JPH02189526A - 光スイッチ - Google Patents

光スイッチ

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JPH02189526A
JPH02189526A JP1089189A JP1089189A JPH02189526A JP H02189526 A JPH02189526 A JP H02189526A JP 1089189 A JP1089189 A JP 1089189A JP 1089189 A JP1089189 A JP 1089189A JP H02189526 A JPH02189526 A JP H02189526A
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polarization
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switch
polarization rotation
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秀彰 岡山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は光信号の伝送経路を制御するための光スイッ
チ、特に光マトリクススイ・ンチに関する。
(従来の技術) 従来より、電気光学効果を利用して光のスイッチングを
行なうようにした光スイッチが提案されている。このス
イッチ作成に用いられる基板例えばL i N b O
3基板では、基板に光を入力すると電気光学効果が強く
なる偏り方向(光の電界の撮動方向)の偏光と電気光学
効果が弱くなる偏り方向の偏光とが励起されることが知
られている。
一般の光スイッチでは電気光学効果が強くなる偏り方向
の偏光(以下、強い偏光と称す)のスイッチング制御を
行なうように光スイッチを作成する。しかしながらこの
場合、電気光学効果が弱くなる偏り方向の偏光(以下、
弱い偏光と称す)は実質的にスイッチング制御されず、
従って偏り方向1こよってスイッチング制御ができたり
できなかったりするという偏光依存性を生ずる。スイッ
チング制御されない弱い偏光はクロストーク光となって
光スイッチから出力され、従って光スイッチのクロスト
ーク特性を悪化させる。
そこでこのようなりロストーク特性の悪化をもたらす偏
光依存性をなくすようにした光スイッチの検討も進めら
れている。この偏光依存性をなくすように()た光スイ
ッチとしで、例えば文献I「昭和63年電子情報通信学
会春季全国大会講演論文集 分冊C−I  C−490
昭和63年3月28日」(こ提案されているものがある
第6図は上述の文献Iに提案されている光スイッチの構
成を概略的に示す斜視図である。
図1こ示す光スイッチ10は2カツトL i N b 
O3基板12に設けた方向性結合器型の2×2光スイツ
チエレメント14及び16から成る。2カツトし1Nb
03基板12を用いた場合TM波が強い偏光及びTE波
が弱い偏光となる。
エレメント14.16は動作電圧OVのときにTM波及
びTE波の双方に対して交差状態で動作するような結合
長/素子長で設計されており、このような設計上の工夫
によって、これらエレメント14、+68TM波及びT
E波の双方に対して交差状態或は直進状態で選択的に動
作するように成し、よってエレメント14.16の偏光
依存性をなくしていた。TM波に対する電気光学効果は
TE波に対する電気光学効果よりも大となる(LiNb
03基板12を用いた場合、TM波の電気光学効果はT
E波の電気光学効果のほぼ3.5倍程度となる)ので、
TE波のスイッチング制御が可能な動作電圧でエレメン
ト14.16ヲ駆動することによって、TM波のスイ・
yチング制御も行なえる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述の光スイッチでは、光スイツチエレメ
ントの駆動電圧を、弱い偏光のスイッチング制御を行な
えるような電圧として、偏光依存性のないスイッチング
制御を行なう。
弱い偏光に及ぶ電気光学効果は弱いがために弱い偏光の
スイ・ンチング制mv行なえるような動作電圧は高くな
り、これがため上述の偏光依存性をなくすようにした光
スイッチの動作電圧は、強い偏光のスイ・ンチング制御
のみを行なうよう1こ構成した偏光依存性を有する光ス
イッチの動作電圧の例えば3.5倍以上の動作電圧にな
るという問題点があった。
