JPH02188654A - 気化器の空燃比制御装置 - Google Patents
気化器の空燃比制御装置Info
- Publication number
- JPH02188654A JPH02188654A JP746689A JP746689A JPH02188654A JP H02188654 A JPH02188654 A JP H02188654A JP 746689 A JP746689 A JP 746689A JP 746689 A JP746689 A JP 746689A JP H02188654 A JPH02188654 A JP H02188654A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- control
- fuel ratio
- idle
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 74
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims abstract description 32
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims abstract description 32
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims abstract description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 150000002926 oxygen Chemical class 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、主として自動車に適用される気化器の空燃比
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
[従来の技術]
排気ガス浄化手段の一つして広く使用されている三元触
媒は、混合気の空燃比が理論空燃比付近の値に維持され
ていないと、排気ガス中に含まれているCO,HC,N
O,の全てを効率よく浄化することができない。そのた
め、気化器を備えているエンジンには、エアブリード通
路を開閉する流量制御弁と、排気ガス中の酸素濃度を検
出する酸素センサと、この酸素センサからの信号に基づ
いて前記流量制御弁を開閉させるフィードバック制御手
段とを具備してなる空燃比制御装置を設けであるのが普
通である。そして、前記酸素センサからの信号に基づい
て前記流量制御弁の開度を調節し、エアブリード通路を
介して供給する空気量を調節することにより、エンジン
に供給する混合気の空燃比を理論空燃比付近の値に維持
するようにしている。
媒は、混合気の空燃比が理論空燃比付近の値に維持され
ていないと、排気ガス中に含まれているCO,HC,N
O,の全てを効率よく浄化することができない。そのた
め、気化器を備えているエンジンには、エアブリード通
路を開閉する流量制御弁と、排気ガス中の酸素濃度を検
出する酸素センサと、この酸素センサからの信号に基づ
いて前記流量制御弁を開閉させるフィードバック制御手
段とを具備してなる空燃比制御装置を設けであるのが普
通である。そして、前記酸素センサからの信号に基づい
て前記流量制御弁の開度を調節し、エアブリード通路を
介して供給する空気量を調節することにより、エンジン
に供給する混合気の空燃比を理論空燃比付近の値に維持
するようにしている。
ところが、アイドリング時と非アイドリング時とで流量
制御弁の制御速度を同一にすると、それぞれのエンジン
状況に適した制御が行い難くなる。
制御弁の制御速度を同一にすると、それぞれのエンジン
状況に適した制御が行い難くなる。
そのため、本発明の先行技術として、例えば特開昭58
−30445号公報に示されるように、アイドリング時
には、流量制御弁を高速度で開閉させるスロットルバル
ブ開弁時の制御とは制御を異ならせたものがある。すな
わち、このようなものでは、第7図に概略的に示すよう
に、アクセルが踏込まれてスロットルバルブが開弁状態
にあることがアイドルスイッチ等によって検出されると
、高速度で流量制御弁を開閉させて空燃比を一定に制御
するためのノーマルフィードバック制御が行われるよう
になっている。そして、アクセルが戻されてスロットル
バルブがアイドル位置(アイドルスイッチ−開)になっ
たことが検出されると、徐々に流量制御弁がアイドル時
の制御位置まで戻され、その後、流量制御弁を低速度で
開閉させて空燃比を一定に制御するためのアイドルフィ
ードバック制御が行われるようになっているものも少く
ない。
−30445号公報に示されるように、アイドリング時
