JPH02191982A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH02191982A
JPH02191982A JP1228689A JP1228689A JPH02191982A JP H02191982 A JPH02191982 A JP H02191982A JP 1228689 A JP1228689 A JP 1228689A JP 1228689 A JP1228689 A JP 1228689A JP H02191982 A JPH02191982 A JP H02191982A
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JP1228689A
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Katsumi Muroi
室井 克美
Sayoko Oba
大場 佐代子
Katsufumi Ouchi
大内 勝文
Tsutomu Iimura
飯村 勉
Ryoji Kojima
小島 亮二
Takehiko Yanagida
柳田 武彦
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Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
Proterial Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Metals Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、導電性トナーを用いて記録媒体面に画像を直
接記録する画像記録装置に関する。
〔従来の技術〕
この種の画像記録装置は、導電性磁性トナーを、磁気力
とクーロン力とによって直接記録媒体面に付着させるも
のであるが、たとえば第4図に示すようなものが知られ
ている。同図において、トナー容器302から導電性磁
性トナーTを磁石ロール311内装のトナー塗布ローラ
ー310を用いて取り出し中空の円筒形状からなる記録
媒体305上へ、バイアス電源313により直流電圧が
印加されることにより付着され、さらに記録媒体305
上にほぼ直角に対峙させた記録電極群304と前記記録
媒体305との間に搬送し、磁石316から発生する磁
界によりトナーチェーンを形成させる。次に文字信号発
生機309により画像模様に応じて記録信号電圧を記録
電極群304に与えると記録媒体上に画像が形成され、
続いて転写、定着の工程を得る。
この場合、たとえば高湿時下では、記録媒体305の抵
抗値が低下し、トナーに印加電圧が与えられても電荷が
漏電してしまい、記録媒体305上に画像が形成され難
くなる。また、記録装置の機材に温度分布があると機材
の膨張量が異なり、特に記録電極周辺機材に発生すると
記録電極群3o4と記録媒体305との間の距離が一定
に保たれず、画像の濃淡、劣化等が発生し、満足な記録
画像が得られなくなることが知られている。
そこで、同図に示すように、記録部の近くに温度センサ
ー316とヒーター318と設け、さらに、温度の安定
を良くする目的で記録画像装置を断熱性箱320により
囲み、温度、湿度がともに記録画像に悪影響を及ぼさな
い構造としたものである。
そして、現象画像を転写する場合には、第4図に示して
いないが、前記記録媒体305と当接し、間に転写材が
挿入し得る転写ローラが用いられており、この転写ロー
ラは、転写効率、画質向上の点から、前記記録媒体30
5に対してその加圧力を高く設定している。
第3図は、転写時における転写ローラの加圧力と、前記
転写材における転写画像の解像度を示したグラフである
。同図から転写ローラの加圧力の増加にともない、転写
画像の解像度が向上していることがわかる。なお、ここ
で前記解像度は、得られた画像の黒濃度および背景の黒
濃度とを、画像解析装置で判定し、MTF値を求めて評
価したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上述した従来の画像記録装置は、その記録媒体
305が中空の円筒形状となっているため、しかもヒー
タ318によって加熱されるために、転写ローラによっ
て強く加圧されると、その加圧力によってたわみが生ず
るという問題を有するに至った。
このようなたわみが生じた場合、記録電極群304と記
録媒体305との間の距離が一定に維持されず、良好な
現像画像、および転写画像が得られなかった。
このことは、上述したように温度、湿度および転写ロー
