JPH02186184A - 固定具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一端側を挿通させて係止するバ・７クル部を
他端に形成してある被取付部材締付は固定用バンドを設
け、前記バンドに対する挿通孔と、壁面に対する固定部
とを備えたサドルを設けてある固定具と、その組付は方
法に関する。

〔従来の技術〕

従来の上記固定具は、第５図に示すように、サドル（７
）に挿通孔（１３）と固定部（１４）のみ形成し、バン
ド（８）を、挿通孔（１３）に挿通させて、サドル（７
）に組付けているだけであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、バンド（８）を挿通孔（１３）に挿通させてサ
ドル（７）に組付けるだけでは、サドル（７）に対して
バックル部（１２）が動くために、被取付部材の固定を
、その施工現場等で片手操作で行わなければならない場
合に、バンド（８）の一端側をバックル部（１２）に挿
通させるのが困難であるばかりか、バックル部（１２）
に挿通させたバンド（８）の一端側を引張って、被取付
部材をバンド（８）で締付けてサドル（７）に固定する
のに、バックル部（１２）がバンド（８）の一端側と共
に引張られて、被取付部材を堅く締ることが困難である
という欠点があった。

本発明の目的は、片手操作でバンドの一端側を引張るだ
けで、簡単に被取付部材を堅く締めて固定できるように
する点にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の固定具の特徴構成は、バンドを挿通孔に挿通さ
せた状態で、バックル部を嵌着する凹部を、サドルに形
成してあることにある。

また、バンドを挿通孔に挿通させた状態で、バックル部
を接着させて固定する粘着材を、サドルに付設してある
ことにある。

そして、固定具の組付は方法の特徴手段は、バックル部
とサドルのうちの少なくとも一方に接着剤を塗布した後
、挿通孔に挿通したバンドの前記バックル部を、前記サ
ドルに接着固定することにある。

次に作用効果を示す。

〔作用〕

つまり、バンドを挿通孔に挿通させて、そのバックル部
を、サドルに形成した凹部に嵌着させるか、又は、サド
ルに付設した粘着材に接着させて固定する、あるいは、
接着剤でサドルに接着させて固定することで、バックル
部が安定するために、片手操作でバンドの一端側を他端
側のバックル部に容易に挿通させることができると共に
、バンドの一端側を引張るだけで、バックル部がバンド
と共に動かないために、簡単に被取付部材を堅く締める
ことができる。

〔発明の効果） 従って、狭い現場であっても、片手でバンドを引張るだ
けの作業で被取付部材を節単にしがも強固に固定するこ
とができ、施工作業能率及び施工性を向上させることが
できた。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例を、図面に基づいて説明する。

第３図に示すように、クーラーやボイラー等の空調機器
において、屋外に設置された室外器（５）と屋内に設置
された室内器（６）との間に亘って、壁（−）外側に沿
った露出状態に配設された往復二本の空調配管（Ａ）　
、　（Ｂ）を、配管用カバー（Ｃ）の内部に挿通保持さ
せた状態で前記壁（讐）に固定して、空調配管設備に構
成してある。

前記配管用カバー（Ｃ）は、第１図及び第２図に示すよ
うに構成してある。つまり、硬質塩化ビニール樹脂など
の耐候性、耐衝撃性に優れた硬質樹脂から成る角筒型の
カバー本体（１）を周方向に二分割し、再分割半割筒状
部材（ＩＡ）　、　（ＩＢ）の開口部に沿った両側縁部
には夫々両者開口部を互いに相対向させた状態でこれら
両半割筒状部材（ＩＡ）、　（ＩＢ）を前記空調配管（
Ａ）　、　（Ｂ）側方から相対的に近接移動させて、一
方の半割筒状部材（ＩＡ）側の開口部の両側対向壁部を
内方に弾性変位させて相対的に離間移動させることによ
って弾性的に保合連結ならびに分離自在な弾性保合部（
ｌＡａ）　、　（ＩＡａ）　、　（ＩＢａ）　、　（Ｉ
Ｂａ）を一体に形成してある。

そして、第１図及び第２図に示すように、前記カバー（
Ｃ）内には、ネジ部材（１６）を介してサドル（７）を
固定し、このサドル（７）には、空調配管（Ａ）　、　
（Ｂ）を締付固定する樹脂製のバンド（８）を取付けで
ある。

前記バンド（８）は、一端側にノコ刃状の凹凸部（９）
を形成し、他端側に一端側を挿通させる孔（１０）を形
成すると共に、その孔（１０）内に凹凸部（９）に係合
する係合片（１１）を一体突設させたバックル部（１２
）を設けてある。