この発明の目的は、上述した従来の問題点を解決するた
め、より低い動作電圧で偏光依存性のない動作を行なう
構造の光スイッチを提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的の達成を図るため、この発明の光スイッチは、 電気光学効果が強くなる偏り方向の光に対しては直進及
び交差状態のいずれかの状態で選択的に動作し、電気光
学効果が弱くなる偏り方向の光に対しては直進及び交差
状態のいずれか一方の状態でのみ動作する複数の制御ス
イッチから成るマトリクススイッチ部と、 マトリクススイッチ部に設けた入力ポート及び出力ポー
トと、 入力ポートからマトリクススイッチ部を介して入力した
光の偏り方向を回転させ、この回転させた光を出力ポー
トへ導くためマトリクススイッチ部に入力させる偏光回
転部とを備えて成ることを特徴とする。
この発明の実施に当り、偏光回転部を光の偏り方向を回
転させる偏光回転素子と、この回転させた光を反射によ
ってマトリクススイッチ部に入力させる反射部とから構
成するのが好適である。
(作用) このような構成の光スイッチによれば、光は入力ポート
からマトリクススイッチ部を経て偏光回転部に入力し、
そして偏光回転部からマトリクススイッチ部を経て出力
ポートから出力する。光の伝搬経路をマトリクススイッ
チ部によって制御することによって、所望の入力ポート
から所望の出力ポートに至る光の伝搬経路を形成できる
ここで、電気光学効果が強く或は弱くなる偏り方向を強
い或は弱い偏りと表現し、入力ポートからマトリクスス
イッチ部を経て偏光回転部に至る光の伝搬経路を伝搬経
路工及び偏光回転部からマトリクススイッチ部を経で出
力ポートに至る光の伝搬経路を伝搬経路■と表現すると
、伝搬経路1上を強い偏りで伝搬した光は、偏光回転部
に入力すると偏光回転部Iこよって弱い偏りlこ変更さ
れて偏光回転部から出力し、伝搬経路II上を弱い偏り
で伝搬する。また伝搬経路I上を弱い偏りで伝搬した光
は、偏光回転部に入力すると偏光回転部によって強い偏
りに変更されて偏光回転部から出力し、伝搬経路■上を
強い偏りで伝搬する。
またマトリクススイッチ部の制御スイッチは、強い偏り
の光に対しては直進及び交差状態のいずれかの状態で選
択的に動作し弱い偏りの光に対しては直進及び交差状態
のいずれか一方の状態でのみ動作する。このような制御
光スイッチは、強い偏りの光に対して選択的に動作させ
ても、弱い偏りの光に対しては直進状態及び交差状態の
いずれか一方の状態で固定的に動作する。
これがため伝搬!!路路上上強い偏り及び伝搬経路IN
上で弱い偏りとなる光を、偏り方向が強い偏りとなる伝
搬経路1上でスイッチング制御することによって、所望
の入力ポートから所望の出力ポートに導き出力ポートか
ら出力させることができる。同様に伝m経路工上で弱い
偏り及び伝搬経路II上で強い偏りとなる光を、偏り方
向が強い偏りとなる伝搬経路■上でスイッチング制御す
ることによって、所望の入力ポートから所望の出力ポー
トに導き出力ポートから出力させることができる。従っ
て偏光依存性をなくすことができる。
しかも偏り方向が強い偏りの光のスイッチング制御を行
なうので、動作電圧は従来の偏光依存性のない光スイッ
チの動作電圧よりも低くてよい。
(実施例) 以下、図面を参照しこの発明の実施例につき説明する。
尚、図面はこの発明が理解できる程度に概略的に示され
ているにすぎず、従って各構成成分の形状、寸法及び配
設位1、接続関係を図示例に限定するものではない。
箪二jci例 第1図はこの発明の第一実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
第一実施例の光スイッチ20は、複数の制御スイッチ2
2かう成るマトリクススイッチ部24と、マトリクスス
イッチ部24に設けた入力ポート26及び出力ポート2
8と、偏光回転部30とを備えて成る。
制御スイッチ22は電気光学効果が強くなる偏り方向の
光に対しては直進及び交差状態のいずれかの状態で選択
的に動作し、電気光学効果が弱くなる偏り方向の光に対
しては直進及び交差状態のいずれか一方の状態でのみ動
作し、また偏光回転部30は入力ポート26からマトリ
クススイッチ部24ヲ介して入力した光の偏り方向を回
転させ、この回転させた光を出力ポート28へ導くため
マトリクススイッチ部24に入力させる。
以下、より詳細にこの実施例の構成f口つき説明する。
この実施例では、基板32として2カツトLiNbO3