には、流量制御弁を高速度で開閉させるスロットルバル
ブ開弁時の制御とは制御を異ならせたものがある。すな
わち、このようなものでは、第7図に概略的に示すよう
に、アクセルが踏込まれてスロットルバルブが開弁状態
にあることがアイドルスイッチ等によって検出されると
、高速度で流量制御弁を開閉させて空燃比を一定に制御
するためのノーマルフィードバック制御が行われるよう
になっている。そして、アクセルが戻されてスロットル
バルブがアイドル位置(アイドルスイッチ−開)になっ
たことが検出されると、徐々に流量制御弁がアイドル時
の制御位置まで戻され、その後、流量制御弁を低速度で
開閉させて空燃比を一定に制御するためのアイドルフィ
ードバック制御が行われるようになっているものも少く
ない。
また、登板時等のように、エンジンが低速・高負荷状態
にある場合には、流量制御弁を「閉」側に固定保持して
エアブリード通路を一時的に閉じ、その間リッチ混合気
をエンジンに供給するようにしているものもある。
にある場合には、流量制御弁を「閉」側に固定保持して
エアブリード通路を一時的に閉じ、その間リッチ混合気
をエンジンに供給するようにしているものもある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような構成のものでは、次のような
不都合が生じ易い。すなわち、発進時等において、アイ
ドリング状態からアクセルを踏込むと、加速ポンプやメ
インジェット等によって一度に多量の燃料が供給される
反面、エアブリード通路からの空気の供給は遅れがちと
なるので、混合気はリッチ傾向となる。その後、流量制
御弁が追従して開き側に制御されていき、混合気が理論
空燃比に近付いていく状態でアクセルを戻すと、流量制
御弁は開き側にあるため、−時的に空燃比がリーンにな
ってしまい、エンジン回転数が過剰に低下したり、エン
ジンストールを招く可能性がある。
不都合が生じ易い。すなわち、発進時等において、アイ
ドリング状態からアクセルを踏込むと、加速ポンプやメ
インジェット等によって一度に多量の燃料が供給される
反面、エアブリード通路からの空気の供給は遅れがちと
なるので、混合気はリッチ傾向となる。その後、流量制
御弁が追従して開き側に制御されていき、混合気が理論
空燃比に近付いていく状態でアクセルを戻すと、流量制
御弁は開き側にあるため、−時的に空燃比がリーンにな
ってしまい、エンジン回転数が過剰に低下したり、エン
ジンストールを招く可能性がある。
また、登板時等に流量制御弁を「閉」側に固定保持させ
るようにしたものでは、登板後にクラッチを「断」にし
てアクセルを戻すとともに、スロットルバルブがアイド
ル位置に戻ると、その下流の負圧が急速に真空側に変化
して吸気管内の燃料が吸出されることも相俟って、混合
気がオーバリッチ状態となり、ラフアイドルを招き易く
なる。
るようにしたものでは、登板後にクラッチを「断」にし
てアクセルを戻すとともに、スロットルバルブがアイド
ル位置に戻ると、その下流の負圧が急速に真空側に変化
して吸気管内の燃料が吸出されることも相俟って、混合
気がオーバリッチ状態となり、ラフアイドルを招き易く
なる。
本発明は、以上のような不具合を解消することを目的と
している。
している。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するために、第1図に示すよ
うに、気化器の空燃比制御装置を、気化器(1)のエア
ブリード通路(7)を開閉してエンジンに供給する混合
気の空燃比を調節するための流量制御弁(8)と、排気
ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ(15)と、こ
の酸素センサ(15)からの信号に基づきスロットルバ
ルブ(4)がアイドル位置にある場合に前記流量制御弁
(8)を低速度で開閉させ空燃比を一定に調節するため
のアイドルフィードバック制御手段(20)と、前記ス
ロットルバルブ(4)がアイドル位置に戻った場合に直
ちにスロットルバルブ開弁時の制御から前記アイドルフ
ィードバック制御手段(20)による制御に切替えると
ともに前記流量制御弁(8)のアイドルコントロール位
置の平均値を制御開始位置とする制御切替手段(21)
とを具備してなるものにしたことを特徴とする。
うに、気化器の空燃比制御装置を、気化器(1)のエア
ブリード通路(7)を開閉してエンジンに供給する混合
気の空燃比を調節するための流量制御弁(8)と、排気
ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ(15)と、こ
の酸素センサ(15)からの信号に基づきスロットルバ
ルブ(4)がアイドル位置にある場合に前記流量制御弁
(8)を低速度で開閉させ空燃比を一定に調節するため
のアイドルフィードバック制御手段(20)と、前記ス