ラの加圧等に対して細心の注意をはらっても、現像画像
および転写画像の解像度に限界を有することにほかなら
ない。
それ故、本発明は、このような事情に基づいてなされた
ものであり、転写ローラの強い加圧力によっても、現像
画像、および転写画像の解像度を劣化させることのない
記録画像装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、導電性磁
性トナーを用いて記録媒体面に直接記録画像を形成し、
かつ前記記録媒体に転写ローラが当接されている画像記
録装置において、前記記録媒体は中実の円柱体として構
成とし、その中心軸に沿って穴を穿設するとともに該穴
にヒータを内設せしめるようにしたものである。
そして、前記ヒータは固定配置され、記録媒体はこのヒ
ータを中心として回転し得るようにしたものである。
〔作用〕
このように構成した画像記録装置は、その記録媒体が中
実の円柱体で構成されているため、その機械的強度が強
くなる。たとえば記録媒体の材質としてアルミ合金を用
い、直径40mm、長さ300mmとした場合、加圧力
が線圧で1〜3 kg / an作用したとき、その変
形はわずか8〜25μmとなるにすぎない。
このことは、同じ条件で肉厚1.5noの中空形状の場
合40〜120pmであるのと比べると大きな効果とな
る。
このことから、記録媒体の変形量は少なくなり、記録電
極と記録媒体との間の距離をほぼ一定に保つことができ
、良好な高解度な記録画像が得られる。
そして、上述のように機械的強度が増大したことに伴い
、中心軸に沿って穴を穿設しこの穴内にヒータを挿入す
ることにより、前記記録媒体はそれが中実であることか
ら、記録媒体面に均一な温度分布が図れるようになる。
それ故に、温度、湿度の分布むらに原因する記録媒体の
歪みをなくすことができ、記録電極と記録媒体との間の
距離をほぼ一定に保つことができるようになる。
〔実施例〕
以下、第1図および第2図を用いて本発明による画像記
録装置の一実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施形態の断面図である。
記録媒体3は1紙面垂直方向に延在する円柱状の形状を
しており、その軸方向の長さは例えばA4サイズやB4
サイズの転写材10への記録が可能な長さとなっている
前記記録媒体3は、その一端に中心軸を同一にして歯車
75eを有しベルト75bを介してモータ70により図
中入方向に一定速度で恥動されるようになっている。な
お、前記モータ70はその軸に歯車75aを有し、この
歯車75aは前記ベルト75bと歯合する他の歯車75
bと噛合されている。
前記記録媒体3は、第2図にその詳細を示すように、た
とえばアルミニウム、またはアルミニウム合金からなる
円柱体の導電体31と、その外周面に鏡面加工を施した
後、アルマイト、硬質アルマイト、または多孔性硬質酸
素アルミニウムに四沸化樹脂を含浸させる表面処理等に
よって形成される絶縁層32と、から構成されたもので
ある。
ここで前記絶縁層32は、厚さがほぼ2〜100ミクロ
ン程度となっている。
また、前記導電体31はその中心軸に沿って、たとえば
直径約3〜lonm程度の穴が穿設されており、この穴
にはその長手方向に沿ってヒータ33が挿設されている
なお、前記導電体31の両側部には前記ヒータ33を挿
設したままの軸体3Aが穿設されており、この軸体3A
を介して前記導電体31を回転させるようになっている
。これにより、前記ヒータ33自体は回転することなく
支持することができる。
さらに、前記記録媒体3の導電層31には、直流電源3
10により、数ボルト程度の負のバイアス電圧が印加さ
れるようになっている。
一方、記録電極2は、前記記録媒体3に対して間隙を有
し、かつ、傾斜して設置されている。図中信号2oは非
磁性の絶縁体(例えばセラミックスやエポキシ樹脂)か
らなる基板である。この基板2o上には、導電体からな
る細線パターン23と、基板の下端側に紙面に垂直方向
に記録幅にわたって複数本列状に並んだ導電体(磁性の
導電体が好ましい。)からなる電極針22と、この電極
針22の各々に記録すべき画像パターンに対応した電気
信号である記録電圧を付与する駆動用回路21とが設け
られている。駆動用回路21の端子は細線パターン23
に半田等で接合され、更に細線パターン23は、ボンデ
ィングワイヤ26により電極針22と接合されている。
前記基板20の電極針22の設置側の面は、電極針、2
2の先端部を除き、絶縁性の非磁性材料からなる保護部
材24で覆われている。基板2oの反対側の面には、放
熱板25が設けられており、放熱板25の反基板側の面
