JPH02188674A - スタータ装置 - Google Patents
スタータ装置Info
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- JPH02188674A JPH02188674A JP1009012A JP901289A JPH02188674A JP H02188674 A JPH02188674 A JP H02188674A JP 1009012 A JP1009012 A JP 1009012A JP 901289 A JP901289 A JP 901289A JP H02188674 A JPH02188674 A JP H02188674A
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- movable cylinder
- rotating shaft
- clutch
- engine
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 44
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 44
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 14
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 12
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical group [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 8
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 14
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02N—STARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F02N15/00—Other power-operated starting apparatus; Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from groups F02N5/00 - F02N13/00
- F02N15/02—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof
- F02N15/04—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears
- F02N15/06—Gearing between starting-engines and started engines; Engagement or disengagement thereof the gearing including disengaging toothed gears the toothed gears being moved by axial displacement
- F02N15/062—Starter drives
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスタータ装置に関し、更に詳細には車輌の機関
始動用として用いられるスタータ装置に関する。
始動用として用いられるスタータ装置に関する。
(従来の技術)
車輌の機関始動用として用いられるスタータ装置として
第2図に示されるようなものが提案されている。第2図
に示されるスクータ装置tは前部機枠(フロントブラケ
ット)2に形成された開口を備え、その開口より内側で
前部機枠2に嵌着された軸受3に支持されたピニオン移
動体4が出力回転軸5に摺動可能に支持されて構成され
ている。
第2図に示されるようなものが提案されている。第2図
に示されるスクータ装置tは前部機枠(フロントブラケ
ット)2に形成された開口を備え、その開口より内側で
前部機枠2に嵌着された軸受3に支持されたピニオン移
動体4が出力回転軸5に摺動可能に支持されて構成され
ている。
このピニオン移動体4は、一方向クラッチ装置6と、一
端すなわち後端(第2図でみて左方向)を一方向クラッ
チ装置6のクラッチインナ6aとした移動筒7と、この
移動筒7の他端であって前部機枠2の開口から突出した
端部即ち前端外周面に設けられたストレートスプライン
7aによって嵌合装着されたピニオン8とから構成され
ている。
端すなわち後端(第2図でみて左方向)を一方向クラッ
チ装置6のクラッチインナ6aとした移動筒7と、この
移動筒7の他端であって前部機枠2の開口から突出した