ロットルバルブ(4)がアイドル位置に戻った場合に直
ちにスロットルバルブ開弁時の制御から前記アイドルフ
ィードバック制御手段(20)による制御に切替えると
ともに前記流量制御弁(8)のアイドルコントロール位
置の平均値を制御開始位置とする制御切替手段(21)
とを具備してなるものにしたことを特徴とする。
[作用]
このような構成のものであれば、スロットルバルブ(4
)が開弁位置にある場合には、そのエンジン状況に応じ
た所定の制御が行われる。例えば、暖機完了後における
エンジン回転数が所定範囲内にある等、一定の条件が満
たされている場合には、酸素センサ(15)からの信号
に基づいて流量制御弁(8)が高速度で開閉され、混合
気の空燃比を一定に調節するためのノーマルフィードバ
ック制御が行われる。あるいは、高出力が要求される登
板時等であれば、流量制御弁(8)が「閉」側に固定保
持されて空燃比のフィードバック制御が一時的に休止さ
れる等の制御が行われる。
)が開弁位置にある場合には、そのエンジン状況に応じ
た所定の制御が行われる。例えば、暖機完了後における
エンジン回転数が所定範囲内にある等、一定の条件が満
たされている場合には、酸素センサ(15)からの信号
に基づいて流量制御弁(8)が高速度で開閉され、混合
気の空燃比を一定に調節するためのノーマルフィードバ
ック制御が行われる。あるいは、高出力が要求される登
板時等であれば、流量制御弁(8)が「閉」側に固定保
持されて空燃比のフィードバック制御が一時的に休止さ
れる等の制御が行われる。
他方、スロットルバルブ(4)がアイドル位置に戻った
場合には、制御切替手段(21)によって直ちにスロッ
トルバルブ開弁時の制御からアイドルフィードバック制
御手段(20)による制御に切替えられるとともに、流
量制御弁(8)のアイドルコントロール位置の平均値が
その制御開始位置となる。そして、かかるアイドリング
時には、酸素センサ(15)からの信号に基づいて流量
制御弁(8)が低速度で開閉され、混合気の空燃比を一
定に調節するためアイドルフィードバック制御が行われ
ることになる。
場合には、制御切替手段(21)によって直ちにスロッ
トルバルブ開弁時の制御からアイドルフィードバック制
御手段(20)による制御に切替えられるとともに、流
量制御弁(8)のアイドルコントロール位置の平均値が
その制御開始位置となる。そして、かかるアイドリング
時には、酸素センサ(15)からの信号に基づいて流量
制御弁(8)が低速度で開閉され、混合気の空燃比を一
定に調節するためアイドルフィードバック制御が行われ
ることになる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を第2図から第4図を参照して説
明する。
明する。
図中1はエンジンのインテークマニホールドに装着され
る気化器を示しており、2はそのミキシングチャンバ、
3はメインジェット、4はスロットルバルブ、5はフロ
ート室、6はエアブリードをそれぞれ示している。そし
て、このエアブリード6の始端部分をなすエアブリード
通路7に流量制御弁ABCV 8を設け、この流量制御
弁ABCV8の吸込口8aを大気に開放している。流量
制御弁ABCV8は、尖頭状の弁体9を弁座10に対し
て進退させて、弁体9と弁座10との間に形成される空
気通路の開口面積を変化させることによって空気の流通
量を調節するようにしたもので、前記弁体9は、ステッ
パモータ11の作動ロッド12の先端部に取着しである
。そして、上記ステッパモータ11を後述する電子制御
装置13により制御し、前記弁体9を全開位置(0ステ
ツプ)から全開位置(100ステツプ)うち、空燃比フ
ィードバック制御時は、理論空燃比に対応させて設定し
た中間位置(50ステツプ)を基準にして進退動作する
ようにしである。
る気化器を示しており、2はそのミキシングチャンバ、
3はメインジェット、4はスロットルバルブ、5はフロ
ート室、6はエアブリードをそれぞれ示している。そし
て、このエアブリード6の始端部分をなすエアブリード
通路7に流量制御弁ABCV 8を設け、この流量制御
弁ABCV8の吸込口8aを大気に開放している。流量
制御弁ABCV8は、尖頭状の弁体9を弁座10に対し
て進退させて、弁体9と弁座10との間に形成される空
気通路の開口面積を変化させることによって空気の流通
量を調節するようにしたもので、前記弁体9は、ステッ
パモータ11の作動ロッド12の先端部に取着しである
。そして、上記ステッパモータ11を後述する電子制御
装置13により制御し、前記弁体9を全開位置(0ステ
ツプ)から全開位置(100ステツプ)うち、空燃比フ
ィードバック制御時は、理論空燃比に対応させて設定し
た中間位置(50ステツプ)を基準にして進退動作する
ようにしである。
一方、排気系に介設した触媒コンバータ14の上流には
