JPH02187796A - 実時間ディジタル加算シンセサイザ - Google Patents

実時間ディジタル加算シンセサイザ

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JPH02187796A
JPH02187796A JP1303481A JP30348189A JPH02187796A JP H02187796 A JPH02187796 A JP H02187796A JP 1303481 A JP1303481 A JP 1303481A JP 30348189 A JP30348189 A JP 30348189A JP H02187796 A JPH02187796 A JP H02187796A
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electronic musical
amplitude
data
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JP1303481A
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John D Stevenson
ジョン・ディー・スティーブンソン
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/08Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs by calculating functions or polynomial approximations to evaluate amplitudes at successive sample points of a tone waveform
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H5/00Instruments in which the tones are generated by means of electronic generators
    • G10H5/005Voice controlled instruments

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子楽器に関し、特定すると出力波形が複数
の成分波形から計算されるディジタルシンセサイザ形式
の楽器に関する: [用語の説明] この出願の目的上、下記の用語は、特に断わらない限り
、下記の意味を有するものとする。
ボイス:ピッチ化および非ピッチ化成分より成り、その
振幅エンベロープを含む複合波形。
ADSR−アタック−デイケイ−サスティン−リリース
:ボイスを含むエンベロープ振幅波形ティンバ:ビッチ
化成分より成るボイス部分。時折、この用語は非ピッチ
化成分をも含むのに使用される。ただし、振幅エンベロ
ープを絶対に含まない。
ピッチ二周波数と同義語で使用される用語。
基本波:最低ピッチを有するピッチ化成分。基本波の振
幅はゼロとし得るが、なお有効である。基本波を設定す
るに十分のオーバートーンが存在すれば、それが存在し
なくてさえ基本波は認められる。
オーバートーン:基本波より高い周波数のピッチ化成分
。調波は一群のオーバートーンである。基本波は、オー
バートーンではない。
調波−基本波より高く、基本波に関してピッチにおいて
整数関係を有するピッチ化成分。これは調波を定義する
レファレンスであるから、基本波は厳密には調波ではな
い。しかし、一組として調波とともに含まれるとき、基
本波は第1調波として言及されることが多い。
パーシャル:ボイスのピッチ化または非ピッチ化成分部
分。
フラクショナル: 1/2. I/3. I/4のよう
な基本波に関して単純な分数関係をもつオーバートーン
な意味する新しい用語。
[従来技術、発明の課題] 気持ちのよい楽音は、複合的ピッチ化波形を、基本波(
基本ピッチ正弦波)と選択された調波オーバートーン(
基本波の周波数の整数倍である周波数をもつ正弦波形)
の和として形成することによって電子的に発生できる。
この形式の電子楽器は、例えばDeutchに発行され
た米国特許第3.809゜786号に開示されている。
この波形で発生されるティンバ乃至楽音は、普通、サイ
クル毎に形状が固定された複合波形を有する。この特性
から生ずる1つの利点は、波形の単一のサイクルをメモ
リに入れ、所望の基本ピッチレートでメモリを走査する
ことによってプレイバックできることである。この形式
の電子楽器は、例えばDeutschの米国特許第4.
601229号に開示されている。
この形式のシステムにおいては、振幅係数を変えること
により、多くのテインバの変形を生ずることができるが
、このようにして発生された音は、退屈であると考えら
れ、聴取者が興味を示さない。これは、機械的楽器によ
り発生される音がこの形式のディジタルシステムにより
発生される音と相当異なるという事実にも起因する。例
えば、機械的楽器は、基本波と真の調波(整数)関係か
らピッチが少し変動したオーバートーンを発生している
。すなわち、機械的楽器のオーバートーンは、若干同調
を外されている。楽器の聴取者は、このようなオーバー
トーンの脱調を示す楽器を強く好む。
複合波形の成分間の位相関係につねに一定のシフトがあ
ることに起因して、脱調オーバートーンなもつピッチ化
