JPH0219128A - 内視鏡の制御ハンドル用汚染防止装置 - Google Patents

内視鏡の制御ハンドル用汚染防止装置

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JPH0219128A
JPH0219128A JP1121295A JP12129589A JPH0219128A JP H0219128 A JPH0219128 A JP H0219128A JP 1121295 A JP1121295 A JP 1121295A JP 12129589 A JP12129589 A JP 12129589A JP H0219128 A JPH0219128 A JP H0219128A
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    • A61B1/005Flexible endoscopes
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    • AHUMAN NECESSITIES
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    • A61B1/00142Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with means for preventing contamination, e.g. by using a sanitary sheath

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11へL」 本発明は内視鏡の分野に関し、詳細には使用中ビールス
およびバクテリアから内視鏡を遮蔽する装置に関する。
1影 診断および治療指示のために内視鏡を用いることが急速
に拡がっている。性能を改善するために、内視鏡は目的
を最も良く達成するように改良されてきた。食道、胃お
よび一二脂腸の診断用上部内視鏡、結腸診断用結腸内視
鏡、血管診断用血管内視鏡、気管支診断用気管支内視鏡
、腹膜診断用腹膜内視鏡および関節腔診断用関節内視鏡
がある。
以下の説明はこれらの内視鏡のすべてに使用できるもの
である。可撓性のS状結腸内視鏡として知られる直腸お
よびS状結腸を診断する器具は内視鏡技術の有効性を示
す良い例である。これらの装置は高価であり、簡単な(
5−10分)の手術に対して汚染した環境内で用いられ
、そのため清浄にする時間および汚染の問題が重要なフ
ァクタとなる。結腸および直腸ガンに対する症状のある
または症状のない患者を識別する際用いられる。
”可撓性のS状結腸内視鏡″の使用が著しく増加してき
た。理想的には可撓性のS状結腸内視鏡はそのような識
別の費用を許容できる程度に維持するために迅速に費用
をかけずに用いられねばならない。−最には、医者は1
時間当なり5つのS状結腸内視鏡の診断を行うことを望
む。そのような診断を迅速に費用をかけずに行うことに
関連した無視できない問題は装置を適切に清浄にするの
に要する時間である。
内視鏡は外見上2分ないし4分の間で清浄にできるが、
この比較的通りいっぺんの清浄は完全な殺菌に対しては
不適当である。また、8分ないし10分程度を要する一
層完全な清浄も特に伝染性ビールスの問題の増加を考え
ると、適当な清浄でないかもしれない、グルタルアルデ
ヒドのような薬品の使用でさえ、清浄方法によると適当
な清浄性が可能でないかもしれない。
清浄に関する問題は内視鏡の外部ばかりでなく内視鏡内
部の多数の小さいチャンネルも含むものである。これら
のチャンネルは、空気吹付は用チャンネル、先端を洗浄
する水用チャンネル、生検および吸引用チャンネルを含
む、各チャンネルはまた、制御バルブを持つ。チャンネ
ルは内視鏡に沿って延び、体の組織および体液に接触す
るようになる。たとえ熟練した作業員が清浄作業に多く
の時間を費やしたとしてもこれらのチャンネルを適切に
清浄にすることは極めて困難である。
たとえもし内視鏡が8分ないし10分の間に適切に清浄
にできるとしても、この清浄は依然として内視鏡を比較
的費用をかけたいで用いることを妨げる。医者はある形
式の内視を行うのに5分ないし10分かかるかもしれな
いが、次の内視を行う前に内視鏡が清浄にされるのを待
つ間長い時間を無駄に過ごすかもしれない。この”遊び
時間”に関する問題に対する部分的な解決は他の器具が
清浄にされている間使用できる多数の器具を買入するこ
とである。しかしながら、前述の多数の形式の各々の内
視鏡を複数個準備する費用は特に小さな医院や病院では
実用的でない。
医者の遊び時間が内視鏡診断の費用に加えられねばなら
ないばかりでなく、清浄中に看護婦またはその他の医療
関係者によって過ごされる時間、殺菌薬品の費用、清浄
工程の費用も診断の費用に加えられねばならない、自動
清浄機械が内視鏡を清浄にするのに利用できるが、これ
らの機械は高価であり、かなりの空間を占め、騒音があ
り、手による洗浄より早くない、なお、清浄が手で行わ
れるが機械によって行われるかにかかわらず、清浄薬品
は内視鏡に対して害があり、その寿命を著しく縮める。
毒性の清浄薬品は、また、それを取扱う職員および放出
される環境に対して潜在的に有害である。これらの薬品
のあるもの、例えばグルグルアルデヒドを安全に用いる
ことは、空間を占有しかつ設置して作動するのに費用が
かかる精巧な換気フードを要する。薬品は、また、もし
器具を洗浄し、水洗いした後残留物が残っているときに
、患者が薬品に対して反応を持つ場合には、患者に対し
て潜在的に有害である。
これらの多くの問題の結果、従来の内視鏡の清浄技術は
内視行為の費用を増大させる。さらに、内視鏡を用いる
ときの汚染の危険性が外科手術のような他の行為の危険
性よりはるかに低いけれども、それにもかかわらず1人
の患者から次の患者に伝染病が感染する危険を防ぐため
に内視鏡が適切に清浄されないという危険がある。