、酸素センサ15を配置しである。この酸素センサ15
は、混合気の空燃比が理論空燃比の近傍に存在する変換
点よりもリーン側にあって排気ガス中の酸素濃度が高い
場合には低い電圧を発生し、混合気の空燃比が前記変換
点よりもリッチ側にあって排気ガス中の酸素濃度が低い
場合には高い電圧を発生し得るように構成されたもので
ある。
、酸素センサ15を配置しである。この酸素センサ15
は、混合気の空燃比が理論空燃比の近傍に存在する変換
点よりもリーン側にあって排気ガス中の酸素濃度が高い
場合には低い電圧を発生し、混合気の空燃比が前記変換
点よりもリッチ側にあって排気ガス中の酸素濃度が低い
場合には高い電圧を発生し得るように構成されたもので
ある。
前記電子制御装置13は、中央演算処理装置16と、メ
モリー17と、入力インターフェース18と、出力イン
ターフェース19とを備えたマイクロコンピュータユニ
ットからなり、前記アイドルフィードバック制御手段2
0と、制御切替手段21としての役割を担っているとと
もに、スロットルバルブ4の開弁時に流量制御弁ABC
V8を中間位置の前後において高速度で進退させること
により、混合気の空燃比を一定に調整するためのノーマ
ルフィードバック制御を行う機能も備えている。
モリー17と、入力インターフェース18と、出力イン
ターフェース19とを備えたマイクロコンピュータユニ
ットからなり、前記アイドルフィードバック制御手段2
0と、制御切替手段21としての役割を担っているとと
もに、スロットルバルブ4の開弁時に流量制御弁ABC
V8を中間位置の前後において高速度で進退させること
により、混合気の空燃比を一定に調整するためのノーマ
ルフィードバック制御を行う機能も備えている。
そして、入力インターフェース18に、少なくとも前記
酸素センサ15からの信号aやアイドルスイッチ22か
らの信号す等がそれぞれ入力され、出力インターフェー
ス19から流量制御弁ABCV 8にフィードバック制
御信号Cが出力されるようになっている。アイドルスイ
ッチ22は、スロットルバルブ4が開弁位置にある場合
に「閉」となり、アイドル位置にある場合に「開」とな
る0N−OFFスイッチである。
酸素センサ15からの信号aやアイドルスイッチ22か
らの信号す等がそれぞれ入力され、出力インターフェー
ス19から流量制御弁ABCV 8にフィードバック制
御信号Cが出力されるようになっている。アイドルスイ
ッチ22は、スロットルバルブ4が開弁位置にある場合
に「閉」となり、アイドル位置にある場合に「開」とな
る0N−OFFスイッチである。
また、上記電子制御装置13には、第3図に概略的に示
すようなプログラムを内蔵しである。まず、暖機完了後
であることを前提として、ステップ51では、アイドル
スイッチ22からの信号すに基づいて該アイドルスイッ
チ22が「開」か「閉」かを判別する。そして、「閉」
であればスロットルバルブ4が開弁状態にあると判断し
てステップ52へ進み、「開」であればスロットルバル
ブ4がアイドル位置にあると判断してステップ53へ進
む。ステップ52では、エンジン回転数が所定範囲内に
あり、燃料のパワー増量中でないこと等、空燃比のフィ
ードバック制御を行うための所定条件が成立しているこ
とを前提としてノーマルフィードバック制御P/Bを行
う。
すようなプログラムを内蔵しである。まず、暖機完了後
であることを前提として、ステップ51では、アイドル
スイッチ22からの信号すに基づいて該アイドルスイッ
チ22が「開」か「閉」かを判別する。そして、「閉」
であればスロットルバルブ4が開弁状態にあると判断し
てステップ52へ進み、「開」であればスロットルバル
ブ4がアイドル位置にあると判断してステップ53へ進
む。ステップ52では、エンジン回転数が所定範囲内に
あり、燃料のパワー増量中でないこと等、空燃比のフィ
ードバック制御を行うための所定条件が成立しているこ
とを前提としてノーマルフィードバック制御P/Bを行
う。
一方、ステップ53では、アイドルフィードバック制御
F/Bを行ってステップ54に進む。ステップ54では
、アイドルフィードバック制御時における流量制御弁A
BCV8のアイドルコントロール位置を学習する。例え
ば、流量制御弁ABCV8の高開度側の制御位置と低開
度側の制御位置との和の平均値を算出し、その値を所定
の番地に格納するとともに、アイドルフィードバック制
御中、前記平均値を絶えず更新するようにしである。そ
して、以上のような制御がエンジン始動後に繰り返し実
行されるようになっている。
F/Bを行ってステップ54に進む。ステップ54では
、アイドルフィードバック制御時における流量制御弁A
BCV8のアイドルコントロール位置を学習する。例え
ば、流量制御弁ABCV8の高開度側の制御位置と低開
度側の制御位置との和の平均値を算出し、その値を所定