複合波形は、サイクルごとに形状が一様でない。したが
って、数秒の音楽を含むことができる非常に大型のメモ
リが使用されない限り、それらをメモリに入れてプレイ
バックを行うことができない。このようなメモリは、特
に複数のボイスが即座のプレイバックのために含まれる
べき場合、寸法が極端に大きくなるであろう。それゆえ
、脱調オーバートーンを有するボイスは、実時間で発生
されねばならない。
実時間プレイバックのための脱調オーバートーンを得る
ため、数種の方式が考案された。能力が制限され、非常
に複雑なハードウェア要件を有する方式が、Deutc
hの米国特許第4.513.651号に示されている。
この方式は、3組のパーシャル振幅係数を用意するが(
したがって三重のハードウェアで)、これらの係数はゼ
ロ振幅に関して相互に相客れない。パーシャル振幅係数
の各組は、他から若干異なるピッチで利用され、これが
複合波形を形成するように加算される。これらの3組は
、パーシャルの組に対して偏差を提供するが、個々のピ
ッチ調節を許容しない。
他の方式が、chibana米国特許第4,215,6
14号に開示されているが、この方式は技術思想におい
ては簡潔であるが、ハードウェアが過度に複雑である。
この方式は、脱調係数およびピッチ係数を対数目盛で用
意する。これらの係数は、加算されるとき、対数−直線
コンバータを介して処理され、そうでない場合に必要と
される乗算操作に対する十分の代替物を提供する。この
特許はまた、ビブラート、ボルタメントおよびグライド
のような他のピッチ変動が合体され得ることを示唆して
いる。しかしながら、これは非経済的であろう。
何故ならば、これらの機能は現実には想到緩慢であり、
制御用プロセッサにおいてソフトウェアによりより変幻
的にかつ安く取り扱うことができるからである。
上述のオーバートーンの脱調に加えて、機械的楽器は、
単一の楽音の行程中、オーバートーン構造に変化を示す
。これらの変化の若干のものは、エンベロープ振幅と関
連され、他は時間と関連される。例えば、ギターの場合
のオーバートーン構造は、半振幅点において、そのピー
ク振幅点におけるのと相当異なる。オーバートーン構造
におけるこれらの変化は、オーバートーン振幅およびオ
ーバートーンピッチの両者において起こる。
機械的楽器はまた、演奏スタイルの結果として、オーバ
ートーン構造に相当の変化を示す。例えば、柔らかに演
奏されるクラリネットのオーバートーン構造は、それが
座高に演奏される場合のオーバートーン構造と同じでな
い。
最近の音楽聴取者は、これらのオーバートーン構造変化
を示す楽器に慣れてきた。現代のギター奏者は、演奏中
ボイスティンバを調節するために多くの装置を使用する
。最近のキーボード装置は、多くのティンバー調節能力
を示す。
電子楽器の設計者が直面する他の挑戦事項は、楽器が複
数のボイスを含んでおり、排他的選択または逐次の選択
により瞬間的選択がスイッチによりなされ得るならば有
利であろうということである。
これらの挑戦事項の一部を対処する努力は、1986年
9月23日付でYoichi Nagashimaに発
行された米国特許第4.612.838号に提案されて
いる。この特許において、その発明者らは、異なる振幅
係数を有する2つのボイス構造を発生し、中間のオ−バ
ートーン構造を有するボイスを得るために両者間の内挿
を得ることを提案している。この内挿方式は、必要とさ
れる八−ドウエアの複雑性や計算時間のため、その有用
性は減ぜられる。2組の係数のみを有することによって
課される制約も(中間点が他の組の係数として作用して
さえ)、望ましくない。nagashimaの発明は、
オーバートーン振幅調節のみを包含し、オーバートーン
ピッチ調節の問題を扱っていない。
従来、電子楽器の設計者は、自然に追い付くことに努力
してきた。すなわち機械的楽器の聴取上の魅力を有する
ボイスを合成的に発生することを努力してきた。実際に
、既存の機械的楽器の音を複製しようとする試みに多く
の努力が費やされた。
音楽合成のためのこの狭い手法は、専ら、基本波プラス
整数または整数近似関係のオーバートーン(オーバート
ーンは、基本波の完全倍数または完全倍数に近い)より
成るボイスを発生することになった。しかしながら、実
際上、非常に快いボイ又は、基本波の1/2(またはほ
とんどそれに近い)倍数であるオーバートーンから構成
できることが分かった。このようなボイスは、機械的楽
器には現われない。1/3. l/4のような他の分数
調波も、ボイスを構成するのにも、より従来手法で構成
されたボイスの楽音全品質を高めるのにも使用できよう
が、従来技術はこの事実に気付いていないようである。
従来の電子楽器において見落とされてきたボイス品質向
上の他の手法は、特定のパーシャルの多様化の可能性を
もたらすことである。機械的楽器には所与の1組のパー
シャルの各々の1つしか現われないから、1つパーシャ
ルのみが必要とされると仮定されていた。しかしながら
、ボイスの特に顕著な向上は、成分パーシャルの1つを
選択し、それを3つに複製し、1つを純粋のピッチ比に
同調し、他をフラットに、そして 他の1つをシャープ
に同調することによって実現できることが分かった。合
成(少量のこの種の脱調を有する)は、合唱的オーバー
トーンを有する単一のボイスである。このテーマに対し
て無数の変形が可能で有る。例えば、1以上のパーシャ
ルを第2の一組を種々の程度のシャープまたはフラット
