JPH02187289A - レーザマーキングシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザ光を使用したマーキング装置に係り、
特に液晶セルのような光スィッチをマスクとして用いた
レーザマーキングシステムに関する。

〔従来の技術〕

この種の装置として、関連するものには、例えば、特開
昭６１−４８２６３号が挙げられる。本装置ではキーボ
ードからプログラマブル・リードオンメモリ装置（Ｐ−
ＲＯＭ）へビットパターンの書込み信号を送ると共に、
書き込み信号に応じたマーキングをＰ−ＲＯＭ表面にレ
ーザ光により施すようになっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、搬送ライン上を移動する種類の異なる
マーキング対象へのマーキングについては配慮されてい
なかった。

本発明の目的は、搬送ライン上を移動する、種類の異な
るマーキング対象に各々、異なったマーキングが行われ
るようなシステムを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、搬送ライン上を移動するマーキング対象を
、イメージセンサなとで認識し、あらかじめ登録したパ
ターンを選定し、選定したパターンを液晶セルに転送し
、レーザ光により、所要のマーキングを対象物にマーキ
ングすることにより達成される。

〔作用〕

本発明のレーザマーキングシステムでは、マーキング対
象を認識した後マーキングパターンを選定するように構
成されているので、搬送ライン上を移動する種類の異な
るマーキング対象へも各々対応するマーキングを施すこ
とができ、マーキングミスが生じない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。

１はメインコントローラであって、パルスレーザ発振器
２のレーザ光の射出のタイミング制御。

液晶北動回路３への信号伝達による液晶セル４の表示内
容の制御及び搬送台１３の駆動系を制御する。

パルスレーザ発振器２より射出されるＰ偏光のレーザ光
６は液晶セル４を透過する時に表示ドツト部分（図では
文字Ａに相当する部分）では偏光面が変化しないが、背
景ドツト部分では偏光面が回転したレーザ光７となり、
ビームスプリッタ８で反射され吸収体１７に至る。表示
ドツト部分を通過したレーザ光６はビームスプリッタ８
を通過し、結像光学系９によりマーキング対象物１１の
表面上に結像し表示内容（文字Ａ）を刻印する。

１４はイメージセンサであってマーキング対象１１の情
報を認識装置１５へ信号を送る。認識装置ｉ１５からの
信号はメインコントローラ１へ送られ、認識結果にもと
づき、メインコントローラ１内に予め登録したパターン
が選定される。選定されたパターンは液晶駆動回路へ送
られ、液晶セル４に表示される。モしてレーザ光６の射
出により。

マーキング対象１０．１１に対応したマーキングが行わ
れることになる。イメージセンサ１４はマーキングの行
われる場所か、あるいは、マーキング対象の流れ方向に
おいて、所定の間隔だけ手前に配置される。１６はマー
キング対象の移動方向を示す。

第２図は本発明の他の実施例であって、マーキング対象
１８，１９，２０の移動方向で先頭となる位置に認識用
物体２１，２２．２３を配置しである。イメージセンサ
１４及び認識装置１５では認識用物体２１，２２．２３
を識別し、その信号をメインコントローラ１へ送り、必
要なパターン選定が行われる。

本実施例では認識用物体２１，２２．２３の形状が異な
っている場合を示したが、これを１色の異なる同一形状
の物体、あるいは表面に、認識の容易な記号や文字を施
した物体に替えることもできる。

第３図は本発明の他の実施例であって、マーキング対象
２４．２５に予め取付けたバーコードマ−クのようなラ
ベル等の非永久的な識別マークをイメージセンサ１４で
読み取るようにしたもので、非永久的なマークをレーザ
光による不滅マークに直すことができる。