には前記電極針22から離れて、磁石5が、紙面垂直方
向に記録幅にわたって設けられている。
そして、前記記録電極2の記録幅方向のほぼ中央には固
定部材14に螺合する押圧部材15が設けられ、この抑
圧部材15が前記記録電極2を押圧することにより、前
記記録電極2はトナー収納ホッパ11の一部を構成して
いる。
電極針22の先端部と記録媒体3とのrIIJ隙は可能
な限り狭く、かつ記録幅に沿って均一であることが望ま
しく、このための調整を前記押圧部材15によって行な
うようになっている。
11は、トナーを収納する容器であるホッパであり、こ
のトナー収納ホッパ11内には導電性及び磁性を有する
トナー40が収納されている。また図中信号120は、
前記トナー40を撹拌し、記B@にわたってトナー量を
均一化するためのスクリュである。そして図中信号41
は、電極針22と記録媒体3との間、および記録媒体3
の絶縁R□32上に整列したトナーである。また、42
゜421は、記録媒体に付着したトナーである。
記録媒体3の他の外周部には、電極2のy置位置より記
録媒体3の回転方向下流側であって、重力方向下方に記
録媒体3上の余剰なトナーを除去する磁気ロール60が
設置されている。この磁気ロール6oは、非磁性材料か
らなるスリーブ600の内部に配設され、図中矢印B方
向に回転可能となっている。スリーブ600は前記記録
媒体3と若干の隙間を有して配置されており、その隙間
は前記磁気ロール60の磁気的特性によって定められて
いる。
図中601はトナー受けである。磁気ロール60及びス
リーブ600に近接して、トナーを紙面奥から手前へと
記録媒体と略平行に搬送する第1のトナー搬送手段61
が設けられている。この第1のトナー搬送手段は、回転
するスクリュ610とカバー611とで主要部が構成さ
れる。65は、機械的な駆動手段によって第1のトナー
搬送手段と略直角に、矢印り方向にホッパ11へと1−
ナーを搬送する第2のトナー搬送手段であり、バイブロ
51と図示されていない機械的原動手段によった方向に
回転するスクリュ650とで主要部が構成される。第2
のトナー搬送手段65の上部には、トナーカートリッジ
18が接続され、このトナーカートリッジ18には、ト
ナー47が収納されている。
10はたとえば転写用紙からなる転写材で矢印F方向に
搬送される。130,131は転写材10のガイドであ
る。19は、転写材の有無を検知するセンサで、ガイド
130にはセンサ19が動作するためのセンサ用開口部
130aが設けられている。190は、センサの出力信
号処理回路である。132は、転写材の静電気を除去す
る除電ブラシであり、転写材1oの移動方向に沿う様に
傾斜して設置されている。
また、記録媒体3の外周部であって、その移動方向の前
記磁気ロール60の設置位置よりも更に下流には、記録
媒体上の画像トナー43を転写材10上に転写する転写
手段9が設置されている。
この転写手段9は、導電体あるいは絶縁体からなる丸棒
状の剛体ローラ910とその表面に形成される弾性体9
11とからなる転写ローラ91を備えている。そして、
回転可能な毛ブラシ92と、この毛ブラシを収納する収
納容器93と、転写ローラを記録媒体3に押圧する押圧
機構(図示せず)とを備えるものである。前記転写ロー
ラ91と記録媒体3は、1つのモータ70によって、そ
れぞれ転写ローラ動力伝達手段74及び記録媒体動力伝
達手段75を介して逆方向に回転するように駆動される
ようになっている。
前記モータ70は、図中矢印G方向に回転するようにな
っており、上述したように前記記録媒体3を図中矢印A
の方向に回転させるとともに、図示しないタイミングプ
ーリからタイミングベルト74aを介して、摩擦クラッ
チ72と同軸のタイミングプーリ(図示せず)へと伝え
られ、前記摩擦クラッチ72は図中矢印G方向に回転す
るようになっている。さらに前記摩擦クラッチ72に伝
えられた動力は、摩擦クラッチ72と同軸のタイミング
プーリ74bからタイミングベルト74cを介して転写
ローラ91と同軸のタイミングプーリ74bへと伝えら
れ、前記転写ローラ91は図中矢印G方向へ駆動される
ようになっている。
前記記録媒体3の他の外周部であって、その移動方向の
転写部よりさらに下流側には、前記記録媒体3上に残存
するトナー45を除去するクリーニング手段8が設置さ
れている、。このクリーニング手段8は除去したトナー
を収納する箱体80と、その箱体の端部に取付けられた
クリーニングブレード81と、永久磁石82と、直流電
源85により常に電圧が印加されており、記録幅に沿っ
て一体となっているトナー塗布電極83と、回転するス
クリュ84とで構成されている。