端部即ち前端外周面に設けられたストレートスプライン
7aによって嵌合装着されたピニオン8とから構成され
ている。
このピニオン8はその後方側において移動筒7の外周面
に形成された段部とピニオン8の内周面に形成された段
部との間に配置されたコイルスプリング9によって前方
への偏位力を受けながらも後方へ僅かな移動を許すよう
にされていると共に移動筒7の前端部外周に固定された
ストッパ10で移動筒7からの脱落が防止されている。
に形成された段部とピニオン8の内周面に形成された段
部との間に配置されたコイルスプリング9によって前方
への偏位力を受けながらも後方へ僅かな移動を許すよう
にされていると共に移動筒7の前端部外周に固定された
ストッパ10で移動筒7からの脱落が防止されている。
更に、移動筒7の内周部には前後に2つのスリーブメタ
ル即ち筒状の軸受11が嵌着され、これらの軸受11を
出力回転軸5に嵌装することで移動筒7が出力回転軸5
に対して相対回転をしながらも摺動し得るようにされて
いる。
ル即ち筒状の軸受11が嵌着され、これらの軸受11を
出力回転軸5に嵌装することで移動筒7が出力回転軸5
に対して相対回転をしながらも摺動し得るようにされて
いる。
なお、第2図において、12は出力回転輪5上を摺動す
る移動筒7を、前方所定位置で停止させるため出力回転
軸5の前端部に取付けられたストンパリング、13はピ
ニオン移動体を前後に摺動させるシフトレバ−14は直
流電動機の電機子回転軸、15はTi機子回転軸14の
回転を減速すべく該回転軸14に形成された太陽歯車1
4aに噛合う複数の遊星歯車15aを備える遊星歯車減
速装置、16は一端を一方向クラッチ装置6のクラッチ
アウタ6bに取付けた係止環17に係合したシフトレバ
−13を揺動させると共に直流電動機の電源を投入する
電磁スイッチ装置を示している。
る移動筒7を、前方所定位置で停止させるため出力回転
軸5の前端部に取付けられたストンパリング、13はピ
ニオン移動体を前後に摺動させるシフトレバ−14は直
流電動機の電機子回転軸、15はTi機子回転軸14の
回転を減速すべく該回転軸14に形成された太陽歯車1
4aに噛合う複数の遊星歯車15aを備える遊星歯車減
速装置、16は一端を一方向クラッチ装置6のクラッチ
アウタ6bに取付けた係止環17に係合したシフトレバ
−13を揺動させると共に直流電動機の電源を投入する
電磁スイッチ装置を示している。
前部機枠2に嵌着した軸受3が出力回転軸5に摺動可能
に嵌挿されたピニオン移動体4の移動筒外周部摺動面を
支持し、該ピニオン移動体の前端部に設けられたピニオ
ン8を機関のリングギヤに向って移動させ且つ係脱させ
るようなタイプのスタータ装置は一般にオーバハングタ
イプと呼ばれているが、このようなタイプのスタータ装
置1は、通常、機関への取付は面18から非動作時のピ
ニオン8の位置までの距離りが約60m5+程度であり
、それ以上長いものは存在していない。取付は面18か
らピニオン8までの距離りがこの程度の長さのスタータ
装置tでは出力回転軸5に対する負荷による撓みなどの
問題はほとんどな(、従って移動筒7と出力回転軸5と
の間に配置されるスリーブメタル11は相対的な回転に
対する耐久性の点から両方とも銅系の材料から形成され
ていた。
に嵌挿されたピニオン移動体4の移動筒外周部摺動面を
支持し、該ピニオン移動体の前端部に設けられたピニオ
ン8を機関のリングギヤに向って移動させ且つ係脱させ
るようなタイプのスタータ装置は一般にオーバハングタ
イプと呼ばれているが、このようなタイプのスタータ装
置1は、通常、機関への取付は面18から非動作時のピ
ニオン8の位置までの距離りが約60m5+程度であり
、それ以上長いものは存在していない。取付は面18か
らピニオン8までの距離りがこの程度の長さのスタータ
装置tでは出力回転軸5に対する負荷による撓みなどの
問題はほとんどな(、従って移動筒7と出力回転軸5と
の間に配置されるスリーブメタル11は相対的な回転に
対する耐久性の点から両方とも銅系の材料から形成され
ていた。
(発明が解決しようとする!IN)
しかしながら、近年、車輌の多種化に伴って、機関にお
けるスタータ装置取付は面からリングギヤまでの長さが
70mmを越える機関が考えられており、そのため、こ
のような機関に対応したスタータ装置として前述した距
離りが70m−を越える[超ロングオーバハングタイプ
」のスタータ装置を開発する必要があった。しかし、移
動筒と共に出力回転軸を長くした場合、出力回転軸の製
造時その真直度が出しにくく、しかも大きな荷重がかか
った時に撓みやすく、その結果出力回転軸の摩耗や移動
筒の摺動不良が発生しやすい、という問題があった。
けるスタータ装置取付は面からリングギヤまでの長さが
70mmを越える機関が考えられており、そのため、こ
のような機関に対応したスタータ装置として前述した距
離りが70m−を越える[超ロングオーバハングタイプ
