JPH0218767A - 磁気ディスク装置のトラック位置決め方法 - Google Patents
磁気ディスク装置のトラック位置決め方法Info
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- JPH0218767A JPH0218767A JP16694988A JP16694988A JPH0218767A JP H0218767 A JPH0218767 A JP H0218767A JP 16694988 A JP16694988 A JP 16694988A JP 16694988 A JP16694988 A JP 16694988A JP H0218767 A JPH0218767 A JP H0218767A
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- track
- track position
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気ディスク装置のトラック位置決め方法に関
するものである。
するものである。
(従来の技術)
従来、磁気ディスク装置において、磁気ヘッドを所定の
トラック位置にアクセスさせる方式の駆動源としては、
一般にステップモータ、ボイスコイルモータ、直流モー
タ等が使用される。ステップモータはアクセス速度が遅
く低価格装置向きであり、ボイスコイルモータはアクセ
ス速度が高速であって高級機向きである。中級の装置に
おいては直流モータが使用されることが多い。
トラック位置にアクセスさせる方式の駆動源としては、
一般にステップモータ、ボイスコイルモータ、直流モー
タ等が使用される。ステップモータはアクセス速度が遅
く低価格装置向きであり、ボイスコイルモータはアクセ
ス速度が高速であって高級機向きである。中級の装置に
おいては直流モータが使用されることが多い。
直流モータの場合、トラック毎の歩進動作と、規定のト
ラック位置への位置決めを可能にするために、エンコー
ダが同時に使用される。エンコーダは、一般に、トラッ
クピッチに相当したスリットを有してモータ軸とともに
回転するスリット円板と、ホトモンサから成り、モータ
の回転角度を検出する。従って直流モータの回転をエン
コーダによりコントロールすることにより磁気ヘッドを
所定のトラック位置にアクセスすることができる。
ラック位置への位置決めを可能にするために、エンコー
ダが同時に使用される。エンコーダは、一般に、トラッ
クピッチに相当したスリットを有してモータ軸とともに
回転するスリット円板と、ホトモンサから成り、モータ
の回転角度を検出する。従って直流モータの回転をエン
コーダによりコントロールすることにより磁気ヘッドを
所定のトラック位置にアクセスすることができる。
磁気ディスク装置においては、温度変化があると各部材
の熱膨張の違いにより、磁気ディスクのトラック位置と
磁気ヘッドの位置との間にトラック位置ずれが発生ずる
。このトラック位置ずれが大きいと隣接のトラックと干
渉して読取り誤差が生ずるので、これを防ぐために、磁
気ディスク上にトラック位置情報を書込んでおき、これ
を磁気l\ラッド読み出して、該トラック位置情報と、
前記エンコーダによるモータの回転角度との相互の位置
ずれ量を算出して、直流モータにフィードバックを行っ
て該位置ずれ量を修正し位置ずれがなくなる様にする。
の熱膨張の違いにより、磁気ディスクのトラック位置と
磁気ヘッドの位置との間にトラック位置ずれが発生ずる
。このトラック位置ずれが大きいと隣接のトラックと干
渉して読取り誤差が生ずるので、これを防ぐために、磁
気ディスク上にトラック位置情報を書込んでおき、これ
を磁気l\ラッド読み出して、該トラック位置情報と、
前記エンコーダによるモータの回転角度との相互の位置
ずれ量を算出して、直流モータにフィードバックを行っ
て該位置ずれ量を修正し位置ずれがなくなる様にする。
第2図は従来のトラック位置決め回路のブロック図であ
る。
る。
同図において、1は磁気ディスク、2は磁気へラド、3
は磁気ヘッド2を取付けているアーム、4はアーム3を
駆動するための直流モータよりなるアクセスモータであ
る。モータ4の回転軸にはキャプスタン5が連結され、