健康管理の分野では、1人の患者か次の患者へ病気を感
染させる汚染した器具の問題はそのような器具を使い捨
てにすることによって一般に解決されてきた。しかしな
がら、この解決案は、内視鏡が極めて高価であるので、
内視鏡の分野では考えられなかった。さらに内視鏡自体
が例えば生検を採取する際に体液および組織用の導管と
して用いられるチャンネルをその内部に有するので、内
視鏡を患者または外部環境から遮蔽することも可能であ
るという考えもなかった。内視鏡を実際に殺菌するのに
現在用いられている唯一の方法は酸化エチレンガスのガ
ス殺菌を用いることである。
しかしながら、この作業を用いる際に2.3の欠点があ
る0作業は極めて遅く(24時間まで)、その間内視鏡
は用いることができない、またガスは内視鏡のプラスチ
ックに悪影響を与え、その寿命を制限する。Ik後に、
ガスは有毒であり、したがって内視鏡に接触中アレルギ
ー反応を患者やスタッフに生じさせるような残留物が残
らないように十分注意して取扱わなければならない。
内視鏡を用いて清浄にする際従来の技術による前述の制
限の結果、内視行為を費用をかけずに安全に行う問題に
対する許容できる解決が以前には存在しなかった。
内視鏡の汚染に関する問題に対する新たな解決案が米国
特許第4.646,722号明細書に記載されている。
この新たな解決案は内視鏡の細長いコアを囲む可撓性チ
ューブを持つ内視鏡シース(被覆)を用いることを含ん
でいる。可撓性チューブは内視鏡のa察窓の前方に配置
した先端近くに透明窓を有する。患者または患者の体液
に接触するようになるチャンネル、例えば生検を採取す
るためのチャンネル、空気を注入するためのチャンネル
、シースの窓を洗浄するために水を噴射するためのチャ
ンネルがシースの内側または外側のいずれかで内視鏡に
沿って延びている。チャンネルがシースの内部に配置さ
れる場合には、チャンネルは内視鏡コアに形成した縦方
向溝に挿入される。保護シースは端部観察内視鏡または
側部観察内視鏡のいずれと共に用いられてもよい、保護
シースはエラストマーチューブを圧延して環状構造にし
次に内視鏡のコア上にチューブをほどくことによって設
けられてもよい、他の方法としては、チューブがほどか
れた形状に膨張させられ、チューブを拡大し内視鏡コア
上に容易に滑りばめさせることである。多数の専門の内
視鏡が生検チャンネルの端に取付けられチャンネルを介
して作動させられる多数お特殊な目的の医療器具を持つ
保護シースを用いることによって形成される。
ある構成において前述の概念を実施するのに用いられる
内視鏡はその長さに沿って形成した溝を有する。チャン
ネルが空気、水および吸引用のチャンネルを備えるため
にこの溝に挿入される。
置溝に挿入されると、シースで被覆されることになる。
使用後、シースおよびチャンネル挿入体が取出され、捨
てられ、内視行為から生ずる汚染のない状態に内視鏡を
保つ。
シースの概念は内視鏡の挿入管を被覆することであり、
このシースおよびシース挿入体に組込まれたチャンネル
、すなわち、空気用チャンネル、水用チャンネルおよび
吸引/生検用チャンネルの使い捨てを可能にする。しか
しながら、内視鏡の制御ハンドルに関する問題が依然と
しである。内視鏡が医療で用いられるやり方は器具の制
御本体が内視鏡使用者の左手で保持されることである。
右手は通常内視鏡シャフトに置かれ器具を患者内に進め
て、また器具を患者から引出す。このことにより血液、
粘液、便、組織を含む患者の分泌物で右手の汚染が生じ
る。この汚染は各内視鏡行為毎に生じる。内視鏡使用者
は手を保護すすためにグローブをはめる。しかしながら
、手術中、内視鏡使用者はしばしば右手で触れて内視鏡
の制御ホイールを動かさなければならない、2つのホイ
ールが内視鏡の制御可能な先端屈曲部分の上/下および
右/左の運動を制御する。これらのホイールを幾分左手
で制御することが可能であるが、複雑な制御運動を助け
るために右手で触れることがしばしば避けることができ
ないものである。このことにより内視鏡の制御ホイール
の汚染がすぐに生じる。内視鏡制御ユニットの本体もま
た右手が汚染した挿入管から制御部分に移るので汚染さ
れる。
しばしば、本体はホイールと同程度に汚染される。
本発明が目的とするものは制御ホイールおよび制御ユニ
ット本体の汚染に関するものである。
liへ11 本発明の目的は、ホイールが使用後に殺」されるかまた
は捨てられるように容易に取外し可能なホイールを持つ
内視鏡を提供することにある。
本発明の他の目的は制御ハンドルの汚染を防止するため
に内視鏡の制御ハンドル用の使い捨てバッグを提供する
ことにある。
本発明のさらに他の目的は、使い捨て内視鏡シースと共
に用いられるように特に構成された内視鏡に対して使用
できる内視鏡用汚染防止装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、内視鏡の操作に悪影響を与えない
内視鏡用汚染防止装置を提供することにある。
本発明のこれらの目的および他の目的は内視鏡を囲む使
い捨ての流体を透過しないバッグによって与えられる。
バッグは取外し可能な制御ノブをバッグの外部に配置す
るための開口を形成している。内視鏡は、また、挿入管
を囲む保護シースを含み、バッグおよびシースはそれら
の内部が外部環境から密封されるように相互連結されて
もよい。
バッグは、好腋しくは、シースと反対側の端に形成した
挿入用開口を有する。可撓性の非弾性の部材が挿入用開
口の少なくとも一部を囲み、ハンドルがバッグに挿入さ
れるとき、挿入用開口を開放しておく、挿入用開口は使
用中挿入用開口を閉鎖しておくなめに挿入用開口の少な
くとも一部を囲む感圧接着剤の層によって密封されても
よい。制御器は、好ましくは、バッグの開口を通して突
出するそれぞれのシャフトに取付けられ、好ましくは回
転自在に相互に連結され、その結果制御器はユニットと
して(一体に)内視鏡のハンドルから取外される。
使用の際、最初流体を透過させないバッグを内視鏡のハ
ンドルのまわりに置く0次に制御ノブをバッグに形成し