」のスタータ装置を開発する必要があった。しかし、移
動筒と共に出力回転軸を長くした場合、出力回転軸の製
造時その真直度が出しにくく、しかも大きな荷重がかか
った時に撓みやすく、その結果出力回転軸の摩耗や移動
筒の摺動不良が発生しやすい、という問題があった。
本発明の目的は、かかる問題点を解決するためになされ
たもので、機関への取付は面からピニオンまでの距離の
長い、換言すれば出力回転軸の長さが比較的に長いオー
バハングタイプのスタータ装置において出力回転軸の摩
耗や移動筒の摺動不良の発生を防止することにある。
たもので、機関への取付は面からピニオンまでの距離の
長い、換言すれば出力回転軸の長さが比較的に長いオー
バハングタイプのスタータ装置において出力回転軸の摩
耗や移動筒の摺動不良の発生を防止することにある。
(課題を解決するための手段)
第1に、本発明のスタータ装置は、比較的に長い出力回
転軸に嵌挿されたピニオン移動体であって前記出力回転
輪から回転力を受けるタラッチアウタおよび該タラッチ
アウタからの回転が伝達されるクラッチインナを備える
一方向クラッチ装置と機枠に取付けられた軸受により軸
方向摺動可能に且つ回転可能に支持されると共に前記ク
ラッチインチによって回転され一端に機関のり、ングギ
ャに係脱するピニオンを備える移動筒とを有するとニオ
ン移動体と、前記移動筒を前記出力回転軸に摺動可能に
支持すべく前記移動筒の内周部に軸方向に間隔をあけて
嵌着され前記出力回転軸に摺動可能に嵌合された2つの
スリーブメタルとを含み、前記ピニオンが取付けられて
いる前記移動筒の一端側に位置する一方の前記スリーブ
メタルが鉄系の材料から形成され、また前記一方向クラ
ッチ装置が配置されている前記移動筒の他端側に位置す
る他方の前記スリーブメタルが銅系の材料から形成され
ていることを特徴とする。
転軸に嵌挿されたピニオン移動体であって前記出力回転
輪から回転力を受けるタラッチアウタおよび該タラッチ
アウタからの回転が伝達されるクラッチインナを備える
一方向クラッチ装置と機枠に取付けられた軸受により軸
方向摺動可能に且つ回転可能に支持されると共に前記ク
ラッチインチによって回転され一端に機関のり、ングギ
ャに係脱するピニオンを備える移動筒とを有するとニオ
ン移動体と、前記移動筒を前記出力回転軸に摺動可能に
支持すべく前記移動筒の内周部に軸方向に間隔をあけて
嵌着され前記出力回転軸に摺動可能に嵌合された2つの
スリーブメタルとを含み、前記ピニオンが取付けられて
いる前記移動筒の一端側に位置する一方の前記スリーブ
メタルが鉄系の材料から形成され、また前記一方向クラ
ッチ装置が配置されている前記移動筒の他端側に位置す
る他方の前記スリーブメタルが銅系の材料から形成され
ていることを特徴とする。
第2に、本発明のスタータ装置は、比較的に長い出力回
転軸に嵌挿されたピニオン移動体であって前記出力回転
軸から回転力を受けるタラッチアウタおよび該タラッチ
アウタからの回転が伝達されるクラッチインチを備える
一方向クラッチ装置と機枠に取付けられた軸受により軸
方向摺動可能に且つ回転可能に支持されると共に前記ク
ラッチインナによって回転され一端に機関のリングギヤ
に係脱するピニオンを備える移動筒とを有するピニオン
移動体と、前記移動筒を前記出力回転軸に摺動可能に支
持すべく前記移動筒の内周部に軸方向に間隔をあけて嵌
着され前記出力回転軸に摺動可能に嵌合された2つのス
リーブメタルとを含み、当該2つのスリーブメタルのい
ずれか一方の内径が前記出力回転軸の外径より僅かに大
きくされていることを特徴とする。
転軸に嵌挿されたピニオン移動体であって前記出力回転
軸から回転力を受けるタラッチアウタおよび該タラッチ
アウタからの回転が伝達されるクラッチインチを備える
一方向クラッチ装置と機枠に取付けられた軸受により軸
方向摺動可能に且つ回転可能に支持されると共に前記ク
ラッチインナによって回転され一端に機関のリングギヤ
に係脱するピニオンを備える移動筒とを有するピニオン
移動体と、前記移動筒を前記出力回転軸に摺動可能に支
持すべく前記移動筒の内周部に軸方向に間隔をあけて嵌
着され前記出力回転軸に摺動可能に嵌合された2つのス
リーブメタルとを含み、当該2つのスリーブメタルのい
ずれか一方の内径が前記出力回転軸の外径より僅かに大
きくされていることを特徴とする。
(作 用)
本発明のスタータ装置によると、ピニオン移動体の移動
筒が機枠に取付けられた軸受により軸方向摺動可能に且
つ回転可能に支持される所謂オーバハングタイプにおい
ては、出力回転軸が比較的に長い場合、機関のリングギ
ヤからの荷重を受けて前方側のスリーブメタルと該出力
回転軸との摩擦が大きくなるが、前方側のスリーブメタ
ルが摩耗に強い鉄系とされ且つ後方側のスリーブメタル
が高回転に強い銅系とされているので、前方側での大き