キャプスタン5には両端をアーム3に固定した可とう性
のスチールベルト6が巻きつけられていて、モータ4が
回転すると磁気ヘッド2が移動する。7はエンコー・ダ
で、モータ4の回転位置情報、即ち動作位置情報Pを出
力する。
は磁気ヘッド2を取付けているアーム、4はアーム3を
駆動するための直流モータよりなるアクセスモータであ
る。モータ4の回転軸にはキャプスタン5が連結され、
キャプスタン5には両端をアーム3に固定した可とう性
のスチールベルト6が巻きつけられていて、モータ4が
回転すると磁気ヘッド2が移動する。7はエンコー・ダ
で、モータ4の回転位置情報、即ち動作位置情報Pを出
力する。
8はADコンバータで、磁気ヘッド2によ−)で読取ら
れたトラックに対する磁気ヘッド2の偏位情報をディジ
タル値に変換する。前記偏位情報としては、例えば、各
トラックを中心として半ピツチずつずれた2種のバース
ト信号を磁気ディスク1上にサーボ情報として書込んで
おき、各サーボ情報を磁気ヘッド2が読取った時の相互
の振幅比に基づく値が使用される。9はマイクロブコン
ピュータで、磁気ヘッド2がトラック位置に位置決めさ
れて安定状態にあるときのトラック位置ずれ量によるト
ラック位置ずれ情報をADDンバータ8の値に基づいて
算出し、8ビツトのディジタル値と17で出力する。そ
して経時変化に応じて逐時その値が補正される。10は
DAコンバータで、マイクロコンピュータ9によって算
出されたトラック位置ずれ、情報をアナログ量のトラッ
ク位置ずれ情報Cに変換する。1.1は減算器で、トラ
ック位置ずれ情報Cと動作位置情報Pとの差(C−P)
によるエラー信号E(hラック位置誤差情報)を算出す
る。12はアンプ、13は補償器、14は駆動回路で、
エラー信号Eはアンプ12で増幅され、補償器13で周
波数補償され、駆動回路14はこれを受けて、磁気ヘッ
ド2がトラック位置に微調整される際に、エラー信号E
を0に近づけるべくモータ4を駆動する。そしてエラー
信号Eが0になると平衡してトラック位置決めされる。
れたトラックに対する磁気ヘッド2の偏位情報をディジ
タル値に変換する。前記偏位情報としては、例えば、各
トラックを中心として半ピツチずつずれた2種のバース
ト信号を磁気ディスク1上にサーボ情報として書込んで
おき、各サーボ情報を磁気ヘッド2が読取った時の相互
の振幅比に基づく値が使用される。9はマイクロブコン
ピュータで、磁気ヘッド2がトラック位置に位置決めさ
れて安定状態にあるときのトラック位置ずれ量によるト
ラック位置ずれ情報をADDンバータ8の値に基づいて
算出し、8ビツトのディジタル値と17で出力する。そ
して経時変化に応じて逐時その値が補正される。10は
DAコンバータで、マイクロコンピュータ9によって算
出されたトラック位置ずれ、情報をアナログ量のトラッ
ク位置ずれ情報Cに変換する。1.1は減算器で、トラ
ック位置ずれ情報Cと動作位置情報Pとの差(C−P)
によるエラー信号E(hラック位置誤差情報)を算出す
る。12はアンプ、13は補償器、14は駆動回路で、
エラー信号Eはアンプ12で増幅され、補償器13で周
波数補償され、駆動回路14はこれを受けて、磁気ヘッ
ド2がトラック位置に微調整される際に、エラー信号E
を0に近づけるべくモータ4を駆動する。そしてエラー
信号Eが0になると平衡してトラック位置決めされる。
第3図は第2図の回路による位置決め動作説明図である
。動作位置情報Pはモータ4の回転角度に応じて電圧が
+V11と−Vlの間で変化する正弦波状の信号をなし
ている。この動作位置情報Pと0レベルとの交点のレベ
ルPn−1,Pn。
。動作位置情報Pはモータ4の回転角度に応じて電圧が
+V11と−Vlの間で変化する正弦波状の信号をなし
ている。この動作位置情報Pと0レベルとの交点のレベ
ルPn−1,Pn。
P n+1・・・の位相θが、トラック位置ずれのない
場合の各トラックrh−1,n、n+1・・・上に磁気
ヘッド2があることに対応する。この場合、モータ4に
よりこの位置でトラック位置決めされる。温度変動によ
り、トラック位置ずれが発生すると、例えばトラック位
置ずれ量がdllの時はトラック位置ずれ情報CがC+
aに、モしてdrの時はCrに設定され、動作位置情報
PがそれぞれP同。
場合の各トラックrh−1,n、n+1・・・上に磁気