の番地に格納するとともに、アイドルフィードバック制
御中、前記平均値を絶えず更新するようにしである。そ
して、以上のような制御がエンジン始動後に繰り返し実
行されるようになっている。
このような構成によると、スロットルバルブ4が開弁状
態にあって他の格別な制御が優先的に行われない場合、
例えば燃料のパワー増量中でない場合等には、第4図に
概略的に示すように、ノーマルフィードバック制御P/
Bが行われ、流m制御弁ABCV8が高速度で開閉制御
されて空燃比が調整される(ステップ51→52)。す
なわち、酸素センサ15の出力電圧が変換点よりもリー
ン側にあって排気ガス中の酸素濃度が高い場合には、流
量制御弁ABCV8の開度が一定値だけスキップ状に絞
られ、その後所定値づつ急速に減少されていく。
態にあって他の格別な制御が優先的に行われない場合、
例えば燃料のパワー増量中でない場合等には、第4図に
概略的に示すように、ノーマルフィードバック制御P/
Bが行われ、流m制御弁ABCV8が高速度で開閉制御
されて空燃比が調整される(ステップ51→52)。す
なわち、酸素センサ15の出力電圧が変換点よりもリー
ン側にあって排気ガス中の酸素濃度が高い場合には、流
量制御弁ABCV8の開度が一定値だけスキップ状に絞
られ、その後所定値づつ急速に減少されていく。
このため、エアブリード通路7を介して混合気中に混入
される酸素の量が急速に絞られ、混合気の空燃比が理論
空燃比付近に急変することになる。
される酸素の量が急速に絞られ、混合気の空燃比が理論
空燃比付近に急変することになる。
また、酸素センサ15の出力電圧が前記変換点よりもリ
ッチ側にあって排気ガス中の酸素濃度が低い場合には、
流量制御弁ABCV8の開度が一定値だけスキップ状に
増加され、その後所定値づつ急速に増加されていく。こ
のため、エアブリード通路7を介して混合気中に混入さ
れる酸素の量が急速に増加し、混合気の空燃比は理論空
燃比付近に急変することになる。そして、このような制
御が繰り返し行われることにより、スロットルバルブ4
の開弁時における空燃比が理論空燃比付近に収束し、維
持されることになる。
ッチ側にあって排気ガス中の酸素濃度が低い場合には、
流量制御弁ABCV8の開度が一定値だけスキップ状に
増加され、その後所定値づつ急速に増加されていく。こ
のため、エアブリード通路7を介して混合気中に混入さ
れる酸素の量が急速に増加し、混合気の空燃比は理論空
燃比付近に急変することになる。そして、このような制
御が繰り返し行われることにより、スロットルバルブ4
の開弁時における空燃比が理論空燃比付近に収束し、維
持されることになる。
他方、スロットルバルブ4がアイドル位置に戻り、他の
格別な制御が優先的に行われない場合、例えば減速時フ
ューエルカットが行われない場合には、流量制御弁AB
CV8の制御位置がノーマルフィードバック制御時の制
御位置から直ちにアイドルフィードバック制御時の制御
位置に戻される。
格別な制御が優先的に行われない場合、例えば減速時フ
ューエルカットが行われない場合には、流量制御弁AB
CV8の制御位置がノーマルフィードバック制御時の制
御位置から直ちにアイドルフィードバック制御時の制御
位置に戻される。
そして、第4図に概略的に示すように、前回のアイドル
フィードバック制御時の平均値を制御開始位置11LD
FCXとするアイドルフィードバックIII 御I’
/Bが行われ、流量制御弁ABCV8が低速度で開閉制
御される(ステップ51→53→54)。すなわち、酸
素センサ15の出力電圧が変換点よりもリーン側にあっ
て排気ガス中の酸素濃度が高い場合には、流量制御弁A
BCV8の開度が徐々に絞られていく。このため、エア
ブリード通路7を介して混合気中に混入される酸素の量
は徐々に絞られ、混合気の空燃比が理論空燃比付近に変
化することになる。他方、酸素センサ15の出力電圧が
前記変換点よりもリッチ側にあって排気ガス中の酸素濃
度が低い場合には、流量制御弁ABCV 8の開度が徐
々に増加されていく。このため、エアブリード通路7を
介して混合気中に混入される酸素の量が徐々に増加し、
混合気の空燃比は理論空燃比付近に変化する。そして、
このような制御が繰り返し行われることにより、アイド
ル時の空燃比が理論空燃比付近に収束し、維持されるこ
とになる。
フィードバック制御時の平均値を制御開始位置11LD
FCXとするアイドルフィードバックIII 御I’
/Bが行われ、流量制御弁ABCV8が低速度で開閉制
御される(ステップ51→53→54)。すなわち、酸
素センサ15の出力電圧が変換点よりもリーン側にあっ
て排気ガス中の酸素濃度が高い場合には、流量制御弁A
BCV8の開度が徐々に絞られていく。このため、エア
ブリード通路7を介して混合気中に混入される酸素の量
は徐々に絞られ、混合気の空燃比が理論空燃比付近に変