また、非永久的な識別マーク３０は、第４図に示すよう
に、マーキング対象２８を運ぶワーク２９に取付けるこ
ともできる。また、この場合。

マーキング対象２８に応じてワーク２９の色あるいは部
分的な形状を変え、これをイメージセンサ１４で検出す
るよう構成することができる。

第５図は本発明の他の実施例であって、マーキングに先
立って、特性測定袋Ｍ３１によりマーキング対象物３２
の特性、性能を計測する。そして、その情報をメインコ
ントローラ１へ送りマーキング対象物の特性、性能等を
表わすマーキング内容を自動的に作成する。マーキング
対象物３２が、結像光学系９の位置に移動してきた時に
、予め作成しておいたマーキング内容を液晶セル４に表
示し、マーキングを行う。マーキングの内容は、性能や
品質の！ラベルを表わすＡ、Ｂ、Ｃ等のマークまたは対
象物の性能そのものの数字又はグラフィックあるいはバ
ーコードなどのマーキングでもよく、多様なマーキング
が適用される。

第６図は１本発明の他の実施例であって、マーキングし
た結果を生産、ロッド管理等のデータベースとして、記
録部３３に記録、保存するようにしたものである。この
ようなデータファイルはマーキング記録を通して、製品
ごとの生産数量、生産効率の管理、また、マーキング不
良検出装置と組合せて、マーカの不良管理など、多様な
生産管理指標として利用することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、印字パターンをマーキング対象自体か
ら得た情報により、予め登録したパターンより選定し、
マーキングを施すようにしたので搬送ライン上を移動す
る種類の異なるマーキング対象に各々異なったマーキン
グを行うことができる。

本発明では、印字パターンをマーキング対象自体から得
た情報により予め登録したパターンより選定したり、直
接数値、グラフ情報として、マーキングを施すようにし
たので、搬送ライン上を移動する種類の異なるマーキン
グ対象に各々、異なったマーキングを行うことができる
。なお、パターン発生部分は液晶セルとして説明したが
、その他の光シヤツター（ＰＬＺＴ素子など）を用いた
表示素子にも１本発明は適用される。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第５図、第６図は本発明の実施例とし
て示したレーザマーキングシステムの概略全体図、第３
図および第４図は第１図の搬送台附近の斜視図である。 １・・・メインコントローラ、２・・・パルスレーザ発
振器、３・・・液晶駆動回路、４・・・液晶セル、１０
・・・マーキング対象。 第１図 １へ １・・・メインコ／トロラ、２・・・パルスレーザＲ＆
６３・・・液晶駆動回路９４・・・液晶セル１０・・・
マーキング対象 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マーキング対象物を、イメージセンサで認識し予め
   登録したパターンを選定し、選定したパターンを液晶セ
   ルに転送し、レーザ光により、所要マーキングをマーキ
   ング対象物にマーキングするレーザマーキングシステム
   。 ２、マーキング対象物の認識を、マーキング対象物の形
   状によつて行うことを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のマーキングシステム。 ３、マーキング対象物の認識を、マーキング対象物を搬
   送するワーク又は、マーキング対象自体に取付けた非永
   久的な識別マークによつて行うことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載のマーキングシステム。 ４、マーキング対象物にマーキングした結果を生産、ロ
   ッド管理等のデータベースとしてファイルに記録、保存
   する機能を有することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のレーザマーキングシステム。 ５、マーキング対象物にマーキングした結果を生産、ロ
   ッド管理等のデータベースとしてファイルに記録、保存
   する機能を有することを特徴とする特許請求の範囲第１
   項ないし第３項記載のレーザマーキングシステム。 ６、マーキング対象物の特性、性能等を計測する装置と
   連動させ、対象物の特性、性能等を表わすマーキング内
   容を自動的に作成又は登録されたものから選定し、液晶
   セルへ送つて、マーキング対象物にマーキングするレー
   ザマーキングシステム。 ７、マーキング対象物の特性、性能等を計測する装置と
   連動させ、対象物の特性、性能等を表わすマーキング内
   容を自動的に作成又は登録されたものから選定し、液晶
   セルへ送つて、マーキング対象物にマーキングすること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項記載の
   レーザマーキングシステム。