以上説明した画像記録装置の動作について説明する。
1−ナーカートリッジ18が装填され、このカートリッ
ジ内のトナー47が、重力の作用により第2のトナー搬
送手段のスクリュー650上に供給される。バイブロ5
1内で前記スクリュ650が矢印E方向に回転すること
により、トナー461は、第2のトナー搬送手段65の
下部から上部に矢印り方向に、ホッパ11まで搬送され
るようになる。
そして回転するスクリュ120により、トナー40は、
(ホッパ11内で)紙面手前から奥へと搬送され、該ホ
ッパ11の記録幅にわたって均一化される。
その後、ホッパ11内のトナー4oは、記録媒体3の回
転作用により、記録電極2と記録媒体3で形成される間
隙部へと供給される。前記記録電極2の電極針22の先
端部と記録媒体3との間隙部には、磁石5の静磁界作用
が及んでいる。
この磁石5の静磁界作用により、トナー41は電極針2
2と記録媒体3の表面に両方に接触して整列するように
なる。
整列したトナー41は、記録媒体3の回転作用及びトナ
ーの供給作用を受けて、その一部が記録媒体3の回転と
共に、ファンデルワールス力等の物理的吸着力や摩擦帯
電による静電気的な付着力により記録媒体3に弱く付着
して図中付量421のトナーの如く、記録媒体の回転方
向に運ばれるようになる。
一方、駆動回路21を介して画像信号に応じて複数の電
極針22に例えば正の数+V径程度低い記録電圧を印加
すると、記録電圧が印加された電極針に接触するトナー
41には正の電荷が注入される。この正の電荷は主に記
録媒体3側に分布する。同時に記録部材3の導電R工3
1の絶縁Py32との境界部には負の電荷が誘導される
。したがって、電荷を注入されたトナー群は、電気力に
より強く記録媒体3に付着し、記録媒体3の回転作用及
び、トナーの供給作用を受けて、図中付量42のトナー
の如く、記録媒体の回転方向に運ばれてくる。
この時、記録媒体3の移動方向上流側から、トナーが直
に供給され、直ちに整列したトナー41が再形成され、
整列したトナー41の形状及び記録媒体3に接触する位
置は略一定に保たれる。この動的に安定した整列したト
ナー41により、記録媒体へのトナー付着を行なうため
、高速に安定して記録媒体3上にトナー画像が形成され
る。
このようにして、記録媒体3上に付着したトナーのうち
、弱く付着したトナー421は、記録媒体3の回転によ
る遠心力、重力、あるいは磁気ロール60の磁気的吸引
力により、記録媒体3上から選択的に容易に除去される
ようになる。このため、記録媒体3上のトナー画像は、
除去手段としての磁気ロール60部を通過した後は、弱
く付着したトナー421が磁気ロール上に除去され、強
く付着したトナー43のみとなり現像画像を形成する。
他方、除去されたトナー421は、磁気ローラの回転に
よりC方向に搬送され、スクリュ61o上に送られて搬
送され、トナーカートリッジから供給されるトナーと共
にスクリュ650、スクリュ120を経てホッパ内に戻
され再使用されるようになる。
このようにして、記録媒体3上に形成された現像画像4
3は次に、転写手段9により、転写材10に転写され転
写画像44となる。
すなわち、記録媒体3と転写ローラ91は各々記録媒体
動力伝送手段75及び転写ローラ動力伝送手段74を介
して同一のモータで駆動される。
記録媒体3の周速と転写ローラ91の周速は、歯型又は
タイミングブーり等を介して転写ローラ91の周速が記
録媒体3の周速よりも遅くなるように設定しである。摩
擦クラッチ72は伝達動力がある一定値以上になると軸
の両端で滑りを生じるものであり、モータ70と転写ロ
ーラ91の間の転写ローラ動力伝送手段74中に挿入さ
れている。
なお、転写材10が転写ローラ91と記録媒体3間に挿
入されない間は、転写ローラ91は直接記録媒体3に接
触して押圧されている。
転写ローラ91は表面に摩擦係数の高い弾性体層91を
有しているため、記録媒体3と転写ローラ91の間には
大きな摩擦力が生じ、記録媒体3から転写ローラ91に
動力が伝達される。この転写ローラ91の周速は記録媒
体3の周速より遅くなるよう設定されているため、転写
ローラ91を設定値以上の速度に回転させようとする動
力が発生し、前記摩擦クラッチ72によって転写ローラ
91はモータ70と切れ、記録媒体3と同じ周速で回転
するようになる。
転写材10が転写ローラ9と記録媒体3間に挿入される
と、転写ローラ91と転写材1o間の摩擦係数に比べて
記録媒体3と転写材10間の摩擦係数は非常に小さいた
め、記録媒体3から転写ローラ91に大きな動力が伝わ
ることはなく、設定された速度差に応じて記録媒体3と
転写材10間にすべりが発生する。