に同調させてそのように構成してもよいし、そして他の
一つを反対方向に脱調させて発生させてもよい。これら
の変形は、すべて、適正に設計されているならば、機械
的楽器のいずれにおいても利用できない音楽特性を有す
る興味のある、独特な旋律的ボイスである。
ボイス構成のための現在の方式の他の欠点は、ボイスに
対する1成分が必要であってもなくても、すなわちそれ
がゼロ振幅係数を有してさえ、ハードウェアでその成分
を発生させることにある。従来技術の方式にあっては、
ボイス構成に使用されるべき各可能な成分に対して、計
算中スロットが割当てられ、その時間スロットが、その
成分が存在してもしなくても、そのボイス要素の計算に
使用されることである。本発明において開示されるずっ
と変幻性のある方式は、時間スロットに対して独立の成
分割当てを可能にするものである。たいていのボイスは
、利用可能なパーシャル成分のあるもの(または殆ど)
に対してゼロ振幅係数値を有する。これらの時間スロッ
トが再割当て自由であれば、ボイスは、倍音のオーバー
トーンまたは選択された分数的パーシャルでさらに向上
できよう。実際上、ボイスが若干のパーシャルしか必要
としなければ、全ボイスが複製されよう。複製されたボ
イスが適正に同調されていれば、これは、他のハードウ
ェアを追加するという複雑さを伴わずに、合唱効果をも
たらすであろう。
[発明の概要] 本発明は、上述の欠陥や従来技術の欠点がなく、構造が
経済的であり、動作および機能に変幻性をもたらす電子
楽器を提供することである。
本発明の他の目的は、各オーバートーンがピッチおよび
振幅において個々に制御可能であるボイスオーバートー
ン構造を発生する楽器を提供することである。
本発明の他の目的は、常時、実行制御下に多数のボイス
オーバートーン構造を含んでおり、それにより瞬間的ボ
イス選択が時間、エンベロープまたは演奏者の要求に応
答してなされ得る楽器を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、所望されるボイスオーバー
トーン成分の再生を含め、該成分に対する各計算期間の
個々の割当てを可能にし、かつゼロ振幅係数を持つ成分
の除去を可能にするという変幻性を備えるハードウェア
構造を提供することである。
本発明のさらに他の他の目的は、現在の技術の機構にお
いて最低においても1つの乗算を排除し、人間的ボイス
構造乃至デザイン概念とより調和する構造乃至デザイン
概念を提供する独特なオーバートーン生成方法を提供す
ることである。
簡単に述べると、本発明の電子楽器は、奏者により所望
される基本ピッチおよびテインバを含む音楽的パラメー
タを特定する奏者からの入力信号を受け入れる入力イン
ターフェースを備える。ティンバ記憶回路が、複数の選
択可能なテインバを表わすデータを記憶する。ティンバ
ー記憶回路は、複数組の相対的パーシャルピッチデータ
を記憶するための相対的パーシャルピッチ記憶回路を備
える。しかして、各組のデータは、その組に対して限定
された複数のパーシャルに対する相対ビッヂな表わす。
ティンバ記憶回路はまた、複数組のパーシャル振幅デー
タを記憶するパーシャル振幅記憶回路を備える。しかし
て、各組のデータは、パーシャルの組の任意の1つの個
々のパーシャルに対する最大の振幅を表わす。楽器はま
た、ティンバデータ、奏者により選択されたティンバお
よび奏者により選択されたピッチから、音楽波形の逐次
の値を実時間で決定するための波形決定回路を備える。
逐次の値は、予定された時間間隔だけ離間されている。
波形決定回路は、選択されたティンバの各パーシャルの
位相を加算的に決定する第1の加算器を含む。しかして
、第1の加算器は、相対的パーシャルピッチ記憶回路に
応答して、そのパーシャルの位相を決定する。第2の加
算器が設けられており、各予定された時間間隔にて選択
されたティンバに対して全パーシャルの大きさを加算し
、その瞬間における音楽波形の太きさな生成する。
[実施例] ディジタル合成形式の電子楽器は、所望の波形を合成す
るためフーリエモデルを使用する。フーリエモデル、す
なわち において、 F (s) :サンプルSの値 S:特定のサンプル S: 1つの基本波におけるサンプル数C:構成におい
て使用される調波の数 n:調波の整数倍 A (n) :調波nに対応する振幅係数このモデルは
、基本波の整数倍である調波より成る固定のティンバ波
形を限定するもので、そしてこれは実際に必要とされる
ティンバの限定された1組のみである。
より一般的なモデル、および満足できるディジタルシン
セサイザの全必要条件をより緊密に記述するものは、下
記のティンバを許容する。
(1)整数および非整数オーバートーンより成るもの。
(2)複数の同一またはほぼ同一のパーシャルを有し得
るもの。
(3)各パーシャルの振幅およびピッチの両者に変動を
もたらすもの。
このより一般的なモデルは、本発明に合体される。(1
)および(2)の要件を満足させるため、パーシャルの
ピッチは、そのパーシャルを生ずる算術的要素から分離
されねばならない。例えば、第12調波であるためには
、仮想的算術要素12が必要とされ得ることはない。こ
の変幻性を許容するために、各ティンバに対してティン
バ構成に使用されるべきパーシャルの数と同数で(ティ
ンバセットにおける振幅係数の数と同数でもある)一組
のピッチ係数が提供されねばならない。
(3)の要件を満足させるためには、それぞれ複数組の
係数を含む2つのマトリクスが必要とされる。2つのマ