基板を用意し、制御スイッチ22及び偏光回転部30を
同一基板32(こ設ける0M板32を2カツトLiNb
O3基板とした場合、電気光学効果が強くなる偏り方向
の光はTM波及び電気光学効果が弱くなる偏り方向の光
はTE波となり、これら電気光学効果が強い及び弱い光
の偏り方向(偏波面)は、互いに直交する。
尚、基板32としてはL i N b O3基板のほか
、例えばLiTaO3基板、GaAs基板、InP基板
等の電気光学効果を呈する基板を用いることができる。
ざらにこの実施例のマトリクススイッチgB24は、相
交差させて設けた入力導波路34及び出力導波路36と
、これら導波路34.36の交差部分に設けた制御スイ
ッチ22とを備え、格子型の光マトリクススイッチを構
成する。
そして制御スイッチ22を、例えば反転Δβ電極型の光
スイツチエレメントとする。この光スイツチエレメント
は方向性結合器型及び全反射型のいずれの構成でもよい
が、基板32としでLiNbO3基板を用いる場合には
方向性結合器型のものとするのがよい。
文献■r ELECT口0NICS LETTER3(
エレクトロニクス レクーズ)  21st July
 1988. Vol、24No、 15ρρ、959
−981」にも開示されているよう1こ、2カツトLi
NbO5基板に形成した反転へ〇電極型の方向性結合器
型光スイッチエレメントにおいて、例えばTE波に対す
る結合長/素子長をほぼ1とし又はほぼ3とし、かつT
M波に対する結合長/素子長をほぼ1以上3以下の範囲
の値となるようにすれば、この光スイッチエレメントt
TE波に対しては交差状態で固定的に動作させ及びTM
波fこ対しては交差状態及び直進状態のいずれか一方の
状態で選択的に動作させることができる。同様に、例え
ば弱い偏りのTE波に対する結合長/素子長をほぼ4と
し、かつ強い偏りのTM波に対する結合長/素子長をほ
ぼ1以上3以下の範囲の値となるようにすれば、光スイ
ツチエレメントをTE波に対して直進状態で固定的に動
作させ及びTM波に対しては選択的に動作させることが
できる。尚、このように動作する光スイツチエレメント
についてのより詳細な説明が特願昭62−277939
に成されでいる。
さらにこの実施例では偏光回転部301Fr光の偏り方
向を回転させる偏光回転素子30aと、この回転させた
光を反射によってマトリクススイッチ部24に入力させ
る反射部30bとから構成する。
そしてこの実施例では、各入力導波路34の一方の端部
に入力ポート26を及び他方の端部に偏光回転素子30
a %設け、偏光回転素子30aの入力導波路34と結
合する側とは反対側の端部に反射部30bを設ける。同
様に各出力導波路36の一方の端部に出力ポート28を
及び他方の端部に偏光回転素子30aを設け、偏光回転
素子30aに反射部30bを設ける。偏光回転素子30
aとしては例えばTM−TE変換器を、また反射部30
bとしては例えば偏光回転子30aの端部に金属膜又は
誘電体mを設けることによって形成した反射ミラーを用
いる。
このほか偏光回転素子30aをファラデー回転子とする
ようにしていもよい、この場合には、マトリクススイッ
チ部24及びファラデー回転素子を別々の基板に形成し
、この実施例と同様にして光学的に結合することとなる
。@は反射部30bとしてグレーティング反射器を用い
るようにしてもよい。
第2図は第一実施例の光スイッチの動作説明に供する図
である。以下の説明では、電気光学効果が強く或は弱く
なる偏り方向を強い或は弱い偏りと表現し、また入力ポ
ートからマトリクススイッチ部を経て偏光回転部1こ至
る光の伝搬経路を伝搬経路■及び偏光回転部からマトリ
クススイッチ部を経て出力ポートに至る光の伝搬経路を
伝搬経路■と表現する。
第2図(A)は伝搬経路I上を弱い偏りで伝搬する光(
この実施例ではTE波)に対する光スイッチ20の動作
の一例、及び第2図(B)は伝搬経路I上を強い偏りで
伝搬する光(この実施例ではTM波)に対する光スイッ
チ20の動作の一例を示す。
ここで制御スイッチ22か弱い偏りの光に対しては交差
状態でのみ動作し及び強い偏りの光に対しては直進及び
交差状態のいずれか一方で選択的に動作する場合を考え
る。
基板32として2カ・ントL iNb○3基板を用いた
場合、入力ポート26からマトリクススイッチ部24に
信号光を入力すると導波路26において偏り方向(偏波
面)が互いに直交する2つの偏光すなわちTE波及びT
M波が励起され、これらTE波及びTM波が光スイツチ
20内を伝搬する。