ヘッド2があることに対応する。この場合、モータ4に
よりこの位置でトラック位置決めされる。温度変動によ
り、トラック位置ずれが発生すると、例えばトラック位
置ずれ量がdllの時はトラック位置ずれ情報CがC+
aに、モしてdrの時はCrに設定され、動作位置情報
PがそれぞれP同。
Prとなる各位相にモータ4の回転角度が制御されてト
ラック位置決めされる。
ラック位置決めされる。
第4図は第2図の回路によるトラック位置ずれ情報と位
置決め動作波形図である。
置決め動作波形図である。
磁気ヘッド2が指定のトラックに移動制御されて、エン
コーダ7の動作位置情報Pが0になり戎は0に近すいた
状態で、磁気ヘッド2を当該トラック上に正確に位置決
めするために、予め算t、+1されたトラック位置ずれ
情報例えばCmがI) A vンバータ10から減算器
11に与えられる。その結果、モータ4が回転して、エ
ンコーダ7による動作位置情報Pが増大し、且つ振動し
ながら目標の動作位置情報PIBとなって安定する。
コーダ7の動作位置情報Pが0になり戎は0に近すいた
状態で、磁気ヘッド2を当該トラック上に正確に位置決
めするために、予め算t、+1されたトラック位置ずれ
情報例えばCmがI) A vンバータ10から減算器
11に与えられる。その結果、モータ4が回転して、エ
ンコーダ7による動作位置情報Pが増大し、且つ振動し
ながら目標の動作位置情報PIBとなって安定する。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記の方法では、温度変動等により位置ず
れ情報C1lの値が比較的に大の場合は、第4図に示す
ようにオーバーシュートが発生して、位置決めに要する
時間が長くなったり、また、オーバーシュートのために
補償し得る制御範囲を越えてしまい、位置決めミスが発
生することがあった。
れ情報C1lの値が比較的に大の場合は、第4図に示す
ようにオーバーシュートが発生して、位置決めに要する
時間が長くなったり、また、オーバーシュートのために
補償し得る制御範囲を越えてしまい、位置決めミスが発
生することがあった。
本発明の目的は、磁気ヘッド駆動用のアクセスモータを
フィードバック制御するための制御中の目標値として、
小さな値から順次増大して最終目標値となる各トラック
位置ずれ情報を段階的に与えて該各位蓋ずれ情報に順次
追従させることにより、振動が少なく短時間で安定する
トラック位置決め方法を提供することにある。
フィードバック制御するための制御中の目標値として、
小さな値から順次増大して最終目標値となる各トラック
位置ずれ情報を段階的に与えて該各位蓋ずれ情報に順次
追従させることにより、振動が少なく短時間で安定する
トラック位置決め方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は前記問題点を解決するために、磁気ディスクか
ら読取った磁気ヘッドのトラックに対する偏位情報とア
クセスモータの動作位置情報との相互のトラック位置ず
れ情報を予め算出し、前記位置ずれ情報と磁気ヘッドが
移動中の動作位置情報との相互差によるトラック位置誤
差情報をOに近づけるべくアクセスモータを駆動するこ
とによってトラック位置決め制御をする磁気ディスク装
置のトラック位置決め方法において、前記算出されたト
ラック位置ずれ情報を複数の段階の値に分割して予め登
録し、前記各段階のトラック位置ずれ情報をその位置ず
れの少ない順に取出し、前記各段階のトラック位置ずれ
情報と磁気ヘッドが移動中の動作位置情報との各相互差
を算出し、適宜の各制御時間にわたって該各相互着によ
る各トラック位置誤差情報を順次用いて前記トラック位
置決め制御をするトラック位置決め方法とした。
ら読取った磁気ヘッドのトラックに対する偏位情報とア
クセスモータの動作位置情報との相互のトラック位置ず
れ情報を予め算出し、前記位置ずれ情報と磁気ヘッドが
移動中の動作位置情報との相互差によるトラック位置誤
差情報をOに近づけるべくアクセスモータを駆動するこ
とによってトラック位置決め制御をする磁気ディスク装
置のトラック位置決め方法において、前記算出されたト
ラック位置ずれ情報を複数の段階の値に分割して予め登
録し、前記各段階のトラック位置ずれ情報をその位置ず
