JPH02188227A - 光硬化性管裏張り材および裏張りされた管の製造法 - Google Patents

光硬化性管裏張り材および裏張りされた管の製造法

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JPH02188227A
JPH02188227A JP907489A JP907489A JPH02188227A JP H02188227 A JPH02188227 A JP H02188227A JP 907489 A JP907489 A JP 907489A JP 907489 A JP907489 A JP 907489A JP H02188227 A JPH02188227 A JP H02188227A
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JP
Japan
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fiber sheet
tube
light
film
impregnated
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JP907489A
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English (en)
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Kazuyuki Tanaka
一行 田中
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光硬化性管裏張シ材および裏張υされた管の
製造法に関する。
(従来の技術) 下水管やパイプラインの内面は、流体や、他の媒体を運
ぶ為、使用により李耗したυ、場合によっては9割れ目
や孔などの劣化を生じておシ1機能的に不適切となって
いる場合がある。
例えば下水管の場合には、管路の内部が腐食によフ、平
滑性が無くなシ、流体の流れを困難にしている。
通常、このような劣化に対して、その配管系を取り換え
ることにより更正されるが、一般に地下に埋設しである
下水管等を埋シ出し、新規の下水管に取シ換えるのは容
易ではない。
しかし、近年流体が不透過な膜と樹脂を含浸させた繊維
シートよシなる構造体を、管内面に流体が不透過な膜が
内側(流体側)になるように流体の圧力で押えつけつつ
、流体を加熱して、未硬化樹脂を熱硬化させ、管内面に
裏張シする方法が行われ始めた。
しかしながら、この方法では、流体を加熱し。
樹脂を硬化させる為、硬化に必要な温度Kまで流体を加
熱するのに多大の熱量を必要とし、効率が悪く、裏張シ
による改修時間が長くなる欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、このような現状に鑑み、光硬化によシ樹脂を
硬化させ、改修効率を上げる光硬化可能な管裏張シ材お
よびこれを用いた裏張りされた管の製造法を提供するも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層、枝繊
維シート層上に流体に対して不透過性で光透過性の膜お
よび該膜上に接着剤層を介して光不透過性の膜を設けて
なる光硬化性管裏張シ材に関する。
本発明になる光硬化性管裏張シ材は、光硬化性樹脂を含
浸した繊維シート層が最内層に、光不透過性の膜が最外
層となるように管状に形成することが好ましい。
また0本発明は光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層が
最内層に、光不透過性の膜が最外層となるように管状に
形成された上記の管裏張シ材を。
裏張シされる管内で光硬化性樹脂を含浸した繊維シート
層が管内面に接触するように反転させ、流体に対して不
透過性で光透過性の膜を通して、光を照射して繊維シー
)K含浸された光硬化性樹脂を硬化させて裏張シ層を形
成する裏張りされた管の製造法に関する。
光硬化性樹脂とは、光を照射する前は液状又は半液状で
あシ、光、好ましくは、紫外線を照射するととKよシ硬
化する樹脂である。
例えば、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂
、ポリエステルアクリレート樹脂、ウレタンアクリレー
ト樹脂などの樹脂に、光開始剤。
例えばベンゾフェノン、ベンジル、ミヒラーケトン、チ
オキサントン、アンスラキノン、ベンゾインエーテル、
メトキシアセトフェノンなどを添加し、調整された樹脂
である。
光硬化性樹脂は、繊維シート層、該層上に光透過性膜お
よび該膜の上に接着剤層を介して光不透過性の膜を設け
た管状の積層物を形成後、管状の積層物内に樹脂を導入