化することになる。他方、酸素センサ15の出力電圧が
前記変換点よりもリッチ側にあって排気ガス中の酸素濃
度が低い場合には、流量制御弁ABCV 8の開度が徐
々に増加されていく。このため、エアブリード通路7を
介して混合気中に混入される酸素の量が徐々に増加し、
混合気の空燃比は理論空燃比付近に変化する。そして、
このような制御が繰り返し行われることにより、アイド
ル時の空燃比が理論空燃比付近に収束し、維持されるこ
とになる。
したがって、このような構成にすれば、スロットルバル
ブ4が開弁位置からアイドル位置に戻って吸入空気量が
最少に制限されると、流m制御弁ABCV8のコントロ
ール位置がアイドルコントロール位置の中央まで急速に
戻されるので、燃料供給量と吸入空気量とが適合したも
のとなる。そのため、従来のものにおけるような、発進
後すぐにアクセルを戻して停止した場合に、流量制御弁
ABCV8がしばらくの間、開き側′に保持されている
ことがないので、空燃比がリーン化してエンジンストー
ル招くというような不具合が生じ難くなる。
ブ4が開弁位置からアイドル位置に戻って吸入空気量が
最少に制限されると、流m制御弁ABCV8のコントロ
ール位置がアイドルコントロール位置の中央まで急速に
戻されるので、燃料供給量と吸入空気量とが適合したも
のとなる。そのため、従来のものにおけるような、発進
後すぐにアクセルを戻して停止した場合に、流量制御弁
ABCV8がしばらくの間、開き側′に保持されている
ことがないので、空燃比がリーン化してエンジンストー
ル招くというような不具合が生じ難くなる。
なお、上記実施例では、空燃比のノーマルフィトバック
制御からアイドルフィードバック制御に切替える場合に
ついて述べたが、本発明は上記実施例に限られないのは
勿論であり、次のような例も含まれる。
制御からアイドルフィードバック制御に切替える場合に
ついて述べたが、本発明は上記実施例に限られないのは
勿論であり、次のような例も含まれる。
例えば、登板時等のような低速・高負荷時に流量制御弁
を「閉」に固定保持させた状態から、アイドルフィード
バック制御に切替える場合にも好適に採用することがで
きる。そして、このような制御を行う場合には、前記電
子制御装置13に第5図及び第6図に概略的に示すよう
なプログラムを設定しておくとよい。なお、第3図に対
応する部分には同符号を用いるとともに、説明を省略す
る。第5図におけるステップ51では、アイドルスイッ
チ22からの信号すに基づいて該アイドルスイッチ22
が「開」か「閉」かを判別する。そして、「閉」であれ
ばスロットルバルブ4が開弁状態にあると判断してステ
ップ52へ進み、「開」であればスロットルバルブ4が
アイドル位置にあると判断してステップ53へ進む。ス
テップ52では、第6図に概略的に示すように、流量制
御弁^BCV8を0ステツプに固定保持する。
を「閉」に固定保持させた状態から、アイドルフィード
バック制御に切替える場合にも好適に採用することがで
きる。そして、このような制御を行う場合には、前記電
子制御装置13に第5図及び第6図に概略的に示すよう
なプログラムを設定しておくとよい。なお、第3図に対
応する部分には同符号を用いるとともに、説明を省略す
る。第5図におけるステップ51では、アイドルスイッ
チ22からの信号すに基づいて該アイドルスイッチ22
が「開」か「閉」かを判別する。そして、「閉」であれ
ばスロットルバルブ4が開弁状態にあると判断してステ
ップ52へ進み、「開」であればスロットルバルブ4が
アイドル位置にあると判断してステップ53へ進む。ス
テップ52では、第6図に概略的に示すように、流量制
御弁^BCV8を0ステツプに固定保持する。
このような構成によれば、スロットルバルブ4が開弁状
態で、しかも、エンジンが低速・高負荷状態にある場合
には、流量制御弁ABCV8が[閉]に固定保持される
とともに、エアブリード通路7が閉じられるため、リッ
チ混合気がエンジンに供給される。そして、このような
状況下で登板後にスロットルバルブ4がアイドル位置ま
で戻されると、従来のものでは、混合気がオーバリッチ
となってラフアイドルを招くことになるが、この実施例
によれば、スロットルバルブ4がアイドル位置に戻され
ると、直ちに流量制御弁ABCV8もアイドル位置まで
戻されるため、エアブリード通路7を介して適量の空気
が供給される。このため、制御の切替直後における混合
気のオーバリッチ状態が有効に緩和でき、ラフアイドル
が発生し難いものとなる。
態で、しかも、エンジンが低速・高負荷状態にある場合
には、流量制御弁ABCV8が[閉]に固定保持される
とともに、エアブリード通路7が閉じられるため、リッ
チ混合気がエンジンに供給される。そして、このような
状況下で登板後にスロットルバルブ4がアイドル位置ま
で戻されると、従来のものでは、混合気がオーバリッチ