このため、記録媒体3と転写材10間の接触点において
、記録媒体3上の現像画像43のトナーは機械的な引き
はがし力を受ける。このひきはがし力は現像画像43を
記録媒体3に付着させている電気力に比べ非常に大きい
ため、記録媒体3上のトナーの大部分は転写材10上に
転写されて転写画像44となる。
また、剛体ローラ910および弾性体層911に導電性
を有する部材を使用し、転写材1oが転写ローラ9と記
録媒体3間に挿入されている間、スイッチング回路94
を介して転写ローラに記録電圧と逆極性の転写電圧を印
加すると、現像画像43のトナーは、転写材へ向かう電
気的な吸引力を受け、更に効率的な転写が可能となる。
これらの機械的な引きはがし力と電気的な吸引力とによ
り、記録媒体3上の現像画像43のトナーの多くは転写
材lo上に転写され転写画像44となる。
この際転写材に転写されずにわずかに記録媒体3上に残
ったトナーは残存トナー45となって記録媒体3上に付
着したまま記録媒体3の回転運動によって運ばれる。一
方、転写画像44は図示されていない公知の熱定着手段
又は圧力定着手段等の定着装置により転写材10上に定
着され永久保存像となる。
転写材10に転写されずに記録媒体上に残る残存トナー
45は、記録媒体3の回転により、トナー塗布電極83
の近傍に運ばれる。トナー塗布電極83は記録媒体3と
若干の間隙を持って設置されている。永久磁石83の静
磁界作用により、残存トナーは、記録媒体3の表面とト
ナー塗布電極83間に集合するようになる。トナー塗布
電極83には例えば正の数十V程度の電圧が印加されて
おり、トナーは正の電荷を注入されて、記録媒体3に誘
導される逆極性の電荷との間に電気的引力を生じ、記録
媒体3に再付着する。この再付着したトナー450は、
記録媒体3の回転に伴い移動して、記録媒体3に圧接さ
れるクリーナブレードにより記録媒体3からかき落とさ
れ、その多くは箱体80に収納される。クリーナーブレ
ードによりかき落とされたトナーのうち箱体80に収納
されず、記録媒体3とトナー塗布電極83間に落下した
トナーは、再び、記録媒体3と塗布電極間に集合するト
ナー群の一部となり、転写材10上に落下して転写材1
0を汚すことがない。箱体80に収納されたトナー45
2は、スクリュー84の回転により搬送され図示しない
廃トナーボトルに集められ廃棄される。
トナーカートリッジ18の交換時期は5例えばバイブロ
51内にトナーセンサ(図示せず)を設置し、パイプ内
のトナー461の量を検知することにより知ることがで
きる。このトナーセンサの反応レベルを例えば2値とす
れば、まず警告を発し、次に交換時期を使用者に知らせ
ることもできる。
次に記録媒体3にトナーが付着し、転写材10に転写さ
れる流れを説明する。トナーカートリッジ18は第2の
トナー搬送手段65下部に接続され、スクリュー650
によりトナー・がホッパ11内に供給されている。この
状態において、転写材10がガイド130に沿ってセン
サ19の位置まで搬送され、センサ19により転写材1
0が検知されると、駆動回路700を介してモータ7o
が所定の回転数で駆動されると同時に5画像信号に従っ
て電極針22に記録電圧が印加され、記録動作がはじま
る。この時、転写ローラ91は前述した摩擦クラッチ7
2の作用により、記録媒体3の周速Vdと同じ周速で駆
動される。センサ19は、記録媒体3が電極2の位置か
ら転写ローラ91との接触点まで移動する時間と、転写
材10がセンサ19の位置から転写ローラ91と記録媒
体3との接触点まで移動する時間が等しくなる位置に設
置されている。このため、センサ19が転写材10を検
知すると同時に、モータ70が回転し記録動作が始まる
と、転写材10が転写ローラ91と記録媒体3の接触点
に達した時に、記録媒体3上の現像画像43は、その先
端部が転写ローラ91と記録媒体3の接触点に達するこ
とになり、転写材先端からの記録が可能となる。
転写材10が記録媒体3と転写ローラ91に挟持される
と、前述したように摩擦クラッチ72の作用により転写
ローラ91の周速は設定値Vt(<Vd)となり、転写
材10はVtの速さで搬送される。また、転写材10が
センサ19の位置に達し、センサ19が転写材10を感
知すると、タイマを内蔵したセンサ19の出力信号処理
回路190はカウント動作を開始し、転写材10が記録
媒体3と転写ローラ91に挟持されると同時にスイッチ
ング回転94を駆動し、転写ローラ91に記録電圧と逆
極性の電圧が印加される。信号処理回路190は更に継
続してカウント動作を続けており、転写材10が記録媒
体3と転写ローラ91との接触部から離れる直前にスイ