トリクスは、同一のサイズ、A (r、 c)およびP
 (r、 c)より成る。ここで、Cは、発生されるべ
きティンバにおいて使用されるべきパーシャルの数、r
は、奏者の演奏行為の前に負荷されるべき個々のボイス
ティンバの数である。Aマトリクスは、パーシャル振幅
係数を含み、そしてその各々は0≦A≦1である。Pマ
トリクスはパーシャルピッチ係数を含み、その値はl≦
Pである。
ティンバは、振幅およびピッチ係数の対応する組を走査
し、選択することによって変更される。このより一般的
なモデルは、数学的に下記のように表わせる。すなわち
、 F (s、 v) =  Σ A(v、n)*5ine
(P(v、n)*2  zs/5)n=1 ここで、 F(s、v) :特定のテインバに対するサンプル値C
:構成において使用されるパーシャルの数 n   :ティンバ内における特定のパーシャル■  
 =特定のティンバセット 例示として、P (v、 n)の値が 1ならば、基本波が発生される。
2ならば、二次調波が発生される。
1.5ならば、1/2フラクショナル列の第2のフラク
ショナルが発生される。
4.1ならば、シャープ2.5%に同調された第4調波
が発生される。
3.9ならば、フラット2.5%に同調された第4の調
波が発生される。
第1図は、このより一般的なモデルを合体した本発明の
電子楽器を例示するものである。ここに記述されるシン
セサイザは、得られた波形ピッチの大きな整数倍数であ
る速度で、波形の瞬間的値な逐次態様で計算することに
よって、複合的音楽波形を発生する。高品質の音楽の場
合、代表的倍数は、非常に高いピッチに対して32程度
と小さく、非常に低いピッチに対しては1024と大き
い。
かかるボイスは、まず、その構造において使用されるべ
きパーシャルの数およびこれらのバージャルの各々のピ
ッチおよび振幅を特定することを通じて、所望のティン
バを提供するように設計される。シンセサイザは、発生
することを要求されるボイスを適性に限定するために必
要とされ得る最大数のパーシャルを用意する。かかるパ
ーシャルの代表的数は、32とし得よう。使用される各
パーシャルの瞬間的値が計算され、そしてすべての結果
値が複合波形値を得るように加算される。
すべてのパーシャル値が同時に得られるようにこれらの
計算を並列態様で遂行することは、多くの同一のハード
ウェア回路セットを必要とするから、ハードウェアの複
雑性をとてつもなく増大させる。1つの計算回路を使用
し、先ず一つのパーシャルを、ついで次のものをという
ように、全セットが計算されてしまうまで、この計算を
逐次的に遂行するのがずっと経済的である。このために
、予期されるパーシャルの最大数に等しい数の時間スロ
ット(計算チャンネル)を設定し、それによりパーシャ
ルの計算を同じ計算回路によって多重化する。
計算に先立ち、発生されるべきボイスの規格がシンセサ
イザに負荷されねばならない。
入カドランスジューサ101が、鍵盤楽器、弦楽器、ホ
ーンまたは奏者がその欲求を表現し得るその他の任意の
構造体から、特定の特性を有する楽音に対して、信号形
式で音楽情報を得るために設けられている。最小の信号
として所望されるピッチおよびエンベロープ振幅を指示
する信号は、ボイスティンバ変更、トレモロ、ビブラー
ト等に対する奏者の要求を表わす信号により拡大される
。この種のすべての信号は、アナログ電圧として発生さ
れたものでさえ、実行制御回路102に伝送されるとき
には、ディジタルワード形式でなければならない。
従来の制御回路より成る実行制御回路102(好ましい
実施例においてはマイクロプロセッサを含む)は、入カ
ドランスジューサ101から信号を受信し、ピッチ、振
幅およびその他のディジタル制御およびタイミング信号
をシンセサイザに供給する。この回路はまた、演奏モー
ドに先立ちシンセサイザ内の対応するレジスタにピッチ
および振幅係数を負荷するための用意を有する。
クリスタル発振器が、計算機能およびピッチ発生を制御
するため、精密なりロック105を供給する。
パーシャル相対ピッチ係数レジスタ200が、多数組の
相対ピッチ係数に対する記憶を行う。各計算チャンネル
すなわち時間スロットに対して、1つの相対ピッチ係数
が必要とされる。代表的実施例は、32のかかるチャン
ネルを備えており、それにより単位ボイスセット当り3
2の相対ピッチ係数を必要とする。シンセサイザが1つ
の波形値を計算しつつあるとき、実行制御回路102は
レジスタ200に対するアドレス指定を行い、マルチプ
ルワード加算器アキュムレータ201にピッチ係数を逐
次供給する。即時演奏に対して多数のボイスが利用でき
るようにするため(代表的数は64であろう)、パーシ
ャル相対ピッチ係数レジスタ200に、これらの係数の
複数組が用意される。係数のレジスタ200への負荷は
、負荷モード中に奏者の演奏前に実行制御回路102に
より遂行される。
マルチプルワード加算器アキュムレータ201は、所与
の計算チャンネルに対応する相対ピッチ係数を、その同
じチャンネルに対する累算ワードに逐次加えることによ
って、パーシャル相対ピッチ係数レジスタ200から提
示される項のモジュロ加算を行う。これは、ピッチジェ
ネレータ206により発生される各クロック信号に対し
て一度、係数の全組についてこの機能を遂行する。
このチャンネル累積ワードの各々は、ついでサインレジ
スタ202にテーブル横断アドレスデータを供給する。
このアキュムレータ201のより詳細な説明は、以下の