た開口を通してバッグの外部からハンドルに取外し可能
に取付ける。内視行為を行うために内視鏡を用いた後、
制御ノブをハンドルから外し、内視鏡をバッグから取外
す、最後に、内視行為を行うために内視鏡を再び取付け
る前に制御ノブから汚染除去するかまたは制御ノブを殺
菌する。保護シースが用いられる場合には、内視行為を
行う前に挿入管のまわりに保護シースを配置し、内視行
為が完了した後保護シースを取外す。
を   るためのベストモード 第1図に示す本発明の内視鏡10は従来の内視鏡と同一
の外観を持つ、内視鏡は、接眼レンズ14を持つハンド
ル12と細長い可撓性の挿入管16を含む0周知のよう
に、挿入管16は体腔内に挿入され、挿入管16の先端
から出る光が体腔内の組織を照明する。挿入管16の先
端を通して見られる像は、内部繊維光学(ファイバーオ
プチック)の束を通してまたは挿入管16の先端に取付
けた小型テレビジョンカメラから電気的に、内視鏡のハ
ンドル12に伝達される。第1図の実施例では、像は挿
入管16の繊維光学の束を通して伝達され、接眼レンズ
14を通して見ることができるものである。
挿入管16は、また、通常挿入管16の先端で開口する
内部チャンネル(図示せず)を含む。これらのチャンネ
ルは、体腔から体液を吸引するため、体腔に空気を入れ
るため、および挿入管16の先端にあるレンズ(図示せ
ず)に水を噴射してレンズを洗浄するために用いられる
。挿入管16の吸引は吸引バルブ30によって制御され
、一方空気用チヤンネルおよび水用チャンネルを通る空
気および水の流れは組合わせた空気/水バルブ32によ
って制御される。
内視行為を行うとき、挿入管16の先端の角度を操作す
る必要がある。挿入管は互いに反対方向に上方/下方く
”U/D”)制御ホイール40を回転することによって
上下方向に操作され、右方/左方(”R/L”)制御ホ
イール44を操作することによって右方向および左方向
に操作される。
詳細には後述するように、制御ホイール40.44はそ
れぞれのプーリを駆動し、プーリの各々は挿入管16を
通って先端□に延びる一対の捕捉的な制御ケーブルを引
張り、または引出す、制御ホイール40.44は、詳細
には後述するように、それぞれの内部ブレーキ機構を介
して摩擦状態でロックできる。
本発明の内視鏡10は、米国特許第4,646゜722
号明細書に記載された保護内視鏡シース(被覆)と共に
有利に用いられる。挿入管16を囲み、吸引カップの空
気/水チャンネルおよび生検チャンネルを組入れた保護
内視鏡シースを用いることによって、挿入管16の汚染
が完全に防止される。しかしながら、前述のように、内
視鏡使用者がシースの汚染した外面をつかみ、次に制御
ホイール40.41を操作するときのようにハンドル1
2をつかむことによって内視鏡のハンドル12を汚染す
る可能性がある。しかしながら、本発明の汚染防止装置
においては、接眼レンズ14を除いて、ハンドル12は
、ハンドル12の汚染を防止する保護バッグ50によっ
て囲まれている。
バッグ50は好ましくは保護シース52と嵌合してバッ
グ50およびシース52の間の接合部で内視鏡10の汚
染を防止する。
バッグ50およびシース52は、バッグ50の開口54
を通して挿入管16をシース52中に挿入することによ
って内視鏡に取付けられる。第2図に最も良く示すよう
に、制御ホイール40.44および内部ブレーキ機構(
図示せず)は、制御ホイール40.44がバッグ50の
外部から取付けられるように、ハンドル12から取外せ
るように特に構成れている。ハンドル12がバッグ50
に挿入された後、開口54は、バッグの開口54の向き
合う縁が互いに付着するようにバッグに塗布された接着
剤のストリップから裏付ストリツブを剥がすような適当
な手段によって閉じられる。制御ホイール40.44は
、次に、第1図に示すようにハンドル12に取付けられ
、内視鏡】0を使用できる状態にする。
内視鏡のハンドル用のバッグを構成するとき、現在基本
的に異なった2つの形式のハンドルが内視鏡に用いられ
ていることを考慮する必要がある。
ハンドル間の基本的な相違は内視鏡に用いられる像形成
装置の形式から生じる。ある内視鏡は繊維光学像形式装
置を用い、他の内視鏡はビデオ像形成装置を用いている
第1図に示す繊維光学系は挿入管16に延びる接眼レン
ズ14を示しており、内視鏡使用者は光学部品を通して
直接見ることができる。バック50は繊維光学系の接眼
レンズ14を透明膜で覆って内視鏡のハンドル12をさ
らに遮蔽することもできる。このような構成を推薦する
主な理由は、カメラや教育装置のような付属品の迅速で
簡単な取付けを可能とするからである。また、内視鏡使
用者は通常の環境の下では内視鏡の接眼レンズ14に手
で触れることはなく、したがってこの構成では感染に対
する危険が極めて低いことである。
もし感染の可能性を全くなくしたいならば、接眼レンズ
カバーが用いられねばならない。
また、ビデオ内視鏡では、内視鏡のハンドルには接眼レ
ンズはない、その代わり、像はモニタ上に写される。し
たがってバッグ5oを通して突出する接眼レンズ14を
持つことが不要となる。この場合、ビデオ内視鏡用のバ
ッグ50は突出する部品を持たないで完全に密封される
。内視行為の終わりに、制御ホイール40.44がハン
ドル12から外され、オートクレーブ内で殺菌される。
次に、開口54の縁が引張られて離された後にハンドル
12は開口54を通してバッグ50から取出され、挿入
管16がシース52がら取出される。
この結果、汚染された内視鏡10の唯一の部分は制御ホ
イール40.44だけである。なお、制御ホイール40
.44は、制御ホイール40.44をバッグ50を介し
て操作するように、バッグ50内に置くこともできる。
しかしながら、制御ホイール40.44をバッグの内部
に置くことによって、特に制御ホイールを反対方向に回
転しなければならないとき、制御ホイール40.44を
操作することが困難となる。
取外し可能な制御ホイール40.44、ブレーキ機構お
