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 電歪効果素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192178A true JPH02192178A (ja) | 1990-07-27 |
JP2508232B2 JP2508232B2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=11774467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1011311A Expired - Lifetime JP2508232B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | 電歪効果素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508232B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08116102A (ja) * | 1993-09-13 | 1996-05-07 | Nec Corp | 圧電アクチュエータ |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1011311A patent/JP2508232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08116102A (ja) * | 1993-09-13 | 1996-05-07 | Nec Corp | 圧電アクチュエータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2508232B2 (ja) | 1996-06-19 |
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