第3図についての論述においてなされている。
ピッチジェネレータ206により発生されるクロック信
号は、ディジタル−アナログコンバータ205により音
響システム104(従来の音声スピーカ、増幅器等)に
供給される出力合成波形の所望のピッチであるが、ずっ
と高いオクターブである。このクロックの周波数はC/
Pである。ここで、Cは精密クロック105からのマス
タークロック周波数、Pは実行制御回路102からのデ
ィジタルピッチワードである。代表的には、このオクタ
ーブは、40乃至80キロヘルツの範囲にあるであろう
。このクロックは、出力信号のサンプリング速度を提供
する。波形上の点は、ピッチジェネレータ206からの
各クロックパルスで計算される。
マルチプルワード加算器アキュムレータ201内の特定
のモジュロワードの最高位ビットは、(C/P) x 
(R/M)の周波数を有する。ここでRは、その計算時
間スロットに対する相対ピッチ係数であり、Mはモジュ
ロワードにおいて起こり得る最大係数値である。ピッチ
係数値が512、モジュロワードが16ビツト幅である
とき(最大係数値=65336 )最上位ビット周波数
は(C/P)/128となろう。1024のピッチ係数
は、整数関係の第2調波を供給し、1040の係数はシ
ャープで税調された第2調波を供給しよう。最上位ビッ
ト(サインテープルが512の値を含む場合、9ビツト
)は、サインレジスタ202のサインテーブルに対して
テーブル尋問アドレス線を形成する。
この構成の重要な利点は、パーシャルの割当てが順番に
制限されず、パーシャルの複製が可能な点である。各計
算時間スロットは、その相対周波数に関して独立的であ
る。
ピッチジェネレータ206により提供される周波数は、
普通範囲が1オクターブに制限されるから、所与の一組
の相対ピッチ係数は、1オクターブのみに対する一組の
パーシャルを提供しよう。
これらの係数の右または左へのシフトは、より低いまた
はより高い次のオクターブを生ずるから、相対ピッチ係
数レジスタに複数組の係数を提供するか、係数をシフト
することによって、複数のオクターブを得ることができ
る。いずれの場合にも、制御は、実行制御回路102に
より提供されるオクターブ信号に応答することによって
行われ得る。
サインレジスタ202は、マルチプルワード加算器アキ
ュムレータ201からアドレス指定に応答してサインデ
ータを、またパーシャル振幅係数レジスタ203からパ
ーシャルレベルデータを提供する。このサインレジスタ
は、各々普通512の値より成る複数のサインテーブル
を含むリードオンリーメモリである。乗算を避けるため
に、サインテーブルは、スケールされた値で挿入されて
いる。適正なテーブルは、パーシャル振幅係数レジスタ
203から振幅係数により選択される。
所与の数のサインテーブルに対してより大きなダイナミ
ックレンジを得るために、サインレジスタ202内のサ
インテーブルは、直線スケールでなくデシベルで目盛ら
れている。非常に拡大された範囲を提供することに加え
て、この目盛りは、人間の耳の聴覚応答により対応して
いる。人間の耳は、2デシベルの音量の段階変化を1ス
テツプとして認めることができないから、サインテーブ
ルにそれより非常に大きな精度を必要としない。
(ティンバ内のパーシャルの残部の和のような)ある音
量内に埋もれた音(特定のパーシャルのような)は、そ
れが振幅が一45デシベルよりずっと低ければ、一般に
失われる。サインテーブルは、それよりずっと低いレベ
ルを用意することは必要でない。1例として、512の
エントリーサインテーブル、テーブル間1デシベルステ
ップ差、最強のテーブルと最弱のテーブル間63デシベ
ル範囲(1つのテーブルはゼロ振幅に対して逆転されね
ばならぬ)を利用し、そして16ビツトの精度を持つサ
インレジスタは、2つの廉価な27256 (32K 
X8) EPROM F電子的にプログラム可能なリー
ドオンリーメモリ)パッケージにより実施できる。その
結果、パーシャル振幅係数は、デシベルによる振幅規格
である。
パーシャル振幅規格を包含するため、パーシャル振幅係
数レジスタ203が設けられている。1組の振幅係数は
、各計算チャンネルに対して1つより成る。複数組の振
幅係数がこのレジスタに含まれており、そして各組は、
相対ピッチ係数レジスタ200に含まれる複数のパーシ
ャルピッチ係数セットの1つと対応しており、それによ
り複数のボイスに対してパーシャルピッチおよび振幅の
両者に対する制御を提供する。
計算サイクルに入る前、単一ワード加算器アキュムレー
タがOにクリヤされる。各計算スロット時間中、各調節
されたサイン値がサインレジスタ202から受信される
と、それは、その時間スロットの終りに単一ワード加算
器アキュムレータ中に加算される。単一ワード加算器ア
キュムレータ204についてのより詳細な説明は、第2
図について説明する以下の説に与えられている。
計算サイクルが完了すると、その計算サイクル内の全計
算時間スロットの総和を含む単一ワード加算器アキュム
レータ204からのワードが、ディジタル−アナログコ
ンバータ(DAC) 205中にラッチされる。このD
ACは、乗算形式であり、ADSRエンベロープジェネ
レータ103からのアナログ振幅値がそれに供給される
。2つの信号のアナログ積は、音響システム104に対
する音楽出力となる。
精密クロック105(代表的には24Ml−12)から
のクロック信号は、ピッチジェネレータ206に供給さ