な荷重および高回転に対してスリーブメタルはバランス
よく出力回転軸を支持することとなる。また、前方側で
の大きな荷重や当該回転軸の製造段階での真直度の問題
から出力回転軸に撓みが生じ、回転によって偏心しても
、いずれか一方のスリーブメタルの内径が出力回転軸の
外よりも多少大きくされているためピニオン移動体にお
ける移動筒の摺動はスムースで、従って摩耗等の発生も
最小限に抑えられる。
筒が機枠に取付けられた軸受により軸方向摺動可能に且
つ回転可能に支持される所謂オーバハングタイプにおい
ては、出力回転軸が比較的に長い場合、機関のリングギ
ヤからの荷重を受けて前方側のスリーブメタルと該出力
回転軸との摩擦が大きくなるが、前方側のスリーブメタ
ルが摩耗に強い鉄系とされ且つ後方側のスリーブメタル
が高回転に強い銅系とされているので、前方側での大き
な荷重および高回転に対してスリーブメタルはバランス
よく出力回転軸を支持することとなる。また、前方側で
の大きな荷重や当該回転軸の製造段階での真直度の問題
から出力回転軸に撓みが生じ、回転によって偏心しても
、いずれか一方のスリーブメタルの内径が出力回転軸の
外よりも多少大きくされているためピニオン移動体にお
ける移動筒の摺動はスムースで、従って摩耗等の発生も
最小限に抑えられる。
(実施例)
以下、本発明のスタータ装置を添付図面に示された実施
例について更に詳細に説明する。
例について更に詳細に説明する。
第1図には、本発明の一実施例に係るスタータ装置20
が示されている。このスタータ装N20は第2図のスタ
ータ装置lと同様に遊星歯車減速式のもので、本実施例
を示す第1図において、第2図に示されたスタータ装置
と同−又は相当する部分は同一の参照符号を付してその
説明を省略する。
が示されている。このスタータ装N20は第2図のスタ
ータ装置lと同様に遊星歯車減速式のもので、本実施例
を示す第1図において、第2図に示されたスタータ装置
と同−又は相当する部分は同一の参照符号を付してその
説明を省略する。
本実施例のスタータ装置20は、機関取付は面18から
ピニオン8までの距MLが比較的に長く、そのため長い
出力回転軸21@備え、該出力回転軸21には、該回転
軸21に対応して長い移動筒22が嵌装されている。こ
の移動筒22は、一方向クラッチ装置6を含むピニオン
移動体23の構成部品で、この移動筒22の内周面と出
力回転軸21の外周面との間には軸方向に間隔をあけて
ピニオン8が位置する前方側(第1図でみて右側)に鉄
系の材料から形成されたスリーブメタル24と一方向ク
ラッチ装置6が位置する後方側に銅系の材料から形成さ
れたスリーブメタル25とが移動筒22の内周に嵌着さ
れて配置され、移動筒22が出力回転輪21上で軸方向
に摺動可能且つ相対的な回転を可能とされると共に当該
出力回転軸21を支持している。
ピニオン8までの距MLが比較的に長く、そのため長い
出力回転軸21@備え、該出力回転軸21には、該回転
軸21に対応して長い移動筒22が嵌装されている。こ
の移動筒22は、一方向クラッチ装置6を含むピニオン
移動体23の構成部品で、この移動筒22の内周面と出
力回転軸21の外周面との間には軸方向に間隔をあけて
ピニオン8が位置する前方側(第1図でみて右側)に鉄
系の材料から形成されたスリーブメタル24と一方向ク
ラッチ装置6が位置する後方側に銅系の材料から形成さ
れたスリーブメタル25とが移動筒22の内周に嵌着さ
れて配置され、移動筒22が出力回転輪21上で軸方向
に摺動可能且つ相対的な回転を可能とされると共に当該
出力回転軸21を支持している。
このような構成によると、ピニオン移動体23が摺動さ
せられると、移動筒22によってピニオン8が前方所定
位置へ飛び出し、機関のリングギヤ(図示せず)に噛合
ってこれを回転させ、これにより機関を駆動させる。そ
の際、機関始動後からピニオン8がリングギヤから離脱
する直前までは機関の脈動によりピニオン8を介して移
動筒22の前方部に大きな荷重がかかり、この荷重は前
方のスリーブメタル24に及ぶ、しかし、前方のスリー
ブメタル24は鉄系の材料から形成されているため荷重
に対する耐摩耗性が大きく、従って出力回転軸21に対
する摩耗を非常に低く抑えることができる。また、後方
のスリーブメタル25は前方のそれよりは大きな荷重を
受けないので高回転に対して耐摩耗性の高い銅系の材料
から形成されているため、やはり大きな摩耗は生じない
。
せられると、移動筒22によってピニオン8が前方所定
位置へ飛び出し、機関のリングギヤ(図示せず)に噛合
ってこれを回転させ、これにより機関を駆動させる。そ
の際、機関始動後からピニオン8がリングギヤから離脱
する直前までは機関の脈動によりピニオン8を介して移
動筒22の前方部に大きな荷重がかかり、この荷重は前
方のスリーブメタル24に及ぶ、しかし、前方のスリー
ブメタル24は鉄系の材料から形成されているため荷重
