JPH02189747A - 光記録媒体製造方法 - Google Patents

光記録媒体製造方法

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JPH02189747A
JPH02189747A JP946489A JP946489A JPH02189747A JP H02189747 A JPH02189747 A JP H02189747A JP 946489 A JP946489 A JP 946489A JP 946489 A JP946489 A JP 946489A JP H02189747 A JPH02189747 A JP H02189747A
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JP
Japan
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mesh
photoresist film
unevenness
mesh pattern
manufacturing
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JP946489A
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English (en)
Inventor
Takashi Murata
敬 村田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光記録媒体の製造方法に係り、特に書き込み
後直接読み出しくDRAW)型の光デイスク装置に使用
される光記録媒体の製造方法に関する。
(従来の技術) DRAW型光ディスク装置に使用される光記録媒体には
種々の方式のものがあるが、表面の微細構造を変化させ
て反射率を変える方式の一つに、ME (Moth E
ye、蛾の目)ディスクがある。
第4図は、MEディスクの信号記録・再生原理を説明す
るための部分拡大断面図で、同図(A)は信号記録前の
状態、同図(B)は信号記録後の状態を表す。
同図(A)に示すようにMEディスク21は、プラスチ
ック製のディスク基板22の表面に記録ピット1bりも
十分型さいメツシュ状凹凸(微細ピット)25が形成さ
れ、金属823でコートされたものである。この基板2
2を通してレーザビームで信号記録を行なうと、この金
属膜23がレーザ光を吸収して発熱する。このため、こ
の部分に接するこのディスク基板22も軟化し、表面張
力のために、表面積を減らす方向に力が働き、同図(B
)に示すように、この信号記録部分27が平坦化される
。信号記録前の同図(A)の表面構造では反射率は数%
と低いが、信号記録後の同図(B)のこの信号記録部分
27の反射率は数十%に達する。これがMEディスクの
信号記録・再生原理である。
次に、上述のMEディスクの従来例の製造方法において
、記録ピット径よりも十分小さい0.2〜0.3μmピ
ッチのメツシュ状表面凹凸を形成するために、レーザ光
線の干渉縞を利用するホログラフィ法について説明する
第5図は、従来のMEディスクの製造方法の例における
メツシュ状パターン記録工程を説明する斜視図である。
図において、ガラス基板2上にフォトレジスト膜3が塗
布されたワーク1が固定されている。本例では、レーザ
光線の4光束を同時に用いて、メツシュ状の干渉縞パタ
ーンを得ている。図示しないレーザ光源(He−Cdレ
ーザ、波長325 nm)からのレーザ光線は4分割さ
れ、コリメートレンズ30A、30B、30C,30D
により各々平行光にされ、前記フォトレジスト膜3上の
露光部分37を照射する。平行ビーム36A及び36C
は挟角38を有し、平行ビーム30B及び30Dは挟角
39を有す。この平行ビーム36A及び36Cは同一の
人、射手面上に有り、又、この平行ビーム36B及び3
6Dも同一の入射平面上に有り、これ等2つの入射平面
は略直交している。この結果、前記干渉縞はメツシュ状
になる。前記平行ビーム36A〜36Dの各々の入射角
を略45゜にすると、このメツシュのピッチは略0.2
3μmとなる。
光デイスク媒体として製造する場合は、トラッキング用
のプリグループも表面に必要である。このためには、プ
リグループパターンをあらかじめ露光したフォトレジス
ト膜上に、上述のホログラフィ法でメツシュパターンを
露光する。ホログラフィ法で露光したフォトレジスト膜
を現像して製作したメツシュ状凹凸表面に、無電解めっ
きでニッケル膜を形成し、これを電極にしてニッケルの
電解めっきしたものを電鋳法により金型化する。
この金型を用いることで、通常の光デイスク基板を製造
するのと同様に、射出成形法等によって、片面にメツシ
ュ状凹凸を有するプラスチック製のディスク基板が複製
出来る。このプラスチック材料としては、アクリル、塩
化ビニル、ポリカーボネート等が適している。次に、光
吸収層であり、信号記録後の反射層になる金属膜を、前
記ディスク基板のメツシュ状凹凸表面に蒸着、スパッタ
リング等により形成する。この金属材料としては、比較