れる。ピッチジェネレータ206はプログラマブルカウ
ンタであり、その出力周波数は、クロック周波数を実行
制御回路102により供給されるピッチ数により分割し
て得られる商である。出力周波数は、所望の音楽ピッチ
の整数倍である。
第2図は、単一ワード加算器アキュムレータ204の拡
張図である。このアキュムレータは、加算器301およ
びラッチ302より成る。加算器は、負および正入力数
を加算するため、エンドアラオウンドキャリ一方式で配
線されている。データは、加算器301のへ入力端子上
にサインレジスタ202から受信される。データはまた
、加算器301のB端子上にラッチ302から受信され
る。加算器301の加算端子上に得られる和A十Bは、
ラッチ302の入力端子上に供給され、またDAC20
5中にラッチされるべき出力累積ワードとして作用する
計算サイクルに先立ち、実行制御回路102はラッチ3
02のクリヤ端子上にクリヤ信号を供給する。第1計算
スロツト(計算チャンネル)中、そのスロットにおいて
計算されつつあるパーシャルに対する被調節サイン値は
、加算器301のA端子上に現われる。ラッチ302は
クリヤされてしまうから、ゼロが加算器301のB端子
上に現われ、A端子上の値に等しい出力ワードをもたら
す。この時間スロットの終了時に、実行制御回路102
は、ラッチ302にクロック信号を供給し、それにより
その入力端子上の値を出力端子にクロック送出する。
第2の時間スロット中、そのスロットにおいて計算され
つつあるパーシャルに対する被調節サイン値が、加算器
301のA端子上に現われる。ラッチ302の出力端子
は、加算器301のB端子上に直前にラッチされた値を
持つ。ここで、加算器301の加算端子301は、最初
の2つの時間スロットに対する被調節サイン値の和を含
む。この時間の終了時に、ラッチ302は再度クロック
される。
同様にして、第3の時間スロット中、最初の3つのスロ
ットに対する被調節サイン値に対する和が、加算器30
1の加算端子上に現われる。計算サイクルの最後の時間
スロット中、全時間スロットに対する被調節サイン値の
和が、加算器301の相端子上に現われる。これは、D
AC205中に中にラッチされる値である。
第3図は、マルチプルワード加算器アキュムレータの拡
張概略線図である。マルチプルワード加算器アキュムレ
ータ201は、その名の意味するように、それが単一ワ
ードの和の代わりに複数ワードの和を累積することを除
き、加算器アキュムレータと同様な機能を遂行する。こ
のマルチプルワード加算器アキュムレータ201の場合
、計算サイクル中(代表的には32、機構は任意の数に
対して動作するが)各時間スロットに対して1ワードが
累積される。加算器アキュムレータ204と異なり、マ
ルチワード加算器アキュムレータ201は、各計算サイ
クルの開始時にクリアされず、和を次の計算サイクルに
向かって送る。完全な一組の計算チャンネル結果を一つ
の和に加算する加算器アキュムレータ204と異なり、
マルチプルワード加算器アキュムレータ201は、各計
算チャンネルに対して、係数レジスタ200からのパー
シャルピッチ係数の反復される加算のみをその同じ計算
チャンネルに対する総和ワードに加算する。
パーシャル相対ピッチ係数レジスタ200のデータ出力
端子は、加算器401のへ入力端子に接続される。計算
サイクル中、各計算チャンネルにおいて計算されるパー
シャルに対する相対ピッチ係数は、加算器401に逐次
加算される。
透過性(トランスバレント)ラッチ402の出力端子は
、加算器401のB端子に供給される。
透過性ラッチは、そのクロックビン上の信号が低電位で
あるとき透過性の性質(その入力端子上の値がその出力
端子上に現われる)を有する。そのモードにおいては、
ラッチは正の論理バッファとして働く。クロックビンが
高電位に上昇すると、前縁の時間における入力ビン上の
データは、出力ビンにラッチされ、そしてクロックビン
が高電位に留まる限り、出力データは一定であり、入力
ビン上のデータが変化してさえ不変である。
レジスタ403(普通スタチックランダムアクセスメモ
リ)のデータ出力ビンは、透過性ラッチ402の入力ビ
ンに接続される。加算器401のA+Bの和出力ビンは
、サインレジスタ202に所望されるサインテーブルア
ドレス信号を供給し、そしてこれらのビン上の信号も、
レジスタ401の入力データビンに供給される。加算の
みが遂行され、所望される出力はモジュロ形式より成る
から、加算器はエンドアラウンドキャリーで接続されな
い。レジスタ200上に使用されるのと同じアドレス指
定が、レジスタ403にも供給されていて、各計算チャ
ンネルに対して、特定の相対ピッチ係数がレジスタ20
0により加算器401に供給され、対応するレジスタワ
ードが、レジスタ403により透過性ラッチ402を介
して、加算器40に供給されるようになされている。
各パーシャル計算時間の前半中、透過性ラッチ402上
のクロックビンは低電位にあり、レジスタ403上の読
取り書込みビンは、読取り状態にある。その特定の時間
スロットに対するレジスタ403のデータは、透過性ラ
ッチ402(現在透過性すなわちバッファモードにある
)を介して加算器401のB入力データピンに供給され
る。同時に、そのパーシャルに対する相対ピッチ係数が
、相対ピッチ係数レジスタ200により発生され、加算
器401の六入カビン上に送入される。
加算器401からのA+B和は、レジスタ403の入力