となってラフアイドルを招くことになるが、この実施例
によれば、スロットルバルブ4がアイドル位置に戻され
ると、直ちに流量制御弁ABCV8もアイドル位置まで
戻されるため、エアブリード通路7を介して適量の空気
が供給される。このため、制御の切替直後における混合
気のオーバリッチ状態が有効に緩和でき、ラフアイドル
が発生し難いものとなる。
[発明の効果]
以上のような構成からなる本発明によれば、スロットル
バルブ開弁時の空燃比制御からアイドルフィードバック
制御への切替直後に空燃比が一時的にリーン若しくはオ
ーバリッチとなるのを効果的に抑制することができるの
で、切替直後にエンジンストールが生じるという不具合
を有効に解消することができる信頼性に優れた気化器の
空燃比制御装置を提供できる。
バルブ開弁時の空燃比制御からアイドルフィードバック
制御への切替直後に空燃比が一時的にリーン若しくはオ
ーバリッチとなるのを効果的に抑制することができるの
で、切替直後にエンジンストールが生じるという不具合
を有効に解消することができる信頼性に優れた気化器の
空燃比制御装置を提供できる。
第1図は本発明を明示するための構成説明図、第2図か
ら第4図は本発明の一実施例を示し、第2図は装置全体
を概略的に示す構成図、第3図は制御手順を示すフロー
チャート図、第4図は制御態様を示すタイミングチャー
ト図である。第5図は本発明の他の実施例を示す第3図
相当のフローチャート図、第6図は同実施例における制
御態様を示すタイミングチャート図である。第7図は従
来例を示すタイミングチャート図である。 1・・・気化器 4・・・スロットルバルブ 7・・・エアブリード通路 8・・・流量制御弁 13・・・電子制御装置 14・・・触媒コンバータ 15・・・酸素センサ 20・・・アイドルフィードバック制御手段21・・・
制御切替手段 第1図
ら第4図は本発明の一実施例を示し、第2図は装置全体
を概略的に示す構成図、第3図は制御手順を示すフロー
チャート図、第4図は制御態様を示すタイミングチャー
ト図である。第5図は本発明の他の実施例を示す第3図
相当のフローチャート図、第6図は同実施例における制
御態様を示すタイミングチャート図である。第7図は従
来例を示すタイミングチャート図である。 1・・・気化器 4・・・スロットルバルブ 7・・・エアブリード通路 8・・・流量制御弁 13・・・電子制御装置 14・・・触媒コンバータ 15・・・酸素センサ 20・・・アイドルフィードバック制御手段21・・・
制御切替手段 第1図
Claims (1)
- 気化器のエアブリード通路を開閉してエンジンに供給す
る混合気の空燃比を調節するための流量制御弁と、排気
ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサと、この酸素セ
ンサからの信号に基づきスロットルバルブがアイドル位
置にある場合に前記流量制御弁を低速度で開閉させ空燃
比を一定に調節するためのアイドルフィードバック制御
手段と、前記スロットルバルブがアイドル位置に戻った
場合に直ちにスロットルバルブ開弁時の制御から前記ア
イドルフィードバック制御手段による制御に切替えると
ともに前記流量制御弁のアイドルコントロール位置の平
均値を制御開始位置とする制御切替手段とを具備してな
ることを特徴とする気化器の空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1007466A JP2596999B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 気化器の空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1007466A JP2596999B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 気化器の空燃比制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02188654A true JPH02188654A (ja) | 1990-07-24 |
JP2596999B2 JP2596999B2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=11666585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1007466A Expired - Lifetime JP2596999B2 (ja) | 1989-01-13 | 1989-01-13 | 気化器の空燃比制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596999B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113294266A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 中国石油天然气股份有限公司 | 压缩机的空燃比调控装置及方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192854A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Mitsubishi Electric Corp | 空燃比制御装置 |