的変形しやすい、アルミニウム、クロム、金等が適して
おり、膜厚略1000λ程度で吸収層となる。
第3図は、本発明の一実施例及び従来例の製造方法によ
り形成されたMEディスクの例を示す部分拡大破断斜視
図である。
図に示すようにMEディスク21は、前記ディスク基板
22上のトラックピッチ1.8μmの同心円状の前記プ
リグループ24に、0.2〜0.3μmピッチの前述の
メツシュ状の多数の微細ピット(メツシュ状凹凸)25
が同心円状に均一に形成され、その上に前記金属膜23
が形成されたものである。
(発明が解決しようとする課題) 上述の従来例のMEディスクの製造方法におけるメツシ
ュ状パターン記録工程は、直径130關の前記ガラス基
板2上のフォトレジスト膜3上に均一な前記メツシュ状
パターンを形成するためには、大口径レンズ等の高精度
な光学系装置と精密な調整を必要とするため、製造コス
トが高くなるという問題点があった。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、比較的簡
単な設備と調整により製造コストの低減が可能な、ME
ディスク等の光記録媒体の製造方法を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の光記録媒体製造方法は、フォトレジスト膜が塗
布されたガラス基板を回転装置により回転させ、送り装
置によりこの回転装置を径方向に移動させ、光学系装置
からの断続するレーザ光線の分割による互いに干渉しな
い複数の微細光束により前記フォトレジスト膜を同心円
状又はスパイラル状に順次露光させ、周方向、径方向に
所定ピッチのメツシュ状パターンを記録した後現像し、
前記フォトレジスト膜に記録ピットの直径よりも小さい
ピッチのメツシュ状凹凸を形成する工程と、このメツシ
ュ状凹凸が形成された前記フォトレジスト膜から電鋳法
により金型を形成する工程と、この金型を用いてプラス
チック成形によりメツシュ状凹凸を片面に有するディス
ク基板を形成する工程と、このディスク基板のこのメツ
シュ状凹凸を有する面上に金属膜を形成する工程とを有
する構成としたものである。
(実施例) 本発明の光記録媒体製造方法の一実施例におけるメツシ
ュ状パターンを記録する工程は、フォトレジスト膜が塗
布されたガラス基板を回転装置により回転させ、光学系
装置からの断続するレーザ光線の分割による互いに干渉
しない複数の微細光束により、このフォトレジスト膜を
同心円状に露光させ、1周の露光完了後送り装置により
この回転装置を径方向に移動させることにより、周方向
、径方向に所定ピッチのメツシュ状パターンを記録する
ものである。
本発明の光記録媒体製造方法は、このメツシュ状パター
ン記録工程が従来例と異なるものであり、これ以外の工
程は従来例と同様であるから、従来例と同様部分は説明
を省略する。
第1図は、本発明の光記録媒体製造方法の一実施例にお
けるメツシュ状パターン記録工程の製造設備の例を示す
構成図である。
図に示すように、本発明の一実施例におけるメツシュ状
パターン記録工程の製造設備は、光学系装置7及びワー
ク駆動装置4等からなる。
ワーク1であるフォトレジスト膜3が塗布されたガラス
基板2は、このワーク駆動装置4の回転装置5により、
所定のスピードで回転駆動される。
この回転装置5は、後述するこのワーク1の1周の露光
終了のたびに、このワーク駆動装置4の送り装置6によ
り、所定のピッチで径方向に移動させられる。
この光学系装置7は、レーザ発振器8、光変調器9、コ
リメートレンズ10、スリット板11、半透明v112
、反射鏡13、偏向ビームスプリッタ14、対物レンズ
15等から構成されている。
このレーザ発振器8からのレーザ光線は、この光変調器
により所定の周期で断続される。次に、このレーザ光線
は前記コリメートレンズ10により平行光とされ、この
平行光は前記スリット板11により正方形ビームとなる
。この正方形ビームは、前記半透明鏡12により、直進
ビーム16Aと迂回ビーム16Bの2つのビームに分割
される。この直進ビーム16Aは、前記偏向ビームスプ
リッタ14、対物レンズ15を通り、前記ワーク1のフ
ォトレジスト膜3上に正方形の光スポット17Aとして
照射される。
前記迂回ビーム16Bは、2個の前記反射鏡13で反射
し、この直進ビーム16Aと光路長の差により90″位
相が異なるためこの偏向ビームスプリッタ14で反射し
、この対物レンズ15を通り、このフォトレジスト膜3
上に正方形の光スポット17Bとして照射される。この
正方形の光スポット17A、17Bは、前記光学系装置
7の調整により、例えばそれぞれ0.13μl口であり
、両者間の前記ワーク1の径方向のピッチは0.26μ
mである。又、前記光変調器9によるレーザ光線の断続
を10MHzで行ない、前記回転装置5によるこのワー
ク1の回転を、線速度2.6n+/ seeのCLV回
転で行なえば、周方向のピッチも0.26μlとなる。
そして、この断続する光スポット17A。
17Bによる露光が、このワーク1の回転に伴い順次行
なわれ、同心円状にこのワーク1の1周にわたって完了
するたびに、前記送り装置6によりこの回転装置5は径