れの少ない順に取出し、前記各段階のトラック位置ずれ
情報と磁気ヘッドが移動中の動作位置情報との各相互差
を算出し、適宜の各制御時間にわたって該各相互着によ
る各トラック位置誤差情報を順次用いて前記トラック位
置決め制御をするトラック位置決め方法とした。
(作 用)
本発明によれば、予め算出されたトラック位置ずれ情報
について、そのトラック位置ずれ情報と、これよりトラ
ック位置ずれの少ないトラック位置ずれ情報とを含む複
数の段階に分割されたトラック位置ずれ情報とが予め登
録され、該各段階の位置ずれ情報がその少ない順に且つ
適宜の各制御時間にわたって当該各動作位置情報と比較
され、その都度、各相互差によるトラック位置誤差情報
を0に近づけるべくアクセスモータが駆動されてトラッ
ク位置決め制御される。
について、そのトラック位置ずれ情報と、これよりトラ
ック位置ずれの少ないトラック位置ずれ情報とを含む複
数の段階に分割されたトラック位置ずれ情報とが予め登
録され、該各段階の位置ずれ情報がその少ない順に且つ
適宜の各制御時間にわたって当該各動作位置情報と比較
され、その都度、各相互差によるトラック位置誤差情報
を0に近づけるべくアクセスモータが駆動されてトラッ
ク位置決め制御される。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示すトラック位置決め回路
のブロック図である。
のブロック図である。
同図において、第2図と同等の部分には同一の符号を付
して示してあり、以下に異なる部分について説明する。
して示してあり、以下に異なる部分について説明する。
9Aはマイクロコンピュータで、基本的にはマイクロコ
ンピュータ9と同等なものであるが、温度変動によりト
ラック位置ずれが発生すると、そのときのトラック位置
ずれ情報Cとして例えば第3図のトラック位置ずれ情報
C謹を算出するとともに、該トラック位置ずれ情報C1
1を所定の複数の段階例えば4段階にその間隔を等しく
分割して第3図に示した該各トラック位置ずれ情報C1
゜C2,C3,Ctsを登録し、トラック位置決め制御
の際にDAコンバータ10を介して、該各トラック位置
ずれ情報C1,C2,C3,Cmをその位置ずれの少な
い順にそれぞれ所定の時間t1例えば約500μsにわ
たって順次減算器11に与えるようにしている。
ンピュータ9と同等なものであるが、温度変動によりト
ラック位置ずれが発生すると、そのときのトラック位置
ずれ情報Cとして例えば第3図のトラック位置ずれ情報
C謹を算出するとともに、該トラック位置ずれ情報C1
1を所定の複数の段階例えば4段階にその間隔を等しく
分割して第3図に示した該各トラック位置ずれ情報C1
゜C2,C3,Ctsを登録し、トラック位置決め制御
の際にDAコンバータ10を介して、該各トラック位置
ずれ情報C1,C2,C3,Cmをその位置ずれの少な
い順にそれぞれ所定の時間t1例えば約500μsにわ
たって順次減算器11に与えるようにしている。
次に第1図の回路の動作を説明する。第5図は第1図の
回路による各トラック位置ずれ情報CI。
回路による各トラック位置ずれ情報CI。
C2,C3,Ciと位置決め動作波形図、第6図はその
動作を示すフローチャートである。
動作を示すフローチャートである。
マイクロコンピュータ9Aは、成る温度環境の下に、磁
気ヘッド2のトラック偏位情報とエンコーダ7の動作位
置情報Pとからトラック位置ずれ情報Cmを算出し、且
つこれを4段階に分割した各トラック位置ずれ情報C1
,C2,C3,Cmを登録しているものとする。
気ヘッド2のトラック偏位情報とエンコーダ7の動作位
置情報Pとからトラック位置ずれ情報Cmを算出し、且
つこれを4段階に分割した各トラック位置ずれ情報C1
,C2,C3,Cmを登録しているものとする。
磁気ヘッド2が指定のトラック例えばTnに移動制御さ
れて、動作位置情報Pが0になり或は0に近づいた状態
で、DAコンバータ10を介して先ず、分割された最小
のトラック位置ずれ情報C1が減算器11に出力される
(ステップSL)。
れて、動作位置情報Pが0になり或は0に近づいた状態
で、DAコンバータ10を介して先ず、分割された最小
のトラック位置ずれ情報C1が減算器11に出力される
(ステップSL)。
その結果、アクセスモータ4が回転して、時間t1が経