従って例えば入力ポート263から入力した光を出力ポ
ート283から出力させる場合には、第2図(A)〜(
B)にも示すよう1こ図中黒丸印で示す制御スイッチ2
23□を強い偏りのTM波に対して直進状態で動作する
ようにし残りの白丸印で示した制御スイッチ22ヲ弱い
偏りのTE波に対して交差状態で動作するようにすれば
よい。
この場合入力ポート263から入力し入力導波路34を
弱い偏りで伝搬するTE波は、第2図(A)中に実線矢
印で示すように、入力導波路34上の全ての制御スイ・
フチ22ヲ交差状態で通過して、偏光回転素子307a
に入力する。TE波は偏光回転素子307aによってT
M波lこ変換され、変換されたTM波は反射部307b
で反射されて偏光回転素子307aがらマトリクススイ
ッチ部24へ出力される。変換されたTM波は、第2図
(A)中に破線矢印で示すように、まず入力導波路34
の制御スイッチ22を交差状態で通過し、次いで制御ス
イッチ2232を直進状態で通過し、従って変換された
TM波の伝搬経路が入力導波34から出力導波路36に
変更される。
変換されたTM波は出力導波路36上の制御スイッチ2
2を交差状態で通過し、よって出力ポート283に至る
また入力ポート263から入力し入力導波路34ヲ強い
偏りで伝搬するTM波は、第2図(8)中に破線矢印で
示すように、まず入力導波路34上の制御スイッチ22
を交差状態で通過し、次いで制御スイッチ223□を直
進状態で通過し、従ってTM波の伝搬経路が入力導波路
34から出力導波路36に変更される。1M波は出力導
波路36上の制御スイッチ22ヲ交差状態で通過し、よ
って偏光回転素子303aに入力する。TM波は偏光回
転素子303a(こよっでTE波1こ変換され、変換さ
れたTE波は反射部303bで反射されて偏光回転素子
303aからマトリクススイッチ部24へ出力される。
変換されたTE波は、第2図(B)中に実線矢印で示す
ように、出力導波路36上の全ての制御スイッチ22ヲ
交差状態で通過し、よって出力ポート283に至る。
第二」し1例 第3図はこの発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図である。尚、第一実施例の構成成分と対応する構成
成分についでは同一の符号を付して示す。
第二実施例の光スイッチ38は、制御スイッチ22及び
導波路34.36の接続関係とマトリクススイッチ部2
4及び偏光回転部30@別々の基板に設けている点とが
第一実施例と異なるほかは、第一実施例と同様の構成と
なっている。以下、主として第一実施例と相違する点に
つき説明し、第一実施例と同様の点については詳細な説
明を省略する。
第二実施例では、制御スイッチ22! n行m列(n、
mは自然数)に配列し、第1行のw4Wiするスイッチ
22同志を導波路34又は36によって接続し、第0行
の制御スイッチ22同志を導波路34又は36によって
接続し、第i行第j列のスイッチ22と第1+1行第j
+1列のスイッチ22とを導波路34又は36によって
接続しく但し、iは1≦i≦n−1である自然数、jは
1≦j≦m−1である自然数)、さらに第j行第j列の
スイッチ22と第i−1行第j+1列のスイッチ22と
を導波路34又は36によって接続する(但し、iは2
≦i≦nである自然数、jは2≦j≦m−1である自然
数)。
光スイツチ38ヲ例えば第3図にも示すように4人力4
出力の光スイッチとする場合には、入力導波路34を図
中実線で示す導波路とし及び出力導波路36を図中点線
で示す導波路とする。
第4図は偏光回転部の一構成例を示す斜視図であり、偏
光回転部の要部を示す。
第二実施例の光スイッチ40の偏光回転部40は、第4
図にも示すように、基板32とは別の基板42に設けた
導波路44及び基板42面上1こ設けた電極46a24
6bから成る回転偏光素子30aと、導波路44のマト
リクススイッチ部24と結合する側とは反対の側の導波
路44端部に設けた反射部30b例えば全反射面とから
成る。尚、電極46a、46bを図中ハツチングを付し
て示した。
そして例えば、基板42としてLiNb○3基板の2板
、X板或はy板を用い、この基板42のC軸(光軸)を
基板42面に対しで45°傾くように成す、ざらに電極
46a @導波路42の一方の側縁がら導波路44の外
側領域まで延在させで設け、電極46bを導波路44の
内側領域から導波路44の外側領域まで延在させて設け
る。
このような構成の偏光回転素子30aの導波路44にT
M波又はTE波を入力すると、TM波又はTE波はC軸