よび関連するハードウェアが第3図−第7図に示されて
いる0次に第3図を参照すると、円筒状ハウジング70
がハンドル12内に取付けられ、右/左制御ケーブル7
4が取付けられた第11−リおよび」二/下制御ケーブ
ル78が巻かれた第21−リ76を囲んでいる。前述の
ように、右/左制御ケーブル74は、反対方向のプーリ
72の回転に応答して挿入管16の先端の右方向および
左方向の移動を制御するように先端で挿入管16の直径
方向反対側部分に連結されている。
同様に、上/下制御ゲーブル78は、挿入管16の先端
が反対方向のプーリ76の回転に応答して上下に動くよ
うに、挿入管16の先端の直径方向反対側部分に連結さ
れている。
円筒状の、ねじ山付の中空スタッド80がハウジング7
0から外方に突出している。第1シャフト86がスタッ
ド80を通って延び、上/下プーリ76に連結されてい
る。同様に、第2シャフト88が第1シャフト86の中
空軸を通って延び右/左プーリ72に連結されている。
非回転取付はビン90がシャフト86.88を通って延
び、ハウジング12の静止部分に係止されている。取付
はビン90に形成した切欠き92によって、制御機構が
詳細には後述するように、ハウジング12に固定できる
第4図を参照すると、上/下ブレーキは外方に突出する
フランジ104で終わっている内部ねじ山付円筒状部分
102を持つブレーキ作動部材100を含む0円筒状部
分102はスタッド8゜にねじ込まれている0通常の材
料の環状ブレーキパッド106がフランジ104の上面
に取付けられている。ステンレススチール製プレート1
08が上/下シャフト86の環状溝内に収容した普通の
保持リング110によって上/下シャフト86に保持さ
れている。詳細には後述するように、シャフト86は8
角形状を持ち、プレート108の内周はこの8角形状に
合うように構成されている。
その結果、プレート108およびシャフト86は一緒に
回転する。複数の円周方向に離れた切欠き112がフラ
ンジ104の外周に形成されている。
円筒状部分102およびフランジ104の回転により、
フランジ104はスタッド80に沿って内方または外方
に移動する。フランジ104の外方の移動によりブレー
キバッド106がブレーキプレートに押付けられ、ブレ
ーキプレート108の回転運動を摩擦により拘束する。
ブレーキプレー) 108がシャフト86にキー止めさ
れているので、シャフト86の回転がブレーキパッド1
06およびブレーキプレート108の間の摩擦により拘
束される。この摩擦拘束の大きさは円筒状部分102お
よびフランジ104の回転位置によって制御される。
第5図および第6図を参照すると、外方に突出するブレ
ーキハンドル122を持つ円筒状ブレーキ継手120が
複数の円周方向に離して置いたねじ126(第6図)に
よってブレーキ継手部材124に固着されている。ブレ
ーキ継手部材124が保持リング130によって係止さ
れた外方に突出するフランジ128を含む、保持リング
130は複数の円周方向に離して置いたねじ136によ
って上/下制御ノブ134に固着されている。環状スペ
ーサ138はブレーキ継手部材124のフランジ128
かられずかな距離だけ保持リング130を離す。この結
果、保持リング130はブレーキ継手部材124を上/
下制御ノブ134に固着するが、ブレーキ継手部材12
4が上/下制御ノブ134に対して回転することを可能
にしている。ブレーキ継手部材124はハンドル12に
向かって軸線方向に突出する複数の突起140を含む、
突起140はブレーキ作動部材100のフランジ104
のそれぞれの切欠き112に受入れられる。この結果、
制御ホイールおよび第6図に示すブレーキ機構が第4図
に示す上/下ブレーキ機構に挿入されるとき、ブレーキ
ハンドル122の回転によりブレーキ作動部材100は
ブレーキ継手部材124を介して回転させられる。同時
に、上/下制御ノブ134の回転により上/下シャフト
86(第4図)が回転させられる。その理由は、上/下
制御ノブ134の内部ボアが6角形状のシャフト86に
キー止めされているからである。
上/下制御ノブ134は、円筒状部分154を囲む外方
に突出するフランジ152を持つ取付は部材150を介
して制御ホイールおよびブレーキ機構の他の部品に回転
自在に取付けられている。
フランジ152は接着剤のような適当な手段によって上
/下制御ノブ134の内部の外面に固着されている。イ
ンナーレース162およびアウターレース164をそれ
ぞれ持つボールベアリング組立体160がアウターレー
ス164の外面を取付は部材150の円筒状部分154
に固着することによって取付は部材150に取付けられ
ている。
インナーレース162の内面は接着剤のような適当な手
段によって第2取付は部材172の円筒状部分170の
外面のまわりに固着されている。
取付は部材172は複数の円周方向に離して置いたねじ
178によって右/左制御ノブ176に固着されている
外方に突出フランジ174を含む。
かくして、右/左制御ノブ176は、取付は部材150
、ボールベアリング組立体160および取付は部材17
2を介して上/下制御ノブに回転自在に取付けられてい
る。右/左制御ノブ176は一体に形成した内方に吊下
がる円筒状フランジ180を含み、フランジ180はボ
ールベアリング組立体160を囲んでいる。右/左制御
ノブ176の中央に形成した正方形開口は正方形状の右
/左制御シャフト88に対するキーである。上/下制御
ノブ134の中央に形成した6角形開口は、上/下制御
ノブ134の回転により上/下制御シャフト86を介し
て上/下プーリ76が回転させられるように、6角形状
の上/下制御シャフト86に対するキーである。
右/左ブレーキ組立体190が右/左制御ノブ176の
頂部に取付けられている。右/左ブレーキ組立体は第6
図および第7図に最も良く示されている。右/左ブレー
キ組立体は内面204、外面206および円筒状ボス2
08を持つブレーキプレート200を含む、摩擦ブレー
キ材料の環状ブレーキパッド210はブレーキプレート