-
1989
- 1989-01-13 JP JP1007466A patent/JP2596999B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192854A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-11-01 | Mitsubishi Electric Corp | 空燃比制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113294266A (zh) * | 2020-02-21 | 2021-08-24 | 中国石油天然气股份有限公司 | 压缩机的空燃比调控装置及方法 |
CN113294266B (zh) * | 2020-02-21 | 2022-07-05 | 中国石油天然气股份有限公司 | 压缩机的空燃比调控装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2596999B2 (ja) | 1997-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0148267B1 (ko) | 내연기관의 제어장치 | |
US6478015B2 (en) | Vaporized fuel treatment apparatus of internal combustion engine | |
JPS6215750B2 (ja) | ||
JPS61132745A (ja) | 内燃機関の空燃比制御方法 | |
JPH02188654A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPH03124949A (ja) | 気化器の空燃比補正装置 | |
JPH01294950A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JP2557517B2 (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPH01294949A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPS62129553A (ja) | 空燃比制御装置 | |
JPS62178746A (ja) | 空燃比制御装置 | |
JPH0681716A (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JP3173519B2 (ja) | 減速燃料カット復帰後の流量制御弁制御方法 | |
JPS61171866A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JP2557516B2 (ja) | アフタバーン防止装置 | |
JPH0623551B2 (ja) | 車両用エンジンの空燃比制御装置 | |
JPS63113146A (ja) | 内燃機関のアイドル運転時の空燃比制御装置 | |
JPH04318261A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPS61171867A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPH029934A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPH0672137A (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JPH0826803B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
JPH03124948A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 | |
JPH0842399A (ja) | キャブレタの空燃比制御方法 | |
JPH01177444A (ja) | 気化器の空燃比制御装置 |