し、積層物をロール等の間を通して繊維シー)K含浸さ
れてもよい。
流体に対して不透過性で光透過性の膜(以下光透過性膜
とする)としては1例えばポリウレタン。
塩化ビニル等の膜が用いられ、熱溶着可能々材料である
ことが好ましい。
繊維シートとしては、ポリエステル、ポリウレタン等の
織布、フェルト等の不織布が好ましい。
この光透過性膜と光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層
は、接合され一体化された構造体であることが好ましい
。一体化された構造体とする方法は9例えば、あらかじ
め、繊維シートに光透過性膜を熱溶着または接着してお
き、さらに繊維シートに光硬化性樹脂を含浸させるとと
Kよシ行われる。あらかじめ熱溶着または接着しておく
ことは含浸作業時に脱泡の為、ロールなどでしごく作業
での繊維シートと、光透過性膜のずれが生ぜず好ましい
光不透過性の膜は、接着剤層を介して光透過性膜と接合
されるが、光不透過性の膜としては、ポリウレタン、塩
化ビニル、ポリエチレン等のフィルムを使うことが出来
、顔料等によシ着色を行うことKよシ、光、特に紫外線
を透過しないようKした膜である。ま九、この膜は、光
を照射する前に光透過性の膜からはく離されるので、こ
のはく離する力より膜の強度が高くなるよう、十分な膜
厚を必要とする。
光不透過性の膜は、光を照射される前にはく離されカけ
ればならない。その為、接着の強さは。
光不透過性の膜が容易にはく離できる強度とすることが
好ましい。
管状に形成された光硬化性管裏張シ材を、管内に光硬化
性樹脂を含浸した繊維シート層が、管内面に接触するよ
うに反転させる方法は、管口の周囲に結束材を用いて固
定し、管内面に光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層が
接せるようにこの裏張シ材を導入してもよ<、またガイ
ドバイブ内に管状に形成された光硬化性管裏張シ材を通
し、ガイドパイプの先端部の外周に光硬化性樹脂を含浸
した繊維シート層が外側に位置するように固定し。
ガイドパイプを補修される管の所定の位置に設置して該
裏張υ材とガイドパイプの間に水、空気等奢導入しても
よい。水、空気等の圧力によってガイドパイプ内の裏張
シ材は、ガイドパイプから反転して押出され、補修され
る管内に上記の繊維シート層が接するように導入される
(実施例) 次に本発明の実施例を図を参照し、説明する。
第1図は9本発明になる光硬化性管裏張シ材の一例の断
面図を示し、第2図は1本発明の管状に形成された光硬
化柱管裏張り材の一例の断面図を示し、第3図は、第2
図のA部の拡大図である。
第1図において、光不透過性の膜1が接着剤層2を介し
て光透過性膜3に接合されており、この膜3には光硬化
性樹脂を含浸した繊維シート層が積層されている。
第2図は9本発明の好ましい例を示し、管状に形成され
ており8第1図に示す裏張シ材を管状に形成したもので
ある。
また、第2図に示すように、管状に形成する方法として
は、長尺の繊維シートと長尺の光透過性の膜を熱溶着ま
たは接着し、この積層物の光透過性の模の上にさらに接
着剤を介して、長尺の光不透過性の膜を接合する。その
後、この積層物を一端よシ次々と管状に形成し、さらに
密封用リボンを用い、第2図に示す形状とする。そして
得られた管状の積層物内に光硬化性樹脂を注入し、場合
によりては、ロール等を用い次々としごくことにより、
光硬化性樹脂を十分に含浸させ、第2図に示す管状の管
裏張り材とすることが出来る。管状に形成するには、長
手方向の端を重ね合゛わせ、密封用リボンでシールして
もよい。また光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層の一
部を切欠してつき合わせ、その他の層を交互に重ね合わ
せて管状に形成してもよい。
光透過性膜と光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層の一
部を切除して第3図に示すようにつき合わせ、さらにつ
き合わせ部よシ幅の広い、好ましくけ光透過性膜と同じ
材料を用い九密封用リボン5により接着または熱溶着さ
れ、さらに、接着剤層の付いた光不透過性の膜を交互に
重ね合わせたものである。
、管内に光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層4が管内
面に接触するように反転させる方法としては、第4図の
ごとく、補修すべき管7の端部に管状に形成された光硬
化性管裏張シ材を結束材6で固定し、その後、光不透過
性の膜1をはがしつつ。
第5図に示すように光硬化性樹脂を含浸した繊維シート
層4を管内面へ水や空気の圧力で押し込みつつ反転させ
る。水8や空気の圧力の力で、繊維シート層4#′i次
々と補修する管7の内部へ送られる。