200の内面に固着されている。ブレーキプレート20
0は、また、内面に形成した複数の円周方向に離れた切
欠きを持つ外方の軸線方向に延びるフランジ212を含
む、なお、フランジの目的は後述する。ブレーキプレー
ト200は、ブレーキプレート200が回転できないよ
うに正方形取付はビン90にキー止めされている。
ブレーキプレート200のボス208は外部にねじ山が
あり、ねじ山は継手222の内部を内張すする内部ねじ
山に嵌合している。10)手部材222はブレーキ調節
ノブ230によって囲まれている。一対の半径方向凹部
236.238が軸線方向に離れた位置で継手部材22
2に形成されている。凹部236.238はそれぞれの
ボールベアリング244,246を外方に押圧するそれ
ぞれの圧縮ばね240.242を受入れている。
ボール246はフランジ212の内面に対してjlli
されており、フランジ212は、前述したように、ボー
ル246を受入れるように構成した複数の円周方向に離
れている切欠きをその内部に形成している。同様に、ボ
ール236はブレーキ調節ノブ230の一部を構成する
下方に延びるフランジ250の内面に押圧されている。
フランジ250の内面はボール244を受入れるように
構成した複数の円周方向に離れている溝をその内部に形
成している。ばね242のばね定数は、後述する理由の
なめに、ばね240のばね定数より低い。
ブレーキ調節ノブ2′30は継手部材222の内部ねじ
山にねじ込まれた外部ねじ山262を持・−環状ナツト
260によって継手222に回転自在に取付けられてい
る。ナツト260は、段付ショルダ264が継手部材2
60の上端に押付けられた状態で接触するまで継手部材
222にねじ込まれる。この位置において、ナツト26
0の第2段付ショルダ266は、ブレーキ調節ノブ23
0が自由に回転するように、ブレーキ調節ノブ230の
内方に段が付けられた凹部268かられずかに離れてい
る。右/左ブレーキ組立体はブレーキ調節ノブ230を
回転することによって調節される。
かくして、ブレーキ調節ノブ230の回転がボールベア
リング244およびフランジ250の内面に形成した切
欠きを介して継手部材222に伝達され、その結果継手
部材222はブレーキ調節ノブ230と共に回転する。
ばね242がばね240のばね定数より低いぼね定数を
有する限りは、静止ブレーキプレート200のフランジ
212に形成した切欠きに嵌合するボールベアリング2
46は継手部材222の回転を妨げない。
その代わり、ボールベアリング246および切欠きは、
所定の値より大きな回転力がブレーキ調節ノブ230に
加えられるまで、継手部材222の位置を維持する。継
手部材222の回転により継手部材222およびブレー
キプレート200の嵌合するねし山を介してブレーキプ
レート200に下方向き軸線方向の力が加えられ、それ
によってブレーキバッド210を上/下制御ノブ176
の上面に押付けて摩擦ブレーキ力を増加させる。ブレー
キ力が所定値に調節された後、ボールベアリング244
およびフランジ250に形成した切欠きはもはやブレー
キ調節ノブ220の回転力を継手部材222に伝達する
ことはできず、ブレーキ調節ノブ230を継手部材22
2と共に回転させることができる。ばね240およびボ
ールベアリング244は過度の右/左ブレーキ調節を防
止するクラッチとして役立つ。
右/左ブレーキ組立体190は環状リング280によっ
て右/左制御ノブ176内に回転自在に取付けられてお
り、環状リング280は右7/左制御ノブ176に形成
した内部ねじ山にねじ込まれている。リングの下端28
2はブレーキ調節ノブ230に形成した外方に延びる周
囲フランジ284に接触してブレーキ調節ノブ230、
継手部材222およびブレーキプレート200の軸線方
向の移動を防止する。
第6図を見ると、内視鏡の制御およびブレーキ機構の外
部の部品のすべてはユニットとして取外しできることが
明らかである。内視鏡のハンドル上に残る制御およびブ
レーキ機構の部品は制御シャフト88.86、ねじ山付
ボス80および取付はビン90(第3図参照)である、
しかしながら、これらの部品のすべては第6図に示す取
外し可能な部品によって使用中は遮蔽されている。この
結果、使用後の制御およびブレーキ機構の取外しおよび
殺菌と組合わさって、バッグ50は内視鏡10の汚染を
防止する。
第3図および第7図を参照すると、第6図を示す制御お
よびブレーキ機構はブレーキ調節ノブ230から突出す
る一対のスタッド292に嵌合するクリップ部材290
(第7図)によって内視鏡のハンドルに固着される。ク
リップ部材290に形成した内部の細長いスロットおよ
び凹部は、クリップ部材290が摺動してスタッド29
2上に載るとき、取付はビン90の端を受入れる。かく
して、クリップ部材290はブレーキ調節ノブ230と
共に回転し、取付はビン90に形成した切欠き92と協
働して内視鏡のハンドルに制御およびブレーキ機構を取
外し可能に取付ける。
取外し可能な制御およびブレーキ機構の他の実施例が第
8図−第1O図に示されている。第8図を参照すると、
内視jJi 10のハンドルに固着した機構の部分は基
本的に第3図−第7図の実施例と同一である。第8図の
実施例の主な部品は、同心的な右/左制御シャフト30
0および上/下制御シャフト302と、保持リング30
6によってシャフト302上の定位置に保持したブレー
キプレート304と、ブレーキ作動プレート310に取
付けられブレーキ作動部材312に連結した摩擦ブレー
キ材料製の環状ブレーキパッド308と、を含み、作動
プレート310および作動部材312はユニットとして
回転する。詳細には後述するように、ブレーキ作動部材
312は作動部材312を回転させるために制御および
ブレーキ機構の取外し可能な部分に結合される。ブレー
キ作動プレート310は、ブレーキ作動プレートの回転
により作動プレート310がボス314からほどかれる
ように、ねじ山付ボス314に取付けられている。この
結果、ブレーキ作動部材312の回転によりブレーキ作