に対する耐摩耗性が大きく、従って出力回転軸21に対
する摩耗を非常に低く抑えることができる。また、後方
のスリーブメタル25は前方のそれよりは大きな荷重を
受けないので高回転に対して耐摩耗性の高い銅系の材料
から形成されているため、やはり大きな摩耗は生じない
。
更に、前述した2つのスリーブメタル2425において
、後方のスリーブメタル25はその内径を出力回転軸2
1の外径よりも僅かに大きく形成されている。これは、
出力回転軸21がこのように長くなると、該出力回転軸
21に及ぼされる荷重などにより撓みやすく、またこの
ような長い出力回転軸21を形成するとき、どうしても
真直度が低下するなどの理由によって、出力回転軸21
の回転中当該回転軸21が偏心する。このような場合、
スリーブメタルが1つだけならば出力回転軸に多少の偏
心があっても軸方向への移動は問題がないが、移動筒の
内周面に軸方向に間隔をあけて2つのスリーブメタル2
4.25を配置すると2点支持となって出力回転軸21
に僅かな偏心があっても摺動不良となる。しかし、この
実施例では、後方のスリーブメタル25はその内径を出
力回転軸21の外径より僅かに大きくして形成されてい
るため、出力回転軸21に多少の撓みが生じ、或いは製
造時に真直度が低下して回転に多少の偏心が生じてもピ
ニオン移動体23の摺動はスムースでスリーブメタルと
出力回転軸21との摩耗を防止できる。
、後方のスリーブメタル25はその内径を出力回転軸2
1の外径よりも僅かに大きく形成されている。これは、
出力回転軸21がこのように長くなると、該出力回転軸
21に及ぼされる荷重などにより撓みやすく、またこの
ような長い出力回転軸21を形成するとき、どうしても
真直度が低下するなどの理由によって、出力回転軸21
の回転中当該回転軸21が偏心する。このような場合、
スリーブメタルが1つだけならば出力回転軸に多少の偏
心があっても軸方向への移動は問題がないが、移動筒の
内周面に軸方向に間隔をあけて2つのスリーブメタル2
4.25を配置すると2点支持となって出力回転軸21
に僅かな偏心があっても摺動不良となる。しかし、この
実施例では、後方のスリーブメタル25はその内径を出
力回転軸21の外径より僅かに大きくして形成されてい
るため、出力回転軸21に多少の撓みが生じ、或いは製
造時に真直度が低下して回転に多少の偏心が生じてもピ
ニオン移動体23の摺動はスムースでスリーブメタルと
出力回転軸21との摩耗を防止できる。
ところで、他方のスリーブメタル24の内径は出力回転
軸21の外径に等しくされている。この「等しく」なる
意味は、移動筒22の内周部に嵌着されたスリーブメタ
ル24が出力回転輪21上を摺動し且つ相対的な回転を
するので、それが可能なように嵌合され得る寸法を言う
。従って、先に説明されたスリーブメタル25の内径が
出力回転軸21の外径よりも大きいということは、他方
のスリーブメタル24との関係でみると該スリーブメタ
ル24の内径よりも大きいということになる。
軸21の外径に等しくされている。この「等しく」なる
意味は、移動筒22の内周部に嵌着されたスリーブメタ
ル24が出力回転輪21上を摺動し且つ相対的な回転を
するので、それが可能なように嵌合され得る寸法を言う
。従って、先に説明されたスリーブメタル25の内径が
出力回転軸21の外径よりも大きいということは、他方
のスリーブメタル24との関係でみると該スリーブメタ
ル24の内径よりも大きいということになる。
なお、本実施例では、後方のスリーブメタル25の内径
を出力回転軸21の外径より大きくしたが、勿論、前方
のスリーブメタル24であってもよい、すなわち、いず
れか一方のスリーブメタルの内径を出力回転軸21の外
径より僅かに大きくしておけばよい。
を出力回転軸21の外径より大きくしたが、勿論、前方
のスリーブメタル24であってもよい、すなわち、いず
れか一方のスリーブメタルの内径を出力回転軸21の外
径より僅かに大きくしておけばよい。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のスタータ装置によれば、
ピニオン移動体の移動筒が機枠に取付けられた軸受によ
り軸方向摺動可能に且つ回転可能に支持される所謂オー
バハングタイプにおいて機関取付は面からピニオンまで
の距離が長い場合、出力回転軸を支持する移動筒内周部
に′@着された2つのスリーブメタルの内、大きな荷重
がかかるピニオン側のスリーブメタルの鉄系の材料で形
成することにより、その摩耗を防止することができる。
ピニオン移動体の移動筒が機枠に取付けられた軸受によ
り軸方向摺動可能に且つ回転可能に支持される所謂オー
バハングタイプにおいて機関取付は面からピニオンまで
の距離が長い場合、出力回転軸を支持する移動筒内周部
に′@着された2つのスリーブメタルの内、大きな荷重
がかかるピニオン側のスリーブメタルの鉄系の材料で形