過すると(S2 ) 、エラー信号Eがほぼ0になって
モータ4は減速しながら動作位置情報Pがptに増大す
る。その時点で、1段階増大されたトラック位置ずれ情
報C2が出力される(S3 ) aその結果、モータ4
は減速して、更に時間t1が経過すると(S4 ) 、
同様に動作位置情報PがP2に増大する。そして更に1
段階増大されたトラック位置ずれ情報C3が出力され、
時間t1が経過すると、動作位置情報PがPaに増大し
くS5.S6)、引続き最終目標のトラック位置ずれ情
報Cmが出力され(S7)、時間tiが経過すると(S
8 ) 、動作位置情報PがPaになって、わずかに振
動しながら磁気ヘッド2がトラック中心位置に対向する
。そして次のトラックへのアクセスがあると、この位置
決め制御が終了する。この場合のトラック位置決めに要
する時間は約4tlとなる。
過すると(S2 ) 、エラー信号Eがほぼ0になって
モータ4は減速しながら動作位置情報Pがptに増大す
る。その時点で、1段階増大されたトラック位置ずれ情
報C2が出力される(S3 ) aその結果、モータ4
は減速して、更に時間t1が経過すると(S4 ) 、
同様に動作位置情報PがP2に増大する。そして更に1
段階増大されたトラック位置ずれ情報C3が出力され、
時間t1が経過すると、動作位置情報PがPaに増大し
くS5.S6)、引続き最終目標のトラック位置ずれ情
報Cmが出力され(S7)、時間tiが経過すると(S
8 ) 、動作位置情報PがPaになって、わずかに振
動しながら磁気ヘッド2がトラック中心位置に対向する
。そして次のトラックへのアクセスがあると、この位置
決め制御が終了する。この場合のトラック位置決めに要
する時間は約4tlとなる。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、トラック位置決め
制御するための目標値として、小さな値から順次増大し
て最終目標値となる各トラック位置ずれ情報を段階的に
与えてこれに磁気ヘッドが追従するようにしたので、そ
の各トラック位置ずれ情報による制御時間を適正に設定
することにより、最終目標のトラック位置での磁気ヘッ
ドの振動が少なくなって、位置決めに要する時間が短縮
されるとともに、オーバーシュートによる位置決めミス
が発生するおそれもなくなる。
制御するための目標値として、小さな値から順次増大し
て最終目標値となる各トラック位置ずれ情報を段階的に
与えてこれに磁気ヘッドが追従するようにしたので、そ
の各トラック位置ずれ情報による制御時間を適正に設定
することにより、最終目標のトラック位置での磁気ヘッ
ドの振動が少なくなって、位置決めに要する時間が短縮
されるとともに、オーバーシュートによる位置決めミス
が発生するおそれもなくなる。
第1図は本発明の実施例を示すトラック位置決め回路の
ブロック図、第2図は従来のトラック位置決め回路のブ
ロック図、第3図は第2図の回路の動作説明図、第4図
は第2図の回路によるトラック位置ずれ情報と位置決め
動作波形図、第5図は第1図の回路によるトラック位置
ずれ情報と位置決め動作波形図、第6図は第1図の回路
の動作を示すフローチャートである。 1・・・磁気ディスク、2・・・磁気ヘッド、4・・・
アクセスモータ、7・・・エンコーダ、9A・・・マイ
クロコンピュータ、11・・・減算器。 特許出願人 沖電気工業株式会社代理人 弁理士
吉 1)精 孝 \ゴ 治1図の口語の動作のフロー+7−ト 第6図
ブロック図、第2図は従来のトラック位置決め回路のブ
ロック図、第3図は第2図の回路の動作説明図、第4図
は第2図の回路によるトラック位置ずれ情報と位置決め
動作波形図、第5図は第1図の回路によるトラック位置
ずれ情報と位置決め動作波形図、第6図は第1図の回路
の動作を示すフローチャートである。 1・・・磁気ディスク、2・・・磁気ヘッド、4・・・
アクセスモータ、7・・・エンコーダ、9A・・・マイ
クロコンピュータ、11・・・減算器。 特許出願人 沖電気工業株式会社代理人 弁理士
吉 1)精 孝 \ゴ 治1図の口語の動作のフロー+7−ト 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 磁気ディスクから読取った磁気ヘッドのトラックに対す