に平行な偏り方向の光とC軸に垂直な偏り方向の光とに
分離して導波路441F!、伝搬するので、電極46a
、 46bに印加する電圧を調整することによってTM
波¥!TE波に又はTE波をTM波に変換できる。
第5図は第二実施例の光スイッチの動作説明に供する図
である。
第5図(A)は伝搬経路1上を弱い偏りで伝搬する光(
この実施例ではTE波)に対する光スイッチ38の動作
の一例、及び第5図(B)は伝搬経路I上を強い偏りで
伝搬する光(この実施例ではTM波)に対する光スイッ
チ38の動作の一例を示す。
ここで第2図の動作例の説明の場合と同様に制御スイッ
チ22が動作するものとする。
例えば入力ポート262から入力した光を出力ポート2
83から出力させる場合には、第5図(A)〜(B)に
も示すように図中黒丸印で示す制御スイッチ22.3を
強い偏りのTM波に対して直進状態で動作するよう1こ
し残りの白丸印で示した制御スイッチ22ヲ弱い偏りの
TE波に対して交差状態で動作するようにする。
この場合入力ポート262かう入力し入力導波路34を
弱い偏りで伝搬するTE波は、第5図(A)中に実線矢
印で示すように、入力導波路34上の全ての制御スイッ
チ228交差状態で通過しで、偏光回転素子304aに
入力する。TEfiは偏光回転素子304aによってT
M波に変換され、変換されたTM波は反射部304bで
反射されて偏光回転素子304aから出力される。変換
されたTM波は、第5図(A)中に破線矢印で示すよう
に、まず入力導波路34の制御スイッチ22を交差状態
で通過し、次いで制御スイッチ22.3を直進状態で通
過し、従って変換されたTM波の伝搬経路が入力導波3
4から出力導波路36に変更される。変換されたTM波
は出力導波路36上の制御スイッチ22を交差状態で通
過し、よって出力ポート283に至る。
また入力ポート262かう入力し入力導波路34ヲ強い
偏りで伝搬するTM波は、第5図(B)中1こ破線矢印
で示すように、まず入力導波路34上の制御スイッチ2
2を交差状態で通過し、次いで制御スイッチ22.3を
直進状態で通過し、従ってTM波の伝搬経路が入力導波
路34から出力導波路36に変更される。TM波は出力
導波路36上の制御スイッチ22を交差状態で通過し、
よって偏光回転素子304aに入力する。TM波は偏光
回転素子304aによってTE波に変換され、変換され
たTE波は反射部304bで反射されて偏光口、転素子
304aから出力される。変換されたTE波は、第5図
(8)中に実線矢印で示すように、出力導波路36上の
全ての制御スイッチ22ヲ交差状態で通過し、よって出
力ポート283に至る。
この発明は上述した実施例fこのみ限定されるものでは
なく、従って各構成成分の形状、寸法、配設位置、構成
、接続関係、形成材料、配設個数を任意好適に変更する
ことができる。
例えばマトリクススイッチ部の構成を上述した実施例と
は異なる構成とするようにしてもよく、従って制御スイ
ッチの配設個数や、制御スイ・フチ間の接続関係や、ま
た入力及び出力ポートの配設個数及び配設位置を任意好
適に変更できる。
また偏光回転部を上述した実施例のほか種々の構成とす
ることができる0例えば偏光回転部を偏光回転素子と光
ファイバとから構成し、偏光回転素子の入力lこ光学的
に結合するマトリクススイッチ部の導波路と、偏光回転
素子の出力とを光ファイバを介して光学的に結合するよ
うにしてもよい、また偏光回転部を偏光回転素子と反射
部とから構成する場合において、偏光回転素子を偏波保
存ファイバを用いて構成するようにしてもよい、この場
合、偏波保存ファイバの一方の端部をマトリクススイッ
チ部の導波路と光学的に結合し、ざらに偏波保存ファイ
バの他方の端部に反射部例えば誘電体膜や金属膜からな
る反射膜を設けるようfこする0例えば、偏波保存ファ
イバをマトリクススイッチ部の導波路と結合させたとき
に偏波保存ファイバの主軸がマトリクススイッチ部の形
成に用いる基板の基板面と成す角度θや、偏波保存ファ
イバの一方及び他方の端部の間の長さヲ任意好適に設定
することによって、偏波保存ファイバを偏光回転素子と
しで機能させることができる。角度θを例えば45′″
とするようにすればよい。
また上述した実施例では電気光学効果がより強くなる偏
り方向の光をTM波とし、及び電気光学効果がより弱く
なる偏り方向の光!TE波としたが、電気光学効果が強
く及び弱くなる光の偏り方向(偏波面)をこれらTM波