成することにより、その摩耗を防止することができる。
また、2つのスリーブメタルの内、いずれか一方の内径
を出力回転軸の外径より僅かに大きくしたことにより、
出力回転軸が長い故に生ずる、荷重による撓み或いは製
造時の真直度などによって起る回転時の偏心に対して移
動筒の摺動を保障でき且つその結果摩耗の発生を抑える
ことができる。
を出力回転軸の外径より僅かに大きくしたことにより、
出力回転軸が長い故に生ずる、荷重による撓み或いは製
造時の真直度などによって起る回転時の偏心に対して移
動筒の摺動を保障でき且つその結果摩耗の発生を抑える
ことができる。
第1図は本発明の一実施例に係るスタータ装置の主要部
を示す断面図、第2図は本発明前に提案されたスタータ
装置を部分的に破断して示す正面図である。 2・・・機枠、3・・・軸受、6・・・一方向クラッチ
装置、6a・・・クラッチインナ、6b・・・タラッチ
アウタ、8・・・ピニオン、18・・・機関取付は面、
20・・・スタータ装置、21・・・出力回転軸、22
・・・移動筒、23・・・ビニオン移動体、24.25
・・・スリーブメタル。 なお、各図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。 代理人 大 岩 増 雄 工;)°スリーフソタル
を示す断面図、第2図は本発明前に提案されたスタータ
装置を部分的に破断して示す正面図である。 2・・・機枠、3・・・軸受、6・・・一方向クラッチ
装置、6a・・・クラッチインナ、6b・・・タラッチ
アウタ、8・・・ピニオン、18・・・機関取付は面、
20・・・スタータ装置、21・・・出力回転軸、22
・・・移動筒、23・・・ビニオン移動体、24.25
・・・スリーブメタル。 なお、各図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。 代理人 大 岩 増 雄 工;)°スリーフソタル
Claims (2)
- (1)比較的に長い出力回転軸に嵌挿されたピニオン移
動体であって前記出力回転軸から回転力を受けるクラッ
チアウタおよび該クラッチアウタからの回転が伝達され
るクラッチインナを備える一方向クラッチ装置と機枠に
取付けられた軸受により軸方向摺動可能に且つ回転可能
に支持されると共に前記クラッチインナによって回転さ
れ一端に機関のリングギヤに係脱するピニオンを備える
移動筒とを有するピニオン移動体と、前記移動筒を前記
出力回転軸に摺動可能に支持すべく前記移動筒の内周部
に軸方向に間隔をあけて嵌着され前記出力回転軸に摺動
可能に嵌合された2つのスリーブメタルとを含み、前記
ピニオンが取付けられている前記移動筒の一端側に位置
する一方の前記スリーブメタルが鉄系の材料から形成さ
れ、また前記一方向クラッチ装置が配置されている前記
移動筒の他端側に位置する他方の前記スリーブメタルが
銅系の材料から形成されていることを特徴とするスター
タ装置。 - (2)比較的に長い出力回転軸に嵌挿されたピニオン移
動体であって前記出力回転軸から回転力を受けるクラッ
チアウタおよび該クラッチアウタからの回転が伝達され
るクラッチインナを備える一方向クラッチ装置と機枠に
取付けられた軸受により軸方向摺動可能に且つ回転可能
に支持されると共に前記クラッチインナによって回転さ
れ一端に機関のリングギヤに係脱するピニオンを備える
移動筒とを有するピニオン移動体と、前記移動筒を前記
出力回転軸に摺動可能に支持すべく前記移動筒の内周部
に軸方向に間隔をあけて嵌着され前記出力回転軸に摺動
可能に嵌合された2つのスリーブメタルとを含み、当該
2つのスリーブメタルのいずれか一方の内径が前記出力
回転軸の外径より僅かに大きくされていることを特徴と
するスタータ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009012A JPH02188674A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | スタータ装置 |
US07/466,566 US5018398A (en) | 1989-01-18 | 1990-01-17 | Engine starter with a pinion shifter unit |
KR2019930001612U KR930003263Y1 (ko) | 1989-01-18 | 1993-02-08 | 시동기 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1009012A JPH02188674A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | スタータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188674A true JPH02188674A (ja) | 1990-07-24 |