ビン上に送入されるが、レジスタ403は読取りモード
にありその入力ビン上の信号を無視するから、この半サ
イクル中影響を及ぼさない。
各パーシャル計算時間スロットの前半の終了時に、透過
性ラッチ402のクロックビンは高電位にもたらされ、
それにより、その出力端子上のデータをその入力端子上
の値にロックする。各パーシャル計算時間スロットの後
半中、透過性ラッチ402上のクロックビンは高電位に
あり、ラッチはラッチ状態に留まる。この期間中、A+
B和は、同じに留まり、レジスタ403の入力ビンにな
お供給されている。この期間の終了時に向かい、すべて
の信号が鎮静化して安定となる時間を有した後、書込み
信号がレジスタ403に加えられ、それにより和A+B
が、前にBのみを含んだ同じレジスタ位置に書き込まれ
る。
同じパーシャル計算時間スロットがサービスを受ける度
に、その時間スロットに対応するレジスタ403のレジ
スタワードは、その以前の値と、相対ピッチ係数レジス
タ200からの相対ピッチ係数の対応する値との和を累
算する。
上述の記載を考慮すれば、本発明の種々の目的および特
徴が達成され、他の利益ある結果が得られることが分か
ろう。
本発明の技術思想から逸脱することなく、上述のシステ
ムに種々の変更をなすことができよう。
本発明は以下の特許請求の範囲の内容によってのみ限定
されるべきものであり、上に図示され上述の説明に含ま
れる内容は、単なる例示として解釈されるべきものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好まし実施例の概略ブロック図、第2
図は第1図に示される単一ワード加算器アキュムレータ
の詳細ブロック図、第3図は第1図に示されるマルチプ
ルワード加算器アキュムレータの詳細ブロック図である
。 101 :  入カドランスジューサ 102; 実行制御装置 103:  ADSRエンベロープジェネレータ104
: 音響システム 105: 精密クロック 200: パーシャル相対ピッチ係数レジスタ201:
  マルチプルワード加算器アキュムレータ サインレジスタ パーシャル振幅係数レジスタ 単一ワード加算器アキュムレータ ディジタル−アナログコンバータ ピッチジェネレータ 202 : 203 : 204 ; 205 : 206 ;

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音楽波形をディジタル的に合成する形式の電子楽
    器において、演奏者が所望する基本ピッチおよびティン
    バを含む音楽パラメータを特定する入力信号を演奏者か
    ら受け入れる手段と、複数の選択可能なティンバを表わ
    すデータを記憶するためのティンバ記憶手段と、ティン
    バデータ、演奏者により選択されるティンバおよび演奏
    者により選択されるピッチから、予定された時間間隔だ
    け離間された音楽波形の逐次の値を実時間で決定するた
    めの波形決定手段とを備え、前記ティンバ記憶手段が、
    各組に対して限定される複数のパーシャルに対する相対
    ピッチを各々表わす複数組の相対パーシャルピッチデー
    タを記憶するための相対パーシャルピッチ記憶手段と、
    前記複数組のパーシャルのいずれか1つの個々のパーシ
    ャルに対する最大の振幅を各々表わす複数組のパーシャ
    ル振幅データを記憶するためのパーシャル振幅データ記
    憶手段を備え、前記波形決定手段が、前記選択されたテ
    ィンバの各パーシャルの位相を加算的に決定する加算器
    であって、相対パーシャルピッチ記憶手段に応答して、
    前記位相を決定する第1の加算器と、各予定された時間
    間隔にて選択されたティンバに対する全パーシャルの大
    きさを加算して、その瞬間における音楽波形の大きさを
    発生する第2の加算器を備える電子楽器。
  2. (2)前記第1加算手段が、各パーシャルに対する相対
    パーシャルピッチデータを、その特定のパーシャルに対
    する先に存在する和に加算し、各パーシャルに対する得
    られた和を一時的に記憶して、次の予定された時間間隔
    中各パーシャルの位相を決定するのに使用することによ
    って、選択されたティンバにおける各パーシャルの位相
    を逐次決定するための手段を備える特許請求の範囲第1
    項記載の電子楽器。
  3. (3)第1加算器が、そのパーシャルに対する位相情報
    のみが、特定のパーシャルに対する和の計算後に保持さ
    れるように選択された係数を持つモジュロ加算器である
    特許請求の範囲第2項記載の電子楽器。
  4. (4)前記波形決定手段が、パーシャルの位相に対応す
    る複数組のサイン値を記憶するためのメモリ手段を備え
    、該メモリ手段が、前記第1加算手段に接続されかつ該
    手段に応答して、各パーシャルに対して、その特定のパ
    ーシャルに対する加算手段からの和に対応するメモリ手
    段からサイン値を選択する特許請求の範囲第2項記載の
    電子楽器。
  5. (5)メモリ手段の内容が、メモリ位置アドレス信号に
    よりアクセスされ、各パーシャルに対する第1加算手段
    からの和が、対応するサイン値に対するアドレス信号の
    一部を形成する特許請求の範囲第4項記載の電子楽器。
  6. (6)パーシャル振幅記憶手段もメモリ手段に接続され