前記サドル（７）は、第１図及び第２図に示すように、
バンド（８）に対する挿通孔（１３）と、壁面（Ｆ）に
対する固定部（１４）とを備え、バンド（８）を挿通孔
（１３）に挿通させた状態で、バックル部（１２）を嵌
着する凹部（１５）を形成してある。

前記挿通孔（１３）は、凹部（１５）の両側に配置した
入口ガイド孔（１３Ａ）と出口ガイド孔（１３Ｂ）とか
ら成り、バンド（８）の一端側及び他端側を同時に挿通
し案内する出口ガイド孔（１３Ｂ）を凹部（１５）の−
側方に設け、凹部（１５）にバックル部（１２）を嵌着
させると共に、出口ガイド孔（１３Ｂ）に他端側を挿通
させた状態で、一端側を挿通させる入口ガイド孔（１３
Ａ）を凹部（１５）の他方側に設け、凹部（１５）にバ
ックル部（１２）を嵌着させた状態で入口ガイド孔（１
３４）にバンド（８）の一端側を挿通させるに伴って、
その一端側が自動的にバックル部（１２）の孔（１０）
に案内されるように、入口ガイド孔（１３八）と孔（１
０）とを相対配置してある。

前記固定部（１４）には、凹部（１５）の更に底部にネ
ジ部材（１６）の挿通部（１７）を形成して、バンド（
８）取付後には、挿通部（１７）が外部より見えないよ
うに構成してある。

〔別実施例］ 前記サドル（７）には、入口ガイド孔（１３Ａ）を設け
ずに、第４図に示すように、凹部（１５）の−側方に出
口ガイド孔（１３Ｂ）のみ形成してあっても良い。

前記バンド（８）をサドル（７）に固定するに、バンド
（８）を挿通孔（１３）に挿通させた状態で、バックル
部（１２）を接着させて固定する粘着材を、前記サドル
（７）に付設してあっても良く、また、バックル部（１
２）とサドル（７）のうちの少なくとも一方に接着剤を
塗布した後、挿通孔（１３）に挿通したバンド（８）の
バックル部（１２）を、サドルに接着固定しても良い。

前記ザ）／喧７）は、合成樹脂以外に金属であっても良
い。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る固定具及び固定具の組付は方法の実
施例を示し、第１図は要部の横断面図、第２図はサドル
の斜視図、第３図は空調配管設備の全体側面図、第４図
は別実施例の要部横断面図、第５図は従来例の要部横断
面図である。 （７）・・・・・・サドル、（８）・・・・・・バンド
、（１２）・・団・バックル部、（１３）・・・・・・
挿通孔、（１４）・・団・固定部、（１５）・・・・・
・凹部、（Ｆ）・・・・・・壁面。 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一端側を挿通させて係止するバックル部（１２）を
   他端に形成してある被取付部材締付け固定用バンド（８
   ）を設け、前記バンド（８）に対する挿通孔（１３）と
   壁面（Ｆ）に対する固定部（１４）とを備えたサドル（
   ７）を設けてある固定具であって、前記バンド（８）を
   前記挿通孔（１３）に挿通させた状態で、前記バックル
   部（１２）を嵌着する凹部（１５）を、前記サドル（７
   ）に形成してある固定具。 ２、一端側を挿通させて係止するバックル部（１２）を
   他端に形成してある被取付部材締付け固定用バンド（８
   ）を設け、前記バンド（８）に対する挿通孔（１３）と
   、壁面（Ｆ）に対する固定部（１４）とを備えたサドル
   （７）を設けてある固定具であって、前記バンド（８）
   を前記挿通孔（１３）に挿通させた状態で、前記バック
   ル部（１２）を接着させて固定する粘着材を、前記サド
   ル（７）に付設してある固定具。 ３、一端側を挿通させて係止するバックル部（１２）を
   他端に形成してある被取付部材締付け固定用バンド（８
   ）を設け、前記バンド（８）に対する挿通孔（１３）と
   、壁面（Ｆ）に対する固定部（１４）とを備えたサドル
   （７）を設けてある固定具において、前記バックル部（
   １２）と前記サドル（７）のうちの少なくとも一方に接
   着剤を塗布した後、前記挿通孔（１３）に挿通した前記
   バンド（８）の前記バックル部（１２）を、前記サドル
   （７）に接着固定する固定具の組付け方法。