動プレート310が上昇され、それによって摩擦ブレー
キ材料308をプレート304に対して押付ける。プレ
ート304は、材料308とプレート304との間の摩
擦がシャフト302の回転を拘束するように、制御シャ
フト302にキー止めされている。静止支持シャフト3
14はシャフト300.302を通って同心的に突出し
ている。詳細には後述するように、制御およびブレーキ
機構の取外し可能な部分はシャフト314に取付けられ
ている。
次に、第9図を参照すると、第8図−第10図の実施例
の制御およびブレーキ機構の取外し可能な部品の大部分
は第3図−第7図の実施例の部品と実質的に同一である
。簡略化のために、両方の実施例において実質的に同一
な部品には同一の参照番号を付し、別個に説明しない。
第8図−第10図の実施例は、取外し可能な制御および
ブレーキ1s構が内視鏡10のハンドルに解放自在に取
付けちれている点で主に第3図−第7図の実施例とは異
なっている。第8図−第10図の実施例では、エンドプ
レート320は一対のねじ322によってブレーキ作動
ノブ220の端に固定されている。解放ボタン330は
細長い解放部材332の端でエンドプレート320にf
i付けられている。解放部材332はそれぞれのボール
ベアリング338を受入れる一対の開口336を持つ継
手シャフト334に摺動自在に取付けられている。解放
部材332の凹部部分340は、解放ボタン330が押
されると、ボールベアリング338に隣接して配置され
る。凹部部分340がボールベアリング338に隣接す
ると、ボールベアリングは内方に動くことができる。他
のときには、ボールベアリング338は解放部材332
の直径部分によって外方の位置に維持される。
第10図を参照すると、継手シャフト334は、解放ボ
タン330が押された後支持シャフト314に挿入され
、ロッキングボール338を内方に動かして解放部材3
32の凹部部分340に入れることができる。解放ボタ
ン330は圧縮ばね342によって上方に押されている
。この結果、ロッキングボール338が支持シャフト3
14の内部に形成した環状溝344に隣接して配置され
ると、ロッキングボール338は解放ボタン330の上
方の・移動によって溝344中に外方に押される。制御
およびブレーキ機構を取外すとき、解放ボタン330が
押され、それによってロッキングボール338が内方に
移動して凹部部分340に入ることができる0次に、制
御およびブレーキ機構の取外し可能な部分が継手シャフ
ト334を摺動して支持シャフト314から出すことに
よってハンドルから取外される。
−aに、内視鏡使用者は右手を用い、挿入管16を直接
操作することによって内視鏡を前進または後退させる。
このなめ右手が挿入管16からの塵によって汚染される
。また、右手は内視鏡の右/左制御ノブ44を制御する
のにも用いられがちであり、それによって挿入管の塵か
らの汚染を生じさせる。第11図および第12図を参照
すると、これらの汚染が上/下制御ノブ44および右/
左制御ノブ40の間に薄い円形プレートの形態のガード
390を用いることによって、内視鏡ハンドル12の上
でさらに広がることが防がれる。
ガード390の直径は、右/左制御ノブを右手で操作す
ることまたは上/下制御ノブ44を左手で操作すること
のいずれかを防ぐために、右/左制御ノブ40の直径よ
り大きくなければならない。
ガード390は内視鏡使用者の左手が右/左制御ノブ4
4を操作することを防ぎ、また右/左制御ノブ44に不
注意に接触することを防ぐ、同様に、ガード390は内
視鏡使用者の右手が上/下制御ノブ40に不注意に接触
することまたは上/下制御ノブ40を繰作することを防
ぐ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の汚染防止装置を用いる内視鏡ハンド
ルの斜視図である。 第2図は、制御ホイールおよびブレーキ機構を取外して
示す第1図の内視鏡ハンドルの斜視図である。 第3図は、制御ホイールおよびブレーキ機構が取付けら
れた第1図の内視鏡ハンドルの部分を示す側面図である
。 第4図は、第1図の内視鏡ハンドルに取付けた上/下ブ
レーキ機構を示す側面図である。 第5図は、第1図の本発明の汚染防止装置に用いられる
制御ホイールおよびブレーキ機構の展開図である。 第6図は5組立てた状態で示す第1図の本発明の汚染防
止装置に用いられる取外し可能な制御ホイールおよびブ
レーキ機構の断面図である。 第7図は、第5図および第6図の制御ホイールおよびブ
レーキ機構に用いられる右/左ブレーキ組立体の展開図
である。 第8図は、他の実施例の取外し可能な制御ホイールおよ
びブレーキ機構が取付けられた内視鏡ハンドルの部分の
他の実施例の断面図である。 第9図は、第8図の内視鏡ハンドルと共に用いられる取
外し可能な制御ホイールおよびブレーキ機構の他の実施
例の断面図である。 第10図は、第9図の取外し可能な制御ホイールおよび
ブレーキ機構と第8図の内視鏡ハンドルとの他の実施例
の部分的に展開した断面図である。 第11図は飛散ガードが内視鏡の制御ノブの間に配置さ
れた本発明の汚染防止装置を用いる内視鏡の側面図であ
る。 第12図は第11図の線12−12に沿った断面図であ
る。 10・・・内視鏡、 12・・・ハンドル、 14・・・接眼レンズ、 16・・・挿入管、 40・・・上/下制御ホイール、 44・・・右/左制御ホイール、 50・・・バッグ、 52・・・シース、 70・・・ハウジング、 78・・・制御ケーブル、 100・・・ブレーキ作動部材、 134・・・上/下制御ノブ、 176・・・右/左制御ノブ、 222・・・継手部材、 230・・・ブレーキ調節ノブ、 390・・・ガード。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内視鏡を外部汚染から防止する汚染防止装置にお
    いて、前記内視鏡は、ハンドルと、前記ハンドルから先
    端に延びる細長い挿入管と、前記挿入管の先端の角度方