    、前記パーシャル振幅記憶手段からのデータも、対応す
    るサイン値に対するアドレス信号の一部を形成する特許
    請求の範囲第5項記載の電子楽器。
  7. (7)前記メモリ手段が複数組のサイン値を含み、該複
    数組のサイン値が、異なる組のサイン値が異なる最大の
    振幅値を表わすように相互に関してスケールされており
    、前記パーシャル振幅記憶手段が、パーシャル振幅記憶
    手段から供給されるデータに対応する一組のサイン値を
    選択するようにメモリ手段に接続されており、前記第1
    加算手段が、該第1加算手段の和により表わされる位相
    と関連される対応する1組のサイン値から特定の値を選
    択するようにメモリ手段に接続されている特許請求の範
    囲第6項記載の電子楽器。
  8. (8)前記複数組のサイン値が対数関係でスケールされ
    ており、隣接する組の対応するサイン値が、少なくとも
    1デシベルだけ異なっている特許請求の範囲第7項記載
    の電子楽器。
  9. (9)前記メモリ手段の出力が、第2加算手段に接続さ
    れており、前記メモリ手段が、第1加算手段に応答して
    、予定された時間間隔中前記第2加算手段に1組の値を
    供給し、前記第2加算手段が、前記メモリ手段に応答し
    て、1組の値の特定の値を加算して、その特定の予定さ
    れた時間間隔に対する音楽波形の大きさを決定する特許
    請求の範囲第4項記載の電子楽器。
  10. (10)前記第2加算手段が、各予定された時間間隔の
    終了時に、次の予定された時間間隔に対する音楽波形の
    値の計算が、前記第2加算手段により開始される前に、
    前記第2加算手段をクリヤするための手段を含む特許請
    求の範囲第9項記載の電子楽器。
  11. (11)前記加算手段の出力に接続され、前記第2加算
    手段からの大きさ値を音声スピーカーまたは同等物に対
    して適当なアナログ信号に変換するディジタル−アナロ
    グコンバータを備える特許請求の範囲第9項記載の電子
    楽器。
  12. (12)前記ディジタル−アナログコンバータに接続さ
    れかつ前記入力信号受入れ手段に応答して、演奏者によ
    り選択される所望の絶対振幅に応じて出力アナログ信号
    の絶対振幅を制御する手段を備える特許請求の範囲第1
    1項記載の電子楽器。
  13. (13)前記第1加算手段が、選択されたティンバ内の
    特定のパーシャルに各々対応する複数のワードを一時的
    に記憶するための手段を有し、各パーシャルに対する相
    対パーシャルピッチデータを、対応するワードに蓄積さ
    れる値に逐次加算する特許請求の範囲第2項記載の電子
    楽器。
  14. (14)前記ティンバ記憶手段が、特定のティンバに対
    するデータを、ほぼ同じ周波数を有する一組のパーシャ
    ルとともに含み、前記一組の前記パーシャルの少なくと
    も1つが、前記組の前記パーシャルの他の1つに関して
    若干フラットである特許請求の範囲第1項記載の電子楽
    器。
  15. (15)前記ティンバ記憶手段が、奏者により選択され
    る基本ピッチの第2調波のみまたはそれ以上の調波を含
    む特定のティンバに対するデータを含む特許請求の範囲
    第1項記載の電子楽器。
  16. (16)前記ティンバ記憶手段が、奏者により選択され
    る基本ピッチの分数的オーバートーンであるパーシャル
    を含む特定のティンバに対するデータを含む特許請求の
    範囲第1項記載の電子楽器。
  17. (17)相対パーシャルピッチ記憶手段内のデータおよ
    びパーシャル振幅記憶手段内のデータが、両者とも奏者
    により独立的に選択可能であり、任意の特定の1組の相
    対パーシャルピッチデータが、奏者により所望されると
    ころにしたがって任意特定の1組のパーシャル振幅デー
    タとともに使用できるようになされている特許請求の範
    囲第1項記載の電子楽器。
  18. (18)予定された比較的高い速度でクロック信号を発
    生するためのクロック手段と、奏者により選択されるピ
    ッチに応答して、ピッチ情報を波形決定手段に供給する
    ピッチ発生手段をさらに備え、前記ピッチ情報供給手段
    が、クロック手段に接続され、かつ選択されたピッチお
    よびクロック信号速度の両者の関数である出力を有して
    いる特許請求の範囲第1項記載の電子楽器。
  19. (19)前記第1加算手段が、ピッチ発生手段に接続さ
    れ、該ピッチ発生手段が前記第1の予定された時間間隔
    を決定する特許請求の範囲第18項記載の電子楽器。
  20. (20)前記ピッチ発生手段が、プログラマブルカウン
    タであり、前記ピッチ発生手段の出力が、クロック手段
    の出力の周波数を奏者により選択されるピッチを表わす
    数によって除した周波数を有する特許請求の範囲第18
    項記載の電子楽器。
JP1303481A 1988-11-25 1989-11-24 実時間ディジタル加算シンセサイザ Pending JPH02187796A (ja)

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