Family
ID=11708738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1009012A Pending JPH02188674A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | スタータ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5018398A (ja) |
JP (1) | JPH02188674A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN1050650C (zh) * | 1994-04-28 | 2000-03-22 | 三菱电机株式会社 | 起动器电动机 |
US5592912A (en) * | 1994-05-27 | 1997-01-14 | Nippondenso Co., Ltd. | Starter having improved heat radiation |
US20090314133A1 (en) * | 2008-06-20 | 2009-12-24 | Ravi Atluru | Starter for Start-Stop Cranking System |
EP2693043B1 (en) * | 2011-03-31 | 2017-11-29 | Mitsubishi Electric Corporation | Engine starting apparatus |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1191994B (de) * | 1962-02-17 | 1965-04-29 | Bosch Gmbh Robert | Andrehmotor fuer Brennkraftmaschinen |
US3985408A (en) * | 1975-10-10 | 1976-10-12 | General Motors Corporation | Bearing having iron sulfur matrix |
GB2037373B (en) * | 1978-11-10 | 1983-02-09 | Hitachi Ltd | Engine starter |
JPS55122841A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-20 | Taiho Kogyo Co Ltd | Sliding material |
JPS6069574U (ja) * | 1983-10-18 | 1985-05-17 | 三菱電機株式会社 | スタ−タダイナモ |
US4896551A (en) * | 1987-04-15 | 1990-01-30 | Mitsuba Electric Manufacturing Co., Ltd. | Starter motor and process of forming pinion shaft used in the starter motor |
JPS63295861A (ja) * | 1987-05-27 | 1988-12-02 | Mitsubishi Electric Corp | 始動電動機 |
JPS6415766A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | Canon Kk | Image forming device |
DE3885535T2 (de) * | 1987-08-07 | 1994-04-28 | Mitsubishi Electric Corp | Elektrischer Anlassmotor. |
US4899603A (en) * | 1987-08-31 | 1990-02-13 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Starting electric motor |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP1009012A patent/JPH02188674A/ja active Pending
-
1990
- 1990-01-17 US US07/466,566 patent/US5018398A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5018398A (en) | 1991-05-28 |
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