    向を制御する一組の制御ケーブルと、前記制御ケーブル
    に制御力を加える制御ノブとを有し、前記汚染防止装置
    は、前記内視鏡のハンドルを囲み、かつ前記制御ノブを
    前記バッグの外部に配置させることができるように形成
    した開口を有する流体を透過させないバッグと、 前記制御ノブが内視鏡の未使用時に汚染除去できるよう
    に前記ノブを前記ハンドルから取外し可能に取付ける取
    付け手段と、 を有することを特徴とする汚染防止装置。
  2. (2)請求項1記載の汚染防止装置において、前記内視
    鏡が前記挿入管を囲む保護シースをさらに有し、前記バ
    ッグおよびシースは相互に連結され、それらの内部は前
    記バッグおよびシースが前記内視鏡を外部汚染から遮蔽
    するように外部環境から密封されている、ことを特徴と
    する汚染防止装置。
  3. (3)請求項2記載の汚染防止装置において、前記バッ
    グは前記シースとは反対側の端に挿入用開口が形成され
    ていることを特徴とする汚染防止装置。
  4. (4)請求項3記載の汚染防止装置において、前記バッ
    グは、前記ハンドルが前記バッグに挿入されるとき前記
    挿入用開口を開放しておくように前記挿入用開口の少な
    くとも一部を囲む可撓性の非弾性部材をさらに有するこ
    とを特徴とする汚染防止装置。
  5. (5)請求項3記載の汚染防止装置において、前記バッ
    グは前記ハンドルが前記バッグに挿入された後、使用中
    前記挿入用開口を密閉しておくように前記挿入用開口の
    少なくとも一部を囲む感圧接着剤の層をさらに有するこ
    とを特徴とする汚染防止装置。
  6. (6)請求項1記載の汚染防止装置において、前記制御
    ノブがそれぞれのシャフトに取外し可能に取付けられ、
    前記シャフトが前記バッグの前記挿入用開口を通して突
    出することを特徴とする汚染防止装置。
  7. (7)請求項1記載の汚染防止装置において、前記一組
    のケーブルは、前記挿入管の先端の垂直方向を制御する
    一対の上/下ケーブルと、前記挿入管の先端の水平方向
    を制御する一対の右/左ケーブルと、上/下および右/
    左ケーブルをそれぞれ駆動する同心的な上/下および右
    /左制御シャフトと、を含み、前記制御ノブは前記上/
    下制御シャフトに取外し可能に係合する上/下制御ノブ
    と、前記右/左制御ノブに取外し可能に係合する右/左
    制御ノブと、を有し、前記汚染防止装置は、前記制御ノ
    ブ間の自由な相対的な回転運動を可能にしながら前記制
    御ノブ間の相対的な軸線方向の移動を制御する相互連結
    手段をさらに有し、それによって、前記制御ノブが前記
    上/下および右/左制御ケーブルを独立に駆動でき、か
    つユニットとして前記ハンドルから取外されまたは前記
    ハンドルに設置される、ことを特徴とする汚染防止装置
  8. (8)請求項7記載の汚染防止装置において、前記内視
    鏡は前記上/下制御シャフトの回転を拘束する上/下ブ
    レーキ手段と、前記右/左制御シャフトの回転を拘束す
    る右/左ブレーキ手段とをさらに有し、前記相互連結手
    段は前記ブレーキ手段の相対的な軸線方向の移動を互い
    に対しておよび前記制御ノブに対して制御する一方、前
    記ブレーキ手段を各々独立的に作動させることができ、
    前記ブレーキ手段および前記制御手段ノブがユニットと
    して前記ハンドルから取外されまたは前記ハンドルに設
    置ることを特徴とする汚染防止装置。
  9. (9)請求項1記載の汚染防止装置において、前記制御
    ノブは右/左制御ノブおよび上/下制御ノブを有し、前
    記汚染防止装置は前記右/左制御ノブおよび前記上/下
    制御ノブの間に配置したガードプレートをさらに有し、
    前記ガードプレートは最大直径を持つ制御ノブの直径よ
    り大きな最小横寸法を持つことを特徴とする汚染防止装
    置。
  10. (10)ハンドルと前記ハンドルから先端に延びる細長
    い挿入管とを持つ内視鏡において、 前記挿入管の先端の垂直方向を制御する一組の上/下ケ
    ーブルと、 前記挿入管の先端の水平方向を制御する一組の右/左ケ
    ーブルと、 一組の前記制御ケーブルを作動する第1制御シャフトと
    、 他の一組の前記ケーブルを作動し、かつ前記第1制御シ
    ャフト内に同心的に配置した第2制御シャフトと、 前記ハンドルから突出しかつ前記第2制御シャフト内に
    同心的に配置した細長い支持体と、前記制御シャフトを
    囲むねじ山付スタッドと、前記スタッドにねじ込まれた
    第1ブレーキ作動部材と、を有し、前記ブレーキ作動部
    材は前記ブレーキ作動部材の外面に取付けた摩擦ブレー
    キ材料の環状層を持ちかつ前記スタッドを囲み、 前記ブレーキ作動部材の摩擦ブレーキ材料に隣接して前
    記ねじ山付スタッドを囲む環状ブレーキプレート、を有
    し、前記ブレーキプレートは、前記ブレーキプレートお
    よび前記シャフトが一緒に回転するように前記第1制御
    シャフトにキー止めされ、それによって前記ブレーキ作
    動部材の一方向の回転により前記作動部材が前記ブレー
    キプレートに向かつて移動し、前記摩擦ブレーキ材料の
    前記層を前記ブレーキプレートに押付けて前記第1制御
    シャフトの回転を拘束するための力を増大させ、 第1制御ノブの回転により前記第1制御シャフトが回転
    するように前記第1制御シャフトに取外し可能に取付け
    た第1制御ノブと、 前記第1制御ノブに回転自在に取付けられ、かつ前記ブ
    レーキ作動部材に取外し可能に結合されたブレーキ作動
    レバーと、 第2制御ノブの回転により前記第2制御シャフトが回転
    するように前記第2制御シャフトに取外し可能に取付け