方向に0,52μ量ずつ移動させられるから、このワー
ク1の周方向、径方向共に0,26μ個ピッチのメツシ
ュ状パターンが記録される。
このメツシュ状パターン及び前述のプリグループパター
ンの露光部分の現像後、従来の技術説明で述べた工程を
経て、金型化される。
第2図は、本発明の光記録媒体製造方法の一実施例にお
けるメツシュ状凹凸形成工程の説明図である。
最初に、同図(1)に示すように、前記ワーク1のガラ
ス基板2上のフォトレジスト膜3上に、前述のプリグル
ープパターンが露光される。即ち、このワーク1の径方
向の幅がそれぞれ0.8μ畷の、露光部分3a及び非露
光部分3bが交互に同心円状に形成される。次に、同図
(2)に示すように、前記フォトレジスト膜3上に、第
1図で前述のメツシュ状パターンが露光され、前記光ス
ポット17A、17Bによる露光部分3Cが形成される
次に、このフォトレジスト膜3上の露光部分3cの分解
能向上のため、周知の加熱処理が施される。
次に、同図(4)に示すように、このフォトレジスト膜
3の現像が行なわれ、前記露光部分3a及び3Cは除去
されて、除去部分3d及び除去部分(メツシュ状凹凸)
3eとなる。
この除去部分3d及び3eによるこのフォトレジスト膜
3の凹凸は、従来の技術説明で述べた製、遣方法と同様
に電鋳法により金型化される。この凹凸は前述のプリグ
ループ24及び微細ピット25に対応したものであるか
ら、この金型を用いて従来例と同様に射出成形法等によ
って、前述のプラスチック製のディスク基板22が製造
される。
なお、上述の本発明の一実施例の製造方法は、前記ME
ディスク21上のプリグループ24及び微細ピット25
が同心円状の場合に対応したものであるが、スパイラル
状の場合にも適用可能である。この場合は、前記送り装
置6により前記回転装置5を径方向に常時一定のスピー
ドで移動することにより、前記光スポット17A、17
Bによる露光部分はスパイラル状になる。
又、上述の本発明の一実施例においては、前記光スポッ
ト17A、17Bが正方形の場合について説明したが、
これ以外の形状でも良いのは勿論である。
(発明の効果) 以上説明した本発明の光記録媒体製造方法におけるメツ
シュ状パターン記録工程は、比較的簡単な設備と調整に
より製造可能であるから、この製造方法による光記録媒
体のコスト低減が可能である。
又、前記ディスク基板のメツシュ状凹凸が同心円状の場
合及びスパイラル状の場合共製造可能であるから、応用
範囲が広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光記録媒体製造方法の一実施例におけ
るメツシュ状パターン記録工程の製造設備の例を示す構
成図、第2図は本発明の光記録媒体製造方法の一実施例
におけるメツシュ状凹凸形成工程の説明図、第3図は本
発明の一実施例及び従来例の製造方法により形成された
MEディスクの例を示す部分拡大破断斜視図、第4図は
MEディスクの信号記録・再生原理を説明するための部
分拡大断面図、第5図は従来のMEディスクの製造方法
の例におけるメツシュ状パターン記録工程を説明する斜
視図である。 1・・・ワーク、2・・・ガラス基板、3・・・フォト
レジスト膜、3a、3c・・・露光部分、3b・・・非
露光部分、3d・・・除去部分、3e・・・除去部分(
メツシュ状凹凸)、4・・・ワーク駆動装置、5・・・
回転装置、6・・・送り装置、7・・・光学系装置、1
6A・・・直進ビーム、16B・・・迂回ビーム、17
A、17B・・・光スポット、 21・・・MEディスク(光記録媒体)、22・・・デ
ィスク基板、23・・・金属膜、24・・・プリグルー
プ、 25・・・微細ピット(メツシュ状凹凸)。 特許出願人 日本ビクター株式会社 代表者 垣木邦夫 gz図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フォトレジスト膜が塗布されたガラス基板を回転装置に
    より回転させ、送り装置によりこの回転装置を径方向に
    移動させ、光学系装置からの断続するレーザ光線の分割
    による互いに干渉しない複数の微細光束により前記フォ
    トレジスト膜を同心円状又はスパイラル状に順次露光さ
    せ、周方向、径方向に所定ピッチのメッシュ状パターン
    を記録した後現像し、前記フォトレジスト膜に記録ピッ
    トの直径よりも小さいピッチのメッシュ状凹凸を形成す
    る工程と、このメッシュ状凹凸が形成された前記フォト
    レジスト膜から電鋳法により金型を形成する工程と、こ
    の金型を用いてプラスチック成形によりメッシュ状凹凸
    を片面に有するディスク基板を形成する工程と、このデ
    ィスク基板のこのメッシュ状凹凸を有する面上に金属膜
    を形成する工程とを有することを特徴とする光記録媒体
    製造方法。
JP946489A 1989-01-18 1989-01-18 光記録媒体製造方法 Pending JPH02189747A (ja)

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