及びTE波に限定するものではない。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の光スイ
ッチによれば、光は入力ポートからマトリクススイッチ
部を経て偏光回転部に入力し、そして偏光回転部からマ
トリクススイッチ部を経て出力ポートから出力する。
入力ポートから制御スイッチを経て偏光回転部に至る光
の伝搬経路1上を強い偏りで伝搬した光は、偏光回転部
に入力すると偏光回転部によって弱い偏りに変更されて
偏光回転部から出力し、偏光回転部から制御スイッチを
経て出力ポートに至る光の伝搬経路II上を弱い偏りで
伝搬する。また伝搬経路I上を弱い偏りで伝搬した光は
、偏光回転部に入力すると偏光回転部によって強い偏り
に変更されて偏光回転部から出力し、伝搬経路II上を
強い偏りで伝搬する。
そしてマトリクススイッチ部の制御スイッチは、強い偏
りの光(こ対しては直進及び交差状態のいずれかの状態
で選択的に動作し弱い偏りの光に対しては直進及び交差
状態のいずれか一方の状態でのみ動作する。このような
制御光スイッチは、強い偏りの光に対して選択的1こ動
作させても、弱い偏りの光に対しては直進状態及び交差
状態のいずれか一方の状態で固定的に動作する。
これがため伝搬経路I上で強い偏り及び伝搬経路II上
で弱い偏りとなる光を、偏り方向が強い偏りとなる伝搬
経路■上でスイッチング制御することによって、所望の
入カポ−・トから所望の出力ポートに導き出力ポートか
ら出力させることができる。同様に伝搬経路I上で弱い
偏り及び伝搬経路II上で強い偏りとなる光を、偏り方
向が強い偏りとなる伝速経路II上でスイッチング制御
すること(こよって、所望の入力ポートから所望の出力
ポート(こ導き出力ポートから出力させることができる
。従って偏光依存性をなくすことができる。
しがも偏り方向が強い偏りの光のスイッチング制御を行
なうので、動作電圧は従来の偏光依存性のない光スイッ
チの動作電圧よりも低くてよい。
これがため、従来よりも低い動作電圧で偏光依存性のな
い動作を行なうことのできる光スイッチを提供できる。
基板として例えばL j、 N b○3基板を用いた場
合には、従来のほぼ1/3.5程度の動作電圧で偏光依
存性のない動作を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例の構成を概略的に示す平
面図、 第2図(A)及び(B)は第一実施例の動作の説明に供
する図、 第3図はこの発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図、 第4図は偏光回転部の一構成例を示す斜視図、第5図(
A)及び(B)は第二実施例の動作の説明に供する図、 第6図は従来の光スイッチの説明lこ供する図である。 20.38・・・光スイッチ 22.223□、2213・・・制御スイッチ24・・
・マトリクススイッチ部 26.262.263−・・入力ポート28.283−
・・出力ポート 30.40・・・偏光回転部 30a、302a、304a、307a・・・偏光回転
素子30b、302b、304b、307b・・・反射
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電気光学効果が強くなる偏り方向の光に対しては
    直進及び交差状態のいずれかの状態で選択的に動作し、
    電気光学効果が弱くなる偏り方向の光に対しては直進及
    び交差状態のいずれか一方の状態でのみ動作する複数の
    制御スイッチから成るマトリクススイッチ部と、 該マトリクススイッチ部に設けた入力ポート及び出力ポ
    ートと、 前記入力ポートから前記マトリクススイッチ部を介して
    入力した光の偏り方向を回転させ、この回転させた光を
    前記出力ポートへ導くため前記マトリクススイッチ部に
    入力させる偏光回転部とを備えて成ることを特徴とする
    光スイッチ。
  2. (2)前記偏光回転部を光の偏り方向を回転させる偏光
    回転素子と、この回転させた光を反射によって前記マト
    リクススイッチ部に入力させる反射部とから構成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光スイッチ。
JP1089189A 1989-01-19 1989-01-19 光スイッチ Expired - Lifetime JPH0789182B2 (ja)

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