    られた第2制御ノブと、を有し、前記第2制御ノブは前
    記第1制御ノブに回転自在に取付けられており、前記第
    2制御シャフトが前記細長い支持体を同心的に囲む環状
    ブレーキ面を有し、 前記第2制御ノブに回転自在に取付けた第2ブレーキ作
    動部材を有し、前記第2ブレーキ作動部材は前記第2制
    御ノブのブレーキ面に極めて接近して配置した摩擦ブレ
    ーキ材料の第2環状層を有し、前記ブレーキ作動部材は
    摩擦ブレーキ作動部材を移動させる調節手段をさらに有
    し、それによって摩擦ブレーキ材料を前記第2制御ノブ
    のブレーキ面に押付けて、前記第2制御シャフトの回転
    を拘束するための力を増大させ、 前記制御ノブ、前記ブレーキ作動レバーおよび前記第2
    ブレーキ作動部材を前記内視鏡のハンドルに取付ける一
    方前記制御ノブ、前記ブレーキ作動レバーおよび前記第
    2ブレーキ作動部材をユニットとして前記内視鏡のハン
    ドルから取外すことを可能にするために、前記第2ブレ
    ーキ作動部材を前記細長い支持体に取外し可能にかつ回
    転自在に取付ける手段を有する、 ことを特徴とする内視鏡。
  11. (11)請求項10記載の内視鏡において、前記第2ブ
    レーキ作動部材は、前記第2制御ノブに回転自在に取付
    けられたブレーキ調節ノブと、前記細長い支持体に回転
    できないように取付けられかつ前記第2制御ノブに隣接
    して取付けられた摩擦ブレーキ材料の前記第2環状層を
    持つブレーキディスクと、前記ブレーキ調節ノブと前記
    ブレーキディスクとの間に配置されかつ前記ブレーキ調
    節ノブに連結された継手部材と、を有し、前記調節手段
    は前記継手部材に形成されかつ前記ブレーキディスクに
    形成したねじ山に嵌合するねじ山を含み、そのため前記
    継手部材の1つの方向への回転により前記ブレーキディ
    スクが前記第2制御ノブに向かって軸線方向に移動し、
    それによって摩擦ブレーキ材料の前記第2層が前記第2
    制御ノブに増大した力で係合する、 ことを特徴とする内視鏡。
  12. (12)請求項11記載の内視鏡において、前記ブレー
    キ調節ノブは第1継手機構を介して前記継手部材に連結
    され、第1継手機構は、前記ブレーキ調節ノブが前記継
    手部材に作用するトルクが所定値を越えるとき前記調節
    ノブを前記継手部材に対して回転させ、それによって前
    記第2ブレーキ作動部材が調節される最大ブレーキ力を
    制限する、ことを特徴とする内視鏡。
  13. (13)請求項12記載の内視鏡において、前記継手部
    材は第2継手機構を介して前記ブレーキプレートに連結
    され、第2継手機構は、前記継手部材が前記ブレーキプ
    レートに作用するトルクが第2所定値を越えるとき前記
    継手部材を前記ブレーキプレートに対して回転し、それ
    によって少なくとも前記第2所定値のトルクが前記ブレ
    ーキ調節ノブに加えられない限り前記第2ブレーキ作動
    部材の調節を防止し、前記ブレーキ調節ノブが回転され
    るとき前記第1継手機構が解放されて前記継手部材を静
    止したままにする前に前記第2継手部材が解放されて前
    記継手部材を前記ブレーキプレートに対して回転させる
    、ことを特徴とする内視鏡。
  14. (14)請求項10記載の内視鏡において、前記細長い
    支持体は前記第1および第2制御シャフト内で前記ハン
    ドルから突出する中空シャフトによって形成され、前記
    取付け手段は前記第2制御ノブに回転自在に取付けられ
    かつその軸線に沿って延びる第2シャフトを有し、前記
    第2シャフトは前記細長い支持体を形成する中空シャフ
    ト中に延び、前記内視鏡は前記中空シャフト内に前記第
    2シャフトを取外し可能に前記第2シャフトを取付ける
    取付け手段をさらに含む、ことを特徴とする内視鏡。
  15. (15)請求項10記載の内視鏡において、前記右/左
    および前記上/下制御ノブの間に配置したガードプレー
    トをさらに有し、前記ガードプレートは前記制御ノブの
    最大直径の直径より大きな最小横寸法を持つことを特徴
    とする内視鏡。
  16. (16)内視鏡を外部汚染から保護する方法において、
    前記内視鏡は、ハンドルと、前記ハンドルから先端に延
    びる細長い挿入管と、前記挿入管の先端の角度方向を制
    御する一組の制御ケーブルと、前記制御ケーブルに制御
    力を加える制御ノブと、を有し、前記方法は、 前記内視鏡のハンドルのまわりにに流体を透過させない
    バッグを配置し、前記バッグは前記制御ノブを前記バッ
    グの外部に配置させることができるように形成した開口
    を有し、 制御ノブを前記バッグの外部で前記ハンドルに取付け、 内視行為を行うために前記内視鏡を用い、 前記制御ノブを前記ハンドルから取外し、 前記内視鏡を前記バッグから取外し、 内視行為を行うために前記制御ノブを前記内視鏡に再び
    取付ける前に前記制御ノブから汚染除去し、または制御
    ノブを殺菌する、 ことを特徴とする方法。
  17. (17)請求項16記載の方法において、前記内視行為
    を行う前に前記挿入管のまわりに保護シースを置き、前
    記内視行為が完了した後挿入管を前記シースから取外す
    ことを特徴とする方法。
  18. (18)請求項17記載の方法において、前記バッグお
    よびシースの内部を外部環境から密封するように前記バ
    ッグおよびシースを相互連結して、それによって前記バ
    ッグおよびシースが前記内視鏡を外部汚染から遮蔽する
    ことを特徴とする方法。
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