また、別の反転する方法としては、第6図のごとく、ガ
イドパイプ9を用いる方法がある。光硬化性管裏張シ材
をガイドパイプに通し、その後。
この裏張シ材の端部を、ガイドパイプの端に第6図のご
とく、ガイドパイプの先端部に、光硬化性樹脂を含浸し
た繊維シート層4が外側になるように結束材6で固定す
る。この時、光不透過性の膜は、はく離しておいても良
いし、また一体となっていても良い。
ここで光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層4が表にあ
られれるので、すばやく第7図のごとく。
補修すべき管7中へこのガイドパイプを設置する。
その後、水8や空気の圧力の力で光硬化性樹脂を含浸し
た繊維シート層を管内部へ反転しつつ押し込んで行く。
ここで光不透過性の膜1は、裏張り材がすべて管内へ反
転しつつ押し込まれた後にはく離しても良いが、はく離
が完全に行われることを確認する為には、光不透過性の
膜1をはく離しクク第7図のごとく、光硬化性樹脂を含
浸した繊維シート層4を反転しつつ押し込んで行くこと
が好ましい。
上記のように、管内面に光硬化性樹脂を含浸した繊維シ
ート層が位置されるように反転された後。
光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層は光照射されて光
硬化される。光硬化の方法には制限はなく。
例えば樹脂が硬化する波長の光を発するランプを管内に
導入して行われる。
光硬化性管裏張り材を管内に反転させる際K。
光不透過性の膜は剥離されるが、その剥離は、第4図の
ように管の端部に光硬化性管裏張り材を結束材で固定後
1反転前に行ってもよ<、fた1反転完了後に行っても
よい。
(発明の効果) 本発明により、従来、多大の熱量を要し硬化させ、長時
間を要していた管裏張り材に代えて、光によシ短時間で
硬化させることが出来る管裏張り材およびこれを用いた
裏張シされ丸管の製造法が提供される。また運搬し、操
作する間の光による硬化事故を無くすこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる光硬化性管裏張シ材の一例の断面
図、第2図は本発明になる管状に形成された光硬化性管
裏張り材の他の一例の断面図、第3図は第2図のA部の
拡大図、第4図〜第7図は管状裏張り材を反転させる方
法を示す図である。 符号の説明 1・・・光不透過性の膜   2・・・接着剤層3・・
・光透過性膜 4・・・光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層5・・・
密封用リボン    6・・・結束材7・・・管   
      8・・・水9・・・ガイドパイプ 代理人 弁理士 若 林 邦 彦 V、I  図 12 図 第 3 図 畜4 邑 第 図 冨 区

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層、該繊維シー
    ト層上に流体に対して不透過性で光透過性の膜および該
    膜上に接着剤層を介して光不透過性の膜を設けてなる光
    硬化性管裏張り材。 2、光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層が最内層に、
    光不透過性の膜が最外層となるように管状に形成された
    請求項1記載の光硬化性管裏張り材。 3、請求項3記載の光硬化性管裏張り材を、裏張りされ
    る管内で光硬化性樹脂を含浸した繊維シート層が管内面
    に接触するように反転させ、流体に対して不透過性で光
    透過性の膜を通して、光を照射して繊維シートに含浸さ
    れた光硬化性樹脂を硬化させて裏張り層を形成すること
    を特徴とする裏張りされた管の製造法。
JP907489A 1989-01-18 1989-01-18 光硬化性管裏張り材および裏張りされた管の製造法 Pending JPH02188227A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128817A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Hitachi Chem Co Ltd 重合性組成物、光重合性樹脂組成物、これを用いた管ライニング材及び管ライニング工法
JP2007301953A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Yoshika Kk 管更生用ライニング管及び該管更生用ライニング管を用いたライニング工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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