ッチング回路94を駆動し、転写ローラ91に印加され
ている電圧を切る。
この転写動作時に、転写材10が転写ローラに達してい
ないにもかかわらず、現像画像が転写ローラに達し、転
写ローラ91にトナーが付着するという誤動作がおこっ
た場合でも、毛ブラシ92により転写ローラ91に付着
したトナーが除去されるので転写材の背面が汚れる事は
ない。
さらに、記録媒体回転時には、スクリュー610.65
0,120、磁気ロール60が回転し、電極部に適量の
トナーを供給している。
また、記録媒体3の中心に設置しであるヒータ33によ
り高湿時に記録媒体3の温度を上昇させて除湿し、高湿
時も常湿時と同等の良好な画像を得ることができる。ヒ
ータは、回転する記録媒体の中心にあるため、ヒータ3
3自体は回転する事なく支持することができ、スリップ
リングことを用いることなく、ヒータ33に容易に給電
することができる。この場合、加熱温度は記録媒体3の
付近に、温度センサ、あるいは湿度センサ等を設け、そ
の値に応じてヒータ33への給電を制御することができ
る。
除電ブラシ132は、転写ローラ91の作用により記録
媒体3からトナー画像を転写した後で、ガイド131に
接触する前の転写材の背面に接触している。除電ブラシ
132は、転写材10の移動方向に沿う様に傾いている
ため、転写材10はなめらかに除電ブラシ132に接触
し、ガイド131上に搬送される。この除電ブラシ13
2により、転写材10の特に低湿時における余剰な電荷
を除電できるため、低湿時に転写材が、ガイド131に
静電気力により付着せず、転写材1o上の転写画像44
を乱すことなく定着装置まで搬送することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による画像記録装置によれ
ば、 その記録媒体が中実の円柱体で構成されているため、そ
の機械的強度が強くなる。たとえば記録媒体の材質とし
てアルミ合金を用い、直径40 +m+ 。
長さ300mmとした場合、加圧力が線圧で1〜3kg
/■作用したとき、その変形はわずか8〜25μmとな
るにすぎない。
このことは、同じ条件で肉厚1.5mmの中空形状の場
合40〜120μmであるのと比べると大きな効果とな
る。
このことから、記録媒体の変形量は少なくなり、記録電
極と記録媒体との間の距離をほぼ一定に保つことができ
、良好な高解度な記録画像が得られる。
そして、上述のように機械的強度が増大したことに伴い
、中心軸に沿って穴を穿設しこの穴内にヒータを挿入す
ることにより、前記記録媒体はそれが中実であることか
ら、記録媒体面に均一な温度分布が図れるようになる。
それ故に、温度、湿度の分布むらに原因する記録媒体の
歪みをなくすことができ、記録電極と記録媒体との間の
距離をほぼ一定に保つことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像記録装置の全体を示す断面構
成図、第2図は本発明による画像記録装置の要部を示す
斜視図、第3図は本発明による課題を示すためのグラフ
、第4図は従来の画像記録装置の一例を示す構成図であ
る。 3・・・記録媒体、33・・・ヒーター 34・・・穴
、91・・・転写ローラ、    302・・・トナー
容器、T・・・導電性磁性トナー、304・・・記録電
極、305・・・記録媒体、    313・・・バイ
アス電源、309・・・文字信号発生機、 310・・・トナー塗布ローラー 311・・・磁石ロール、   316・・・磁石、3
17・・・温度センサ、   318・・・ヒーター3
20・・・断熱性箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、導電性磁性トナーを用いて記録媒体面に直接記録画
    像を形成し、かつ前記記録媒体に転写ローラが当接され
    ている画像記録装置において、前記記録媒体は中実の円
    柱体として構成とし、その中心軸に沿って穴を穿設する
    とともに該穴にヒータを内設せしめるようにしたことを
    特徴とする画像記録装置。 2、請求項第1項において、前記ヒータは固定配置され
    たものでかつ、記録媒体はこのヒータを中央として回転
    し得るようにした画像記録装置。 3、請求項第1項において、前記穴の径は10mmを越
    えないものとした画像記録装置。
JP1228689A 1989-01-20 1989-01-20 画像記録装置 Pending JPH02191982A (ja)

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