る偏位情報とアクセスモータの動作位置情報との相互の
トラック位置ずれ情報を予め算出し、前記位置ずれ情報
と磁気ヘッドが移動中の動作位置情報との相互差による
トラック位置誤差情報を0に近づけるべくアクセスモー
タを駆動することによってトラック位置決め制御をする
磁気ディスク装置のトラック位置決め方法において、前
記算出されたトラック位置ずれ情報を複数の段階の値に
分割して予め登録し、 前記各段階のトラック位置ずれ情報をその位置ずれの少
ない順に取出し、前記各段階のトラック位置ずれ情報と
磁気ヘッドが移動中の動作位置情報との各相互差を算出
し、適宜の各制御時間にわたって該各相互差による各ト
ラック位置誤差情報を順次用いて前記トラック位置決め
制御をすることを特徴とする磁気ディスク装置のトラッ
ク位置決め方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16694988A JPH0218767A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 磁気ディスク装置のトラック位置決め方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16694988A JPH0218767A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 磁気ディスク装置のトラック位置決め方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218767A true JPH0218767A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15840620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16694988A Pending JPH0218767A (ja) | 1988-07-06 | 1988-07-06 | 磁気ディスク装置のトラック位置決め方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218767A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008215A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員膝部保護装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119421A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-10 | Fujitsu Ltd | ディスク装置のヘッド位置決め方式 |
JPS61233477A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-17 | Yokogawa Electric Corp | ヘツド位置ずれ補正方式 |
-
1988
- 1988-07-06 JP JP16694988A patent/JPH0218767A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119421A (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-10 | Fujitsu Ltd | ディスク装置のヘッド位置決め方式 |
JPS61233477A (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-17 | Yokogawa Electric Corp | ヘツド位置ずれ補正方式 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007008215A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-18 | Honda Motor Co Ltd | 車両用乗員膝部保護装置 |
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